JP2005204828A - 気泡浴装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 気泡水流の交互切換を簡単な構成をもって実現できる気泡浴装置を実現することにある。
【解決手段】 温浴水Wが満たされる浴槽15内の側壁15aに側部発泡ノズル16が配置され、浴槽15の底壁15bに底部発泡ノズル17が配置される。浴槽使用者は着座シート14に着座して、膝から下の下肢を浴槽15内に浸す。この状態で、切換バルブが一定時間ごとに切換わり、一定時間ごとに側部発泡ノズル16、底部発泡ノズル17から交互に気泡水流の噴出が実行され、超音波によるマッサージが行われる。
【選択図】 図1
【解決手段】 温浴水Wが満たされる浴槽15内の側壁15aに側部発泡ノズル16が配置され、浴槽15の底壁15bに底部発泡ノズル17が配置される。浴槽使用者は着座シート14に着座して、膝から下の下肢を浴槽15内に浸す。この状態で、切換バルブが一定時間ごとに切換わり、一定時間ごとに側部発泡ノズル16、底部発泡ノズル17から交互に気泡水流の噴出が実行され、超音波によるマッサージが行われる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、超音波によってマッサージ効果を得るようにした気泡浴装置に関するものである。
この種の気泡浴装置は、マッサージによる治療や疲労回復のために用いられている。そして、この種の装置として、例えば、特許文献1に記載された気泡発生浴槽が存在する。この気泡発生浴槽は、浴槽の側壁に複数の発泡ノズルを設けて、これらの発泡ノズルの動作を交互に切換えて、気泡を含んだ水流(以下、気泡水流という)がいずれかの発泡ノズルから交互に噴出されるようになっている。
特開平2−243154号公報
しかしながら、前記の特許文献1に記載の気泡発生浴槽においては、噴出ノズル内に設けられた弁体の開閉により気泡水流を交互に噴出するようになっているため、その発泡ノズルの構成が複雑になってコスト高になるばかりでなく、故障が頻発するおそれがある。しかも、小さな噴出ノズル内に弁体を組み込んだために、気泡水流の流路が屈折などにより複雑になり、このため、異物が噛み込まれたりして、気泡水流の噴出に障害をもたらすおそれも多分にあった。
この発明の目的は、気泡水流の交互切換を簡単な構成をもって実現でき、前述した特許文献に記載された気泡発生浴槽に存在する各種の問題点を低減できる気泡浴装置を実現することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、浴槽の側壁と底壁とにそれぞれ側部発泡ノズルと、底部発泡ノズルとを備えた気泡浴装置において、側部発泡ノズルと底部発泡ノズルとを交互に噴出動作させるための切換手段を気泡水流噴出管路に設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記浴槽の上端近傍に着座部を設け、浴槽の底壁に足の裏と底部発泡ノズルとの間の間隔を確保するための間隔確保手段を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、請求項2に記載の発明において、前記間隔確保手段は、底壁の上面に設けたつま先載置台であることを特徴とする。
この発明によれば、噴出される気泡水流の配管中に切換手段が設けられているために、ノズル内に弁体を設けた構造とは異なり、構成が簡単になって、故障のおそれを低減できるとともに、コストアップを抑制でき、しかも異物の噛み込みのおそれも少ないという優れた効果を発揮する。
以下、この発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、この気泡浴装置は、外装ケース11の底面に設けたキャスタ12により床面上を移動可能である。外装ケース11の側面には制御パネル13が設けられている。外装ケース11の上面一側部には着座部としての着座シート14が設けられるとともに、他側部には上方に開口する浴槽15が設けられている。この浴槽15内には温浴水Wが満たされる。
図1及び図2に示すように、この気泡浴装置は、外装ケース11の底面に設けたキャスタ12により床面上を移動可能である。外装ケース11の側面には制御パネル13が設けられている。外装ケース11の上面一側部には着座部としての着座シート14が設けられるとともに、他側部には上方に開口する浴槽15が設けられている。この浴槽15内には温浴水Wが満たされる。
前記浴槽15の着座シート14側において側壁15aの左右位置には、一対の側部発泡ノズル16が配置され、その側部発泡ノズル16から超音波をともなう気泡水流が浴槽15内の前方に向かって噴出される。浴槽15の底壁15bの左右位置には、一対の底部発泡ノズル17が配置され、その底部発泡ノズル17から浴槽15内の上方に向かって超音波をともなう気泡水流が噴出される。前記底壁15bには排水口18及び吸水口19が配置され、この排水口18から浴槽15内の温浴水Wが排出され、吸水口19から温浴水Wが循環のために吸い込まれる。
