JP2005211258A - 粉ふるい - Google Patents

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Abstract

【課題】粉をふるう作業において粉を飛散させずに効率よくふるえ、手入れのし易いふるいを提供する。
【解決手段】ふるい部の側面に枠を設け、枠の内側に筒型容器を回転自在に収める。筒型容器にはつまみをつけ、回転時の摩擦を低減するよう側面に凸部を設ける。筒型容器の下部開口部がふるい部に接した状態で上部開口部より粉を入れ、側面の枠で保持しながらつまみで筒型容器を回転して粉をふるう。
【選択図】図6

Description

本発明は調理器具として使う粉ふるいに関するものである。
従来のふるい(裏ごし)は枠を手に軽く打ち付けてふるうため粉が飛散しやすく、大きなボールやシートなどの粉受けが必要である。
粉ふるいの専用器具としては、取っ手内側のレバーを引くと網底の上で回転翼が1/4回転するホームシフターや、容器側面のハンドルを回すとU字型の針金が凹型網の上で水平軸回転するロータリーシフターなど回転軸を持つものと、取っ手を左右に振ると網底にある針金やフォーク状のパーツが連動して粉をふるうものがある。電動式のものでは容器底部にある網が回転するものや、網が水平に往復運動するものがある。
回転軸を持つふるいは構造が複雑なため残留した粉が取り除きにくく、水洗いをすると故障の原因になるなど食品を扱うのに衛生上不都合がある。また取っ手を左右に振ったりレバーを引いたりして粉をふるうものは何度も繰り返すうちに手が疲れてくるという指摘があった。電動式のものは駆動装置がある分重くなり、モーター特有の振動がある。また電化製品なので価格が高く、取り扱い上の注意が必要である。
解決しようとする問題点は、粉をふるう作業において効率が悪い、粉が飛散する、手が疲れる、清掃時に残留した粉が取りにくいなどの点である。
本発明は粉を入れる筒型容器の下部開口部がふるい部に接しながら回転軸を設けずに回転して粉をふるうことを最も主要な特徴とする。筒型容器のつまみを持って回す時はつまみが力点、容器の側面が枠に接する部分が支点となる。筒型容器は枠に保持されて水平エンドレス回転することができる。筒型容器に入れた粉は摩擦抵抗のためにふるい部の上に積もっているが、容器の回転運動が伝わると静止摩擦から動摩擦に変わり、ふるい部と接する筒型容器の下部開口部全体から粉が連続的にふるわれて落ちてくる。
本発明による利点は、第一に小さな面積でも非常に効率よくふるえることである。従来の方法では回転翼や針金等が触れた周辺の粉が落ちてくるが、本発明では底面全ての粉が同時に移動しながら落ちる。中央に回転軸を設けないこともふるい部の有効面積を大きくしている。第二にふるい部と枠は動かさないので粉は飛散せず垂直に落ちる。第三に回転運動はレバーを引く、取っ手を振る等の反復運動と比べて効率が良く、作業負荷を軽減することが出来る。第四に容器を回転する速さを変えることで粉をふるう量が調整できる。第五にふるい部と筒型容器には接合部がないので個別に清掃でき、丸ごと水洗いすることも出来る。これは部品の数を減少し、組立作業を軽減するという製造面での利点にもなる。
本発明の最も基本的な構成は、図1aに示すようなふるい部の側面に枠を設け、内側に筒型容器を回転自在に収めたものである。ふるい部は粉をふるうための部分で金網やメッシュ状の繊維など多孔質のものを用いる。枠とふるい部は同じ材質で一体成型することもできるが、枠は筒型容器とふるい部を保持できればどのようなものでもよい。枠は穴をあけた面構造や、フレーム構造でもよい。図1bは基本形をアレンジしたものである。筒型容器を回しやすいようつまみを設けてある。ふるい部が取り出せるよう枠と底部で保持しているので、手入れがより簡単になり、用途に合わせて目の細かさを変えたふるい部と交換して使用することも出来る。ふるい部は底部に収めて枠と嵌合したり、枠の外側と底部の内側に螺旋状の溝を設けてねじ止め式に固定したりしてもよい。
ふるい部、枠、筒型容器は摩擦抵抗が少なく、磨耗しにくく、力を加えた時に変形しにくい形と材料が好ましい。容器や枠をガラスやプラスチック等透明な素材で作ると、粉の残量を目視しながら使うことができる。
