JP2005211219A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水漏れ確認を行なう際に、専用の装置を必要とせず、電源が不要で、簡単、容易に水漏れ確認を行なうことができ、洗浄、消毒作業の一連の工程を効率良く行なうことができる内視鏡を提供する。
【解決手段】 内視鏡は、外部に対して水密的に構成されている。内視鏡のライトガイドコネクタ15は、円筒状に形成されるとともに伸縮可能である。また、ライトガイドコネクタ15は、大気に連通された連通状態と大気に対して遮断された遮断状態とに内視鏡の内部を変化させることが可能である。また、ライトガイドコネクタ15が縮んだ状態は大気に対して遮断された遮断状態である。遮断状態では、ライトガイドコネクタ15を伸縮させて内視鏡10の内部の空間容積を変化させて内視鏡の内部の圧力を大気に対して高くする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、水密構造を有する内視鏡に関する。
医療機器である内視鏡は、使用後に全体を洗浄、消毒する必要がある。一般には内視鏡は、全体的に水密に構成されているので、内視鏡全体を洗浄液や消毒液などに浸漬することによって、容易に内視鏡全体の洗浄および消毒を行なうことが出来る。このような内視鏡の外装部品に穴や亀裂等が生じた場合、そのまま使い続けると洗浄や消毒時、または体腔内観察時などに、その穴や亀裂から内視鏡の内部に液体が浸入するおそれがあった。
このように内視鏡の内部に液体が浸入することを防止するための装置が特許文献1に開示されている。この装置は、内視鏡とは別装置である内視鏡用光源装置に内蔵されたエアーポンプを内視鏡の内部の加圧手段として備えている。このエアーポンプと内視鏡とを専用の水漏検出装置を用いて接続して、エアーポンプからの圧搾空気を内視鏡の内部に送り込む。そして、この状態の内視鏡を水中に浸漬させると、外装部品に穴や亀裂などがある場合には、その部分から空気が気泡として発生する。このため、容易に内視鏡の水漏れ箇所を確認することができる。
特開昭58−159720号公報
しかしながら、前述した特許文献1に開示された装置は、内視鏡の他に、加圧手段であるエアーポンプ、およびエアーポンプと内視鏡とを繋ぐ水漏検出装置が必要である。このため、内視鏡を水中に浸漬させる際に常にこれらを用意する必要があり、浸漬までの準備に手間が掛かる。また、水漏検出装置が接続された状態の内視鏡は、水漏検査装置により動きが規制されて扱い難いので、洗浄、消毒作業を行なう際には水漏れ確認をした後、一旦水中から内視鏡を引き上げて水漏検出装置を内視鏡から取り外して、内視鏡全体の洗浄、消毒作業を行なう必要がある。したがって、このような一連の作業は、非常に煩雑なものである。
また、前述した特許文献1に開示された装置を用いると、複数の内視鏡を同時に水漏れ検査することができないので、一度に複数の内視鏡を洗浄、消毒する場合、作業効率が悪い。
さらに、エアーポンプは電動で作動するため、電源コンセントまでの距離が遠かったり、電源コンセントが少なかったりすると、使用し難い。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、水漏れ確認を行なう際に、専用の装置を必要とせず、電源が不要で、簡単、容易に水漏れ確認を行なうことができ、洗浄、消毒作業の一連の工程を効率良く行なうことができる内視鏡を提供することを目的としている。
外部に対し水密的に構成された内視鏡であって、前記内視鏡本体は、前記内視鏡本体の内部の空間容積を変化させて、前記内視鏡本体の内部の圧力を変化させる内部圧力可変手段を備えている。
内視鏡本体の内部の圧力を空間容積を変化させることによって、内視鏡の内部を水密かつ加圧状態にすることができる。このため、内視鏡本体から水漏れ確認を行なう際に、専用の装置を必要とせず、電源が不要で、簡単、容易に水漏れ確認を行なうことができ、すなわち、洗浄、消毒作業の一連の工程を効率良く行なうことができる。
また、好ましくは、前記内視鏡本体は、体腔内に挿入可能な細長い挿入部と、前記挿入部の基端部に設けられた操作部と、前記操作部から延出されたユニバーサルケーブルと、前記ユニバーサルケーブルの端部に設けられ、光源装置に着脱自在なライトガイドコネクタ部とを備え、これら全てが前記内視鏡本体の内部で互いに連通されているとともに、前記内部圧力可変手段を前記ライトガイドコネクタ部に備えている。
ライトガイドコネクタのみを可動させることによって、内視鏡本体の内部の全体にわたって水密かつ加圧状態にすることができる。
さらに、好ましくは、前記ライトガイドコネクタ部は、前記ライトガイドコネクタ部の長手方向に沿って接離可能で、前記内視鏡本体の内部の空間容積を変化させる筒状部材を備えている。
