JP2005208781A - コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 配信検索用データを配信サーバに登録する作業を自動化する。
【解決手段】 入力監視部、処理制御部を設けることにより、専用ツールを用いずに動画データや配信検索用データを自動的にシステムへ登録することを可能にした。さまざまなデータ入力方法を入力監視部が監視することで、専用ツールに依存しないデータ入力を可能にしている。また、入力監視部が入力されたデータを処理制御部に引き継ぐことで配信検索用データの作成、データ登録処理を連続した自動処理として行うことができる。さらに処理制御部は処理結果報告を行うことで、処理結果をユーザに通知することができる。
【選択図】 図13
【解決手段】 入力監視部、処理制御部を設けることにより、専用ツールを用いずに動画データや配信検索用データを自動的にシステムへ登録することを可能にした。さまざまなデータ入力方法を入力監視部が監視することで、専用ツールに依存しないデータ入力を可能にしている。また、入力監視部が入力されたデータを処理制御部に引き継ぐことで配信検索用データの作成、データ登録処理を連続した自動処理として行うことができる。さらに処理制御部は処理結果報告を行うことで、処理結果をユーザに通知することができる。
【選択図】 図13
Description
本発明は、配信対象となるコンテンツ・データを登録・管理するコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、配信対象となるコンテンツ・データを、コンテンツのタイトル、コンテンツを選択するためのキーワード、コンテンツを選択するための分類情報、コンテンツの作者情報などを含むコンテンツ・レコード(メタデータ)と対応付けて構成される配信検索用データの形式で登録・管理するコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
さらに詳しくは、本発明は、配信検索用データを配信サーバに登録する作業を自動化するコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、さまざまな通信手段によりさまざまな形式で提供されるコンテンツ・データを配信検索用データの形態にして配信サーバに自動的に登録するコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
昨今、情報処理や情報通信などのコンピューティング技術が飛躍的に向上し、コンピュータ・システムが広汎に普及してきている。さらに、コンピュータ同士を相互接続するネットワーク・コンピューティング技術に対する要望も高まってきている。ネットワーク接続環境下では、コンピュータ資源の共有や、情報の共有・流通・配布・交換などの協働的作業を円滑に行なうことができる。
とくにインターネットや広帯域通信網(xDSL:xDigital Subscriber Line、CATV(Cable TV)、無線ネットワークなど)の普及により、コンピュータ・ファイルを始めとした各種のデジタル・コンテンツをネットワーク配信することが盛んに行なわれている。また、音楽データや画像データ、電子出版物などのデジタル・データや、さらには動画像などリッチ・コンテンツの配信もユーザにストレスなく伝送できるような仕組みが整いつつある。例えば、さまざまなコンテンツ・データを配信サーバに登録しておき、閲覧クライアントが配信サーバにアクセスして所望のコンテンツを選択して要求すると、配信サーバはこれに応答して、コンテンツ・データを閲覧クライアントに提供する。
ここで、コンテンツ提供サービスにおいて、コンテンツの量や質はますます豊富になってきているが、逆に、膨大なコンテンツの中から所望の若しくは必要なコンテンツをうまく引き出すことが困難な事態に陥ってきている。このため、本来は有益なコンテンツまでも、再利用できないまま埋没され、「使い捨て」若しくは「死蔵」という問題が発生してきた。
したがって、コンテンツを有効活用するためには、コンテンツ配信システムは、単に膨大量のコンテンツを蓄積するだけでは不十分で、所望のコンテンツを検索し易い形で管理する必要がある、と本発明者らは思料する。
例えば、ビデオ・データを配信するシステムでは、コンテンツの選択の容易化やビデオ中の所望のシーンからの視聴を容易化するために、ビデオ・データに加えて、ビデオ中の幾つかのシーンを抜き出した画像データ(静止画データ)を付随させるものもあり、閲覧クライアントを利用してコンテンツを視聴するユーザの便利を図ることができる。
このような場合、配信サーバに登録される各コンテンツ・データは、上記の画像データの他に、コンテンツのタイトル、コンテンツを選択するためのキーワード、コンテンツを選択するための分類情報、コンテンツの作者情報などを含むコンテンツ・レコード(メタデータ)をビデオ・データに対応付けて配信検索用データを作成する。
例えば、コンテンツに関する詳細情報について記述したメタデータを定義することで、コンテンツに対するさまざまな制御をメタデータで行なうことを可能としたコンテンツ蓄積管理方法について提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。
コンテンツ配信サービスを運営するためには、コンテンツ・データをあらかじめ配信サーバに登録しておく必要がある。しかしながら、コンテンツの追加などシステムの拡張を図る際、単一のサーバ構成では処理能力に限界があり、配信サーバに大きな負担がかかってしまうという問題がある。特に、ビデオ・コンテンツはデータサイズが巨大となることから、静止画からなるコンテンツ・データを登録・管理・配信する場合に比し、負担は過大となる。
また、配信サーバへのコンテンツ・データの配置登録は、オペレータが操作するパーソナル・コンピュータなどの登録クライアントを配信サーバに接続して行なう。この配置登録を行なうには、ビデオ・データなどを配信に適合したデータ形式(ストリーム・データなど)に変換する処理や、変換したビデオ・データなどを登録クライアントに取り込む処理、配信サーバの登録する配置先を設定する処理などの種々な処理を行なう。これらの処理を登録クライアントと配信サーバとを接続した状態で行なうと、登録配置のために要する接続時間が長くかかり、作業が非効率的であるばかりか、閲覧クライアントへの配信サービスにも支障をきたしてしまう。
