JP2005210575A - 情報通信システムおよびそのプログラム - Google Patents

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匡史 貞平
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淳 中山
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Abstract

【課題】通信要求が発生したときに即時に情報伝達あるいは制御できる情報通信システムを提供する。
【解決手段】宅内ネットアダプタ46と、宅内ネットアダプタ46に接続し送受信手段41を有するIPアダプタ40と、携帯電話44と送受信手段43とサーバ42を備え、送受信手段41は定期UDPを発し、携帯電話44に通信要求が発生したとき定期UDPの発信元アドレスに対して要求応答UDPまたは要求応答TCPを発し、送受信手段43が要求応答TCPまたは要求応答UDPを受信したとき、IPアダプタ40は宅内ネットアダプタ46を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はIP接続機器に対して情報を伝達するために、あるいはIP接続機器やIP接続機器に接続したネットワーク機器やIP接続機器と通信することができる宅内ネットアダプタの状態をモニタするあるいは制御するために、情報供給者などが有するサーバが情報網を経由してIP接続機器と情報を交信する情報通信システムおよびそのプログラムに関するものである。
従来、情報供給者等が有するサーバが情報網(ネットワーク)を介して住宅内のIP接続機器(以下、「IPアダプタ」とする)に情報を伝達する場合、あるいはサーバがIPアダプタやIPアダプタに接続した端末機器や端末機器と通信可能な端末機器等を制御、モニタするために情報を伝達するシステムが考案されている。ここで端末機器とは電気機器や住宅設備などである。例えば従来、調理情報システムは情報供給者サーバが通信網を介して情報提供者サーバとデータ送受信可能な利用者端末と利用者端末とデータ送受信可能な端末機器としての炊飯器を備えている(特許文献1参照)。ここでは炊飯装置の制御、モニタ情報供給を目的としており、本発明の情報通信システムと若干異なる部分を有するが、ここで情報提供者サーバは本発明のサーバであり、利用者端末は本発明のIPアダプタ、炊飯器が本発明のネットワーク機器(以下「宅内ネットアダプタ」とする)に置き換えて読むと従来例と見ることができる。
従来例の情報通信システムの構成を図5に示す。図5において1はIPアダプタで、IPアダプタ1はネットワークを介して外部との情報の授受、外部からの住宅内の端末機器の制御、モニタを行う機能を有する。2はIPアダプタの送受信手段、3はサーバで、4はサーバの送受信手段、5は送受信手段2と送受信手段4を接続した情報網(ネットワーク)でここではインターネット網であるとする。6はサーバ3でIPアダプタ1に対する情報伝達要求あるいはIPアダプタ1への制御モニタ要求を発生させるトリガ発生手段で、具体的には操作スイッチやタイマやセンサなどが考えられる。7はバッファ手段で、情報伝達に関する手順やデータなどの記憶を行い、メモリなどで構成されている。
また、IPアダプタ1は住宅内の端末機器に接続し、サーバ3からの制御指令やモニタ指令やその他の情報を端末機器に伝達し、逆に端末機器のモニタ情報やその他の情報をサーバ3に伝達する機能を有する。図5において、8はIPアダプタ1に接続した端末機器で、ここでは宅内ネットアダプタの温水生成機、すなわちボイラーであるとする。9、10、11はボイラー7で生成した温水を使用する機器で、ここでは9は床暖房、10は浴室乾燥機、11は温水エアコンであるとする。
また図6は、図5の従来例での情報伝達手順を記載したフロー図である。図6において18はボイラー、19はIPアダプタ、20はサーバ、21はトリガ発生手段であり、図6は各々の情報のやりとりを表している。また22から30は各情報の内容を表している。ここで例えば22の定期TCPとはIPアダプタが定期的に発するTCPプロトコル(Transmission Control Protocol)の情報を表している。
次に図5の構成図と図6のフロー図を用いて従来例の動作を説明する。本従来例ではIPアダプタ1(19)はインターネット網5に接続しているが、IPアダプタ1(19)が有するIPアドレスは常時固定したグローバルアドレスではなく、プロバイダなどが逐次切り換えるIPアドレスでインターネット網に接続しているものとする。即ちIPアダプタ1(19)のIPアドレスは固定アドレスではないため、サーバ3(20)はIPアダプタ1(19)のIPアドレスを常時知ることができない。このためサーバ3(20)のトリガ発生手段6(21)にトリガが発生したときにサーバ3(20)が確実にIPアダプタ1(19)に情報伝達あるいは制御モニタするためにIPアダプタ1(19)はIPアダプタ1(19)のその時点でのIPアドレスをサーバ3(20)に知らせる目的で定期的にIPアドレス情報を送信している。これが22、23、24、30などの定期TCPである。
トリガ発生手段6(21)に例えばIPアダプタ1(19)へボイラー8(18)制御要求トリガが発生したときトリガ発生手段6(21)は制御要求信号24を発する。しかしながらこのときサーバ3(20)はIPアダプタ1(19)のその時点でのIPアドレスを知らないため即時IPアダプタ1(19)に対して要求信号を発することができず、バッファ手段7にIPアダプタ1(19)に対する制御要求があることを一時的に格納する。制御要求信号24が発せられてから後にサーバ3(20)に伝達された定期TCP25をサーバ3(20)が受信したときその時点でのIPアダプタ1(19)のIPアドレスをサーバ3(20)が認識できたため、サーバ3(20)の送受信手段2はIPアダプタ1(19)の送受信手段2に対して要求TCP26を発する。
要求TCP26を受信したIPアダプタ1(19)は受信した情報に基づき制御処理27でボイラー8(18)に接続した床暖房9の状態を問い合わせ、その結果を状態情報27でIPアダプタ1(19)に対して伝達する。IPアダプタ1(19)はその結果を結果TCP29としてサーバ3(20)に対して送信し、トリガ発生手段6(21)に発生した制御要求トリガに関する一連の情報伝達を完了する。
特開2000−300430号公報
しかしながら、前記図5と図6に示す従来例の構成では、制御要求トリガが発生してからIPアダプタ1(19)や宅内ボイラー8(18)で制御が完了するまでの時間に、制御要求信号24が発生してから定期TCP25が発生するまでの間の余分な時間が生じる。制御要求信号24が定期TCP25の直前に発生したならばその余分な時間は比較的短いが、制御要求信号24が定期TCP25の直後に発生した場合は定期TCPの間隔のほとんどの時間の制御遅れが発生することになり、リアルタイムでの情報提供や制御に対して大きな課題となる。
また定期TCPの時間間隔を短くすると上記余分な時間は相対的に短くできるが、この場合IPアダプタ1(19)やサーバ3(20)での処理タスクが頻繁になるとともに、ネットワーク5が常時ビジー状態になるという不都合が発生するため必要以上に間隔を短くすることは困難である。
また、IPアダプタやIPアダプタと接続したボイラーやボイラーと接続した端末機器の制御・状態モニタに加えて、IPアダプタとボイラー間のインターフェイス規格以外の規格をインターフェイスとする端末機器の制御・状態モニタを要求する市場要望に応えられないという課題を有していた。
またこれらに加えて、ガス使用量、電力使用量、水道使用量のモニタを要求する市場要望に応えられないという課題を有していた。またこれらに加えて、前記ガス使用量、電力使用量、水道使用量を検出するメータの遠隔での遮断・復帰を要求する市場要望に応えられないという課題を有していた。
これらは要求発生から実現までの時間を極力短くする必要があるが、従来の技術では困難であった。
