JP2005221709A - 画像入力装置、画像入力方法、及び画像入力プログラム - Google Patents

画像入力装置、画像入力方法、及び画像入力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】微弱蛍光顕微鏡撮影のようにライブ像の取得に長時間露出が必要とされる場合であっても、ズーム時のスクロールをレスポンス良く行うことができるようにする。
【解決手段】画像入力装置は、指定されたズーム範囲の画像を入力する画像入力部3と、画像入力部3にズーム範囲を指定する処理,画像入力部3によりスクロールを開始する前に入力された画像をスクロールする処理,スクロールが終了するとスクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を画像入力部3に指定する処理等を行うシステムコントローラ5と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、顕微鏡像をライブ像として表示し静止画や動画を記録する画像入力装置に関し、特に、ライブ像のズーム、スクロール機能を有する画像入力装置に関する。
近年のパーソナルコンピュータ(PC)の高性能化により、顕微鏡像をライブ像として表示し、フォーカスやフレームを確認してから静止画や動画を撮影する画像入力装置が実現されている。
また、顕微鏡を用いて実験を行う場合においては、一端、実験系をセットアップするとステージを移動させずに標本の状態を維持したまま観察を継続することがある。例えば、細胞生理学分野では、培養細胞に先端口径1μm程度のガラス電極を押しつけて、細胞膜表面上のチャネルを通る電流を測定する方法がある(パッチクランプ法)。このような実験系では、ステージを動かすとガラス電極が外れてしまうので、ステージを動かさずにライブ像のみで標本の細部を拡大して確認したいなどの要求がある。このため、画像入力装置の中には、ステージを移動させずに、ライブ像を拡大、スクロールでき、標本の細部を確認できるようにした画像入力装置がある。この画像入力装置では、オペレータが画像入力装置にスクロールを指示すると、画像入力装置がオペレータから指示されたスクロール位置でライブ像を取得し表示するようにしている。
一方で、特許文献1には、地図のスクロールを素早く行う為に、図面を小図面に分割し、スクロールを行うときに小図面から1枚の図面を作成してスクロールを素早く行うようにしたシステムが記載されている。
また、特許文献2には、地図のスクロールをすばやく行う為に、参照中の画像の近傍の画像を予め用意したメモリ領域に保存しておき、スクロールの必要が生じたときに表示するようにしたシステムが記載されている。
特開2000−184279号公報 特開2001−249653号公報
しかしながら、前述の画像入力装置においては、これを微弱蛍光顕微鏡撮影に適用すると、微弱蛍光顕微鏡撮影では露出(露光)時間が長くなるためにライブ像の取得スピードが遅くなり、オペレータがスクロールを指示しても即座にライブ像がスクロールされず、使い勝手の悪いものであった。
図10(a),(b) は、従来の画像入力装置を顕微鏡撮影に適用したときの動作例を示したものであり、オペレータのスクロール指示に対して画像入力装置がスクロール結果を表示するシーケンスを示したものである。
オペレータが画像入力装置に対してスクロール位置を指定しスクロールを指示すると、画像入力装置は、指定されたスクロール位置に応じたズーム範囲の画像を撮影して表示する。このとき、撮影時の露出時間が短い場合には、同図(a) に示したように、オペレータがスクロールを指示すると直ぐにそのスクロール位置に応じた画像(ライブ像)が画像入力装置により表示される。しかしながら、微弱蛍光顕微鏡撮影のように露出時間が長い場合には、ライブ像の撮影に長時間を要するため、同図(b) に示したように、オペレータがスクロールを指示しても直ぐにそのスクロール位置に応じた画像(ライブ像)が表示されず、そのスクロール位置に応じたライブ像が表示されるまでに長い時間がかかってしまう。
一方で、特許文献1や特許文献2に係るシステムでは、一度撮影した画像をスクロールする場合には有効であるが、ライブ像の場合には利用することができない。
本発明は、上記実情に鑑み、微弱蛍光顕微鏡撮影のようにライブ像の取得に長時間露出が必要とされる場合であっても、ズーム時のスクロールをレスポンス良く行うことができる、画像入力装置、画像入力方法、及び画像入力プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る画像入力装置は、ズーム範囲を指定するズーム範囲指定手段と、前記ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によりスクロールを開始する前に入力された画像をスクロールするスクロール手段とを有し、前記ズーム範囲指定手段は、前記スクロール手段によるスクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を前記画像入力手段に指定する、とした構成である。
本構成によれば、ズーム範囲がズーム範囲指定手段により指定される。また、ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像が画像入力手段により入力される。また、画像入力手段によりスクロールを開始する前に入力された画像がスクロール手段によりスクロールされる。そして、スクロール手段によるスクロールが終了すると、そのスクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲がズーム範囲指定手段により画像入力手段に指定される。
本発明の第2の態様に係る画像入力装置は、ズーム範囲を指定するズーム範囲指定手段と、前記ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によりスクロールを開始する前に入力された画像をスクロールに使用する画像としてスクロールする、又は、スクロール中において、前記ズーム範囲指定手段によりスクロール位置に対応したズーム範囲が指定された後、スクロールに使用する画像とされている画像と、前記画像入力手段により入力された、前記ズーム範囲指定手段により指定された前記スクロール位置に対応したズーム範囲の画像とを、前記スクロール位置に対応したズーム範囲に基づいて合成した合成画像をスクロールに使用する画像としてスクロールする、スクロール手段とを有し、前記ズーム範囲指定手段は、前記スクロール手段によるスクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を前記画像入力手段に指定する、とした構成である。
