JP2005213010A - 階段昇降機 - Google Patents
階段昇降機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005213010A JP2005213010A JP2004024547A JP2004024547A JP2005213010A JP 2005213010 A JP2005213010 A JP 2005213010A JP 2004024547 A JP2004024547 A JP 2004024547A JP 2004024547 A JP2004024547 A JP 2004024547A JP 2005213010 A JP2005213010 A JP 2005213010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide roller
- guide rail
- lower guide
- chair
- roller set
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
【解決手段】 昇降体3には、上ガイドレール1に設けられたラック1aに対して噛合する駆動動ギヤ10と、上ガイドレール1の軌道をトレースしながら移動する第1及び第2の上ガイドローラセット6,7と、下ガイドレール2の軌道をトレースしながら移動する第1及び第2の下ガイドローラセット8,9とを設け、第1及び第2の下ガイドローラセット8,9を、昇降体3の下面に固定配置されたスライドレール13に沿って移動自在なスライダ14に取り付け、椅子4の裏面下部に突設された位置決めピン15を、スライダ14に取り付けた位置決めプレート16の係止溝16aに係止させて、椅子4の回転に連動し、軌道方向に対して位置ずれ可能とする。
【選択図】 図3
Description
モノレールタイプは、荷物や人を乗せた重量のある昇降体を1本のガイドレールのみで支える構造であるため、ガイドレール自体の強度アップのみならず、支持力の安定性も充分考慮しなくてはならない。
よってガイドレールは太く、それに従ってコーナ部の湾曲率が大きくなってしまうので、ガイドレールが階段端から中央側に張り出す量が多くなり、階段の有効面積が占有されると、大きな物を運び上げる通行の邪魔になる。
又、移動体はガイドレールの傾斜角度に応じて傾くので、椅子を水平姿勢を維持するために回転機構が必須となる。
その点、二本のガイドレールにより支持するダブルレールタイプは、二本のガイドレールの軌跡を昇降体が角度変化なしに移動できる形状並びに配置とすることにより、回転機構を省略できるばかりか、細いガイドレールでも安定した支持力を得ることができることから、階段の端に沿わせて配置し、階段の有効面積を広くするには有利といえる。
これらダブルレールタイプは、いずれも椅子の回転機構は不要であるが、後者は2つの駆動機構が必要である。
そのため昇降体の垂直姿勢を維持するため、ガイドレールには、極めて高い設置精度が要求され、設計から施工時は勿論のこと、使用中に変形したり取り付け部に狂いが生た場合の修理も困難であるなど、調整に時間や費用を要する。
又、上ガイドレールと下ガイドレールとは、垂直方向の間隔が均一になるように配置しなくてはならないので、傾斜部分では軌道の接線と直交する方向の間隔が狭くなってしまい、移動体には、上下の支持部間のスペースいっぱいに駆動機構などの部材を配置できない。
而も、上下二本のガイドレールに対する支持部を、傾斜部で昇降体が傾斜しないよう垂直線上に配置されているが、それらの支持部が昇降体の中央からずれており、安定性と走行性が悪い。
前記駆動ギヤは上ガイドレールに形成されたラックに対して噛合され、上ガイドローラユニットは、上ガイドレールに上側と下側からそれぞれ当接する上下一対の組を、軌道方向に対して前後に一組づつ備え、下ガイドローラセットは、下ガイドレールに左側と右側からそれぞれ当接する左右一対の組を、軌道方向に対して前後に一組づつ備えることができる。
又、上ガイドローラセットは移動方向に対して固定し、下ガイドローラセットのみを移動方向に対して位置ずれ可能とすることができる。
又、細いレールの利用が可能で、上ガイドレールの真下に下ガイドレールを配置したり、上ガイドレールと下ガイドレールとの軌道方向の接線に直交する方向に対する間隔を一定にすれば、上ガイドローラセットと下ガイドローラセットとの間のスペースいっぱいを有効に利用することができ、階段のスペースも広くできる。
下ガイドローラセットを軌道方向に位置ずれ可能とすれば、下ガイドレールセットを上ガイドレールセットの真下に近くまで位置ずれさせて、傾斜のあるコーナ部分で前倒れ防止を図ることができる。
図1、図2は、上下一対のガイドレール1,2に沿って昇降移動する昇降体3のそれぞれ背面、側面を示したものである。
上ガイドレール1の下面には、長手方向に沿ってラック1aが設けられており、両ガイドレール1,2とも図示しないポストによって階段の脇にその階段の勾配に倣って固定配置される。
両ガイドレール1、2は、軌道方向と直交する方向に対する間隔が全長に亘って均一で、下ガイドレール2は上ガイドレール1の真下に配置されている。
尚図に示す4dは肘掛けである。
前記第2の上ガイドローラセット7は、図5に示すように、第1の上ガイドローラセット6との間に設けられた縦軸12を支点として軌道方向に対して左右の首振り運動自在に取り付けられており、前記第1の上ガイドローラセット6とによって、コーナ部では昇降体3を軌道の接線と平行姿勢になるようガイドする。
更に、第1及び第2の下ガイドローラセット8,9は、昇降体3の下面に固定配置されたスライドレール13に沿って移動自在なスライダ14に取り付けられており、そのスライダ14は、椅子4の裏面下部に突設された位置決めピン15を、スライダ14に取り付けた位置決めプレート16の係止溝16aに係止させることによって、図6に示すように、椅子4の回転に連動し、軌道方向に対して位置ずれ可能になっている。
このように形成された階段昇降機は、昇降体3の中央部位を、第1及び第2の上ガイドローラセット6,7により上ガイドレール1に対して支持すると共に、下部を第1及び第2の下ガイドローラセット8,9により下ガイドレール2に対して支持する。
このような支持形態によって、駆動ギヤ10を上ガイドレール1に設けられたラック1aに対して噛合状態を維持しつつ、第1及び第2の上ガイドローラセット6,7は上ガイドレール1の軌道をトレースしながら移動し、第1及び第2の下ガイドローラセット8,9は下ガイドレール2の軌道をトレースしながら移動する。
従って角度センサの値は0で、椅子が垂直支持されているはずであり、狂いがあればリセットを掛け、初期設定を仕直す。
上下のガイドレールは、軌道の接線と直交する方向に対する間隔が全長に亘って均一で、下ガイドレール2は上ガイドレール1の真下に配置されているため、傾いた軌道上では、図6に示すように、昇降体3は軌道方向と直交した傾斜姿勢となるが、制御機構によって椅子回転用モータが制御され、椅子4は昇降体3の傾斜角度分反対側へ回動され、水平姿勢を維持し続ける。
