JP2005205717A - インクジェット記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 有機顔料をもちいたインクの吐出安定性を十分に確立すること。
【解決手段】 発熱抵抗素子と、該発熱抵抗素子を被覆する保護膜と、を備えるインクジェットヘッド用基板を用いて、前記発熱抵抗素子を発熱させ前記保護膜を介してインクに熱エネルギーを付与し該インクに膜沸騰を発生させ、気泡発生時に生じる圧力によって該インクを吐出するインクジェット記録方法であって、前記インクが色材として有機顔料を含み、前記保護膜の前記インクとの接触表面における最高到達温度が、前記有機顔料の熱分解温度以上であることを特徴とするインクジェット記録方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 発熱抵抗素子と、該発熱抵抗素子を被覆する保護膜と、を備えるインクジェットヘッド用基板を用いて、前記発熱抵抗素子を発熱させ前記保護膜を介してインクに熱エネルギーを付与し該インクに膜沸騰を発生させ、気泡発生時に生じる圧力によって該インクを吐出するインクジェット記録方法であって、前記インクが色材として有機顔料を含み、前記保護膜の前記インクとの接触表面における最高到達温度が、前記有機顔料の熱分解温度以上であることを特徴とするインクジェット記録方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、熱エネルギーを用いてインク滴を記録信号に応じてオリフィスから被記録材に吐出させ記録を行うインクジェット記録方法に関する。
現在、インクジェット記録方法においては、さまざまの方式が提案されているが、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に対応した熱エネルギーを、発熱抵抗素子より付与しインク滴を吐出させることにより記録を行う方式が主流である。なかでも下記、特許文献1に記載されているような熱エネルギーによるインクの発泡現象を利用してインクを吐出させる方式のインクジェット記録方法は、インクが吐出される開口部(以下、オリフィスと記載する場合もある)の高集積化、高密度化が容易である点から、現在のインクジェット記録方法の主力方式の一つである。
このような発熱抵抗素子を用いて記録信号に対応した熱エネルギーをインクに与えインクをオリフィスから吐出させて記録を行う方式の場合、インク滴の大きさはインクに与える熱エネルギー量、圧力等の装置条件や、インクの比熱、熱伝導率、熱膨張係数、粘度など材料物性値に依存することが知られており、インクを安定して吐出させるために、これらのファクターを調節する提案が多くなされている。例えば、特許文献2では発熱抵抗素子に与える電圧の立ち上がりと立下りを制御することに注目し、パルス幅、パルス振幅の変化により発熱抵抗素子の温度、気泡の体積がそれに応答して変化することを利用して、パルス幅、パルス振幅を調整することによりインクを安定して吐出することが開示されている。このような技術に基づいて現在のインクジェットヘッドの特性は十分に確保されている。一方、熱エネルギーによるインクの発泡現象を利用することから、インクの成分によっては、保護膜の表面上に異物(以降コゲと記載する場合もある)が析出することがある。このようなコゲが多量に析出した場合には、保護膜の表面にコゲが徐々に沈着し、その結果、インクへの熱伝導度が低下したり、発泡のバラツキが生じることにより、吐出に必要な泡が充分に形成されず正常な記録に必要な量のインクが吐出されなくなったり、またはインクが全く吐出されなくなったりする場合、すなわちインクの吐出安定性が低下することがある。
特に、近年の記録ヘッドの高精細化にともない、一回の吐出動作によるインクの吐出量が少量となるような構造の記録ヘッドが使用されることが多い。この場合、発熱抵抗素子のインクに与えるエネルギー量は小さくなるため、保護膜上に付着したコゲがたとえ少量であった場合でも、発熱抵抗素子からインクへの熱伝導が阻害される割合が大きくなり高精細な画像の記録に影響を与えるようなインク吐出量の変化が発生する場合があることから、コゲの発生をより厳密に抑制する必要が生じている。
このようなコゲの析出に対しては、従来、インクの成分を工夫することで対処するようにしてきた。たとえば下記特許文献3にはインク中にオキソ陰イオン含有させることによりコゲの発生を抑制することが、開示されている。またコゲの発生を抑制する別の手段として、特許文献4には、ヒーターの保護膜とインクとの接触表面における最高到達温度を560℃以下にする方法が開示されている。上記に開示されているコゲ防止方法は、色材としては主として染料のような、水溶性色材にて検討されている。