例えば、本出願人に既に譲渡されている特願2003−272463号明細書には、動画データの配信検索用データへの変換処理と、配信検索用データの登録処理をそれぞれ独立した処理とし、データの配信サーバへの登録処理を専用のツールを用いて手動で行なうコンテンツ配信・登録システムについて開示している。
しかしながら、データの登録作業はユーザに手間をかけさせることとなるため、動画データの入力からデータ登録までの処理を自動的に行なう方法が望まれている。また、配信検索用データを登録する際に行なう専用ツールの起動と操作が煩雑となってしまう。
このため、元のビデオ・データや、あるいは既に配信検索用データの形式など、さまざまな形態で提供されるコンテンツ・データの配信サーバへの登録作業を自動化することが望まれている。例えば、インターネットやイントラネットなどで通常使用されるファイル転送などを行なうだけで、自動的にデータを配信サーバへ登録することができる方法が求められている。
また、これらの自動化を行なう際、処理結果をユーザやシステム管理者に通知する手段を持つことが必要となる。
本発明は上述したような技術的課題を鑑みたものであり、その主な目的は、配信対象となるコンテンツ・データを、コンテンツのタイトル、コンテンツを選択するためのキーワード、コンテンツを選択するための分類情報、コンテンツの作者情報などを含むコンテンツ・レコード(メタデータ)と対応付けて構成される配信検索用データの形式にして好適に登録・管理することができる、優れたコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、配信検索用データを配信サーバに登録する作業を自動化することができる、優れたコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、メールやファイル転送、ファイル共有などさまざまな通信手段によりさまざまな形式で提供されるコンテンツ・データを配信検索用データの形態にして配信サーバに自動的に登録することができる、優れたコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、外部から提供されたコンテンツの登録処理を行なうコンテンツ管理システムであって、
外部からデータを入力するための複数の場所を配設したデータ入力部と、
前記データ入力部の各場所を監視し、データの入力を検知すると、データの種類及びデータが入力された場所を取得する入力監視部と、
該データが入力された場所からデータを取り出し、該データの種類に応じたコンテンツの登録処理を制御する処理制御部と、
を具備することを特徴とするコンテンツ管理システムである。
外部からデータを入力するための複数の場所を配設したデータ入力部と、
前記データ入力部の各場所を監視し、データの入力を検知すると、データの種類及びデータが入力された場所を取得する入力監視部と、
該データが入力された場所からデータを取り出し、該データの種類に応じたコンテンツの登録処理を制御する処理制御部と、
を具備することを特徴とするコンテンツ管理システムである。
本発明に係るコンテンツ管理システムは、入力監視部、処理制御部を設けることにより、専用ツールを用いずに動画データや配信検索用データを自動的にシステムへ登録することが可能であり、さまざまなデータ入力方法を入力監視部が監視することで、専用ツールに依存しないデータ入力を可能にしている。また、入力監視部が入力されたデータを処理制御部に引き継ぐことで配信検索用データの作成、データ登録処理を連続した自動処理として行うことができる。さらに処理制御部は処理結果報告を行なうことで、処理結果をユーザに通知することができる。
ここで、前記データ入力部が配設する場所は複数の種類を持つことができる。ここで言う場所にはフォルダ、メール・サーバ、FTPサーバが含まれ、それぞれファイル・パス又はURLによって位置を指定することができる。
前記データ入力部には、コンテンツ・データ、又は登録処理が可能なアーカイブ・ファイルの形式でデータが入力される。そして、前記入力監視部は、入力されたデータのファイル・フォーマットを基にデータの種類を判別することができる。
ここで言うアーカイブ・ファイルは、配信用に形式変換されたコンテンツ・データと、コンテンツ・データの検索用のメタデータとが1つにまとめられた、持ち運びが可能なファイル形式である。
前記処理制御部は、入力されたデータがアーカイブ・ファイルであれば直接登録処理を行なう。一方、入力されたデータがコンテンツ・データであれば、該コンテンツ・データを配信用に形式変換するとともに、検索用のメタデータを作成し、コンテンツ・データとメタデータをまとめたアーカイブ・ファイルに変換してから登録処理を行なう。
また、入力されたデータの登録処理後に登録処理結果を報告する処理結果報告部をさらに備えていてもよい。この処理結果報告部は、例えば、登録処理の履歴を保存するログ記録部や、登録処理の結果をメール配信するメール配信部で構成される。
また、本発明の第2の側面は、外部から提供されたコンテンツの登録処理を行なうための処理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、
外部からデータが入力される複数の場所を監視する入力監視ステップと、
前記複数の場所のいずれかでデータの入力を検知したことに応答して、データの種類及びデータが入力された場所を取得するデータ入力ステップと、
該入力データの種類に応じたコンテンツの登録処理を制御する処理制御ステップと、
を具備することを特徴とするコンピュータ・プログラムである。
外部からデータが入力される複数の場所を監視する入力監視ステップと、
前記複数の場所のいずれかでデータの入力を検知したことに応答して、データの種類及びデータが入力された場所を取得するデータ入力ステップと、
該入力データの種類に応じたコンテンツの登録処理を制御する処理制御ステップと、
を具備することを特徴とするコンピュータ・プログラムである。
