JP2005214032A - 異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 潤滑油の油量異常を検出できる異常検出装置を低コストで提供する。
【解決手段】 オイルパン内の油量異常を検出する異常検出装置は、上限スイッチ26と下限スイッチ27とを収容する支持軸20を備え、支持軸20に上下動自在に支持される上限フロート24および下限フロート25を備える。支持軸20には中間ストッパ23が設けられており、中間ストッパ23の上方で上限フロート24が移動自在となる一方、中間ストッパ23の下方で下限フロート25が移動自在となる。直列接続される2つのスイッチ26,27によって異常検出回路28が形成されており、上限スイッチ26は上限フロート24の上下動によって開閉され、下限スイッチ27は下限フロート25の上下動によって開閉される。異常検出回路28が通電状態のときには潤滑油量が正常であると判定され、異常検出回路28が遮断状態のときには潤滑油量が異常であると判定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、オイルパンに貯留される潤滑油の油量異常を検出する異常検出装置に関する。
エンジンの下部に設けられるオイルパンには潤滑油が貯留されており、この潤滑油はオイルポンプを介してエンジン内を循環するようになっている。オイルパン内から吸引される潤滑油は、オイルフィルタによって異物が除去された後にエンジン内の各摺動部に供給される。そして、潤滑油は各摺動部を潤滑した後に再びオイルパンに案内されることになる。
この潤滑油には規定量が定められており、エンジンの焼付きやオイル上がり等を防止してエンジンを良好に駆動するためには、潤滑油を規定量内に収める必要がある。このため、エンジンにはオイルパン内に挿入されるレベルゲージが設けられており、レベルゲージに付着する潤滑油を目視点検することによって、潤滑油量を確認する必要がある。
この日常点検整備を簡略化するため、自動的に潤滑油量を検出するとともに、油量異常が発生しているときには運転者に対して警告を発するようにした異常検出装置が開発されている(たとえば、特許文献1および2参照)。これらの異常検出装置は、潤滑油面に応じて上下動するフロートと、フロートの上下動に応じて開閉されるリードスイッチとを備えており、リードスイッチの開閉状態に応じて潤滑油面の高さつまり潤滑油量を検出することができる。
そして、特許文献1記載の異常検出装置にあっては、潤滑油が所定レベルを下回ったときには潤滑油をリザーブタンクから自動補充し、潤滑油が下限レベルを下回ったときには運転者に対して警告を発するようになっている。また、特許文献2記載の異常検出装置にあっては、潤滑油が下限レベルを下回ったときと、潤滑油が上限レベルを上回ったときに、運転者に対して警告を発するようになっている。
特開平5−163923号公報(第3頁、図2) 実公昭60−6591号公報(第2頁、図1)
しかしながら、フロートとリードスイッチとを用いて2つの異なる油面レベルを検出するためには、検出する油面レベル毎にそれぞれ独立した検出回路を形成する必要があるとともに、油量異常を判定する制御ユニットにも検出回路に対応させて2つのポートを形成する必要があった。このように、2つの異なる油面レベルを検出するためには、異常検出装置が複雑に構成されることが多く、異常検出装置の簡素化を達成することは困難となっていた。
本発明の目的は、潤滑油の油量異常を検出することのできる異常検出装置を簡素化且つ低コストで提供することにある。
本発明の異常検出装置は、オイルパンに貯留される潤滑油の油量異常を検出する異常検出装置であって、前記オイルパンに収容され、第1検出範囲内で上下動する上限フロートと、前記オイルパンに収容され、前記第1検出範囲より低く設定される第2検出範囲内で上下動する下限フロートと、前記上限フロートが備える磁石によって開閉される上限スイッチと、これに直列に接続され前記下限フロートが備える磁石によって開閉される下限スイッチとを備える異常検出回路と、前記異常検出回路が通電状態のときには潤滑油量が正常であると判定する一方、前記異常検出回路が遮断状態のときには潤滑油量が異常であると判定する判定手段とを有することを特徴とする。
本発明の異常検出装置は、前記第1検出範囲は潤滑油面の上限レベルを含むように設定される一方、前記第2検出範囲は潤滑油面の下限レベルを含むように設定され、前記上限スイッチは、潤滑油面が上限レベルを上回るときには開く一方、潤滑油面が上限レベルを下回るときには閉じるように設定され、前記下限スイッチは、潤滑油面が下限レベルを下回るときには開く一方、潤滑油面が下限レベルを上回るときには閉じるように設定されることを特徴とする。