一方、最近では、インクジェット記録画像に対しては、その高精細さばかりでなく、より優れた画像堅牢性(耐光性、耐候性など)が求められてきており、その為に、色材として有機顔料の採用が進みつつある。特に写真調の画像については、長期にわたって画像が変化しない有機顔料の採用が待望されている。一方、写真画像では、小液滴ヘッドで高精彩な画像が必須である。
本発明者らが有機顔料を色材として含むインクを、高精細な記録に適した小液滴ヘッドにて記録を行ったところ、染料を色材とするインクに比較して、吐出が安定しないという問題に直面した。この問題を解決するために、上述のオキソ陰イオンを添加する方法や、ヒーターの最高到達温度を560℃以下にする技術を検討したが、目的とする安定した吐出を行うことは困難であった。
また特許文献5には、顔料を含む水系インクを使用して、通常のインク吐出駆動信号とは異なる、前記加熱素子の表面を清浄化させるための駆動信号を前記インクの吐出の合間または吐出動作の終了時等に印加する技術が開示されている。ただ、本発明者らの検討によると、液滴体積が20pl以下の小液滴ヘッドを用いた場合には、清浄化の前後で、吐出速度の差によると思われる画像ムラの発生が観察され、目的とする画像は得られなかった。
特開昭54−59936号公報
特開昭55−132253号公報
特開平3−160070号公報
特開2001−171126号公報
特開2003−72077号公報
そこで、本発明者らは、有機顔料を色材とするインクの吐出安定性の要因についてあらためて詳細に分析した結果、この課題を解決できる方法があることを見出した。
すなわち、従来、BJのコゲは水溶性の色材や、インクへの添加物がヒーター加熱により熱変成し、水不溶性の物質の形でヒーター上に堆積することがコゲの原因と考えられていた。そのため、そもそも水に不溶である有機顔料を使用する場合には、水溶性の分散剤で完全に表面を覆う必要があるが、どうしても分散剤で覆いきれない欠損の部分が生じるため、有機顔料を使用して水溶性染料を使用したインクとまったく同じ吐出安定性を得ることはできないと思われていた。ところが、本発明者らが有機顔料を用いたインクの吐出安定性に注目して研究したところ、吐出安定性は、保護膜のインクに対する接触表面の最高到達温度に依存すること、しかもその傾向は水溶性の色材をもちいた場合とまったく逆で、最高到達温度が高いほど吐出が安定することを見出した。
さらに、異なる種類の有機顔料について最高到達温度と吐出安定性の関係を研究したところ、各顔料によって安定する最高到達温度が異なっていること、そして安定する最高到達温度は、各顔料の熱分解温度と相関していることを知見した。そして、最高到達温度が各顔料の熱分解温度以上になるような吐出条件にすれば、有機顔料をもちいたインクでも水溶性染料をもちいた場合とまったく同等の吐出安定性が得られることを見出した。
このように本発明は、有機顔料をもちいたインクの吐出安定性を十分に確立することができるインクジェット記録方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明のインクジェット記録方法は、下記(1)〜(7)の構成を備えるものである。
(1)発熱抵抗素子と、該発熱抵抗素子を被覆する保護膜と、を備えるインクジェットヘッド用基板を用いて、前記発熱抵抗素子を発熱させ前記保護膜を介してインクに熱エネルギーを付与し該インクに膜沸騰を発生させ、気泡発生時に生じる圧力によって該インクを吐出するインクジェット記録方法であって、前記インクが色材として有機顔料を含み、前記保護膜の前記インクとの接触表面における最高到達温度が、前記有機顔料の熱分解温度以上であることを特徴とするインクジェット記録方法。
(2)前記インクが、有機顔料を分散するための分散剤、水溶性有機溶剤、水を少なくとも含むことを特徴とする上記(1)記載のインクジェット記録方法。
(3)前記インクが、前記有機顔料を、インク全質量に対して0.01質量%以上20質量%以下含むことを特徴とする上記(2)記載のインクジェット記録方法。
(4)前記インクが、分散剤を前記有機顔料に対して50質量%以上含むことを特徴とする上記(2)記載のインクジェット記録方法。
(5)前記インクが、分散剤を前記有機顔料に対して70質量%以上含むことを特徴とする上記(4)記載のインクジェット記録方法。
(6)前記有機顔料の熱分解温度が600℃以下であることを特徴とする上記(2)記載のインクジェット記録方法。
(7)前記インクジェット記録に使用するヘッドの液滴体積が0.5〜20plであることを特徴とする上記(1)記載のインクジェット記録方法。
