JP2005215948A - 広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末 - Google Patents

広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2005215948A
JP2005215948A JP2004021210A JP2004021210A JP2005215948A JP 2005215948 A JP2005215948 A JP 2005215948A JP 2004021210 A JP2004021210 A JP 2004021210A JP 2004021210 A JP2004021210 A JP 2004021210A JP 2005215948 A JP2005215948 A JP 2005215948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
advertisement
identifier
distribution
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004021210A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasufumi Mase
康文 間瀬
Kunihiro Yasui
邦博 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2004021210A priority Critical patent/JP2005215948A/ja
Priority to PCT/JP2004/019120 priority patent/WO2005062222A1/ja
Publication of JP2005215948A publication Critical patent/JP2005215948A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 広告に関する詳細情報を簡単にその場で取得でき、取得回数や時刻などの履歴情報を記憶し加工して広告効果を計測できるようにすること。
【解決手段】 広告情報管理システム1は、広告3近傍に付された場所識別子9と、個々の広告3に付された広告識別子10と、これらの識別子を入力する入力手段を備えた携帯電話機2と、携帯電話機2と基地局7を介してネットワーク8で接続された広告情報管理サーバ6とから構成されている。携帯電話機2から場所識別子9と広告識別子10を入力し、広告情報管理サーバ6に対応する情報をリクエストすると、広告情報管理サーバ6がデータベースを検索して広告の内容に関連する情報を提供する。このような情報提供を行なった履歴は、履歴情報データベースに記憶され、必要に応じて加工処理が行なわれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、吊り広告等の広告の詳細情報をユーザの求めに応じて提供する広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末に関するものである。
一般に、駅構内や列車内、街頭等には、さまざまな広告が人目を引くように設置されている。このような広告を見た人は、その対象の商品やサービス等に興味を覚え、詳細を知りたいと思ったり、雑誌や書籍等の広告では内容の一部を閲覧したいという希望を持つことがある。このような消費者の希望に応えるため、近時は広告や掲示物等にインターネットのURL(Uniform Resource Locator)が記載され、そのURLにアクセスすることにより詳細情報が得られるようにしていることも多いが、URLを入力する手間がかかり、その場ですぐに詳細情報が得られるものではない。
また、広告主の側は、出している広告を見てどの程度の割合の人が実物を購入したりサービスの提供を受けたりしているのかという効果を測りたいが、広告の場所によって見る人の層も違っており、正確に広告効果を解析したり検証したりすることは非常に困難である。
そこで、非接触で情報の書き込みや読み出しが可能な無線タグ等を詳細情報の記憶媒体として利用し、ここから情報を読み出すことも提案されている。例えば、特許文献1には、広告情報を記憶した非接触式ICカードをポスターにとりつけ、携帯情報端末から非接触式ICカードになされるリクエストに応じて広告情報を携帯情報端末に送信する方法が記載されている。また、特許文献2には、広告媒体に無線タグを添付し、端末装置から送信される電波に応えて記憶されている情報を反射波として送出する情報提供方法が開示されている。
特開2002−72941号公報 特開2002−268593号公報
しかしながら、従来装置においては、広告等の対象物に関する詳細情報や詳細情報へのアクセス回数の計数手段を無線タグ自体に記憶させ、その無線タグを広告媒体に添付し、必要に応じてその無線タグに記憶されたアクセス回数等のデータを読み取ることによってデータの収集を行ったり、広告媒体自体を回収してそのデータを収集するようにするものであるため、比較的高価な無線タグを必要とするのみならず、アクセス回数等の記憶されたデータを収集したり記憶媒体を回収するためにその都度広告媒体の設置位置まで出向いて作業を行う必要があり、アクセス回数等のデータを即座に取得することができないという問題点を有するものであった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、広告に関する詳細情報を簡単にその場で取得でき、かつ、詳細情報等へのアクセス回数等のデータを即座に取得できる広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び管理端末を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び作用効果
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、情報端末と、当該情報端末とネットワークを介して接続された広告情報管理サーバとからなる広告情報管理システムであって、前記情報端末は、広告媒体に付された広告識別子と、当該広告媒体が設置されている場所に付された場所識別子とを入力する入力手段と、当該入力手段により入力された前記広告識別子及び前記場所識別子に対応する広告情報の配信を前記広告情報管理サーバに要求する広告情報配信要求手段と、当該広告情報配信要求手段による配信要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された配信情報を受信する配信情報受信手段と、当該配信情報受信手段が受信した配信情報を表示する表示手段とを備え、前記広告情報管理サーバは、前記場所識別子に対応する前記広告媒体の位置を示す広告位置情報を記憶した広告位置情報記憶手段と、前記広告識別子及び前記広告位置情報に対応する広告情報を予め記憶した広告情報記憶手段と、前記情報端末から送信された前記配信要求を受信する端末要求受信手段と、当該端末要求受信手段が受信した前記場所識別子に対応する位置情報を前記広告位置情報記憶手段から抽出する広告位置情報抽出手段と、当該広告位置情報抽出手段が抽出した位置情報と前記端末要求受信手段が受信した広告識別子とに基づき前記情報端末に配信する配信情報を前記広告情報記憶手段から抽出する配信情報抽出手段と、当該配信情報抽出手段が抽出した配信情報を前記情報端末に送信する配信情報提供手段と、前記端末要求受信手段が受信した前記配信要求及び前記情報端末に送信された配信情報の履歴を記憶する履歴情報記憶手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成を有する広告情報提供システムでは、情報端末から広告識別子と場所識別子とを入力し、これらに対応する広告情報の配信を広告情報管理サーバに要求する。広告情報管理サーバでは、この配信要求に応じて、場所識別子に対応する広告媒体の位置(広告位置情報)を検索し、さらに、広告識別子と広告位置情報に対応する広告情報を検索して抽出し、情報端末に配信する。また、このような配信要求と配信情報の履歴は広告情報管理サーバに記憶される。したがって、広告媒体には広告識別子と場所識別子を付し、それらの識別子を入力するとともに、広告情報管理サーバにそれらの識別子に対応させて詳細な広告情報を用意しておけば、簡単な構成で利用者にその場で詳細な情報を提供することができ、比較的高価な無線タグを用いなくてもよいため、安価に実現できる。また、広告位置情報に応じて配信情報を変更したり、更新したりすることも簡単に対応可能である。さらに、広告情報を提供した履歴を広告情報管理サーバで記憶しているため、その記憶された履歴情報を即座に利用できる。尚、ここで、広告情報管理サーバは、物理的に1の装置(サーバマシン)で構成される必要はなく、例えば、広告位置情報記憶手段や広告情報記憶手段を有するデータベースサーバと配信情報抽出手段を有するアプリケーションサーバとから構成されていてもよい。
また、請求項2に記載の発明は、広告媒体及び当該広告媒体の設置場所近傍に設けられた識別子と、当該識別子を読み取りもしくは入力可能な情報端末と、当該情報端末とネットワークを介して接続された広告情報管理サーバとからなる広告情報管理システムであって、前記識別子は、広告媒体に設置され、その広告媒体を示す広告識別子と、広告媒体の設置場所近傍に設置され、その設置場所を示す場所識別子とから構成され、その一方は無線タグに記憶され、他方は広告媒体もしくは広告媒体の設置場所近傍に付されており、前記情報端末は、前記無線タグに記憶された識別子を読み取る読取手段と、前記広告識別子もしくは前記場所識別子のうち、前記無線タグに記憶されていない識別子を入力する入力手段と、当該入力手段により入力表示された識別子及び前記読取手段が読み取った識別子に対応する広告情報の配信を前記広告情報管理サーバに要求する広告情報配信要求手段と、当該広告情報配信要求手段による配信要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された配信情報を受信する配信情報受信手段と、当該広告情報受信手段が受信した配信情報を表示する表示手段とを備え、前記広告情報管理サーバは、前記場所識別子に対応する前記広告媒体の位置を示す広告位置情報を記憶した広告位置情報記憶手段と、前記広告識別子及び前記広告位置情報に対応する広告情報を予め記憶した広告情報記憶手段と、前記情報端末から送信された前記配信要求を受信する端末要求受信手段と、当該端末要求受信手段が受信した前記場所識別子に対応する位置情報を前記広告位置情報記憶手段から抽出する広告位置情報抽出手段と、当該広告位置情報抽出手段が抽出した位置情報と前記端末要求受信手段が受信した広告識別子とに基づき前記情報端末に配信する配信情報を前記広告情報記憶手段から抽出する配信情報抽出手段と、当該配信情報抽出手段が抽出した配信情報を前記情報端末に送信する配信情報提供手段と、前記端末要求受信手段が受信した前記配信要求及び前記情報端末に送信された配信情報の履歴を記憶する履歴情報記憶手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成を有する広告情報提供システムでは、広告識別子又は場所識別子の一方が無線タグで構成されているので、情報端末で無線タグの情報を読み取るとともに、他方の識別子を入力して、これらに対応する広告情報の配信を広告情報管理サーバに要求する。