JP2005207984A - 電磁流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のような絶縁劣化診断のための専用の信号線を設けることなく、流量測定信号に絶縁劣化診断の信号を重畳させる構成とすることにより、検出器内の結線の簡便化を図った電磁流量計を提供する。
【解決手段】所定の磁界を発生させてその磁界中を流れる流体に発生する信号起電力を流量検出用の電極を介して検出する検出器と、この信号起電力を信号処理して流体の流量を算出し、所定のプロセス制御信号に変換する変換器を備えた電磁流量計であって、
前記検出器は、前記流量検出用の電極部への流体の進入があるときに発振回路が発振し、その発振出力が前記流量検出用の電極に加えられる絶縁劣化検出ユニットを備え、
前記変換器は、前記電極からの信号に重畳された前記絶縁劣化検出ユニットからの発振信号を分離・抽出して前記電極部の絶縁劣化を検出することができるように構成する。

【選択図】 図3


Description

本発明は、電磁流量計に関し、詳しくは電磁流量計における絶縁劣化診断に関するものである。
従来より電磁流量計はよく知られている(例えば、特許文献1参照)。図4は、特許文献1に記載の電磁流量計(この例では、空検出機能を備える)の要部構成図である。
この電磁流量計は、所定の磁界を発生させてその磁界中を流れる流体に発生する信号起電力を検出する検出器100と、この信号起電力を信号処理して流体の流量を算出し、所定のプロセス制御信号に変換する変換器101とから構成される。
検出器100は、所定の磁界を発生させるコイル200、測定流体が流れる測定管300、その測定管300の内側面に配設され流体に接液するように対向配設された検出電極400aと400b、前記測定管300内の流体に測定管300と同一の電位(接地電位)を与えるためのコモン電極(アースリング)500を備える。
変換器101では、図示しないプロセス制御装置から供給されるループ電流から所定の電源電圧を生成する電源部110、所定周波数の励磁電流をコイル200に流す励磁部120、検出電極400a,400bからの信号を受けるバッファ130、バッファ130の出力を受け検出電極から得られた信号起電力を差動増幅する交流増幅部140、交流増幅部140の出力のうち流体ノイズなどの低周波成分を減衰させるためのハイパスフィルタ150、このハイパスフィルタ150の出力を所定の間隔でサンプリングすると共にディジタル情報に変換するA/D変換部160、A/D変換部160の出力から流量を算出すると共にこの変換器101内の各部を制御する制御部170、制御部170からの流量情報に基づき所定のプロセス制御信号を出力する出力インターフェース部180を備える。
なお、空検出を行うための空検出部190については、本発明とは直接関係がないので、説明を省略する。
図5は、このような電磁流量計の電極部の構造を示す図である。図5において、測定流体が流れる非磁性の測定管3には、管壁に沿ってテフロン(登録商標)やウレタン等によるライニング1が設けられている。ライニング1には孔1aが設けられ、その孔1aに電極の鍔部を圧接する電極固定バネ2aを備えた電極2が嵌挿される。
測定管3の一部とライニング1の中央部とは、窪み部1bと噛み合っている。測定管3より突出した突出部3aの内壁は電極キャップ4と係合する形状をなしており、突出部3aの内壁と電極キャップ4の外壁とが係合している。電極2は、鍔部を持つ十字形状に形成され、電極キャップ4との間に介在された電極固定バネ2aによりその鍔部が圧接され、下方に押しつけられている。そして、電極2の上端には、変換器101の検出回路側に接続する信号線(ケーブル)5が接続されている。
このような電磁流量計では、流量検出中に、孔1aと電極2の隙間から流体が侵入し、電極キャップ4と電極2とにより形成された空間に流体が滞留することがあった。この空間に流体が滞留すると、通常は金属で形成された電極キャップ4と電極2とが短絡し、変換器101側へ正しい信号が送信できなくなるという不具合があった。
このような場合、従来は、オフライン状態で、図4に示したような回路により、電極2(400a,400b)とアース部(測定管3、アースリング500等)間の絶縁抵抗をオフラインでチェックし、異常であれば、回復対策を施すという処理を行っていた。
しかしながら、このようなオフラインでの絶縁抵抗劣化のチェックは不便であるため、特許文献1に示す発明においてはオンラインで測定中に絶縁抵抗劣化の異常を検出することができるように改善している。
図6にその改善した測定管3および電極部2の部分の構造を示す。測定管3内にライニング1を設け、測定管3に電極2を取り付ける構成は図5と共通している。電極キャップ4aは絶縁物で形成されており、その内壁面には円筒状のドライブシールド電極6が取付けられ、このドライブシールド電極6はケーブル5のドライブシールドライン5bに信号線を介して接続されている。