本構成によれば、ズーム範囲がズーム範囲指定手段により指定される。また、ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像が画像入力手段により入力される。また、画像入力手段によりスクロールが開始される前に入力された画像が、スクロールに使用する画像としてスクロール手段によりスクロールされる、又は、スクロール中において、ズーム範囲指定手段によりスクロール位置に対応したズーム範囲が指定された後、スクロールに使用する画像とされている画像と、画像入力手段により入力された、ズーム範囲指定手段により指定されたそのスクロール位置に対応したズーム範囲の画像とが、そのスクロール位置に対応したズーム範囲に基づいて合成された合成画像が、スクロールに使用する画像としてスクロール手段によりスクロールされる。そして、スクロール手段によるスクロールが終了すると、そのスクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲がズーム範囲指定手段により画像入力手段に指定される。
本発明の第3の態様に係る画像入力装置は、ズーム範囲を指定するズーム範囲指定手段と、前記ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像を入力する画像入力手段と、スクロールを開始する前に、ズーム可能な全範囲の画像を取得するズーム可能範囲画像取得手段と、前記ズーム可能範囲画像取得手段により取得された画像をスクロールするスクロール手段とを有し、前記ズーム範囲指定手段は、前記スクロール手段によるスクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を前記画像入力手段に指定する、とした構成である。
本構成によれば、ズーム範囲がズーム範囲指定手段により指定される。また、ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像が画像入力手段により入力される。また、スクロールを開始する前に、ズーム可能な全範囲の画像がズーム可能範囲画像取得手段により取得される。また、ズーム可能範囲画像取得手段により取得された画像がスクロール手段によりスクロールされる。そして、スクロール手段によるスクロールが終了すると、スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲がズーム範囲指定手段により画像入力手段に指定される。
また、本発明は、上述の画像入力装置に限らず、画像入力方法、及び画像入力プログラムとして構成することも可能である。
本発明によれば、微弱蛍光顕微鏡撮影のようにライブ像の取得に長時間露出が必要とされる場合であっても、ズーム時のスクロールをレスポンス良く行うことができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像入力装置を含む顕微鏡システムの構成を示した図である。
同図において、顕微鏡1は、対物レンズと図示しないアダプタレンズによって標本を光束2に拡大する。
画像入力部3は、光束2を光電変換によってアナログ電気信号に変換し、そのアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。そして、そのデジタル電気信号に係るデジタル画像に対して色処理を行いラスタ画像をI/F4に出力する。尚、画像入力部3は、顕微鏡画像の光束2をラスタ画像に変換できるように顕微鏡1のTV光路に設置されている。また、画像入力部3は、前述のデジタル画像を使用して、明るさが適切になるように露出時間を求める自動露出制御機能を有する。また、画像入力部3は、システムコントローラ5からの命令をI/F4を介して受け取り、その命令に従った処理を行う。例えば、システムコントローラ5からライブ像取得要求を受け取ると、原則として、データ量を少なくして処理速度を向上する為にラスタ画像を縮小して出力する。但し、ズーム要求を受け取った後は、ラスタ画像を縮小する代わりに、ラスタ画像の指定されたズーム範囲の像を切り出して、標準ライブ像(前述の縮小して出力したラスタ画像)と同じ解像度のラスタ画像を出力する。また、システムコントローラ5から静止画取得要求を受け取ると、高解像度で画質の高い静止画のラスタ画像を出力する。
ここで、画像入力部3が出力するラスタ画像の一例を図2に示す。
同図において、ラスタ画像22及び23は、画像入力部3から出力されるラスタ画像の一例である。ラスタ画像22は、標準ライブ像として使用される、ラスタ画像21を縮小したラスタ画像を示している。また、ラスタ画像23は、ズームライブ像として使用される、ラスタ画像21からズーム範囲24を切り出したラスタ画像を示している。
また、図1において、I/F4は、画像入力部3が出力したライブ像又は静止画のラスタ画像を受け取りデータメモリ6に転送する。また、I/F4は、システムコントローラ5と画像入力部3との間での命令の仲介を行う。また、I/F4は、ライブ像のラスタ画像の転送を完了すると、ライブ像転送完了通知をシステムコントローラ5に通知する。また、I/F4は、静止画のラスタ画像の転送を完了すると、静止画取得完了通知をシステムコントローラ5に通知する。
データメモリ6は、I/F4から出力されたラスタ画像を保持すると共に、システムコントローラ5やグラフィック描画部7からアクセス(データの書き込みと読み込み)が可能となっている。
グラフィック描画部7は、グラフィック全般の処理を行い、描画結果を表示メモリ8に転送する機能を有する。すなわち、データメモリ6に保持されているラスタ画像を読み出し、システムコントローラ5の命令に基づき、グラフィックを描画合成し、表示メモリ8にその結果の画像となるラスタ画像を出力する。例えば、カーソル位置がシステムコントローラ5から通知されると、そのカーソル位置に、カーソルに係るグラフィックを描画合成した画像を表示メモリ8に出力する。
システムコントローラ(CPU)5は、プログラムメモリ9に格納されているコントロールプログラム(画像入力プログラムを含む)10を読み出し実行することにより、本システム全体の動作をコントロールするものである。例えば、システムコントローラ5は、命令入力装置11から通知された情報を保持し、その情報に従って、各処理部に処理の割り振りと調整、情報の通知を行う。また、システムコントローラ5は、I/F4からライブ像転送完了通知を受け取ると、グラフィック描画部7に対し、データメモリ6に保持されているラスタ画像を読み出しグラフィックを描画合成して表示メモリ8への転送を指示する描画合成要求を行う。また、システムコントローラ5は、常に座標入力装置12からの情報を受け取ることができ、その最新情報を保持している。すなわち、位置やボタンのON/OFF状態などの最新情報を保持している。また、システムコントローラ5は、座標入力装置12から入力された位置を、グラフィック描画部7にカーソル位置として通知する。
命令入力装置11は、システムコントローラ5と接続されており、オペレータから、ライブ像取得開始、ライブ像取得停止、ズーム開始、静止画取得、スクロール開始、及びスクロール終了等の各種の指示を受け付け、受け付けた指示に係る情報をシステムコントローラ5へ通知する。
