JP2005209306A - 光ディスク及び光ディスクの記録再生方法、光ディスク駆動装置 - Google Patents

光ディスク及び光ディスクの記録再生方法、光ディスク駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスク等に記録される不正コピー防止等のためのディスク固有の識別情報を、少なくとも3値以上の再生信号レベルが得られる領域に記録し、そのレベル間に別の検出スライスレベルBを設け、検出スライスレベルBでの検出の有無によって光ディスクの真偽判別ができる記録媒体と、その再生方法を提供することを目的とする。
【解決手段】グルーブやランドのいずれか一方、あるいは両方を記録トラックとして用い、情報の記録が可能な記録層を備えた光ディスクであって、記録トラックの間に一定間隔の特定位置に平坦部、若しくは情報ピット列の間に一定間隔の特定位置に溝部を設けることで、少なくとも3値以上の再生信号レベルが得られる。前記平坦部若しくは前記溝部は検出スライスレベルBでのみ検出可能であり、この領域に光ディスクの媒体固有の識別情報を形成することで、記録媒体に不正コピーした光ディスクやROMに不正複製した光ディスクとを区別できる手段を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は光ディスク及び光ディスクの記録再生方法に係り、特に不正コピー防止のためのディスク固有の識別情報を記録した光ディスクと、その情報管理方法、ドライブ装置に関する。
従来、光ディスクにおいては、不正コピー防止等のために光ディスク毎に固有の識別情報を記録することが行われている。識別情報を記録する従来技術としては、DVD(Digital Versatile Disk)等で用いられているBCA(Burst Cutting Area)記録や特開平9−091781号公報、特開2002−197670号公報などの方法が知られている。
BCAではレーザトリミングによってディスクの反射層を部分的に溶融して複数トラックに無反射部分を形成し、この無反射部分をバーコード状に配置することによって、ディスク固有の識別情報を記録する方法であり、反射層のみであるCD−ROMやDVD−ROMのような再生専用光ディスクでは有効であるが、BCAライターは非常に高価であるためコストアップになる。
CD−RやDVD−Rのようなライトワンス型光ディスクでは記録された情報を書き換えることができないため、レコーダーを用いてディスク固有の識別情報を記録することは可能であるが、光磁気ディスクや相変化型光ディスクでは記録された情報の書き換えが可能なため、特開平9−091781号公報のように、通常の情報記録よりも遅い線速度と高いレーザーパワーでディスク識別信号を記録膜の不可逆的変化で記録する方法、或いは、特開2002−197670号のように、記録媒体に通常の情報記録時よりも強いレーザーパワーで記録する、又は、通常の情報記録時よりもレーザー照射時間を長くして記録することで不可逆なマークを形成し、複数の不可逆領域と通常領域との交互配置パターンをユーザデータ領域外に製造段階で設けることによってディスク固有の識別情報を記録する方法が考えられる。
特開平9−091781号 特開2002−197670号
しかし、上述の方法で書き換え可能な光ディスクに不可逆マークを形成すると、マークを消去される畏れはないものの、不可逆マークの信号レベルと、ドライブにより通常記録パワーで形成した可逆マークとの信号レベルに差がないため、予めディスク固有の識別情報を設けていないディスクに対して、通常のドライブで擬似的に不正マークを形成、違法コピー品が作成可能となる畏れがある。
また、記録可能な光ディスクのディスク固有の識別情報が予めプリピットで形成された場合も信号レベルに特徴的な差がないため上記と同様であるが、スタンパレベルでディスク固有情報が共通であるため、前記ディスク固有情報が予めプリピットで形成された光ディスクと識別できる必要がある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、不正コピー防止等のためのディスク固有の識別情報を、記録トラックを切断して半径方向に記録トラック幅より広い平坦部を形成し、前記記録トラック部と該識別情報部の再生信号レベルを異ならせ、前記記録トラック部と異なる信号検出レベルで該識別情報部の信号を検知し、これにより該識別信号を読み出させることで、通常ドライブによるグルーブ記録等の本発明以外の方法で作成した不正コピーディスクを容易に識別できる再生方法及びそのための媒体構造を提供することを目的とする。