広告情報管理サーバでは、この配信要求に応じて、場所識別子に対応する広告媒体の位置(広告位置情報)を検索し、さらに、広告識別子と広告位置情報に対応する広告情報を検索して抽出し、情報端末に配信する。また、このような配信要求と配信情報の履歴は広告情報管理サーバに記憶される。したがって、広告媒体及びその近傍には広告識別子と場所識別子を付すだけで、広告情報管理サーバに詳細な広告情報を用意しておけば、簡単な構成で利用者にその場で詳細な情報を提供することができる。また、広告位置情報に応じて配信情報を変更したり更新したりすることも可能である。さらに、広告情報を提供した履歴を広告情報管理サーバで記憶しているため、その履歴情報を利用して広告効果を計測するような用途に簡単に対応可能になる。また、識別子の一方が無線タグで構成されているので、入力の手間が省け、利用者が簡単に詳細情報を入手できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記広告識別子は、広告媒体に印刷され、前記場所識別子は、前記広告媒体の設置場所近傍に設置された無線タグに記憶されていることを特徴とする。これによれば、広告識別子を印刷によって実現できるため、広告媒体を安価にできるとともに、無線タグは広告位置情報のみを記憶するだけでよいため、比較的安価なもので実現できる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記広告媒体が、列車やバス等の移動車両中に設置され、前記広告位置情報記憶手段は、前記移動車両が走行している路線を示す路線情報と前記移動車両の運行時刻を示す運行情報との少なくとも一方を記憶することを特徴とする。これによれば、識別子が付された広告媒体が移動車両中に設置されている場合でも、広告情報管理サーバに移動車両の路線情報や運行情報を記憶させておけば、各広告媒体の位置を常に把握することができ、例えば、特定の駅近辺では特定の広告情報を提供できるようにするため、位置情報に基づいた広告情報を配信することが可能である。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記履歴情報記憶手段が、前記配信要求のあった時刻、当該配信要求のあった広告識別子及び送信された配信情報を記憶することを特徴とする。これによれば、広告情報管理サーバに履歴情報として配信要求のあった時刻と当該広告情報要求のあった無線タグの識別情報を記憶しておけば、どの広告情報にいつアクセスがあったかという記録が残るので、これを解析して広告効果の測定などに利用可能である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記広告情報管理サーバが、前記履歴情報記憶手段が記憶した履歴情報を加工する履歴情報加工手段を備えたことを特徴とする。これによれば、広告情報管理サーバに履歴情報加工手段を備えたので、記憶した履歴情報を広告情報管理サーバにおいて加工し、種々の要望に対応した広告効果の検証を実施できる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記広告情報管理サーバが、前記履歴情報を管理する管理端末からの要求に応じて前記履歴情報記憶手段に記憶された履歴情報を当該管理端末に送信する履歴情報送信手段を備え、前記管理端末は、前記広告情報管理サーバに前記履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、当該履歴情報要求手段による要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された履歴情報を受信する履歴情報受信手段と、当該履歴情報受信手段が受信した履歴情報を加工する履歴情報加工手段を備えたことを特徴とする。このように、広告情報管理サーバとは別の管理端末に備えた履歴情報加工手段にて履歴情報を加工するようにすれば、例えば、その管理端末から広告主自身が自由に履歴情報を加工して広告効果の解析、検証などを即座に実施できる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の発明の構成に加え、前記履歴情報加工手段が、前記広告識別子毎の配信要求の頻度、又は前記配信情報毎の送信頻度の少なくとも一方を計数することを特徴とする。このように、履歴情報加工手段が、広告識別子毎の配信要求の頻度や配信情報毎の送信頻度を計数して履歴情報を加工すれば、広告の設置場所による広告効果や配信情報毎の広告効果を解析できる。
また、請求項9に記載の発明は、広告媒体に付された広告識別子と、当該広告媒体が設置されている場所に付された場所識別子とを入力可能な情報端末とネットワークを介して接続された広告情報管理サーバであって、前記場所識別子に対応する前記広告媒体の位置を示す広告位置情報を記憶した広告位置情報記憶手段と、前記広告識別子及び前記広告位置情報に対応する広告情報を予め記憶した広告情報記憶手段と、前記情報端末から送信された前記配信要求を受信する端末要求受信手段と、当該端末要求受信手段が受信した前記場所識別子に対応する位置情報を前記広告位置情報記憶手段から抽出する広告位置情報抽出手段と、当該広告位置情報抽出手段が抽出した位置情報と前記端末要求受信手段が受信した広告識別子とに基づき前記情報端末に配信する配信情報を前記広告情報記憶手段から抽出する配信情報抽出手段と、当該配信情報抽出手段が抽出した配信情報を前記情報端末に送信する配信情報提供手段と、前記端末要求受信手段が受信した前記配信要求及び前記情報端末に送信された配信情報の履歴を記憶する履歴情報記憶手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成を有する広告情報管理サーバでは、情報端末からの配信要求に応えて、場所識別子に対応する広告媒体の位置(広告位置情報)を検索し、さらに、広告識別子と広告位置情報に対応する広告情報を検索して抽出し、情報端末に配信する。また、このような配信要求と配信情報の履歴も記憶する。したがって、広告媒体には広告識別子と場所識別子を付し、それらの識別子を入力するとともに、広告情報管理サーバに詳細な広告情報を用意しておけば、簡単な構成で利用者にその場で詳細な情報を提供することができる。また、広告位置情報に応じて配信情報を変更したり、更新したりすることも簡単に対応可能である。さらに、広告情報を提供した履歴を広告情報管理サーバで記憶しているため、その記憶された履歴情報を即座に利用できる。尚、ここで、広告情報管理サーバは、物理的に1の装置(サーバマシン)で構成される必要はなく、例えば、広告位置情報記憶手段や広告情報記憶手段を有するデータベースサーバと配信情報抽出手段を有するアプリケーションサーバとから構成されていてもよい。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記広告媒体が列車やバス等の移動車両中に設置され、前記広告位置情報記憶手段が、前記移動車両が走行している路線を示す路線情報と前記移動車両の運行時刻を示す運行情報との少なくとも一方を記憶することを特徴とする。このように、識別子が付された広告媒体が移動車両中に設置されている場合でも、広告情報管理サーバに移動車両の路線情報や運行情報を記憶させておけば、各広告媒体の位置を常に把握することができ、例えば、特定の駅近辺では特定の広告情報を提供できるようにするため、位置情報に基づいた広告情報を配信することが可能である。
また、請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の発明の構成に加え、前記履歴情報記憶手段が、前記配信要求のあった時刻、当該配信要求のあった広告識別子及び送信された配信情報を記憶することを特徴とする。このように、広告情報管理サーバに履歴情報として配信要求のあった時刻と当該広告情報要求のあった無線タグの識別情報を記憶しておけば、どの広告情報にいつアクセスがあったかという記録が残るので、これを解析して広告効果の測定などに利用可能である。
また、請求項12に記載の発明は、請求項9乃至11のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記履歴情報記憶手段が記憶した履歴情報を加工する履歴情報加工手段を備えたことを特徴とする。このように、広告情報管理サーバに履歴情報加工手段を備えれば、記憶した履歴情報を広告情報管理サーバにおいて加工し、広告効果の測定などを実施できる。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明の構成に加え、前記履歴情報加工手段が、前記広告識別子毎の広告情報要求の頻度、又は前記配信情報毎の送信頻度の少なくとも一方を計数することを特徴とする。このように、履歴情報加工手段が、広告識別子毎の配信要求の頻度や配信情報毎の送信頻度を計数して履歴情報を加工すれば、広告の設置場所による広告効果や配信情報毎の広告効果を解析できる。
また、請求項14に記載の発明は、請求項9乃至11のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記履歴情報を管理する管理端末からの要求に応じて前記履歴情報記憶手段に記憶された履歴情報を当該管理端末に送信する履歴情報送信手段を備えたことを特徴とする。このように、履歴情報加工手段を有する管理端末に広告情報管理サーバから履歴情報を送信するようにすれば、その管理端末にて履歴情報が加工でき、例えば広告主自身が自由に履歴情報を加工して広告効果の解析・検証などを即座に実施できる。
また、請求項15に記載の発明は、広告情報管理サーバとネットワークを介して接続された情報端末であって、広告媒体に付された広告識別子と、当該広告媒体が設置されている場所に付された場所識別子とを入力する入力手段と、当該入力手段により入力された前記広告識別子及び前記場所識別子に対応する広告情報の配信を前記広告情報管理サーバに要求する広告情報配信要求手段と、当該広告情報配信要求手段による配信要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された配信情報を受信する配信情報受信手段と、当該配信情報受信手段が受信した配信情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の情報端末では、広告識別子と場所識別子を入力し、これらに対応する広告情報の配信を広告情報管理サーバに要求する。そして、配信された広告情報を表示する。従って、情報端末の利用者は、その場で詳細な関連情報を入手することができる。
