JP2005209082A - グループ情報共有システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザがモバイルアクセス情報を気付きやすく、このモバイルアクセス情報が必要なユーザに通知するよう構成する。
【解決手段】 グループ内のユーザの情報を共有するグループ情報共有システムにおいて、前記グループ共有システムに接続した端末装置が第1の種類の端末装置のであるかあるいは第2の端末装置であるかを判別する判別手段と、前記判別手段によって接続した端末装置が第2の種類の端末装置である場合、既に接続している第1の端末装置に前記第2の端末装置が接続したことを通知する通知手段とを有するサーバと、前記サーバが有する通知手段によって前記第2の端末装置が接続したことを示すウインドウを表示する表示手段とを有する前記第1の端末装置とによって構成されることを特徴とするシステムを提供する。
【選択図】 図10
【解決手段】 グループ内のユーザの情報を共有するグループ情報共有システムにおいて、前記グループ共有システムに接続した端末装置が第1の種類の端末装置のであるかあるいは第2の端末装置であるかを判別する判別手段と、前記判別手段によって接続した端末装置が第2の種類の端末装置である場合、既に接続している第1の端末装置に前記第2の端末装置が接続したことを通知する通知手段とを有するサーバと、前記サーバが有する通知手段によって前記第2の端末装置が接続したことを示すウインドウを表示する表示手段とを有する前記第1の端末装置とによって構成されることを特徴とするシステムを提供する。
【選択図】 図10
Description
本発明は、ネットワークに接続可能な複数の情報処理装置の各利用者による仮想空間上のグループ情報共有システムに関する。
近年、ネットワークの発達によって、各端末間で情報を共有化できる環境が整備され、ネットワーク上で通信相手の状況を確認したいというニーズが高まっており、各利用者が端末を通じて他の利用者の状況情報を共有化することで、作業の効率化が図られている。
上記状況情報としてオフィスにおける勤務状況情報を考えてみると、ネットワークを利用して各クライアント端末のユーザの勤務状況情報をサーバで管理し、各クライアント端末において当該勤務状況情報を表示することにより、他の利用者の勤務状況を確認できる情報共有システムが提案されている。
しかしながら、携帯情報端末機器(携帯電話機、携帯用小型コンピュータなどを含む)の高機能化、モバイルワーク(外出先から業務連絡を行うなど)を従来以上に容認する企業風土の変化などにより、グループ情報共有システムを、ユーザの外出先において、携帯情報端末機器からログインが可能とするシステムが提案されている。
特開2000−181967
しかしながら、従来の情報共有システムにおいては、携帯情報端末機器から接続しているのかあるいは通常のデスクトップタイプのパソコンから接続されているのか判断がつきにくいという問題があった。
そこで本発明は、ユーザがモバイルアクセス情報を気付きやすく、このモバイルアクセス情報が必要なユーザのみに通知するよう構成することで、システムの負荷を最大限に抑制し、情報共有の量と質の両面を考慮したグループ情報共有システムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、グループ内のユーザの情報を共有するグループ情報共有システムにおいて、前記グループ共有システムに接続した端末装置が第1の種類の端末装置のであるかあるいは第2の種類の端末装置であるかを判別する判別手段と、前記判別手段によって接続した端末装置が第2の種類の端末装置である場合、既に接続している第1の種類の端末装置に前記第2の種類の端末装置が接続したことを通知する通知手段とを有するサーバと、前記サーバが有する通知手段によって前記第2の種類の端末装置が接続したことを示すウインドウを表示する表示手段とを有する前記第1の種類の端末装置とによって構成されることを特徴とするグループ情報共有システムを提供する。