座標入力装置12は、オペレータが指し示す表示装置14の表示画面のXY座標を入力する入力手段を有する。尚、この入力手段は、ズーム位置及びスクロール位置も入力する。この入力手段としては、例えば、押しボタンが設けられたマウスやトラックボール等を用いることができる。座標入力装置12は、例えばマウスやトラックボール等の入力手段によって座標が入力され座標が変更されると、その移動通知及びボタンのON/OFF情報などをシステムコントローラ5に通知する。
表示メモリ8は、例えば、デュアル・ポート・RAMにより構成されており、表示部13に表示するラスタ画像を保持する。
表示部13は、表示メモリ8に保持されているラスタ画像を読み出して、CRT等からなる表示装置14に表示する。
記憶装置15は、システムコントローラ5と接続されており、システムコントローラ5がデータメモリ6から読み出したラスタ画像を記憶装置15に保存できるようになっている。
次に、本システムの動作について説明する。
図3(a),(b) は、本システムの動作に係るフローチャートを示し、同図(a) はライブ像表示動作を、同図(b) はスクロール動作を示している。尚、本実施例では、同図(a) のライブ像表示動作と、後述のズーム動作及び同図(b) のスクロール動作とが並列に動作可能になっている。
まず、オペレータが本システムを起動すると、システムコントローラ5は、I/F4を介して画像入力部3に対しライブ像取得要求を発行する。画像入力部3は、そのライブ像取得要求を受け取ると、露出制御等を行って顕微鏡画像の光束2から標準ライブ像となるラスタ画像を作成し、I/F4を介して、データメモリ6に転送する。そして、I/F4は転送が完了すると、システムコントローラ5にライブ像転送完了通知を通知する。システムコントローラ5がライブ像転送完了通知を受け取ると、同図(a) のライブ像表示動作がスタートする。
まず、ステップ(以下単に「S」という)1では、システムコントローラ5は、後述する同図(b) のスクロール動作(但しS8乃至S11がNo)の実行中であるか否かを判定し、その判定結果がYesの場合には本判定を繰り返し、Noの場合にはS2に処理を移行する。すなわち、そのスクロール動作の実行中である場合には、そのスクロール動作が終了するまで待機する。尚、スクロール動作(但しS8乃至S11がNo)の実行中を、単に、スクロール中ともいう。
S1の判定結果がNoの場合、すなわち、そのスクロール動作の実行中でない場合、続くS2では、システムコントローラ5は、グラフィック描画部7に描画合成要求を発行する。グラフィック描画部7は、描画合成要求を受け取ると、データメモリ6からラスタ画像を読み出すと共に、システムコントローラ5から通知されたカーソル位置にカーソルに係るグラフィックを描画合成し、表示メモリ8に転送する。そして、表示部13は、表示メモリ8に保持されたラスタ画像を読み出して表示装置14に表示する。
このような処理により、データメモリ6に、例えば、標準ライブ像であるラスタ画像が保持されていたときには、表示装置14に標準ライブ像が表示され、ズームライブ像であるラスタ画像が保持されていたときには、表示装置14にズームライブ像が表示される。
S2のライブ像の表示が完了すると、続くS3では、システムコントローラ5は、静止画取得が指示されているか否かを判定し、その判定結果がYesの場合にはS4に処理を移行し、Noの場合にはS6に処理を移行する。
尚、オペレータが命令入力装置11を介して静止画取得を指示すると、その指示に係る情報が命令入力装置11からシステムコントローラ5に通知され保持されるようになっているので、このS3の判定処理前に、例えば静止画取得が指示されていた場合には、S3がYesとなる。
S3の判定結果がYesの場合、続くS4では、システムコントローラ5は、画像入力部3に対してI/F4を介して静止画取得要求を発行する。画像入力部3は、静止画取得
要求を受け取ると、顕微鏡画像の光束2を高解像度で画質の高い静止画のラスタ画像に変換し、I/F4を介してデータメモリ6に転送する。そして、I/F4は、転送が完了すると、システムコントローラ5に静止画取得完了通知を通知する。
続くS5では、システムコントローラ5は、その静止画取得完了通知を受け取ると、データメモリ6から、その静止画のラスタ画像を読み出し、記憶装置15に保存する。
一方、S3の判定結果がNoの場合、或いは、S5の処理が終了すると、続くS6では、システムコントローラ5は、ライブ像取得停止が指示されているか否かを判定し、その判定結果がYesの場合には本フローが終了し、Noの場合にはS7に処理を移行する。
尚、オペレータが命令入力装置11を介してライブ像取得停止を指示すると、その指示に係る情報が命令入力装置11からシステムコントローラ5に通知され保持されるようになっているので、このS6の判定処理前に、例えばライブ像取得停止が指示されていた場合には、S6がYesとなり、本フローが終了する。
S6の判定結果がNoの場合、続くS7では、システムコントローラ5は、I/F4を介して画像入力部3に対してライブ像取得要求を発行する。
これにより、再び、画像入力部3により露出制御等が行われてラスタ画像(標準ライブ像或いはズームライブ像のラスタ画像)が作成され、そのラスタ画像がデータメモリ6に転送され、ライブ像転送完了通知が通知されると、前述のS1に処理が移行し、上述のライブ像表示動作が繰り返される。
尚、S6がYesとなって、本フローが終了した後に、オペレータが命令入力装置11を介してライブ像取得開始を指示したときには、前述の本システムを起動したときと同じように、システムコントローラ5は、ライブ像取得要求をI/F4を介して画像入力部3に発行する。これにより、再び、画像入力部3により露出制御等が行われてラスタ画像(ここでは、標準ライブ像のラスタ画像)が取得され、そのラスタ画像がデータメモリ6に転送され、ライブ像転送完了通知が通知されると、前述のS1に処理が移行し、上述のライブ像表示動作が再開される。
次に、ズーム動作及び同図(b) のスクロール動作について説明する。
同図(a) のライブ像表示動作中に、オペレータが命令入力装置11を介してズーム開始を指示すると、システムコントローラ5は、命令入力装置11から、その指示に係る情報を受け取り、ズーム動作がスタートする。
システムコントローラ5は、ズーム開始の指示に係る情報を受け取ると、モードをズーム位置入力モードにする。そして、オペレータが座標入力装置12を介してズーム位置を指定すると、システムコントローラ5は、そのズーム位置を受け取り、そのズーム位置を中心としたズーム範囲を計算により求めて、ズーム要求とそのズーム範囲とをI/F4を介して画像入力部3に通知する。
画像入力部3は、ズーム要求とズーム範囲を受け取ると、以降は、ライブ像取得要求を受け取ると、ラスタ画像を縮小する代わりに、受け取ったズーム範囲のラスタ画像を切り出す処理を行う。例えば、図2を用いて説明したように、ラスタ画像21のズーム範囲24を切り出してズームライブ像となるラスタ画像23を出力する。