ライトガイドコネクタ部に対して筒状部材を移動させて内視鏡本体の内部の空間容積を最大に拡張した状態に対して縮小させたときには、内視鏡本体の内部の圧力を高くすることができる。
さらに、好ましくは、前記ライトガイドコネクタ部は、前記筒状部材を前記ライトガイドコネクタ部に対して接離させて前記ライトガイドコネクタ部の空間容積を最大に変化させると前記内視鏡本体の外部と連通され、前記ライトガイドコネクタ部の空間容積を最大の状態から小さく変化させると前記内視鏡本体の内部を外部に対して水密状態に変化させる水密状態可変機構を備えている。
ライトガイドコネクタ部の内部容積が最大のときには、内視鏡本体の内部を外部と同一圧力にすることができ、最大の状態から縮小させるにつれて、内視鏡本体の内部を外部に対して水密かつ加圧状態に変化させることができる。
さらに、好ましくは、前記内視鏡本体は、前記内視鏡本体の内部の圧力状態を測定するとともにその測定値を表示する圧力表示手段を備えている。
内視鏡本体の内部の圧力を測定し、それを表示することができるので、内視鏡を水中に浸漬させなくても水漏れの有無を圧力表示を観察することによって判断することができる。
この発明によれば、水漏れ確認を行なう際に、専用の装置を必要とせず、電源が不要で、簡単、容易に水漏れ確認を行なうことができ、洗浄、消毒作業の一連の工程を効率良く行なうことができる内視鏡を提供することができる。
以下、図1ないし図8を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。
図1に示すように、この実施の形態に係る内視鏡(内視鏡本体)10は、細長い挿入部12と、この挿入部12の基端部に設けられた操作部13と、ユニバーサルケーブル14と、ライトガイドコネクタ15と、カメラケーブル16と、カメラコネクタ17とを備えている。
図示しないが、挿入部12の先端部側には、CCD等の固体撮像素子を有する撮像ユニットが内蔵されている。ユニバーサルケーブル14は、操作部13の基端部から延設されている。ライトガイドコネクタ15は、ユニバーサルケーブル14の後端部(操作部13に対して遠位側端部)に設けられている。このライトガイドコネクタ15は、後述する光源装置22に接続されるライトガイドロッド18を備えている。カメラケーブル16は、ライトガイドコネクタ15の側部から延出されている。カメラコネクタ17は、カメラケーブル16の延出された先端部(ライトガイドコネクタ15に対して遠位側端部)に設けられている。
なお、カメラケーブル16の可撓性とユニバーサルケーブル14の可撓性とは、互いに異なる。術者が把持、操作する操作部13に連接されたユニバーサルケーブル14は、カメラケーブルの可撓性よりも低く設定されている。このため、ユニバーサルケーブル14は、柔軟性が高い。そうすると、内視鏡10を取り回す際にユニバーサルケーブル14をしなやかに追従させることができる。したがって、ユニバーサルケーブル14は、内視鏡10の操作の妨げになることが防止される。
一方、カメラケーブル16は、ユニバーサルケーブル14よりも可撓性が高く設定されている。このため、カメラケーブル16は、ある程度の剛性が確保されている。このため、内視鏡10の輸送・保管や、後述する光源装置22およびCCU24(図2参照)への接続や、取り外しの際に、ライトガイドコネクタ15を保持した状態でカメラコネクタ17を落下させるなどして、カメラコネクタ17の自重が前記カメラケーブル16に直に加わっても、カメラケーブル16にダメージが加わることが軽減される。
また、ユニバーサルケーブル14は、操作部13側に近接するほど可撓性を低く変化させても良い。その場合、ライトガイドコネクタ15との連結部近傍の可撓性を上げて、上記のごとく、ユニバーサルケーブル14にダメージが加わることを低減させることが出来る。
図2に示すように、内視鏡10のライトガイドコネクタ15は、光源装置22に接続される。カメラコネクタ17は、カメラコントロールユニット(以下、CCUという)24に接続される。光源装置22は、ライトガイドコネクタ15のライトガイドロッド18が接続されるライトガイドコネクタ受部26を備えている。CCU24は、カメラコネクタ17が接続されるコネクタ受部28を備えている。CCU24には、図示しないがモニタが接続される。このため、被検部の光学像を後述する撮像ユニットの固体撮像素子で撮像した後、撮像ケーブルを通してCCU24で信号処理されてモニタにその被検部の画像が表示される。