本発明の構成によって、有機顔料インクの吐出安定性が得られるメカニズムの解明は確立していない。ただ、水溶性染料インクの場合には、コゲの発生の程度は染料構造に著しく依存するが、最高到達温度が高いほどコゲが悪くなるという傾向には例外はない。これに対して有機顔料を色材とするインクでは顔料の熱分解温度以上の最高到達温度で駆動すると吐出安定性が得られるようになる。この明確な差を生じる原因は、染料インクでは、ヒーター上のコゲは酸化物の形で、ヒーター上にある親和力をもって堆積しているのに対し、有機顔料は、コゲの酸素供給元である水分子との距離が大きいために、酸化をともなわない形で堆積し、最高到達温度が熱分解温度以上になると、ヒーター上で顔料が急速に熱分解し、ヒーター上からなくなるためであると推測している。
以上のような上記発明においては、熱エネルギーを利用したインクジェット方式で、写真画像に適する小液滴ヘッドをもちいても、有機顔料を含むインクを安定的に吐出させることができ、高精彩でかつ、耐光性、耐候性に優れた記録物を提供できる。
以下に好ましい実施の形態について例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は以下に限定されるものではない。本発明において以下の形態が採用されれば、インクジェット記録方法の優れた特性をさらに効果的とすることができる。
(有機顔料)
まず本発明の特徴である有機顔料の熱分解温度について説明する。
まず本発明の特徴である有機顔料の熱分解温度について説明する。
有機顔料の熱分解温度は、従来公知の熱重量測定(TG)で、窒素ガス雰囲気下で常温から900度まで1分間に10℃〜20℃の速度で昇温して測定する。本発明の熱分解温度とは、重量が初期重量の10%になった点の温度として定義する。
熱分解温度以上の最高到達温度で駆動すれば、本願の目的は達成される。ただ、最高到達温度が高すぎると、ヒーター寿命が短くなる場合がある。このため、熱分解温度が600℃以下の有機顔料を使用することが好ましい。このような顔料の例としては、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントブルー15,15:1,15:2、15:3等があげられる。
また、上記のような有機顔料は、インク中にどのような範囲でふくまれてもよいが、0.01質量%以下の場合、画像濃度が低すぎる場合がある。また20質量%以上の場合、インク粘度が高すぎて高周波数での駆動に支障をきたす場合がある。したがって好ましい範囲は0.01質量%〜20質量%である。なお、本発明者らの検討によれば、顔料濃度が1.0質量%等未満でも、本願を用いない場合に、吐出が不安定であり、かつ本発明が非常に有効なことを確認している。
(最高到達温度)
本発明では、最高到達温度は、インクとヒーターの保護膜との接触面、すなわちヒーターの上に構成された耐キヤビテーション膜の、インクとの接触面の温度として定義する。
本発明では、最高到達温度は、インクとヒーターの保護膜との接触面、すなわちヒーターの上に構成された耐キヤビテーション膜の、インクとの接触面の温度として定義する。
最高到達温度は、インクがない状態で発熱抵抗素子を駆動させ、日本アビオニクス社製のサーモヴュアを用いて測定することが可能である。これは、実際に保護膜表面温度が最高到達温度となるときは保護膜表面に気泡が形成されている状態であるので、インクがない状態で計測したものと近似できるためである。また、最高到達温度を求める別の方法として特開2001−171126号(前記特許文献4)に開示されているシュミレーションによる方法を用いてもよい。
最高到達温度は、バブルジェット(登録商標)の発泡に必要なぎりぎり吐出可能な臨界エネルギーに対して実際に投入するエネルギーの量を変化させることにより制御する。エネルギーの制御は、バブルジェット(登録商標)ヘッドに印加するパルスの巾の増減によっておこなってもよいし、パルス巾を固定させ、電圧を変化させてもよい。
(分散剤)
本発明で使用される有機顔料は、安定にインク中に分散した状態であれば、分散剤の利用は必須ではないが、インクの長期安定性等多くの理由により、使用するとより好ましい。特に、本発明者らの検討によれば、重量平均分子量が、2,000〜10,000の範囲内の比較的低分子の分散樹脂を顔料に対して50%以上、より好ましくは70%以上使用して、安定に分散した系であると、顔料の熱分解温度以上の最高到達温度以上で長期にわたり吐出させても、断線等の不具合が発生せず、ムラのない画像が、目標製品寿命まで十分にえられる。