以降の動作については、前述の図3(a) に示したとおりであり、標準ライブ像を表示する処理と同様にズームライブ像を表示する処理が行われる。すなわち、画像入力部3は、S7で発行されたライブ像取得要求を受け取ると、露出制御等を行い、標準ライブ像となるラスタ画像の代わりに、ズームライブ像となるラスタ画像を作成し、I/F4を介して、データメモリ6に出力する。そして、I/F4は、転送が完了すると、システムコントローラ5にライブ像転送完了通知を通知し、S2では、グラフィック描画部7は、データメモリ6から、この時に保持されているラスタ画像、すなわちズームライブ像であるラスタ画像を読み出し、システムコントローラ5から通知されたカーソル位置にカーソルに係るグラフィックを描画合成し、表示メモリ8に転送する。そして、表示部13は、表示メモリ8に保持されたラスタ画像を読み出して表示装置14に表示する。これにより、表示装置14には、ズームライブ像が表示され、オペレータが何も指示しなければ、以下、このズームライブ像を表示する処理が繰り返される。
このズームライブ像を表示する処理が行われているときに、オペレータが命令入力装置11を介してスクロール開始を指示すると、システムコントローラ5は、命令入力装置11から、その指示に係る情報を受け取り、同図(b) のスクロール動作がスタートする。
まず、S8では、オペレータが座標入力装置12を介してズームライブ像のスクロール位置を指定すると、システムコントローラ5は、指定されたXYスクロール位置を読み取り、スクロール要求とXYスクロール位置をグラフィック描画部7に通知する。
続くS9では、グラフィック描画部7は、スクロール要求とXYスクロール位置をシステムコントローラ5から受け取ると、XYスクロール位置に従い表示メモリ8上(スクロール領域上)のズームライブ像の表示位置を求める。
続くS10では、グラフィック描画部7は、データメモリ6に保持されているラスタ画像、すなわちスクロール用ライブ像となるズームライブ像のラスタ画像を読み出すと共に、システムコントローラ5から通知されたカーソル位置にカーソルに係るグラフィックを描画合成し、S9で求めた表示メモリ8上の表示位置に出力する。そして、表示部13は、表示メモリ8に保持されたズームライブ像を表示装置14に表示する。
これにより、スクロールされたズームライブ像(「ズームスクロールライブ像」ともいう)が表示される。
続くS11では、システムコントローラ5は、スクロール終了が指示されているか否かを判定し、その判定結果がYesの場合にはS12に処理を移行し、Noの場合にはS8に処理を戻す。
尚、オペレータが命令入力装置11を介してスクロール終了を指示すると、その指示に係る情報が命令入力装置11からシステムコントローラ5に通知され保持されるようになっているので、このS11の判定処理前に、例えばスクロール終了が指示されていた場合には、S11がYesとなる。
従って、オペレータがスクロール終了を指示するまでは、前述のS8乃至S11がNoの処理が繰り返される。尚、この間においては、同図(a) のS1の判定がYesとなりS7のライブ像取得要求発行の処理が行われないことになることから、画像入力部3によるラスタ画像の作成は行われず、データメモリ6に保持されているラスタ画像は、同図(b) のスクロール動作開始前のズーム動作によって保持されたズームライブ像のラスタ画像のままである。従って、この間においては、オペレータがスクロール位置を指定する毎に、そのデータメモリ6に保持されているズームライブ像のラスタ画像が、その指定に応じた表示位置に表示されるようになる。
ここで、S8乃至S11がNoの処理中において、オペレータのスクロール指示に対して画像入力装置がスクロール結果を表示するシーケンスの一例を図4に示す。
同図に示したように、S8乃至S11がNoの処理中においては、各スクロール位置の指定に対して、画像入力部3による露出制御及びラスタ画像の作成は行われず、スクロール動作実行前にデータメモリ6に保持されたズームライブ像のラスタ画像を用いてスクロールが行われることになるので、オペレータによるスクロール位置の指定に対して直ぐにスクロール結果を表示することができる。
一方、図3(b) のS11の判定結果がYesの場合、続くS12では、システムコントローラ5は、最後に取得したXYスクロール位置からズーム範囲を求め、I/F4を介して、画像入力部3に、ズーム要求とそのズーム範囲を通知し、本フローが終了する。尚、最後に取得したXYスクロール位置は、スクロールが終了した時点のスクロール位置でもある。
画像入力部3が、そのズーム要求とズーム範囲を受け取った以降の処理については、前述の同図(a) に示したとおりである。すなわち、画像入力部3は、S7で発行されたライブ像取得要求を受け取ると、露出制御等を行い、S12で新しく通知されたズーム範囲に従ってズームライブ像を切り出したラスタ画像を作成し、I/F4を介して、データメモリ6に出力する。そして、I/F4は、転送が完了すると、システムコントローラ5にライブ像転送完了通知を通知し、S2では、グラフィック描画部7は、データメモリ6から、この時に保持されているラスタ画像、すなわちズームライブ像であるラスタ画像を読み出し、システムコントローラ5から通知されたカーソル位置にカーソルに係るグラフィックを描画合成し、表示メモリ8に転送する。そして、表示部13は、表示メモリ8に保持されているラスタ画像を読み出して表示装置14に表示する。これにより、表示装置14には、ズームライブ像が表示され、オペレータが何も指示しなければ、以下、このズームライブ像を表示する処理が繰り返される。
ここで、上述した図3(a) のライブ像表示動作とズーム動作及び同図(b) のスクロール動作によって表示装置14に表示されたライブ像の一例を、図5(a),(b),(c),(d) に示す。
同図(a) は、ズーム動作及び図3(b) のスクロール動作開始前の、同図(a) のライブ像表示動作(S2)によって表示された標準ライブ像の一例を示している。但し、ここでは、カーソルを省略して示している。
図5(b) は、オペレータが、同図(a) の標準ライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してズーム開始を指示すると共に座標入力装置12を介してズーム位置を指定したときの、図3(a) のライブ像表示動作(S2)によって表示されたズームライブ像の一例を示している。尚、31はカーソルである。
図5(c) は、オペレータが、同図(b) のズームライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してスクロール開始を指示すると共に座標入力装置12を介してスクロール位置を指定したときの、図3(b) のスクロール動作(S10)によって表示されたズームスクロールライブ像の一例を示している。
図5(d) は、オペレータが、同図(c) のズームスクロールライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してスクロール終了を指示したときの、図3(a) のライブ像表示動作(S2)によって表示されたズームライブ像の一例を示している。但し、ここでも、カーソルを省略して示している。
