JP2005217826A - 熱源機通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 HAシステムに対応するとともに安価かつ施工容易な熱源機通信システムを提供する。
【解決手段】 公衆電話回線L2を介して熱源機1の情報を監視サーバ2に通報する網制御装置3を備えた熱源機通信システムにおいて、上記網制御装置3とのインターフェイスを構成する通信インターフェイス回路11を熱源機1に内蔵させるとともに、この通信インターフェイス回路11を、熱源機1のリモコンRCが接続される通信接続端子台14と端末通信インターフェイス装置5とを介してHA端子付き端末装置4と通信接続し、熱源機1、リモコンRC、通信インターフェイス装置5間での通信を可能に構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、熱源機通信システムに関し、より詳細には、熱源機の情報を公衆通信回線を介して外部の監視サーバに通報し得るように構成した熱源機通信システムに関する。
従来、ガス給湯器などのガス器具(熱源機)の分野においては、公衆電話回線を利用して熱源機の情報(たとえば、熱源機の通電時間や燃焼時間、さらには当該熱源機に接続される温水暖房端末装置の情報)をガス会社のサービスセンター等に設けられる監視サーバに自動的に送信するように構成された熱源機通信システムが提供されている。
具体的には、この種の熱源機通信システムでは、下記の特許文献1に示すように、熱源機と公衆電話回線との間に網制御装置である自動通報装置(T−NCU)が配され、上記熱源機の情報は、この自動通報装置を介して公衆電話回線にのせて上記監視サーバに送信されている。
一方、広く照明器具やエアコン、電気錠装置などの住宅設備機器の分野においては、これら住宅設備機器とマイコン搭載のホームコントローラ(制御装置)とをホームバスを介して接続し、上記制御装置による住宅設備機器の集中制御(たとえば、機器のオン/オフ制御など)を可能とするホームオートメーション(以下、「HA」と称する)化が進んでおり、それにともない、上記ホームコントローラと接続するためのHA端子付きの住宅設備機器が種々提供されている。なお、ここでHA端子付きの住宅設備機器とは、日本電機工業会規格JEM1427に適合するHA端子を備えた機器のことを意味し、より詳細には制御用の通信線として4芯線が用いられる機器のことをいう(以下、同じ)。
特開平6−185742号公報
このような状況の下、最近では、熱源機通信システムの監視サーバを用いて(具体的には、上記監視サーバの制御プログラム上で設定された所定の時間や周期等または上記監視サーバと通信接続された通信端末(たとえば携帯電話やモバイルパソコンなど)からの指令に基づいて)、HAシステムの住宅設備機器の監視や制御ができるように、図2に示すような構成の熱源機通信システムが提案されるに至っている。
すなわち、図において、aは熱源機、bは網制御装置、cは監視サーバ、dはHA端子付きの住宅設備機器(以下、端末機器と称する)を示している。熱源機aと網制御装置bとの間には、ホームコントローラとして機能するマイコンeと、熱源機aの情報を上記網制御装置を介して電話回線にのせるための通信インターフェイス回路fとを備えたアダプタgを配し、このアダプタgと上記各端末機器dとの間に両者間でデータのやり取りを行うためのインターフェイスユニットhを配するものである。
しかしながら、このような構成の熱源機通信システムでは、その施工にあたり、上記アダプタgは、通常、図示のように熱源機aとともにパイプシャフト(PS)扉内に配されることとなるので独自の防爆構造を採用する必要があり、そのために製造コストの上昇を招くという問題がある。
また、図2に示す構成では、上記インターフェイスユニットhは端末機器dの近傍に配され、しかもアダプタgとは4芯の通信線で接続されることから、端末機器dからアダプタgまでの距離が遠くなると配線接続作業が煩雑なものとなる。また、上述したように、アダプタgは防爆構造を採用するので、アダプタgへの配線作業も煩雑となる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価かつ施工容易な熱源機通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る熱源機通信システムは、監視サーバと、該監視サーバと公衆通信回線を経由して通信接続される網制御装置と、熱源機に内蔵され、上記網制御装置と通信接続される第1の通信インターフェイス装置と、この第1の通信インターフェイス装置に通信接続される上記熱源機の制御装置と、上記熱源機が備える電源装置から電源供給を受けるとともに、上記熱源機またはその近傍に備えられる通信線接続端子台に2芯線で接続されることにより上記制御装置と通信接続される第2の通信インターフェイス装置と、この第2の通信インターフェイス装置と通信接続されるとともに、上記熱源機とは電気的に絶縁されるHA端子付き端末装置とから構成されることを特徴とする。