本発明では、ドライブ及び光デイスクに複雑な機構を施すことなく、しかも、複製が困難で、不正複製品を容易に看破することができる著作物保護手段を提供する。その特徴は、次の通りである。(1)平坦部と記録トラックとにわたり、識別情報をプリピット若しくは記録マークで形成することで、平坦部と記録トラックの再生信号にレベル差が生じ、それぞれの部分に記録したプリピット若しくは記録マークの再生信号レベルが異なる少なくとも3つの状態を混在させ、それぞれの信号レベルに対応したスライスレベルを設ける方式で検出することにより、平坦部を形成していない光ディスクでは記録された状態が2値しか得られないため、固有識別情報領域や記録マークの再生が完全に行われないため、複製品を看破できる。(2)記録トラック方向に形成した記録トラックより広い平坦部を一定間隔で配置し、その一部に媒体種別、サーボ方法等の媒体情報をプリピットで予め記録し、別の平坦部にシリアル番号、メディアID等の媒体固有情報を光ディスクに記録マークで記録することが可能であり、プリピット深さを変えることによって更に異なる記録レベルが得られ、より不正複製が困難になる。このように、ディスク固有の識別情報が記録されていない光ディスクの記録トラックに正規のディスク固有識別情報を不正コピーされた場合も区別が可能である。
上記の目的を達成するため、本発明の目的は、溝若しくはランドを記録トラックとして用い、情報の記録が可能な記録層を備えた光ディスクの真偽判別が容易なディスク固有の識別情報を記録するためのトラック構造を提供することであって、情報記録領域の記録トラックの一部をトラック方向に切断したトラック幅より広い平坦部を形成し、前記平坦領域を含む前記記録トラックにプリピット若しくは不可逆的な記録マークでディスク固有の識別情報を形成し、前記ディスク固有識別情報が記録された前記記録トラックにトラッキングをかけたトラックオン状態で、前記固有識別情報を再生し、通常の記録トラックの信号レベルと平坦部のプリピット若しくは記録マークの再生信号レベルの間に設けたスライスレベルによって、正規ディスクを容易に判別することを特徴とする。通常の記録トラックでは平坦部より信号レベルが低いため、記録トラック中に平坦部を設けていないディスクでは前記の信号検出スライスレベル以上の信号が出ないので、このレベル以上の信号の有無を検知することで区別ができ、さらに、この信号の検知をトリガーとして、前記平坦部に記録された信号からデータを復調し、セキュリティ情報を得て、記録情報領域へのアクセスが可能となるドライブシステムとすることで、不正に複製記録したディスクとの区別が容易である。前記平坦部に記録されるディスク固有の識別情報に必要なデータ量は数バイトから数十バイトであり、このために必要な溝切断平坦領域のトラック方向の長さは数マイクロメーターから数十マイクロメーター程度の範囲なので、トラック方向に記録トラックを切断されていてもトラッキングが外れることはない。このように、前記固有識別情報のデータ容量としては最大でも数十バイト程度なので、トラック一周内に適当な間隔を空けて数カ所設ければ十分であるが、前記固有識別情報を数バイト単位に分割して分散配置してもよく、数トラックに同じ情報を重複して形成してもよい。
図1に、塗布型色素記録ディスクの情報記録領域に溝とプリピットで媒体固有情報を含む管理情報を構成した場合のトラック方向基板断面と再生信号の関係を示す。記録トラックである溝を切断した平坦部の再生信号レベルは溝部に比べて高くなり、プリピット若しくは記録マークを形成した部分の再生信号レベルは低下するがプリピット間や記録マーク間はそれぞれ元の平坦部レベルと溝部レベルにあるため、平坦部レベル>溝部レベル>記録マーク部レベルの少なくとも3つの再生信号レベルが存在する。このため、平坦部レベルと溝部レベルの間に検出スライスレベルBを設定すると、溝部レベルと記録マーク部レベルの間に設定した検出スライスレベルAで検出可能な通常の記録トラックに記録された記録マークは、該検出スライスレベルBでは検出されず、平坦部に書かれたプリピット若しくは記録マークのスペース部のみが検出されるので、この部分に再生専用、一回のみ記録可能、追記不能などの媒体管理情報を位置情報と一緒に記録しておくことで、対応する記録フレーム、セクター、エラー訂正ブロックなどの情報記録単位毎に記録状態を変えて設定することが可能である。また、コピー管理情報を記録することによって、一回コピー可能、コピー不可、コピー可能などのコピーレベル管理を光ディスク駆動装置内で管理することができる。さらに、プリピットの深さ・幅や記録マーク幅を調整することによって、記録部レベルも溝部と平坦部でほぼ等しくすることも、異ならせることもできるので、3値以上の再生信号レベルにより、コピーレベル管理のようなセキュリティレベルを更に上げることが出来る。また、記録情報領域を予め下位媒体の最大容量単位で当分に区切ったマルチセッションフォーマットレイアウトにした場合、各セッション毎にコピー不可・可能などの管理レベルを異ならせた設定にすることも可能である。
記録層に塗布型色素材料を用いた場合、記録層に用いられる色素材料は公知一般のレーザーによる良好な記録、再生に適した色素材料を用いることができ、たとえば例えば、シアニン系色素、スクアリリウム色素、アズレニウム系色素等のポリメチン系色素、フタロシアニン系色素のような大環状アザアネレン系色素、ジチオール系色素、ポルフィセン系化合物、アヌレン系化合物などの光照射により変質する有機物が挙げられる。また、かかる材料は、これらの有機材質を1又は2種以上の混合してもよい。
