JP2005211939A - 消耗電極式溶接トーチ - Google Patents

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Abstract

【課題】アークの高速揺動が可能で、開先幅の変動に対しても振り幅を柔軟に変更でき、溶接トーチの長さが長くならず操作性が良く、装置が小型化できる消耗電極式狭開先溶接トーチを提供すること。
【解決手段】ワイヤノズル20の片側を揺動支点とし、反対側の先端に給電チップ21を取付け、該ワイヤノズル20に平行に取付けられた揺動板30が前記支点より延長されていて、揺動板30の延長部に給電チップ21を揺動する揺動機構として挟んで設置された一対のソレノイド43a、43bにより構成し、母材の狭開先内にワイヤノズル20を挿入し、シールドガスを供給しながら上記ワイヤノズル20により供給される溶接ワイヤ2とアークを高速揺動しながら溶接を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は消耗電極式溶接トーチ(消耗電極式溶接装置)に係わり、特に極厚板の母材に狭開先を設け高能率に1層1パス溶接を行うのに好適な消耗電極式溶接トーチに関する。
圧力容器等の厚板突合わせ溶接には、溶着金属の量を減らし能率向上を図ると同時に、入熱量を減らして溶接品質向上を図るために、開先幅を狭くした消耗電極式狭開先溶接が適用される。従来の消耗電極式狭開先溶接装置には、特公昭54−450号公報や特開昭59−141376号公報に示すような波状ワイヤ式溶接装置と、特公昭63−39346号公報や特開昭55−133871号公報に示すような回転アーク式溶接装置と、特許第2994805号や特開平5−220572号公報に示すようなワイヤ傾斜揺動式溶接装置が提案されている。
図9の縦断面図は波状ワイヤ式溶接装置を示し、母材1a、1b間に形成された狭開先52内に挿入された溶接トーチ55内へ、送給ローラ51によって溶接ワイヤ2が供給されるとともに矯正ローラ50によって波形の形状に塑性変形が与えられ、溶接トーチ55によって狭開先52下端部までガイドされる。溶接ワイヤ2の先端と母材1a、1bとの間でアーク53を発生し、この熱によって溶接ワイヤ2は溶解して溶接金属となる。この際、溶接ワイヤ2に付加された塑性変形によってアーク53は左右に振られてウィービングを行い、狭開先52の両端部まで溶接ビード54を広げることができ、安定した溶接ビード形状が得られる。
また図10の縦断面図は回転アーク式溶接装置を示し、母材1a、1b間に形成された狭開先52内に挿入された溶接トーチ57内に設けてあるワイヤ通路の位置を、溶接トーチ57の中心から偏心させ、この溶接トーチ57を回転させることにより溶接ワイヤ2及びアーク53をウィービングさせることで、狭開先52の両端部まで溶接ビード54を広げることができ、安定した溶接ビード形状が得られる。
また図11の縦断面図はワイヤ傾斜揺動式溶接装置を示し、母材1a、1b間に形成された狭開先52内に挿入された溶接トーチ本体58内に設けてあるワイヤ送給ノズル59先端の給電チップ60のワイヤ通路をワイヤ送給ノズル59のワイヤ通路より8〜15°傾斜させ、このワイヤ送給ノズル59を回動角180°以下で回動させることにより溶接ワイヤ2及びアーク53をウィービングさせることで、開先の両端部まで溶接ビード54を広げることができ、安定した溶接ビード形状が得られる。
さらに、溶接の高能率化を図るためには溶接ワイヤとアークの高速揺動が必要である。アークを高速で揺動する方法としては、隅肉溶接を対象とした特許第3117288号「消耗電極式溶接トーチ」が開示されている。
特公昭54−450号公報 特公平03−75270号公報 特公昭63−39346号公報 特開昭59−141376号公報 特許第2994805号 特開平5−220572号公報 特許第3117288号