ここで、上記公衆通信回線には、公衆電話回線が含まれることはもちろんのこと、インターネットなどのような広域通信網も含まれる。
そして、本発明は、その好適な実施態様として、上記熱源機を遠隔操作するためのリモコンに備えた設定手段による設定情報に基づいて上記HA端子付き端末装置を制御することを特徴とする。
本発明の熱源機通信システムによれば、熱源機を介してHA端子付き端末装置と監視サーバが通信接続されるので、監視サーバを用いてHAシステムにおける住宅設備機器の遠隔監視や遠隔制御ができるようになる。
そして、本発明では、監視サーバに熱源機の情報を送信するための第1の通信インターフェイス装置が熱源機に内蔵されているため、この第1の通信インターフェイス装置を設けるにあたり独自の防爆構造を必要としない。すなわち、パイプシャフト扉内に設置される熱源機はそれ自体が防爆構造を備えているので、この熱源機に上記第1の通信インターフェイス装置を内蔵させることで、上記第1の通信インターフェイス装置の防爆構造として熱源機の防爆構造を利用することができる。したがって、本発明によれば、第1の通信インターフェイス装置を設けるに当たり独自の防爆構造を必要としないので製造コストの上昇を抑えることができ、安価にシステムを提供することができる。
さらに、本発明によれば、熱源機の制御装置とHA端子付き端末装置(具体的には第2の通信インターフェイス装置)とが、熱源機またはその近傍に備えられる通信線接続端子台を介して2芯線で接続されるので、従来の構成(具体的には図2に示す構成)に比べて配線作業が容易である。
また、本発明によれば、HA端子付き端末装置が、熱源機のリモコンと同じように熱源機またはその近傍に備えられた通信接続端子台に接続されて熱源機の制御装置と通信接続されるので、リモコンの操作スイッチなどを設定手段として設定された設定情報に基づいてHA端子付き端末装置を制御できる。したがって、たとえば台所のリモコンなどからでもHA端子付き端末装置を操作することができるようになり、HAシステムの利便性が向上する。
以下、本発明に係る熱源機通信システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の概略構成を示すブロック図である。この図1に示す熱源機通信システムは、図示のごとく、熱源機1と、監視サーバ2と、網制御装置3と、HA端子付き端末装置4と、HA端末側に設けられる端末通信インターフェイス装置(第2の通信インターフェイス装置)5とを主要部として構成される。
上記熱源機1は、本実施形態では、図示しない温水暖房端末装置に温水供給が可能に構成されたガス給湯器で構成される。そして、図示のようにパイプシャフト(PS)扉内に配設される。なお、この種のガス給湯器における給湯機能や温水暖房端末装置への温水供給機能に関する構成は既に周知であるので、ここではそれらの構成や動作についての説明は省略し、本発明に関係する通信機能に関する構成、動作について説明する。
上記熱源機1は、図示のように、上記網制御装置3と通信接続される通信インターフェイス回路(第1の通信インターフェイス装置)11と、熱源機1のコントローラを構成する制御装置12と、熱源機1の電源装置13と、熱源機1のリモコンRCなどを接続するための通信接続端子台14とを主要部として備えて構成される。
上記通信インターフェイス回路11は、通信線L1を介して上記網制御装置3と通信接続され、上記制御装置12から出力される情報を上記網制御装置3との通信用信号に変換して通信線L1に出力するとともに、網制御装置3を経由して通信線L1から入力される信号を制御装置12で読み取り可能な信号に変換するインターフェイス装置で構成される。そして、本発明では、この通信インターフェイス回路11は熱源機1の筐体内に内蔵される。つまり、この通信インターフェイス回路11は熱源機1が備える防爆構造(たとえば熱源機1の筐体に設けられるパッキングなどのシール部材)によってシールされるように構成されている。