浴槽15の底壁15bには間隔確保手段としての足載せ台(つま先載置台)20が配置固定され、この足載せ台20に両足のつま先を載せることができるようになっている。そして、この足載せ台20につま先を載せた状態においては、足の裏が前記底部発泡ノズル17に対して若干の間隔をおいて対向するようになっている。
図3に示すように、前記制御パネル13には電源21が電気接続されている。また制御パネル13にはモータポンプ31及び制御部32が電気接続されている。制御部32には切換タイマ38が電気接続され、その切換タイマ38には切換手段を構成する切換バルブ35が電気接続されている。
前記モータポンプ31の入り口側と吸水口19との間には吸水管33が接続され、モータポンプ31の出口側と前記側部発泡ノズル16及び底部発泡ノズル17との間には気泡水流噴出管路としての吐水管34が接続されている。また、吐水管34のノズル側は側部発泡ノズル16及び底部発泡ノズル17に向かって二股に分岐されており、その分岐部に前記切換バルブ35が接続されている。そして、切換バルブ35の切換にともない、前記側部発泡ノズル16及び底部発泡ノズル17の一方に吐水管34を介してモータポンプ31から温浴水が供給される。これとともに、その水流を利用したエジェクタ効果により吸気管36または37を介して大気が混入され、前記のように気泡水流が側部発泡ノズル16及び底部発泡ノズル17の一方から交互に浴槽15内に噴出される。前記排水口18には排水管39が接続され、その排水管39には図示しないバルブが接続され、そのバルブが開放されることにより、浴槽15内の温浴水が排出されるようになっている。
図4に示すように、電源21とモータポンプ31との間にはスイッチ41,過電流保護装置42及び漏電ブレーカ43が電気接続されている。また、漏電ブレーカ43とスイッチ41及び過電流保護装置42との間にはメインリレー45が接続されている。制御パネル13の外側面には操作・表示回路48が設けられている。オペレーションリレー46は前記運転時間タイマ47の作用により動作される。この運転時間タイマ47は、この気泡浴装置の1運転時間を設定するためのものである。
以上のように構成された気泡浴装置においては、浴槽使用者が着座シート14に着座して、膝から下の下肢を浴槽15内に浸す。この状態で、運転時間タイマ47により運転時間を設定して、メインスイッチ41をオンすれば、モータポンプ31が起動される。そして、切換タイマ38で設定された周期に従って切換バルブ35が一定時間ごとに切り替わる。このため、一定時間ごとに側部発泡ノズル16、底部発泡ノズル17の一方から交互に気泡水流の噴出が実行され、超音波によるマッサージが行われる。側部発泡ノズル16は、使用者の主としてふくらはぎを中心とした部分にマッサージ効果を与え、底部発泡ノズル17は、主として足先を中心とした部分にマッサージ効果を与える。
以上のように、気泡水流が側部発泡ノズル16、底部発泡ノズル17から交互に噴出されるため、同時に噴出される場合と比較して、気泡浴装置を低電力で稼働させるころができる。また、切換タイマ38により側部発泡ノズル16、底部発泡ノズル17からの噴出時間を適宜に設定すれば、すなわち、側部発泡ノズル16、底部発泡ノズル17からの噴出時間を等しくしたり、一方を他方に比較して長くしたりすれば、使用者の好みや治療の要求などに応じて適切な噴出形態を得ることができる。
そして、この実施形態の気泡浴装置においては、切換バルブ35が配管中に設けられていることにより、側部発泡ノズル16、底部発泡ノズル17からの交互噴出が実現されている。このため、従来の気泡浴装置の構成を大きく変更することなく、その従来の装置の配管中に切換バルブ35を介在させるとともに、電気回路中に切換バルブ35を制御するための切換タイマ38などを設ければよい。従って、従来の装置に対してわずかな変更を加えればよく、コストアップを抑制できる。また、前記特許文献1と異なり、ノズル内に弁体を組み込む必要がないため、前記と同様にコストアップを抑制できるとともに、故障を低減でき、さらに、ノズル内の流路が複雑になることはなく、ノズル内における異物の噛み込みを防ぐことができる。なお、切換バルブ35は流路の切換のみの単一機能であるため、弁体を内蔵したノズルと比較して、流路形状を単純にできて、異物の噛み込みを少なくすることができる。
さらに、気泡浴装置の使用に際しては、使用者は、つま先を足載せ台20に載せることにより、足の裏を底部発泡ノズル17に近接対向させることができる。従って、足の裏に対して気泡水流を効果的に当てることができる。この足の裏はツボが集中しているため、マッサージ効果を有効に発揮される。そして、この場合、この実施形態においては、底部発泡ノズル17からの発泡が間欠的になるため、足の裏が底部発泡ノズル17に対して近接されていて、効果的なマッサージが行われるものの、足の裏に対してマッサージと休止が交互に実行されるため、過剰なマッサージが行われることを防止できる。