図1に示すように、挿入部12の最先端位置には、硬質部材で形成された先端部32が設けられている。この先端部32の先端面には、例えば体腔内の被検部を照明するための照明光を導光する照明光学系の照明窓(照明レンズ)や、照明光で照明された被検部の光学像を取り入れる対物レンズが配設されている。照明窓には、光源装置22からユニバーサルケーブル14および操作部13を通して挿入部12の先端部32に向かって光を導光するライトガイドファイバが同一光軸上に配設されている。対物レンズは、複数のレンズが組み合わせられた対物レンズ系として形成されている。対物レンズ系の光軸上には、対物レンズ系で結像された像を撮像するCCD素子等の固体撮像素子が先端部32に配設されている。対物レンズ系と固体撮像素子とは、組み合わせられて撮像ユニットが形成されている。すなわち、この撮像ユニットは、先端部32に内蔵されている。
撮像ユニットの後側には、図示しない撮像ケーブルが接続されている。この撮像ケーブルは、内視鏡10の挿入部12、操作部13、ユニバーサルケーブル14、ライトガイドコネクタ15およびカメラケーブル16内を通してカメラコネクタ17に導かれている。図2に示すように、カメラコネクタ17はCCU24のコネクタ受部28に接続されると、撮像ユニットはCCU24に電気的に接続される。
図1に示すように、挿入部12の先端部32の基端部には、操作部13の操作によって湾曲される湾曲部34が連接されている。この湾曲部34の基端部には、長尺で金属材製の細長い硬性部36が連接されている。
操作部13は硬性部36の基端部に連接されている。すなわち、硬性部36の基端部は、操作部13で固定されている。このとき、硬性部36の基端部は操作部13に対して水密な状態に固定されている。また、この硬性部36の基端部は、後述する第1のドラム62a(図4(B)参照)の近傍に配置されている。
操作部13は、挿入部12の湾曲部34を湾曲させる湾曲操作部42と、術者が把持する部分の一部となる円筒状のグリップ部44とを備えている。湾曲操作部42は、硬性部36とグリップ部44との間に配設されている。グリップ部44は、スイッチ配設部46と、ユニバーサルケーブル14の折れ止め48とを備えている。スイッチ配設部46は、湾曲操作部42と折れ止め48との間に配置されている。スイッチ配設部46は、図示しないVTRなどの映像記録装置やCCU24などを遠隔操作する複数のリモートスイッチ46aを円周上に備えている。
図3に示すように、折れ止め48は、スイッチ配設部46に隣接して配置された把持部48aと、ユニバーサルケーブル14が延出された側に配設された折れ止め部48bと、これら把持部48aおよび折れ止め部48bの間に配設された段差48cとを備えている。段差48cは、把持部48aと折れ止め部48bとの移行部に配設されている。把持部48aは、例えば金属材などの剛性を有する素材で形成された略円筒形状の芯筒52aと、この芯筒52aの外周に被覆された例えばゴム材などの弾性素材52bとを備えている。このため、把持部48aは、比較的太径の略円筒形状に形成されている。
折れ止め部48bは、弾性素材52bが芯筒52aから延出されている。このとき、折れ止め部48bは、挿入部12から遠ざかるにつれて先細の略円錐状に延出されている。このため、折れ止め部48bは、適度な柔軟性を有する。したがって、折れ止め部42bは、ユニバーサルケーブル14が操作部13の近傍で座屈することを防止するとともに、小さく屈曲することを防止する役目を備えている。
また、図4(A)に示すように、把持部48aは、術者が把持部48aを把持したときに、術者の親指や人差指が湾曲操作部42やスイッチ配設部46に十分に掛かるように軸方向の長さが設定されている。
また、硬性部36は、金属材で他の部分よりも重く形成されている。硬性部36の基端部は、後述する湾曲操作レバー56a,56bに出来るだけ近い位置に操作部13内で固定されている。すなわち、挿入部12の基端部は、把持部48a寄りに配置されている。このため、内視鏡10の重心位置を把持部48a側(手元側)に極力近づけて、内視鏡10を把持した時の安定感を確保している。
図1に示すように、湾曲操作部42は、2つの湾曲操作レバー56a,56bと、湾曲固定レバー58a,58b(湾曲操作レバー56bに対する湾曲固定レバー58bについては図示せず)とを備えている。湾曲固定レバー58a,58bは、それぞれ湾曲操作レバー56a,56bに隣接する位置に配設されている。
図4(B)に示すように、湾曲操作部42の内部には、湾曲操作レバー56a,56bの回動軸に薄肉円盤形状の1対の第1のドラム62aの回転中心が固定されている。このため、湾曲操作レバー56a,56bを回動操作することにより各々の第1のドラム62aが回動操作角度に基づいて回動される。
第1のドラム62aに対して折れ止め48側の位置には、薄肉円盤形状の1対の第2のドラム62bが回動可能に支持されている。第1のドラム62aと第2のドラム62bの回動軸は、互いに平行である。