上記制御装置12は、マイコンを搭載した制御回路で構成され、上述したように熱源機1のコントローラを構成するとともに、本発明では、後述するように、HA端子付き端末装置4と監視サーバ2との間の通信を制御する通信制御装置としての機能も果たすようにプログラミングされる。そして、この制御装置12は、図示のように、上記通信インターフェイス回路11と通信接続されるとともに、2芯通信用の2芯インターフェイス回路15を介して通信接続端子台14にも通信接続される。
上記電源装置13は、熱源機1の各部に電源供給を行うための電源回路であって、本実施形態では、さらに上記通信接続端子台14に接続されるリモコンRCや端末通信インターフェイス装置5にも直流電源を供給するように構成される。つまり、上記2芯インターフェイス回路15は電源重畳信号伝送が可能なインターフェイス回路で構成され、この2芯インターフェイスを介して電源装置13からリモコンRCや端末通信インターフェイス装置5にも直流電源が供給される。
上記通信接続端子台14は、上記2芯インターフェイス回路15を介して熱源機1の制御装置12と通信を行う各種端末機器(たとえば熱源機1のリモコンRCや温水暖房端末装置のコントローラ等)を、2芯の通信線(2芯線)L4を用いて熱源機1に接続するための端子台であって、熱源機1の筐体内またはその近傍に備えられる。
本実施形態では、この通信接続端子台14は、熱源機1の筐体内に内蔵されており、この通信接続端子台14と上記2芯インターフェイス15とが2芯の通信線L5によって接続されている。なお、このように通信接続端子台14を熱源機1に内蔵することにより、通信接続端子台14についても熱源機1の防爆構造を利用することができる。また、本発明では、通信接続端子台14と端末通信インターフェイス装置5との接続は、2芯の通信線L4により行われるので、従来の配線の構成(具体的には図2の構成)に比べると接続作業が容易となる。
上記リモコンRCは、主として、熱源機1の遠隔操作を行うためのリモートコントローラであって、特に図示しないが、このリモコンRCは、制御手段を構成するマイコンと、遠隔操作などの各種操作を入力するための設定手段を構成する各種操作スイッチと、操作内容等を表示するための表示手段を構成する表示装置を備えて構成される。
そして、本実施形態では、このリモコンRCは、後述するHA端子付き端末装置4の制御に関連して、計時手段として内部時計を備えている。また、上記設定手段には、HA端子付き端末装置4に対する遠隔操作用の操作スイッチが設けられる。なお、このHA端子付き端末装置4用の操作スイッチは、リモコンRCにHA端子付き端末装置操作用の専用の操作スイッチを設けるように構成することも可能であるが、上記マイコンのソフトウェアの設定により熱源機操作用の操作スイッチをHA端子付き端末装置用の操作スイッチとして用いることも可能である。また、このリモコンRCは、後述するように、熱源機1の電源装置13から電源供給を受けるように構成されている。
上記監視サーバ2は、公衆電話回線(公衆通信回線)L2を経由して複数の熱源機と通信接続可能な形態のコンピュータシステムで構成される。すなわち、監視サーバ2は、たとえばガス会社のサービスセンター等に設置され、各家庭などに配設された熱源機1から得られる情報を一元的に管理し、また、各家庭などの熱源機1(および熱源機1に接続される温水暖房端末装置やHA端子付き端末装置4)に対して個別または統一的に遠隔制御指令を出力するように構成される。つまり、この監視サーバ2は、公衆電話回線L2を通じて個々の熱源機1や当該熱源機1に接続される温水暖房端末装置やHA端子付き端末装置4の情報を取得する一方、個々の熱源機1や当該熱源機1に接続される温水暖房端末装置やHA端子付き端末装置4に対してオン/オフ制御などの制御指令を与えるように構成されている。
なお、この監視サーバ2から各家庭の熱源機1(および熱源機1に接続される温水暖房端末装置やHA端子付き端末装置4)に対して出力される遠隔制御指令は、当該監視サーバ2の制御プログラム上で設定された所定の時間や周期等に基づいて定時に出力されることがある他、上記監視サーバと通信接続された図示しない通信端末(たとえば携帯電話やモバイルパソコンなど)からの指令に基づいても出力可能とされている。
上記網制御装置3は、公衆電話回線L2を経由して監視サーバ2と通信接続される通信端末装置であって、具体的には、この網制御装置3は、図示しない電話端末(電話機)による通信と、上記通信インターフェイス回路11によるデータ通信とを切り替えて公衆電話回線L2を利用するための通信切替機能を備えて構成される。本実施形態では、この網制御装置3としてT−NCUが好適に用いられる。