また、請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の発明の構成に加え、前記広告識別子又は前記場所識別子の一方が識別情報を記憶した無線タグで構成され、前記無線タグに記憶された識別情報を読み取る読取手段を備え、前記入力手段が、当該読取手段が読み取った無線タグの識別情報に、無線タグで構成されていない前記広告識別子又は前記場所識別子を加えて入力するようにしてもよい。このように、広告識別子又は場所識別子の少なくとも一方を無線タグで構成し、その無線タグに記憶された情報を読み取るようにすれば、さらに入力の手間が省け、簡単に詳細情報を入手することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明を適用した第一の実施の形態の広告情報管理システム1の構成について説明する。図1は第一の実施の形態の広告情報管理システム1の全体概念図である。図2は、広告情報管理システム1を構成する携帯電話機2の外観図である。
図1に示すように、広告情報管理システム1は、広告3近傍に付された場所識別子9と、個々の広告3に付された広告識別子10と、これらの識別子を入力する入力手段を備えた情報端末である携帯電話機2と、携帯電話機2と基地局7を介してネットワーク8で接続された広告情報管理サーバ6とから構成されている。
広告3は、例えば電車やバスの車内などの移動車両中にクリップなどに挟み込まれる形態で設置されている。広告3が設置されるクリップ部からなる広告枠13には、数字やアルファベット等の文字情報が目視可能に刻印された場所識別子9が付されている。また、各広告3には、場所識別子9と同様に数字やアルファベット等の文字情報が目視可能に印刷された広告識別子10が付されている。場所識別子9は、広告3のある場所を識別するものであり、また、広告識別子10は、その付された広告3を識別するものである。そして、同一の広告3に対しては同一の広告識別子10が付されている。尚、広告3は、つり下げられる形状に限らず、車両の壁面やドアに貼られているものであってもよいし、駅の構内や街頭に掲示されているものでもよい。
一方、広告情報管理サーバ6は、ネットワーク8を介して携帯電話機2の基地局7に接続しており、携帯電話機2からのリクエストに従って場所識別子9と広告識別子10に対応する広告情報をデータベースから検索して携帯電話機2に送信する。
図2に示すように、携帯電話機2は、送話用のマイク51と、受話用のスピーカ52と、表示用の液晶である表示手段としてのLCD53と、ボタンスイッチを備えたキー54と、基地局7との間で電波を授受して無線通信を実行するアンテナ55とを備えている。さらに、携帯電話機2は、キー54からの入力内容等を選択指示するための決定ボタン56と、処理メニューを表示させるためのメニューボタン57と、各種処理を中断指示するためのキャンセルボタン58とを備えている。
次に、図3及び図4を参照して、広告情報管理システム1を構成する携帯電話機2及び広告情報管理サーバ6の電気的構成について説明する。図3は、携帯電話機2の電気的構成を示すブロック図である。図4は、広告情報管理サーバ6の電気的構成を示すブロック図である。なお、図2に示すものと同一の構成には同一の符号を使用し、その詳細な説明は省略してある。
図3に示すように、携帯電話機2は、携帯電話機2全体の動作の制御を司るCPU101と、CPU101によって実行されるプログラムやBIOS等を記憶するROM102と、各種のデータを一時的に記憶するRAM103とを備えている。
また、携帯電話機2は、マイク51から入力された音声信号をデジタル化したりデジタルの音声データをアナログ化してスピーカ52から出力するための音声コーデック部104と、音声コーデック部104で処理された音声データを転送するために通信方式に応じた手続き処理を行うベースバンドコントローラ105と、アンテナ55を介して送出する信号を変調したりアンテナ55を介して受信した高周波信号を復調する無線コントローラ106と、キー54,決定ボタン56,メニューボタン57,キャンセルボタン58からの入力およびLCD53への出力を制御するユーザインタフェイスコントローラ107と、所定の時間をカウントするタイマ1及びタイマ2からなるタイマ機能及び日時を計測するカレンダ機能を備える日時処理部108と、各種の外部機器と有効に接続するための入出力インタフェイスである拡張I/Oインタフェイス109と、携帯電話機2の全体の回路に電力を供給する電源110とを備えている。
次に、図4に示すように、広告情報管理サーバ6は、周知のワークステーションの構成からなり、広告情報管理サーバ6の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、BIOS等を記憶したROM21と、各種のデータを一時的に記憶するRAM22と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス40とが接続されている。I/Oインタフェイス40には、ネットワーク8を介して携帯電話機2の基地局7と接続するための通信制御を行う通信制御インタフェイス41が接続されている。また、I/Oインタフェイス40には、文字その他を表示するディスプレイ24を制御するビデオコントローラ23と、入力装置であるキーボード26を制御するキーコントローラ25と、CD−ROM29を読み込むためのCD−ROMドライブ28と、ハードディスク装置30とが接続されている。ハードディスク装置30は、CPU20で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア31、場所識別子9に対応する位置情報を記憶した位置情報データベース32,位置情報と広告識別子10に対応する広告の詳細情報を記憶した広告情報データベース36,携帯電話機2からの配信要求履歴を記憶した履歴情報データベース38が設けられている。なお、位置情報データベース32が本発明の広告位置情報記憶手段に、広告情報データベース36が本発明の広告情報記憶手段に、履歴情報データベース38が本発明の履歴情報記憶手段に相当する。なお、広告情報管理サーバ6は、必ずしも物理的に1個の装置で構成されている必要はなく、たとえば、位置情報データベース32や広告情報データベース36を記憶した別のサーバマシンと接続して広告情報管理サーバ6を構成するようにしてもよい。
次に、図5〜図7を参照して、広告情報管理サーバ6のハードディスク装置30に設けられている各種データベースのデータ構成について説明する。図5は、位置情報データベース32のデータ構成の概念図である。図6は、広告情報データベース36のデータ構成の概念図である。図7は、履歴情報データベース38のデータ構成の概念図である。
図5に示すように、位置情報データベース32は、場所識別子9の付された広告枠13等の媒体の現在位置を特定するための位置情報レコードの集合として構成されており、場所識別子9の内容を示す場所ID321,設置されている路線の名称を示す路線名322,設置されている車両を特定する車両名323,走行時間324,走行時間に応じた現在位置を示す現在位置325の各項目が登録されている。
次に、図6に示すように、広告情報データベース36には、広告識別子10に対応する広告情報レコードの集合体として構成され、個々のレコード(行)は、広告ID361,広告名362,広告時間363,広告位置364,詳細情報365の各項目から構成されている。広告ID361には、広告3に付された広告識別子10に対応するIDが記憶され、広告名362には広告IDに対応する広告名が記憶されている。広告時間363には、広告詳細情報をリクエストされたときの時刻によって提供する詳細情報を変化させる場合に、条件となる提供時間が記憶される。例えば、全ての時間に提供する詳細情報にはALLが、午前中提供する詳細情報にはAMが、午後に提供する詳細情報にはPMが記憶されている。広告位置364には、広告詳細情報をリクエストされた対象の広告3の現在位置によって提供する詳細情報を変化させる場合に、条件となる位置が記憶される。例えば、全ての場所にある広告について提供する詳細情報には「ALL」が、広告が都内にある場合について提供する詳細情報には「都内」が記憶される。詳細情報365には、携帯電話機2に配信する広告詳細情報の内容が記憶されている。広告時間や広告位置によって配信情報が選択されるので、広告時間、広告位置に対応させて詳細情報が分割して記憶されている。ここで、情報1〜7は、好適には、沿線の店舗の紹介、売り出し広告情報、タイムサービス情報等から構成されている。
次に、図7に示す履歴情報データベース38は、携帯電話機2から回線接続要求があった場合に、要求された処理を行ない、全ての処理が終了して回線を切断した後に、履歴を記憶しておくものである。履歴情報データベース38には、回線接続要求があった日時であるアクセス日時381、送信されてきた場所識別子9を示す場所ID情報382、広告識別子10を示す広告ID情報383,携帯電話機2に送信された配信情報384の各項目が記憶されるようになっている。
次に、図8〜図13を参照して、広告情報管理システム1の動作を説明する。まず、図8及び図9を用いて携帯電話機2の動作について説明する。図8は、携帯電話機2における広告情報取得に関するメインルーチンのフローチャートである。図9は、携帯電話機2のLCD53に表示されるID入力画面の一例を示す図である。
図8に示すように、携帯電話機2において、まず、識別子(ID)の入力が操作者により指示されたか否かを判断する(S1)。IDの入力でなければ(S1:NO)、携帯電話機2の他の処理を実行し(S3)、処理を終了する。IDの入力の場合は(S1:YES)、図9に示すようなID入力画面を表示し、操作者に場所識別子9と広告識別子10を目視により読み取らせ、それぞれ場所IDと広告IDの欄に入力するように促す(S5)。そして、入力が完了したかを判断し(S7)、完了していなければ(S7:NO)、S5に戻って引き続き入力を受け付ける。入力が完了したら(S7:YES)、広告情報管理サーバ6に接続する(S9)。そして、広告情報管理サーバ6に対して入力された場所ID情報と広告ID情報とを送信する(S11)。これが、広告情報管理サーバ6に対する詳細情報の配信要求となる。
次に、広告情報管理サーバ6から応答があったか否かを判断する(S13)。応答がない場合には(S13:NO)、所定の時間を経過してタイムアウトになったか否かをさらに判断し(S15)、タイムアウトでなければ(S15:NO)、S13に戻って再び応答がないか否かを判断する。タイムアウトの場合には(S15:YES)、S11に戻って再び広告情報管理サーバ6に場所ID情報と広告ID情報とを送信する。