第1のドラム62aの円周上には、湾曲部34を湾曲操作するためのレバーワイヤ64a,64bのそれぞれ一端が固定されている。レバーワイヤ64a,64bの端部は、第2のドラム62bの外周に巻き付けられてその方向が挿入部12の先端部32側に向けて折り返されている。ここで、第2のドラム62bの外径は、第1のドラム62aの外径よりも小径に形成され、折り返されたレバーワイヤ64a,64b同士の間隔が硬性部36の内径に略等しい位か、僅かに小さく、平行に延出されている。
一方、湾曲部34を所定の方向に湾曲操作するための湾曲操作ワイヤ66a,66bは、湾曲部34の複数の湾曲駒(図示せず)のうち、最先端部の湾曲駒にその先端部が固定されている。湾曲操作ワイヤ66a,66bは、挿入部12内部で先端部32および湾曲部34以外のほぼ全長にわたってガイドコイル68a,68b内に挿通されている。湾曲操作ワイヤ66a,66bの基端部は、ガイドコイル68a,68bから操作部13内で露出されている。そして、湾曲操作ワイヤ66a,66bはグリップ部44の内部でレバーワイヤ64a,64bにそれぞれ接続されている。
湾曲操作レバー56a,56bをそれぞれ回動させると、第1のドラム62aが回動するとともに、レバーワイヤ64a,64bにより第2のドラム62bが回動する。そして、ガイドコイル68a,68b内を湾曲操作ワイヤ66a,66bが進退して湾曲部34の湾曲駒を移動させる。そうすると、湾曲部34が湾曲される。なお、湾曲操作部42は、湾曲固定レバー58a,58bを備えているので、湾曲固定レバー58a,58bを操作することにより、湾曲部34が所望の湾曲状態で固定される。
図5(A)に示すように、ライトガイドコネクタ15は、ユニバーサルケーブル14の後端部で連接されたコネクタ本体72と、コネクタ本体72の内側に固定的に設けられた内筒74と、内筒74に外嵌され、軸方向に進退可能な加圧キャップ(筒状部材)76とを備えている。コネクタ本体72の内周面と、内筒74の外周面との間は、内筒74の外周面に配設されたOリング77で水密にシールされた状態で固定されている。
内筒74の突端(ユニバーサルケーブル14に対して遠位側の端部)には、光源装置22のライトガイドコネクタ受部26(図2参照)に接続されるライトガイドロッド18が水密的に連接されている。内筒74の内部には、例えばプラスチック材などの軽量材で形成された略円柱状の充填ブロック78が充填されている。この充填ブロック78は、内視鏡10の内部空間をより小さくするための充填部材である。なお、内視鏡10を構成するライトガイドコネクタ15以外の部分にも図示しない充填ブロックが配置されている。このため、内視鏡10の内部に占める空間容積は、できるだけ小さく形成されている。
この充填ブロック78の長手方向略中央(中心軸)には、小径の貫通孔78aが形成されている。この貫通孔78aは、内視鏡10のライトガイドコネクタ15から挿入部12の先端部32の全体にわたる内腔部分に連通されている。
貫通孔78aには、ライトガイドファイバ80が配設されている。ライトガイドファイバ80の先端部は、挿入部12の先端部32の上述した照明窓に光学的に接続されている。ライトガイドファイバ80の基端部は、ライトガイドロッド18に覆われている。
充填ブロック78には、貫通孔78aから外周方向に向けて開通された通気路78bが形成されている。充填ブロック78の外周面には、凹溝78cが形成されている。この凹溝78cは、通気路78bに連通されている。内筒74には、通気路78bに連通するリーク孔74aが開口されている。このリーク孔74aは、内筒74の外周面を円周方向に亘って窪ませた凹部74bの一部に形成されている。さらに、凹部74bに連通するように、内筒74の外周面には、長手方向に沿って溝部74cが形成されている。また、内筒74の規定位置には、カムピン82が水密的に固定されている。
加圧キャップ76は、ライトガイドロッド18が貫通する底部を有する円筒形状に形成されている。加圧キャップ76は、内筒74に対してカムピン82の可動範囲内において進退自在に外嵌されている。なお、加圧キャップ76の底部とライトガイドロッド18との間はシールリング84によって常に水密な状態に保持されている。
加圧キャップ76の開口端部近傍の内周面には、長手方向に沿って形成された溝部76aと、溝部76aより深部(加圧キャップ76の底部)側で円周上にシールブロック85が配設されている。さらに、加圧キャップ76には、上述したカムピン82が配設されるカム溝76cが形成されている。加圧キャップ76の外周には、カム溝76cを覆うように円筒カバー76dが配設されている。加圧キャップ76と円筒カバー76dとの間には、円周上に1対のシールリング76eが配設され、加圧キャップ76と円筒カバー76dとは、例えば4つのビス76fにより固定されている。シールリング76eは、円筒カバー76dの先端部および基端部にそれぞれ配設されている。ビス76fは、シールリング76eのさらに先端部側および基端部側にそれぞれ固定されている。このため、カム溝76cは、円筒カバー76dに対して水密な状態に保持されている。