上記HA端子付き端末装置4は、HA化に対応した住宅設備機器(たとえば、照明器具やエアコン、電気錠など)であって、具体的には、日本電機工業会規格JEM1427に適合するHA端子を備えた機器であって、一般的な態様のホームコントローラ(具体的には、ホームコントローラとの通信用インターフェイスユニット)と接続可能なように4芯の信号線L3を接続するためのHA端子(図示せず)を備えて構成される。
また、これらHA端子付き端末装置4は、特に図示しないが、いずれも独自に電源を取得するように構成されている。すなわち、本実施形態では、上記リモコンRCや後述する端末通信インターフェイス装置5は、通信線L4を介して熱源機1から電源供給を受けるように構成されるが、HA端子付き端末装置4は、図示しない外部の電源(たとえば商用電源など)から独自に電源の供給を受けるように構成され、熱源機1との通信に関して、熱源機1とは電気的に絶縁されている。
上記端末通信インターフェイス装置5は、図示しないマイコンを搭載してなるインターフェイス回路であって、具体的には、上記通信接続端子台14とHA端子付き端末装置4の間に介在し、上記通信接続端子台14に接続される2芯の通信線(2芯線)L4と、端末装置4のHA端子に接続される4芯の通信線L3のインターフェイスとして機能する。つまり、この端末通信インターフェイス装置5は、2芯線から送られてくるデータを4芯線用のデータに変換して4芯線に出力する一方、4芯線から送られてくるデータを2芯線用のデータに変換して2芯線に出力する機能を備えている。
また、この端末通信インターフェイス装置5に搭載されたマイコンは、通信線L4を経由して入力される制御信号等に基づいてHA端子付き端末装置4の動作制御を行うとともに、通信線L3を経由して入力される信号に基づいてHA端子付き端末装置4の動作状況を監視し、当該動作状況をリモコンRCや熱源機1の制御装置12に対して出力するように構成されている。なお、この端末通信インターフェイス装置5は、上述したように、熱源機1の電源装置13から通信線L4を介して電源供給を受けるように構成されている。
このように、本発明に係る熱源機通信システムではリモコンRCとHA端子付き端末装置4とが通信接続端子台14およびマイコン搭載の端末通信インターフェイス装置5を介して通信接続されているので、リモコンRCの設定手段によってHA端子付き端末装置4の遠隔操作や動作設定などを行うことができる一方、端末通信インターフェイス装置5と監視サーバ2とが熱源機1および網制御装置3を介して通信接続されているので、監視サーバ2は、熱源機1から情報を取得し、また、熱源機1(および熱源機1に接続される温水暖房端末装置やHA端子付き端末機器4)に対して遠隔制御指令を出力することが可能となる。
そこで、次に、本発明の一実施例として、上記HA端子付き端末装置4が電気錠装置である場合についての適用例を説明する。
上記HA端子付き端末装置4が電気錠装置である場合、リモコンRCおよび電気錠装置が接続された端末通信インターフェイス装置5に搭載されたマイコンの設定により、たとえば以下のようなことを行うことができる。
すなわち、本システムのユーザは、外出等する際に予めその外出時刻をリモコンRCの操作スイッチにより設定する。つまり、本実施例では、リモコンRCの操作スイッチを電気錠装置の施錠時刻(設定情報)の設定手段として用いる。この時刻設定は、たとえば「午後4時30分」のように24時間表記法で設定するように構成させることも可能であり、また、「30分後」のように施錠までの猶予時間を設定するように構成させることも可能である。そして、リモコンRCの内部時計が上記設定時刻になると、リモコンRCは、電気錠装置が接続された端末通信インターフェイス装置5に対して所定の制御信号(この場合、施錠確認要求信号)を送信する。
施錠確認要求信号を受信した端末通信インターフェイス装置5は、搭載されたマイコンのプログラムに従って電気錠装置の状態をモニターし、未だ施錠されていなければ電気錠装置に対して施錠を指示する信号(施錠信号)を送信する。
一方、電気錠装置は上記施錠信号を受信することにより電気錠を施錠する。これにより、熱源機1のリモコンRCを用いて所望の時刻に電気錠装置を自動的に施錠(制御)することが可能となる。
次に、本発明の第二の実施例として、上記HA端子付き端末装置4が照明装置である場合についての適用例を説明する。