広告情報管理サーバ6から応答があった場合には(S13:YES)、広告情報管理サーバ6が広告情報データベース36から検索して送信してくる配信情報を受信する(S17)。そして、受信した配信情報をRAM103に格納する(S19)。次に、受信し格納した配信情報をLCD53に表示する(S21)。以上で詳細情報の取得処理が終了したので、携帯電話機2のメインルーチンを終了する。
次に、図10〜図13を参照して、広告情報管理サーバ6の動作について説明する。図10は、広告情報管理サーバ6の配信情報提供処理のメインルーチンのフローチャートである。図11は、図10のS59で行なう位置情報検索処理のサブルーチンのフローチャートである。図12は、図10のS61で行なう配信情報抽出処理のサブルーチンのフローチャートである。図13は、図10のS71で行なう履歴情報加工処理のサブルーチンのフローチャートである。
図10に示すように、まず、携帯電話機2から接続要求があったか否かを判断する(S51)。接続要求がない場合は(S51:NO)、S69に進み、記憶されている履歴情報の加工処理を実行するか否かを判断する。接続要求があった場合には(S51:YES)、回線接続処理を行なう(S53)。そして、携帯電話機2から送信されてきた情報が、配信要求か否かを判断する(S55)。配信要求でなければ(S55:NO)、回線を切断する(S65)。
配信要求の場合は(S55:YES)、携帯電話機2から場所ID情報と広告ID情報とが送信されてきているので、これを受信する(S57)。次に、受信した場所IDに対応する広告の現在位置を位置情報データベース32から検索する位置情報検索処理を行なう(S59)。位置情報検索処理の詳細は、図11を参照して後述する。
位置情報検索処理(S59)により、広告3の現在位置が把握できたら、次に、S57で受信した広告ID情報とこの現在位置に対応する広告の詳細情報を取り出す配信情報抽出処理を実行する(S61)。配信情報抽出処理の詳細は、図12を参照して後述する。
配信情報抽出処理により(S61)、携帯電話機2に送信すべき配信情報が取り出されたら、携帯電話機2に配信情報を送信する(S63)。そして、携帯電話機2との回線を切断する(S65)。次に、以上の処理の対象となった場所ID情報、広告ID情報、アクセス時刻、配信情報を履歴情報データベース38に記憶する(S67)。
次に、履歴情報データベース38に記憶されている履歴情報加工処理を実行するか否かを判断する(S69)。履歴情報加工処理を行なわない場合は(S69:NO)、S51に戻り、携帯電話機2からの接続要求を待つ。履歴情報加工処理を行なう場合は(S69:YES)、履歴情報加工処理を実行する(S71)。履歴情報加工処理の詳細は、図13を参照して後述する。
履歴情報加工処理(S71)が終了すると、S51に戻って携帯電話機2からの接続要求を待つ。
次に、図10のS59で行う位置情報検索処理について、図11を参照して説明する。まず、位置情報データベース32(図5参照)をオープンする(S81)。以下では、最初のレコードから順に1レコードずつ処理を行なう。まず、位置情報の1レコード分を読み出す(S83)。次に、携帯電話機2から受信した(図10,S57)場所ID情報が、S83で読み出したレコードの場所IDと一致しているか否かを判断する(S85)。一致していない場合には(S85:NO)、S83に戻って次のレコードの読み出しを行なう。
場所ID情報が、S403で読み出したレコードの場所IDと一致した場合には(S85:YES)、そのレコードの位置情報が送信されてきた場所識別子9に対応するのものであるから、次に、そのレコードから走行時間項目324の内容を取り出す(S87)。そして、携帯電話機2から配信要求がなされたアクセス時刻がその走行時間の範囲内に含まれているか否かを判断する(S89)。アクセス時刻がその走行時間の範囲内に含まれていなければ(S89:NO)、S87に戻り、次のレコードの走行時間項目324の内容を取り出す。アクセス時刻がその走行時間の範囲内に含まれていれば(S89:YES)、そのレコードの位置項目325の内容をRAM22に格納する(S91)。そして、位置情報データベース32をクローズし(S93)、図10の広告情報管理サーバ6のメインルーチンに戻る。例えば、場所ID情報が「001」で、アクセス時刻が10時30分とすると、最初のレコードで場所IDは一致するが(S85:YES)、取り出された走行時間「9:00〜10:00」にはアクセス時刻である10時30分は含まれないので(S89:NO)、次のレコードに移る。次のレコードでは、場所IDが一致し(S85:YES)、アクセス時刻も走行時間である「10:00〜11:00」に含まれるので(S89:YES)、位置項目内容である「神奈川」が対象広告の現在位置として格納される(S91)。
次に、図10のS61で行う配信情報抽出処理の詳細について、図12を参照して説明する。まず、広告詳細情報データベース36(図6参照)をオープンする(S101)。以下では、最初のレコードから順に1レコードずつ処理を行なう。まず、広告情報の1レコード分を読み出す(S103)。次に、広告情報レコードが終わりか、すなわち、S103で読み出しが行えなかったか否かを判断する(S105)。広告情報レコードが終わりの場合には(S105:YES)、広告詳細情報データベース36をクローズする(S107)。そして、図10の広告情報管理サーバ6のメインルーチンに戻る。
広告情報レコードが終わりでない場合には(S105:NO)、携帯電話機2から受信した(図10,S57)広告ID情報が、S103で読み出したレコードの広告IDと一致しているか否かを判断する(S109)。一致していない場合には(S109:NO)、S103に戻って次のレコードの読み出しを行なう。
広告ID情報が、S381で読み出したレコードの広告IDと一致した場合には(S109:YES)、そのレコードの広告情報がリクエストされている広告のものであるから、まず、読み出されているレコードから広告名を取り出す(S111)。次に、読み出されているレコードから広告時間を取り出す(S113)。例えば、図6の広告情報データベース36の例では、1回目の処理では、広告時間「ALL」が読み込まれる。次に、このレコードが広告時間項目の終わりのレコードか否かを判断する(S115)。
広告時間項目の終わりでなければ(S115:NO)、携帯電話機2から配信要求のあったアクセス時刻がS113で読み出した広告時間の条件内に入っているか否かを判断する(S117)。例えば、先の例では、読み出した広告時間は「ALL」なので、現在時刻にかかわらず、広告時間内であるから(S117:YES)、現在処理中のレコードにある詳細情報項目365の情報を配信情報として記憶する(S119)。先の例では、情報1が記憶される。そして、S113に戻る。
2回目の処理では、次行のレコードの広告時間「AM」を読み出し(S113)、まだ広告時間項目の終わりではないので(S115:NO)、アクセス時刻と読み出した広告時間「AM」を比較する。例えば、アクセス時刻が10時30分とすると、時間内に入っているので(S117:YES)、このレコードの詳細情報項目365の内容を配信情報に追加して記憶する(S119)。すなわち、情報1の次に情報2が追加される。そして、S113に戻る。
3回目の処理では、次行のレコードの広告時間「PM」を読み出し(S113)、まだ広告時間項目の終わりではないので(S115:NO)、アクセス時刻10時30分と読み出した広告時間「PM」を比較し、時間内に入っていないので(S117:NO)、そのままS113に戻る。
4回目の処理では、次行のレコードには広告時間に記憶された情報がないので読み出しが行えず(S113)、広告時間項目の終わりとなったので(S115:YES)、次に、現在処理中のレコードから広告位置を取り出す(S121)。図6の例では、広告位置「ALL」が読み出される。
次に、広告位置項目の終わりか否かを判断する(S123)。広告位置項目の終わりでなければ(S123:NO)、位置情報検索処理で取り出され、RAM22に格納した広告3の現在位置がS121で読み出した広告位置条件を満たしているか否かを判断する(S125)。現在処理中のレコードは、広告位置条件は「ALL」なので、設置位置にかかわらず、条件を満たしているので(S125:YES)、現在処理中のレコードにある詳細情報項目365の情報を送信すべき配信情報としてRAM22に追加して記憶する(S127)。ここでは、情報4が記憶される。そして、S121に戻る。
2回目の処理では、次行のレコードの広告位置「千葉」を読み出し(S121)、まだ広告位置項目の終わりではないので(S123:NO)、RAM22に格納されている広告3の現在位置と読み出した広告位置条件「千葉」を比較し、先の例では、RAM22に格納されている現在位置は神奈川なので、条件を満たしていないので(S125:NO)、そのままS121に戻る。
3回目の処理では、次行のレコードの広告位置「神奈川」を読み出し(S121)、まだ広告位置項目の終わりではないので(S123:NO)、RAM22に格納されている広告3の現在位置と読み出した広告位置条件「神奈川」を比較し、先の例では、RAM22に格納されている現在位置は神奈川であり、条件を満たしているので(S125:YES)、このレコードの詳細情報項目365の内容を配信情報に追加して記憶する(S127)。ここでは、情報6が記憶される。そして、S121に戻る。
4回目の処理では、次行のレコードには広告位置に記憶された情報がないので読み出しが行えず(S121)、広告位置項目の終わりとなったので(S123:YES)、広告情報データベース36をクローズし(S129)、図10のメインルーチンに戻る。以上の処理により、この例では携帯電話機2に送信すべき配信情報として、情報1,情報2,情報4,情報6が用意されたことになる。
次に、図13を参照して、図10のS71で行う履歴情報加工処理について説明する。本実施形態では、履歴情報の加工処理としていくつかのメニューが用意されている形態を想定しているが、履歴情報データベース38は周知のデータベースの構成であるから、これに限られるものではなく、自由に加工することができる。
まず、広告ID毎のアクセス数計数メニューが選択されたか否かを判断する(S141)。広告ID毎アクセス数計数であれば(S141:YES)、広告ID番号を順に指定してアクセス数のカウント処理を実行する。具体的には、履歴情報データベース38の広告ID番号項目383が指定広告ID番号に一致するレコードについての数を数えることによりアクセス数をカウントする(S143)。そして、全広告ID番号についてカウント処理が終了したか否かを判断する(S145)。全広告IDについて終了したら(S145:YES)、加工結果を表示して(S161)、履歴情報加工処理を終了し、図10のメインルーチンにリターンする。まだ終了していなければ(S145:NO)、S143に戻り、次の指定広告ID番号についてアクセス数のカウント処理を行なう。