そして、電極キャップ4a上端部からの流体漏れを防止するため、電極キャップ4aの上端部には、電極2と電極キャップ4aとの隙間、およびドライブシールド電極6用の導線と電極キャップ4aの隙間を塞ぐためのパッキン34aと34bがそれぞれ取付けられている。
このような構成によれば、ケーブル5の信号ライン5aとドライブシールドライン5bとの間の絶縁抵抗を測定することにより、電極2と電極キャップ4aとにより形成された空間に流体が滞留したことを容易に検出することができる。
特開2003−028683号公報
しかしながら、上記電磁流量計では、絶縁劣化診断のための信号線を検出器内に設けているため、検出器内の信号線が増え、結線が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、このような課題を解決するもので、従来のような絶縁劣化診断のための専用の信号線を設けることなく、流量測定信号に絶縁劣化診断の信号を重畳させる構成とすることにより、検出器内の結線の簡便化を図った電磁流量計を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、
所定の磁界を発生させてその磁界中を流れる流体に発生する信号起電力を流量検出用の電極を介して検出する検出器と、この信号起電力を信号処理して流体の流量を算出し、所定のプロセス制御信号に変換する変換器を備えた電磁流量計であって、
前記検出器は、前記流量検出用の電極部への流体の進入があるときに発振回路が発振し、その発振出力が前記流量検出用の電極に加えられる絶縁劣化検出ユニットを備え、
前記変換器は、前記電極からの信号に重畳された前記絶縁劣化検出ユニットからの発振信号を分離・抽出して前記電極部の絶縁劣化を検出することができるように構成された
ことを特徴とする。
このような構成によれば、絶縁劣化検出ユニットにより電極部への流体の進入を検知する。進入があるときは発振回路が動作して絶縁劣化に対応した発振信号を出力する。この発振信号は信号線を介して流量検出用の電極に導かれ、電極の流量検出信号に重畳され、変換器へ送られる。
変換器では重畳された発振信号を分離・抽出して、絶縁劣化の状態を検出する。
この場合、請求項2のように、前記絶縁劣化検出ユニットは、2つの絶縁劣化検出電極を持ち、前記流量検出用の電極部から進入した測定流体によりこの絶縁劣化検出電極間が電気的に短絡したときに所定の周波数で発振する信号を出力する。これにより、絶縁劣化の信号を流量検出用電極信号に重畳させることができる。
また、請求項3のように、前記発振信号の所定の周波数は、前記磁界を発生させる励磁周波数よりも有意に高くする。したがって、請求項4のように、フィルタによりこの信号を流量測定信号から容易に分離することができる。
また、請求項5のように、変換器には、流量検出用と絶縁劣化検出用の回路を備え、流量検出中に絶縁劣化検出も行うことができるように構成する。
また、電極部は、請求項6のように、測定管に取付けられた流量検出用の電極を密閉状に覆う内部電極キャップと、その内部電極キャップを密閉状に覆う外部電極キャップを備え、前記絶縁劣化検出ユニットは、内部電極キャップと外部電極キャップの間に取付けられ、内部電極キャップ取り付け部に設けられた貫通孔を通して進入した流体により絶縁劣化検出電極間が電気的に短絡したとき発振回路が発振しその発振信号が出力されるように構成することができる。
そして、請求項7のように、電極部では、絶縁劣化検出ユニットの出力を1本の信号線により前記流量検出用の電極に接続する。したがって、検出器内での結線は従来に比べてより簡便となる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)従来のような絶縁劣化診断用の専用の信号線を設けることなく、流量測定信号に絶縁劣化診断の信号を重畳させる構成としたので、検出器内の結線を簡便にすることができる。
(2)流量測定信号に重畳する絶縁劣化診断用の信号の周波数を、流量測定信号の周波数よりも十分に高い周波数とし、変換器側では流量測定と絶縁劣化診断用の信号に分離して検出することができるようにしたため、流量測定と絶縁劣化の検出を同時に行うことができる。
以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。図1は本発明の電磁流量計の電極部の部分拡大図である。測定流体が流れる非磁性の測定管(配管)3には、図5と同様に、管壁に沿ってテフロン(登録商標)やウレタン等によるライニング1が設けられている。ライニング1には孔1aが設けられ、その孔1aに電極固定用のバネ2aを備えた電極2が組み込まれている。