また、グループ内のユーザの情報を共有するグループ情報共有システムの動作処理方法において、前記サーバは、前記グループ共有システムに接続した端末装置が第1の種種類の端末装置であるかあるいは第2の種類の端末装置であるかを判別し、接続した端末装置が第1の種類の端末装置である場合、既に接続している第1の種類の端末装置に前記第2の種類の端末装置が接続したことを通知し、前記第1の種類の端末装置において前記第2の種類の端末装置が接続したことを示すウインドウを表示することを特徴とするグループ情報共有システムの動作処理方法を提供する。
ウインドウをポップアップさせることにより他の端末の画面上に携帯端末からアクセスしていることを通知しているため、携帯端末からのアクセスを容易に理解することができる。
以下、図面を参照して本発明に関わる実施形態について説明する。
本実施の形態の構成は、デスクトップタイプのパーソナルコンピュータに代表される端末装置(以下第1の端末装置と呼ぶ)および携帯電話などの携帯情報端末機器(以下第2の端末装置と呼ぶ)からネットワーク上の仮想空間(以下、仮想オフィスと呼ぶ)に接続・利用が可能なグループ情報共有システムとして構成されている。
概要を説明すると、第2の端末装置のユーザは、仮想オフィスにおいて自身が第1の端末装置を利用して状況情報を共有しているか否かにかかわらず、第2の端末装置を用いて他ユーザの第1の端末装置から送信される状況情報を閲覧することができる。
そして、第2の端末装置のユーザが第1の端末装置から送信される状況情報を閲覧するために第2の端末装置を用いて仮想オフィスにアクセス開始およびアクセス終了をすると、その情報が第1の端末装置を用いて接続中のユーザに通知される。これによってユーザ同士が共有する状況情報の量および質の両面で対等性を保つことができる。
また、複数の仮想オフィスを自由に移動できる環境において、訪問先の仮想オフィスにおけるグループのユーザのみに通知を実行し、モバイルアクセスをした仮想オフィスにアクセスしたユーザ本人が第1の端末装置でアクセス中の場合には、通知はしないことにより、通知が必要なユーザのみに情報を提供する。
図1は本実施の形態におけるグループ情報共有システムの全体構成を示す図である。
図1において、デスクトップタイプのパーソナルコンピュータに代表される第1の端末装置1−1は、その内部に通信機能を有し、インターネット1−2に接続される。なお、第1の端末装置1−1はグループ情報共有システムにアクセスおよび閲覧するための第1の端末装置用プログラムによって動作する。
携帯電話あるいはPDAなどの第2の端末装置1−3は、その内部に移動体通信用無線伝送機能を有し、かつHTMLブラウザおよびインターネット接続用プロトコル制御機能を内蔵する。
サーバ装置1−4は、その内部に通信機能を有し、インターネット1−2に接続されている。なお、サーバ装置1−4はサーバ用コンピュータによってこうせいされ、グループ情報共有システムのサーバ装置用プログラムによって動作する。
なお、本実施の形態では、第1の端末装置1−1,第2の端末装置1−2が複数台接続され、システムが構成されているものとする。
図2は第1の端末装置1−1の画面に表示される本実施の形態におけるグループ情報共有システムの画面表示例である。
2−1はシステムの仮想オフィス(開発室B)に登録しているユーザの名称である。メッセージ情報2−2は、当該ユーザが第1の端末装置または第2の端末装置より送信しサーバ装置1−4を介して他ユーザへ配信された文字情報である。画像情報2−3は、当該ユーザの使用する第1の端末装置1−1に接続されたカメラによって撮像された画像であり、サーバ装置を経由して他ユーザへ配信されたものである。また、2−4はユーザが所属するグループ(仮想オフィス)の名称であり、現在選択されているグループに所属するユーザの、名称2−3,メッセージ情報2−2,画像情報2−3がそれぞれ表示されている。
図3(a)は、第2の端末装置1−3がグループ情報共有システムにアクセスした場合に表示される画面表示例である。
