JP2005209305A - データ記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハードディスク装置等のデータ記録装置において、本体を保護する密閉ケースを構成するシャーシとカバーの固定を取付ネジ等を用いずに行うことにより、部品点数の削減、組立工数の低減を図ることを課題とする。
【解決手段】 データを記録する磁気ディスク装置本体部がシャーシに固定されると共に、カバーが被せられて密閉されたデータ記録装置において、前記シャーシとカバーには、相互に係合して前記シャーシとカバーとを密着接合させるシャーシ側係合部とカバー側係合部が一体形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 データを記録する磁気ディスク装置本体部がシャーシに固定されると共に、カバーが被せられて密閉されたデータ記録装置において、前記シャーシとカバーには、相互に係合して前記シャーシとカバーとを密着接合させるシャーシ側係合部とカバー側係合部が一体形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データ記録装置、例えばハードディスク装置(HDD)における内部への外部からの塵埃等の侵入を防止する構造に関する。
HDD等の高密度のデータ記録装置は、一般に外部からの塵埃等の侵入を防止するために、カバーが被せられた密閉構造に形成されている。このHDDについて、図2を参照して説明する。図2は、従来のHDDを示す斜視図である。
HDD50は、シャーシ51と、Oリング53と、カバー52と、カバー52を取付け固定する取付ネジ54等、により構成されている。シャーシ51は、データを記録する磁気ディスク5、ディスク5を高速回転させるモータ4、ディスク5に対してデータを読み書きする磁気ヘッド3、ヘッド3の位置を移動する駆動装置2等からなるHDD本体部6を収納するもので、アルミダイキャスト等で角型形状に成形されている。尚、HDD本体部6は、ネジ等によりシャーシ51に固定されている。Oリング53は、外部からの塵埃等の侵入を防ぐために設けられたパッキンの働きをするもので、ゴム系の樹脂材等で成形されている。カバー52は、シャーシ51に被せることにより、シャーシ51と共に密閉空間を生成して、HDD本体部6を保護するもので、金属材等で成形されている。尚、Oリング53がシャーシ51とカバー52に挟持圧縮されて、密閉空間が形成される。
カバー52の内面には、Oリング53を装着するための溝52aが形成され、また外周部にはネジ止め固定用の取付孔が形成されて、取付ネジ54によりシャーシ51とカバー52が密着固定されるようになっている。
このHDD50は、カバー52の溝52aにOリング53を嵌め込んだ後、カバー52をシャーシ51(HDD本体部6が固定された状態のもの)に被す。そして、取付ネジ54でネジ止め固定することにより組立てられる。HDD50は、ノート型コンピュータ等の小型装置にも適用可能とするため、ディスクを回転用モータや磁気ヘッドを小型軽量化して薄型化する発明がなされている(特許文献1等)。
特開2000−76807号公報
上述のような従来のHDD等のデータ記録装置では、Oリングを介在させてカバーを被せ、取付ネジ等でネジ止め固定しているため、一般的には複数の取付ネジが必要で、また面倒なネジ締め作業がネジの本数分必要となり、コストアップとなっている。
本発明は、上記のような問題に鑑みなされたもので、シャーシにカバーを容易に取付け固定できるデータ記録装置を実現することを課題とする。
上記目的を達成するために、本発明は、データを記録する磁気ディスク装置本体部がシャーシに固定されると共に、カバーが被せられて密閉されたデータ記録装置において、前記シャーシとカバーには、相互に係合して前記シャーシとカバーとを密着接合させるシャーシ側係合部とカバー側係合部が一体形成されていることを特徴とするものである。
また、前記シャーシ側係合部と前記カバー側係合部とは、相互に螺合するネジにより構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係るデータ記録装置では、シャーシとカバー自体に係合構造が設けられているため、取付ネジ等の部品が削減され、また取付ネジによるネジ締め作業工数が低減されるので、コストダウンを図ることができる。また、ネジによる係合構造とすれば、Oリング等の密閉用部品を削減でき、またシャーシ、カバーを金属とすれば、磁気ディスク装置本体部周囲を全て金属で覆えるので、外部からの電磁ノイズあるいは静電ノイズの侵入が、より確実に防止できる。そして、シャーシとカバーによる密閉空間を円柱状とすることにより、ディスクの高速回転時に発生する内部の空気流動がよりスムーズなものとなり、ディスクの回転もスムーズとなるため、モータ負荷が軽減できる。
本発明の実施の形態に係わるHDD10について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係わるHDDを示す外観図で、(a)は斜視図、(b)はカバーとシャーシとの接合部断面図である。
HDD10は、シャーシ11とカバー12と空気流路壁13等により構成されている。
シャーシ11は、データを記録するディスク5、ディスク5を高速回転させるモータ4、ディスク5に対してデータを読み書きするヘッド3、ヘッド3の位置を移動する駆動装置2等からなるHDD本体部6を収納するもので、アルミダイキャスト等で有底円筒形状に成形されている。尚、HDD本体部6はシャーシ11にネジ等で固定されている。そして、シャーシ11の外周面部には、ネジ部11aと台座11bが形成されている。空気流路壁13は、ディスク5の矢印V11方向への高速回転により発生する内部の空気の流れをディスク5の回転に沿った方向に誘導してディスク5の回転に対する空気抵抗を少なくし、モータ負荷を軽減するものである。このため、空気流路壁13は、ディスク5の円形形状に対応して、つまりディスク5の外周に沿った形状の薄板の樹脂材等で成形され、シャーシ11に固定されている。
