JP2004208746A - 下肢水浴装置 - Google Patents

下肢水浴装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004208746A
JP2004208746A JP2002378906A JP2002378906A JP2004208746A JP 2004208746 A JP2004208746 A JP 2004208746A JP 2002378906 A JP2002378906 A JP 2002378906A JP 2002378906 A JP2002378906 A JP 2002378906A JP 2004208746 A JP2004208746 A JP 2004208746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
lower limb
hot water
foot
hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002378906A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Katsukawa
由美子 勝川
Hirotomo Suyama
博友 須山
Chihiro Kobayashi
千尋 小林
Yasuo Hamada
靖夫 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2002378906A priority Critical patent/JP2004208746A/ja
Publication of JP2004208746A publication Critical patent/JP2004208746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

【課題】給水源や排水口のない一般の室内で足に湯水を浴びることを実現する装置を提供することを目的とする。
【解決手段】下肢水浴装置10では、タンク70内の湯水を電動ポンプ60が吐水ノズル40に給水することにより、上部20内部において、吐水ノズル40から足への吐水がなされる。吐水後に上部20内に飛散した湯水は、上部20内の通水孔28からタンク70を通じて電動ポンプ60に循環される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下肢に水を浴びせる下肢水浴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、足裏に水を噴射して足裏をマッサージする足裏水圧マッサージ器や下肢の患部に温水を噴出して温熱治療を実現する温熱治療用シャワー装置が提案されていた(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−111049号公報
【特許文献2】
特開平11−197204号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の装置では、噴出される水を得るために装置を水道等の給水源に接続したり、噴出後の水を雑排水として排出するために装置外部に排水口を準備したりしなければならず、給水源や排水口のない一般の室内での使用については何ら着眼されていなかった。
【0005】
そこで、本発明は、給水源や排水口のない一般の室内で足に湯水を浴びることを実現する装置を提供することを目的として、以下の構成を採った。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
本発明の下肢水浴装置は、
下肢に湯水を浴びせる下肢水浴装置であって、
足が載せられる足置き台と、
該足置き台を取り囲んで水浴対象となる下肢部分を覆う本体と、
該本体の内部において、前記足置き台に載せられた足に湯水を浴びせかけるノズルと、
該ノズルに前記湯水を給水する給水機構と、
前記ノズルから飛水され、前記本体内に飛散した湯水を、前記本体内から前記給水機構に循環させる循環経路を有する循環機構と
を備えたことを要旨とする。
【0007】
上記構成の下肢水浴装置では、足に浴びせられた湯水は、前記本体内から循環経路を通って給水機構に循環される。装置の使用に際して湯水の給排水を行なう必要がない。従って、居間や寝室のような給水設備や排水設備のない室内でも、足に湯水を浴びること(以下、足浴という)を行なうことができる。
【0008】
給水機構に給水するための湯水を貯留するタンクを備え、循環機構を、循環経路にタンクを組み込んで、飛散した湯水を給水機構に循環させる機構とすることも望ましい。こうすれば、タンク内に貯留された湯水は、給水機構に給水されて本体内部のノズルから足に飛水され、こうした飛水によって本体内に飛散した湯水は、循環機構によって、本体内からタンクに循環される。このようにタンクを利用することで、安定した湯水の供給を図ることができる。
【0009】
本体が、タンクの上方に位置し、循環機構が、循環経路の一部として、本体からタンクへの湯水の通水を図る管路を有する構成としてもよい。こうすれば、本体内に飛散した湯水を本体からタンクに簡便かつスムーズに導くことができる。
【0010】
本体が、前記管路の本体側接続箇所が低くなるよう傾斜した底面を有することも望ましい。こうすれば、本体内に飛散した湯水を確実に管路に導くことができる。
【0011】
タンクを本体に着脱可能に構成しても差し支えない。こうすれば、タンク内の湯水を交換し易くなる。例えば、下肢水浴装置の使用に際してタンク内に湯水を入れる場合や下肢水浴装置の使用後にタンク内の湯水を捨てる場合には、給水・給湯設備や排水設備のある場所にタンクを持って行けばよく、下肢水浴装置の全体を給水・給湯設備や排水設備のある場所に移動させる必要がない。よって、給排水の手間を軽減することができる。