図3(a)の表示画面において、ユーザの名称3−1が表示され、これらは「開発室B」というグループに登録されていることを示す。アイコン3−2は、選択したユーザにメモが送信できることを示す。またアイコン3−3は、選択したユーザ端末に接続されたカメラの画像情報が取得できることを示す。例えば、ユーザ「永縄」を選択すると、画面が切り替わり、図3(b)に示すような画面表示に切り替わる。図3(b)では、メッセージを示すテキスト情報3−4,画像情報3−5が表示される。
図4は、第1の端末装置1−1の構成を示すブロック図である。第1の端末装置1−1は、通信制御部4−1、入力部4−2、CPU4−3、表示部4−4、ROM4−5、RAM4−6、ストレージ部4−7、4−11を具備している。
通信制御部4−1は、インターネットに接続するための通信処理を実行するためのものであり、ユーザの環境に応じてさまざまな通信インタフェースが適用される。アクセス網に直接接続する場合は各種モデムやターミナルアダプタなどで構成され、外部装置のADSLモデムやケーブルモデムに接続する場合はイーサーネットインタフェースで構成される。
入力部4−2は、キーボード、マウス、および音声を入力するマイクであり、うちキーボードはユーザが入力するメッセージ情報の取得に用いられる。
CPU4−3は、グループ情報共有システム端末装置用プログラムデータに基づいて、第1の端末装置全体の制御を行う。
表示部4−4は、CRTまたは液晶ディスプレイおよびその制御回路によって構成され、図2に示す画面表示はこのCRTまたは液晶ディスプレイの画面上に表示されるものである。
ROM(Read Only Memory)4−5は、CPU4−3に必要なプログラム,命令,データを格納する。
RAM(Random Access Memory)4−6は、CPU4−3の動作に必要な作業メモリとして使用される。
ストレージ部4−7は、ハードディスクドライブなどによって構成される。ストレージ部4−7は、グループ情報共有システムの第1の端末装置用プログラムおよびこのプログラムに関するデータを格納する。
音声出力部4−10は、具体的には音源回路、音声増幅回路および音声出力用スピーカである。
4−11は、ユーザの勤務状況を確認するために第1の端末装置1−1付近の画像を撮影するカメラである。
4−1から4−7および4−10,4−11の各ブロックはシステムバス4−8に接続されている。
なお、具体的にはグループ情報共有システム端末装置用プログラムは4−9に相当し、パーソナルコンピュータは4−1から4−10の各部に相当する。
ここで、第2の端末装置1−3は、図4に示す第1の端末の構成に対して、その内部に移動体通信用無線伝送機能を内蔵している。入力部4−2に示すキーボードの代わりとして、小型の入力キーを有する。また、ストレージ部に図3(a),(b)に示す画面表示などを実行させるための第2の端末用の動作処理プログラムが内蔵されている。
図5は、サーバ装置1−4の構成を示すブロック図である。サーバ装置1−4はサーバ用コンピュータは通信制御部5−1、入力部5−2、CPU5−3、表示部5−4、ROM5−5、RAM5−6、ストレージ部5−7を具備している。
通信制御部5−1は、インターネットに接続するための通信処理を実行する。通常、サーバ装置1−4は、インターネット基幹網に近いインターネットサービスプロバイダのNOC(Network Operation Center)に設置されるため、通信インタフェースとしてNOCのルーターに接続するための高速イーサーネットインタフェースで構成される。
入力部5−2は、サーバ用コンピュータの管理用キーボードおよびマウスである。なお、入力部5−2を備えずネットワーク経由で接続される管理用コンピュータから管理処理に係る入力を行う場合もある。
CPU5−3は、グループ情報共有システムサーバ装置用プログラムに基づいてサーバ装置全体を制御する。
表示部5−4は、CRTまたは液晶ディスプレイおよびその制御回路によって構成される。
ROM(Read Only Memory)5−5は、CPU5−3に必要なプログラム,命令,データを格納する。