更には記録再生に用いられるレーザー光が400nm近傍の波長である場合、ポルフィセン系化合物、アヌレン系化合物を用いることが望ましい。
ポルフィセン系化合物は、下記の一般式(化1)を有しており、この一般式中のR1 〜R4は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、あるいはメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、tert-ブチル基、sec-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基等の炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。前記一般式中のX1 〜X8はそれぞれ独立して水素原子;ハロゲン原子;ヒドロキシル基;ホルミル基;カルボキシル基;シアノ基;ニトロ基;アミノ基;スルホン酸基;あるいはメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、tert-ブチル基、sec-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基等の炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルキル基;ビニル基、プロペニル基、ベテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等の1〜20の直鎖または分岐のアルケニル基;メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、イソプロポキシ基、n-ブトキシ基、tert-ブトキシ基、エトキシカルボニルプロポキシ基、sec-ブトキシ基、n-ペンチルオキシ基、n-ヘキシルオキシ基、n-ヘプチルオキシ基等の置換されていてもよい炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルコキシ基;ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基等の炭素数1〜20のヒドロキシアルキル基;ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、チオフェン環、フラン環、ピロール環、ピラゾール環、ピリジン環、ピラン環等の炭素数6〜12の芳香環または複素環;カルボキシルメチル基等のカルボキシルアルキル基;メトキシカルボニル基、トリフルオロメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n-プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n-ブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカルボニル基、sec-ブトキシカルボニル基、n-ペンチルオキシカルボニル基、n-ヘキシルオキシカルボニル基等の置換されていてもよい炭素数2〜21の直鎖または分岐のアルコキシカルボニル基;メチルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、n-プロピルカルボニルオキシ基、イソプロピルカルボニルオキシ基、n-ブチルカルボニルオキシ基、sec-ブチルカルボニルオキシ基、tert-ブチルカルボニルオキシ基、n-ペンチルカルボニルオキシ基等の置換されていてもよい炭素数2〜21の直鎖または分岐のアルキルカルボニルオキシ基;メトキシカルボニルメチル基、メトキシカルボニルエチル基、エトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルエチル基、n-プロポキシカルボニルエチル基、n-プロポキシカルボニルプロピル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカルボニルエチル基等の炭素数3〜22の直鎖または分岐のアルコキシカルボニルアルキル基が挙げられる。また、X1 〜X8およびR1〜R4 のうち隣接する置換基どうしが結合して環状を形成してもよい。前記一般式において、Mは2個の水素原子、Ni, Co, Cu, Zn, Pd, Pt, Fe, Mn, Sn, Mg, Rh等の2価の金属、TiO, FeCl, VO, Sn(Y)2等の3〜4価の金属誘導体およびSi(Y)2, Ge(Y)2等の誘導体(Yはハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基)等のポルフィセン系化合物に配位することができる誘導体であればよいが、300〜500nmに極大吸収をもち、モル吸光係数が大きい点で、特にNi, Zn, Co, Cuが特に好ましい。
