JP2005219513A - ブレーキ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課 題】 市販の自動車を改造して、前輪と後輪のブレーキの効き具合を変えたいと言う要望がある。バランサを設けると上記要望を達成することができるが、市販のバランサは形状が大きく、これにマスタシリンダを2個結合することは困難である上に、市販の自動車には両者を結合できたとしても、これらを取付けるスペースが無いことが多い。
【解決手段】 第1の押圧部と第2の押圧部と、第1の押圧部と第2の押圧部とにペダルの押圧力を分散する分散機構とを有するバランサ部を備え、前輪ブレーキ機構のオイルが充填される第1の部屋と、この第1の部屋に収納され、第1の押圧部の押圧力を受けて動作する第1のシリンダと、後輪ブレーキ機構のオイルが充填される第2の部屋と、この第2の部屋に収納され、第2の押圧部の押圧力を受けて動作する第2のシリンダとを有するシリンダ部を備え、前記バランサ部と前記シリンダ部を基台に一体に取付けたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
ウイルウッド(Wilwood)エンジニアリング(Engineering)社 レーシング(Racing)ディスク(Disc)ブレーキ(Brakes)と(&)部品(Components) 技術(Technical)と(&)部品(Parts)カタログ(Catalog)2001
また、個別のマスタシリンダとバランサを組み合わせて取付けると、取付不良が多々発生するので、本来の性能を発揮させることができない。
また、前記基台上に、第1の部屋と第2の部屋が隣合うよう配置し、前記バランサ部の第1の押圧部と第2の押圧部を夫々前記シリンダ部の各シリンダに対向するよう配置したことを特徴とする。
また、取付部に複数組の取付用の長孔を形成したことを特徴とする。
また、前記バランサ部の分散機構の一部を構成し、前記ブレーキペダルの押圧力によって回動する可動体を、前記基台の上方に設けた軸で軸支したことを特徴とする。
さらに、前記基台に前記可動体の下端部が入る透孔又は凹部を設けたことを特徴とする。
また、基台に車輌のシャーシに取付ける取付部を設けたので、取り付けがより簡単になる。
また、取付部に複数組の取付用長孔を設けたので、種々の車種に対応して簡単に取付けることができる。
第1図において、1,2は前輪のブレーキ機構、3,4は後輪のブレーキ機構である。これら4つのブレーキ機構は同じ構造をしており、代表してブレーキ機構1の内部構造を説明する。このブレーキ機構は一般に知られているものである。キャリパと呼ばれるU字型をした本体5に対向して凹部6,7を設け、この凹部6,7にピストン8,9を出没自在に設ける。
図2,3に示すように、基台22に垂直に設けられた取付板23に対向して支持板24a,24bが設けられている。この支持板24a,24bに軸25が取り付けられ、この軸25に可動体26が回動自在に取り付けられている。
凹部28には連結体32の一方の円筒部32aが挿入され、ピン33aとCリング34a,34bとによって可動体26に取り付けられる。連結体32の他方の円筒部32bはレバー35の凹部36に挿入され、ピン33bとCリング37a,37bとによって、レバー35に結合される。レバー35、連結体32はピン33a,33bの回りに回動自在である。レバー35にはピン38が螺合しており、このピン38は取付板23の透孔31から外部に突出し、このピン38にブレーキペダル17のリンク機構18のピン18aが当接して、ピン38を押すようになっている。
この連結体40a,40bは先端部に押圧棒41a,41bが螺合しており、側部から見た形状はコの字状をしている。そして上下の面には非円形の透孔42a,42bが開けられている。この透孔42a.42bは真円を相対向する線で切った形状である。この透孔42a,42bには断面が同様の形状をした部材43a,43bが挿入される。この部材43a,43bは透孔42a,42bの中で少し動くことが出来るように構成されている。つまり、部材43a,43bを主軸39に固定したとすると、連結体40a,40bが部材43a,43bを軸にして左右15度程度回動出来るようになっている。
主軸39に取り付けられている球状ベアリング45を可動体26の透孔27の中央に配置し、連結体40a,40bの押圧棒41a,41bの先端がマスタシリンダ21の適切な位置になるように連結体40a,40bを主軸39の適切な位置に配置する。そして、ボルト46を主軸39に螺合して連結体40a,40bを固定する。図2に連結体40b側のボルト46が示されているが、連結体40a側にも同様のボルト46が存在する。
取付板23の具体構造については後述する。
シリンダ本体47には2つの部屋48a,48bが横方向に並べて設けられており、部屋48a,48bの一端は開放状態になっている。また、中央部分にはオイルタンクからオイルを供給する二本のオイル供給通路50a,50bが開口している。56a,56bはこの供給通路50a,50bに連通するオイル供給口である。オイル供給口56a,56bはオイルタンクに接続されている。
部屋48a.48bの中にピストン49a,49bが収納されている。このピストン49a.49bはコイルバネ52a,52bによって、部屋48a,48bの開口部53a.53bから出る方向に付勢されている。ピストン49a.49bが部屋48a.48bから出ないようにCリング54a.54bが設けられている。従って、コイルバネ52b,52bは常に圧縮された状態を保っている。ピストン49a,49bの端部には凹部55a.55bが設けられ、ここに、バランサ部20の押圧棒41a,41bの先端がはまり込む。
次に、このブレーキ制御装置の動作について図を参照しながら説明する。
図4aに示すように、球状ベアリング45が可動体26の透孔27の中央部に位置するように設定されていると、主軸39は傾かずに透孔27の内壁に平行になる。図2、図5に示す押圧棒41a,41bの先端は、マスターシリンダ部21の凹部55a,55bに嵌入しているので、ピストン49a,49bがコイルバネ52a,52bに抗して、同時に同じ力で押されることになる。