前記従来の課題を解決するために、本発明の情報通信システムおよびそのプログラムは、ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と接続し通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期のUDP(User Datagram Protocol)通信(以下、定期UDP)を発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求応答のUDP通信(以下、要求応答UDP)または要求応答のTCP(Transmission Control Protocol)通信(以下、要求応答TCP)を発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPまたは前記要求応答UDPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に情報要求、または制御要求する情報通信システムとしたものである。
また、本発明の情報通信システムおよびそのプログラムは、ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と接続し通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDPを発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求UDPを発し、前記要求UDPを受信した前記IP接続機器は前記サーバに対して要求確認TCPを発し、前記要求確認TCPを受信した前記サーバは前記要求確認TCPの発信元アドレスに対して要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に情報要求、または制御要求する情報通信システムとしたものである。
また、本発明の情報通信システムおよびそのプログラムは、ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDPを発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求応答UDPまたは要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPまたは前記要求応答UDPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に対して情報要求信号、または制御要求信号を送信する情報通信システムとしたものである。
また、本発明の情報通信システムおよびそのプログラムは、ットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDPを発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求UDPを発し、前記要求UDPを受信した前記IP接続機器は前記サーバに対して要求確認TCPを発し、前記要求確認TCPを受信した前記サーバは前記要求確認TCPの発信元アドレスに対して要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に対して情報要求信号、または制御要求信号を送信する情報通信システムとしたものである。
従来では情報端末に制御要求が発生してからIP接続機器やネットワーク機器で制御が完了するまでの時間に、制御要求信号が発生してから次の定期TCPが発生するまでの間の余分な時間が生じるため、制御要求信号が定期TCPの直前に発生したならばその余分な時間は比較的短いが、制御要求信号が定期TCPの直後に発生した場合は定期TCPの間隔のほとんどの時間の制御遅れが発生することになり、リアルタイムでの情報提供や制御に対して大きな課題となっていたが、本発明の情報通信システムおよびそのプログラムを使用することにより、IP接続機器やサーバでの処理タスクが頻繁になることなく、ネットワークが常時ビジー状態になるという不都合を発生することなく情報端末に制御要求が発生してからほとんど即時にIP接続機器に情報が伝達できる、あるいはIP接続機器やネットワーク機器を制御できることは極めて有効である。また、IP接続機器やIP接続機器と接続したネットワーク機器や、ネットワーク機器と接続した端末機器の制御・状態モニタすることができる。また、ガス使用量、電力使用量、水道使用量のモニタができるとともに、メータの遠隔での遮断・復帰を実現でき、極めて効果が高い。
第1の発明は、ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と接続し通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDP(User Datagram Protocol)を発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求応答UDPまたは要求応答TCP(Transmission Control Protocol)を発し、前記IP接続機器の送受信手段が要求応答TCPまたは要求応答UDPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に情報要求、または制御要求する情報通信システムを実現することができる。
これにより、情報端末に通信要求が発生したとき、サーバの送受信手段は、その前にIP接続機器から定期UDPを受信したことによりセッションが接続状態になっている定期UDPの発信元アドレスに対して、次の定期UDPを待つことなく、即時に要求応答UDPまたは要求応答TCPを発することができ、情報端末での通信要求発生と要求応答UDPまたは要求応答TCPの送信までの時間遅れがない情報伝達ができ、これにより、大きな時間遅れなくIP接続機器を経由してネットワーク機器を制御できる。
第2の発明は、ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と接続し通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDPを発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求UDPを発し、前記要求UDPを受信した前記IP接続機器は前記サーバに対して要求確認TCPを発し、前記要求確認TCPを受信した前記サーバは前記要求確認TCPの発信元アドレスに対して要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が要求応答TCPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に情報要求、または制御要求する情報通信システムを実現することができる。
これにより、情報端末に通信要求が発生したとき、サーバの送受信手段は、その前にIP接続機器から定期UDPを受信したことによりセッションが接続状態になっている定期UDPの発信元アドレスに対して、次の定期UDPを待つことなく、即時に要求UDPを発することができ、情報端末での通信要求発生と要求UDPの送信までの時間遅れがない情報伝達ができる。これにより、大きな時間遅れなくIP接続機器を経由してネットワーク機器を制御できる。加えて、要求UDPは情報端末に通信要求が発生したことをIP接続機器に伝達することを目的としており、通信内容等の詳細情報を有する要求応答UDPに比べて情報量が少なく、ネットワーク上の通信データ量を少なくすることができる。
第3の発明は、ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDPを発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求応答UDPまたは要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が要求応答TCPまたは要求応答UDPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に対して情報要求信号、または制御要求信号を送信する情報通信システムを実現することができる。
これにより、情報端末に通信要求が発生したとき、サーバの送受信手段は、その前にIP接続機器から定期UDPを受信したことによりセッションが接続状態になっている定期UDPの発信元アドレスに対して、次の定期UDPを待つことなく、即時に要求応答UDPまたは要求応答TCPを発することができ、情報端末での通信要求発生と要求応答UDPまたは要求応答TCPの送信までの時間遅れがない情報伝達ができる。このときIP接続機器はネットワーク機器に対して制御信号を送信し、大きな時間遅れなくIP接続機器を経由してネットワーク機器を制御できる。加えて、要求UDPは情報端末に通信要求が発生したことをIP接続機器に伝達することを目的としており、通信内容等の詳細情報を有する要求応答UDPに比べて情報量が少なく、ネットワーク上の通信データ量を少なくすることができる。