上記HA端子付き端末装置4が照明装置である場合、リモコンRCおよび照明装置が接続された端末通信インターフェイス装置5に搭載されたマイコンの設定により、たとえば所定の時刻に照明装置の点灯/消灯制御を行わせることができる。
すなわち、本システムのユーザは、旅行等で留守にする場合に、予めリモコンRCの操作スイッチにより照明装置を防犯モードに設定する。つまり、本実施例では、リモコンRCの操作スイッチを防犯モード(設定情報)の設定手段として用いる。この防犯モードは、一定時間だけ照明装置を点灯させるためのモードであり、その設定は、たとえば、午後6時から午前2時といったように点灯開始時刻と点灯終了時刻(消灯時刻)を設定することにより行われるが、午後6時から8時間といったように点灯開始時刻と点灯時間とを設定するように構成することも可能である。
このようにして、リモコンRCにおいて防犯モードが設定されると、リモコンRCは、その内部時計が上記設定時刻(点灯開始時刻)になると、照明装置が接続された端末通信インターフェイス装置5に対して所定の制御信号(この場合、点灯要求信号)を送信する。
そして、点灯要求信号を受信した端末通信インターフェイス装置5は、搭載されたマイコンのプログラムに従って照明装置の状態をモニターし、照明装置が未だ点灯していなければ照明装置に対して点灯を指示する信号(点灯信号)を送信し、照明装置を点灯させる。
そして、内部時計が消灯時刻になると(または点灯時間が経過すると)、リモコンRCは上記端末通信インターフェイス装置5に対して所定の制御信号(この場合、消灯要求信号)を送信する。これにより、端末通信インターフェイス装置5は照明装置に対して消灯を指示する信号(消灯信号)を送信し、照明装置が消灯する。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、通信接続端子台14を熱源機1に内蔵させた場合を示したが、通信接続端子台14は熱源機1の近傍(たとえば、PS扉の内部)に設けてもよい。この場合、通信接続端子台14については別途防爆構造を採用する必要が生じるので上述した実施形態に比べるとコスト面で不利になるが、通信接続端子台14には2芯の通信線が接続される点は上記実施形態と同様であるので、配線接続作業の容易化という面では従来の配線の構成(具体的には図2に示す構成)に比べて有利である。
また、上述した実施形態では、監視サーバ2と網制御装置3との接続を公衆電話回線L3による場合を示したが、これらの間の接続は他の公衆通信回線、たとえばインターネットのような広域通信網を介して行わせることも可能である。なお、その場合、使用する通信回線の態様に応じて、上記網制御装置3はT−NCU以外の他の装置が適宜選択されることはもちろんである。
本発明に係る熱源機通信システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の前提技術となる熱源機通信システムの概略構成を示すブロック図である。
1 熱源機
2 監視サーバ
3 網制御装置
4 HA端子付き端末装置
5 端末通信インターフェイス装置(第2の通信インターフェイス装置)
11 通信インターフェイス回路(第1の通信インターフェイス装置)
12 制御装置
13 電源装置
14 通信接続端子台
15 2芯インターフェイス回路
L2 公衆電話回線(公衆通信回線)

Claims (2)

  1. 監視サーバと、該監視サーバと公衆通信回線を経由して通信接続される網制御装置と、熱源機に内蔵され、前記網制御装置と通信接続される第1の通信インターフェイス装置と、この第1の通信インターフェイス装置に通信接続される前記熱源機の制御装置と、前記熱源機が備える電源装置から電源供給を受けるとともに、前記熱源機またはその近傍に備えられる通信線接続端子台に2芯線で接続されることにより前記制御装置と通信接続される第2の通信インターフェイス装置と、この第2の通信インターフェイス装置と通信接続されるとともに、前記熱源機とは電気的に絶縁されるHA端子付き端末装置とから構成されることを特徴とする熱源機通信システム。
  2. 前記熱源機を遠隔操作するためのリモコンに備えた設定手段による設定情報に基づいて前記HA端子付き端末装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の熱源機通信システム。
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