JP2005221232A - 分析システム - Google Patents

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【課題】 従来、データ収集開始信号を送るためにコントローラと検出器とを直接接続する必要があり、結線が煩雑であるとともに両者を近接して設置する必要がある。
【解決手段】 コントローラ2、検出器16、ワークステーション3をそれぞれネットワーク4に接続し、それぞれに固有のIPアドレスを割り振る。分析開始時に使用する分析部1が指定されると、ワークステーション3は使用するコントローラ2と検出器16のIPアドレスを設定することでそれらとの間の通信経路を確立し、コントローラ2及び検出器16に相手側のIPアドレスを保持させる。それによってコントローラ2と検出器16との間の通信が可能な状態となる。そして、コントローラ2はワークステーション3から分析開始の指示を受けて分析の制御を開始し、オートサンプラ13から試料注入信号を受けるとネットワーク4を介して検出器16にデータ収集開始信号を送る。
【選択図】 図1

Description

本発明は試料に対して物理的又は化学的な分析を実行する分析システムに関し、特に、液体クロマトグラフやガスクロマトグラフなど、複数の分析ユニットの組み合わせによってシステムが構築される分析システムに関する。
液体クロマトグラフでは、分析目的や試料の種類などに応じて、紫外可視分光検出器、電気伝導度検出器、示差屈折率検出器、分光蛍光検出器などの各種検出器が適宜選択されて使用される。こうした検出器の中でフォトダイオードアレイ検出器(以下PDA検出器という)は、試料液中を通過した測定光を分光器により波長分散させ、その波長分散光をフォトダイオードアレイで同時に検出することによって測定光のスペクトル情報を一度に得ることができるものである。これによって、時間、波長、相対強度の3つのディメンジョンを持つ検出データを取得することができ、この検出データに基いて3次元クロマトグラムを作成することができる。しかしながら、それは単位時間に発生する検出データのデータ量が多いことを意味しており、検出データをデータ処理用のパーソナルコンピュータ(又は専用のデータ処理装置等)に転送するためには、或る程度大容量のデータを取り扱うことができるインタフェイスが必要になる。
こうしたことから、従来、PDA検出器を用いた高速液体クロマトグラフ(HPLC)分析システムの全体構成は図2に示すようになっている(例えば特許文献1など参照)。このHPLC分析システムは、液体試料に対して分析を実行し解析に必要なデータを採取する分析部1と、分析部1により採取されたデータに対し所定の波形・演算処理を行ったり、そうしたデータを一元的に管理したりするための分析用ワークステーション3とを含む。分析用ワークステーション3の実体はパーソナルコンピュータであり、これに所定のアプリケーションソフトウエアがインストールされ、そのソフトウエアが実行されることでデータ処理や制御などが達成される。
分析部1は、溶離液(移動相)槽11、送液ポンプ12、オートサンプラ13、カラムオーブン14に内装されたカラム15、PDA検出器16、これら各部をそれぞれ制御するシステムコントローラ2を含み、送液ポンプ12、オートサンプラ13、カラムオーブン14はシステムコントローラ2とそれぞれ独立に接続され、その接続線を介して動作に必要な制御信号を授受する。また、システムコントローラ2と分析用ワークステーション3は相互に制御信号等のデータを送受可能なように、例えばLAN等のローカルネットワークを介して接続される。一方、上述したようにPDA検出器16による検出データはデータレートが高いため、PDA検出器16と分析用ワークステーション3とは例えばSCSI規格に準じた接続線で接続され、さらにシステムコントローラ2とPDA検出器16とはデータ収集開始信号を送るための専用の接続線で接続されている。
上記構成の分析部1において、システムコントローラ2の制御の下で送液ポンプ12は溶離液(移動相)槽11から吸引した溶離液を略一定流量で以てオートサンプラ13を介してカラム15へと流す。オートサンプラ13は所定のタイミングで試料液を溶離液中に注入する。この試料は溶離液に乗ってカラムオーブン14に内装されたカラム15へと導入される。これとほぼ同時に、試料注入が行われたことを示すデータ収集開始信号がシステムコントローラ2からPDA検出器16に与えられる。試料中の各成分がカラム15を通過する時間(保持時間)は成分によって異なるため、カラム15を通過する間に試料中の各成分は時間的に分離される。