第4の発明は、ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDPを発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDPの発信元アドレスに対して要求UDPを発し、前記要求UDPを受信した前記IP接続機器は前記サーバに対して要求確認TCPを発し、前記要求確認TCPを受信した前記サーバは前記要求確認TCPの発信元アドレスに対して要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が要求応答TCPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に対してに情報要求信号、または制御要求信号を送信する情報通信システムを実現することができる。
これにより、情報端末に通信要求が発生したとき、サーバの送受信手段は、その前にIP接続機器から定期UDPを受信したことによりセッションが接続状態になっている定期UDPの発信元アドレスに対して、次の定期UDPを待つことなく、即時に要求UDPを発することができ、情報端末での通信要求発生と要求UDPの送信までの時間遅れがない情報伝達ができる。このときIP接続機器はネットワーク機器に対して制御信号を送信し、大きな時間遅れなくIP接続機器を経由してネットワーク機器を制御できる。加えて、要求UDPは情報端末に通信要求が発生したことをIP接続機器に伝達することを目的としており、通信内容等の詳細情報を有する要求応答UDPに比べて情報量が少なく、ネットワーク上の通信データ量を少なくすることができる。
第5の発明は、要求応答TCPを受信したIP接続機器は前記要求応答TCPの発信元アドレスに対して結果のTCP通信(以下、結果TCP)を発する情報通信システムを実現することができる。これにより、情報端末に通信要求が発生したとき、サーバの送受信手段は、その前にIP接続機器から定期UDPを受信したことによりセッションが接続状態になっている定期UDPの発信元アドレスに対して、次の定期UDPを待つことなく、即時に要求UDPを発することができ、情報端末での通信要求発生と要求UDPの送信までの時間遅れがない情報伝達ができる。加えて、IP接続機器の状態を結果TCPにより伝達できる。
第6の発明は、結果TCPを受信したサーバは情報端末に対して結果信号を発する情報通信システムを実現することができる。これにより、情報端末から制御要求信号を受信したとき、サーバの送受信手段は、その前にIP接続機器から定期UDPを受信したことによりセッションが接続状態になっている定期UDPの発信元アドレスに対して、次の定期UDPを待つことなく、即時に要求UDPを発することができ、情報端末からの制御要求信号の受信と要求UDPの送信までの時間遅れがない情報伝達ができる。加えて、IP接続機器の状態を結果TCPにより伝達でき、さらにこの情報を情報端末に伝達できる。
第7の発明は、サーバはIP接続機器の送受信手段から発せられた定期UDPを受信したとき、前記サーバの送受信手段から前記定期UDPの発信元アドレスに対して確認UDPまたは確認TCPを発する情報通信システムを実現することができる。これにより、基本プロトコルとして通信の伝達確認を行わない定期UDPの伝達確認を行うことができる。
第8の発明は、IP接続機器はサーバの送受信手段から発せられた要求応答UDPまたは要求UDPを受信したとき、前記IP接続機器の送受信手段から前記要求応答UDPまたは要求UDPに対して確認UDPまたは確認TCPを発する情報通信システムを実現することができる。これにより、基本プロトコルとして通信の伝達確認を行わない要求応答UDPまたは要求UDPの伝達確認を行うことができる。
第9の発明は、IP接続機器またはネットワーク機器の状態が変化したとき前記IP接続機器は要求応答TCPまたは要求応答UDPの発信元アドレスに対して前記IP接続機器または前記ネットワーク機器の変化情報を発する情報通信システムを実現することができる。これにより、IP接続機器またはネットワーク機器の状態に変化があったとき結果TCPをサーバに伝達できる。
第10の発明は、IP接続機器またはネットワーク機器の少なくとも一方は表示手段と操作手段の少なくとも一方を有する情報通信システムを実現することができる。これにより、IP接続機器の操作によるネットワーク機器などの制御やサーバとの通信を行うことができ、IP接続機器によりネットワーク機器の状態や情報伝達状態などをモニタすることができる。
第11の発明は、IP接続機器はサーバのアドレスに対して定期UDPを発する情報通信システムを実現することができる。これにより、IP接続機器は確実にサーバに対して定期UDPを伝達することができ、また、情報端末に通信要求が発生したとき、サーバの送受信手段は、その前にIP接続機器から定期UDPを受信したことによりセッションが接続状態になっている定期UDPの発信元アドレスに対して、次の定期UDPを待つことなく、即時に要求応答UDPまたは要求応答TCPを発することができ、情報端末での通信要求発生と要求応答UDPまたは要求応答TCPの送信までの時間遅れがない情報伝達ができる。これにより、大きな時間遅れなくIP接続機器を経由してネットワーク機器を制御できる。
第12の発明は、IP接続機器とネットワーク機器の間の通信は標準プロトコルでなされる情報通信システム。これによりIP接続機器の宅内側と宅外側のインターフェイス規格を標準規格とした、即ち世界、日本、業界などの範囲で標準規格品とすることができ、一方ネットワーク機器は、IP接続機器とのインターフェイス規格は前記標準規格を持ち、端末機器とのインターフェイスは、例えば国毎、業界毎、製造メーカー毎の端末機器毎などで異なる、実状に合ったインターフェイス規格を採用したものとすることができ、IP接続機器、ネットワーク機器とも普及が現実的なものとすることができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第13の発明は、ネットワーク機器は少なくとも1台の端末機器を接続でき、接続のインターフェイスは標準規格である情報通信システムを実現することができる。これによりネットワーク機器は、IP接続機器とのインターフェイス規格は前記標準規格を持ち、端末機器とのインターフェイスは、例えば国毎、業界毎、製造メーカー毎の端末機器毎などで異なる、実状に合ったインターフェイス規格を採用したものとしても、複数のネットワーク機器を使用することで、例えば複数国、複数業界、複数製造メーカーの端末機器を使用することができ、IP接続機器を標準規格品としても問題なくネットワーク機器ととも普及が現実的なものとすることができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第14の発明は、ネットワーク機器は少なくとも1台の端末機器を接続でき、接続のインターフェイスは標準規格である情報通信システムを実現することができる。これにより異なった接続インターフェイスを有する端末機器の制御・状態モニタを要求する市場要望に応えることができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第15の発明は、ネットワーク機器は他のネットワーク機器と接続できる情報通信システムを実現することができる。特に既に市場で普及しつつあるガス温水暖房システムやヒートポンプ給湯を含む電気温水暖房システムや石油温水暖房システムや燃料電池などを用いたコージェネレーションシステムなどのネットワーク機器については、本発明の情報通信システムが現在販売中の温水利用システムでも使用できること、即ち接続インターフェイスのアッパーコンパチを実現することが容易である。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第16の発明は、ネットワーク機器は少なくとも1台のネットワーク機器リモコンを有する情報通信システムを実現することができる。これにより、ネットワーク機器に接続したネットワーク機器は既設のネットワーク機器のリモコンをも使用可能とすることができる。