測定管3の一部とライニング1の中央部とは、窪み部1bと噛み合っている。測定管3の第一の突出部3aの内壁は内側電極キャップ4dと螺合する形状をなしており、測定管3の内壁と内部電極キャップ4dの外壁とが密閉状に係合している。電極2は断面が十字型になっており、バネ2aを介して内側電極キャップ4dにより下方に押しつけられている。
電極2の上部は、電極2に螺合する固定ナット9および座金8により、絶縁シート7を挟んで内側電極キャップ4d上端に固定されている。
絶縁劣化検出ユニット600は、その外筐が電気的絶縁性のあるケースで形成され、第2の突出部3dの内壁面に取付けられている。そして絶縁劣化検出ユニット600の表面には絶縁劣化状態を検出するための電極601と602が設けられると共に、コモンラインの電位を第2の突出部3dの電位(アース電位)と同じくするためのアース電極603が設けられている。アース電極603は第2の突出部3dに電気的に接続される。なお、第2の突出部3dは、接地されている測定管3および外側測定管3bと溶接されていて、同電位になっている。
第1の突出部3aには、電極2と内側電極キャップ4dとにより形成された空間に滞留した流体が絶縁劣化検出ユニット600の電極601,602部に流れ込むように貫通孔3cが設けられている。
図2は絶縁劣化検出ユニット600の電気的構成図である。この絶縁劣化検出ユニット600は、電源610と、励磁周波数よりも十分に高い発振周波数を持つ発振回路620と、バッファ630より構成されており、その表面に設けられた絶縁劣化診断ユニット電極間が流体により短絡(絶縁劣化)すると内部の発振回路620が発振するように構成されている。
発振回路620は、演算増幅器621の逆相入力端子(−)と絶縁劣化診断ユニット電極601との間に挿入された時定数設定用の抵抗622と、逆相入力端子(−)とコモンラインの端子との間に挿入されたコンデンサ623と、演算増幅器621の出力端子と同相入力端子(+)との間に挿入された帰還抵抗624と、演算増幅器621の同相入力端子(+)とコモンラインの端子の間に挿入された抵抗625から構成されている。また、絶縁劣化診断ユニット電極602は演算増幅器621の出力端子に接続されている。
なお、演算増幅器621は電源610からの供給電圧で駆動される。
絶縁劣化診断ユニット電極601,602が流体により短絡状態になると、発振回路620は流量検出用の励磁周波数よりも十分に高い周波数で発振する。流体の漏れがなく、電極601,602間が絶縁状態にあるときは発振しない。
バッファ630は、逆相入力端(−)と出力端が短絡した演算増幅器631と、演算増幅器631の同相入力端子(+)と発振回路620の出力端の間に接続された抵抗632と、同相入力端(+)とコモンラインの端子との間に挿入された抵抗633から構成されている。バッファ630の出力端からは、発振回路620出力を抵抗632と633で分圧した電圧に等しい電圧が出力される。バッファ630の出力は信号線640を介して電極2に接続されている。
なお、電極2の出力は信号線650を介して変換器101aまたは端子箱(図示せず)に導かれる。
このような回路によれば、電極2部に欠陥が生じ、流体が進入した場合には、電極601,602間が流体により電気的に短絡し、発振回路620が発振する。発振出力はバッファ630を経由して電極2に加えられる。この発振出力信号は、電極2で検出される流量測定用の信号に重畳するが、流量測定用の信号とは有意に周波数の違いがあり、フィルタを用いて流量測定用の信号から分離・抽出して測定することができる。
なお、絶縁劣化検出ユニット600は2組の電極2にそれぞれ配備される。
図3は、本発明の電磁流量計の要部構成図である。図3において、図4と同等部分には同一符号を付し、その説明は省略する。検出器100aにおいては、測定管3に図1および図2に示した電極2部と絶縁劣化検出ユニット600がそれぞれ配備されている。
変換器101aには、検出器100a側の2個の電極2からの信号をそれぞれ受ける2個のバッファ710,720と、このバッファ710,720の出力信号から流量信号を求める流量測定部800と、各バッファ710,720の出力信号から絶縁劣化信号を検出する絶縁劣化検出部900が設けられている。
流量測定部800は、2つのバッファ710,720の出力信号を差動増幅する差動増幅器801と、この差動増幅器801の出力をディジタル変換するA/D変換器802と、このA/D変換器802の出力に基づいて流量を演算により求める機能を有するプロセッサ(以下CPUという)803より構成されている。
絶縁劣化検出部900は、絶縁劣化のあるときに流量信号に重畳した高周波の信号のみを検出するためのもので、ハイパスフィルタ(HPF)910と検波回路920からなる2系統の回路である。なお、2系統の回路は同一構成である。
HPF910は、コンデンサ911と抵抗912でなるハイパスフィルタ回路と、バッファ913から構成され、絶縁劣化のあるときに発振する高周波の信号を流量測定信号から切り離して抽出する。
