JP2005218498A - 香気吸引パイプ - Google Patents

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荘太郎 能登
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Abstract

【課題】 本発明は、従来の禁煙用パイプ、香気吸入パイプに花粉症の症状を緩和する効能が期待できるエキスを混入させた吸着材を内蔵した香気吸引パイプを提供する。
【解決手段】 先端が開口されたパイプ本体と他端に吸口筒を備えた香気吸引パイプにおいて、前記パイプ本体内に装着したポリアセテート繊維束に香気剤を含ませた吸着材に甜茶エキスを混入したハーブエキスを含浸させた吸着材からなることを特徴とする香気吸引パイプであり、また、上記香気剤が、メントール、甜茶エキスおよびハーブエキスからなり、かつ前記甜茶エキスがハーブエキス中に30〜40質量%含み、更に、上記ハーブエキスが、更に助剤として、セージ、菩提樹、オトギソウ、エイメイソウ、羅漢果、ペパーメントオイル、シナモンオイル、レモンオイルの少くとも1種以上を配合されたものである香気吸引パイプ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、花粉症の症状緩和を目的とした香気吸引パイプに関するものであり、特に、パイプ本体内の空気通路にポリアセテート繊維束を収納し、この繊維束に花粉症対応成分を含浸させた吸着材を内蔵した香気吸引パイプに関するものである。
近年、人体への健康管理の目的から禁煙が叫ばれており、たばこ中のニコチン、タール等の有害物質を除去する各種方法、器具が提案されているが、典型的には禁煙用パイプが、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等には、禁煙用パイプそのものや、禁煙用パイプ中に吸着材を装着し、この吸着材に各種香気剤として、ハッカ液、クリスタルミント、シナモンを含有させた香気パイプが提案されている。
また、近年、杉花粉、その他植物の花粉による人体に及ぼす花粉症が猛烈な勢いで流行しており、その対策に苦慮している。そのために、花粉症対策として各種薬剤、防塵マスク、衣服等様々な対応が採られている。特に、各種薬剤においては副作用を伴うものもあり、忌避されているものもある。しかしながら、これを解決する決定的対策は未だ見つかっておらず、そのため、手軽で簡便な器具で花粉症対策が行える手段の提案が要請されている。
特開昭60−199377号公報 特開昭62−10152号公報 特開平8−56640号公報 特開2001−17152号公報
本発明は、従来の禁煙用パイプ、香気吸入パイプに花粉症の症状を緩和する効能が期待できるエキスを混入させた吸着材を内蔵した香気吸引パイプを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その要旨は、先端が開口されたパイプ本体と他端に吸口筒を備えた香気吸引パイプにおいて、前記パイプ本体内に装着したポリアセテート繊維束に香気剤を含ませた吸着材に甜茶エキスを混入したハーブエキスを含浸させた吸着材からなることを特徴とする香気吸引パイプであり、また、上記香気剤が、メントール、甜茶エキスおよびハーブエキスからなり、かつ前記甜茶エキスがハーブエキス中に30〜40質量%、好ましくは35質量%含み、更に、上記ハーブエキスが、更に助剤として、セージ、菩提樹、オトギソウ、エイメイソウ、羅漢果、ペパーメントオイル、シナモンオイル、レモンオイルの少くとも1種以上を配合されたものである香気吸引パイプ、である。
本発明によれば、従来の禁煙用パイプ、香気吸入パイプに花粉症の症状を緩和する効能を有する甜茶は、マスト細胞からのヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を抑制する働きがあるため、従来から使用されている禁煙パイプ内の吸着材に含浸させ、これを随時吸気することにより何ら副作用もなく簡便で手軽に如何なる場所でも花粉症アレルギー症状が緩和されるという優れた効果を有する。
先ず、本発明において使用する甜茶エキスについて説明する。
バラ科甜茶や柑橘類はポリフェノールを含み、古来より嗜好品としてのみならず薬用としても食されており、その活性成分の研究も行われており、効果的な抗アレルギー作用を呈するものとして甜茶エキスとヘスペリジンが中でも有効であることが知られている。この甜茶において、「甜」には甘いという意味があり、中国では甘いお茶を総称して「甜茶」と呼ばれており、一般的には甜葉懸よう子、牛白藤、臘連繍球、多穂石柯葉の4種類が知られ、抗炎症作用や抗アレルギー作用があるのは、特有のポリフェノールが含まれるバラ科の甜茶(甜葉懸よう子)だけであると言われている。また、バラ科の甜茶は、熱を下げ、肺を潤し、痰を除き、咳を止めると言われている。そして、抗アレルギーとは、特に花粉症ではくしゃみ、鼻水、痒みなどの不快な症状を引き起こされるが、このような過剰な免疫反応による疾患がアレルギーで、これにはIg抗体の増加、ヒスタミン等の化学伝達物質の産生、血管透過性の増大等、複数の生体反応が関与し、これらを総合的に調節することがアレルギーの予防や治療には有効で、甜茶はヒスタミンを抑制するという効果がある。そして、上述した花粉症は、炎症の原因となる刺激によって体内に生成されるシクロオキシナーゼ(酵素)やヒスタミン(化学伝達物質)が、喘息や鼻炎などの急性炎症を引き起こすが、バラ科の甜茶エキスはこのヒスタミンの発生を抑制する効果が知られている。