本発明の異常検出装置は、前記第1検出範囲の下端と前記第2検出範囲の上端とを設定する中間ストッパを備え、前記上限フロートと前記下限フロートとを上下動自在に支持する中空の支持軸を有し、前記上限フロートを前記中間ストッパの上方側に配置する一方、前記下限フロートを前記中間ストッパの下方側に配置し、前記上限スイッチと前記下限スイッチとを前記支持軸内に収容することを特徴とする。
本発明の異常検出装置は、前記第1検出範囲の下端を設定する下端ストッパを備え、前記上限フロートを上下動自在に支持する中空の第1支持軸と、前記第2検出範囲の上端を設定する上端ストッパを備え、前記下限フロートを上下動自在に支持する中空の第2支持軸とを有し、前記上限スイッチを前記第1支持軸内に収容する一方、前記下限スイッチを前記第2支持軸内に収容することを特徴とする。
本発明によれば、直列に接続される上限スイッチと下限スイッチとを用いて1つの異常検出回路を形成し、この異常検出回路が通電状態にあるか遮断状態にあるかを判定することにより、潤滑油が適量範囲から外れる異常状態、つまり潤滑油の過多状態と過少状態とを検出することができる。しかも、極めて簡単な回路構成であるため、異常検出装置の低コスト化を達成することができるとともに、異常検出装置の信頼性を向上させることができる。
また、一般に市販されている自動車用油量センサは、異常検出回路の通電状態を判定することにより、潤滑油の過少状態を判定するものがほとんどであるが、本発明の異常検出装置は、1つの異常検出回路の通電状態を判定することにより、潤滑油の過多状態と過少状態とを判定するようにしたので、これまでの自動車用油量センサで用いられてきた油量異常の判定ロジック(制御プログラム)を変更することなく、そのまま利用して潤滑油の過多状態と過少状態とを検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である異常検出装置10を示す概略図である。図1に示すように、エンジン11の下部にはオイルパン12が装着されており、オイルパン12の内部には潤滑油が貯留されている。この潤滑油をエンジン11内で循環させることにより、エンジン11内の各摺動部は潤滑され、エンジン11の駆動状態が良好に保たれるようになっている。
また、エンジン11内に潤滑油を循環させるため、シリンダブロック13やシリンダヘッド14には油路が形成され、エンジン11にはオイルストレーナ15、図示しないオイルポンプ、オイルフィルタ、オイルクーラなどが組み付けられる。オイルポンプを駆動させることにより、オイルストレーナ15から吸引された潤滑油は、オイルポンプを介してオイルクーラやオイルフィルタに案内され、続いてシリンダブロック13やシリンダヘッド14の油路に案内される。そして、クランク機構や動弁機構を潤滑した潤滑油は、再びオイルパン12に案内されることになる。
また、潤滑油が貯留されるオイルパン12内には油面センサ16が設けられており、油面センサ16によって油面レベルの異常つまり潤滑油の油量異常が検出される。潤滑油が上限レベルLhを上回る場合や下限レベルLlを下回る場合、つまり潤滑油量が適量範囲から外れる場合には、油面センサ16内に収容される異常検出回路の通電状態が変化するようになっており、この通電状態の変化をエンジン制御ユニット(ECU)17が認識することで、油面レベルの異常が判定されるようになっている。なお、ECU17は運転者に操作されるイグニッションスイッチ18を介して電源19に接続されている。
以下、油面レベルの異常を検出する油面センサ16の構造について説明する。図2は油面センサ16を示す概略図である。図2に示すように、油面センサ16は中空の支持軸20を備えており、支持軸20の両端には端部ストッパ21,22が組み付けられ、支持軸20の長手方向のほぼ中央には中間ストッパ23が組み付けられている。このような支持軸20には、磁石を備えた環状の上限フロート24と下限フロート25とが上下動自在に支持されており、上限フロート24は端部ストッパ21と中間ストッパ23との間に配置され、下限フロート25は端部ストッパ22と中間ストッパ23との間に配置されている。上限フロート24や下限フロート25は潤滑油よりも比重の軽い材料によって形成されており、潤滑油の油面レベルに応じて、上限フロート24は端部ストッパ21と中間ストッパ23とにより区画される第1検出範囲R1内で上下動し、下限フロート25は端部ストッパ22と中間ストッパ23とにより区画される第2検出範囲R2内で上下動することになる。