第17の発明は、ネットワーク機器の温水は風呂または給湯または床暖房または乾燥機または暖房機の少なくともいずれか1台に利用する情報通信システムを実現することができる。これにより、これにより、ネットワーク機器に接続したネットワーク機器は生成した温水を風呂または給湯または床暖房または乾燥機または暖房機に使用することができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第18の発明は、IP接続機器は少なくとも1台のガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータを接続できる情報通信システムを実現することができる。これにより、ガス使用量、電力使用量、水道使用量のモニタを要求する市場要望に応えることができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第19の発明は、IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は外部からの信号で遮断できる機能を有し、サーバに前記遮断機能付きメータの遮断要求が発生したとき、前記遮断機能付きメータを遮断できる情報通信システムを実現することができる。これにより、ガス使用量、電力使用量、水道使用量を検出するメータの遠隔での遮断を要求する市場要望に応えることができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第20の発明は、IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は外部からの信号で遮断状態から復帰できる機能を有し、サーバに前記復帰機能付きメータの復帰要求が発生したとき、前記復帰機能付きメータを復帰できる情報通信システムを実現することができる。これにより、ガス使用量、電力使用量、水道使用量を検出するメータの遠隔での復帰を要求する市場要望に応えることができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第21の発明は、IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台があらかじめ決められた一定量または一定時間以上の使用を検出したときIP接続機器を介してサーバに通知する情報通信システムを実現することができる。これにより、ガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータが上記条件を検出したとき、サーバにその旨を通知することができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第22の発明は、IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は、前記サーバに対してその時点または一定時間累積の検出量をIP接続機器を介して通知する情報通信システムを実現することができる。これにより、ガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータは検出した使用量をサーバに通知することができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第23の発明は、サーバからの要求に応じて、IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は、前記サーバに対してその時点または一定時間累積の検出量をIP接続機器を介して通知する情報通信システムを実現することができる。ガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータは検出した使用量をサーバが要求したときサーバに対して通知することができる。しかも要求発生から実現までの時間を極力短くすることができる。
第24の発明は、情報通信システムが有する機能の少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラムとしている。
第25の発明は、このプログラムを含む記録媒体としている。
そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の情報通信システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における情報通信システムの構成を示すブロック図を示すものである。図1において40はIPアダプタで、41はIPアダプタ40の送受信手段で5の通信網に接続している。通信網5はここではインターネットであるとする。42はサーバ、43はサーバ42の送受信手段である。44は情報端末でありここでは携帯電話であるとする。45は携帯電話44の送受信手段で、5bは通信網であり、ここではインターネットであるとする。インターネット5とインターネット5bはここではわかりやすさのため別に図示しているが、一体であるとしても良いのは当然である。
46は宅内ネットアダプタで、47は宅内ネットアダプタ46に接続した端末機器で、宅内ネットアダプタの他、エアコンなどの冷暖房機器や冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、電子レンジ、炊飯機器、掃除機、電気錠、セキュリティ端末などの各種家電機器などが考えられるが、ここでは宅内ネットアダプタのひとつである温水暖房システムの熱源機であるとする。熱源機47はガス、電気、石油等をエネルギー源として温水を作成し供給する熱源機・湯沸かし器ともいえる物で、本実施例ではガスによる熱源機であるとする。熱源機47で作成された温水は風呂、台所、洗面所等に対して供給する給湯機能を有する。また熱源機47で作成された温水は床暖房、浴室暖房機、浴室乾燥機、ファンヒータ等の暖房機、エアコン等の熱源として利用する暖房機としての機能を有する。ここでは48は熱源機47で作成した温水を利用する床暖房、49は同様に熱源機47で作成した温水を利用する浴室乾燥機、50は熱源機47で作った温水を利用して作用する暖房機であるとする。
51、52は熱源機47のリモコンで、それぞれ台所リモコン、浴室リモコンであり、給湯等の制御を行う。53は熱源機47の送受信手段、54は宅内ネットアダプタ46の送受信手段で、送受信手段53と送受信手段54はそれぞれ通信できる。55は宅内ネットアダプタ46の送受信手段で通信網5を介してサーバ42と接続している。56、57はそれぞれ宅内ネットアダプタ46の表示手段と操作手段であり、58は送受信手段54、55、表示手段56、操作手段57を制御する宅内ネットアダプタ46のCPUである。
60、61は宅内ネットアダプタ46に接続する端末で、ここではエアコン、電気錠であるとする。また、62、63は宅内ネットアダプタ46と端末60、61をそれぞれ結ぶインターフェイスである。64はインターフェイス62、63に対する宅内ネットアダプタ46の送受信手段である。65はメータであり、ここではガスメータであるとする。66、67はガスメータ65の遠隔遮断手段と遠隔復帰手段で、68はガスメータ65の送受信手段である。
また図2は図1に示した第1の実施例の情報通信システムの情報の伝達手順を記載したフロー図である。図2において71、72、73、74はそれぞれIPアダプタ40、サーバ42、携帯電話44、宅内ネットアダプタ46を示しており、75から87は各情報の内容を表している。
ここで例えば75の定期UDPとはIPアダプタ40(71)が定期的に発するUDPプロトコル(User Datagram Protocol)の情報を表している。また例えば84の結果TCPとはIPアダプタ40(71)がサーバ43(72)に対して送信するTCPプロトコル(Transmission Control Protocol)の情報を表している。IPアダプタ40(71)を経由して結果TCP84によりサーバ43(72)へ伝達する。例えば結果TCP84は、宅内ネットアダプタの熱源機47の状態変化データや制御要求に対する応答結果などであり、例えば、熱源機47に対する制御命令である風呂への給湯を開始したこと、また時間が経過してふろへの給湯量が適量に達し給湯を終了することなどの熱源機47に関する情報を宅内ネットアダプタ46(74)とIPアダプタ40(71)を経由して結果TCP84によりサーバ42(72)へ伝達する。制御要求が風呂への給湯開始以外であっても良いのは言うまでもない。