本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムは、コンピュータ・システム上で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムを定義したものである。換言すれば、本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムをコンピュータ・システムにインストールすることによって、コンピュータ・システム上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側面に係るコンテンツ管理システムと同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、配信対象となるコンテンツ・データを、コンテンツのタイトル、コンテンツを選択するためのキーワード、コンテンツを選択するための分類情報、コンテンツの作者情報などを含むコンテンツ・レコード(メタデータ)と対応付けて構成される配信検索用データの形式にして好適に登録・管理することができる、優れたコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、配信検索用データを配信サーバに登録する作業を自動化することができる、優れたコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、メールやファイル転送、ファイル共有などさまざまな通信手段によりさまざまな形式で提供されるコンテンツ・データを配信検索用データの形態にして配信サーバに自動的に登録することができる、優れたコンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
本発明によれば、配信検索用コンテンツを配信サーバに登録を行なう装置側に入力監視部と処理制御部を設ける。したがって、さまざまなデータ入力方法を入力監視部が監視し、専用ツールに依存しないデータ入力が可能となり、クライアント側では、任意の通信プロトコルを用いて登録用のコンテンツを送信することができる。また、入力監視部が入力されたデータを処理制御部に引き継ぐことで配信検索用データの作成、データ登録処理を連続した自動処理として行なうことができる。したがって、クライアント側は、動画データなど元のコンテンツ、あるいは配信検索用データなど任意の形態でコンテンツを送信してもよく、専用ツールを用いずに動画データや配信検索用データを自動的にシステムへ登録することが可能である。さらに処理制御部は処理結果報告を行なうことで、処理結果をユーザに通知することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成を模式的に示している。図示のコンテンツ配信システムは、インターネットNを介して接続される配信サーバ1、閲覧クライアント2、登録クライアント3を備えて構成される。
配信サーバ1、閲覧クライアント2、並びに登録クライアント3は、パーソナル・コンピュータ(PC)などで構成される一般的な計算機システムに、それぞれの機能を実現するためのサーバ・アプリケーション、クライアント・アプリケーションをインストールすることによって構成されている。また、閲覧クライアント2は、配信サーバ1より配信されるコンテンツを閲覧するためのブラウザ機能をインストールしている。
図1では簡素化のため、配信サーバ1、閲覧クライアント2、登録クライアント3を各1台ずつしか描いていないが、インターネットN上にはこれらサーバ、クライアント、あるいはその他の無数のホスト装置が接続されていてもよい。例えば、閲覧クライアント2はコンテンツを閲覧するユーザが使用する端末であるので多数接続される。一方、配信サーバ1や登録クライント3は集中管理を行なうように1台としてもよい。なお、後述するように配置先セットの集合でコンテンツ・データの記憶領域を構成するので、配信サーバ1は複数のサーバ装置で機能やデータを分担する構成とするのが好ましい。
本実施形態では、配信サーバ1は、ビデオ・データと、ビデオ・データ毎に対応付けたスライド画像データ、資料画像データ、検索用の音声インデックス・データ、コンテンツ・タイトルなどのコンテンツ・レコード(メタデータ)をコンテンツ毎のデータとして記憶保持しており、閲覧クライアント2からの要求に応じて該当するコンテンツ・データを配信提供する。
図2には、配信サーバ1に登録されている配信用コンテンツの構造を模式的に示している。図2(a)にはビデオ・データ5とスライド画像データ6との対応付け関係を示している。また、図2(b)にはビデオ・データ5と資料画像データ7との対応付け関係を示してある。
ビデオ・データ5は、配信用のストリーム形式に変換された動画像データであり、スライド画像データ6(A〜K)は配置登録前の前処理によってビデオ・データ5中から自動処理又はオペレータ操作によって抽出された静止画像データである。これらスライド画像データは、例えばビデオ中のある時間幅を持った場面を代表的に表すシーンの画像であり、ビデオ・データ5の該当する場面に対応付けられている。スライド画像データは、主に閲覧ユーザが所望のコンテンツを探したり又はコンテンツビデオ中の所望の場面を探したりする検索用として用いられる。
また、資料画像データ7(a〜n)は、配置登録前の前処理によってオペレータがビデオを見ながら設定操作してビデオ・データ5に対応付けた静止画像データであり、例えばプレゼンテーションや講義などを写したビデオ・データ5に対し、当該プレゼンテーションにおいて使用された資料を写した画像データである。資料画像データ7は、資料が用いられたビデオ中の或る時間幅を持った場面に対応付けられ、閲覧ユーザに対してビデオ画像に同期して該当する資料画像を提供する。
なお、これらスライド画像データ6と資料画像データ7とはいずれか一方だけをビデオ・データ5に付随させるようにしてもよく、本明細書の説明では、特に指摘する場合を除いて、スライド画像データ6と資料画像データ7との両方又はいずれか一方を画像データと記述するものとする。
このようなコンテンツ・データは、ブラウザを使用する閲覧クライアント2からの要求に応答して、配信クライアント1から配信処理され、要求元の閲覧クライアント2に提供されてその表示装置に画面表示される。