カバー12は、有底円筒状に金属材等で成形されており、周壁の内周面にはシャーシ11のネジ部11aに螺合するネジ部12aが形成されている。このカバー12は、カバー12のネジ部12aがシャーシ11のネジ部11aに螺合される寸法で形成される。
HDD10の組立は、シャーシ11にHDD本体部6(ディスク5、モータ4、ヘッド3、駆動装置2等が装着された状態のもの)と空気流路壁13をネジ等で取付固定した後、カバー12のネジ部12aをシャーシ11のネジ部11aに螺合し、カバー12の下部面がシャーシ11の台座11bに当接押圧するようにネジ込み固定されている。尚、空気流路壁13は、図1に示すように、ディスク5の外周面に沿わせるように配設されて、シャーシ11に取付固定されている。これにより、HDD10は、シャーシ11にカバー12が直接螺合されて組立てられ、密閉構造にされているため、コスト低減と外部からの塵埃等の侵入を防止することができる。
尚、本例では、カバー12の下部面をシャーシ11の台座11bに当接するまでネジ込む構造であったが、カバー12の内部底面にシャーシ11の壁面上部面が当接するまでネジ込む構造であっても良い。また、カバー12のネジ部12aに電気伝導性を有するグリースを塗布して、カバー12をシャーシ11に螺合固定し、内部の気密性をより高めるようにすることもできる。
尚、本例では、内部密閉空間を円柱状としたが、その他の形状とすることもできる。
また、内部密閉空間は、円柱状で外形を他の形状とすることもできる。
以上のように、本実施の形態に係るHDD10においては、カバー12とシャーシ11とを他の固定部品を用いることなく固定でき、ネジ構造により気密性も保たれるので、Oリングや取付ネジ等の部品を削減でき、また取付ネジによるネジ締め作業工数も低減できて、コストダウンを図ることができる。また、金属製のカバー12とシャーシ11が直接固定されるので電磁シールド性が向上し、外部からの電磁ノイズあるいは静電ノイズの侵入をより効果的に防止できる。
また、本実施形態によるHDD10の場合、シャーシ11とカバー12とで形成される密閉空間が円柱状で、比較的空気の流れがスムーズとなるため、空気流路壁13を省略しても良い。
10、50・・・HDD
11、51・・・シャーシ
12、52・・カバー
11、51・・・シャーシ
12、52・・カバー
Claims (2)
- データを記録する磁気ディスク装置本体部がシャーシに固定されると共に、カバーが被せられて密閉されたデータ記録装置において、
前記シャーシとカバーには、相互に係合して前記シャーシとカバーとを密着接合させるシャーシ側係合部とカバー側係合部が一体形成されていることを特徴とするデータ記録装置。 - 前記シャーシ側係合部と前記カバー側係合部とは、相互に螺合するネジにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004016618A JP2005209305A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | データ記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004016618A JP2005209305A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | データ記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005209305A true JP2005209305A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34901713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004016618A Withdrawn JP2005209305A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | データ記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005209305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299944A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sony Corp | ディスク記録及び/又は再生装置 |
-
2004
- 2004-01-26 JP JP2004016618A patent/JP2005209305A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008299944A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sony Corp | ディスク記録及び/又は再生装置 |
US8042129B2 (en) | 2007-05-30 | 2011-10-18 | Sony Corporation | Disk recording and/or reproducing device |
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