一般式
Figure 2005209306
アヌレン系化合物は下記の一般式(化2)を有しており、この一般式中のX1 〜X3としてはそれぞれ独立して、酸素原子、イオウ原子、セレン原子、イミノ基が挙げられる。前記一般式中のR1 〜R6は、それぞれ独立して水素原子;ハロゲン原子;ヒドロキシル基;カルボキシル基;メトキシカルボニル基、トリフルオロメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n-プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n-ブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカルボニル基、sec-ブトキシカルボニル基、n-ペンチルオキシカルボニル基、n-ヘキシルオキシカルボニル基等の置換されていてもよい炭素数2〜21の直鎖または分岐のアルコキシカルボニル基;あるいはメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、tert-ブチル基、sec-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基等の炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。前記一般式中のR7 〜R12 はそれぞれ独立して水素原子;ハロゲン原子;ヒドロキシル基;ホルミル基;カルボキシル基;シアノ基;ニトロ基;アミノ基;スルホン酸基;あるいはメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、tert-ブチル基、sec-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基等の炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルキル基;ビニル基、プロペニル基、ベテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等の1〜20の直鎖または分岐のアルケニル基;メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、イソプロポキシ基、n-ブトキシ基、tert-ブトキシ基、エトキシカルボニルプロポキシ基、sec-ブトキシ基、n-ペンチルオキシ基、n-ヘキシルオキシ基、n-ヘプチルオキシ基等の置換されていてもよい炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルコキシ基;ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基等の炭素数1〜20のヒドロキシアルキル基;ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、チオフェン環、フラン環、ピロール環、ピラゾール環、ピリジン環、ピラン環等の炭素数6〜12の芳香環または複素環;カルボキシルメチル基等のカルボキシルアルキル基;メトキシカルボニル基、トリフルオロメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n-プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n-ブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカルボニル基、sec-ブトキシカルボニル基、n-ペンチルオキシカルボニル基、n-ヘキシルオキシカルボニル基等の置換されていてもよい炭素数2〜21の直鎖または分岐のアルコキシカルボニル基;メチルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、n-プロピルカルボニルオキシ基、イソプロピルカルボニルオキシ基、n-ブチルカルボニルオキシ基、sec-ブチルカルボニルオキシ基、tert-ブチルカルボニルオキシ基、n-ペンチルカルボニルオキシ基等の置換されていてもよい炭素数2〜21の直鎖または分岐のアルキルカルボニルオキシ基;メトキシカルボニルメチル基、メトキシカルボニルエチル基、エトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルエチル基、n-プロポキシカルボニルエチル基、n-プロポキシカルボニルプロピル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカルボニルエチル基等の炭素数3〜22の直鎖または分岐のアルコキシカルボニルアルキル基が挙げられる。また、R1 〜R12 のうち隣接する置換基どうしが結合して環状を形成してもよい。