本発明で使用される有機顔料は、安定にインク中に分散した状態であれば、分散剤の利用は必須ではないが、インクの長期安定性等多くの理由により、使用するとより好ましい。特に、本発明者らの検討によれば、重量平均分子量が、2,000〜10,000の範囲内の比較的低分子の分散樹脂を顔料に対して50%以上、より好ましくは70%以上使用して、安定に分散した系であると、顔料の熱分解温度以上の最高到達温度以上で長期にわたり吐出させても、断線等の不具合が発生せず、ムラのない画像が、目標製品寿命まで十分にえられる。
この理由は定かではないが、顔料を樹脂分散した系では、バブルジェット(登録商標)の発泡の際に顔料と樹脂の皮膜状の物質が発生すると推測されていることから、上記分散剤を上記記載の量含んだ場合に、好ましい状態の皮膜が形成されているものと考えている。
これら分散剤としては親水部がマレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボン酸を可溶化基とするもので、酸価が150〜400のものが好適である。
(本発明に使用するインクの液媒体)
本発明で使用するインクには、目詰まり防止等、さまざまな点から、水溶性有機溶剤も含有させることが好ましい。これら水溶性有機溶剤としては特に限定されるものではないが、グリセリン、エチレングリコール、炭素数3〜6のグリコール、炭素数4〜6のトリオール、2−ピロリドン、エチレン尿素が好ましい。また、他に併用する溶剤としてはジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;テトラエチレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン共重合体;エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等の低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、トリメチロールプロパン等が挙げられる。
本発明で使用するインクには、目詰まり防止等、さまざまな点から、水溶性有機溶剤も含有させることが好ましい。これら水溶性有機溶剤としては特に限定されるものではないが、グリセリン、エチレングリコール、炭素数3〜6のグリコール、炭素数4〜6のトリオール、2−ピロリドン、エチレン尿素が好ましい。また、他に併用する溶剤としてはジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;テトラエチレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン共重合体;エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等の低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、トリメチロールプロパン等が挙げられる。
本発明の顔料インク中に含有される上述の水溶性化合物の合計は、特に限定されないが、インク全質量に対して、好ましくは1〜50%、より好ましくは5〜40質量%の範囲である。
本発明で使用するインクは水を含むことが好ましい。水としては、イオン交換水を使用することが好ましく、含有量は、インク全重量に対して、50質量%以上であることが好ましく、また、95質量%以下であることが好ましい。
また、本発明に使用する顔料インクは、所望の物性値を有するインクとするために、上記した成分の他に必要に応じて、添加剤として、例えば、粘度調整剤、消泡剤、防腐剤、防カビ剤、酸化防止剤等を添加することができる。界面活性剤の選択はインクの表面張力が25mN/m以上、好ましくは30mN/m以上になるようにすることが好ましい。特に界面活性剤としてはHLB13以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。
HLBが13以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルの例としては、特に限定されるものではないが、疎水部のアルキル基は、界面活性効果を持つような炭素数であれば、ラウリル、セチル、ステアリル、オレイル、ベへニル等どのようなものでもよいが、炭素数16〜18のアルキル基が好ましく、セチル基は特に好ましい。一方親水部のエチレンオキサイド数は、10〜40が好ましい。HLBの値自体としては、13以上、好ましくは15以上、より好ましくは17以上である。これらの含有量は、インク中に0.1〜3質量%、好ましくは0.2〜2.5質量%、より好ましくは0.3〜2質量%である。
