JP2005207857A - 情報提供システム、家庭内設置装置および車載装置並びに情報提供方法 - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザーの好みを反映したドライブプランを提供する。
【解決手段】家庭内設置装置１０と車載装置２０とを具備し、家庭内設置装置１０は、ユーザーの家電品１５および非家電品１６の使用状況情報を収集する情報収集装置１１と、この使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するドライブプラン生成装置１２と、このおすすめドライブプラン情報１８を送信する通信装置１４とを備え、車載装置２０は、おすすめドライブプラン情報１８を受信する通信装置２６と、おすすめドライブプラン情報１８を保存するデータベース２３と、このドライブプランの情報を表示する表示装置２２とを備える。
【選択図】 図１

Description

本発明は、車両のユーザーにドライブプラン等の情報を提供する情報提供システム、家庭内設置装置および車載装置並びに情報提供方法に関する。

下記特許文献１には、ホテル等の施設事業者から情報提示サイトの運営者に委託された広告情報を、通信回線とユーザーの車両に搭載された端末を介し、サイト事業者に支払う広告費に応じて、該サイトにおいて優先的に提示するドライブプラン提供システムが記載されている。

特開２００３−７６９１５号公報

上記従来のドライブプランは、通信回線を利用して、ホテル等の施設の広告情報を含むドライブプランを提供するという構成のみだったため、必ずしも利用者の好みに合う最適なドライブプランを提供できていないという問題があった。
本発明の目的は、ユーザーの好みを反映したドライブプランを提供することにある。

上記課題を解決するために、本発明は、家庭内設置装置と車載装置とを具備する情報提供システムであって、家庭内設置装置は、ユーザーの家庭生活用品の使用状況情報を収集する情報収集手段と、収集した使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するドライブプラン生成手段と、生成したドライブプランの情報を送信する送信手段とを備え、車載装置は、前記ドライブプランの情報を受信する受信手段と、受信したドライブプランの情報を保存する情報保存手段と、保存したドライブプランの情報を表示する表示手段とを備えている。

本発明によれば、ユーザーの好みを反映したドライブプランを生成することが可能となる。

以下、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
実施の形態１
《情報提供システムの構成》
図１は、本発明の実施の形態１の情報提供システムの構成を示す図である。
図１において、１はユーザーの住む家、２はユーザーの所有する車両である。１０は家１に設置された家庭内設置装置（ＩＴ(Information Technology：情報技術)ホーム端末）、２０は車両２に搭載された車載装置である。
１１は情報収集装置、１２はドライブプラン生成装置、１３は制御装置、１４は通信装置、１５は例えばテレビ（ＴＶ）、ビデオ装置、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）装置、ＤＶＤ（Digital Versatile Disk）装置、パーソナルコンピュータ（ＰＣ：Personal Computer。以下、パソコンと称す）、冷蔵庫等の家電品、１６は例えばトイレ、風呂、コンロ等の非家電品、１７は家電品１５および非家電品１６から家庭内設置装置１０に送信される情報、１８は家庭内設置装置１０により生成され車載装置２０に送信されるおすすめドライブプラン情報、２７は車載装置２０から家庭内設置装置１０に送信される車両使用状況情報である。なお、家電品１５および非家電品１６を総して家庭生活用品と称す。
２１はＧＰＳ（Global Positioning System）を利用したナビゲーション装置、２２は表示装置、２３はドライブプラン情報を蓄積するデータベース、２４は車両２の１日の走行距離、走行時間、走行ルート、経由地、目的地、等の車両使用状況情報を記録する記録装置、２５は制御装置、２６は通信装置である。
通信装置２６は、車載装置２０が家庭内設置装置１０等の外部と通信するための無線通信装置である。通信装置２６は、ユーザーの所有する携帯電話等の携帯端末を利用する構成でも、あるいは専用の通信装置で構成してもよい。家庭内設置装置１０は、家電品１５および非家電品１６とそれぞれ通信回線で結ばれ、家電品１５および非家電品１６との通信、および家電品１５および非家電品１６の遠隔操作が可能となっている。通信装置１４は、家庭内設置装置１０が車載装置２０等の外部と通信するための無線通信装置である。通信装置１４は、ユーザーの所有する電話機等を利用する構成でも、あるいは専用の通信装置で構成してもよい。