図3には、閲覧クライアント2側において、所定のURL(Uniform Resource Locator)を指示することにより配信サーバ1にアクセスしたときにデフォルト画面として表示されるコンテンツ一覧を示している。同図に示すコンテンツ一覧画面は、検索インターフェース10と、コンテンツ毎に設けられる複数のコンテンツ・インターフェース20とを含んでいる。
閲覧ユーザは、キー入力やポインティング入力で検索インターフェース10に指示を入力することによって登録されているコンテンツの内から所望のコンテンツを検索することができ、また、閲覧ユーザがマウスなどを介したポインティング入力でコンテンツ・インターフェース20に指示を入力することによって、所望のコンテンツ・データの内容を画面に表示して閲覧することができる。
検索インターフェース10は各コンテンツ・データに対応付けて配信サーバ1に登録されたメタデータや音声インデックス・データを利用して検索を行なうものであり、カテゴリ(分類)を選択入力するためのドロップダウン・ウインドウ部11、所望のコンテンツ・データを検索するためのキーワード入力部12、これらの入力に基づいて配信サーバ1に検索処理及び検索結果の提供を要求するため指示を入力する検索ボタン13、さらには、音声インデックス・データを利用して所望のコンテンツ・データを検索するためのキーワード入力部14、その入力に基づいて配信サーバ1に検索処理及び検索結果の提供を要求するため指示を入力する検索ボタン15を備えている。
なお、コンテンツ・データに対応付けて配信サーバ1に登録されている音声インデックス・データは当該コンテンツ中に含まれる音声波形データであり、配信サーバ1がキーワード入力部14から入力されたキーワードを音声波形データに変換して、これら波形データを照合することにより入力キーワードを含むコンテンツを検索する。
コンテンツ・インターフェース20は、メタデータに基づいたコンテンツ番号21、コンテンツのタイトル22、コンテンツの作者23、コンテンツの著作者24、コンテンツの分類25を表示し、また、ビデオ・データのタイム・スケール26、当該ビデオ・データから切り出されたスライド画像27を表示する。なお、タイム・スケール26のプラグ26aをユーザ操作で移動させることにより、これに連動して、スライド画像27として表示されるスライド画像データ(A〜K)6は変更される。
また、コンテンツ・インターフェース20には開始ボタン28と詳細ボタン29とが設けられている。開始ボタン28をユーザがポインティング指示することによって、当該コンテンツのビデオ・データが配信サーバ1から取得(例えばストリーミング配信)され、閲覧クライアント2の画面に再生表示させることができる。また、詳細ボタン29をユーザがポインティング指示することによって、当該コンテンツのスライド画像や資料画像のデータを配信サーバ1から取得し、閲覧クライアント2の画面に一覧表示させることができる。なお、表示されているスライド画像27をユーザがポインティング指示することによってコンテンツのビデオ・データを該当する場面から再生表示させることもできる。
ここで、資料画面データを対応付けて格納されているコンテンツについては、当該資料画像データに基づくキーワード検索が可能である。図4には、キーワード検索の結果として表示されるコンテンツ・インターフェース20の構成を示している。同図に示す画面構成は図3のものとほぼ同様であるが、資料画像中に含まれている文字記述と入力キーワードとの照合により、該当する資料画像30の一覧も表示される。表示されている資料画像30をユーザがポインティング指示することによってビデオ・データを該当する場面から再生表示させることができる。
ポインティング入力などユーザからの指示によって、配信サーバ1にアクセスして所望のコンテンツ・データが閲覧クライアント2へ配信され、閲覧クライアント2側ではコンテンツ閲覧画面として表示される。
図5には、配信サーバ1から配信されたコンテンツ・データが閲覧クライアント2側で表示されるコンテンツ閲覧画面の構成例を示している。このコンテンツ閲覧画面は、画像を表示するビデオ画面33及び再生や停止などの操作ボタンが配置されたビデオ操作部34を有したビデオ・プレイヤ部35と、コマ送り操作ボタンが配置された操作部36を有した画像表示部37と、コンテンツ・データに関するプログラム記述などを表示するノート表示画面部38を含んでいる。したがって、閲覧するユーザがポインティング入力で操作することにより、ビデオ画面33にビデオ画像を再生させ、画像表示部37にスライド画像や資料画像を表示させることができる。
また、コンテンツ・インターフェース20上で詳細ボタン29の押下操作することによって、配信サーバ1にアクセスし、所望のコンテンツの画像データが閲覧クライアント2へ配信される。図6並びに図7には、この配信された画像データが閲覧クライアント2で表示される詳細表示画面の構成例を示している。
図6では、スライド画像データ6の一覧表示を行なった状態を示しており、レコード・データ表示部40には当該コンテンツのメタデータの諸項目が表示され、スライド画像表示部41には当該コンテンツに対応付けられたすべてのスライド画像6が時系列に表示されている。
各スライド画像6は、該当する場面の時間長さに応じて大きくなるようにスライド画像表示部41に表示される。例えば、図2(a)に示すように、他に較べて場面の長さが短いCやDのスライド画像6は、スライド画像表示部41において他のスライド画像より小さいサイズで表示される。このようなサイズ変換は、例えば、各スライド画像に場面長さに応じた情報を付加しておくことにより、詳細表示の要求に応じて配信サーバ1において行なうことができる。なお、このような画像サイズに差を持たせて表示する態様は、場面の内容が変化する大きさに応じたり、作者の意図に応じたりと言ったように、場面の重要度に応じてサイズを設定するようにしてもよい。
また、図7には、資料画像データ7の一覧表示を行なった状態を示している。図示の通り、レコード・データ表示部42には、当該コンテンツのメタデータの諸項目が表示される。資料画像表示部43には、当該コンテンツに対応付けられた全ての資料画像7が時系列に表示されるとともに、各資料画像7から抽出された内容の記述文字列7aが画像表示される。この文字列7aは資料画像データ6から必要に応じて文字認識処理などで抽出され、資料画像をキーワード検索する際に照合される。