RAM(Random Access Memory)5−6は、CPU5−3の動作に必要な作業メモリとして使用される。
ストレージ部5−7は、具体的にはハードディスクドライブである。ストレージ部5−7はグループ情報共有システムサーバ装置用プログラム5−9およびそのプログラムに関するデータ,各ユーザに関する情報,各端末装置から送信されたメッセージ情報の格納を実行する。
5−1から5−7の各ブロックはシステムバス5−8に接続されている。
次に、図6,図7を用いて、上述のような構成をなすグループ情報共有システムにおけるアクセス情報通知の動作の流れを詳細に説明する。
なお、図6,図7に示すフローチャートに示す動作処理は、それぞれ第1の端末装置1−1,サーバ装置1−4の各装置のストレージ部に格納されたプログラムデータに基づいて各CPU4−3,5−3が行うものとする。
なお、グループ情報共有システムとして、各ユーザは本来第1の端末装置1−1にて仮想オフィスにアクセスし、情報共有を行っているものとする。そして、第2の端末装置1−2からのアクセスは外出先などから自分が属する仮想オフィスの状況を閲覧する程度の目的で実行されるものであり、一時的なものとする。
しかしながら、第1の端末装置1−1から仮想オフィスにアクセスしているユーザが、一時的とはいえ、第2の端末装置1−3からも二重にアクセスを行っている情報を他のユーザに提供することは、他のユーザと性質の異なる状況情報を提供することになり、対等性が保たれない。
理想的には第1の端末装置1−1を用いたアクセスによる状況情報をグループで共有し、第2の端末装置1−3からのアクセスに関してはその接続の事実のみを他ユーザが知ることで情報共有の対等性は保たれる。具体的には、アクセス開始情報と、アクセス終了情報を通知することで、モバイルアクセスが始まった事実と終了した事実が共有可能となる。
本実施の形態においては、第2の端末装置1−3を用いてシステムにアクセスしたユーザが存在する場合、そのアクセスが開始したことおよび終了したことを第1の端末装置1−1から接続している他のユーザの表示画面上で表示画面上に通知する処理に関して説明する。
図6,7では説明を簡略化するため、あらかじめ端末装置1−1およびサーバ装置1−4それぞれの通信制御部を用いてインターネット1−2に接続されているものとする。
まず図7において、サーバ装置1−4の起動が実行する(S7−1)と直ちにグループ情報共有システムサーバ装置用プログラムに基づいて、ユーザ情報をストレージ部5−7からRAM5−6へ読み込む(S7−2)。さらにそのユーザ情報に基づいて、第1の端末装置1−1に対して図2に例を示すユーザインタフェース画面を表示するために必要な画面レイアウト情報をHTML文書として生成しRAM5−6に格納する(S7−3)。
一方、図6において、第1の端末装置1−1が起動すると(S6−1)、グループ情報共有システム端末装置用プログラムに基づいて、CPU4−3は、表示部4−4の表示画面上にユーザIDおよびパスワードの入力をユーザに求める図8の画面を表示する。それらユーザIDおよびパスワードが入力されると(S6−2)、インターネット1−2を介してその値を添付した接続要求をサーバ装置1−4に送信する(S6−3)。
サーバ装置1−4は、ユーザIDとパスワードを受信すると(S7−4)、そのユーザIDとパスワードが正しいか否かを、具体的にはユーザ情報に予め蓄積されているユーザ登録情報と照らし合わせることにより確認する(S7−5)。正しければ、さらにS7−4において受信したユーザIDとパスワードが第1の端末装置の接続用ユーザIDとパスワードとしてユーザ登録情報に登録されているか(S7−6)、あるいは第2の端末装置の接続用ユーザIDとパスワードとしてユーザ登録情報に登録されているか(S7−7)を判定する。
S7−6において、もし受信したユーザIDとパスワードが第1の端末装置の接続用ユーザIDとパスワードとしてユーザ登録情報に登録されている場合には、認証済み情報を当該第1の端末装置1−1へ送信し(S7−8)、当該第1の端末装置1−1とのインターネット1−2を介した通信接続を開始する。