ユーザーの家１においては、家庭内設置装置１０は、家電品１５および非家電品１６から送信される情報１７を情報収集装置１１に蓄積し、その情報に基づいてドライブプラン生成装置１２によりドライブプランを生成する。そして、通信装置１４を用いて車載装置２０へおすすめドライブプラン情報１８を送信し、データベース２３の情報を更新する。
また、車両２においては、車両２の走行情報を記録装置２４に蓄積し、通信装置２６を用いて家１側の家庭内設置装置１０へ車両使用状況情報２７を送信する。
このような構成の図１の家庭内設置装置１０および車載装置２０で構成される情報提供システムにおいて、例えば家電品１５のテレビの番組の視聴情報を検知し、その情報に基づいてユーザーの嗜好を探り（嗜好を判別し）、その判別された嗜好に基づいてドライブプランを作成する。例えば、ユーザーがテレビの「温泉特集」の番組をよく視聴していることが検知されている場合は、ドライブプランに温泉特集を反映させる。
ユーザーの嗜好を探るための重み係数として、テレビの番組視聴時間や、テレビ視聴中のユーザーの状況などを用いる。なお、ユーザーがテレビ視聴中に、家電品１５のパソコンでインターネットをしたり、非家電品１６のコンロをつけて料理をしていたり、風呂に入っていたりしてテレビを見ていないなども検知し、テレビの番組視聴情報においてそれらの情報も考慮に入れることも可能である。また、非家電品１６のトイレに備えられた所定のセンサ、例えば水洗トイレの水の流れの検知センサ、赤外線モニターによるユーザーのトイレの出入りの検知センサ、トイレのドアの開閉の検知センサ等の少なくとも１つによって検知されるユーザーがテレビ視聴中にトイレに入った回数を検知し、テレビの番組視聴情報においてその情報も考慮に入れることも可能である。また、ビデオ装置、ＨＤＤ装置、ＤＶＤ装置における録画番組や、再生したソフトの種類などを検知し、嗜好を探るための重み係数として用いることも可能である。特に、番組の録画や再生ソフトの種類など、ユーザーが望んで見ている番組はより重み係数を増やすようにする。

《動作の流れ》
次に、本実施の形態１における動作の流れを図２のフローチャートを用いて説明する。
図２は、本実施の形態１のフローチャートの一例を示している。
まず、Ｓ１において、家１に設置された家庭内設置装置１０の情報収集装置１１により、例えばユーザーがどんなテレビ番組を視聴しているかという情報を入手する。例えばデジタル放送の場合はＥＰＧ（電子番組ガイド(Electronic Program Guide)）を利用し、アナログ放送の場合は放送周波数を受信することなどにより、ユーザーの視聴番組情報を入手する。
次に、Ｓ２において、その番組を５分間以上視聴しているかどうかを判断し、５分間以上視聴している番組を把握する。
次に、Ｓ３において、その情報を家庭内設置装置１０の情報収集装置１１に収集、蓄積する。
次に、Ｓ４において、Ｓ３において蓄積した情報を元に、家庭内設置装置１０のドライブプラン生成装置１２によりおすすめドライブプランを生成する。
最後に、Ｓ５において、Ｓ４において生成したおすすめドライブプラン情報１８を、車両２のナビゲーション装置２１へ送信する。ユーザーはそのドライブプランの情報を表示装置２２により任意に見ることが可能である。