PDA検出器16は上記データ収集開始信号を受けると内蔵する保持時間計時用の時計を一旦リセットして計時を再開し、時間の経過に伴ってカラム15から溶出する試料成分に関する所定波長範囲の吸光度スペクトルを反映した光強度信号を順次検出する。そして、この光強度信号をデジタルデータ(検出データ)に変換するとともに、上記保持時間計時用時計の計時による保持時間データを検出データに付加して分析用ワークステーション3へと送出する。この検出データ及び保持時間データは分析用ワークステーション3のハードディスク等の記憶装置に順次格納される。分析用ワークステーション3には、各種データ解析のためのプログラムが格納されており、取得した検出データに対してそれらプログラムに従った解析処理を実行することにより3次元クロマトグラムを作成し、さらに試料に含まれる成分の定性分析や定量分析などを実行する。その結果は、分析用ワークステーション3に含まれるディスプレイの画面上に表示される。
しかしながら、上述したようなシステム構成の配線は煩雑であり、特に、PDA検出器16に対してシステムコントローラ2と分析用ワークステーション3との両方にそれぞれ直接的に結線を行わなければならないのは面倒である。また、PDA検出器16とシステムコントローラ2との接続がデータ収集開始信号を授受するための専用の接続ではなく、システムコントローラ2側で送出する信号の切替えを可能とすることにより汎用性を持たせている構成の場合には、システムコントローラ2側で信号の設定を行う必要があり、この設定を間違えたり忘れたりするとPDA検出器16において検出データの取得に支障をきたしてしまう。
特開平11-326304号公報(図1及び段落0013〜0015)
本発明はかかる課題を解決するために成されたものであり、その主な目的は、例えばPDA検出器のような転送すべきデータ量の大きなユニットを含む複数の分析ユニットから分析部が構成されるような分析システムにおいて、相互の配線を簡略して且つ拡張性を持たせることができる分析システムを提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明に係る分析システムは、検出器ユニットを含む複数の分析ユニット、及び該分析ユニットをそれぞれ制御する制御ユニットから構成される分析部と、複数の分析部を統括的に制御するとともにそれらの検出器ユニットで取得された検出データを収集してデータ処理・解析を実行するコンピュータとを具備する分析システムであって、
前記コンピュータ、制御ユニット、及び検出器ユニットは、ローカルネットワークを介して相互に通信を行うための通信制御手段をそれぞれ備え、前記ローカルネットワークに接続される各機器にはそれぞれ固有の識別子を付与して前記コンピュータの通信制御手段にその全ての識別子情報を保持させておき、
前記コンピュータは、分析に先立って該分析に使用される分析部の制御ユニットと検出器ユニットの識別子を利用して、該コンピュータと制御ユニットとの間、及び該コンピュータと検出器ユニットとの間の通信経路をそれぞれ確立し、
前記制御ユニット及び検出器ユニットは、前記通信経路の確立に伴ってコンピュータの制御の下にそれぞれ相互の識別子を一時的に記憶し、
さらに前記制御ユニットは、前記ローカルネットワークを介してコンピュータから分析開始指示信号を受けると分析を開始するべく検出器ユニット以外の各分析ユニットを制御するとともに、記憶してある相手側の識別子を利用しローカルネットワークを介して前記検出器ユニットにデータ収集開始信号を送り、この信号に基づいて検出器ユニットはデータ収集を開始し、収集したデータをローカルネットワークを介してコンピュータに転送することを特徴としている。
本発明に係る分析システムでは、コンピュータ、制御ユニット、及び検出器ユニットは例えばLAN等のローカルネットワークに接続されており、それぞれの通信制御手段の機能によって相互に通信が可能となっている。また、このローカルネットワークに接続される全ての機器(上記コンピュータ、制御ユニット、及び検出器ユニット以外のものも含む)には固有の識別子(例えばローカルIPアドレス)が付与されており、コンピュータの通信制御手段にはその全ての識別子情報を保持させてある。これによって、コンピュータはそのネットワークに接続された全ての機器の通信を管理することができる。