次に図1の構成図と図2のフロー図を用いて本実施例の動作を説明する。本実施例ではIPアダプタ40(71)はインターネット網5に接続しているが、IPアダプタ40(71)が有するIPアドレスは常時固定したグローバルアドレスではなく、プロバイダなどが逐次切り換えるIPアドレスでインターネット網5に接続しているものとする。即ちIPアダプタ40(71)のIPアドレスは固定アドレスではないため、サーバ42(72)はIPアダプタ40(71)のIPアドレスを常時知ることができない。このため携帯電話44(73)に制御要求が発生したときにサーバ42(72)が確実にIPアダプタ40(71)に情報伝達あるいは制御や状態モニタするためにIPアダプタ40(71)はIPアダプタ40(71)のその時点でのIPアドレスをサーバ42(72)に知らせる目的で定期的にIPアドレス情報を送信している。これが75、77、86の定期UDPである。
携帯電話44(73)に、例えばIPアダプタ40(71)と送受信手段41、55を介して住宅内LANでつながる宅内ネットアダプタ46(74)、または宅内ネットアダプタ46(74)と送受信手段53、54を介して通信可能な熱源機47、または熱源機47につながる温水床暖房48、浴室乾燥機49、暖房機50に対する制御要求、具体的には例えば熱源機47に接続した床暖房48をONする制御要求が発生したとき携帯電話44(73)は制御要求信号79を発する。このときサーバ42(72)はIPアダプタ40(71)から発せられた定期UDP77によってサーバ42(72)とIPアダプタ40(71)間のセッションがつながっており、サーバ42(72)は即時にIPアダプタ40(71)のその時点でのIPアドレス、即ち定期UDP77の発信元アドレスに対して要求応答UDPを送出する。
ここで例えば定期UDP77がTCPプロトコルの信号であったとするならばTCPプロトコルの定期信号の通信が完了した時点でサーバ42(72)からIPアダプタ40(71)に対してACK信号を返送するなどの一連の処理を行った後セッションを切断するため、切断した時点でサーバ42(72)はIPアダプタ40(71)のIPアドレスを知ることができなくなり、制御要求信号79が発生したとき即時に要求応答UDP80を送出することができない。
一方、本実施例の場合、77はUDPプロトコルの信号であるため通信が完了した時点で必ずしもセッションを切断しないため、制御要求信号79が発生したときサーバ42(72)はIPアダプタ40(71)のその時点のIPアドレスを知っており、即時にIPアダプタ40(71)に対して要求応答UDPを送出することができる。要求応答UDP80を受けたIPアダプタ40(71)は送受信手段41から宅内ネットアダプタ46(72)の送受信手段55に対して制御処理82の信号を伝達し、これにより宅内ネットアダプタ46(74)は規定通りの制御がなされる。規定通りの制御とは例えば、制御処理82を受信した宅内ネットアダプタ46(72)は、送受信手段53、54で通信できる熱源機47に制御処理信号を伝達する。制御処理信号を伝達された熱源機47は熱源機47が有するデフォルト制御やタイマ制御、タイマ設定などの各種制御や設定などを行う。すなわち、携帯電話44(73)に発生した制御要求がサーバ42(72)から風呂への給湯開始の要求であったとき、サーバ42(72)から要求を受信したIPアダプタ40(71)は宅内ネットアダプタ46(74)を介して熱源機47に対して風呂への給湯開始の制御信号を送信し、上記一連の情報伝達により、熱源機47は風呂への給湯を開始する。
また、熱源機47の状態変化、例えばここでは風呂への給湯を開始したこと、また時間が経過してふろへの給湯量が適量に達し給湯を終了することなどの熱源機47に関する情報を宅内ネットアダプタ46(74)、IPアダプタ40(71)を経由して結果TCP84によりサーバ42(72)へ伝達する。もちろん通信網5、5bはインターネット網以外でもよく、制御要求が風呂への給湯開始以外であっても良いのは言うまでもない。具体的には例えば熱源機47に接続した床暖房48をONするなどでもよい。床暖房48などの端末、熱源機47、宅内ネットアダプタ46(74)が制御の結果などにより状態が変化したとき状態変化情報83が宅内ネットアダプタ46(74)からIPアダプタ40(71)に伝達されその結果が結果TCP84としてサーバ42(72)に伝達され、さらに結果信号85として携帯電話73に情報が伝達されることで一連の情報伝達を完了する。
もちろん一連の情報伝達を完了した後もIPアダプタ40(71)は定期UDPを定期UDP86のごとく送出し続ける。ここで定期UDPは必ずしも一定間隔で送出され続けるのではなくほぼ一定の間隔で送出され続ければよいものである。
またUDP信号はTCP信号に比べて信号伝達時にACK信号を返送しないなど信頼性を心配する場合もあるがこの場合、定期UDPに対して例えば76、78、77などのような確認UDPをサーバ42(72)からIPアダプタ40(71)に対して送出すれば問題ない。また同様に要求応答UDP80に対しては81の確認UDPを送出することにより問題はなくなる。
また、IPアダプタ40や宅内ネットアダプタ46は表示手段56や操作手段57を備えることにより、LANの状態やサーバ42との通信状態確認などの情報を確認でき、情報送出の内容を設定できるなどの極めて大きな効果が創出できる。
また、携帯電話44(73)で発生した制御要求が宅内ネットアダプタ46にインターフェイス62、63で接続した端末60、61に対する制御、状態モニタ要求であったとしても同様に制御、モニタできる。このときインターフェイス62、63のインターフェイス規格が例えば日本電機工業会やエコーネット(R)コンソーシアムなどのような業界団体や、国、会社等で決められた、単数または複数の電力、ガス、通信会社等が独自に定めたあるいはデファクト化された規格であった場合、端末を選ぶ必要が無く効果は極めて高い。
また、携帯電話44(73)で発生した制御要求がガスメータ65をサーバ42からの遮断要求や遮断からの復帰要求であっても同様の通信により制御することができる。即ち、要求応答UDPがIPアダプタ40(71)が伝達されたとき、IPアダプタ40(71)は制御処理信号を送受信手段41と68の通信によりガスメータ65に伝達し、ガスメータ65は遠隔遮断手段66、遠隔復帰手段67で遮断、復帰できる。逆にガスメータ65で遮断、復帰があった場合、この情報をIPアダプタ40経由でサーバ42に伝達できる。同様にガスメータ65の検出量の情報もサーバ42に伝達できる。
このとき、送受信手段41、55、68が通信する住宅内LANの規格が、例えば日本電機工業会やエコーネット(R)コンソーシアムなどのような業界団体や、国、会社等で決められた、単数または複数の電力、ガス、通信会社等が独自に定めたあるいはデファクト化された規格であった場合、メーカーの枠を超えて接続することができ効果は極めて高い。
なお宅内ネットアダプタ46はIPアダプタ40と通信により制御を行うのではなくIPアダプタ40の端子等に直接接続していて制御できるとしても良いのは言うまでもない。また要求応答UDP80はTCPプロトコルの信号でも良い。
また本実施例では宅内ネットアダプタ46と通信可能な熱源機47と床暖房48などの端末を制御するための情報伝達と、IPアダプタ40に接続したメータ65の制御や検出量の情報伝達について記載したがIPアダプタ40、宅内ネットアダプタ46自身の制御や、天気予報、時刻表、現在時刻、ガス使用量、電気使用量、これらの金額などの生活情報等の情報を伝達する場合についても同様であることは言うまでもない。
また、状態変化情報と結果TCPは宅内ネットアダプタやIPアダプタなどの状態が変化したときにのみ送出するのではなく、その時点での宅内ネットアダプタやIPアダプタなどの状態を伝えるために伝達することがあるとしても良いのは言うまでもない。
また、本実施例ではIPアダプタ40のIPアドレスを常時固定ではないアドレスとしたが、常時固定のアドレスとしても良いのは言うまでもない。
また、IPアダプタ40と宅内ネットアダプタ46は一体化しても良いのは言うまでもない。
なおIPアダプタと宅内ネットアダプタとガスメータ間のネットワークを本実施例では住宅内LANとしたが、集合住宅の共用部LAN、企業内LAN、工場内LAN、事務所内LAN、地域LAN等としても良いのは言うまでもない。また、ルータ、ハブ、DHCPサーバ、DNSサーバなどのインターネットを使用して通信する場合常識的に必要な機器、設備等については本実施例では記載を省略しているが常識的に必要であるのは言うまでもない。なお、宅内ネットアダプタ、IPアダプタはアダプタの形態に限らず機器であればよい。