《Ｓ１〜Ｓ３におけるテレビ視聴番組情報の蓄積の一例》
(1)収集期間：過去３ヶ月分のテレビ番組視聴データを家庭内設置装置１０の情報収集装置１１に保存する。
(2)収集方法：５分以上視聴していた番組を対象に、番組情報をカテゴリ毎に分類する。
(3)カテゴリ：旅（国内）、旅（海外）、食、買、ドラマ、スポーツ観戦、バラエティなど。
アナログ放送に比べてより情報を添付できるデジタル放送の場合であれば、番組中の店舗位置情報や営業時間などの情報も入手可能になる。それら情報を図２のＳ３において、逐次、情報収集装置１１のストレージに追加していく。
テレビで放送されたラーメン屋ガイドなどを、家１の家庭内設置装置１０の情報収集装置１１で収集し、それを車載装置２０に送信し、データベース２３の検索用データにアップデートすることにより、ユーザーにとってより魅力的なデータベース２３を生成することが可能である。

《テレビ視聴番組情報から得られる具体的なドライブプランの例》
次に、テレビ視聴番組情報を元に生成されるドライブプランとして以下のようなものが考えられる。
（１）食べ物特集（ラーメン屋や鮨屋など）
（２）街巡り特集（温泉地や遊園地など）
（３）歴史や史跡巡り
（４）ＣＭ特集（撮影場所や店舗場所など）
（５）ドラマのロケ地巡り
（６）芸能人の思い出の場所巡り
（７）野球や大相撲などのスポーツ観戦
（８）バーゲンなど買い物特集
Ｓ５において、車両２のナビゲーション装置２１へ送信するデータには大きく分けて２種類ある。１つは、ユーザー自ら、テレビを視聴中に行ってみたいと選んだ場所である。もう１つは、ユーザーが普段何気なく見ているテレビ番組情報を元に生成したおすすめドライブプラン情報である。この送信情報の中味には、店舗情報（営業時間、価格、場所、電話番号、店舗やおすすめ品などの画像、駐車場の有無やその規模）と、店舗位置（店舗の位置と駐車場の位置）が含まれる。その他にも、クーポン（割引）などの付加価値情報があれば送信することが可能である。
テレビで放映されたホテルや旅館へ、その場で電話やパソコンのインターネットを用いて予約を行い、ドライブプランとしてその位置情報や予約情報などを車両２へ送信し、目的地に行く際に情報を反映することも可能である。
家１の車庫から出発して該車庫まで戻る間の全走行距離、全走行時間、走行ルート、経由地、目的地などの車両使用状況情報２７を、車庫到着と同時に家１の家庭内設置装置１０に送信することで、車両２の使用状況を把握すれば、車両２の使用状況、すなわち、車両使用頻度および走行状態から、おすすめドライブプランの内容を変化させることも可能である。

《車両使用頻度と走行状態の点数化の一例》
車両２の使用頻度と走行状態をそれぞれ、例えば以下のように点数化する。

〈車両使用頻度〉
Ａ：前回使用したのが２週間前以内…１点
Ｂ：前回使用したのが１ヶ月前以内…５点
Ｃ：前回使用したのが１ヶ月前以上…１０点
〈車両走行状態〉
Ａ：自宅から半径３０ｋｍ以内を移動（近所の買い物中心）…１点
Ｂ：自宅から半径数１００ｋｍ以内を移動（ちょっとした遠出）…５点
Ｃ：自宅から半径１００ｋｍ以上の移動（遠出）…１０点
これらの過去３ヶ月間の車両の使用頻度と走行状態を組み合わせて点数化する。その合計評価点のレベルに応じて、おすすめドライブプランを提示してユーザーをドライブに誘うようにする。