検波回路920は、出力端側にダイオード922が挿入されたバッファ921と、抵抗923とコンデンサ924からなり信号を平滑化するローパスフィルタ回路と、このローパスフィルタ回路の出力をディジタル変換するA/D変換器925から構成され、バッファ921の入力信号に応じたディジタル信号を得る。
CPU803は、A/D変換器925の出力を読取って絶縁劣化の状態を診断する。絶縁劣化状態であると判断した場合は、例えばアラームなどを発生する処置を行う。
このような構成における絶縁劣化診断は、流量測定中に同時に行われ、そして2つの電極部の絶縁劣化をそれぞれ同時に検出することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
本発明の電磁流量計の電極部の構造を示す図である。 絶縁劣化検出ユニットの一実施例を示す構成図である。 本発明の電磁流量計の要部構成図である。 従来の電磁流量計の一例を示す要部構成図である。 従来の電磁流量計の電極部の構造を示す図である。 従来の電磁流量計の電極部の他の構造を示す図である。
符号の説明
1 ライニング
2 電極
2a 電極固定バネ
3 測定管
3a 第1の突出部
3b 外側測定管
3c 貫通孔
3d 第2の突出部
4d 内側電極キャップ
7 絶縁シート
8 座金
9 電極固定ナット
10 外側電極キャップ
100a 検出器
101a 変換器
120 励磁部
200 コイル
600 絶縁劣化検出ユニット
601,602 電極
603 アース電極
610 電源
620 発振回路
621 演算増幅器
622,624,625 抵抗
623 コンデンサ
630 バッファ
631 演算増幅器
632,633 抵抗
710,720 バッファ
800 流量測定部
801 差動増幅器
802 A/D変換器
803 CPU
900 絶縁劣化検出部
910 HPF
911 コンデンサ
912 抵抗
913 バッファ
920 検波回路
921 バッファ
922 ダイオード
923 抵抗
924 コンデンサ
925 A/D変換器

Claims (7)

  1. 所定の磁界を発生させてその磁界中を流れる流体に発生する信号起電力を流量検出用の電極を介して検出する検出器と、この信号起電力を信号処理して流体の流量を算出し、所定のプロセス制御信号に変換する変換器を備えた電磁流量計であって、
    前記検出器は、前記流量検出用の電極部への流体の進入があるときに発振回路が発振し、その発振出力が前記流量検出用の電極に加えられる絶縁劣化検出ユニットを備え、
    前記変換器は、前記電極からの信号に重畳された前記絶縁劣化検出ユニットからの発振信号を分離・抽出して前記電極部の絶縁劣化を検出することができるように構成された
    ことを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記絶縁劣化検出ユニットは、2つの絶縁劣化検出電極を持ち、前記流量検出用の電極部から進入した測定流体によりこの絶縁劣化検出電極間が電気的に短絡したときに所定の周波数で発振する信号を出力するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
  3. 前記発振信号の所定の周波数を、前記磁界を発生させる励磁周波数よりも有意に高くしたことを特徴とする請求項2に記載の電磁流量計。
  4. 前記変換器は、前記絶縁劣化検出ユニットの出力が重畳された流量検出用の電極からの信号を受け、フィルタにより前記絶縁劣化検出ユニットからの発振信号を分離・抽出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電磁流量計。
  5. 前記変換器は、流量検出用と絶縁劣化検出用の回路を備え、流量検出中に絶縁劣化検出も行うことができるように構成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電磁流量計。
  6. 前記電極部は、測定管に取付けられた流量検出用の電極を密閉状に覆う内部電極キャップと、その内部電極キャップを密閉状に覆う外部電極キャップを備え、
    前記絶縁劣化検出ユニットは、内部電極キャップと外部電極キャップの間に取付けられ、内部電極キャップ取り付け部に設けられた貫通孔を通して進入した流体により絶縁劣化検出電極間が電気的に短絡したとき発振回路が発振しその発振信号が出力されるように構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電磁流量計。
  7. 前記電極部は、絶縁劣化検出ユニットの出力が1本の信号線により前記流量検出用の電極に接続されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載に電磁流量計。
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