図5(B)は、加圧キャップ76の胴体部に設けたカム溝76cを図5(A)中の矢印5B方向から観察したものである。カム溝76cの両終端位置には、カムピン82が乗り越えてクリック係合される凸部86a,86bが形成されている。
また、図5(A)に示すように、加圧キャップ76の底部には、第1のバネ受部88aが形成されている。内筒74の外周面には、第2のバネ受部88bが形成されている。第1および第2のバネ受部88a,88bの間には、内筒74に対して加圧キャップ76が離隔するように付勢されたコイルバネ88が配設されている。すなわち、加圧キャップ76は、コイルバネ88の作用により内筒74の端部に対して常に付勢されている。
図5(A)および図5(B)に示すカム終端位置(カムピン82が凸部86aに係合された状態)において、加圧キャップ76のシールブロック85は内筒74の凹部74bに配置されている。このため、加圧キャップ76の内部空間である内腔90と溝部74cと凹部74bと通気路78bと貫通孔78aと溝部76aと内視鏡10の外部とは、全て連通された状態となる。すなわち、内視鏡10内部は、大気と連通された状態にある。この状態では、内視鏡10を例えばガス滅菌などの陰圧環境下に置くことが可能である。
また、上記の状態から、加圧キャップ76を内筒74に対して右回り(図5(A)中の手前側)に回動させると、カムピン82がカム溝76cを移動する。このとき、ストローク(図5(B)中の長さL)分、加圧キャップ76をユニバーサルケーブル14方向に向けて内筒74上を移動させることができる。
すると、図6(A)に示すように、シールブロック85により大気との連通状態が解除され、大気遮断状態にされる。このとき、シールブロック85は、長さL分、内視鏡10の内部を水密状態に保持し続けながら移動される。このため、シールブロック85は、内視鏡10の内部を外部に対して連通された連通状態から水密状態に変化させる水密状態可変機構としての機能を有する。
そうすると、内視鏡10の内部は、加圧キャップ76の回動に伴って容積が小さく、すなわち加圧されて外部に対して圧力が高くなる。すなわち、内視鏡10の内部は水密に保持されるとともに、加圧状態にされる。このため、加圧キャップ76は、内視鏡10の内部の容積を変化させて内部の圧力を変化させる内部圧力可変手段としての機能を有する。
図7(A)および図7(B)に示すように、コネクタ本体72の外周面には、第1および第2の状態表示突起92a,92bが形成されている。加圧キャップ76の円筒カバー76dの外周面には、第3の状態表示突起92cが形成されている。第1の状態表示突起92aは、小円形状に形成されている。第2および第3の状態表示突起92b,92cは、ライトガイドコネクタ15の軸方向に長手方向を有する長円状に形成されている。
このとき、図5(A)に示す大気連通状態では、図7(A)に示すように、第3の状態表示突起92cの軸上に第1の状態表示突起92aが配置される。図6(A)に示す大気遮断状態(内視鏡内部加圧状態)では、図7(B)に示すように、第3の状態表示突起92cの軸上に第2の状態表示突起92bが配置される。
なお、図1に示すように、ライトガイドコネクタ15のコネクタ本体72には、内視鏡10の内部(ライトガイドコネクタ15の内部)の圧力を測定してその測定値を表示する圧力表示部(圧力表示手段)94が設けられている。そのコネクタ本体72側面には、カメラケーブル16が延出され、そのカメラケーブル16の端部にはカメラコネクタ17が接続されている。
次に、この実施の形態に係る内視鏡10の作用について説明する。
内視鏡観察を行なう際は、図2に示すように、内視鏡10のライトガイドコネクタ15のライトガイドロッド18を光源装置22のライトガイドコネクタ受部26に接続する。カメラコネクタ17をCCU24のコネクタ受部28に接続する。このとき、カメラケーブル16に大きな負荷が掛かったり、無理な形状に曲げられても、カメラケーブル16自体の可撓性を高くしているため、カメラケーブル16がダメージを受けることが防止される。