狭開先溶接の高能率化を考えた場合に、溶接ビード54のビード幅をW、ビード高さをHとすると、H/Wの値を大きくすると溶接割れが発生し易くなることが知られており、H/Wの値としては0.8以下が望ましい。また、アーク53をウィービングして開先壁を溶融する能力を高めているが、開先壁を安定して溶融するには限界があり、ビード高さを増やすことが難しい。つまり狭開先溶接で能率を向上させるためには、一層のビード高さを増やすには限界があるので、溶接ワイヤ量を増やして、溶接速度をより高速にする必要がある。
さらに、溶接速度を高速にするためには、その速度に合わせてウィービング周波数を上げる必要があり、ウィービング周波数が少ないとウィービング両端の重なり部に融合不良等の欠陥が発生し易くなる。逆にウィービング周波数を上げてもアークは安定して応答し、ウィービング周波数を高速にすると、自動化で重要になるアーク電圧またはアーク電流値の変動を測定して開先内での溶接トーチ位置を制御するアークセンサの感度が向上することが知られている。
波状ワイヤ式狭開先溶接法の能率向上を検討すると、ワイヤを波形状に塑性変形させるのでウィービング周波数を上げることには限界があり、1.5Hz以上に上げることは難しいことから、高効率化には限界がある。
次に、回転アーク式狭開先溶接法では、ワイヤを高速回転させることができるので高能率溶接が可能である。しかし問題点としては、ワイヤの回転半径がトーチにより一定であるため、開先幅の変動に対する追従が難しいことがある。
また、ワイヤ傾斜揺動式狭開先溶接法では、ワイヤノズルを往復回動させてワイヤを揺動させるため、やはり高速の揺動が難しく高能率化に対して限界がある。
さらに、特許第3117288号に開示された隅肉溶接を対象とする高速揺動式溶接装置は、図12に示すようにトーチ基部110の先端にスプリング113を介して取付けられていて、その先端にチップ104が取付けられているワイヤ供給ノズル114と、ワイヤ105の供給ノズル114の対向側面に配設された一対の磁性金属115a、115bと、磁性金属115a、115bの外側にコイル中心が一致するように配設された一対の直流電磁コイル116a、116bと、直流電磁コイル116a、116bに電圧を印加する電圧発生装置118などから構成されている。
そして電磁コイル116a、116bに電圧を印加したときに、直流電磁コイル116aと磁性金属115aとの間、直流電磁コイル116bと磁性金属115bとの間に交互に引力が発生し、それによりワイヤ供給ノズル114を高速で揺動することができる。この溶接トーチ103では、揺動支点となるばね113の下に揺動機構となるソレノイドが設置されているため狭開先にワイヤ供給ノズル114を挿入しようとするとワイヤ供給ノズル114をかなり長くする必要がある。また、狭開先溶接では開先付近に2次シールドボックスを設置し、開先外よりシールドガスを開先内に吹き込むことを行うが、この2次シールドボックスとソレノイドが干渉する問題もあり、さらにワイヤ供給ノズル114を長くしなければならない。そして、ワイヤ供給ノズル114が長くなると操作性が悪くなり、装置が大型化するという問題があった。
本発明の課題は、このような事情に鑑みて提案されたもので、消耗電極式狭開先溶接トーチにおいて、さらなる高能率化を図るためにアークの高速揺動が可能で、開先幅の変動に対しても振り幅を柔軟に変更でき、溶接トーチの長さが長くならず操作性が良く、更に装置が小型化できる消耗電極式狭開先溶接トーチを提供することである。
本発明の上記課題は、母材の狭開先内にワイヤノズルを挿入し、シールドガスを供給しながら上記ワイヤノズルにより供給されるワイヤによって溶接を行う消耗電極式溶接トーチにおいて、前記ワイヤノズルは、その片側を揺動支点とし、該揺動支点の反対側である母材開先側の先端部に給電チップを取付け、該ワイヤノズルの前記支点に連結して、ワイヤノズルに平行に揺動部材を取付け、該揺動部材を揺動させてワイヤノズルを介して給電チップを揺動させるための揺動機構を、該揺動部材の前記ワイヤノズルの先端部とは反対側に設けた消耗電極式溶接トーチにより達成される。