次に、コンテンツ・データを配信サーバ1に配置登録することについて説明する。
図8には、配信サーバ1に各コンテンツのレコードを記憶管理するための機能構成を示している。同図に示すように、配信サーバ1は、配置登録した各コンテンツのレコードを記憶管理するデータベース50と、各コンテンツ・データの実体を格納する複数の配置先セット51を備えている。
データベース50は、各コンテンツ・データのメタデータ、配置先ファイル・パス、配置先URLなどを含むコンテンツ用レコード52とともに、当該コンテンツ・データが配置登録されている配置先セットを特定する番号53を記憶管理している。したがって、データベース50を参照することにより、配信可能に各コンテンツ・データを配置登録し、また、閲覧クライアント2から要求された該当するコンテンツ・データを配信することができる。
配置先セット51は、それぞれが1又は複数のコンテンツ・データを格納する記憶領域であり、これら配置先セット51の集合として配置サーバ1のコンテンツ・データ記憶領域が構成されている。図示の例では、各配置先セット51には、ビデオ・データを格納するビデオ・データ・フォルダ54、画像データを格納するための画像データ・フォルダ55、音声インデックス・データを格納するための音声インデックス・フォルダ56が設けられている。同じコンテンツのデータは同じ配置先セット51となるように、これらフォルダ54〜56内に各コンテンツの対応するデータが登録格納される。配置先セット51に登録されたコンテンツ・データの配信は、閲覧クライアント2からの要求に応じてデータベース50を参照することにより行なわれる。
コンテンツ作成ツール60は、MPEG(Moving Picture Experts Group)などの形式のビデオ・データを配信用のストリーム形式のビデオ・データに変換する処理や、ビデオ・データにスライド画像データを対応付けて登録する処理、ビデオ・データに資料画像データを対応付けする処理、ビデオ・データに音声インデックス・データを対応付けする処理などを行なう。
ここで、配置先セット51は物理的又は論理的な記憶領域であり、各配置先セット51を異なるデータ・サーバ装置に設けたり、あるいは単一又は複数のデータ・サーバ装置を論理的に横断した形で配置先セットを構成したりすることができる。例えば、図9に示すように、コンテンツ・レコードを管理するデータベース50をデータベース・サーバ50とし、各配置先セット51を複数のデータ・サーバ装置58にそれぞれ構成し、これらサーバ装置によって配信サーバ1を構成することもできる。
図9に示したように複数のデータ・サーバ装置58により配置先セット51を構成することにより、データ・サーバ装置58を追加するとともにコンテンツ・レコード52を追加するだけで、コンテンツ・データの記憶領域を増設することができ、システム構成を柔軟なものとすることができる。なお、論理的な構成としても、各配置先セットの容量などを容易に変更することができ、同様にシステム構成を柔軟なものとすることができる。ビデオ・データの配信を行なうシステムではデータが大きいことから、システム構成を変更する必要性が頻繁に生ずるばかりではなく、コンテンツ・データへのアクセス負荷を分散するためにも各コンテンツの配置先を分散させる必要性が生ずる。
配信サーバ1では、配信用に形式変換されたコンテンツ・データ(ビデオ・データ、画像データ、音声インデックス・データ)と、さらにコンテンツ検索用のメタデータとをまとめた配信検索用コンテンツの形式にしてから、配置登録が行なわれる。配信検索用コンテンツは、検索用のデータがコンテンツ本体に紐付けされた「アーカイブ・ファイル」であり、持ち運びが可能である。
アーカイブ・ファイルは、ビデオ・データなどのソース・コンテンツを、アーカイブ・ツールで加工することによって作成される。図10には、アーカイブ・ファイルの構成を模式的に示している。アーカイブ・ファイル65は、コンテンツ・データを構成するストリーム形式のビデオ・データ67、スライド画像又は資料画像の画像データ68、音声インデックス・データ69、メタデータで構成され、さらにメタデータを更新するアプレット用データ70が含まれている。
このように複数種類のデータ67〜70を含むコンテンツ・データを1つのアーカイブ・ファイル65にしておくことにより、配信サーバ1への登録配置処理に要する時間を短縮化することができ、また、このアーカイブ・ファイル65の持ち運び性が向上し、同一のコンテンツを登録する他のシステムへの再利用やバックアップ・データとしての利用に供することができる。
ビデオ・データ67、画像データ68、並びに音声インデックス・データ69は、アーカイブ作成ツール64によりアーカイブ・ファイル65に取り込むことで行なわれる。一方、ビデオ・データの指定やメタデータ70の設定は、操作画面を介したオペレータからの入力に基づいて行なわれる。
図11には、アーカイブ作成ツール64がモニタ画面に表示する、メタデータ入力用の入力インターフェースの画面構成例を示している。同図に示すインターフェース画面には、コンテンツ・ビデオのタイトルを設定する入力部84、作者を設定する入力部85、分類を設定する入力部86、著作者を設定する入力部87、説明を設定する入力部88、キーワードを設定する入力部89が設けられている。したがって、オペレータからの入力に基づいて、メタデータが設定されて作成されたアーカイブ・ファイル65に格納される。
アーカイブ・ファイルを配信サーバ1に配置登録する際には、ビデオ・データ67、画像データ68、音声インデックス・データ69をそれぞれ配置先セット51の該当するメディアの配置フォルダに格納させ、該当するコンテンツ・レコード52及び配置先番号53を更新させる。
また、図12に示すように、配信サーバ1に配置登録されたコンテンツ・データを、配置サーバ1に備えられたアーカイブ作成ツール72によりアーカイブ・ファイル73にまとめ、これを登録クライアント3に出力することも行なわれる。すなわち、登録クライアント3からの要求に応じて、アーカイブ作成ツール72が、該当するコンテンツのビデオ・データ74、画像データ75、音声インデックス・データ76、メタデータ・アプレット用データ77を配置先セット51のフォルダから取り出してアーカイブ・ファイル73にまとめ、当該アーカイブ・ファイル73を登録クライアント3に送信して提供する。