(実施の形態2)
図3は本発明の第2の実施の形態における情報通信システムの構成を示すブロック図を示すものである。図3において第1の実施例の図1と同じ番号を付与したものは同等の機能を有するとする。図3において46bは宅内ネットアダプタで、47bはガス、電気、石油等をエネルギー源として温水を作成し供給する熱源機・湯沸かし器ともいえる物で、本実施例ではガスによる熱源機であるとする。熱源機47bで作成された温水は風呂、台所、洗面所等に対して供給する給湯機能とを有する。また熱源機47bで作成された温水は床暖房、浴室暖房機、浴室乾燥機、ファンヒータ、エアコン等の熱源として利用する暖房機としての機能を有する。宅内ネットアダプタ46bはIPアダプタ40の端子に直接接続しており、これにより制御できるものである。
また図4は図3に示した第2の実施例の情報通信システムの情報の伝達手順を記載したフロー図である。図4において91、92、93、94はそれぞれIPアダプタ、サーバ、携帯電話、宅内ネットアダプタを示しており、95から108は各情報の内容を表している。
ここで例えば95の定期UDPとはIPアダプタ40(91)が定期的に発するUDPプロトコル(User Datagram Protocol)の情報を表している。また例えば105の結果TCPとはIPアダプタ40(91)がサーバ42(92)に対して送信するTCPプロトコル(Transmission Control Protocol)の情報を表している。IPアダプタ40(91)を経由して結果TCP104によりサーバ43(92)へ伝達する。例えば結果TCP104は、宅内ネットアダプタ46b(94)の熱源機47bの状態変化データや制御要求に対する応答結果などであり、例えば、熱源機47bに対する制御命令である風呂への給湯を開始したこと、また時間が経過してふろへの給湯量が適量に達し給湯を終了することなどの熱源機47bに関する情報を宅内ネットアダプタ46b(94)とIPアダプタ40(91)を経由して結果TCP104によりサーバ42(92)へ伝達する。制御要求が風呂への給湯開始以外であっても良いのは言うまでもない。
次に図3の構成図と図4のフロー図を用いて本実施例の動作を説明する。本実施例ではIPアダプタ40(91)はインターネット網5に接続しているが、IPアダプタ40(91)が有するIPアドレスは常時固定したグローバルアドレスではなく、プロバイダなどが逐次切り換えるIPアドレスでインターネット網5に接続しているものとする。即ちIPアダプタ40(91)のIPアドレスは固定アドレスではないため、サーバ42(92)はIPアダプタ40(91)のIPアドレスを常時知ることができない。このため携帯電話44(93)に制御要求が発生したときにサーバ42(92)が確実にIPアダプタ40(91)に情報伝達あるいは制御や状態モニタするためにIPアダプタ40(91)はIPアダプタ40(91)のその時点でのIPアドレスをサーバ42(92)に知らせる目的で定期的にIPアドレス情報を送信している。これが95、97、107の定期UDPである。
携帯電話44(93)に、例えばIPアダプタ40(91)と送受信手段41、55を介して住宅内LANでつながる宅内ネットアダプタ46b(94)、または宅内ネットアダプタ46b(94)の端子台等に接続したと熱源機47b、または熱源機47bにつながる温水床暖房48、浴室乾燥機49、暖房機50に対する制御要求、具体的には例えば熱源機47bに接続した床暖房48をONする制御要求が発生したとき携帯電話44(93)は制御要求信号99を発する。このときサーバ42(92)はIPアダプタ40(91)から発せられた定期UDP97によってサーバ42(92)とIPアダプタ40(91)間のセッションがつながっており、サーバ42(92)は即時にIPアダプタ40(91)のその時点でのIPアドレス、即ち定期UDP97の発信元アドレスに対して要求応答TCP102を送出する。
ここで例えば定期UDP97がTCPプロトコルの信号であったとするならばTCPプロトコルの定期信号の通信が完了した時点でサーバ42(92)からIPアダプタ40(91)に対してACK信号を返送するなどの一連の処理を行った後セッションを切断するため、切断した時点でサーバ42(92)はIPアダプタ40(91)のIPアドレスを知ることができなくなり、制御要求信号99が発生したとき即時に要求UDP100を送出することができない。
一方、本実施例の場合、97はUDPプロトコルの信号であるため通信が完了した時点で必ずしもセッションを切断しないため、制御要求信号99が発生したときサーバ42(92)はIPアダプタ40(91)のその時点のIPアドレスを知っており、即時にIPアダプタ40(91)に対して要求UDP100を送出することができる。要求UDP100を受けたIPアダプタ40(91)はサーバ42(92)に対して要求確認TCP101を送出し、要求確認TCP101を受けたサーバ42(92)は要求応答TCP102をIPアダプタ40(91)に対して送出する。
ここで制御要求信号99を受けて要求応答TCP102を即時送出せず、要求確認TCP101と要求応答TCP102を送受信した後で送出するのは、制御要求信号99が発生した段階でのサーバ42(92)の中にあるIPアダプタ40(91)の情報は定期UDP97で伝達されたその時点でのIPアダプタ40(91)のIPアドレスの情報以外は即時性に疑問があるものが多く、例えば仮に定期UDP97が宅内ネットアダプタ46b(94)やIPアダプタ40(91)や熱源機47bや床暖房48などの端末の状態情報を有していたとしても制御要求信号99が発生するまでの間に宅内ネットアダプタ46b(94)や熱源機47bや床暖房48などの端末のオン・オフ状態や現在給湯中であるとか、給湯を終了したなどの状態変化が起こっている可能性があり、必ずしも正確なものとはいえない。従ってIPアダプタ40(91)や宅内ネットアダプタ46b(94)や熱源機47bや床暖房48などの端末を制御する場合や情報を伝達する場合はその時点のIPアダプタ40(91)や宅内ネットアダプタ46b(94)や熱源機47bや床暖房48などの端末のオン・オフ状態や温度設定状態やタイマ設定状態などの状態情報を正確に認識した上で制御するなどその時点の情報を知るために、また、インターネット網5のトラフィックを軽減するために定期UDPは極力情報を少なくする等の工夫をした場合、定期UDP97が伝達した情報は少なく、改めて情報を確認する必要がある。
そのためまず要求UDP100をIPアダプタ40(91)に対して送出し、IPアダプタ40(91)から各種情報を搭載した要求確認TCP101を送出し、これを受けて要求応答TCP102をサーバ42(92)がIPアダプタ40(91)に対して送出するという手順を行う。要求応答TCP102を受けたIPアダプタ40(91)は接続した宅内ネットアダプタ46bや宅内ネットアダプタ46bに接続した熱源機47bや床暖房48などの端末を制御処理103の手順により規定通りの制御がなされる。規定通りの制御とは例えば、制御処理103を受信した宅内ネットアダプタ46b(92)は、接続した熱源機47に制御処理信号を伝達する。制御処理信号を伝達された熱源機47bは熱源機47bが有するデフォルト制御やタイマ制御、タイマ設定などの各種制御や設定などを行う。すなわち、携帯電話44(93)に発生した制御要求がサーバ42(92)から風呂への給湯開始の要求であったとき、サーバ42(92)から要求応答TCP102を受信したIPアダプタ40(91)は宅内ネットアダプタ46b(94)を介して熱源機47bに対して風呂への給湯開始の制御信号を送信し、上記一連の情報伝達により、熱源機47bは風呂への給湯を開始する。
また、熱源機47bの状態変化、例えばここでは風呂への給湯を開始したこと、また時間が経過してふろへの給湯量が適量に達し給湯を終了することなどの熱源機47bに関する情報を宅内ネットアダプタ46b(94)、IPアダプタ40(91)を経由して結果TCP105によりサーバ42(92)へ伝達する。もちろん通信網5はインターネット網以外でもよく、制御要求が風呂への給湯開始以外であっても良いのは言うまでもない。