一方、広告ID毎のアクセス数計数でなければ(S141:NO)、配信情報毎のアクセス数計数メニューが選択されたか否かを判断する(S147)。配信情報毎アクセス数計数であれば(S147:YES)、配信情報を順に指定してアクセス数のカウント処理を実行する。具体的には、履歴情報データベース38の配信情報項目384が指定配信情報に一致するレコードについての数を数えることによりアクセス数をカウントする(S149)。そして、全配信情報についてカウント処理が終了したか否かを判断する(S151)。全配信情報について終了したら(S151:YES)、加工結果を表示して(S161)、履歴情報加工処理を終了し、図10のメインルーチンにリターンする。まだ終了していなければ(S151:NO)、S149に戻り、次の配信情報についてアクセス数のカウント処理を行なう。
また、配信情報毎のアクセス数計数でなければ(S147:NO)、広告場所ごとのアクセス数対比メニューか否かを判断する(S153)。場所毎のアクセス数対比であれば(S153:YES)、位置情報データベース32とつき合わせることにより、抽出したい路線にある場所IDを有するレコードを抽出する(S155)。そして、その場所IDに対するアクセス数の合計を求める(S157)。その後、加工結果を表示して(S161)、履歴情報加工処理を終了し、図10のメインルーチンにリターンする。
場所毎のアクセス数対比でなければ(S153:NO)、ユーザに指定されたその他の指定の処理を実行し(S159)、加工結果を表示して(S161)、履歴情報加工処理を終了し、図10のメインルーチンに戻る。その他の処理としては、例えば、時間帯によるアクセス数のカウント、同一コンテンツについての場所ID毎のアクセス回数やアクセス時刻から広告場所の価値を比較する、等の処理が考えられる。
以上説明したように、本実施の形態の広告情報管理システム1によれば、広告3に付された場所識別子9及び広告枠13に付された広告識別子10を携帯電話機2から入力し、これに対応する情報を記憶した広告情報管理サーバ6に要求し、必要な情報を取り出してその場で閲覧したり、商品を購入したりする消費行動が可能である。そして、このような広告情報を要求した履歴は広告情報管理サーバ6に記憶され、広告主がその履歴情報を自由に加工して広告効果を測り、次の商品の開発や次回の広告の参考にすることができる。
尚、上記実施の形態において、図8のフローチャートのS11において場所IDと広告IDを送信する携帯電話機2のCPU101が本発明の広告情報配信要求手段として機能する。また、図8のフローチャートのS17において配信情報受信処理を実行する携帯電話機2のCPU101が本発明の配信情報受信手段として機能する。また、図10のフローチャートのS57で場所IDと広告IDとを受信する広告情報管理サーバ6のCPU20が本発明の端末要求受信手段として機能する。また、図10のフローチャートのS59及び図11で位置情報検索処理を実行する広告情報管理サーバ6のCPU20が本発明の広告位置情報抽出手段として機能する。また、図10のフローチャートのS61及び図12で配信情報抽出処理を実行する広告情報管理サーバ6のCPU20が本発明の配信情報抽出手段として機能する。また、図10のフローチャートのS71及び図13において履歴情報加工処理を実行する広告情報管理サーバ6のCPU20が本発明の履歴情報加工手段として機能する。
次に、本発明を適用した第二の実施の形態について、図14〜図19を参照して説明する。まず、第二の実施の形態の構成について、図14及び図15を参照して説明する。図14は、第二の実施の形態の広告情報管理システム1の構成図である。図15は、広告情報管理システム1を構成する携帯電話機2及びRFIDタグ19の外観図である。以下において、第一の実施の形態と共通の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図14に示すように、広告情報管理システム1は、広告3の広告枠13に貼付された無線タグとしてのRFIDタグ19と、個々の広告3に付された広告識別子10と、RFIDタグを読み取る読取手段としてのRFIDリーダを備え、広告識別子10を入力する入力手段を備えた情報端末である携帯電話機2と、携帯電話機2と基地局7を介してネットワーク8で接続された広告情報管理サーバ6とから構成されている。
広告枠13に付されたRFIDタグ19には、広告枠13を識別する場所IDを含むRFIDタグ19を特定する情報が記憶されている。RFIDタグ19に格納されている情報はRFIDタグリーダ60によって読取り可能となっている。尚、広告3は、つり下げられる形状に限らず、車両の壁面やドアに貼られているものであってもよいし、駅の構内や街頭に掲示されているものでもよい。また、RFIDタグ19を、広告枠13でなく、個々の広告3に貼付し、広告枠には場所識別子9を付すようにしてもよい。
図15に示すように、携帯電話機2には、オプションユニットとしてRFIDタグリーダ60が具備されている。RFIDタグリーダ60は、利用者の指示により、若しくは自動的にスキャン電波を発信し、近傍にRFIDタグが存在する場合には、当該RFIDタグから情報を読み取るものである。
RFIDタグリーダ60は、RFIDタグ19との通信を仲介するRFIDタグリーダ用アンテナ61と、RFIDタグ19との間で送受信するデータを処理する本体であるRFIDタグリーダユニット62とから構成されている。
また、図15に示すように、RFIDタグ19はいわゆるタグ型形状をしている。RFIDタグ19は形状や特性が多様に存在しており、例えば、ラベル形、カード形、コイン形等が存在する。これらの形状はそのRFIDタグの使用用途によっても異なり、例えば人が持つものは、カード形あるいはラベル形をキーホルダ形状に加工したものが用いられることが多い。また、その大きさも数mm単位のものから数cm程度ものまで、各種のサイズのものが存在する。本発明の広告情報管理システムにおいて使用されるRFIDタグ19は、その形状やサイズは広告主や設計者の任意で自由に設定できるが、少なくとも広告枠13や広告3に等若しくはその近傍貼付できる小型サイズのものであればよい。
なお、RFIDタグ19の通信距離は、1mm程度のものから5m程度のものまで存在し、システムの用途に最適なものが使用される。本発明の広告情報管理システムにおいて使用されるRFIDタグ19は、その通信距離においても広告主や設計者の任意で自由に設定すればよいが、少なくとも広告を見ているユーザの携帯電話機2の所持位置から、RFIDタグ19が付された広告3が掲げられている位置まで通信可能であればよい。
次に、図16及び図17を参照して、RFIDタグリーダ60及びRFIDタグ19の電気的構成について説明する。図16は、RFIDタグリーダ60の電気的構成を示すブロック図である。図17は、RFIDタグ19の電気的構成を示すブロック図である。
図16に示すように、RFIDタグリーダ60は、RFIDタグリーダ60の全体の駆動を制御するための制御回路201と、RFIDタグ19へ送信する信号やRFIDタグ19より受信する信号に関する処理を行う信号処理回路202とを備えている。制御回路201及び信号処理回路202は、携帯電話機2の拡張I/Oインタフェイス109(図3参照)と有効に接続されて、携帯電話機2と各種データの授受が可能に構成されている。そして、RFIDタグ19からのタグ情報の読取り時には、RFIDタグリーダ60が読取ったタグ情報が携帯電話機2へ伝達されて、携帯電話機2にてタグ情報の表示及び選択等が可能となっている。また、RFIDタグリーダ60に電力を供給する電源250を備える。
詳細には、RFIDタグリーダ60は、RFIDタグ19に対して信号を送信する送信部210と、そのRFIDタグ19からの反射波を受信する受信部212とから成り、その送信部210は、RFIDタグ19に情報を書込むための搬送波を発生させる搬送波発生部214と、信号処理回路202から供給される信号に基づいて搬送波発生部214により発生させられた搬送波を変調する搬送波変調部220と、その搬送波変調部220により変調された変調波を増幅する変調波増幅部として機能する送信アンプ222とを、備えて構成されている。搬送波発生部214により発生させられる搬送波は、好適には、UHF帯の信号が使用される。送信アンプ222の出力は、送受分離器224を介してRFIDタグリーダ用アンテナ61から出力されて、送信信号としてRFIDタグ19に送信される。
一方、RFIDタグリーダ用アンテナ61により受信されたRFIDタグ19からの反射波は、送受分離器224を介して受信部212に入力されて、反射波を増幅する反射波増幅部として機能する受信アンプ221に入力される。その受信部212は、RFIDタグリーダ用アンテナ61により受信されたRFIDタグ19からの反射波と搬送波発生部214により発生させられた搬送波とを掛け合わせる第1ミキサ226と、その第1ミキサ226の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第1バンドパスフィルタ227と、その第1バンドパスフィルタ227の出力を増幅して第1リミッタ230に供給する第1アンプ228とを備えている。
また、搬送波発生部214により発生させられた搬送波の位相を90°ずらす位相変換器240を備え、位相変換器240により位相がずらされた搬送波とRFIDタグリーダ用アンテナ61により受信されたRFIDタグ19の反射波とを掛け合わせる第2ミキサ232と、その第2ミキサ232から必要な帯域の信号のみを取り出すための第2バンドパスフィルタ233と、その第2バンドパスフィルタ233の出力を増幅して第2リミッタ236に供給する第2アンプ234とを備えている。
第1リミッタ230から出力される信号及び第2リミッタ236から出力される信号は、信号処理回路202に入力されて処理される。また、第1アンプ228及び第2アンプ234からの出力信号はRSSI(Received Signal Strength Indicator)238にも入力され、それらの信号の強度を示す信号RSSIが信号処理回路202に入力されるようになっている。すなわち、本発明におけるRFIDタグリーダ60では、いわゆるI−Q直交復調によりRFIDタグ19からの反射波の復調が行われて、RFIDタグ19からのタグ情報を取得する。
このような構成によって、RFIDタグリーダ60は、RFIDタグ19と無線通信を行って、RFIDタグ19への各種情報の書込みまたはRFIDタグ19からのタグ情報の読取りを行うものであるが、本発明におけるRFIDタグリーダ60は、少なくともRFIDタグ19からのタグ情報の読取り機能があればよい。すなわち、本発明におけるRFIDタグリーダ60は、制御回路201及び信号処理回路202により一定間隔で供給される所定の問い合わせ信号に基づいて搬送波を送出し、RFIDタグ19から返送される反射波を信号処理回路202にて復調して、RFIDタグ19からのタグ情報を取得できればよい。