また、支持軸20の内部には上限スイッチである上限リードスイッチ26と下限スイッチである下限リードスイッチ27とが収容されており、上限リードスイッチ26は端部ストッパ21と中間ストッパ23との間に配置され、下限リードスイッチ27は端部ストッパ22と中間ストッパ23との間に配置されている。上限リードスイッチ26はECU17を介して電源19に接続され、下限リードスイッチ27は接地されており、上限リードスイッチ26と下限リードスイッチ27とは直列に接続されている。このように、相互に接続される電源19、ECU17、上限リードスイッチ26および下限リードスイッチ27により、潤滑油の油量異常を検出する異常検出回路28が形成されている。
なお、上限リードスイッチ26は、上限フロート24が検出範囲R1の下端に移動したとき、つまり検出範囲R1の下端を設定する中間ストッパ23に接触したときに、上限フロート24の磁石24aにほぼ対面するように配置されており、下限リードスイッチ27は、下限フロート25が検出範囲R2の上端に移動したとき、つまり検出範囲R2の上端を設定する中間ストッパ23に接触したときに、下限フロート25の磁石25aにほぼ対面するように配置されている。
このようなリードスイッチ26,27は以下のように作動する。フロート24,25に組み込まれた磁石24a,25aがリードスイッチ26,27に近づくと、リードスイッチ26,27の金属板に十分な磁力線が通過するようになり、金属板に作用する吸引力によってリードスイッチ26,27の接点が閉じられる一方、フロート24,25に組み込まれた磁石24a,25aがリードスイッチ26,27から離れると、金属板を通過していた磁力線が減少するようになり、金属板のばね力によってリードスイッチ26,27の接点が開かれることになる。
したがって、図2に実線で示すように、潤滑油が下限レベルLlまで低下したときには、下限フロート25の磁石25aが下限リードスイッチ27から離れるため、下限リードスイッチ27の接点が開くことになる。また、図2に破線で示すように、潤滑油が上限レベルLhまで上昇したときには、上限フロート24の磁石24aが上限リードスイッチ26から離れるため、上限リードスイッチ26の接点が開くことになる。そして、油面レベルが適量範囲内、つまり上限レベルLhと下限レベルLlとの間に保たれている場合には、上限フロート24および下限フロート25がそれぞれに対応するリードスイッチ26,27に接近した状態となるため、上限リードスイッチ26と下限リードスイッチ27との接点は共に閉じることになる。
図3は油面センサ16の作動状態を示す概略図である。また、(A)は潤滑油が上限レベルLhを上回った状態を示し、(B)は潤滑油が上限レベルLhと下限レベルLlとの間に保たれた状態を示し、(C)は潤滑油が下限レベルLlを下回った状態を示している。
まず、図3(A)に示すように、潤滑油が上限レベルLhを上回る場合、つまり潤滑油の過多状態にあっては、下限フロート25は中間ストッパ23に当接するまで浮き上がった状態となり、上限フロート24は油面レベルに応じて浮き上がることになる。この状態のもとでは、下限リードスイッチ27がオン状態を維持する一方、上限リードスイッチ26はオフ状態に切り換えられるため、異常検出回路28は遮断状態となる。
また、図3(B)に示すように、潤滑油が上限レベルLhと下限レベルLlとの間に保たれる場合、つまり潤滑油の適量状態にあっては、上限フロート24と下限フロート25とは油面レベルに応じて中間ストッパ23の近傍で上下動することになる。この状態のもとでは、上限リードスイッチ26と下限リードスイッチ27とは共にオン状態を維持するため、異常検出回路28は通電状態となる。
さらに、図3(C)に示すように、潤滑油が下限レベルLlを下回る場合、つまり潤滑油の過少状態にあっては、上限フロート24は中間ストッパ23に当接するまで下降した状態となり、下限フロート25は油面レベルに応じて下降することになる。この状態のもとでは、上限リードスイッチ26がオン状態を維持する一方、下限リードスイッチ27はオフ状態に切り換えられるため、異常検出回路28は遮断状態となる。
このように、潤滑油が適量範囲を超えて減少または増加している場合には、上限リードスイッチ26または下限リードスイッチ27がオフ状態に切り換えられ、異常検出回路28が遮断状態となる一方、潤滑油が適量範囲内に保たれる場合には、上限リードスイッチ26と下限リードスイッチ27とが共にオン状態に切り換えられ、異常検出回路28が通電状態となる。そして、ECU17により異常検出回路28が遮断状態であると認識された場合には、潤滑油の油量異常が発生している状態であるため、ECU17から計器板の油量警告灯29に対して点灯信号が出力され、油量異常が運転者に対して警告されることになる。なお、運転者に警告する際の手段としては、油量警告灯29の点灯に限られることはなく、警告ブザーを鳴らすようにしても良い。