一般式
Figure 2005209306
これらの有機色素は透明樹脂基板上に直接あるいは他の層を介してキャスト法、スピンコート法、浸漬法等の塗布方法を好適に用い、成膜することができる。塗布溶媒としては、基板を侵さない溶媒であれば特に限定されない。例えば、ジアセトンアルコール、3−ヒドロキシ−2−ブタノン等のケトンアルコール系溶媒、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の炭化水素系溶媒、テトラフルオロプロパノール、オクタフルオロペンタノール、ヘキサフルオロブタノール等のパーフルオロアルキルアルコール系溶媒、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、ジメチルシクロヘキサン、n−ブチルシクロヘキサン、t−ブチルシクロヘキサン、シクロオクタン等の炭化水素系溶媒、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル等のエーテル系溶媒、乳酸メチル、乳酸エチル、イソ酪酸メチル等のヒドロキシルエステル系溶媒などが挙げられる。
上記記録層の膜厚は、記録に用いるレーザー光などの記録光のパワーに対する記録感度性能係数を考慮して、波長、光反射層の光学定数、光吸収層の材質に応じて適宜選択される。また、本発明の主旨であるランドトラックに不可逆的な記録マークでディスク固有の識別情報を形成するためには、ランド部においても記録が可能でなければならない。しかしながらスピンコート法により形成された色素記録媒体の記録層は、塗布面からみて凹んでいるグルーブ部の色素膜厚が厚くなり、ランド部の色素膜厚が薄くなる。したがって、少なくともランド部の色素厚さはレーザー波長λに対し、λ/6n以上が必要であり、そのためにランド部の記録層の膜厚が上記条件に合致するよう色素および色素を溶解する溶媒、または基板上に形成されたグルーブのU字溝の形状を最適化する必要がある。これに加え、記録媒体全域において記録再生特性がランド部以上に優れた記録特性を要求されるのは必須であることから、色素の光学定数nは1.8以上必要であり、従ってグルーブ部のU字溝の凹みの深さは20nmから150nm、望ましくは50nmから120nmが必要である。
また反射層は、Au、Ag、Cu、Alなどの金属またはそれらを主成分とした合金から構成することができが、反射率の波長依存性や耐久性の観点から銀または銀を主成分とする合金が好ましい。成膜方法としては、真空蒸着、スパッタリングおよびイオンプレーティングなどにより成膜することができる。光反射層の膜厚は反射率および熱拡散効率等を考慮し0.02μm〜0.5μmとすることが好ましい。
光反射層上に形成する保護層としては、アクリル系紫外線硬化樹脂等の硬質性の材料を用いることが好ましい。これは、高温高湿下で長期間保存した場合、保護層の経時的な変形を防止できるためである。通常、光反射層上に直接または他の層を介してスピンコート法により厚み1〜20μmで塗布した後、紫外線照射により硬化させて形成される。また、DVDのようにダミー基板を接着する場合は、色素記録層と反射層を設けた基板の反射層とダミー基板の間をアクリル系紫外線硬化樹脂保護層で直接接着してもよい。
記録膜材料としては塗布型色素以外に、蒸着型色素やスパッタで形成可能な相変化記録膜を用いることも可能である。相変化記録膜のような真空中で成膜可能な記録材料の場合、記録膜の両側に耐熱誘電体保護膜が必要になるが、塗布型色素のように基板上のパターン形状に依存して埋まることがなく、レーザ波長λに対して、溝深さはλ/8からλ/6程度の光学深さ、プリピット深さとしてはλ/8からλ/4の光学深さで、図1のように溝より深く形成することも、図2のように同じ深さに形成することも可能である。
本発明によれば、記録トラックである溝部若しくはランド部の一部を一定間隔の特定位置毎に切断する、あるいはピット列で構成される記録トラックの一部を一定間隔毎の特定位置に溝部を形成することによって、少なくとも3つの再生信号レベルが得られるようになり、3つの何れかのレベル間に通常の情報記録信号の検出スライスレベルAとは異なる検出スライスレベルBを設け、実施例1若しくは実施例2のように検出スライスレベルBによってのみ検出できる光ディスクの媒体固有の管理情報を記録、又は、実施例3のように検出スライスレベルBで検出できないようにして、光ディスクの媒体固有の管理情報を記録することによって、正規の光ディスクと不正な光ディスクの判別が容易になり、管理情報への不正アクセス防止や記録情報の不正コピー防止などのセキュリティレベルの高い光ディスク媒体を提供することが出来る。
以下に、実施例および比較例を上げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない範囲で、以下の実施例に限定されるのではない。