このように既に登録したコンテンツ・データをアーカイブ・ファイル73として出力することにより、上記のようにアーカイブ化して登録する処理に整合させて、既登録コンテンツ・データの更新処理を円滑に行なうことができ、また、既登録コンテンツ・データのバックアップ・データを管理し易いアーカイブ・ファイルとして作成することができる。
一方、登録クライアント3は、コンテンツ・データを配置登録する際には、配信サーバ1との接続を行ない、コンテンツを提供する。但し、本実施形態では、登録クライアント3は、コンテンツ・データを提供する際に、配信検索用すなわちアーカイブ・ファイルに整形する必要は必ずしもなく、ビデオ・データなど任意の形態でコンテンツを提供することができる。また、登録クライアント3は、コンテンツの登録手続きは通信プロトコルに依存せず、メール・クライアントやウェブ・クライアントであってもよい。すなわち、添付メール、ファイル転送(FTP)、ファイル共有などさまざまな通信形式でコンテンツを提供することができる。配信サーバ1側では、登録クライアント3からのデータ入力を監視し、配信検索用コンテンツの作成やデータ登録処理を連続した自動処理として行なう。
続いて、登録クライアント3が配信サーバ1にコンテンツ・データを配置登録するための処理動作の詳細について説明する。
図13には、登録クライアント3から提供されたコンテンツ・データを配置登録するための、配信サーバ1における機能構成を模式的に示している。同図に示すように、配信サーバ1は、入力監視部101と、データ判別部102と、処理制御部103と、変換処理部104と、データ登録処理部105と、処理結果報告部106を備えている。
登録クライアント3からは、MPEGやWindows Mediaなどの動画ファイルの形式、あるいはアーカイブ・ファイルの形式(図10を参照のこと)で登録対象となるデータが入力される。
入力監視部101は、このようにさまざまな手段でシステムに投入される入力データを監視する。そして、データが入力されたことを検知すると、データ判別部102にデータの種類を問い合わせ、入力データの情報、登録処理の方法を処理制御部103に送る。データ送信後、入力監視部は再び入力データの監視を行なう。
処理制御部103は、入力監視部101から送られたデータ種別に基づき、アーカイブ・ファイルへの変換処理が必要であるかどうかを決定する。
入力データの変換処理が必要な場合には、処理制御部103は、入力データを変換処理部104に送る。変換処理部104では、MPEG形式などのビデオ・データを配信用のストリーム形式のビデオ・データに変換する処理や、ビデオ・データにスライド画像データを対応付けて登録する処理、ビデオ・データに資料画像データを対応付けする処理、ビデオ・データに音声インデックス・データを対応付けする処理、さらにはコンテンツ検索用のメタデータとまとめて、アーカイブ・ファイルの作成を行なう。これに続けて、データ登録処理部105に作成されたアーカイブ・ファイルを送りデータをシステムに登録する。
一方、変換処理が不要な場合、処理制御部103は、入力データを直ちにデータ登録処理部105に送り、システムにデータを登録する。
そして、データ登録終了後、処理結果報告部106は、入力データの登録結果のログ記録を行なったり、登録クライアント3もしくは指定の結果報告先に対してメール配信を行なったりする。
このように、配信サーバ1に入力監視部101及び処理制御部103を設けることにより、専用ツールを用いずに動画データや配信検索用データを自動的にシステムへ登録することが可能となる。
入力監視部101は、メール、ファイル転送、ファイル共有などさまざまなデータ入力方法を監視するので、登録クライアント3側からは、専用ツールに依存せず、ウェブ・クライアントやメール・クライアントなどさまざまな通信プロトコルを介してデータ入力することができる。
また、入力監視部101が入力データを処理制御部103に引き継ぐことで、配信検索用データの作成、データ登録処理を連続した自動処理として行なうことができる。さらに処理結果報告部106が入力データの登録処理の結果報告を行なうことで、処理結果をユーザに通知することができる。
図14には、入力監視部101における処理動作を図解している。入力監視部101は、例えば配信サーバ1として動作しているコンピュータ・システム上で独立した1つのプロセス又はスレッドとして起動している。以下、同図を参照しながら、入力監視部101において入力データを監視する処理手順について説明する。
入力監視部101は、起動時に監視設定ファイルを読み込み、監視する場所の種類(フォルダ、メール・サーバ、FTPサーバなど)、監視する位置(ファイル・パスやURLなど)、監視する時間間隔を取得する。そして、入力監視部101は、定期的に監視にデータが入力されたかどうかを調べる。
一方、登録クライアント3は、入力を監視されている位置(フォルダ、メール・サーバ、FTPサーバなど)に、ファイル共有によるファイルのコピーや、メールの添付ファイルによる送信、FTPサーバへのアップロードによるデータの書き込みを行なう。図示の例では、登録クライアント3から入力されるデータは、動画(MPEG、Windows Media)ファイル、又はアーカイブ・ファイル(図10を参照のこと)である。
入力監視部101は、指定されるいずれかの場所にデータが入力されたことを検知すると、入力されたデータの種類をそのファイル・フォーマットから判別する。そして、データの種類、データが入力された場所に関する情報とともに、処理制御部103のキューに入力データを登録する。
図15には、処理制御部103における処理動作を図解している。処理制御部103は、例えば配信サーバ1として動作しているコンピュータ・システム上で独立した1つのプロセス又はスレッドとして起動している。以下、同図を参照しながら、処理制御部103において入力データを配置登録するための処理手順について説明する。
処理制御部103は、起動時に、入力されたデータの情報を保持するためのキュー(前述)を作成するとともに、設定ファイルを読み込み、入力データをどのように登録するのか(登録するカテゴリ、結果報告の方法など)の情報を設定する。