筒型容器は図2 a, bのように容器側面に凸部を設けると、枠との摩擦を低減し、かつ枠との隙間を調整して回転を安定させる効果を持つ。容器側面に凹部を設けても摩擦を少なくすることが出来る。図2 cのように容器断面を多角形にすると枠との摩擦を低減するとともに粉に回転が伝わりやすくする効果がある。
筒型容器は図3 のように内側断面積をふるい部に接する下部開口部に向かって徐々に大きくし、裾広がりにすると、回転による遠心力で粉を下部方向に押し下げる効果がでる。上部口径全体を小さくする場合は、容器外側に凸部を設けると枠との隙間を調整できる。
筒型容器は図4 a, bのように仕切りなどの補助具を用いることで、ふるい部の中央に残った粉もふるうことができる。仕切りは回転の動きを伝えやすくする効果もあり、容器に直接固定 (図4 a) しても着脱自在 (図4 b)にして粉が少なくなった時に容器上から差し込んで使えるようにしてもよい。補助具は一枚の板状のものでも十字形などの立体にしてもよく、磨耗しにくい素材で作って容器に取り付けてもよい。
筒型容器は図5のように上部開口部を大きくすると粉を入れやすくなり、筒型容器と外枠の間に粉が落ちるのを防げる。
図6 は粉ふるいの第一実施例の構成を示す斜視図で、図7は第一実施例の側面図である。筒型容器の上部開口部は枠の開口部より大きくし、つまみを設けている。容器内側断面積は下部開口部に向かって緩やかに拡大している。筒型容器の外側には凸部を設けて枠との間隔調整と回転の安定を図り、容器下部には仕切りをつけている。ふるい部は枠と底部で着脱自在に保持している。
粉を入れる筒型容器のつまみを回すと粉全体が筒型容器とともに回転して粉がふるわれる。下部にある粉から先にふるわれていくので、上から粉を足しながら連続して使っても古い粉が中に残ることがない。容器中央部の仕切りを使って最後までふるうことができるが、残りの粉がごく少量になった時は筒型容器を抜いて外枠を従来のふるいのように使ってもよい。
図8は、粉ふるいの第二実施例の側面図である。枠は筒型容器とふるい部を保持するフレーム構造となり、取っ手は枠の役割もしている。ふるい部は枠に固定されているが、取り外しが出来る構造にしてもよい。粉を入れた状態で筒型容器をふるい部から浮かせてしまうと粉が隙間からこぼれるのでふるい部を保持する部分はふるい部を保持する枠に多少高さを持たせるとよい。上下の開口部にはカバーが付いている。上部カバーはつまみの部分を除き開口部を覆うようにしている。これらのカバーは残った粉を一時的に保管する際に便利である。
筒型容器の手動回転を駆動装置による回転にし、ベアリングのような摩擦を低減する部品で回転を保持すれば、業務用の粉ふるい機にも適用できる。
粉ふるいの基本構造を示した斜視図である。 摩擦を低減する筒型容器の斜視図である。 遠心力を応用した筒型容器の斜視図である。 補助具を取り入れた筒型容器の斜視図である。 開口部を広げた筒型容器の斜視図である。 実施例1の構成を示した斜視図である。 実施例1の側面図である。 実施例2の側面図である。
符号の説明
1ふるい部
2枠
3筒型容器
4つまみ
5底部
6凸部
7仕切り
8 取っ手
9上部カバー
10 下部カバー

Claims (7)

  1. ふるい部と、ふるい部側面に設けた枠と、枠の内側に回転自在に収めた筒型容器よりなる粉ふるい。
  2. 粉を収めた容器の開口部の一つがふるい部に接した状態で容器を回転、好ましくは水平エンドレス回転させて粉をふるう方法。
  3. 粉を収めた容器を容器外側から保持し、ふるい部上で回転させて粉をふるう方法。
  4. 前記容器の側面に凸部や凹部を設ける、又は容器断面を多角形にした請求項1に記載の粉ふるい。
  5. 前記容器の少なくとも内側の断面積をふるい部に接する下部開口部に向かって徐々に大きくし、裾広がりにした請求項1に記載の粉ふるい。
  6. 前記容器に仕切りなどの補助具を備えた請求項1に記載の粉ふるい。
  7. 前記容器の上部開口部を枠の開口部より大きくした請求項1に記載の粉ふるい。
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