JP2005212950A - 整形機におけるビーム硬度の制御方法 - Google Patents

整形機におけるビーム硬度の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機械の高速化や糸種の増加等で整形機の巻取りビームの正確な巻硬度、ビーム巻経に対応した巻硬度が自動的に生産できることが求められている。
【解決手段】電気的に測長ロールの回転と巻き取りモータの回転からパルス信号を取り出し、この両信号を演算し、リアルタイムにビーム経を探知する。この信号と、設定器から設定したビーム経に対応した空気圧力データと比較して、制御器から、ビーム経に対応した電気信号を出力する。この電気信号を電空比例弁で空気圧力に変換し、ビーム硬度を制御する、プレスロールに推力を与えるエァーシリンダーの前進側空気圧力に利用する。ビームが巻終わりプレスロールをビームから離反するときは、手動空気圧力設定器から設定した空気圧力をエァーシリンダーの後進推力側に入れて、離反する。この切換えは切換えスィツチに電気的に接続された、切換弁により行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は整形機で巻取りされるビームの巻硬度を制御する、改良技術に関するものである。
従来の技術として、整形機による、巻取りビームの巻硬度を維持するため、プレスロールが使用されてきた。プレスロールの推力付与装置としてはエァーシリンダーが一般的に使用され、エァーシリンダーの空気圧の調整でプレスロールの推力付与を行う。糸種に対応したビームの巻硬度を維持するため、エァーシリンダーの圧力が圧力調整弁により、任意に設定可能になっている。
機械の高速化や糸種の多様化により、巻取りビームの巻硬度が次工程の糊付けや、ビーミング工程に影響し、より重要になっている。従来のエァーシリンダーの空気圧を手動で設定する方法では、糸種の変更やビームの取り替え毎の設定変更は可能であるが、ビームの巻経に対応して巻硬度を任意に調整することは不可能であった。しかし前に記したように、巻取りビームの硬度管理がビーム内部まで要求されるようになり手動管理では不可能になっていた。本発明はこの問題を解決するものである。
本発明では巻取りビームの巻経値を測長ロールの回転信号とビームの巻取り用モータの回転信号を演算して、リヤルタィムに取り出す。設定器で設定されている、各巻経圧力値と比較して、必要な圧力に対応した電圧を制御器から出力して、電空比例弁に出力する。電空比例弁はこの電圧に対応して、コンプレッサーからきた圧縮空気を電圧に比例した、空気圧力に変換して、エァーシリンダーの推力側に切換え弁を通して、出力する。
エァーシリンダーはこの空気圧力に対応した推力でプレスロールをビーム側に駆動して、巻取りビームと接圧され、巻取りビームの硬度を制御する。このように設定器で各巻経に対する圧力値を設定できるので、巻取りビームの巻硬度を巻経に対して、任意に制御可能となった。又設定器にはあらかじめ、フィラメント、加工糸等の糸種や、糸の太さ等のデータから、必要に応じて何種類かのパタンデータを入れておき、必要な圧力パタンを選択すれば、設定変更のとき総てデータ設定変更しなくても、簡単に設定変更可能である。
このようにビーム巻経に対する巻硬度が任意に設定可能となり、ビームの巻硬度が柔らかくて、うじと呼ばれる不具合や巻硬度が高すぎて次工程での糸の引き出し不良等がなくなり、製品の品質向上と次工程機械の稼働率向上が行われた。又従来の手動による圧力設定から電気的な設定器による設定になり機械前面から操作可能となり操作性も向上した。
図1のブロック図で本発明の制御方法を説明する。設定器1はタッチパネルと呼ばれる液晶表示器に入力機能と通信機能を持った装置で構成され、CPUで制御される。この設定器1から各ビーム巻経に対する圧力設定を行う。ビーム巻経の制御精度は一般的に10Cm程度の間隔で行う。設定されたデータは通信機能で制御装置2に送り込まれる。この通信機能で制御器2の動作状態をモニターすることもできる。
制御装置2はI/Oと呼ばれるインターフェースや演算機能、通信機能等が有り、CPUにより制御される。制御装置2のインターフェースには通信以外に、図示していない、測長ロールに機械的に連結されたエンコーダから、測長ロール回転信号を電気的パルス信号として入力されている。又巻取りビームを駆動する、図示していない、巻き取りモータに連結されたエンコーダから、巻取りモータの回転信号を電気的パルス信号として入力されている。巻取りモータは機械的に巻取りビームと連結されているので、測長ロール回転信号と巻き取りモータの回転比率を制御装置2で計算し、巻取りビーム径を計算する。
さらに、制御装置2は設定器1で設定されたエァーシリンダー6の前進圧力値に相当する電圧を電空比例弁3に出力する。電空比例弁3は図示していないエァーコンプレッサーから来た圧縮空気を、設定器1で設定された空気圧力に制御して、エァーシリンダー6の前進方向に切換弁5を通じて供給される。エァーシリンダー6は機械的にプレスロール7と連結されており、プレスロール7は前進推力を与えられると、ビーム表面に直交して接触し、ビームの糸表面をプレスする。エァーシリンダー6の前進圧力値を上げるとプレスロール7とビームの接圧力が高くなり、ビームの巻硬度は高くなる。
ビームの取り替え等でプレスロール7をビームから離脱するときは、後進方向の手動圧力設定器4で設定された空気圧力を切換弁5により、電気的に、図示していないスィツチと接続されており、このスィツチを後進に切り替えて、エァーシリンダー6の後進方向に供給し、ビームからプレスロール7を離反する。手動圧力設定器4で設定される圧力はプレスロール7がゆっくりビームから離脱する圧力に設定される。
ビームにプレスロール7を接圧するときは、当然スィツチを前進に切り替える。
このように設定器1で設定した各巻経の圧力値をエァーシリンダー6の前進方向に与えることでビーム巻経に対する巻硬度を正確に制御できる。さらに設定器1にはあらかじめ糸種や糸の太さ等に応じた、巻経に対する設定値をあらかじめ、設定器1の内部メモリーに登録しておき、必要に応じてこのデータを読み出して、使用することもできる。
本発明は巻取りビームの巻始め、中心部、巻終わりでの巻硬度制御を行う、プレスロールを使用する機械に使用可能である。たて糸準備では、整形機以外にサイザ、ビーマ、その他として、紙、フィルムの巻き取りが考えられる。
本装置を構成するブロック図である。
符号の説明
1 設定器
2 制御装置
3 電空比例弁
4 手動圧力設定器
5 切換弁
6 エァーシリンダー
7 プレスロール

Claims (2)

  1. たて糸を巻取る整形機で巻取りビームの硬度を調整する目的でプレスロールを使用する装置において、ビームの巻経に対応してプレスロールと巻取りビームの接圧力を任意に設定可能にし、巻取りビームの巻径を電気的に検出して、この値と設定値から電空比例弁を通じて、巻取りビームの巻硬度を自動的に制御する方法。
  2. 請求項1においてビームの巻経に対する、硬度の設定をあらかじめ何種類か登録しそれを選択して設定可能にした装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104864170A (zh) * 2015-06-16 2015-08-26 北京理工大学 一种气动比例阀颤振补偿中的参数整定方法
CN109808665A (zh) * 2017-11-20 2019-05-28 中车唐山机车车辆有限公司 一种动车组开关型电空阀控制方法及装置

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