本発明において、ポリオキシエチレンアルキルエーテル以外に好適な界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤が好ましく、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。特に、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物を本願のインクに併用すると、吐出速度の安定性に対する効果が特に高く、好ましい。吐出速度が安定しているとは、常に一定の吐出速度で印字することで、吐出速度が吐出のたびに違う場合、得られる画像にムラがでてしまう場合がある。また、これらのノニオン系界面活性剤のHLBは、10以上、好ましくは13以上、より好ましくは15以上である。
これらの界面活性剤の含有量は、インク中に0.1〜3質量%、好ましくは0.2〜2.5質量%、より好ましくは0.3〜2質量%である。
(記録ヘッド)
図1には本発明における発熱ヘッドが具備された記録ヘッドの一例を、オリフィスを縦に横切る方向の概略断面図として示した。またAB線断面図を示した。記録ヘッド13はインクを通す溝14を有するガラス、セラミックまたはプラスチック板などと、発熱ヘッド15とを接着して得られる。発熱ヘッド15はインクと接触する面から、Ta等からなる耐キャビテーション膜16−1、酸化シリコンや窒化シリコンなどで形成される保護膜16−2、アルミニウム電極17−1および17−2、TaNなどより形成される発熱ヒーター18、蓄熱層19、アルミナなどの放熱性に優れる支持体20の各層が積層されて構成されている。ここで保護膜は耐キャビテーション膜16−1および保護膜16−2より構成されている。通常バブルジェット(登録商標)ヘッドでは耐キャビテーション膜は0.1〜0.3μである。本発明においては0.2〜0.5μの範囲だと、特に耐久寿命も十分に余裕があり、好ましい。インク21は吐出用のオリフィス22まで来ており、所定の圧力によりメニスカス23を形成している。そしてアルミニウム電極17に電気信号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21が沸騰し気泡が発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、オリフィス22よりインク滴24が吐出し、紙などの被記録材25に向かって飛翔し、被記録材25の画像記録領域に付着し画像が形成される。
図1には本発明における発熱ヘッドが具備された記録ヘッドの一例を、オリフィスを縦に横切る方向の概略断面図として示した。またAB線断面図を示した。記録ヘッド13はインクを通す溝14を有するガラス、セラミックまたはプラスチック板などと、発熱ヘッド15とを接着して得られる。発熱ヘッド15はインクと接触する面から、Ta等からなる耐キャビテーション膜16−1、酸化シリコンや窒化シリコンなどで形成される保護膜16−2、アルミニウム電極17−1および17−2、TaNなどより形成される発熱ヒーター18、蓄熱層19、アルミナなどの放熱性に優れる支持体20の各層が積層されて構成されている。ここで保護膜は耐キャビテーション膜16−1および保護膜16−2より構成されている。通常バブルジェット(登録商標)ヘッドでは耐キャビテーション膜は0.1〜0.3μである。本発明においては0.2〜0.5μの範囲だと、特に耐久寿命も十分に余裕があり、好ましい。インク21は吐出用のオリフィス22まで来ており、所定の圧力によりメニスカス23を形成している。そしてアルミニウム電極17に電気信号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21が沸騰し気泡が発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、オリフィス22よりインク滴24が吐出し、紙などの被記録材25に向かって飛翔し、被記録材25の画像記録領域に付着し画像が形成される。
(液滴体積)
本発明では良好な写真画像を得るために0.5pl〜20plの液滴体積のバブルジェット(登録商標)ヘッドを用いた場合が好ましい。さらに0.5pl〜12plの範囲では、画像堅牢性をふくめた画質の点で優れたものである。
本発明では良好な写真画像を得るために0.5pl〜20plの液滴体積のバブルジェット(登録商標)ヘッドを用いた場合が好ましい。さらに0.5pl〜12plの範囲では、画像堅牢性をふくめた画質の点で優れたものである。
(記録装置)
次に、本発明のインクジェット記録装置につき、インクジェットプリンタを具体例として説明する。図2は、吐出時に気泡を大気と連通する吐出方式の液体吐出ヘッドとしての液体吐出ヘッド及びこのヘッドを用いる液体吐出装置としてのインクジェットプリンタの一例の要部を示す概略斜視図である。