キューにデータが入ってくると、処理制御部103はキューから入力データ情報を1つずつ取り出す。入力データ情報には、データの種類、データが入力された場所、登録するカテゴリ、結果報告の方法が含まれている。
データの種類がMPEGやWindows Mediaなどの動画ファイルの場合には、変換処理部104へ入力データを渡す。変換処理部104では、ビデオ・データを配信用のストリーム形式のビデオ・データに変換する処理や、ビデオ・データにスライド画像データを対応付けて登録する処理、ビデオ・データに資料画像データを対応付けする処理、ビデオ・データに音声インデックス・データを対応付けする処理、さらにはコンテンツ検索用のメタデータとまとめて、アーカイブ・ファイルを作成し、データ登録部105へ渡す。また、入力データがアーカイブ・ファイルである場合には、直ちにデータ登録部105へ渡す。
データ登録部105は、アーカイブ・ファイルをシステムへ配置登録する。アーカイブ・ファイルを配置登録する処理手順の詳細については、後述に譲る。
データ登録処理終了後は、処理結果報告部106において、設定ファイルで指定されている結果報告の方法に従って、ログ記録又はメール配信などによる処理結果の報告を行なう。
処理結果を報告した後、キューに未処理のデータが残っている場合には、1つ取り出して、上述した処理を繰り返し行なう。
図16には、アーカイブ・ファイルをシステムに配置登録するための処理動作を図解している。
登録するコンテンツ・データを含んだアーカイブ・ファイル65をデータ登録処理部105に入力することにより(1)、処理が開始される。
そして、データ登録処理部105は、データベース50からセット・レコード62を参照して、アーカイブ・ファイルのコンテンツ・データの配置先セット番号、各メディア・データのファイル・パス、各メディア・データのURLを設定し(2)、システムに登録する(3)。
また、変換処理部104においてオペレータが入力したメタデータも、コンテンツ・レコード52に設定され、コンテンツ・レコード52とセット・レコード62とが配置先セット番号で対応付けられる。
このようにして配置登録されたコンテンツ・データは、閲覧クライアント2からの要求に応じてデータベース50を参照することにより配信サーバ1から提供される。すなわち、閲覧クライアント2が配信サーバ1に対してコンテンツを指定する情報を含む要求を送信すると、配信サーバ1はコンテンツ・レコード52を参照して該当するコンテンツ・データを配置した配置先セット番号を割り出し、当該配置先セット番号からセット・レコード62を参照して該当するビデオデータやその画像データのURLを割り出して、閲覧クライアント2へ提供する。閲覧クライアント2では、配信サーバ1から提供されたURLに基づいてコンテンツ・データ・ファイルにアクセスし、該当するビデオ・データや画像データを取得して画面に表示出力する。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
1…配信サーバ
2…閲覧クライアント
3…登録クライアント
101…入力監視部
102…データ判別部
103…処理制御部
104…変換処理部
105…データ登録処理部
106…処理結果報告部
107…ログ記録部
108…メール配信部
2…閲覧クライアント
3…登録クライアント
101…入力監視部
102…データ判別部
103…処理制御部
104…変換処理部
105…データ登録処理部
106…処理結果報告部
107…ログ記録部
108…メール配信部
Claims (19)
- 外部から提供されたコンテンツの登録処理を行なうコンテンツ管理システムであって、
外部からデータを入力するための複数の場所を配設したデータ入力部と、
前記データ入力部の各場所を監視し、データの入力を検知すると、データの種類及びデータが入力された場所を取得する入力監視部と、
該データが入力された場所からデータを取り出し、該データの種類に応じたコンテンツの登録処理を制御する処理制御部と、
を具備することを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 前記データ入力部が配設する場所は複数の種類を持つ、
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理システム。 - 前記データ入力部が配設する場所はフォルダ、メール・サーバ、FTPサーバを含み、ファイル・パス又はURLによって位置が指定される、
ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ管理システム。 - 前記データ入力部には、コンテンツ・データ、又は登録処理が可能なアーカイブ・ファイルの形式でデータが入力され、
前記入力監視部は、入力されたデータのファイル・フォーマットを基にデータの種類を判別する、
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理システム。 - アーカイブ・ファイルは、配信用に形式変換されたコンテンツ・データと、コンテンツ・データの検索用のメタデータをまとめた形式で構成される、
ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ管理システム。 - 前記処理制御部は、入力されたデータがアーカイブ・ファイルであれば直接登録処理を行なう、
ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ管理システム。 - 前記処理制御部は、入力されたデータがコンテンツ・データであれば、該コンテンツ・データを配信用に形式変換するとともに、検索用のメタデータを作成し、コンテンツ・データとメタデータをまとめたアーカイブ・ファイルに変換してから登録処理を行なう、
ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ管理システム。 - 入力されたデータの登録処理後に登録処理結果を報告する処理結果報告部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理システム。 - 前記処理結果報告部は、登録処理の履歴を保存するログ記録部、又は登録処理の結果をメール配信するメール配信部を備える、