図4(A)に示すように、内視鏡10の使用中、術者は主にゴム材の弾性素材52b(図3参照)で被覆された把持部48aを把持する。そして、図1に示す湾曲部34の湾曲操作を行なう場合は、湾曲操作レバー56a,56bを親指で操作する。さらに、リモートスイッチ46aを操作する際は、湾曲固定レバー58a,58bを操作して湾曲操作レバー56a,56bを固定した後、親指を後方に移動させてリモートスイッチ46a上に指を掛けて操作する。このとき、リモートスイッチ46a、湾曲操作レバー56a,56bおよび湾曲固定レバー58a,58b間の距離は、それぞれ近くにあるので、無理なくスムーズに親指を移動させてリモートスイッチ46a、湾曲操作レバー56a,56bおよび湾曲固定レバー58a,58bを動作させることができる。
内視鏡10の使用後は、全体を洗浄する前に、内視鏡10の水漏れ検査を行なう。図5(A)に示す状態から図6(A)に示す状態に、ライトガイドコネクタ15の加圧キャップ76を長手方向を軸として右回り(図5(A)中の手前側)に回動させて、カムピン82をカム溝76cに沿って移動させて内筒74に対して加圧キャップ76を距離Lだけスライドさせる。このとき、カム溝76cの終端位置(図6(B)参照)には、凸部86bがあるので、図6(A)に示す状態で、カムピン82は、クリック感を発生して保持される。このため、加圧キャップ76は、コイルバネ88の弾性力(付勢力)に抗してその状態が保持される。
ここで、回動前の図5(A)に示す状態では、内視鏡10の内部に全体的に連通した貫通孔78aが、加圧キャップ76の内腔90とともに溝部76aを通して大気に連通されている。このとき、カム溝76cの終端位置(図5(B)参照)には、凸部86aがあるので、図5(A)に示す状態で、カムピン82は、クリック感を発生して保持される。このため、加圧キャップ76は、コイルバネ88の弾性力(付勢力)に抗してその状態が保持されている。この状態から加圧キャップ76を回動させ、長手方向にスライドを始めると、シールブロック85が内筒74の外周面に密着し、貫通孔78aおよび内腔90を大気から遮断する。貫通孔78aと内腔90とは溝部74cを通して常に連通した状態にあるため、加圧キャップ76の移動による内腔90の容積変化は貫通孔78aから内視鏡10の内部へと流れ込む加圧空気となる。
さらに内筒74に対して加圧キャップ76を回動させて、カムピン82をカム溝76cに対して図6(A)および図6(B)に示す回動終端位置までスライドさせる。すなわち、加圧キャップ76の端部をコネクタ本体72の端部に当接させる。すると、内腔90、溝部74c、リーク孔74a、通気路78bを通して空気が貫通孔78aに流れ込む。このため、内腔90の容積は無くなり、初期の内腔90の容積全てが、内視鏡10の内部(貫通孔78aの内部)に送り込まれて加圧された加圧状態となる。
なお、このときの内視鏡10の内部の圧力は、内視鏡10自体を破損させない程度の圧力で、さらに水漏れ確認が確実、容易にできる圧力に設定されるように最大の内腔90の容積が設定されている。
また、図5(A)および図5(B)に示すように、カムピン82が凸部86aに配置された状態では、ライトガイドコネクタ15の外観は、図7(A)に示す状態にある。この場合、加圧キャップ76の円筒カバー76dに配設された第3の状態表示突起92cの軸上のコネクタ本体72には、第1の状態表示突起92aが配置されている。そうすると、術者は、内視鏡10の内部が大気と連通された図5(A)に示す連通状態になっていることを容易に確認することができる。
図6(A)および図6(B)に示すように、カムピン82が凸部86bに配置された状態では、ライトガイドコネクタ15の外観は、図7(B)に示す状態にある。この場合、加圧キャップ76の第3の状態表示突起92cの軸上のコネクタ本体72には、第2の状態表示突起92bが配置されている。そうすると、術者は、内視鏡10の内部が大気に対して遮断されるとともに加圧された図6(A)に示す加圧状態になっていることを容易に確認することができる。
そして、図8に示すように、内視鏡10の内部が加圧状態の内視鏡10全体を、水の入ったトレイ96に浸漬させる。内視鏡10のどこかに水漏れ箇所がある場合は、そこから加圧空気が漏れ出すので、気泡となって現れ、直ちに水漏れ箇所を確認することができる。また、ライトガイドコネクタ15に設けられた圧力表示部94の圧力表示の変化を確認することでも、内視鏡10の内部が水漏れしているか否かを知ることができる。この場合、トレイ96中(水中)に内視鏡10を浸漬させなくても、圧力変化がなければ水漏れしていないことを確認することができるので、トレイ96などを用意する手間が省ける。また、圧力表示部94は、内視鏡10の内部が適正な圧力であるか、または、内視鏡10の内部が適正な圧力下で水漏れ検査が実施されているか、確認する手段としても用いられる。
そして、内視鏡10の水漏れ検査後は、内視鏡10の外観を洗浄、消毒する。続いて、ガス滅菌を行なう際は、加圧キャップ76を図6(A)に示す内視鏡内部加圧状態から左回り(図6(A)中の奥側)に回動させて図5(A)に示す大気連通状態にする。