次に、本発明のインクジェット記録装置につき、インクジェットプリンタを具体例として説明する。図2は、吐出時に気泡を大気と連通する吐出方式の液体吐出ヘッドとしての液体吐出ヘッド及びこのヘッドを用いる液体吐出装置としてのインクジェットプリンタの一例の要部を示す概略斜視図である。
図2においては、インクジェットプリンタは、ケーシング1008内に長手方向に沿って設けられる記録媒体としての用紙1028を図中に示す矢印Pで示す方向に間欠的に搬送する搬送装置1030と、搬送装置1030による用紙1028の搬送方向Pに略直交する矢印S方向に、ガイド軸1014に沿って略平行に往復運動せしめられる記録部1010と、記録部1010を往復運動させる駆動手段としての移動駆動部1006とを含んで構成されている。
上記搬送装置1030は、互いに略平行に対向配置されている一対のローラユニット1022a及び1022bと、一対のローラユニット1024a及び1024bと、これらの各ローラユニットを駆動させるための駆動部1020とを備えている。かかる構成により、搬送装置1030の駆動部1020が作動状態とされると、用紙1028が、それぞれのローラユニット1022a及び1022bと、ローラユニット1024a及び1024bにより狭持されて、矢印P方向に間欠送りで搬送されることとなる。移動駆動部1006は、所定の間隔をもって対向配置される回転軸に配されるプーリ1026a、及び、プーリ1026bに巻きかけられるベルト1016、ローラユニット1022a、及び、ローラユニット1022bに略平行に配置され記録部1010のキャリッジ部材1010aに連結されるベルト1016を順方向及び逆方向に駆動させるモータ1018とを含んで構成されている。
モータ1018が作動状態とされてベルト1016が矢印R方向に回転したとき、記録部1010のキャリッジ部材1010aは矢印S方向に所定の移動量だけ移動される。又、モータ1018が作動状態とされてベルト1016が図中に示した矢印R方向とは逆方向に回転したとき、記録部1010のキャリッジ部材1010aは矢印S方向とは反対の方向に所定の移動量だけ移動されることとなる。更に、移動駆動部1006の一端部には、キャリッジ部材1010aのホームポジションとなる位置に、記録部1010の吐出回復処理を行うための回復ユニット1026が記録部1010のインク吐出口配列に対向して設けられている。
記録部1010は、インクジェットカートリッジ(以下、単にカートリッジと記述する場合がある)1012Y、1012M、1012C及び1012Bが各色、例えばイエロー、マゼンタ、シアン及びブラック毎にそれぞれ、キャリッジ部材1010aに対して着脱自在に備えられる。
〔実施例および比較例〕
以下に本発明におけるインクジェット記録方法の実施例およびを挙げて本発明を更に詳細に説明する。ただし本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
以下に本発明におけるインクジェット記録方法の実施例およびを挙げて本発明を更に詳細に説明する。ただし本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(有機顔料の熱分解温度の測定)
C.I.ピグメントイエロー128の熱分解温度をメトラートレド社製示差熱量分析計 DSC822を用いて昇温速度10℃/分で常温から900℃まで昇温し、重量が初期重量の10%になった点の温度を測定した。590℃であった。
C.I.ピグメントイエロー128の熱分解温度をメトラートレド社製示差熱量分析計 DSC822を用いて昇温速度10℃/分で常温から900℃まで昇温し、重量が初期重量の10%になった点の温度を測定した。590℃であった。
(インク1の調整)
上記顔料を用いて本実施形態に用いる有機顔料インク1を以下の方法で調整した。
上記顔料を用いて本実施形態に用いる有機顔料インク1を以下の方法で調整した。
(1)分散液の作製
スチレン−アクリル酸メチルアクリレート(数平均分子量:約3000)10部
水酸化カリウム1部
ジエチレングリコール5部
イオン交換水64部。
スチレン−アクリル酸メチルアクリレート(数平均分子量:約3000)10部
水酸化カリウム1部
ジエチレングリコール5部
イオン交換水64部。
先ず、上記成分を容器の中に入れて混合し、ウォーターバスで80℃に加熱し、樹脂分を完全に溶解させた。次に、この溶液に、上記顔料C.I.ピグメントイエロー128を20部加え、30分間プレミキシングを行った後、バッチ式サンドミル(アイメックス社製)に仕込み、0.8mm径のジルコニアビーズをメディアとして充填し、水冷しつつ3時間かけて分散処理を行なった。