例えば、「１週間毎に車を使って近所のスーパーに買い物に行っていた。」場合は、
（１点（使用頻度）×１点（走行状態））×１２回（４週間×３ヶ月）＝１２点
また、「１ヶ月に１回ずつ山登りをしに車で遠出していた。」場合は、
（５点×１０点）×３回（３ヶ月）＝１５０点
また、「３ヶ月に１回、スキーをしに車で遠出をして、それ以外は毎日、車通勤していた。」場合は、
（１点×１０点）×１回 ＋（１点×１点）×９０回（３０日×３ヶ月）＝１００点
このようにして点数化した評価点、車両使用頻度および走行状態、おすすめドライブプランの内容、並びにおすすめ具体例を表１に表す。

すなわち、表１に示すように、評価点が０点〜５０点の車両使用頻度および走行状態は、近所などが中心であまり遠出もせず、車に乗る回数も少ない人と推測され、おすすめドライブプランの内容は、車に乗ることをすすめる情報、おすすめ具体例は、高原を気持ちよく車で走っている様子などの遠出したくなるシーンの紹介、である。
５１点〜１００点の車両使用頻度および走行状態は、たまに遠出もするし、そこそこ車に乗っている人と推測され、おすすめドライブプランの内容は、近場を中心に、遠出プランも併用、おすすめ具体例は、メジャーな場所を中心に紹介、である。
１０１点から１５０点の車両使用頻度および走行状態は、遠出を含めて車に良く乗っている人と推測され、おすすめドライブプランの内容は、遠出プランを充実、おすすめ具体例は、行ったことのない場所を紹介、である。
１５０点以上の車両使用頻度および走行状態は、ほぼ毎日車に乗っていて、週末は遠出している人と推測され、おすすめドライブプランの内容は、特選情報など、おすすめ具体例は、期間限定のおすすめ情報など、である。
このように評価点に従っておすすめドライブプランの内容に変化をもたせる。

さらに、実際にはテレビがついているだけで、ユーザーが寝ていてテレビを見ていないことなども考えられる。より精度良くドライブプランの生成を行うためには、各個人の状態分析を行う必要がある。例えば、ユーザーが寝ているかどうかを検知するためにユーザーの心拍数をモニターするとか、ユーザーがテレビの前にいるかどうかを赤外線検知器によりモニターすることなどが可能である。今後、家庭内に各種センサーが普及していけば、より細かく各個人に合わせたドライブプランの生成も可能になる。

《おすすめドライブプランの表示例》
図３（ａ）、（ｂ）は、図１の車載装置２０の表示装置２２におけるおすすめドライブプランの表示例を示す図である。
（ａ）は、テレビ視聴番組によるおすすめ情報を示し、（ｂ）は（ａ）の内容の１つの詳細を示す図である。
放送日（図３（ｂ））、ユーザーの視聴時間などを明記して、ユーザーに選択の自由を持たせた表示がよりわかりやすい。

なお、ドライブプラン生成装置１２は、家電品１５および非家電品１６から送信される様々な情報１７に基づいて、帰宅時間を考慮したドライブプランを生成することができる。例えば毎週視聴しているテレビ番組の時間帯や、風呂に入る時間等を考慮してそれに間に合うようにドライブプランを作成したりできる。
また、車載装置２０では、家庭内設置装置１０から送られてくるおすすめドライブプラン１８を元に、ナビゲーション装置２１が目的地までの経路を自動的に生成することも可能である。
また、食品に付属され、食品の種類、重さや量等の情報が入力されたＩＣタグ等を利用し、食品を管理する機能と、表示装置を有する冷蔵庫からの情報をドライブプランに反映させることも可能である。例えば、冷蔵庫にリンゴがたくさん収納されているときは、リンゴ狩りのドライブプランは提供せず、イチゴ狩りのドライブプランを提供するなどである。
さらに、国内のドライブプランに限定されず、海外を対象とした番組の視聴を元に海外のドライブプランを生成し、ユーザーに送信することも可能である。ユーザーは海外でそのドライブプラン情報を受けとったり、あるいはその情報をカードに保存して、その情報を海外でレンタルした車両等で見てドライブに使用することなども可能である。