前記揺動機構は該揺動部材を挟んで設置された一対のソレノイドにより構成しても良い。
また、前記揺動機構の振り幅調整機構を設けても良い。
さらに、前記給電チップを水冷構造にしても良い。
また、前記ワイヤノズルと揺動部材を挟んで両側に固定されたシールドガスノズルを設けても良い。
(作用)
従来技術の消耗電極式狭開先溶接をより高能率化させるために、溶接ワイヤとアークを高速揺動する必要があり、ワイヤノズルの揺動支点上部に揺動機構を設けることにより溶接トーチの長さが長くならず操作性が良く、更に装置が小型化できる。揺動機構としては揺動支点上部のワイヤノズルに平行に取付けられた揺動部材を挟んで設置された一対のソレノイドに交互に電圧を印加することにより、揺動部材を揺動し、ワイヤノズルの揺動支点と反対側にある給電チップを揺動させるとアークも揺動する。また、交互の電圧の周期を変化させることにより、揺動部材の揺動の速さを制御することができ、ソレノイドにより揺動される揺動部材の揺動幅を調整することによりアークの揺動幅を調整することができる。
本発明の溶接トーチによれば、ワイヤノズルの揺動機構を溶接トーチの上部に設置することができるので溶接トーチの長さが長くならず操作性が良く、更に小型化した消耗電極式狭開先溶接装置を提供することができる。また、アークの高速揺動が可能で従来狭開先溶接装置に比較してさらなる高能率化を図ることができ、開先幅の変動に対しても振り幅を柔軟に変更することができる。
以下に本発明の実施例を挙げ、図面を用いてさらに詳細に説明する。
図1は本発明の消耗電極式溶接トーチの一実施例を示す側断面図である。図2は図1の消耗電極式溶接トーチの正面図(図1のE−E線矢視図)である。図3は図1の消耗電極式溶接トーチの平面図である。図4は図1の切断線A−Aに沿った断面図である。図5は図1の切断線B−Bに沿った断面図である。図6は図1の切断線C−Cに沿った断面図である。図7は図1の切断線D−Dに沿った断面図である。図8は本溶接トーチにおけるソレノイドに印加する電圧の周期パターンの説明図である。
なお、図1には振り幅調整ノブ41a、固定ナット42a、ソレノイド軸44a、プランジャー45a、絶縁パッド46a、ベアリング47a、47bを図示していない。
幅が狭い開先が加工してある母材1a、1bの開先底部に消耗電極式溶接トーチ100の溶接ワイヤ2が送給されるが、溶接ワイヤ2は前記開先内にはワイヤノズル20により開先先端部に誘導される。また、溶接電流を給電する給電チップ21がワイヤノズル20の先端部に設けられた給電チップブロック22にねじで取付け、取外し自在になっている。
また、給電チップ21と給電チップブロック22を冷却する水を導くための冷却水管23a、23b及び開先底部にシールドガスを導くシールドガスノズル24a、24bがワイヤノズル20と平行して設けられている。
そして、母材1a、1b上部より開先内に向けてシールドガスを吹き込むための2次シールドガスボックス25が図示しない装置内の適所に設けられている。2次シールドガスボックス25の内部空間にシールドガスを供給するシールドガス入口26a、26bが設けられ、また前記ボックス25内にワイヤノズル20の揺動軸27a、27bがワイヤノズル20固定部となるトーチ固定ブロック29に設けられ、トーチ固定ブロック29には揺動軸27a、27bを固定するための固定ナット28a、28bが設けられ、前記揺動軸27a、27bがワイヤノズル20の支点となる。