更に、上記で得た分散液を遠心分離処理(10,000rpm、30分間)することによって、粗大粒子を含む非分散物を除去して分散液1とした。得られた分散液は、その顔料濃度が10質量%、分散剤濃度が4質量%であった。
(2)インクの作製
インクの作製は、上記分散液1を使用し、これに以下の成分を加えて所定の濃度にし、これらの成分を十分に混合撹拌した後、ポアサイズ2.5μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧濾過し、本実施形態に使用する顔料インク1を調製した。
上記分散液 30部
グリセリン10部
トリエチレングリコール5部
アセチレングリコールのEO付加物0.5部
(商品名:アセチレノールE100;川研ファインケミカル製)
ポリオキシエチレンセチルエーテル(EO 20)1部
イオン交換水53.5部。
インクの作製は、上記分散液1を使用し、これに以下の成分を加えて所定の濃度にし、これらの成分を十分に混合撹拌した後、ポアサイズ2.5μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧濾過し、本実施形態に使用する顔料インク1を調製した。
上記分散液 30部
グリセリン10部
トリエチレングリコール5部
アセチレングリコールのEO付加物0.5部
(商品名:アセチレノールE100;川研ファインケミカル製)
ポリオキシエチレンセチルエーテル(EO 20)1部
イオン交換水53.5部。
(インク2の調整)
(熱分解温度の測定)
上記と同様の方法でC.I.ピグメントレッド122の熱分解温度を測定したところ575℃であった。
(熱分解温度の測定)
上記と同様の方法でC.I.ピグメントレッド122の熱分解温度を測定したところ575℃であった。
(インクの調整)
上記顔料を用いて、インク1と同様に分散液を調整し、同様にインク化し、インク2を得た。
上記顔料を用いて、インク1と同様に分散液を調整し、同様にインク化し、インク2を得た。
(インク3の調整)
(熱分解温度の測定)
上記と同様の方法でC.I.ピグメントブルー15:3の熱分解温度を測定したところ595℃であった。
(熱分解温度の測定)
上記と同様の方法でC.I.ピグメントブルー15:3の熱分解温度を測定したところ595℃であった。
(インクの調整)
上記顔料を用いて、インク1と同様に分散液を調整し、同様にインク化し、インク3を得た。
上記顔料を用いて、インク1と同様に分散液を調整し、同様にインク化し、インク3を得た。
(記録ヘッド)
記録ヘッドとして、1回の吐出動作によって1ノズルから吐出されるインク量が10ピコリットルとなるように構成されたヘッドをもちいた。このヘッドの発泡部分の断面を図3に示した。インクジェットヘッド用基板はインクと接触する面から、Taよりなる厚み0.2μmの耐キャビテーション膜10、チッ化シリコンからなる厚み0.2μmの保護膜11、絶縁層8、アルミニウム電極3および4、TaNなどより形成される発熱抵抗層7、蓄熱層6、アルミナなどの放熱性に優れる支持体20の各層を積層している。
記録ヘッドとして、1回の吐出動作によって1ノズルから吐出されるインク量が10ピコリットルとなるように構成されたヘッドをもちいた。このヘッドの発泡部分の断面を図3に示した。インクジェットヘッド用基板はインクと接触する面から、Taよりなる厚み0.2μmの耐キャビテーション膜10、チッ化シリコンからなる厚み0.2μmの保護膜11、絶縁層8、アルミニウム電極3および4、TaNなどより形成される発熱抵抗層7、蓄熱層6、アルミナなどの放熱性に優れる支持体20の各層を積層している。
耐キャビテーション膜10のインクとの接触表面の温度を、ヘッドに印加する電圧を変えて日本アビオニクス社製のサーモヴュアを用いてインクが無い状態で発熱抵抗素子を駆動させて実測し、最高到達温度が500℃、550℃、600℃,640℃となる投入エネルギー条件を設定した。640℃のときの電圧条件は、上記ヘッドに実際にインクを充填して,徐々に電圧をあげていき、インクがオリフィスから飛び出す閾値電圧の約1.30倍の電圧であった。
上記記録ヘッドを用いて前記インク1,2,3を駆動周波数3KHzで、上記各最高到達温度の条件で1E7パルス吐出させた後の吐出速度を測定した結果を図4に示した。最高到達温度が各顔料の熱分解温度以上になると、吐出速度が高く、また速度のばらつきも非常に小さくなった。さらに、同じ条件で2E8パルスまで吐出させたところ、最高到達温度500℃、550℃の条件のものは、1E7パルスの時よりも速度が低下したが、600℃、640℃のものは、速度低下や、ヒーター断線と思われる不吐はみられなかった。
3,4 アルミニウム電極
6 蓄熱層