本発明で使用したライトワンス型光ディスクの構造を図3に示す。直径120mm、厚さ0.6mmのポリカーボネート樹脂基板の表面に、トラックピッチ0.4μmのU字型溝で、アドレス情報(ID)で変調したウォブル溝と、一定周期で変調した記録トラックとを予め形成した基板111を用意した。このU字型溝の溝幅は約0.20nm、深さを100nmとした。前記U字型溝は、64kBのエラー訂正ブロック毎に形成し、各エラーブロック間に91バイト長さのギャップ領域を平坦部として設け、その領域の一部に、ライトワンス媒体等の媒体識別情報や再生パワー、記録パワー、記録波形などの記録条件若しくは媒体固有の管理情報を前記平坦部(ギャップ領域)にプリピットで予め形成する。
このプリピットの幅は約0.20nm、深さを140nmとした。この基板111上に形成する記録層材料として下記の一般式(化3)で示されるポルフィセン化合物系の色素0.5gを用い、この色素をテトラフロロプロパノール40g に溶解し、これを40℃下で30分間超音波分散した後、0.2μmのフィルターでろ過した。このようにして調整された色素溶液を基板111上に、この液を回転数500rpmから2000rpmに加速しながらスピンコートし、記録層114を形成した。次にこの記録層114がコートされた基板111を80℃のオーブンで30分乾燥した後、記録層114の上にスパッタリング法により膜厚100nmのAg合金膜を成膜し、反射層117を形成した。さらに、この反射層117の上に紫外線硬化樹脂119を5μmの厚さでスピンコートし、これに紫外線を照射して硬化させて、記録層付基板を得た。さらに遅効性紫外線硬化型接着剤120をつけ、全く記録層を形成しない以外は同様にして得られたダミー基板112と接着し、光情報記録媒体とした。
一般式
Figure 2005209306
或いは、反射層117上の紫外線硬化樹脂119を形成せず、紫外線硬化型接着剤120'を用いて 直接ダミー基板112と接着してもよい。
本発明になる記録媒体の第1の実施形態について説明する。図1は本発明になる塗布型色素記録光ディスクの第1の実施形態であるディスク固有の識別情報が記録された所定領域の一部とそのトラック方向断面の模式図および記録トラックにトラックオンした状態で再生した信号波形の概略図を示す。ディスク固有の識別情報に必要なデータ量は数バイトから数十バイトであり、このために必要な切断ミラー領域のトラック方向の長さは数マイクロメーターから数十マイクロメーター程度の範囲なので、トラック方向に溝を切断されていてもトラッキングが外れることはない。
図4に記録可能媒体の一例として光デイスク200のレイアウトを示す。ここでリードイン領域210には該記録可能媒体に関する情報を記録する領域であり内周部に設けている例を示しており、この領域を外周部に設けても差し支えない。リードイン領域に記録される情報は、媒体をアクセスする際に領域211へ情報を記録・再生するに必要な情報であってその配置上の制限はないのが通常である。
この実施の形態の記録媒体はディスク状光記録媒体であって、情報を記録するためのグルーブが螺旋状又は同心円状に、内周から外周までの範囲内に形成されており、そのうちの所定範囲、例えばディスク内周側所定範囲の溝の一部を切断した記録トラックより幅広い平坦部(ギャップ領域)を含む記録トラック上に光ディスクの媒体固有の識別情報をプリピットで形成し、通常の検出スライスレベルAとは別に、記録トラックの未記録レベルより大きく設定された検出スライスレベルBで検出される信号を外部に出力しないようにすることで、不正にコピーした光ディスクは媒体固有の識別情報を複製できず、再生が困難になる。また、これらの不正ディスクを通常の光ディスク駆動装置で再生した場合、光ディスク固有の識別情報が認識できず、情報記録領域の記録トラックに記録されたユーザ情報(コンテンツデータ等)にアクセスできないため、該駆動装置はアクセス動作を停止するか、該光ディスクを排出することになる。
また、前記平坦部(ギャップ領域)のプリピットの代わりに、専用サーボライターを用い、識別信号を記録すると、平坦部に塗布された色素膜厚が記録トラックである溝部より薄いため、記録マークの大きさを溝部レベルより大きくする、すなわち、記録マークの信号振幅を小さくすることで、該平坦部に記録されたデータは通常の検出スライスレベルAで前記識別信号を検出できず、対応する記録データブロックへのアクセスをできないようにする。一方、検出スライスレベルBで前記識別信号が検出できたときに、該識別信号に対応した記録データブロックへの記録・再生のアクセスができるようにすることで、不正コピーに対する情報管理が可能になる。さらに、これらを組み合わせることで、セキュリティレベルを高くすることができる。
実施例1では塗布型色素記録膜を用いた光ディスクの例を示したが、実施例2ではスパッタ等の真空中で成膜する記録膜を用いた光ディスクの例を示す。