前記ボックス25より母材1(1a、1b)側とは反対側の溶接トーチ100にはハウジング33が設けられ、該ハウジング33には揺動軸27a、27bを先端部に有する揺動板30と溶接ワイヤ2をワイヤノズル20に導く溶接ワイヤライナー31が上下方向に貫通して設けられ、またソレノイド固定ブロック32を固着している。
ソレノイド固定ブロック32の下端部には前記トーチ固定ブロック29が一体的に接続されており、ボックス25は図示しない装置に固定されている。
ハウジング33内にはプッシュ・プルソレノイド43a、43bとソレノイド軸44a、44bが設けられている。
図6に示すように一対の揺動軸27a、27bが一対のトーチ固定ブロック29、29を貫通して揺動板30にドライベアリング等からなる一対のベアリング47a、47bを介して回動自在にトーチ固定ブロック29に一対の固定ナット28a、28bで適度の強さで締め付けられている。
また、ハウジング33の両壁面を貫通して一対のプランジャー45a、45bの移動幅を調整するための一対の振り幅調整ノブ41a、41bとノブ41a、41bを固定するための固定ナット42a、42bからなる振り幅調整機構が設けられている。また、プッシュ・プルソレノイド43a、43bに電圧を印加するとプランジャー45a、45bに固定され一体でソレノイド軸44a、44bが移動する。該ソレノイド軸44a、44bに間隔を開けて絶縁パッド46a、46bが設けられ、該絶縁パッド46a、46bで揺動板30を揺動させ、同時に揺動板30とプッシュ・プルソレノイド43a、43bを絶縁している。
上記したようにトーチ固定ブロック29に揺動軸27a、27bが取り付けられ、揺動軸27a、27bを支点にして揺動板30がベアリング47a、47bを介して取り付けられているので揺動板30が回動する構造になっている。揺動板30にはワイヤノズル20が接続され、その先に給電チップ取付けブロック22と給電チップ21が取り付けられている。
揺動機構としては対向するプッシュ・プルソレノイド43a、43bを用いる。プッシュ・プルソレノイド43a、43bは本体内にコイル(図示せず)が入っていて、該コイルに電圧が印加されて励磁するとプランジャー45a、45bを本体側に引き込む構造になっている。プランジャー45a、45bとソレノイド軸44a、44bは一体構造になっていて、コイルが励磁するとソレノイド軸44a、44bも移動する。図8に示すように対向する一対のプッシュ・プルソレノイド43a、43bに交互に電圧を印加するとソレノイド軸44a、44bが絶縁パッド46a、46bを介して揺動板30を互いに押し合って、揺動板30が揺動し、その動きに連動してワイヤノズル20と給電チップ21側が揺動することにより溶接ワイヤ2が揺動し、アークが開先内で揺動することになる。
なお、印加する電圧の周期を調整することにより、例えば10〜60Hz程度の高速で揺動することが可能である。また振り幅調整ノブ41a、41bはハウジング33にねじ構造で取り付けてプランジャー45a、45bのストッパになっていて、振り幅調整ノブ41a、41bの位置を調整することにより揺動板30の振り幅およびアークの振り幅が調整可能になっている。そして振り幅調整ノブ41a、41bをモータ等で移動可能にすれば自動で振り幅を調整することも可能である。
溶接ワイヤ2への給電は、給電チップ21、ワイヤノズル20、冷却水管23a、23b、揺動板30を介して揺動板上部に取付けたボルト39、ナット40で固定する給電ケーブル(図示せず)を経由して行う。これらの部品の材質は銅あるいは銅合金よりなる。給電チップ21と給電チップ取付けブロック22はアークと溶融池からの輻射熱でかなりの高温にさらされる。特に給電チップ21は高温になると溶接ワイヤ2との接触による磨耗が激しくなるので冷却構造になっている。また、揺動板30等からなる揺動部は給電部となるためソレノイド固定ブロック32と絶縁パッド46a、46bによりその他のトーチ部品から絶縁してある。