この発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化することも可能である。
・ 側部発泡ノズル16及び底部発泡ノズル17の数をそれぞれ1個または3個以上にすること。
・ 側部発泡ノズル16及び底部発泡ノズル17の数をそれぞれ1個または3個以上にすること。
・ 側部発泡ノズル16を前壁、または前壁及び後壁の双方に設けること。
・ 前記実施形態とは別のタイプの気泡浴装置、例えば着座シート14を有しないタイプの気泡浴装置にこの発明を具体化すること。
・ 前記実施形態とは別のタイプの気泡浴装置、例えば着座シート14を有しないタイプの気泡浴装置にこの発明を具体化すること。
・ 図1に2点鎖線で示すように、底部発泡ノズル17の前後位置に足載せ台20をそれぞれ設けること。このようにすれば、底部発泡ノズル17を跨いで足の裏を前後の足載せ台20に載せることができ、楽な姿勢をとることが可能になる。
・ 同じく図1に2点鎖線で示すように、浴槽15の底壁に踵を受けるための凹部50等の踵受け部を設けること。このように構成すれば、下肢を安定支持できるとともに、下肢を所定の位置に位置決めでき、さらには、使用者は楽である。なお、この場合は、2点鎖線で示すように、底部発泡ノズル17を足の裏から距離を置くように前記実施形態よりも下方の位置に配置する。また、温浴水Wを排出するための排水口をこの凹部50に設けるのが好ましい。
・ 足載せ台上につま先に位置を決めるための凹部等のつま先位置決め部を設けること。
前記実施形態から把握され、請求項に記載されていない技術的思想は以下の通りである。
前記実施形態から把握され、請求項に記載されていない技術的思想は以下の通りである。
(1) 底壁に足の裏と底部発泡ノズルとの間の間隔を確保するための間隔確保手段を設けたことを特徴とする気泡浴装置。
(2) 前記間隔確保手段は、底壁の上面に設けたつま先載置台であることを特徴とする前記(1)項に記載の気泡浴装置。
(2) 前記間隔確保手段は、底壁の上面に設けたつま先載置台であることを特徴とする前記(1)項に記載の気泡浴装置。
(3) 浴槽の底壁に踵受け部を設けたことを特徴とする前記(1)項または(2)項に記載の気泡浴装置。
14…着座部としての着座シート、15…浴槽、15a…側壁、15b…底壁、16…側部発泡ノズル、17…底部発泡ノズル、20…間隔保持手段としての足載せ台(つま先載置台)、34…気泡水流噴出管路としての吐出管、35…切換手段としての切換バルブ。
Claims (3)
- 浴槽の側壁と底壁とにそれぞれ側部発泡ノズルと、底部発泡ノズルとを備えた気泡浴装置において、
側部発泡ノズルと底部発泡ノズルとを交互に噴出動作させるための切換手段を気泡水流噴出管路に設けたことを特徴とする気泡浴装置。 - 前記浴槽の上端近傍に着座部を設け、浴槽の底壁に足の裏と底部発泡ノズルとの間の間隔を確保するための間隔確保手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の気泡浴装置。
- 前記間隔確保手段は、底壁の上面に設けたつま先載置台であることを特徴とする請求項2に記載の気泡浴装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004013541A JP2005204828A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | 気泡浴装置 |
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JP2004013541A Pending JP2005204828A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | 気泡浴装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101569511B (zh) * | 2009-05-20 | 2011-01-05 | 曹孟君 | 美容保健浴缸 |
CN108403408A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-08-17 | 北京仁和益科技发展有限公司 | 一种四肢涡流气泡浴槽 |
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2004
- 2004-01-21 JP JP2004013541A patent/JP2005204828A/ja active Pending
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