以上説明したように、この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
ライトガイドコネクタ15を伸縮させることによって内視鏡10の内部の圧力を変化させることができる。このとき、内視鏡10の内部を大気に連通した連通状態と、密閉されて加圧された加圧状態とに変化させることができる。このため、内視鏡10の内部を加圧状態にすると、電源や機材が不要で、確実・容易・効率的に水漏れ検査を行なうことができる。また、ライトガイドコネクタ15に配設された圧力表示部94の数値を観察することによって、水中に浸漬することなく内視鏡10の水漏れ発生の有無を判断することができる。この場合、内視鏡10からの水漏れがある場合、その部位を特定することはできないが、水漏れの有無の応急的な判断を行なうことができる。
また、ゴム材で外装された折れ止め48の一部がグリップ部44として機能するとともに、折れ止め48が滑り止めとなるので、内視鏡10の操作性を向上させることができる。また、剛性を有する把持部48aと、柔軟性を有する折れ止め部48bとの移行部に段差48cを設けたため、折れ止め部48bを誤って把持することが低減され、結果としてユニバーサルケーブル14の破損を防止することができる。
他の部位に比べて重量を有する金属材製の硬性部36の基端部を操作部13の把持位置に近い位置に固定するように構成したので、内視鏡10の重心が術者の把持位置に近くなり、内視鏡10自体の取り回し性を向上させることができる。すなわち、内視鏡10を把持したときの安定感を増すことができる。
操作部13のレイアウトを挿入部12の先端部32側から湾曲操作レバー56a,56b、リモートスイッチ46a、把持部48aの順に配置したことで、操作部13を把持した手で、湾曲操作レバー56a,56bとリモートスイッチ46aとを操作することが容易となり、結果として内視鏡10の操作性を向上させることができる。
把持部48bに連結されたユニバーサルケーブル14の可撓性を低く構成することで、ユニバーサルケーブル14が内視鏡10の操作にしなやかに追従するので、内視鏡10の取り回し性を向上させることができる。
さらに、ライトガイドコネクタ15およびカメラコネクタ17を光源装置22およびCCU24にそれぞれ接続する際は、通常、何れか一方を先に機器に接続してから他方を接続する。このとき、ライトガイドコネクタ15またはカメラコネクタ17を手で保持あるいは機器に接続した状態で、誤ってカメラコネクタ17またはライトガイドコネクタ15を落下させても、カメラケーブル16自体は可撓性を上げるとともに剛性を持たせているため、カメラケーブル16に加えられるダメージを少なくすることができる。
すなわち、この実施の形態によれば、水漏れ確認を行なう際に、専用の装置を必要とせず、電源が不要で、簡単、容易に水漏れ確認を行なうことができ、洗浄、消毒作業の一連の工程を効率良く行なうことができる内視鏡10を提供することができる。
なお、この実施の形態では、挿入部12の基端部を金属材製の硬性部36として形成したことを説明したが、硬性部36の代わりに可撓性を有する可撓管を用いても良い。
これまで、一実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
上記説明によれば、下記の事項の発明が得られる。また、各項の組み合わせも可能である。
[付記]
(付記項1) 体腔内に挿入する挿入部と、前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、前記操作部から延出したユニバーサルケーブルとを略直線状に配置し、前記ユニバーサルケーブル基端側操作部に、前記ユニバーサルケーブルが座屈しないようにするための折れ止めを連接した内視鏡において、
前記折れ止めを、金属などの剛性のある素材からなる略円筒形状の芯材にゴムなどの弾性素材を外装被覆した比較的太径の把持部と、前記弾性素材を前記芯材から略円錐状に先細に延出させた柔軟性のある折れ止め部とから構成し、前記把持部と前記折れ止め部との移行部に段差を設けたことを特徴とする内視鏡。
(付記項2) 前記操作部には、前記挿入部先端近傍の湾曲部を湾曲操作する湾曲操作部と、内視鏡画像を遠隔操作するリモートスイッチ部とが設けられるとともに、
前記操作部において挿入部に近い側から、湾曲操作部、リモートスイッチ部、把持部の順に配置されていることを特徴とする付記項1に記載の内視鏡。
(付記項3) 前記湾曲部を湾曲動作させるために、湾曲部最先端に一端が固定され前記操作部内まで挿通された湾曲操作ワイヤと、前記操作部に設けた湾曲操作レバーの動きを前記湾曲操作ワイヤに伝達するためのレバーワイヤとの連結部が、前記湾曲操作レバーの回動軸に対し前記把持部側寄りに位置するように構成したことを特徴とする付記項2に記載の内視鏡。