図4は油面レベルの異常を検出するとともに運転者に対して警告を発する手順を示すフローチャートである。図4に示すように、まずステップS1では、イグニッションスイッチ18がオン状態に切り換えられているか否かが判定される。イグニッションスイッチ18がオン状態の場合には、異常検出回路28に対して通電がなされる状態であるため、続くステップS2に進み、異常検出回路28が通電状態となっているか否かが判定される。一方、イグニッションスイッチ18がオフ状態の場合には、異常検出回路28に対して通電がなされない状態であるため、異常検出回路28が通電状態であるか否かを判定することなくそのままルーチンを抜ける。
ステップS2において、異常検出回路28が通電状態となっている場合、つまり上限リードスイッチ26と下限リードスイッチ27とがオン状態に切り換えられる場合には、潤滑油が適量範囲内に保たれた状態となっているため、そのままルーチンを抜ける。一方、異常検出回路28が遮断状態に切り換えられている場合、つまり上限リードスイッチ26または下限リードスイッチ27がオフ状態に切り換えられる場合には、潤滑油が適量範囲から外れた状態であるため、ステップS3に進み、油量警告灯29を点灯させることで運転者に対する警告が行われる。
このように、直列に接続される上限リードスイッチ26と下限リードスイッチ27とを用いて1つの異常検出回路28を形成し、この異常検出回路28が通電状態にあるか遮断状態にあるかを判定することにより、潤滑油が適量範囲から外れた状態、つまり潤滑油の過多状態と過少状態とを検出することができる。そして、潤滑油の過多状態や過少状態を検出した場合には、運転者に対して警告を発することにより、潤滑油の油量異常を運転者に認識させることができ、エンジン11の焼付き等を回避することができる。しかも、極めて簡単な回路構成であるため、異常検出装置10の低コスト化を達成することができるとともに、異常検出装置10の信頼性を向上させることができる。
また、一般に市販されている自動車用油量センサは、異常検出回路の通電状態を判定することにより、潤滑油の過少状態を判定するものがほとんどであるが、本発明の異常検出装置10は、1つの異常検出回路28の通電状態を判定することにより、潤滑油の過多状態と過少状態とを判定するようにしたので、これまでの自動車用油量センサで用いられてきた油量異常の判定ロジック(制御プログラム)を変更することなく、そのまま利用して潤滑油の過多状態と過少状態とを検出することができる。なお、油量異常の判定ロジックをそのまま利用するということは、異常検出回路の通電状態に応じて油量異常を検出するようにした判定ロジックをそのまま利用できるということである。
図5は本発明の他の実施の形態である異常検出装置30を示す概略図である。なお、図1〜図3に示す部材と同じ部材については、同じ符号を付してその説明を省略する。図1〜図3に示すように、前述の異常検出装置10にあっては、上限フロート24と下限フロート25とを1つの支持軸20に装着するようにしているが、これに限られることはなく、図5に示すように、2本の支持軸31,32に上限フロート24と下限フロート25とを別個に装着しても良い。
このような場合には、2本の支持軸31,32の設置位置が高さ方向にずらされるとともに、上限フロート24を支持する第1支持軸31に上限リードスイッチ26が収容され、下限フロート25を支持する第2支持軸32に下限リードスイッチ27が収容される。そして、支持軸31には、第1検出範囲R1の下端を設定するとともに上限フロート24の下降移動を規制する下端ストッパ33が設けられ、支持軸32には、第2検出範囲R2の上端を設定するとともに上限フロート24の上昇移動を規制する上端ストッパ34が設けられることになる。
これにより、前述の異常検出装置10と同様に、潤滑油量が適量範囲に収められる場合には異常検出回路28を通電状態に切り換える一方、潤滑油量が適量範囲を外れた場合には異常検出回路28を遮断状態に切り換えることができ、ECU17によって潤滑油の油量異常を判定することができる。