【0012】
タンクが、貯留する湯水を、足への飛水に望まれる性状を有する機能水とする湯水機能水化手段を有することも好適である。こうすれば、タンクに湯水を入れるだけで、機能水を足に浴びることが可能となり、簡便である。
【0013】
ノズルから飛水された湯水が足置き台上の足の裏に当たる位置が、足置き台上の足の位置に拘わらずほぼ同じ位置に来るように、足置き台とノズルとの位置関係を調整する調整手段を備えることも好適である。こうすれば、足置き台に置かれた足の位置に拘らず、足の裏の一定の位置(例えば、つぼ)に湯水を当てることができる。
【0014】
足置き台上の足の位置と足のサイズとに基づいてノズルから飛水された湯水を当てる足の裏の位置を決定する位置決定手段を備え、該決定された足の裏の位置にノズルから飛水された湯水が到達するよう、調整手段が前記位置関係を調整する構成としてもよい。こうすれば、足置き台に置かれた足の大きさに拘らず、足の裏の一定の位置(例えば、つぼ)に湯水を当てることができる。
【0015】
足置き台が、足の固有箇所が載置される固有箇所載置部を備えることも望ましい。こうすれば、固有箇所載置部を基準として足置き台への足の位置を特定することが可能となり、ノズルから飛水された湯水が足置き台上の足の裏に当たる位置を決定し易くなる。
【0016】
給水機構が、ノズルから飛水する湯水の水勢を調整する水勢調整手段を有することとすれば、足の状態等に応じて飛水する湯水の水勢を変えることが可能となり、好ましい。
【0017】
循環機構が、所定の条件下では、本体内に飛散した湯水を循環経路外に排出する排出手段と、該排出された湯水を貯留する容器とを備えることも好適である。こうすれば、足に飛水された後の湯水を、適宜、容器に排出することができる。この容器を本体に着脱可能に構成すれば、本体から容器を取り外して容器内の排出湯水を捨てることが可能となり、排水の手間を軽減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(1)第1実施例:
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は第1実施例の下肢水浴装置10の概略構成を示す説明図、図2はこの下肢水浴装置10における湯水の吐水の様子を示す説明図である。
【0019】
図示するように、下肢水浴装置10は、キャスター15付きの本体12を備える。この本体12は、両足を収納可能な空間を有する上部20と、吐水のための各種の機能部を収納可能な空間を有する下部30を備える。
【0020】
上部20の上端部には、前方向に開閉可能な前カバー21と後方向に開閉可能な後カバー22とが装着されている。前カバー21および後カバー22は、閉止した状態において、上部20の上端部と水密に密接する。
【0021】
閉止した状態の前カバー21と後カバー22とが接する部分には2つの開口が形成されており、各開口を構成する周壁には弾性部材としてのゴム部材23,24が装着されている。各ゴム部材23,24は、2枚のゴムで構成されており、各ゴムの重なり合い部分を確保した状態で装着されている。こうしてゴム部材23,24が装着された開口の中央には、小さな穴部25,26が設けられる。
【0022】
上部20の内部底面には両足が載せられる足置き台50が設けられている。下肢水浴装置10を使用する際、使用者は、前カバー21および後カバー22を開いて足置き台50の所定の位置に両足を載せる。この後、前カバー21および後カバー22を閉じると、両足首よりもやや上の部分が穴部25,26に収納されてゴム部材23,24の弾性力によって適度に締め付けられる。これにより、下肢水浴装置10外部への湯水の飛散が防止される。こうした前カバー21,後カバー22の閉止により、水浴対象となる下肢部分が上部20および前カバー21,後カバー22によって覆われる。なお、前カバー21および後カバー22は、いずれも透明度の高い部材で形成されているので、使用者は、前カバー21,後カバー22によって覆われた下肢部分を装置10の外部から視認することができる。
【0023】
なお、上記の上部20,前カバー21,後カバー22,足置き台50を、片足のみの収納や載置が可能に構成することも可能である。また、本実施例では、足置き台50を上部20の内部底面と一体として形成したが、メンテナンス性を考慮して足置き台50を着脱可能に構成しても差し支えない。
【0024】
上部20の内底面には、後述するタンク70の流入孔に相当する位置に、上部20の内底面を貫通することにより通水孔28が形成されている。この通水孔28により、上部20内の収納空間と下部30内の収納空間とが連通される。上部20の内底面には、該内底面に落ちた湯水が通水孔28に向かってスムーズに流れるように、通水孔28に向かう傾斜が付与されている。
【0025】
図示するように、下肢水浴装置10は、足置き台50に載置された足に湯水を浴びせかける吐水ノズル40と、この吐水ノズル40に湯水を給水する給水機構KSと、吐水ノズル40から吐水されて上部20内に飛散した湯水(以下、飛散湯水という)を、上部20内からタンク70を通じて電動ポンプ60に循環させる循環機構JSとを有する。
【0026】
吐水ノズル40は、足置き台50に載置された足の各部(裏,指,爪,くるぶし、甲、かかと、足首等)を指向して湯水が吐水されるように、上部20の内部に多数設置されている。このうち、図2では、上部20と下部30との間に設置固定され、上部20の内底から足置き台50に載置された足の裏を指向して湯水を吐水する吐水ノズル40を、代表例として示している。この吐水ノズル40から吐水された湯水は、足置き台50に形成された貫通穴51を通過して、足裏の所定の箇所(例えば、つぼ)に到達する。