以上説明したように、本実施の形態１の情報提供システムは、家庭内設置装置１０と車載装置２０とを具備し、家庭内設置装置１０は、ユーザーの家電品１５および非家電品１６の使用状況情報を収集する情報収集装置１１と、この使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するドライブプラン生成装置１２と、このおすすめドライブプラン情報１８を送信する通信装置１４とを備え、車載装置２０は、おすすめドライブプラン情報１８を受信する通信装置２６と、おすすめドライブプラン情報１８を保存するデータベース２３と、このドライブプランの情報を表示する表示装置２２とを備えている。また、本実施の形態１の情報提供方法は、ユーザーの家電品１５および非家電品１６の使用状況情報を収集し、収集した使用状況情報を元にドライブプランを生成し、生成したドライブプランの情報を車載装置２０に送信するという構成になっている。このような構成により、ユーザーの好みを反映したドライブプランを生成し、ユーザーに提供することが可能となる。
また、ドライブプラン生成装置１２は、例えば、テレビのユーザーによる視聴番組の内容に基づいてユーザーの嗜好を判別し、それに基づいてドライブプランを生成する。これによりユーザーの好みを反映したドライブプランを容易に生成し、ユーザーに提供することが可能となる。
また、ドライブプラン生成装置１２は、ビデオ装置、ＨＤＤ装置、ＤＶＤ装置のユーザーによる録画もしくは再生の内容に基づいてドライブプランを生成する。例えば、この場合はテレビの視聴の場合よりも、ユーザーの興味が強いことが考えられるので、優先度を上げてドライブプランを生成することにする。これにより、ユーザーの好みを反映したドライブプランを容易に生成することが可能となる。
また、車載装置２０は、車載装置２０が搭載された車両２の車両使用状況情報を記録する記録装置２４と、この車両使用状況情報２７を家庭内設置装置１０に送信する通信装置２６とを備え、家庭内設置装置１０は、車両使用状況情報２７を受信する通信装置１４を備え、ドライブプラン生成装置１２は、家電品１５および非家電品１６の使用状況情報および車両使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するようになっている。これにより、車両２の使用頻度等の車両使用状況情報に基づいたドライブプランを生成することができる。
また、車両使用状況情報において車両２の使用頻度が低い場合には、車両２の使用を促すドライブプランを提示するようになっている。これにより、車両２の使用頻度が低いユーザーの車両２の使用を促すことができる。なお、車両２の使用を促すドライブプランの提示は、家庭内設置装置１０からドライブプラン情報１８を送信し、家庭内に設置されたテレビを介して行うことができる。これにより、車両２の使用頻度が低いユーザーの車両２の使用を家庭内のテレビを介して容易に促すことができる。