一方、第1の端末装置1−1においても、S7−8で送信された認証済み情報を受信すると(S6−4)、サーバ装置1−4との通信接続を確立する(S6−6)。その後ただちにビデオカメラ4−11の起動を試みる。もしビデオカメラ4−11が正しく接続されており、周囲の画像を撮像した画像がシステムバス4−8を介してCPU4−3に転送することが可能であると確認できた場合(S6−7)、「画像送信ONコマンド」をサーバ装置1−4へ送信する(S6−8)。なお、上記のプロセスにおいて何らかの理由(ビデオカメラ4−11が正しく接続されていない場合や、ユーザが意図的にビデオカメラ4−11の電源をOFFにした場合など)によりビデオカメラ4−11の起動が不可能であった場合には、「画像送信OFFコマンド」をサーバ装置1−4へ送信する(S6−9)。
第1の端末装置1−1は、ビデオカメラ4−11の起動が可能であり、画像送信ONコマンドをサーバ装置1−4へ送信した場合には、ビデオカメラ4−11で周囲の画像の撮像を開始し、インターネット1−2などを介してサーバ装置1−4へ画像の送信を開始する。画像は定期的なタイミング(1秒に2回、10秒に1回など)でサーバ装置1−4へ送信する(S6−10)。
さらに、第1の端末装置1−1は、サーバ装置1−4からHTML文書で記述された画面レイアウト情報を受信(S6−11)する。さらに、サーバ装置1−4を介して送信された他のユーザの第1の端末装置1−1のメッセージ情報および画像情報を受信する。このような処理によって、図2に示すような画面が表示される。
なお、第1の端末装置1−1が画像送信OFFコマンドをサーバ装置1−4へ送信した場合には、画面レイアウト情報およびそのユーザに対応するメッセージ情報のみが表示される。
そして、第1の端末装置の入力部から文字情報であるメッセージ情報の入力があれば(S6−13)、その文字情報はサーバ装置1−4を介して他の第1の端末装置1−1に転送される(S6−14)。その際、メッセージ情報には当該メッセージを送信するユーザのユーザIDが必ず含まれる。サーバ装置1−4ではメッセージ情報を現在接続中のいずれかの第1の端末装置1−1から受信すると、ただちにその内容(送信者のユーザIDを含んだままの情報)をすべての他の第1の端末装置1−1に対して転送配信する。
端末装置ではメッセージ情報をサーバ装置から受信した場合には(S6−15)、そのメッセージ情報を取得し、そのメッセージ情報に含まれる当該メッセージ情報の送信者のユーザIDを参考にあらかじめサーバ装置から受信している画面レイアウト情報にしたがって、画面レイアウト情報が指定する表示位置にメッセージ情報を表示する(S6−16)。
次に、第2の端末装置がサーバ装置へ接続する場合の基本動作について説明する。
第2の端末装置1−3はその一般的な利用方法としては、公共交通機関に乗車中などの場合で使用を禁止されている場合を除き、常に電源がONであり、電話の発呼や着呼、インターネット接続機能の起動が可能な状態にある。
本実施の形態におけるグループ情報共有システムのユーザは、通常第1の端末装置1−1を利用している。例えば、ユーザが外出する場合において、第1の端末装置1−1の通信接続を維持し、画像を含む状況情報の送出を継続する状態にして外出すれば、第2の端末装置を用いてサーバ装置へ接続し他のユーザの画像を含む状況情報を表示によって知ることができる。
その場合の動作を説明すると、ユーザは第2の端末装置1−3のインターネット接続機能およびWebブラウザ機能を用いてインターネット1−2を介してサーバ装置1−4へ接続する。ユーザIDおよびパスワードの入力の検出にともなって、インターネット1−2を介してユーザIDおよびパスワードを含む接続要求をサーバ装置1−4へ送信する。
なお、サーバ装置は、第1の端末装置1−1から接続する場合と第2の端末装置1−3から接続する場合とで、接続するURLやIPアドレスを分けることにより、どちらの端末装置からの接続要求であるかを識別する。あるいは、第1の端末装置1−1または第2の端末装置1−3から受信するHTTPヘッダー情報によりいずれの端末装置からの接続要求であるかを識別することができる。