ことを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ管理システム。 - 外部から提供されたコンテンツの登録処理を行なうためのコンテンツ管理方法であって、
外部からデータが入力される複数の場所を監視する入力監視ステップと、
前記複数の場所のいずれかでデータの入力を検知したことに応答して、データの種類及びデータが入力された場所を取得するデータ入力ステップと、
該入力データの種類に応じたコンテンツの登録処理を制御する処理制御ステップと、
を具備することを特徴とするコンテンツ管理方法。 - 前記の外部からデータが入力される複数の場所は複数の種類を持つ、
ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記の外部からデータが入力される場所はフォルダ、メール・サーバ、FTPサーバを含み、ファイル・パス又はURLによって位置が指定される、
ことを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記の外部からデータが入力される場所にはコンテンツ・データ、又は登録処理が可能なアーカイブ・ファイルの形式でデータが入力され、
前記データ入力ステップでは、入力されたデータのファイル・フォーマットを基にデータの種類を判別する、
ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ管理方法。 - アーカイブ・ファイルは、配信用に形式変換されたコンテンツ・データと、コンテンツ・データの検索用のメタデータをまとめた形式で構成される、
ことを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記処理制御ステップでは、入力されたデータがアーカイブ・ファイルであれば直接登録処理を行なう、
ことを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記処理制御ステップでは、入力されたデータがコンテンツ・データであれば、該コンテンツ・データを配信用に形式変換するとともに、検索用のメタデータを作成し、コンテンツ・データとメタデータをまとめたアーカイブ・ファイルに変換してから登録処理を行なう、
ことを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ管理方法。 - 入力されたデータの登録処理後に登録処理結果を報告する処理結果報告ステップをさらに備える、
ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記処理結果報告ステップでは、登録処理の履歴を保存するログ記録部、又は登録処理の結果をメール配信するメール配信部を備える、
ことを特徴とする請求項17に記載のコンテンツ管理方法。 - 外部から提供されたコンテンツの登録処理を行なうための処理をコンピュータ・システム上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、
外部からデータが入力される複数の場所を監視する入力監視ステップと、
前記複数の場所のいずれかでデータの入力を検知したことに応答して、データの種類及びデータが入力された場所を取得するデータ入力ステップと、
該入力データの種類に応じたコンテンツの登録処理を制御する処理制御ステップと、
を具備することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012552A JP2005208781A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004012552A JP2005208781A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Publications (2)
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JP2005208781A true JP2005208781A (ja) | 2005-08-04 |
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Family
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JP2004012552A Withdrawn JP2005208781A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
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JP (1) | JP2005208781A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007058192A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Chikara Miyaji | 映像閲覧システム、コンピュータ端末並びにプログラム |
JP2016161949A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 富士通株式会社 | 情報処理装置の制御方法、ファイル登録方法、情報処理装置及び制御プログラム |
-
2004
- 2004-01-21 JP JP2004012552A patent/JP2005208781A/ja not_active Withdrawn
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WO2007058192A1 (ja) * | 2005-11-17 | 2007-05-24 | Chikara Miyaji | 映像閲覧システム、コンピュータ端末並びにプログラム |
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