(付記項4) 体腔内に挿入する挿入部と、前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、前記操作部から延出したユニバーサルケーブルとを略直線状に配置するとともに、前記ユニバーサルケーブルの端部にライトガイドコネクタを設け、更に前記ライトガイドコネクタより延出したカメラケーブルの端部にカメラコネクタを設けた内視鏡において、前記カメラケーブルの可撓性を、前記ライトガイドケーブルの可撓性よりも高くしたことを特徴とする内視鏡。
(付記項5) 前記カメラケーブルは、前記ユニバーサルケーブルよりも短く構成されていることを特徴とする付記項4に記載の内視鏡。
(付記項6) 前記ユニバーサルケーブルの可撓性が、操作部側に近付くにつれて低くなるように構成されている付記項1に記載の内視鏡。
一実施の形態に係る内視鏡の構成を示す概略的な斜視図。 一実施の形態に係る内視鏡を光源装置およびカメラコントロールユニットに接続した状態を示す概略図。 一実施の形態に係る内視鏡の折れ止めを示す概略的な部分断面図。 一実施の形態に係る内視鏡を示し、(A)は術者が操作部を把持した状態を示す概略図、(B)は操作部の湾曲操作部の構成を示す概略的な部分断面図。 (A)は一実施の形態に係る内視鏡のライトガイドコネクタの内部を大気と連通させた状態を示す長手方向の断面図、(B)は(A)に示す状態におけるライトガイドコネクタの加圧キャップに形成されたカム溝とカムピンとの配置状態を示す概略図。 (A)は一実施の形態に係る内視鏡のライトガイドコネクタの内部を大気に対して遮断した状態を示す長手方向の断面図、(B)は(A)に示す状態におけるライトガイドコネクタの加圧キャップに形成されたカム溝とカムピンとの配置状態を示す概略図。 一実施の形態に係る内視鏡におけるライトガイドコネクタを示し、(A)はライトガイドコネクタの内部を大気に対して連通させた状態を示す概略図、(B)はライトガイドコネクタの内部を大気に対して遮断した状態を示す概略図。 一実施の形態に係る内視鏡の全体を水漏れ検査する状態を示す概略図。
符号の説明
15…ライトガイドコネクタ、18…ライトガイドロッド、72…コネクタ本体、74…内筒、74a…リーク孔、74b…凹部、74c…溝部、76…加圧キャップ、76a…溝部、76c…カム溝、76d…円筒カバー、78…充填ブロック、78a…貫通孔、78b…通気路、78c…凹溝、80…ライトガイドファイバ、82…カムピン、84…シールリング、85…シールブロック、88…コイルバネ

Claims (5)

  1. 外部に対して水密的に構成された内視鏡本体を有する内視鏡において、
    前記内視鏡本体は、前記内視鏡本体の内部の空間容積を変化させて、前記内視鏡本体の内部の圧力を変化させる内部圧力可変手段を備えていることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記内視鏡本体は、体腔内に挿入可能な細長い挿入部と、前記挿入部の基端部に設けられた操作部と、前記操作部から延出されたユニバーサルケーブルと、前記ユニバーサルケーブルの端部に設けられ、光源装置に着脱自在なライトガイドコネクタ部とを備え、
    これら全てが前記内視鏡本体の内部で互いに連通されているとともに、前記内部圧力可変手段を前記ライトガイドコネクタ部に備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記ライトガイドコネクタ部は、前記ライトガイドコネクタ部の長手方向に沿って接離可能で、前記内視鏡本体の内部の空間容積を変化させる筒状部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記ライトガイドコネクタ部は、前記筒状部材を前記ライトガイドコネクタ部に対して接離させて前記ライトガイドコネクタ部の空間容積を最大に変化させると前記内視鏡本体の外部と連通され、前記ライトガイドコネクタ部の空間容積を最大の状態から小さく変化させると前記内視鏡本体の内部を外部に対して水密状態に変化させる水密状態可変機構を備えていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記内視鏡本体は、前記内視鏡本体の内部の圧力状態を測定するとともにその測定値を表示する圧力表示手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1に記載の内視鏡。
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