以上、本実施例によれば、スクロール位置が指定される毎に、画像入力部3による露出制御やラスタ画像の作成を行わず、スクロール開始が指示される前(スクロール動作実行前)にデータメモリ6に保持されたズームライブ像のラスタ画像のみを用いてスクロールを行うようにしたので、微弱蛍光顕微鏡像撮影のように露出時間が長くライブ像の更新スピードが遅くなるような場合でも、ズーム時のスクロールをレスポンス良く行うことができる
これにより、微弱蛍光顕微鏡像であっても、オペレータは、リアルタイムにスクロールすることができ、標本の細部をステージを操作することなく確認することが容易にできる。
本実施例では、実施例1において、スクロール動作中であっても画像入力部3にスクロール位置を通知してズームライブ像を取得し、スクロールに使用していたズームライブ像に、新しく取得したズームライブ像を合成し、実施例1では表示されていなかったスクロール領域(例えば図5(c) のスクロール領域中のズームスクロールライブ像以外の領域)を逐次更新するようにしたものである。
本実施例に係る画像入力装置を含む顕微鏡システムの構成は、図1に示した構成と同じであるが、その一部においては、更に、次のような機能が付加されている。
画像入力部3には、システムコントローラ5から通知されたズーム範囲に応じて作成したズームライブ像であるラスタ画像に、そのズーム範囲を添付してI/F4に出力する機能が付加されている。
I/F4には、ズーム範囲を添付したラスタ画像をデータメモリ6に転送する機能が付加されている。尚、I/F4は、そのズーム範囲を添付したラスタ画像の転送を完了したときも、ライブ像転送完了通知をシステムコントローラ5に通知する。
システムコントローラ5には、I/F4からライブ像転送完了通知を受け取ると、グラフィック描画部7にズームライブ像合成要求を発行する機能が付加されている。
グラフィック描画部7には、ズームライブ像合成要求を受け取ると、スクロールに使用していたズームライブ像と新しく取得したズームライブ像とを、その新しく取得したズームライブ像のラスタ画像に添付されていたズーム範囲に基づいて、合成する機能が付加されている。
次に、本実施例に係るシステムの動作について説明する。
図6(a),(b) は、本システムの動作に係るフローチャートを示し、同図(a) はライブ像表示動作を、同図(b) はスクロール動作を示している。
尚、同図(a),(b) に示した動作は、実施例1に係る図3(a),(b) に示した動作と、ほぼ同じであるが、一部が異なる。また、本実施例においても、図6(a) のライブ像表示動作と、本実施例で行われるズーム動作(実施例1に係るズーム動作と同じ)及び同図(b) のスクロール動作とが並列に動作可能になっている。
実施例1と同様に、オペレータが本システムを起動すると、標準ライブ像となるラスタ画像が作成・転送され、システムコントローラ5がライブ像転送完了通知を受け取ると、図6(a) のライブ像表示動作がスタートする。
まず、S1では、システムコントローラ5は、後述する図6(b) のスクロール動作(但しS8、S23、及びS9乃至S11がNo)を実行中であるか否かを判定し、その判定結果がYesの場合にはS21に処理を移行し、Noの場合にはS2へ処理を移行する。尚、S2以降の処理については、実施例1に係る図3(a) のS2以降の処理と同じであるので、ここでは説明を省略する。
また、スクロール動作(但しS8、S23、及びS9乃至S11がNo)の実行中を、単に、スクロール中ともいう。
図6(a) のS1の判定結果がYesの場合、続くS21では、システムコントローラ5は、グラフィック描画部7にズームライブ像合成要求を発行し、グラフィック描画部7は、ズームライブ像合成要求を受け取ると、ライブ像合成処理を行う。ライブ像合成処理では、グラフィック描画部7が、データメモリ6から、ズーム範囲を添付したズームライブ像であるラスタ画像を読み出し、そのズーム範囲が前回に取得したズーム範囲と異なる場合には、そのズーム範囲に基づいて、スクロールに使用していたズームライブ像に、新しく取得したズームライブ像を合成する。尚、ズームライブ像の合成は、そのズーム範囲に対応する範囲に、その新しく取得したズームライブ像をコピーすることで行う。以降、グラフィック描画部7は、異なるズーム範囲のズームライブ像であるラスタ画像を取得するまでは、ここで合成したズームライブ像を、スクロールに使用するズームライブ像として取り扱う。尚、グラフィック描画部7は、合成したズームライブ像をスクロールに使用するズームライブ像として取り扱う前、例えばズームライブ像の合成をまだ一度も行っていない場合等には、実施例1と同様に、同図(b) のスクロール動作実行前にデータメモリ6に保持されていたズームライブ像を、スクロールに使用するズームライブ像として取り扱う。
続くS22では、システムコントローラ5は、I/F4を介して画像入力部3に対してライブ像取得要求を発行し、S1に処理を移行する。
尚、S22で発行されたライブ像取得要求を受け取った画像入力部3は、露出制御等を行ってラスタ画像を取得し、システムコントローラ5から通知されているズーム範囲に従って、ズームライブ像となるラスタ画像を作成し、そのズームライブ像であるラスタ画像に、そのズーム範囲を添付して、I/F4を介して、データメモリ5に出力する。
次に、本実施例に係る、ズーム動作及び同図(b) のスクロール動作について説明する。
同図(a) のライブ像表示動作中に、オペレータが命令入力装置11を介してズーム開始を指示すると、システムコントローラ5は、命令入力装置11から、その指示に係る情報を受け取り、ズーム動作がスタートする。
尚、本実施例で行われるズーム動作は、実施例1に係るズーム動作と同じである。すなわち、オペレータがズーム位置を指定すると、対応するズームライブ像を表示装置14に表示する。
このズーム動作により、ズームライブ像が表示されているときに、オペレータが命令入力装置11を介してスクロール開始を指示すると、同図(b) のスクロール動作がスタートする。
尚、本実施例で行われるスクロール動作は、実施例1に係るスクロール動作(図3(b) 参照)とほぼ同じであるが一部が異なる。
まず、S8では、実施例1と同じ処理が行われるが、続くS23では、システムコントローラ5は、S8で取得したXYスクロール位置からズーム範囲を求め、I/F4を介して、画像入力部3に、ズーム要求とそのズーム範囲を通知する。
これにより、そのズーム要求とズーム範囲を受け取った画像入力部3は、更に、S22のライブ像取得要求を受け取ることにより、そのズーム範囲に応じたズームライブ像となるラスタ画像を作成し、そのズームライブ像であるラスタ画像にそのズーム範囲を添付して、I/F4を介して、データメモリ6に出力する。
続くS9以降の処理は、実施例1と同じ処理が行われるが、S9で求められる表示メモリ8上(スクロール領域上)の表示位置は、スクロールに使用するものとして取り扱われているズームライブ像の表示位置となり、S10で表示されるズームライブ像は、スクロールに使用するものとして取り扱われているズームライブ像となる。従って、例えばS10で表示されるズームライブ像は、図6(b) のスクロール動作実行前にデータメモリ6に保持されていたズームライブ像、又はグラフィック描画部7により合成されたズームライブ像になる。