本発明者らは、上記甜茶の抗炎症作用や抗アレルギー作用に着目し、これを簡便な方法で摂取するための手段を鋭意検討した結果、以下のことを前提条件とした。
1)香気を吸入して快感を得る従来の香気吸入パイプと異なり、花粉症の症状を緩和する効果のある甜茶エキスを香気剤として使用する吸入型パイプであること。
2)患部、特に口腔、鼻腔および角膜に直接的に有効成分を少量・長時間にわたり噴霧、塗布できる吸入型パイプであること。
3)単に気分が良くなる香気剤を吸引するものでなく、花粉症の症状を緩和する効果のある成分を患部に効果的に噴霧、塗布するためにポリアセテート繊維の吸着材を使用すること。
その結果、本発明者らは、従来から使用されている禁煙パイプとその構造を改造し、先端が開口されたパイプ本体と他端に吸口筒を備えた香気吸引パイプにおいて、前記パイプ本体内に装着したポリアセテート繊維束に香気剤を含ませた吸着材に甜茶エキスを混入したハーブエキスを含浸させた吸着材からなる香気吸引パイプとすることで花粉症の症状を緩和しうる効果があることを見い出したものである。上記香気剤が、メントール、甜茶エキスおよびハーブエキスからなり、かつ甜茶エキスがハーブエキス中に30〜40質量%、好ましくは35質量%含み、更に、上記ハーブエキスが、更に助剤として、セージ、菩提樹、オトギソウ、エイメイソウ、羅漢果、ペパーメントオイル、シナモンオイル、レモンオイルを少くとも1種以上配合されたものである香気吸引パイプとすることで更に花粉症の症状を緩和しうる効果があることを見い出したものである。
次に本発明を図面に基づいて説明する。図1は本発明による香気吸引パイプの概略構成を示す図である。図1において、(a)は香気吸引パイプの正面図で、この香気吸引パイプは吸引パイプ本体1と使用時に吸引パイプ本体の他端の所定位置まで押し込められる吸口筒2から構成されている。図1(b)は(a)の断面正面図で、吸引パイプ本体1は先端に通気小孔3を有し、吸口筒2は端部に吸気小孔4が貫通して設けてある。なお、吸引パイプ本体1の先端の通気小孔3にはこれを塞ぐストッパー6が、また、吸口筒2の外周には不使用時にこれを収納する吸口筒キャップ7を設けている。そして、上記吸引パイプ本体1内にはポリアセテート繊維束に香気剤を含ませた吸着材に甜茶エキスを混入したハーブエキスを含浸させた吸着材5を収容している。これら各部品は一体物ではなく、図2(a)に示すようなバラバラの部品からなり、これらを組み立て図2(b)に示すような態様で販売に供せられる。
上記吸着材5は、上述したように、香気剤としてメントール、甜茶エキスおよびハーブエキスからなり、かつ甜茶エキスがハーブエキス中に30〜40質量%、好ましくは35質量%含み、更に、上記ハーブエキスが、更に助剤として、セージ、菩提樹、オトギソウ、エイメイソウ、羅漢果、ペパーメントオイル、シナモンオイル、レモンオイルの少くとも1種以上を配合したものを吸着したものである。
本発明による香気吸引パイプは、使用時には吸口筒キャップ7を吸口筒2から外し、ストッパー6を吸引パイプ本体1から外すことにより吸着材に吸着されている香気剤を吸引する。この状態で吸口筒2をくわえ、空気を吸い込むと空気と一緒に甜茶エキスも吸引され、甜茶エキスのヒスタミン抑制という効果のために、鼻、喉を刺激して花粉症の炎症を抑制しうるのである。
また、本発明による香気吸引パイプは、パイプ本体はプラスチック製であり繰り返し使用することが可能であるが、吸着材は約3〜5日間程度の使用で甜茶エキスが吸引或いは蒸発により消費されてしまうが、この吸着材を別途新しいものと交換することで再度使用することも可能である。
(a)は本発明による香気吸引パイプの正面図で、(b)は香気吸引パイプの断面正面図である。 (a)は本発明による香気吸引パイプの各部位を分離した状態を示す図で、(b)は(a)の各部位を組み立てられた状態を示す図である。
符号の説明
1…吸引パイプ本体
2…吸口筒
3…通気小孔
4…吸気小孔
5…吸着材
6…ストッパー
7…吸口筒キャップ

Claims (3)

  1. 先端が開口されたパイプ本体と他端に吸口筒を備えた香気吸引パイプにおいて、前記パイプ本体内に装着したポリアセテート繊維束に香気剤を含ませた吸着材に甜茶エキスを混入したハーブエキスを含浸させた吸着材からなることを特徴とする香気吸引パイプ。
  2. 前記香気剤が、メントール、甜茶エキスおよびハーブエキスからなり、かつ前記甜茶エキスがハーブエキス中に30〜40質量%含むことを特徴とする請求項1記載の香気吸引パイプ。
  3. 前記ハーブエキスが、更に助剤として、セージ、菩提樹、オトギソウ、エイメイソウ、羅漢果、ペパーメントオイル、シナモンオイル、レモンオイルの少くとも1種以上を配合されたものであることを特徴とする請求項1記載の香気吸引パイプ。
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