また、図17に示すように、RFIDタグ19は、RFIDタグリーダ60のRFIDタグリーダ用アンテナ61と静電結合して通信を行うアンテナ部301と、そのアンテナ部301により受信された搬送波を整流する整流部302と、その整流部302により整流された搬送波のエネルギを蓄積するための電源部303と、アンテナ部301により受信された搬送波からクロック信号を抽出して制御部307に供給するクロック抽出部304と、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶部として機能するメモリ部305と、アンテナ部301に接続された変復調部306と、整流部302、クロック抽出部304、及び変復調部306等を介してRFIDタグ19の作動を制御するための制御部307とを、備えて構成されている。この制御部307は、RFIDタグリーダ60と通信を行うことにより上記メモリ部305に所定の情報を記憶する制御や、アンテナ部301により受信された搬送波を変復調部306においてメモリ部305に記憶された情報信号に基づいて変調したうえで反射波としてアンテナ部301から反射返信する制御等の基本的な制御を実行する。すなわち、本発明におけるRFIDタグ19は、RFIDタグリーダ60から一定間隔で送信される問い合わせの搬送波を受信したら、メモリ部305に記憶するタグ情報を反射波としてアンテナ部301から反射返信する。
次に、図18及び図19を参照して、本実施形態における携帯電話機2の動作について説明する。図18は、携帯電話機2における広告情報取得に関するメインルーチンのフローチャートである。図19は、携帯電話機2のLCD53に表示されるID表示及び入力画面の一例を示す図である。なお、以下のフローチャートにおいて、第一の実施の形態と同一のステップについては、同一のステップ番号を付し、詳細な説明は省略する。また、本実施形態において、広告情報管理サーバ6の動作は第一の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
図18に示すように、携帯電話機2において、まず、識別子(ID)の読み取りが操作者により指示されたか否かを判断する(S171)。IDの読み取りでなければ(S171:NO)、携帯電話機2の他の処理を実行し(S3)、処理を終了する。IDの読み取りの場合は(S171:YES)、広告3の近傍にて、RFIDタグ19から情報を読み取るために、スキャン電波を送信する(S175)。そして、RFIDタグ19から応答があったか否かを判断する(S177)。応答がない場合には(S177:NO)、所定の時間を経過してタイムアウトになったか否かをさらに判断し(S179)、タイムアウトでなければ(S179:NO)、S177に戻って再び応答がないか否かを判断する。タイムアウトの場合には(S179:YES)、S175に戻って再度スキャン電波を送信する。
RFIDタグ19から応答があった場合には(S177:YES)、応答電波を受信する(S181)。そして、受信した応答電波から場所ID情報を分離し(S183)、RAM103に一旦格納して(S185)、図19に示すように、LCD53に場所IDを表示し、目的の広告3に付されている広告識別子10を広告IDの欄に入力するように促す(S187)。そして、入力が完了したかを判断し(S7)、完了していなければ(S7:NO)、S187に戻って引き続き入力を受け付ける。入力が完了したら(S7:YES)、広告情報管理サーバ6に接続する(S9)。そして、広告情報管理サーバ6に対して読み取った場所ID情報と入力された広告ID情報とを送信する(S11)。これが、広告情報管理サーバ6に対する詳細情報の配信要求となる。
次に、広告情報管理サーバ6から応答があったか否かを判断する(S13)。応答がない場合には(S13:NO)、所定の時間を経過してタイムアウトになったか否かをさらに判断し(S15)、タイムアウトでなければ(S15:NO)、S13に戻って再び応答がないか否かを判断する。タイムアウトの場合には(S15:YES)、S11に戻って再び広告情報管理サーバ6に場所ID情報と広告ID情報とを送信する。
広告情報管理サーバ6から応答があった場合には(S13:YES)、広告情報管理サーバ6が広告情報データベース36から検索して送信してくる配信情報を受信する(S17)。そして、受信した配信情報をRAM103に格納する(S19)。次に、受信し格納した配信情報をLCD53に表示する(S21)。以上で詳細情報の取得処理が終了したので、携帯電話機2のメインルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態の広告情報管理システム1によれば、広告枠13に付されたRFIDタグ19を携帯電話機2から読み取るとともに、広告識別子10を携帯電話機2から入力し、これに対応する情報を記憶した広告情報管理サーバ6に要求し、必要な情報を取り出してその場で閲覧したり、商品を購入したりする消費行動が可能である。そして、このような広告情報を要求した履歴は広告情報管理サーバ6に記憶され、広告主がその履歴情報を自由に加工して広告効果を測り、次の商品の開発や次回の広告の参考にすることができる。本実施形態では、識別子の一方である場所識別子が無線タグであるRFIDタグで構成されているので、入力の手間が省け、利用者が簡単に詳細情報を入手できる。
次に、本発明を適用した第三の実施の形態について、図20〜図23を参照して説明する。本実施形態では、広告情報管理サーバ6と接続された管理端末5を設け、この管理端末5から広告情報管理サーバ6に履歴情報の送信を要求し、受信した履歴情報を管理端末で加工するように構成されている。まず、第三の実施の形態の構成について、図20及び図21を参照して説明する。図20は、第三の実施の形態の広告情報管理システム1の構成図である。図21は、管理端末5の電気的構成を示すブロック図である。以下において、第一の実施の形態と共通の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図20に示すように、本実施形態の広告情報管理システム1は、広告3近傍に付された場所識別子9と、個々の広告3に付された広告識別子10と、これらの識別子を入力する入力手段を備えた情報端末である携帯電話機2と、携帯電話機2と基地局7を介してネットワーク8で接続された広告情報管理サーバ6、ネットワーク8を介して広告情報管理サーバ6に接続された管理端末5とから構成されている。なお、第二の実施形態で述べたように、場所識別子9又は広告識別子10の一方をRFIDタグで構成してもよい。
図21に示すように、管理端末5は、周知のパーソナルコンピュータにより構成されている。管理端末5には、管理端末5の制御を司るCPU520が設けられ、CPU520には、BIOS等を記憶したROM521と、各種のデータを一時的に記憶するRAM522と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス540とが接続されている。I/Oインタフェイス540には、ネットワーク8を介して広告情報管理サーバ6と接続するための通信制御を行う通信制御インタフェイス541が接続されている。また、I/Oインタフェイス540には、文字その他を表示するディスプレイ524を制御するビデオコントローラ523と、入力装置であるキーボード526を制御するキーコントローラ525と、CD−ROM529を読み込むためのCD−ROMドライブ528と、CPU520で実行されるプログラムや各種のデータを記憶したハードディスク装置530とが接続されている。
次に、図22及び図23を参照して、本実施形態における広告情報管理システム1の動作について説明する。図22は、広告情報管理サーバ6が実行する履歴情報送信処理のフローチャートである。図23は、管理端末5のフローチャートである。本実施形態において、携帯電話機2の動作及び広告情報管理サーバ6の他の動作は第一の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
図22に示すように、履歴情報送信処理において、広告情報管理サーバ6では、まず、管理端末5から接続要求があったか否かを判断する(S201)。接続要求がない場合には(S201:NO)、接続要求がされるまでS201を繰り返して待機する。接続要求があった場合には(S201:YES)、管理端末5から履歴情報要求を受信する(S202)。ここで受信する履歴情報要求には、要求される履歴情報の抽出条件、例えば、アクセス日時の期間、場所の指定等、が含まれるので、次に、この条件に沿った履歴情報を履歴情報データベース38から抽出する(S203)。履歴情報データベース38は、周知のデータベースの構成であるから、周知の方法で所望のデータを抽出できる。次に、S203で抽出された履歴情報を管理端末5に送信する(S205)。そして、管理端末5との回線を切断し(S207)、処理を終了する。
また、図23に示すように、管理端末5においては、まず、広告情報管理サーバ6に履歴情報の送信を要求するか否かを判断する(S540)。履歴情報を要求しない場合には(S540:NO)、S557に進んで履歴情報の加工を行うか否かを判断する。履歴情報を要求する場合には(S540:YES)、広告情報管理サーバ6に回線接続要求を発信する(S541)。そして、サーバから応答があったか否かを判断する(S543)。応答がない場合には(S543:NO)、所定の時間を経過してタイムアウトになったか否かをさらに判断し(S545)、タイムアウトでなければ(S545:NO)、S543に戻って再び応答がないか否かを判断する。タイムアウトの場合には(S545:YES)、S541に戻って再度広告情報管理サーバ6に回線接続要求を発信する。
広告情報管理サーバ6から応答があった場合には(S543:YES)、広告情報管理サーバ6に履歴情報の送信を要求する(S547)。ここでは、広告情報管理サーバ6に対して、履歴情報データベース38に記憶されているすべての履歴情報を送信するように要求してもよいし、各種の条件(アクセス期間の指定、広告3の場所の指定、広告コンテンツの指定等)を送信してフィルタリングされた履歴情報を送信するように要求してもよい。
次に、サーバから応答があったか否かを判断する(S549)。応答がない場合には(S549:NO)、所定の時間を経過してタイムアウトになったか否かをさらに判断し(S551)、タイムアウトでなければ(S551:NO)、S549に戻って再び応答がないか否かを判断する。タイムアウトの場合には(S551:YES)、S547に戻って再度広告情報管理サーバ6に履歴情報の送信を要求する。
広告情報管理サーバ6から応答があった場合には(S549:YES)、広告情報管理サーバ6が履歴情報データベース38から検索して送信してくる履歴情報を受信する(S553)。そして、受信した履歴情報をRAM522又はハードディスク装置530に格納する(S555)。次に、受信し格納した履歴情報を加工するか否かを判断する(S557)。履歴情報を要求しない場合も(S540:NO)同様である。履歴情報を要求せずに加工のみ行なう場合は、以前に受信してハードディスク装置530に保存されている履歴情報を加工することになる。