開先内でアークのガスシールドを確実にするために給電チップ21等からなる揺動部を挟んでシールドガスノズル24a、24bを設けてアーク直近にシールドガスを吹き込む。また、開先内のシールドガスノズル24a、24bからのシールドガスの吹き出しは下方に向かって行うが、開先内の周辺空気を巻き込むのでアークのシールドが不完全になり易いため、2次シールドボックス25を開先外に設置して開先内にシールドガスを吹き込む。シールドガスノズル24a、24bは銅管等の材質を使用するためやはりアークや溶融池より輻射熱を受けて高温になる熱は上部に伝わるのでトーチ固定ブロック29を水冷する構造にしてある。
本発明はアークの高速揺動が可能で、開先幅の変動に対しても振り幅を柔軟に変更でき、溶接トーチの長さが長くならず操作性が良い、高能率な溶接を行うのに好適な消耗電極式溶接トーチに利用可能性がある。
本発明の一実施例の消耗電極式溶接トーチを示す側断面図(図3のA−A線矢視図)である。 図1の消耗電極式溶接トーチの正面図(図1のE−E線矢視図)である。 図1の消耗電極式溶接トーチの平面図である。 図1の切断線A−Aに沿った断面図である。 図1の切断線B−Bに沿った断面図である。 図1の切断線C−Cに沿った断面図である。 図1の切断線D−Dに沿った断面図である。 本溶接トーチにおけるソレノイドに印加する電圧の周期パターンの説明図である。 従来狭開先溶接装置の縦断面図である。 上記とは異なる従来狭開先溶接装置の縦断面図である。 上記とは異なる従来狭開先溶接装置の縦断面図である。 従来高速揺動式溶接装置の側断面図である。
符号の説明
1a、1b 母材 2 溶接ワイヤ
20 ワイヤノズル 21 給電チップ
22 給電チップ取付けブロック 23a、23b 冷却水管
24a、24b シールドガスノズル
25 2次シールドガスボックス 26a、26b シールドガス入口
27a、27b 揺動軸 28a、28b 固定ナット
29 トーチ固定ブロック 30 揺動板
31 溶接ワイヤライナー 32 ソレノイド固定ブロック
33 ハウジング 34 冷却水入口
35 冷却水出口 36a、36b シールドガス入口
37 冷却水入口 38 冷却水出口
39 ボルト 40 ナット
41a、41b 振り幅調整ノブ 42a、42b 固定ナット
43a、43b プッシュ・プルソレノイド
44a、44b ソレノイド軸 45a、45b プランジャー
46a、46b 絶縁パッド 47a、47b ベアリング
100 消耗電極式溶接トーチ

Claims (5)

  1. 母材の狭開先内にワイヤノズルを挿入し、シールドガスを供給しながら上記ワイヤノズルにより供給されるワイヤによって溶接を行う消耗電極式溶接トーチにおいて、
    前記ワイヤノズルは、その片側を揺動支点とし、該揺動支点の反対側である母材開先側の先端部に給電チップを取付け、該ワイヤノズルの前記支点に連結して、ワイヤノズルに平行に揺動部材を取付け、該揺動部材を揺動させてワイヤノズルを介して給電チップを揺動させるための揺動機構を、該揺動部材の前記ワイヤノズルの先端部とは反対側に設けたことを特徴とした消耗電極式溶接トーチ。
  2. 揺動機構が揺動部材を挟んで設置された一対のソレノイドにより構成されたことを特徴とする請求項1記載の消耗電極式溶接トーチ。
  3. 揺動機構には、振り幅調整機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の消耗電極式溶接トーチ。
  4. 給電チップを水冷構造にしたことを特徴とする請求項1記載の消耗電極式溶接トーチ。
  5. ワイヤノズルと揺動部材を挟んで両側に固定されたシールドガスノズルを設けたことを特徴とする請求項1記載の消耗電極式溶接トーチ。
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