具体的には例えば熱源機47bに接続した床暖房48をONするなどでもよい。床暖房48などの端末、熱源機47b、宅内ネットアダプタ46b(94)が制御の結果などにより状態が変化したとき状態変化情報104が宅内ネットアダプタ46b(94)からIPアダプタ40(91)に伝達されその結果が結果TCP105としてサーバ42(92)に伝達され、さらに結果信号106として携帯電話93に情報が伝達されることで一連の情報伝達を完了する。もちろん一連の情報伝達を完了した後もIPアダプタ40(91)は定期UDPを定期UDP107のごとく送出し続ける。ここで定期UDPは必ずしも一定間隔で送出され続けるのではなくほぼ一定の間隔で送出され続ければよいものである。
またUDP信号はTCP信号に比べて信号伝達時にACK信号を返送しないなど信頼性を心配する場合もあるがこの場合、定期UDPに対して例えば96、98、107などのような確認UDPをサーバ42(92)からIPアダプタ40(91)に対して送出すれば問題ない。また、IPアダプタ40や宅内ネットアダプタ46bは表示手段56や操作手段57を備えることにより、LANの状態やサーバ42との通信状態確認などの情報を確認でき、情報送出の内容を設定できるなどの極めて大きな効果が創出できる。
また、携帯電話44(93)で発生した制御要求が宅内ネットアダプタ46bにインターフェイス62、63で接続した端末60、61に対する制御、状態モニタ要求であったとしても同様に制御、モニタできる。このときインターフェイス62、63のインターフェイス規格が例えば日本電機工業会やエコーネット(R)コンソーシアムなどのような業界団体や、国、会社等で決められた、単数または複数の電力、ガス、通信会社等が独自に定めたあるいはデファクト化された規格であった場合、端末を選ぶ必要が無く効果は極めて高い。
また、携帯電話44(93)で発生した制御要求がガスメータ65をサーバ42からの遮断要求や遮断からの復帰要求であっても同様の通信により制御することができる。即ち、要求応答TCPがIPアダプタ40(91)が伝達されたとき、IPアダプタ40(91)は制御処理信号を送受信手段41と68の通信によりガスメータ65に伝達し、ガスメータ65は遠隔遮断手段66、遠隔復帰手段67で遮断、復帰できる。逆にガスメータ65で遮断、復帰があった場合、この情報をIPアダプタ40経由でサーバ42に伝達できる。同様にガスメータ65の検出量の情報もサーバ42に伝達できる。
このとき、送受信手段41、55、68が通信する住宅内LANの規格が、例えば日本電機工業会やエコーネット(R)コンソーシアムなどのような業界団体や、国、会社等で決められた、単数または複数の電力、ガス、通信会社等が独自に定めたあるいはデファクト化された規格であった場合、メーカーの枠を超えて接続することができ効果は極めて高い。また要求応答TCP102はUDPプロトコルの信号でも良い。
また本実施例では宅内ネットアダプタ46bと接続した熱源機47bと床暖房48などの端末を制御するための情報伝達にと、IPアダプタ40に接続したメータ65の制御や検出量の情報伝達について記載したがIPアダプタ40、宅内ネットアダプタ46b自身の制御や、天気予報、時刻表、現在時刻、ガス使用量、電気使用量、これらの金額などの生活情報等の情報を伝達する場合についても同様であることは言うまでもない。
また、状態変化情報と結果TCPは宅内ネットアダプタやIPアダプタなどの状態が変化したときにのみ送出するのではなく、その時点での宅内ネットアダプタやIPアダプタなどの状態を伝えるために伝達することがあるとしても良いのは言うまでもない。
また、本実施例ではIPアダプタ40のIPアドレスを常時固定ではないアドレスとしたが、常時固定のアドレスとしても良いのは言うまでもない。また、IPアダプタ40と宅内ネットアダプタ46bは一体化しても良いのは言うまでもない。
なおIPアダプタと宅内ネットアダプタとガスメータ間のネットワークを本実施例では住宅内LANとしたが、集合住宅の共用部LAN、企業内LAN、工場内LAN、事務所内LAN、地域LAN等としても良いのは言うまでもない。また、ルータ、ハブ、DHCPサーバ、DNSサーバなどのインターネットを使用して通信する場合常識的に必要な機器、設備等については本実施例では記載を省略しているが常識的に必要であるのは言うまでもない。なお、宅内ネットアダプタ、IPアダプタはアダプタの形態に限らず機器であればよい。また本実施の形態のIPは、IPV4、IPV6などでもよいし、今後インターネットで使用されるプロトコルを含む。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる情報通信システムおよびそのプログラムは、従来では情報端末に制御要求が発生してからIP接続機器やネットワーク機器で制御が完了するまでの時間に、制御要求信号が発生してから次の定期TCPが発生するまでの間の余分な時間が生じるため、制御要求信号が定期TCPの直前に発生したならばその余分な時間は比較的短いが、制御要求信号が定期TCPの直後に発生した場合は定期TCPの間隔のほとんどの時間の制御遅れが発生することになり、リアルタイムでの情報提供や制御に対して大きな課題となっていた。
本発明の情報通信システムを使用することにより、IP接続機器やサーバでの処理タスクが頻繁になることなく、ネットワークが常時ビジー状態になるという不都合を発生することなく情報端末に制御要求が発生してからほとんど即時にIP接続機器に情報が伝達できる、あるいはIP接続機器やネットワーク機器を制御できることは極めて有効である。また、IP接続機器やIP接続機器と接続したネットワーク機器や、ネットワーク機器と接続した端末機器の制御・状態モニタすることができる。また、ガス使用量、電力使用量、水道使用量のモニタができるとともに、メータの遠隔での遮断・復帰が可能となるので、インターネットを用いた設備機器、家電機器の制御と情報モニタや各種の情報提供等の用途にも適用できる。
本発明の第1の実施例である情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第1の実施例である情報通信システムの情報伝達手順を示すフロー図 本発明の第2の実施例である情報通信システムの構成を示すブロック図 本発明の第2の実施例である情報通信システムの情報伝達手順を示すフロー図 従来例の宅内ネットアダプタの構成を示すブロック図 従来例の情報伝達手順を示すフロー図
符号の説明
5、5b インターネット網(通信網)
40 IPアダプタ(IP接続機器)
41 送受信手段
42 サーバ
43 送受信手段
44 携帯電話(情報端末)
45 送受信手段
46 宅内ネットアダプタ(ネットワーク機器)
47 熱源機
48 温水床暖房
49 浴室乾燥機
50 暖房機
51 台所リモコン
52 浴室リモコン
53、54、55 送受信手段
56 表示手段
57 操作手段
58 CPU
60、61 端末
62、63 インターフェイス
64 送受信手段
65 ガスメータ
66 遠隔遮断手段
67 遠隔復帰手段
68 送受信手段

Claims (25)

  1. ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と接続し通信網と通信する送受信手段を有するIP(Internet Protocol)接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期のUDP(User Datagram Protocol)通信(以下、定期UDP)を発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDP通信の発信元アドレスに対して要求応答のUDP通信(以下、要求応答UDP)または要求応答のTCP(Transmission Control Protocol)通信(以下、要求応答TCP)を発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPまたは前記要求応答UDPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に情報要求、または制御要求する情報通信システム。