履歴情報を加工する場合には(S557:YES)、履歴情報加工処理に進む(S559)。履歴情報加工処理の詳細は、前述した実施の形態で広告情報管理サーバ6において履歴情報加工処理を実行する場合と同様である(図13)ので、説明を省略する。履歴情報の加工を行なわない場合には(S557:NO)、全体の処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態の広告情報管理システム1によれば、第一及び第二の実施形態と同様に、広告3に対応して付された場所識別子9及び広告識別子10を携帯電話機2から入力し、これに対応する情報を記憶した広告情報管理サーバ6に要求し、必要な情報を取り出してその場で閲覧したり、商品を購入したりする消費行動が可能である。そして、このような広告情報を要求した履歴は広告情報管理サーバ6に記憶される。さらに、広告主の側では、管理端末5を用いて広告情報管理サーバ6から必要な履歴情報を受信し、自由に加工して広告効果を測り、次の商品の開発や次回の広告の参考にすることができる。
尚、上記変形例において、図22のフローチャートの履歴情報送信処理を実行する広告情報管理サーバ6のCPU20が本発明の履歴情報送信手段として機能する。また、図23のS547で広告情報管理サーバ6に履歴情報の送信を要求する管理端末5のCPU520が本発明の履歴情報要求手段として、S553で履歴情報を受信する管理端末5のCPU520が本発明の履歴情報受信手段として機能する。さらに、図30のS559で履歴情報加工処理を実行する管理端末5のCPU520が本発明の履歴情報加工手段として機能する。
第一の実施の形態の広告情報管理システム1の全体概念図である。 広告情報管理システム1を構成する携帯電話機2の外観図である。 携帯電話機2の電気的構成を示すブロック図である。 広告情報管理サーバ6の電気的構成を示すブロック図である。 位置情報データベース32のデータ構成の概念図である。 広告情報データベース36のデータ構成の概念図である。 履歴情報データベース38のデータ構成の概念図である。 携帯電話機2における広告情報取得に関するメインルーチンのフローチャートである。 携帯電話機2のLCD53に表示されるID入力画面の一例を示す図である。 広告情報管理サーバ6の配信情報提供処理のメインルーチンのフローチャートである。 図10のS59で行なう位置情報検索処理のサブルーチンのフローチャートである。 図10のS61で行なう配信情報抽出処理のサブルーチンのフローチャートである。 図10のS71で行なう履歴情報加工処理のサブルーチンのフローチャートである。 第二の実施の形態の広告情報管理システム1の構成図である。 広告情報管理システム1を構成する携帯電話機2及びRFIDタグ19の外観図である。 RFIDタグリーダ60の電気的構成を示すブロック図である。 RFIDタグ19の電気的構成を示すブロック図である。 携帯電話機2における広告情報取得に関するメインルーチンのフローチャートである。 携帯電話機2のLCD53に表示されるID表示及び入力画面の一例を示す図である。 第三の実施の形態の広告情報管理システム1の構成図である。 管理端末5の電気的構成を示すブロック図である。 広告情報管理サーバ6が実行する履歴情報送信処理のフローチャートである。 管理端末5のフローチャートである。
符号の説明
1 広告情報管理システム
2 携帯電話機
3 広告
5 管理端末
6 広告情報管理サーバ
8 ネットワーク
9 場所識別子
10 広告識別子
20 CPU
22 RAM
30 ハードディスク装置
32 位置情報データベース
36 広告情報データベース
38 履歴情報データベース
53 LCD
54 キー
60 タグリーダ
101 CPU
102 ROM
103 RAM
210 送信部
212 受信部
520 CPU
522 RAM

Claims (16)

  1. 情報端末と、当該情報端末とネットワークを介して接続された広告情報管理サーバとからなる広告情報管理システムであって、
    前記情報端末は、
    広告媒体に付された広告識別子と、当該広告媒体が設置されている場所に付された場所識別子とを入力する入力手段と、
    当該入力手段により入力された前記広告識別子及び前記場所識別子に対応する広告情報の配信を前記広告情報管理サーバに要求する広告情報配信要求手段と、
    当該広告情報配信要求手段による配信要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された配信情報を受信する配信情報受信手段と、
    当該配信情報受信手段が受信した配信情報を表示する表示手段とを備え、
    前記広告情報管理サーバは、
    前記場所識別子に対応する前記広告媒体の位置を示す広告位置情報を記憶した広告位置情報記憶手段と、
    前記広告識別子及び前記広告位置情報に対応する広告情報を予め記憶した広告情報記憶手段と、
    前記情報端末から送信された前記配信要求を受信する端末要求受信手段と、
    当該端末要求受信手段が受信した前記場所識別子に対応する位置情報を前記広告位置情報記憶手段から抽出する広告位置情報抽出手段と、
    当該広告位置情報抽出手段が抽出した位置情報と前記端末要求受信手段が受信した広告識別子とに基づき前記情報端末に配信する配信情報を前記広告情報記憶手段から抽出する配信情報抽出手段と、
    当該配信情報抽出手段が抽出した配信情報を前記情報端末に送信する配信情報提供手段と、
    前記端末要求受信手段が受信した前記配信要求及び前記情報端末に送信された配信情報の履歴を記憶する履歴情報記憶手段とを備えたことを特徴とする広告情報管理システム。
  2. 広告媒体及び当該広告媒体の設置場所近傍に設けられた識別子と、当該識別子を読み取りもしくは入力可能な情報端末と、当該情報端末とネットワークを介して接続された広告情報管理サーバとからなる広告情報管理システムであって、
    前記識別子は、
    広告媒体に設置され、その広告媒体を示す広告識別子と、広告媒体の設置場所近傍に設置され、その設置場所を示す場所識別子とから構成され、その一方は無線タグに記憶され、他方は広告媒体もしくは広告媒体の設置場所近傍に付されており、
    前記情報端末は、
    前記無線タグに記憶された識別子を読み取る読取手段と、
    前記広告識別子もしくは前記場所識別子のうち、前記無線タグに記憶されていない識別子を入力する入力手段と、
    当該入力手段により入力表示された識別子及び前記読取手段が読み取った識別子に対応する広告情報の配信を前記広告情報管理サーバに要求する広告情報配信要求手段と、
    当該広告情報配信要求手段による配信要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された配信情報を受信する配信情報受信手段と、
    当該広告情報受信手段が受信した配信情報を表示する表示手段とを備え、
    前記広告情報管理サーバは、
    前記場所識別子に対応する前記広告媒体の位置を示す広告位置情報を記憶した広告位置情報記憶手段と、
    前記広告識別子及び前記広告位置情報に対応する広告情報を予め記憶した広告情報記憶手段と、
    前記情報端末から送信された前記配信要求を受信する端末要求受信手段と、
    当該端末要求受信手段が受信した前記場所識別子に対応する位置情報を前記広告位置情報記憶手段から抽出する広告位置情報抽出手段と、
    当該広告位置情報抽出手段が抽出した位置情報と前記端末要求受信手段が受信した広告識別子とに基づき前記情報端末に配信する配信情報を前記広告情報記憶手段から抽出する配信情報抽出手段と、
    当該配信情報抽出手段が抽出した配信情報を前記情報端末に送信する配信情報提供手段と、
    前記端末要求受信手段が受信した前記配信要求及び前記情報端末に送信された配信情報の履歴を記憶する履歴情報記憶手段とを備えたことを特徴とする広告情報管理システム。
  3. 前記広告識別子は、広告媒体に印刷され、前記場所識別子は、前記広告媒体の設置場所近傍に設置された無線タグに記憶されていることを特徴とする請求項2に記載の広告情報管理システム。
  4. 前記広告媒体は、列車やバス等の移動車両中に設置され、
    前記広告位置情報記憶手段は、前記移動車両が走行している路線を示す路線情報と前記移動車両の運行時刻を示す運行情報との少なくとも一方を記憶していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の広告情報管理システム。
  5. 前記履歴情報記憶手段は、前記配信要求のあった時刻、当該配信要求のあった広告識別子及び送信された配信情報を記憶することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の広告情報管理システム。
  6. 前記広告情報管理サーバは、
    前記履歴情報記憶手段が記憶した履歴情報を加工する履歴情報加工手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の広告情報管理システム。
  7. 前記広告情報管理サーバは、
    前記履歴情報を管理する管理端末からの要求に応じて前記履歴情報記憶手段に記憶された履歴情報を当該管理端末に送信する履歴情報送信手段を備え、
    前記管理端末は、
    前記広告情報管理サーバに前記履歴情報を要求する履歴情報要求手段と、
    当該履歴情報要求手段による要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された履歴情報を受信する履歴情報受信手段と、
    当該履歴情報受信手段が受信した履歴情報を加工する履歴情報加工手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の広告情報管理システム。
  8. 前記履歴情報加工手段は、前記広告識別子毎の配信要求の頻度、又は前記配信情報毎の送信頻度の少なくとも一方を計数することを特徴とする請求項6又は7に記載の広告情報管理システム。
  9. 広告媒体に付された広告識別子と、当該広告媒体が設置されている場所に付された場所識別子とを入力可能な情報端末とネットワークを介して接続された広告情報管理サーバであって、
    前記場所識別子に対応する前記広告媒体の位置を示す広告位置情報を記憶した広告位置情報記憶手段と、
    前記広告識別子及び前記広告位置情報に対応する広告情報を予め記憶した広告情報記憶手段と、
    前記情報端末から送信された前記配信要求を受信する端末要求受信手段と、
    当該端末要求受信手段が受信した前記場所識別子に対応する位置情報を前記広告位置情報記憶手段から抽出する広告位置情報抽出手段と、