次に、図4bに示すように、ナット60a,60bを緩めて球状ベアリング45を左に移動しナット60a,60bで固定する。すると、左右のバランスが崩れて左方の押圧棒41bにかかる力が、右方の押圧棒41bかかる力よりも大きくなる。これは、球状ベアリング45の球状体59が保持体61内で回動できるようになっていて、図4bに示すように主軸39が傾斜することにより起こる。主軸39が傾斜しても、連結体40a,40bは主軸39に対して左右15度程度自由に動くことができるので、押圧棒41a,41bがシリンダ49a、49bの凹部55a,55bから脱落することは無い。
また、図5ではシリンダ49a,49bを収納した部屋48a,48bをシリンダ本体47に一体に作り込んだが、2つのシリンダ本体を設け夫々にシリンダを収納した部屋を形成するようにしても良い。
16a,16b:油圧回路
17:ブレーキペダル
18:リンク機構
19:バランサ付きマスタシリンダ
20:バランサ部
21:マスタシリンダ部
22:基台
23:取付板
25:軸
26:可動体
31:透孔
39:主軸
40a,40b:連結体
41a,41b:押圧棒
45:球状ベアリング
48a,48b:部屋
49a,49b:シリンダ
56a,56b:オイル供給口
51a,51b:オイル出口
55a,55b:凹部
66:透孔
63a、63b,64a,64b,65a、65b:長孔
Claims (7)
- 第1の押圧部と第2の押圧部と、ブレーキペダルの押圧力を受けて、第1の押圧部と第2の押圧部とに前記押圧力を分散する分散機構とを有するバランサ部を備え、
前輪ブレーキ機構の油圧回路に供給されるオイルが充填される第1の部屋と、この第1の部屋に収納され、第1の押圧部の押圧力を受けて動作する第1のシリンダと、後輪ブレーキ機構の油圧回路に供給されるオイルが充填される第2の部屋と、この第2の部屋に収納され、第2の押圧部の押圧力を受けて動作する第2のシリンダとを有するシリンダ部を備え、
前記バランサ部と前記シリンダ部を基台に一体に取付けたことを特徴とするブレーキ制御装置。 - 第1の押圧部と弟2の押圧部に前記押圧力を不均等に分散させるよう前記分散機構を設定したことを特徴とする請求項1記載のブレーキ制御装置。
- 前記基台上に、第1の部屋と第2の部屋が隣合うよう配置し、前記バランサ部の第1の押圧部と第2の押圧部を夫々前記シリンダ部の各シリンダに対向するよう配置したことを特徴とする請求項1記載のブレーキ制御装置。
- 車両本体へ前記基台を取付ける取付部を前記基台に設けたことを特徴とする請求項1記載のブレーキ制御装置。
- 取付部に複数組の取付用の長孔を形成したことを特徴とする請求項4記載のブレーキ制御装置。
- 前記バランサ部の分散機構の一部を構成し、前記ブレーキペダルの押圧力によって回動する可動体を、前記基台の上方に設けた軸で軸支したことを特徴とする請求項1記載のブレーキ制御装置。
- 前記基台に前記可動体の下端部が入る透孔又は凹部を設けたことを特徴とする請求項6記載のブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004026294A JP2005219513A (ja) | 2004-02-03 | 2004-02-03 | ブレーキ制御装置 |
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JP2004026294A JP2005219513A (ja) | 2004-02-03 | 2004-02-03 | ブレーキ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005219513A true JP2005219513A (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=34995509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004026294A Pending JP2005219513A (ja) | 2004-02-03 | 2004-02-03 | ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005219513A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007059903A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | エレクトロルミネセンス・デバイス(光電子デバイスの安定性向上) |
WO2013069338A1 (ja) | 2011-11-11 | 2013-05-16 | 三菱化学株式会社 | 有機電界発光素子及び有機電界発光デバイス |
KR20190111919A (ko) | 2017-01-23 | 2019-10-02 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 발광층 형성용 조성물 및 해당 발광층 형성용 조성물을 함유하는 유기 전계 발광 소자 |
-
2004
- 2004-02-03 JP JP2004026294A patent/JP2005219513A/ja active Pending
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KR20190111919A (ko) | 2017-01-23 | 2019-10-02 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 발광층 형성용 조성물 및 해당 발광층 형성용 조성물을 함유하는 유기 전계 발광 소자 |
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