分析者が分析を行おうとする際には、コンピュータに対し分析に使用する分析部を指定する。すると、コンピュータは、指定された分析部の制御ユニットと検出器ユニットの識別子を利用して、コンピュータとその制御ユニットとの間、及びコンピュータと検出器ユニットとの間の通信経路をそれぞれ確立する。この通信経路を通して制御ユニット及び検出器ユニットに対してそれら2つの分析ユニット間での通信を行うための情報として相手側の識別子情報を送り、この情報を受けて、制御ユニット及び検出器ユニットは相手側の識別子を一時的に記憶する。これによって、信号を送出する側では受け取り先を特定することができ、一方、信号の受け取り側では送信先が本来通信すべき相手であるか否かを特定することができる。そして、制御ユニットは、ローカルネットワークを介してコンピュータから分析開始指示信号を受けると分析を開始するべく検出器ユニット以外の各分析ユニットを制御する。また同時に、上述のように記憶してある通信相手側の識別子を利用しローカルネットワークを介して検出器ユニットにデータ収集開始信号を送る。検出器ユニットはこの信号を受けるとデータ収集を開始し、収集したデータをローカルネットワークを介してコンピュータに転送する。
このようにして、分析に使用される分析部に含まれる制御ユニットと検出器ユニットとの間で、ローカルネットワークを介してデータ収集開始信号が確実に受け渡され、さらに同じネットワークを利用して検出器ユニットからコンピュータに大量の検出データを送ることができる。
ここで分析部としては、クロマトグラフィ、分光分析、質量分析等の分析原理が相違する各種のものとすることができるが、最も典型的であるのはクロマトグラフである。その理由は、クロマトグラフの場合、同一の機能を達成し得る分析ユニットであっても、分析目的や分析対象の試料の種類等に応じて様々な種類のユニットが用意されており、分析者は適宜のユニットを選択して組み合わせてシステムを構築することが多いためである。この場合、分析部は、試料に含まれる各種成分を時間的に分離する試料分離ユニット、該試料分離ユニットに試料を導入する試料導入ユニット、前記試料分離ユニットにより分離された試料成分を順次検出する検出器ユニットを含む構成とすることができる。また、検出器ユニットからコンピュータへと大きなデータレートで以て検出データを転送することができるため、特に、検出器ユニットとしてフォトダイオードアレイ検出器ユニットを使用する構成に好適である。
本発明に係る分析システムによれば、コンピュータ、制御ユニット、及び検出器ユニットの間での相互の通信をローカルネットワークのみで行うことができる。そのため、本発明を上述したようなHPLC分析システムに適用すれば、従来、専用線等で相互に直接的に接続する必要があったシステムコントローラ(制御ユニット)とPDA検出器(検出器ユニット)との間の結線が不要になる。それによって、結線の手間が省けるとともに、各配置の自由度が大きくなる。
また、本発明に係る分析システムによれば、ローカルネットワークに同一機能を有する多数の分析ユニットが接続されていて、その分析ユニットを適宜選択し組み合わせて分析部を構成する場合であっても、コンピュータの管理の下に、任意の制御ユニットと検出器ユニットとの間の通信を確実に混乱無く確立することができるので、複数の分析を同時並行的に行う際にも所望の分析を確実に行うことができる。さらに、新たな制御ユニットや検出器ユニットを追加して設置する場合には、固有の識別子を割り振ってローカルネットワークに接続するとともにコンピュータの通信制御手段にその識別子情報を追記しさえすればよいので、拡張性が高く、システムの拡張に要するコストも小さくて済む。
以下、本発明に係る分析システムの一実施例として、上述したHPLC分析システムに本発明を適用した構成について説明する。
図1は本実施例によるHPLC分析システムの要部のブロック構成図であって、図2と同一又は相当する構成要素には同じ符号を付している。