    当該広告位置情報抽出手段が抽出した位置情報と前記端末要求受信手段が受信した広告識別子とに基づき前記情報端末に配信する配信情報を前記広告情報記憶手段から抽出する配信情報抽出手段と、
    当該配信情報抽出手段が抽出した配信情報を前記情報端末に送信する配信情報提供手段と、
    前記端末要求受信手段が受信した前記配信要求及び前記情報端末に送信された配信情報の履歴を記憶する履歴情報記憶手段とを備えたことを特徴とする広告情報管理サーバ。
  10. 前記広告媒体は、列車やバス等の移動車両中に設置され、
    前記広告位置情報記憶手段は、前記移動車両が走行している路線を示す路線情報と前記移動車両の運行時刻を示す運行情報との少なくとも一方を記憶していることを特徴とする請求項9に記載の広告情報管理サーバ。
  11. 前記履歴情報記憶手段は、前記配信要求のあった時刻、当該配信要求のあった広告識別子及び送信された配信情報を記憶することを特徴とする請求項9又は10に記載の広告情報管理サーバ。
  12. 前記履歴情報記憶手段が記憶した履歴情報を加工する履歴情報加工手段を備えたことを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の広告情報管理サーバ。
  13. 前記履歴情報加工手段は、前記広告識別子毎の広告情報要求の頻度、又は前記配信情報毎の送信頻度の少なくとも一方を計数することを特徴とする請求項12に記載の広告情報管理サーバ。
  14. 前記履歴情報を管理する管理端末からの要求に応じて前記履歴情報記憶手段に記憶された履歴情報を当該管理端末に送信する履歴情報送信手段を備えたことを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の広告情報管理サーバ。
  15. 広告情報管理サーバとネットワークを介して接続された情報端末であって、
    広告媒体に付された広告識別子と、当該広告媒体が設置されている場所に付された場所識別子とを入力する入力手段と、
    当該入力手段により入力された前記広告識別子及び前記場所識別子に対応する広告情報の配信を前記広告情報管理サーバに要求する広告情報配信要求手段と、
    当該広告情報配信要求手段による配信要求に応じて前記広告情報管理サーバから送信された配信情報を受信する配信情報受信手段と、
    当該配信情報受信手段が受信した配信情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする情報端末。
  16. 前記広告識別子又は前記場所識別子の一方は識別情報を記憶した無線タグで構成され、
    前記無線タグに記憶された識別情報を読み取る読取手段を備え、
    前記入力手段は、当該読取手段が読み取った無線タグの識別情報に、無線タグで構成されていない前記広告識別子又は前記場所識別子を加えて入力することを特徴とする請求項15に記載の情報端末。
JP2004021210A 2003-12-24 2004-01-29 広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末 Pending JP2005215948A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004021210A JP2005215948A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末
PCT/JP2004/019120 WO2005062222A1 (ja) 2003-12-24 2004-12-21 物品関連情報提供システム及び広告情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004021210A JP2005215948A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005215948A true JP2005215948A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34904921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004021210A Pending JP2005215948A (ja) 2003-12-24 2004-01-29 広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005215948A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007034865A1 (ja) * 2005-09-21 2007-03-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 情報読み取り装置及び情報管理システム
JP2007213186A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Nec Corp 広告効果集計装置
JP2008292653A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Sharp Corp 参照情報提供装置、広告情報提供システム、参照情報提供方法およびプログラム
JP2013117905A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Toppan Printing Co Ltd Rfidタグ付き情報表示媒体、およびrfidタグ付き情報表示媒体システム
CN110796469A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 丰田自动车株式会社 信息处理装置以及信息处理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007034865A1 (ja) * 2005-09-21 2007-03-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 情報読み取り装置及び情報管理システム
JP2007213186A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Nec Corp 広告効果集計装置
JP2008292653A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Sharp Corp 参照情報提供装置、広告情報提供システム、参照情報提供方法およびプログラム
JP2013117905A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Toppan Printing Co Ltd Rfidタグ付き情報表示媒体、およびrfidタグ付き情報表示媒体システム
CN110796469A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 丰田自动车株式会社 信息处理装置以及信息处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4862567B2 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、メモ情報管理装置、及び販促情報管理装置等
KR101381859B1 (ko) E-쿠폰의 배포 및 개인화를 위한 방법 및 장치
US9159079B2 (en) Product discount system, apparatus and method
US20130041742A1 (en) Control method and corresponding system for obtaining coupons through coupon terminal
US20020065693A1 (en) Scheme for promoting purchases by reminding purchases through network according to user's location and state
US20100163617A1 (en) Ic-card holding apparatus, display method,data providing system, server apparatus,and data providing method
US20150073879A1 (en) Near field communications based referendum system
US8253543B2 (en) RFID tag identification information management system
JP2007164615A (ja) 広告閲覧情報収集システム
WO2008053578A1 (fr) Dispositif de regroupement d'utilisateurs et procédé de regroupement d'utilisateurs
CN101763345A (zh) 信息提供系统及方法
JP2009009175A (ja) 位置検出システム
CN108696602A (zh) 一种客户识别方法及系统
JP2005215948A (ja) 広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び情報端末
US20150269802A1 (en) Near field communications based referendum system
CN105283894A (zh) 信息处理设备、信息处理方法、程序和信息处理系统
JP2002312381A (ja) 位置情報システム
JP2005215251A (ja) 広告情報管理システム、広告情報管理サーバ及び管理端末
KR101326593B1 (ko) 사용자 단말기를 통한 모바일 쿠폰의 처리 방법
JP4121818B2 (ja) 個別情報配信システムおよび方法
CN105224584A (zh) 移动终端、内容面板显示方法和移动终端程序
JP2010066880A (ja) 携帯端末、サーバ、およびサービス情報提供システム
JP2016110160A (ja) コンテンツ提供システム
JP6002632B2 (ja) 訪問履歴蓄積システム及び訪問履歴蓄積方法
JP2005250744A (ja) 個人環境プロファイルサーバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070117

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091208