又、ガイドレールは、軌道の接線と直行する方向の間隔を均一とすることで、むき出しで設置されたガイドレールの意匠的価値も高まる。
更に下ガイドレールが階段の端から中央側へ張り出す量を少なく、或いは完全になくすことにより、階段の有効利用面積を可能な限り広く確保することができる。
尚その場合、駆動ギヤは下ガイドローラセットの位置に組み付けることが望ましい。
Claims (3)
- 椅子付きの昇降体が、階段脇に設置された上下一対のガイドレールに沿って昇降移動可能に組み付けられた階段昇降機にあって、前記椅子を、制御機構により常時垂直姿勢が維持可能な回転式とし、昇降体には、駆動機構に連結された駆動ギヤと、その駆動ギヤをいずれか一方のガイドレールに設けられたラックに対して噛合状態を維持させると共に、昇降体を上ガイドレールと下ガイドレールとに対してそれぞれ移動可能に支持する上下のガイドローラセットとを設け、上ガイドローラセットと下ガイドローラセットセットとを相対的に移動方向へ位置ずれ可能とした階段昇降機。
- 駆動ギヤは上ガイドレールに形成されたラックに対して噛合され、上ガイドローラセットは、上ガイドレールに上側と下側からそれぞれ当接する上下一対の組を、移動方向に対して前後に一組ずつ備え、下ガイドローラセットは、下ガイドレールに左側と右側からそれぞれ当接する左右一対の組を、軌道方向に対して前後に一組ずつ備えている請求項1に記載の階段昇降機。
- 上ガイドローラセットは軌道方向に対して固定されており、下ガイドローラセットのみが軌道方向に対して位置ずれ可能となっている請求項1又は2に記載の階段昇降機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024547A JP2005213010A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 階段昇降機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024547A JP2005213010A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 階段昇降機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005213010A true JP2005213010A (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=34907199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004024547A Pending JP2005213010A (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 階段昇降機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005213010A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5837663B1 (ja) * | 2014-09-19 | 2015-12-24 | シンテックス株式会社 | 階段昇降システムおよび階段昇降機 |
JP7480332B2 (ja) | 2020-04-22 | 2024-05-09 | ボイマー グループ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 搬送装置の搬送台のための傾斜補正装置 |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004024547A patent/JP2005213010A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5837663B1 (ja) * | 2014-09-19 | 2015-12-24 | シンテックス株式会社 | 階段昇降システムおよび階段昇降機 |
JP7480332B2 (ja) | 2020-04-22 | 2024-05-09 | ボイマー グループ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 搬送装置の搬送台のための傾斜補正装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9010787B2 (en) | Tilt-in-space wheelchair using multiple controlling paths | |
JP2015163204A (ja) | 調整可能な家具 | |
JP2015098194A5 (ja) | ||
WO2015145915A1 (ja) | 介助ロボット | |
JPS6361266B2 (ja) | ||
CN110822043A (zh) | 一种椅架及其齿条组件 | |
JP2008126692A (ja) | 車両のシート移動装置 | |
JP2008105542A (ja) | 車両用パワーシートの駆動機構 | |
CN110840135A (zh) | 一种椅子 | |
JP2005213010A (ja) | 階段昇降機 | |
JP2005213009A (ja) | 階段昇降機 | |
CN111053390A (zh) | 一种椅子 | |
JP6378564B2 (ja) | シートアジャスター装置 | |
JP7498103B2 (ja) | 電動車椅子 | |
JP7411067B2 (ja) | シートフレーム | |
CN211511154U (zh) | 一种椅子 | |
CN211737902U (zh) | 一种椅架及其齿条组件 | |
JP2958197B2 (ja) | 椅 子 | |
KR102540545B1 (ko) | 자동차용 시트 회전 장치 | |
JP2012140036A (ja) | 車両用シート | |
JPH0664868A (ja) | 階段昇降体の姿勢安定装置 | |
KR100461315B1 (ko) | 자동차용 시트 조절 장치 | |
JP2010264169A (ja) | 着座部構造 | |
CA2339743A1 (en) | Stairway elevator | |
CN211722463U (zh) | 一种椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091124 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100112 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100216 |