  2. ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と接続し通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDP通信を発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDP通信の発信元アドレスに対して要求UDPを発し、前記要求UDPを受信した前記IP接続機器は前記サーバに対して要求確認TCPを発し、前記要求確認TCPを受信した前記サーバは前記要求確認TCPの発信元アドレスに対して要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に情報要求、または制御要求する情報通信システム。
  3. ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDP通信を発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDP通信の発信元アドレスに対して要求応答UDPまたは要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPまたは前記要求応答UDPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に対して情報要求信号、または制御要求信号を送信する情報通信システム。
  4. ネットワークに接続したネットワーク機器と、前記ネットワーク機器と通信網と通信する送受信手段を有するIP接続機器と、通信網に接続した送受信手段を有する情報端末と、通信網を介して前記IP接続機器と前記情報端末に接続した送受信手段を有するサーバを備え、前記IP接続機器の送受信手段は定期UDP通信を発し、前記サーバの送受信手段は前記情報端末の送受信手段からの通信要求が発生したとき前記定期UDP通信の発信元アドレスに対して要求UDPを発し、前記要求UDPを受信した前記IP接続機器は前記サーバに対して要求確認TCPを発し、前記要求確認TCPを受信した前記サーバは前記要求確認TCPの発信元アドレスに対して要求応答TCPを発し、前記IP接続機器の送受信手段が前記要求応答TCPを受信したとき、前記IP接続機器は前記ネットワーク機器に対してに情報要求信号、または制御要求信号を送信する情報通信システム。
  5. 要求応答TCPを受信したIP接続機器は前記要求応答TCPの発信元アドレスに対して結果のTCP通信(以下、結果TCP)を発する請求項1から4のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  6. 結果TCPを受信したサーバは情報端末に対して結果信号を発する請求項1から5のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  7. サーバはIP接続機器の送受信手段から発せられた定期UDP通信を受信したとき、前記サーバの送受信手段から前記定期UDP通信の発信元アドレスに対して確認UDPまたは確認TCPを発する請求項1から6のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  8. IP接続機器はサーバの送受信手段から発せられた要求応答UDPまたは要求UDPを受信したとき、前記IP接続機器の送受信手段から前記要求応答UDPまたは要求UDPに対して確認UDPまたは確認TCPを発する請求項1から7のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  9. IP接続機器またはネットワーク機器の状態が変化したとき前記IP接続機器は要求応答TCPまたは要求応答UDPの発信元アドレスに対して前記IP接続機器または前記ネットワーク機器の変化情報を発する請求項1から8のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  10. IP接続機器またはネットワーク機器の少なくとも一方は表示手段と操作手段の少なくとも一方を有する請求項1から9のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  11. IP接続機器はサーバのアドレスに対して定期UDP通信を発する請求項1から10のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  12. IP接続機器とネットワーク機器の間の通信は標準プロトコルでなされる請求項1から11のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  13. IP接続機器は複数のネットワーク機器を接続する請求項1から12のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  14. ネットワーク機器は少なくとも1台の端末機器を接続でき、接続のインターフェイスは標準規格である請求項1から13のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  15. ネットワーク機器は他のネットワーク機器と接続できる請求項1から14のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  16. ネットワーク機器は少なくとも1台のネットワーク機器リモコンを有する請求項15に記載の情報通信システム。
  17. ネットワーク機器の温水は風呂または給湯または床暖房または乾燥機または暖房機の少なくともいずれか1台に利用する請求項15から16のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  18. IP接続機器は少なくとも1台のガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータを接続できる請求項1から17のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  19. IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は外部からの信号で遮断できる機能を有し、サーバに前記遮断機能付きメータの遮断要求が発生したとき、前記遮断機能付きメータを遮断できる請求項18に記載の情報通信システム。
  20. IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は外部からの信号で遮断状態から復帰できる機能を有し、サーバに前記復帰機能付きメータの復帰要求が発生したとき、前記復帰機能付きメータを復帰できる請求項18から19のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  21. IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台があらかじめ決められた一定量または一定時間以上の使用を検出したときIP接続機器を介してサーバに通知する請求項18から20のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  22. IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は、前記サーバに対してその時点または一定時間累積の検出量をIP接続機器を介して通知する請求項18から21のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  23. サーバからの要求に応じて、IP接続機器に接続したガス使用量検出メータ、または水道使用量検出メータ、または電力使用量検出メータの少なくとも1台は、前記サーバに対してその時点または一定時間累積の検出量をIP接続機器を介して通知する請求項18から22のいずれか一項に記載の情報通信システム。
  24. 請求項1から23のいずれか1項に記載の情報通信システムの少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラム。
  25. 請求項24に記載のプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7778184B2 (en) 2006-06-06 2010-08-17 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication system and remote diagnosis system

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