ここで用いる記録膜としては、シリコン合金やGeSbTe/CoO2などのライトワンス型記録膜やAgInSbTe、GeSbTe、GeBiTe、GeBiSbTeなどの書替型相変化記録膜が挙げられる。
塗布型色素では溝部に色素が厚く埋まり、記録マークの信号変調度が大きくなる溝上記録が適しているが、真空成膜可能な記録膜の場合、実施例1と同様に記録トラックが溝上であっても、溝と溝の間にあるランド上であっても、溝とランドの両方に記録するランド・グルーブ記録であっても構わないが、基板上のパターン形状に依存して色素膜厚が異なることを利用した実施例1の方法は利用できない。溝上記録の溝を切断した平坦部とランド記録のランドを切断した平坦部は光学的な位相深さとしてはほぼ同じに見えるので、実施例2でも溝上記録を例にとって説明する。記録トラックフォーマットは、溝深さを駆動装置のレーザー波長λ405nmの1/6n(nは基板の屈折率で、ポリカーボネート基板の場合n≒1.59)である約40nmとした以外は実施例1と同じである。このフォーマットパターンを形成した基板上に耐熱誘電体膜、記録膜、耐熱誘電体膜、反射膜を積層して紫外線硬化型樹脂接着剤を介してダミー基板と貼り合せ、紫外線照射によって前記接着剤を硬化させる。図2に示すように記録トラックとプリピットの深さを同じにして平坦部にプリピットを設けると、平坦部の未記録レベル、溝部レベル、プリピットレベルと併せて、3つの再生信号レベルが存在する。この場合、実施例1と同様に平坦部の未記録レベルは記録トラックである溝部レベルより高いので、溝部レベルと平坦部の未記録レベルの間に検出スライスレベルBを設定すると、平坦部を設けない不正な光ディスクではレベルB以上の信号が得られないので、光ディスクの媒体固有の認識情報が検出されず、情報記録領域への記録再生のアクセスができなくなる。
また、図6に示すように、ランド記録でも同様に少なくとも3つの再生信号レベルが得られ、ランド部にもプリプットを形成することで、3つ以上の再生信号レベルが得られ、セキュリティレベルを高めることが可能である。
実施例1及び実施例2は溝若しくはランドの情報データを記録する記録領域の例について説明したが、光ディスク駆動装置が利用するシステム管理情報領域をプリピットで形成する場合は、特定領域に平坦部を形成せず、逆に溝部を設けることで、少なくとも3つの再生信号レベルを得ることができる。図9に、本発明の実施例を示す。フォトレジストを塗布した光ディスク原盤に、システム管理情報信号で変調された露光ビームを照射し、連続して情報記録領域の記録トラックとなる一定周期でウォブルされた溝信号に位置情報を重畳して露光ビームを照射する。露光が完了したフォトレジスト原盤をレーザー露光装置から取り外し、露光部の現像工程によってフォーマットをパターン化する。前記フォーマットパターンが形成されたフォトレジスト原盤は無電解メッキやスパッタによって表面に導電膜を形成し、メッキ工程でスタンパを作製する。メッキ後のスタンパは、裏面研磨、スタンパ剥離、残存レジストの除去、内外径加工によって基板成形用のスタンパに加工される。システム管理情報領域の露光工程において、プリピット信号レベルの中間レベルの溝信号を実施例1のギャップ領域に相当する一定間隔で特定位置に挿入することで、プリピット深さの中間レベルの溝部が形成される。ここで、特開2001−067733に開示される方法を用いることで、プリピットの中間深さで、かつ、底部が平坦な溝を形成することも可能である。このように、中間深さの溝を一定間隔で設けることによって、プリピットレベル、溝部レベル、スペースレベルの3つの再生信号レベルを得ることができる。溝部とスペースレベルの間に検出スライスレベルCを設けることで、溝部では溝部レベル以上の信号が形成できないため、この溝部での信号の有無を検出することで不正ディスクを識別することが可能になる。
また、実施例1や実施例2と同様に、一定間隔で設けられた溝部に、光ディスクの媒体固有情報をプリピット若しくは記録マークで記録し、前記媒体固有情報をキー情報として情報記録領域へのアクセス管理やコピー管理に組み合わせて用いることもできる。
さらに、再生専用媒体においては、システム管理情報領域のみならず、情報記録領域のギャップ領域に相当する部分に溝部を設け、光ディスクの媒体固有情報をプリピット若しくは記録マークで記録することで、情報記録領域へのアクセス管理やコピー管理に用いることができ、データプログラム単位やコンテンツ事に管理レベルを変えて管理することもできる。
なお、図9では半径方向にギャップ領域を揃えているが、CLV記録の場合、隣接トラックで異なる位置に設けられる。また、実施例1、実施例2、実施例3において、全てのギャップ領域に実施する必要はなく、一部未記録でも、一部ダミー信号記録でもよい。
本発明の信号検出回路及び光ディスク駆動装置の概略を図7及び図8に示す。実施例1及び実施例2又は実施例3の光ディスク媒体は、いずれも情報管理に記録トラックと再生信号レベルが異なる領域を設け、検出スライスレベルを適切に設定することで、記録トラックの記録マークを検出する検出レベルA及び媒体固有管理情報を検出する検出レベルB或いは検出レベルCによって、少なくとも3値の再生信号レベルを検出することができる。