実施の形態２
図４は、本発明の実施の形態２の情報提供システムの構成を示す図である。
図４において、３０はセンター、３１は外部と通信を行う通信装置、３２は情報保存装置、３３はドライブプラン生成装置、３４はおすすめドライブプラン情報である。
図１の実施の形態１と異なる点は、実施の形態１では、家１に設置された家庭内設置装置１０側にドライブプラン生成装置１２を設けていたが、本実施の形態２では、家１側の家庭内設置装置１０と、車両２側の車載装置２０の他に、所定の事業者が経営するセンター３０を設け、このセンター３０に、家１側の家庭内設置装置１０において情報収集装置１１に収集され、送信される情報を保存する情報保存装置３２と、情報保存装置３２で保存した情報を元にドライブプランを生成するドライブプラン生成装置３３を設けている点である。
すなわち、本実施の形態２の情報提供システムでは、ユーザーの家１に設置された家庭内設置装置１０の収集装置２３により収集された家電品１５および非家電品１６からの情報を、通信装置１４を介してセンター３０へ送信するようになっている。センター３０は、通信装置３１を介して家庭内設置装置１０から情報を受信し、情報保存装置３２に情報を保存する。センター３０は、情報保存装置３２に保存した情報に基づいてドライブプラン生成装置３３によりドライブプランを生成する。そして、通信装置３１を介して車両２側の車載装置２０へおすすめドライブプラン情報３４を送信するようになっている。なお、車両２側の車載装置２０からの車両使用状況情報２７は、センター３０に送信され、センター３０は、この情報も含めてドライブプランを作成する。
その他の構成や動作の流れは実施の形態１と同様である。
このような構成により、実施の形態１と同様に、ユーザーの好みを反映したドライブプランを生成し、ユーザーに提供することが可能となる。また、このような構成では、家１側の家庭内設置装置１０の構成を簡略化でき、家１側の家庭内設置装置１０の価格を低減することができる。また、各ユーザーからの情報がセンター３０に集まるので、センター３０は各ユーザーからの情報を元にユーザーに有利なように生成したドライブプランを各ユーザーに送信することができる。例えば、同じおすすめスポットへユーザーが集中しないようにドライブプランを生成してユーザーに送信する。これによりリゾート地へのユーザーの集中を抑制操作することができる。また、インターネットを使ってセンター３０から店舗や施設等の様々な情報をユーザーに送信することもできる。

また、車載装置２０は、車載装置２０が搭載された車両２の車両使用状況情報を記録する記録装置２４と、車両使用状況情報２７をセンター３０に送信する通信装置２６とを備え、センター３０は、車両使用状況情報２７を受信する通信装置２６を備え、ドライブプラン生成装置３３は、家電品１５および非家電品１６の使用状況情報および車両使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するようになっている。これにより、車両２の使用頻度等の車両使用状況情報に基づいたドライブプランを生成することができる。
また、車両使用状況情報において車両２の使用頻度が低い場合には、車両２の使用を促すドライブプランを提示するようになっている。これにより、車両２の使用頻度が低いユーザーの車両２の使用を促すことができる。なお、車両２の使用を促すドライブプランの提示は、センタ−３０からドライブプラン情報３４を送信し、家庭内に設置されたテレビを介して行うことができる。これにより、車両２の使用頻度が低いユーザーの車両２の使用を家庭内のテレビを介して容易に促すことができる。

なお、家電品１５および非家電品１６が家庭生活用品に、情報収集装置１１が情報収集手段に、情報１７が使用状況情報に、ドライブプラン生成装置１２がドライブプラン生成手段に、通信装置１４が送信手段に、通信装置２６が受信手段に、データベース２３が情報保存手段に、表示装置２２が表示手段に、ビデオ装置、ＨＤＤ装置、ＤＶＤ装置が画像録画もしくは再生装置に相当する。
さらに以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。

本発明の実施の形態１の情報提供システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態１のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態１のおすすめドライブプランの表示例を示す図である。 本発明の実施の形態２の情報提供システムの構成を示す図である。

符号の説明

１…家 ２…車両
１０…家庭内設置装置 １１…情報収集装置
１２…ドライブプラン生成装置 １３…制御装置
１４…通信装置 １５…家電品
１６…非家電品 １７…情報
１８…おすすめドライブプラン情報
２０…車載装置 ２１…ナビゲーション装置
２２…表示装置 ２３…データベース
２４…記録装置 ２５…制御装置
２６…通信装置 ２７…車両使用状況情報
３０…センター ３１…通信装置
３２…情報保存装置 ３３…ドライブプラン生成装置
３４…おすすめドライブプラン情報

Claims (12)