サーバ装置1−4は、ユーザIDとパスワードを受信し、第2の端末装置1−3の接続用ユーザIDとパスワードとしてユーザ登録情報に登録されていることを判定すると(S7−7)、グループ情報共有システムサーバ装置用プログラムに基づいて、「モバイルアクセス情報」(第2の端末装置1−3がサーバ装置1−4に接続している事実を示す情報)を発行する。そしてこのモバイルアクセス情報を各第1の端末装置1−1へ送信する(S7−20)。
なお、この時点では第2の端末装置1−3の表示部には図10に示すメインメニューが表示されている。このメニュー画面は、第1の端末装置のユーザの状況情報やメッセージ閲覧しうる状態のものではない。ユーザによる図10の10−1に示される「オフィスビュー」指示を検出した場合、ユーザ状況情報およびメッセージ情報の要求をサーバ装置1−4へ伝達する。
サーバ装置1−4は、画像情報とメッセージ情報の要求情報を受信すると、それを要求した第2の端末装置1−3に対して、要求された該画像情報とメッセージ情報とを送信する(S7−22)。第2の端末装置1−3では、それらの情報を受信すると自ら具備するWebブラウザ機能を用いて図3(a)にその画面を表示する。
一方、サーバ装置では第2の端末装置1−3からの該画像情報とメッセージ情報の要求を受信すると、直ちにモバイルアクセス開始情報を第1の端末装置へ送信する(S6−17)(S7−23)。なお、モバイルアクセス情報として、第2の携帯端末を利用しているユーザ名および情報の要求を受信した時刻に関する情報が含まれる。
このとき、その他の第1の端末装置1−1においては、図10の11−1に示されるポップアップ形式によるモバイルアクセス開始情報の画面表示が行われる(S6−18)。該ポップアップによる画面表示については、第1の端末装置にて操作を行うか、ポップアップ画面を閉じる処理を行うことにより消滅する(S6−20)。ポップアップウィンドウ内には、ユーザ名およびアクセスの時刻およびアクセス開始(あるいはアクセス終了)の情報が記載されている。なお、図10の背景画面は図2を全画面表示した場合に、第1の端末装置1−1によって接続しているユーザ閲覧できる画面である。
なお、サーバ装置1−4は、モバイルアクセス中のユーザが誰であるかをS7−20における処理において把握しているため、モバイルアクセス中のユーザ自身の第1の端末装置1−1にはモバイルアクセス情報を送信しない処理を実行することができる。
サーバ装置では当該第2の端末装置からの画像情報およびメッセージ情報の情報要求を監視しており、情報要求が一定時間内(例えば5分間であり、その時間設定はグループ情報共有システムサーバ装置用プログラムデータに書き込まれている)にない場合はアクセス終了とみなしてサーバ装置においては当該第2の端末装置との通信は切断され、同時にアクセス終了情報を第1の端末装置へ送信する(S7−26)。
また、ユーザによる「メインメニューに戻る」3−4の選択を検出した場合、本システムのオフィスビューから退席したと判断する。すなわち、第2の端末装置1−3からのモバイルアクセス終了要求があったと判断し、第1の端末装置にモバイルアクセス終了情報を送信する。このモバイルアクセス終了情報を受信すると(S6−21)、各第1の端末装置1−1においては、モバイルアクセス開始情報を画面表示したときと同様に、ポップアップ形式によるモバイルアクセス終了情報の画面表示が行われる(S6−22)。モバイルアクセス終了情報としては、モバイルアクセス終了要求があったと判断した時刻およびユーザのID(名称)に関する情報を含む。
なお、第2の端末接続装置1−3が接続されている状態において、現在自身がアクセス中の仮想オフィス(グループ)から別のオフィス(グループ)に移動する場合には、図9の10−2に示される「オフィス移動」を選ぶことで実行可能である。このような指定を実行すると、図11に示す画面表示に変更される。図11には、存在する仮想オフィスのグループ一覧が表示されている。そして、ユーザによる訪問先の指示の検出にともなって、指示された移動先としてその「オフィスビュー」が選択される。