本実施例のHPLC分析システムでは、本発明におけるコンピュータである分析用ワークステーション3と、本発明における制御ユニットであるシステムコントローラ2と、本発明における検出器ユニットであるPDA検出器16とがそれぞれ通信制御部を備え、イーサネット(登録商標)を代表とするローカルネットワーク4に接続されている。図1ではローカルネットワーク4に接続されたシステムコントローラ2及びPDA検出器16はそれぞれ1台ずつしか記載していないが、実際にはこれ以外にも多数の同種の機器が接続される構成とすることができる。
分析用ワークステーション3、システムコントローラ2、PDA検出器16、及び図示しないもののローカルネットワーク4に接続される全ての機器には、それぞれ固有のIPアドレスが識別子として割り振られている。ここでは、ローカルネットワークは例えばユーザ企業内の閉じたネットワークであってインターネット等の外部ネットワークには直接接続されていないので、IPアドレスはローカル(又はプライベート)IPアドレスである。いま、分析用ワークステーション3、システムコントローラ2、PDA検出器16のIPアドレスをそれぞれipa10,ipa11,ipa12とする。これらIPアドレスを含む、このローカルネットワーク4に接続された全ての機器が有するIPアドレスは分析用ワークステーション3の通信制御部に例えばテーブル形式で保持されており、任意の機器が指定されるとその機器に割り振られているIPアドレスを即座に引き出すことができるようになっている。
次に、実際に分析を行う際の本HPLC分析システムの特徴的な動作について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
分析を行う際には、分析者は分析用ワークステーション3において分析に使用する分析部1(又は各分析ユニットの組み合わせ)を指定する(ステップS1)。ここでは図1に示す分析部1が指定されるものとする。すると、分析用ワークステーション3において通信制御部は、保持されているIPアドレステーブルを参照して分析に使用されるシステムコントローラ2及びPDA検出器16のIPアドレスipa11,ipa12を取得する(ステップS2)。そして、これによって通信すべき対象を特定し、ローカルネットワーク4を通した、分析用ワークステーション3とシステムコントローラ2との間の通信経路、及び、分析用ワークステーション3とPDA検出器16との間の通信経路をそれぞれ確立する(ステップS3)。
通信が確立すると直ちに、分析用ワークステーション3からシステムコントローラ2に対してPDA検出器16のIPアドレス情報[ipa12]が送出され、システムコントローラ2の通信制御部はこの信号を受けてPDA検出器16のIPアドレスipa12を内部メモリに記憶する。同様に、分析用ワークステーション3からPDA検出器16に対してはシステムコントローラ2のIPアドレス情報[ipa11]が送出され、PDA検出器16の通信制御部はこの信号を受けてシステムコントローラ2のIPアドレスipa11を内部メモリに記憶する(ステップS4)。これによって、システムコントローラ2とPDA検出器16とは互いに通信すべき相手側のIPアドレスを保持することになる。こうして一旦、通信相手側のIPアドレスを保持した状態であれば、システムコントローラ2とPDA検出器16との間で直接的に相互通信が可能となる。
上記のような通信の準備が出来上がった状態で、まず分析用ワークステーション3からシステムコントローラ2に分析開始信号が送信される(ステップS5)。この信号を受けてシステムコントローラ2は送液ポンプ12、オートサンプラ13、カラムオーブン14に対して所定の制御信号を送るとともに、それぞれの動作状況を監視する。分析の準備が終了すると、オートサンプラ13は溶離液中に試料液を注入するとともに、試料注入信号をシステムコントローラ2へ送る(ステップS6)。これによってシステムコントローラ2は実際に試料が注入されたことを認識し、通信制御部の内部メモリに記憶されているPDA検出器16のIPアドレスipa12を指定してローカルネットワーク4にデータ収集開始信号を送出する(ステップS7)。すなわち、同じローカルネットワーク4上に多数の検出器が接続されている場合であっても、システムコントローラ2は通信相手となるPDA検出器16のIPアドレス情報を保持しているため、そのPDA検出器16にのみ選択的にデータ収集開始信号を送ることができる。このとき、送信する信号には自らのIPアドレスipa11も付加する。