ここで、上述した図6(a) のライブ像表示動作と、ズーム動作及び同図(b) のスクロール動作によって表示装置14に表示されたライブ像の一例を、図7(a),(b),(c),(d),(e),(f) に示し、ズームライブ像の合成を説明する図を同図(g) に示す。
同図(a) は、ズーム動作及び図6(b) のスクロール動作開始前の、同図(a) のライブ像表示動作(S2)によって表示された標準ライブ像の一例を示している。但し、ここでは、カーソルを省略して示している。
図7(b) は、オペレータが、同図(a) の標準ライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してズーム開始を指示すると共に座標入力装置12を介してズーム位置を指定したときの、図6(a) のライブ像表示動作(S2)によって表示されたズームライブ像の一例を示している。
図7(c) は、オペレータが、同図(b) のズームライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してスクロール開始を指示すると共に座標入力装置12を介してスクロール位置を指定したときの、図6(b) のスクロール動作(S10)によって表示されたズームスクロールライブ像の一例を示している。尚、この時のスクロール位置の指定以前においてはスクロール位置の指定が行われていないことから、図7(c) のズームスクロールライブ像は、グラフィック描画部7が、図6(b) のスクロール動作実行前のデータメモリ6に保持されていたズームライブ像をスクロールに使用するズームライブ像として取り扱っているときに、同図(b) のスクロール動作(S10)によって表示されたものである。また、この図7(c) の時のスクロール位置の指定により、画像入力部3には、ズーム要求とそのスクロール位置に応じたズーム範囲が通知される。また、同図(c) において、無効領域36は、スクロール領域中のズームスクロールライブ像が表示されていない領域を示している。
同図(d) は、オペレータが、同図(c) のズームスクロールライブ像が表示されているときに、座標入力装置12を介してスクロール位置を指定したときの、図6(b) のスクロール動作(S10)によって表示されたズームスクロールライブ像の一例を示している。尚、図7(c) のズームスクロールライブ像は、グラフィック描画部7が、まだ、図6(b) のスクロール動作実行前のデータメモリ6に保持されていたズームライブ像をスクロールに使用するズームライブ像として取り扱っているときに、同図(b) のスクロール動作(S10)によって表示されたものである。また、この図7(d) の時のスクロール位置の指定により、画像入力部3には、ズーム要求とそのスクロール位置に応じたズーム範囲が通知される。
図7(e) は、オペレータが、同図(d) のズームスクロールライブ像が表示されているときに、座標入力装置12を介してスクロール位置を指定したときの、図6(b) のスクロール動作(S10)によって表示されたズームスクロールライブ像の一例を示している。尚、図7(e) のズームスクロールライブ像は、グラフィック描画部7が、図6(b) のスクロール動作実行前のデータメモリ6に保持されていたズームライブ像(図7(b),(c) 又は(d) に示したスクロールに使用していたズームライブ像)と、同図(c) の表示のときのスクロール位置の指定によりズーム要求及びズーム範囲が通知された画像入力部3により作成されたズームライブ像とを合成するライブ像合成処理を行い(S21)、その合成したズームライブ像37を、スクロールに使用するズームライブ像として取り扱うようにしたときに、図6(b) のスクロール動作(S10)によって表示されたものである。また、この図7(e) の時のスクロール位置の指定により、画像入力部3には、ズーム要求とそのスクロール位置に応じたズーム範囲が通知される。
ここで、このときのズームライブ像の合成を同図(g) を用いて更に詳しく説明する。
同図(g) において、ズームライブ像38は、図6(b) のスクロール動作実行前のデータメモリ6に保持されていたズームライブ像(図7(b),(c) 又は(d) に示したスクロールに使用していたズームライブ像)であり、ズームライブ像39は、同図(c) の表示のときのスクロール位置の指定によりズーム要求及びズーム範囲が通知された画像入力部3により作成されたズームライブ像である。ズームライブ像37は、ズームライブ像38とズームライブ像39とを、ズームライブ像39に添付されていたズーム範囲(同図(c) の表示のときのスクロール位置の指定により通知されたズーム範囲)に基づいて、合成したズームライブ像である。同図(e) においては、このズームライブ像37が、同図(e) の表示のときにオペレータが指定したスクロール位置に応じた位置に表示されたものである。これにより、スクロール動作実行中における、スクロール領域中の無効領域36を減少させることが可能になる。
同図(f) は、オペレータが、同図(e) のズームスクロールライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してスクロール終了を指示した後に、図6(a) のライブ像表示動作(S2)によって表示されたズームライブ像の一例を示している。但し、ここでも、カーソルを省略して示している。
このように、本動作によれば、オペレータがスクロール開始を指示してから、スクロール位置の指定を繰り返すと、スクロール開始を指示してから暫くの間は、実施例1と同様に、スクロール動作実行前のズームライブ像がスクロールに使用するズームライブ像として取り扱われ、一方で、オペレータがスクロール位置を指定する毎に、画像入力部3にはズーム要求及びズーム範囲が通知されるので、ズーム範囲の異なるズームライブ像が新たに取得された場合には、グラフィックス描画部7により、スクロールに使用されていたズームライブ像と、その新たに取得されたズームライブ像とが合成され、その合成されたズームライブ像が、以降のスクロールに使用するズームライブ像として取り扱われる。従って、スクロールを高速に行うことができると共に、スクロール動作実行中において、スクロール領域中の無効領域を減少させることができる。
以上、本実施例によれば、スクロール位置が指定される毎にズーム範囲が画像入力部3に通知され、グラフィック描画部7は、スクロール動作実行前にデータメモリ5に保持されているズームライブ像、又は、新しくズーム範囲の異なるズームライブ像を取得したときにはそのズームライブ像とそれまでにスクロールに使用していたズームライブ像とを合成したズームライブ像、をスクロールに使用するズームライブ像として取り扱うようにしたので、微弱蛍光顕微鏡像撮影のように露出時間が長くライブ像の更新スピードが遅くなるような場合でも、ズーム時のスクロールをレスポンス良く行うことができ、かつ、スクロールに使用するズームライブ像の面積を逐次増やすことができる。よって、スクロールのリアルタイム性を保ちつつスクロールの表示範囲を増やすことができる。