1. 家庭内設置装置と車載装置とを具備する情報提供システムであって、
   前記家庭内設置装置は、
   ユーザーの家庭生活用品の使用状況情報を収集する情報収集手段と、
   前記情報収集手段で収集した使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するドライブプラン生成手段と、
   前記ドライブプラン生成手段で生成したドライブプランの情報を送信する送信手段とを備え、
   前記車載装置は、
   前記ドライブプランの情報を受信する受信手段と、
   前記受信手段で受信したドライブプランの情報を保存する情報保存手段と、
   前記情報保存手段で保存したドライブプランの情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする情報提供システム。
2. 家庭内設置装置とセンターと車載装置とを具備する情報提供システムであって、 前記家庭内設置装置は、
   ユーザーの家庭生活用品の使用状況情報を収集する情報収集手段と、
   前記情報収集手段で収集した使用状況情報を送信する送信手段とを備え、
   前記センターは、
   前記使用状況情報を受信する受信手段と、
   前記受信手段で受信した使用状況情報を保存する情報保存手段と、
   前記情報保存手段で保存した使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するドライブプラン生成手段と、
   前記ドライブプラン生成手段で生成したドライブプランの情報を送信する送信手段とを備え、
   前記車載装置は、
   前記ドライブプランの情報を受信する受信手段と、
   前記受信手段で受信したドライブプランの情報を保存する情報保存手段と、
   前記情報保存手段で保存したドライブプランの情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする情報提供システム。
3. 前記家庭生活用品がテレビであり、
   前記ドライブプラン生成手段は、
   前記テレビのユーザーによる視聴番組の内容に基づいて前記ドライブプランを生成することを特徴とする請求項１または２記載の情報提供システム。
4. 前記家庭生活用品が画像録画もしくは再生装置であり、
   前記ドライブプラン生成手段は、
   前記画像録画もしくは再生装置のユーザーによる録画もしくは再生の内容に基づいて前記ドライブプランを生成することを特徴とする請求項１または２記載の情報提供システム。
5. 前記車載装置は、
   前記車載装置が搭載された車両の車両使用状況情報を記録する記録手段と、
   前記車両使用状況情報を前記家庭内設置装置に送信する送信手段とを備え、
   前記家庭内設置装置は、
   前記車両使用状況情報を受信する受信手段を備え、
   前記ドライブプラン生成手段は、前記使用状況情報および前記車両使用状況情報に基づいてドライブプランを生成することを特徴とする請求項１記載の情報提供システム。
6. 前記車載装置は、
   前記車載装置が搭載された車両の車両使用状況情報を記録する記録手段と、
   前記車両使用状況情報を前記センターに送信する送信手段とを備え、
   前記センターは、
   前記車両使用状況情報を受信する受信手段を備え、
   前記ドライブプラン生成手段は、前記使用状況情報および前記車両使用状況情報に基づいてドライブプランを生成することを特徴とする請求項２記載の情報提供システム。
7. 前記車両使用状況情報において前記車両の使用頻度が低い場合には、前記車両の使用を促すドライブプランを提示することを特徴とする請求項５または６記載の情報提供システム。
8. 前記車両の使用を促すドライブプランの提示は、前記家庭内設置装置に送信し、家庭内に設置されたテレビを介して行うことを特徴とする請求項７記載の情報提供システム。
9. ユーザーの家庭生活用品の使用状況情報を収集する情報収集手段と、
   前記情報収集手段で収集した使用状況情報に基づいてドライブプランを生成するドライブプラン生成手段と、
   前記ドライブプラン生成手段で生成したドライブプランの情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする家庭内設置装置。
10. ユーザーの家庭生活用品の使用状況情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段で収集した使用状況情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする家庭内設置装置。
11. ドライブプランの情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したドライブプランの情報を保存する情報保存手段と、
    前記保存手段で保存したドライブプランの情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする車載装置。
12. ユーザーの家庭生活用品の使用状況情報を収集する情報収集工程と、
    前記情報収集工程で収集した使用状況情報を元にドライブプランを生成するドライブプラン生成工程と、
    前記ドライブプラン生成工程で生成したドライブプランの情報を車載装置に送信する情報送信工程と
    を有することを特徴とする情報提供方法。

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