このように、上限フロート24と下限フロート25とのそれぞれを別個の支持軸31,32に装着することにより、図5に示すように、高さ寸法に制限のあるオイルパン35であっても本発明を適用することができる。また、2本の支持軸31,32を高さ方向に重複させて配置するようにしても良く、このように配置することによって薄型のオイルパンであっても本発明を適用することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、図示する油面センサ16はオイルパン12側に設けるようになっているが、これに限られることはなく、シリンダブロック13側に油面センサ16を設けるとともに、この油面センサ16をオイルパン12内に収容しても良い。
本発明の一実施の形態である異常検出装置を示す概略図である。 油面センサを示す概略図である。 油面センサの作動状態を示す概略図であり、(A)は潤滑油が上限レベルを上回った状態を示し、(B)は潤滑油が上限レベルと下限レベルとの間に保たれた状態を示し、(C)は潤滑油が下限レベルを下回った状態を示している。 油面レベルの異常を検出するとともに運転者に対して警告を発する手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態である異常検出装置を示す概略図である。
符号の説明
10 異常検出装置
11 エンジン
12 オイルパン
17 ECU(判定手段)
20 支持軸
23 中間ストッパ
24 上限フロート
24a 磁石
25 下限フロート
25a 磁石
26 上限リードスイッチ(上限スイッチ)
27 下限リードスイッチ(下限スイッチ)
28 異常検出回路
30 異常検出装置
31 支持軸(第1支持軸)
32 支持軸(第2支持軸)
33 下端ストッパ
34 上端ストッパ
35 オイルパン
R1 第1検出範囲
R2 第2検出範囲
Lh 上限レベル
Ll 下限レベル

Claims (4)

  1. オイルパンに貯留される潤滑油の油量異常を検出する異常検出装置であって、
    前記オイルパンに収容され、第1検出範囲内で上下動する上限フロートと、
    前記オイルパンに収容され、前記第1検出範囲より低く設定される第2検出範囲内で上下動する下限フロートと、
    前記上限フロートが備える磁石によって開閉される上限スイッチと、これに直列に接続され前記下限フロートが備える磁石によって開閉される下限スイッチとを備える異常検出回路と、
    前記異常検出回路が通電状態のときには潤滑油量が正常であると判定する一方、前記異常検出回路が遮断状態のときには潤滑油量が異常であると判定する判定手段とを有することを特徴とする異常検出装置。
  2. 請求項1記載の異常検出装置において、
    前記第1検出範囲は潤滑油面の上限レベルを含むように設定される一方、前記第2検出範囲は潤滑油面の下限レベルを含むように設定され、
    前記上限スイッチは、潤滑油面が上限レベルを上回るときには開く一方、潤滑油面が上限レベルを下回るときには閉じるように設定され、
    前記下限スイッチは、潤滑油面が下限レベルを下回るときには開く一方、潤滑油面が下限レベルを上回るときには閉じるように設定されることを特徴とする異常検出装置。
  3. 請求項1または2記載の異常検出装置において、
    前記第1検出範囲の下端と前記第2検出範囲の上端とを設定する中間ストッパを備え、前記上限フロートと前記下限フロートとを上下動自在に支持する中空の支持軸を有し、
    前記上限フロートを前記中間ストッパの上方側に配置する一方、前記下限フロートを前記中間ストッパの下方側に配置し、前記上限スイッチと前記下限スイッチとを前記支持軸内に収容することを特徴とする異常検出装置。
  4. 請求項1または2記載の異常検出装置において、
    前記第1検出範囲の下端を設定する下端ストッパを備え、前記上限フロートを上下動自在に支持する中空の第1支持軸と、
    前記第2検出範囲の上端を設定する上端ストッパを備え、前記下限フロートを上下動自在に支持する中空の第2支持軸とを有し、
    前記上限スイッチを前記第1支持軸内に収容する一方、前記下限スイッチを前記第2支持軸内に収容することを特徴とする異常検出装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009062826A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関
JP2013087707A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの潤滑油量検出装置
JP2016223785A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 いすゞ自動車株式会社 油面レベル上限検出構造

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