本実施例では、スクロール動作実行前に、高解像度の全体の静止画を取得し、その静止画を用いてスクロールを行うようにしたものである。
本実施例に係る画像入力装置を含む顕微鏡システムの構成は、図1に示した構成と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施例に係るシステムの動作において、ライブ像表示動作は、実施例1に係る図3(a) に示した動作と同じであるので、ここではその説明を省略する。
一方、本実施例に係る、ズーム動作及びスクロール動作は、実施例1のものとほぼ同じであるが、一部が異なる。
図8は、本実施例に係る、ズーム動作及びスクロール動作に係るフローチャートを示した図である。
尚、本実施例でも、ライブ像表示動作と、同図のズーム動作及びスクロール動作とが並列に動作可能になっている。
ライブ像表示動作の実行中に、オペレータが命令入力装置11を介してズーム開始を指示すると、システムコントローラ5は、命令入力装置11から、その指示に係る情報を受け取り、本動作がスタートする。
まず、S31では、システムコントローラ5は、ズーム開始の指示に係る情報を受け取ると、モードをズーム位置入力モードにする。そして、システムコントローラ5は、I/F4を介して画像入力部3に静止画取得要求を発行する。画像入力部3は、静止画取得要求を受け取ると、高解像度で画質の高い静止画のラスタ画像を取得し、そのラスタ画像をI/F4を介してデータメモリ6に出力する。
続くS32では、システムコントローラ5は、I/F4から静止画転送完了通知が通知されたか否かを判定し、その判定結果がYesの場合は、グラフィック描画部7に対し、データメモリ6に保持されている静止画のラスタ画像をスクロールに使用するように通知した後、S8に処理を移行し、その判定結果がNoの場合は当該判定を繰り返す。
尚、グラフィック描画部7は、その通知を受け取ると、データメモリ6に保持されている静止画のラスタ画像を読み出すと共に、システムコントローラ5から通知されたカーソル位置にカーソルに係るグラフィックを描画合成し、表示メモリ8上の所定の表示位置に出力する。そして、表示部13は、表示メモリ8に保持されているラスタ画像を表示装置14に表示する。これにより、静止画の所定ズーム範囲のズームライブ像が表示される。
S8以降の処理は、スクロールに使用するズームライブ像が、静止画取得要求により取得された静止画になったこと以外は、実施例1の図3(b) に示した動作と同じであるので、説明を省略する。
ここで、本実施例において、ライブ像表示動作と図8のズーム動作及びスクロール動作によって表示装置14に表示されたライブ像の一例を、図9(a),(b),(c),(d) に示し、静止画とズーム範囲との関係を説明した図を同図(e) に示す。
同図(a) は、図8のズーム動作及びスクロール動作開始前の、ライブ像表示動作(S2)によって表示された標準ライブ像の一例を示している。但し、ここでは、カーソルを省略して示している。
図9(b) は、オペレータが、同図(a) の標準ライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してズーム開始を指示したときの、表示装置14に表示されたズームライブ像の一例を示している。尚、同図(b) のズームライブ像は、同図(e) に示したように、ズーム開始の指示に応じて取得された静止画41における、所定ズーム範囲42のライブ像である。
同図(c) は、オペレータが、同図(b) のズームライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してスクロール開始を指示すると共に座標入力装置12を介してスクロール位置を指定したときの、図8のズーム動作及びスクロール動作(S10)によって表示されたズームスクロールライブ像の一例を示している。尚、図9(c) のズームスクロールライブ像は、同図(e) に示したように、指定されたスクロール位置に応じたズーム範囲43のズームライブ像である。
同図(d) は、オペレータが、同図(c) のズームスクロールライブ像が表示されているときに、命令入力装置11を介してスクロール終了を指示したときの、ライブ像表示動作(S2)によって表示されたズームライブ像の一例を示している。但し、ここでも、カーソルを省略して示している。
以上、本実施例によれば、スクロール位置が指定される毎に、ズーム開始が指示されたときに取得された静止画を使用してスクロールを行うようにしたので、微弱蛍光顕微鏡像撮影のように露出時間が長くライブ像の更新スピードが遅くなるような場合でも、ズーム時のスクロールをレスポンス良く行うことができる。
また、スクロール動作実行前に、一旦、全体の静止画を取得して、その静止画を用いてスクロールを行うようにしたので、常に、スクロール範囲全ての領域を参照しながらスクロールすることができる。
以上、実施例1乃至3について詳細に説明したが、各実施例においては、次のような変形例も考えられる。例えば、各実施例では、標準ライブ像とズームライブ像の二種類のライブ像を用いて説明しているが、ズーム倍率を複数指定できるようにして三種類以上のライブ像を用いるようにすることも可能である。また、各実施例において、命令入力装置11は、パーソナルコンピュータを用いた場合には、GUI( Graphical User Interface )によって実現することも可能である。
実施例2のように、スクロールされる毎に、静止画取得要求を発行して新しい画像を取得して更新するようにしても良い。この場合は、スクロール中に定期的に最新の画像を参照することができる。
以上、本発明の画像入力装置、画像入力方法、及び画像入力プログラムについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
実施例1に係る画像入力装置を含む顕微鏡システムの構成を示した図である。 画像入力部が出力するラスタ画像の一例を示した図である。 (a),(b) は、実施例1に係る、顕微鏡システムの動作に係るフローチャートである。 オペレータのスクロール指示に対して画像入力装置がスクロール結果を表示するシーケンスの一例を示した図である。 (a),(b),(c),(d) は、実施例1に係る、ライブ像表示動作とズーム動作及びスクロール動作によって表示装置に表示されるライブ像の一例を示した図である。 (a),(b) は、実施例2に係る、顕微鏡システムの動作に係るフローチャートである。 (a),(b),(c),(d),(e),(f) は、実施例2に係る、ライブ像表示動作とズーム動作及びスクロール動作によって表示装置に表示されるライブ像の一例を示した図、(g) はズームライブ像の合成を説明する図である。 実施例3に係る、ズーム動作及びスクロール動作に係るフローチャートである。 (a),(b),(c),(d) は、実施例3に係る、ライブ像表示動作とズーム動作及びスクロール動作によって表示装置に表示されるライブ像の一例を示した図、(e) は、静止画とズーム範囲との関係を説明した図である。 (a),(b) は、従来の画像入力装置を顕微鏡撮影に適用したときの、オペレータのスクロール指示に対して画像入力装置がスクロール結果を表示するシーケンスの一例を示した図である。