7 発熱抵抗層
8 絶縁層
20 支持体
10 耐キャビテーション膜
11 保護膜
1006 移動駆動部
1008 ケーシング
1010 記録部
1010a キャリッジ部材
1012 カートリッジ
1012Y,M,C,B インクジェットカートリッジ
1014 ガイド軸
1016 ベルト
1018 モータ
1020 駆動部
1022a、1022b ローラユニット
1024a、1024b ローラユニット
1026 回復ユニット
1026a、1026b プーリ
1028 用紙
1030 搬送装置
P 用紙の搬送方向
R ベルトの回転方向
S 用紙の搬送方向と略直交する方向
6 蓄熱層
7 発熱抵抗層
8 絶縁層
20 支持体
10 耐キャビテーション膜
11 保護膜
1006 移動駆動部
1008 ケーシング
1010 記録部
1010a キャリッジ部材
1012 カートリッジ
1012Y,M,C,B インクジェットカートリッジ
1014 ガイド軸
1016 ベルト
1018 モータ
1020 駆動部
1022a、1022b ローラユニット
1024a、1024b ローラユニット
1026 回復ユニット
1026a、1026b プーリ
1028 用紙
1030 搬送装置
P 用紙の搬送方向
R ベルトの回転方向
S 用紙の搬送方向と略直交する方向
Claims (7)
- 発熱抵抗素子と、該発熱抵抗素子を被覆する保護膜と、を備えるインクジェットヘッド用基板を用いて、前記発熱抵抗素子を発熱させ前記保護膜を介してインクに熱エネルギーを付与し該インクに膜沸騰を発生させ、気泡発生時に生じる圧力によって該インクを吐出するインクジェット記録方法であって、前記インクが色材として有機顔料を含み、前記保護膜の前記インクとの接触表面における最高到達温度が、前記有機顔料の熱分解温度以上であることを特徴とするインクジェット記録方法。
- 前記インクが、有機顔料を分散するための分散剤、水溶性有機溶剤、水を少なくとも含むことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクが、前記有機顔料を、インク全質量に対して0.01質量%以上20質量%以下含むことを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクが、分散剤を前記有機顔料に対して50質量%以上含むことを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクが、分散剤を前記有機顔料に対して70質量%以上含むことを特徴とする請求項4記載のインクジェット記録方法。
- 前記有機顔料の熱分解温度が600℃以下であることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクジェット記録に使用するヘッドの液滴体積が0.5〜20plであることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004014100A JP2005205717A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | インクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004014100A JP2005205717A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | インクジェット記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005205717A true JP2005205717A (ja) | 2005-08-04 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004014100A Withdrawn JP2005205717A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | インクジェット記録方法 |
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Country | Link |
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-
2004
- 2004-01-22 JP JP2004014100A patent/JP2005205717A/ja not_active Withdrawn
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