このようにして、例えば外出などの理由において第1の端末装置の設置場所にいることができず、外出先などにおいて第2の端末装置を用いて自身が所属するグループの状況を知ろうとする場合、第2の端末装置からのアクセス情報を第1の端末装置からアクセスしているユーザに通知する。第2の端末装置は、このような処理と引き換えに仮想オフィスの状況情報を取得することができる。また、第1の端末装置を使用中であり勤務状況画像を送信中であるユーザは、モバイルアクセスにより他のユーザが、自身が使用する第1の端末装置から送信される状況情報を受信し閲覧している事実を知ることができる。このように本実施の形態の情報共有システムによれば、情報共有の対等性も保たれている。
なお、本実施の形態では、第2の端末装置のアクセス情報を第1の端末装置のユーザに通知する手段として、第1の端末装置においてモバイルアクセス情報を表示する画面をポップアップ表示したが、これらは必ずしもそうの必要は無く、例えば音声などで通知したり他の外部表示機器で通知したりしてもよい。
1−1 第1の端末装置
1−2 インターネット
1−3 第2の端末装置
1−4 サーバ装置
1−2 インターネット
1−3 第2の端末装置
1−4 サーバ装置
Claims (6)
- グループ内のユーザの情報を共有するグループ情報共有システムにおいて、
前記グループ共有システムに接続した端末装置が第1の種類の端末装置のであるかあるいは第2の種類の端末装置であるかを判別する判別手段と、
前記判別手段によって接続した端末装置が第2の種類の端末装置である場合、前記第2の種類の端末装置が接続したことを既に接続している第1の種類の端末装置に通知する通知手段とを有するサーバと、
前記サーバが有する通知手段によって前記第2の端末装置が接続したことを示すウインドウを表示する表示手段とを有する前記第1の端末装置と、によって構成されることを特徴とするグループ情報共有システム。 - 請求項1において、前記サーバの通知手段は、前記第2の種類の端末装置の接続が終了した場合、前記第2の種類の端末装置の接続が終了したことを前記第1の端末装置に通知し、
前記第1の種類の端末装置の表示手段は、前記第2の種類の端末装置の接続が終了したことを示すウインドウを表示することを特徴とするグループ情報共有システム。 - 請求項1において、前記サーバの通知手段は、前記第2の種類の端末装置と同一のユーザが接続している第1の種類の端末装置には前記第2の端末装置の接続を通知しないことを特徴とするグループ共有システム。
- グループ内のユーザの情報を共有するグループ情報共有システムの動作処理方法において、
前記サーバは、
前記グループ共有システムに接続した端末装置が第1の種類の端末装置であるかあるいは第2の種類の端末装置であるかを判別し、
接続した端末装置が第1の種類の端末装置である場合、既に接続している第1の種類の端末装置に前記第2の種類の端末装置が接続したことを通知し、
前記第1の種類の端末装置において
前記第2の種類の端末装置が接続したことを示すウインドウを表示することを特徴とするグループ情報共有システムの動作処理方法。 - 請求項4において、前記サーバにおいて、前記第2の種類の端末装置の接続が終了した場合、前記第1の種類の端末装置に前記第2の種類の端末装置の接続が終了したことを通知し、
前記第1の種類の端末装置において、前記第2の種類の端末装置の接続が終了したことを示すウインドウを表示することを特徴とするグループ情報共有システムの動作処理方法。 - 請求項4において、前記サーバにおいて、前記第2の種類の端末と同一のユーザが接続している第1の種類の端末装置には前記第2の種類の端末装置の接続を通知しないことを特徴とするグループ共有システムの動作処理方法。
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