符号の説明
1 顕微鏡
2 光束
3 画像入力部
4 I/F
5 システムコントローラ
6 データメモリ
7 グラフィック描画部
8 表示メモリ
9 プログラムメモリ
10 コントロールプログラム
11 命令入力装置
12 座標入力装置
13 表示部
14 表示装置
15 記憶装置
21 ラスタ画像
22 ラスタ画像(標準ライブ像)
23 ラスタ画像(ズームライブ像)
24 ズーム範囲
31 カーソル
36 無効領域
37、38、39 ズームライブ像
41 静止画
42、43 ズーム範囲

Claims (9)

  1. ズーム範囲を指定するズーム範囲指定手段と、
    前記ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像を入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段によりスクロールを開始する前に入力された画像をスクロールするスクロール手段とを有し、
    前記ズーム範囲指定手段は、前記スクロール手段によるスクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を前記画像入力手段に指定する、
    ことを特徴とする画像入力装置。
  2. ズーム範囲を指定するズーム範囲指定手段と、
    前記ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像を入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段によりスクロールを開始する前に入力された画像をスクロールに使用する画像としてスクロールする、又は、スクロール中において、前記ズーム範囲指定手段によりスクロール位置に対応したズーム範囲が指定された後、スクロールに使用する画像とされている画像と、前記画像入力手段により入力された、前記ズーム範囲指定手段により指定された前記スクロール位置に対応したズーム範囲の画像とを、前記スクロール位置に対応したズーム範囲に基づいて合成した合成画像をスクロールに使用する画像としてスクロールする、スクロール手段とを有し、
    前記ズーム範囲指定手段は、前記スクロール手段によるスクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を前記画像入力手段に指定する、
    ことを特徴とする画像入力装置。
  3. ズーム範囲を指定するズーム範囲指定手段と、
    前記ズーム範囲指定手段により指定されたズーム範囲の画像を入力する画像入力手段と、
    スクロールを開始する前に、ズーム可能な全範囲の画像を取得するズーム可能範囲画像取得手段と、
    前記ズーム可能範囲画像取得手段により取得された画像をスクロールするスクロール手段とを有し、
    前記ズーム範囲指定手段は、前記スクロール手段によるスクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を前記画像入力手段に指定する、
    ことを特徴とする画像入力装置。
  4. スクロールを開始する前に、第1のズーム範囲を指定し、
    前記指定した第1のズーム範囲の画像を入力し、
    前記入力した画像をスクロールし、
    前記スクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応した第2のズーム範囲を指定し、
    前記指定した第2のズーム範囲の画像を入力する、
    ことを特徴とする画像入力方法。
  5. スクロールを開始する前に、第1のズーム範囲を指定し、
    前記指定した第1のズーム範囲の画像を入力し、
    前記入力した画像をスクロールに使用する画像としてスクロールし、又は、スクロール中において、スクロール位置に対応した第2のズーム範囲を指定した後、スクロールに使用する画像とされている画像と前記指定した第2のズーム範囲の画像とを前記第2のズーム範囲に基づいて合成した合成画像をスクロールに使用する画像としてスクロールし、
    前記スクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応した第3のズーム範囲を指定し、
    前記指定した第3のズーム範囲の画像を入力する、
    ことを特徴とする画像入力方法。
  6. スクロールを開始する前に、ズーム可能な全範囲の画像を取得し、
    前記取得したズーム可能な全範囲の画像をスクロールし、
    前記スクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を指定し、
    前記指定したズーム範囲の画像を入力する、
    ことを特徴とする画像入力方法。
  7. 画像入力装置のコンピュータに、
    スクロールを開始する前に、第1のズーム範囲を指定する機能と、
    前記指定した第1のズーム範囲の画像を入力する機能と、
    前記入力した画像をスクロールする機能と、
    前記スクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応した第2のズーム範囲を指定する機能と、
    前記指定した第2のズーム範囲の画像を入力する機能と、
    を実現させるための画像入力プログラム。
  8. 画像入力装置のコンピュータに、
    スクロールを開始する前に、第1のズーム範囲を指定する機能と、
    前記指定した第1のズーム範囲の画像を入力する機能と、
    前記入力した画像をスクロールに使用する画像としてスクロールし、又は、スクロール中において、スクロール位置に対応した第2のズーム範囲を指定した後、スクロールに使用する画像とされている画像と前記指定した第2のズーム範囲の画像とを前記第2のズーム範囲に基づいて合成した合成画像をスクロールに使用する画像としてスクロールする機能と、
    前記スクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応した第3のズーム範囲を指定する機能と、
    前記指定した第3のズーム範囲の画像を入力する機能と、
    を実現させるための画像入力プログラム。
  9. 画像入力装置のコンピュータに、
    スクロールを開始する前に、ズーム可能な全範囲の画像を取得する機能と、
    前記取得したズーム可能な全範囲の画像をスクロールする機能と、
    前記スクロールが終了すると、前記スクロールが終了した時点のスクロール位置に対応したズーム範囲を指定する機能と、
    前記指定したズーム範囲の画像を入力する機能と、
    を実現させるための画像入力プログラム。

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