記録トラックと媒体固有管理情報が記録された領域の境界の信号レベル変化があるため、検出レベルBによって媒体固有管理情報領域を検知し、この領域に記録された管理情報を読み出す。ここで、管理情報と記録トラックの記録マーク(記録データ)は検出レベルAでも検知できるので、次の2方式が可能:
(1)検出レベルBと検出レベルAで同時に3値を検出する
(2)検出レベルBで媒体固有管理情報を検出した後、検出レベルBにオフセットを加えてレベルAに下げ、記録トラックの記録データを検出する。
特に、(1)の逐次検出方式では、(1)に比べて信号検出回路が簡単であるが、処理ステップが複雑になるが、従来装置のファームウェアのバージョンアップ程度で対応が可能になるので有効な手法である。なお、再生専用ディスクの場合も検出レベルCと検出レベルAで(1)、(2)と同じことができる。
本発明の実施例に例示してある正規の光ディスクは3値レベルの媒体固有管理情報を有するので、不正にコピー記録された光ディスクでは3値レベルが検出できないか、若しくは媒体固有情報領域先頭からの時間位相がずれているので、正規光ディスク駆動装置では、容易に不正ディスクであることが認識でき、ディスクの排出あるいは不正ディスク表示、アクセス停止を実行する。
本発明の実施形態1を示す概略図である。 本発明の実施形態2を示す概略図(1)である。 本発明の塗布型色素系光ディスクの構造を示す図である。 本発明の媒体レイアウトの概略図である。 本発明の媒体固有情報記録領域のフォーマット例である。 本発明の実施形態2を示す概略図(2)である。 本発明の信号検出回路の概略図である。 本発明の光ディスク駆動装置の概略図である。 本発明の実施形態3を示す概略図である。
符号の説明
111 塗布型色素記録膜用基板
112 ダミー基板
114 塗布型色素記録膜
117 銀合金反射膜
119 紫外線硬化樹脂保護層
120 接着剤層
200 光ディスク
210 管理情報領域
211 情報記録領域

Claims (6)

  1. 情報を記録するための情報記録領域と、前記情報記録領域のデータを管理するための情報管理領域を備えた光ディスクであって、
    前記光ディスクにアクセスするための情報管理領域を情報記録領域外に備え、
    少なくとも前記情報記録領域に溝若しくはランドで形成された記録トラック方向に溝若しくはランドを一部切断した記録トラック幅より平坦部を形成し、かつ、少なくとも前記平坦部にプリピットでディスク固有の識別情報を記録したことを特徴とする光ディスク。
  2. 情報を記録するための情報記録領域と、前記情報記録領域のデータを管理するための情報管理領域を備えた光ディスクであって、
    前記光ディスクにアクセスするための情報管理領域を情報記録領域外に備え、
    少なくとも前記情報記録領域に溝で形成された記録トラック方向に溝若しくはランドを一部切断した記録トラックより広い平坦部を形成し、かつ、少なくとも前記平坦部にディスク固有の識別情報を記録することを特徴とする光ディスク。
  3. 請求項1若しくは請求項2の光ディスクであって、前記平坦部が記録トラック方向に一定間隔で設けられたことを特徴とする光ディスク。
  4. 請求項3の光ディスクであって、前記平坦部がエラー訂正ブロック毎に設けられたことを特徴とする光ディスク。
  5. 請求項1若しくは請求項2の光ディスクを用いる光ディスクの記録再生方法であって、記録トラックである溝若しくはランドに記録されるプリピット若しくは記録マークの再生信号の検出スライスレベルAを設定し、平坦部に記録されたプリピット若しくは記録マークの再生信号レベルに検出スライスレベルBを設け、前記検出スライスレベルBを記録トラックに記録されたプリピット若しくは記録マークの再生信号を検出しないレベルに設定するとともに、前記検出スライスレベルBによる再生信号の検出をもって記録トラックへの記録若しくは再生が可能となる光ディスクの記録再生方法。
  6. 請求項5の記録再生方法を用いる光ディスク駆動装置であって、前記スライスレベルBによって再生信号が検出されないときに、前記記録再生装置に装着されている光ディスクの記録トラックへのアクセスを停止するか、該光ディスクを排出する動作を実行することを特徴とする光ディスク駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009283034A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Hitachi Ltd 多層光ディスクおよび多層光ディスクに対応可能な光ディスク装置

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