PDA検出器16は上記データ収集開始信号を受けると、付加されている相手先のIPアドレスを抽出し、自らの通信制御部の内部メモリに保持しているIPアドレスと一致しているか否かを判定する。一致している場合には予め指定されているシステムコントローラ2からの指示であるから、PDA検出器16はデータ収集を開始し、検出したデータを分析用ワークステーション3へと順次送信する(ステップS8)。一方、仮にIPアドレスが一致しない場合には、定められたシステムコントローラ以外から送られて来た信号であるからこれを無視する。
以上のようにして、本実施例によるHPLC分析システムでは、ローカルネットワーク4に多数のシステムコントローラ及び検出器が接続されている場合であっても、初めに分析用ワークステーション3によって定められた1台のシステムコントローラから1台の検出器に対してデータ収集開始信号を送ることで、間違いなく分析を開始することができる。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨に沿った範囲で適宜変形、修正、追加を行っても本発明に包含されることは明らかである。例えば、上記実施例では検出器ユニットはPDA検出器であるが、これ以外の検出器であってもよい。また、上記実施例は本発明をクロマトグラフ分析システムに適用した例であるが、クロマトグラフ以外の各種分析システムに適用し得ることも当然である。
本発明の一実施例によるHPLC分析システムの要部のブロック構成図。 従来のHPLC分析システムの要部のブロック構成図。 本実施例のHPLC分析システムにおいて実際に分析を行う際の特徴的な動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…分析部
11…溶離液槽
12…送液ポンプ
13…オートサンプラ
14…カラムオーブン
15…カラム
16…PDA検出器
2…システムコントローラ
3…分析用ワークステーション
4…ローカルネットワーク

Claims (3)

  1. 検出器ユニットを含む複数の分析ユニット、及び該分析ユニットをそれぞれ制御する制御ユニットから構成される分析部と、複数の分析部を統括的に制御するとともにそれらの検出器ユニットで取得された検出データを収集してデータ処理・解析を実行するコンピュータとを具備する分析システムであって、
    前記コンピュータ、制御ユニット、及び検出器ユニットは、ローカルネットワークを介して相互に通信を行うための通信制御手段をそれぞれ備え、前記ローカルネットワークに接続される各機器にはそれぞれ固有の識別子を付与して前記コンピュータの通信制御手段にその全ての識別子情報を保持させておき、
    前記コンピュータは、分析に先立って該分析に使用される分析部の制御ユニットと検出器ユニットの識別子を利用して、該コンピュータと制御ユニットとの間、及び該コンピュータと検出器ユニットとの間の通信経路をそれぞれ確立し、
    前記制御ユニット及び検出器ユニットは、前記通信経路の確立に伴ってコンピュータの制御の下にそれぞれ相互の識別子を一時的に記憶し、
    さらに前記制御ユニットは、前記ローカルネットワークを介してコンピュータから分析開始指示信号を受けると分析を開始するべく検出器ユニット以外の各分析ユニットを制御するとともに、記憶してある相手側の識別子を利用しローカルネットワークを介して前記検出器ユニットにデータ収集開始信号を送り、この信号に基づいて検出器ユニットはデータ収集を開始し、収集したデータをローカルネットワークを介してコンピュータに転送することを特徴とする分析システム。
  2. 前記分析部はクロマトグラフ分析を行うものであって、前記分析ユニットは、試料に含まれる各種成分を時間的に分離する試料分離ユニット、該試料分離ユニットに試料を導入する試料導入ユニット、前記試料分離ユニットにより分離された試料成分を順次検出する検出器ユニットを含むことを特徴とする請求項1に記載の分析システム。
  3. 前記検出器ユニットはフォトダイオードアレイ検出器ユニットであることを特徴とする請求項2に記載の分析システム。
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