【0027】
ここで、吐水ノズル40の構造について説明する。図3は吐水ノズル40とその作動の様子を説明する説明図である。図示するように、吐水ノズル40は、ノズルブロック41に湯水が流入する流入室42を備え、この流入室42にノズル体44を傾斜姿勢を採るように組み込んで備える。ノズル体44は、流入室42に流入した湯水をその側面から内部に導き入れ、先端側に有底で形成された吐水孔45から湯水を吐水する。
【0028】
流入室42にその偏心流路から図中矢印で示すように湯水が流入すると、流入室42では、旋回流が生じる。この旋回流は、流入室42内に位置するノズル体44にこれを旋回させる力を及ぼす。ノズル体44は、その先端側が開口46に僅かな遊びを持って挿入支持され、上記したように傾斜姿勢を採ることから、開口46による支持箇所を中心に傾斜姿勢で旋回する。ところで、ノズル体44の先端側は、流入室42においてガイド部48でも案内される。このガイド部48は、円形状の中ぐり孔であり、傾斜姿勢のノズル体44の先端外壁と接触する。ノズル体44は、上記の旋回流により傾斜姿勢のまま旋回しようとするが、その動きは、ノズル体先端とガイド部内壁との接触箇所Xで制限される。この接触箇所Xはガイド部形状の円弧に沿って移動するので、ノズル体44は、そのノズル先端開口をガイド部形状の円弧に倣った円軌跡で移動させ(旋回させ)、こうした動きを起こしつつ吐水孔45から湯水を吐水する。従って、傾斜して旋回しつつノズル体44から吐水された湯水は、略円形状に足裏等に着水することになる。なお、こうした着水形状(本実施例では略円形状)は、ガイド部48の中ぐり孔形状を変更することで種々のものとでき、例えば、ガイド部48を楕円形状とすれば、ノズル体44からの湯水の着水形状を略楕円形とすることができる。
【0029】
なお、ノズルブロック41の上下左右の端面に凸部と凹部とを形成すれば、一のノズルブロック41の凸部と他のノズルブロック41の凹部とを係合させることで、複数の吐水ノズル40を上下左右に連設することができる。
【0030】
また、本実施例では、通水孔28への装着によって通水孔28を塞ぐ栓が別途用意されている。この栓を装着した場合には、吐水ノズル40から吐水された湯水を上部20内に溜めることができる。
【0031】
図2に戻って、下部30に収納された各種の機能部について説明する。図2に示すように、下部30内には、吐水ノズル40に湯水を送り込む電動ポンプ60と、この電動ポンプ60の吐水孔と吐水ノズル40の給水孔とを接続する可撓管61が収納されている。また、上部20と下部30との間には、上部20内や下部30内の収納空間から独立した空間として収納室38が形成されており、この収納室38には、電動ポンプ60の動作を制御する制御装置64が収納されている。制御装置64は、電動ポンプ60に対してポンプの駆動パターンを指示することにより、吐水ノズル40に送り込まれる湯水の水勢を制御する。この制御装置64,電動ポンプ60,可撓管61により、吐水ノズル40に湯水を給水する給水機構KSが構成される。このような吐水水勢を調整可能な給水機構KSによれば、足の状態(例えば、汚れの程度,外傷の有無,疲労の度合い等)に応じて飛水する湯水の水勢を変えることができる。
【0032】
なお、図示していないが、制御装置64にはセンサ装置が接続されており、収納室38の側壁にはセンサ装置の受信部が外部に露出した状態で設けられている。この受信部はリモコン装置19からの設定信号を受信し、この設定信号を制御装置64に送出する。制御装置64は、この設定信号に基づいて電動ポンプ60や前カバー21および後カバー22の動作を制御する。リモコン装置19には、水勢設定スイッチを含む吐水スイッチ19a、カバー開閉スイッチ19bが設けられている。吐水スイッチ19aの操作により、電動ポンプ60の駆動を遠隔操作することができる。カバー開閉スイッチ19bの操作により、前カバー21および後カバー22を自動で開閉することができる。
【0033】
下部30内には、吐水ノズル40から吐水される湯水を貯留するタンク70が収納されている。タンク70には供給孔71、流入孔72という2つの孔が形成されている。供給孔71は、電動ポンプ60の給水孔62に、連結金具としてのクイックコネクタ73を介して接続され、流入孔72は、上部20の内底面に形成された通水孔28に、クイックコネクタ74を介して接続されている。この通水孔28,クイックコネクタ74,タンク70,クイックコネクタ73により、飛散湯水を上部20内から電動ポンプ60に循環させる循環経路を有する循環機構JSが構成される。
【0034】
クイックコネクタ73,74は、雄コネクタと雌コネクタとが接続された場合に限って管路を開放するコネクタである。本実施例では、電動ポンプ60の給水孔62,上部20の通水孔28に雌コネクタを装着し、タンク70の供給孔71、流入孔72に雄コネクタを装着している。こうした雌コネクタと雄コネクタとの接続ないし接続の解除の作業は、本体12の外部に設けられた点検口カバー13,14を取り外した後、点検口に手を入れて行なうことができる(図1を参照)。このように、本実施例では、タンク70が本体12に着脱自在に構成されている。
【0035】
流入孔72に装着された雄コネクタは、上方に位置する雄コネクタとの接続がし易くなるように、コネクタ内の管路の一部を可撓菅で形成している。供給孔71に装着された雄コネクタの先端部にはキャップが取り付けられている。このキャップを外すことにより、雄コネクタ内の管路全体が露出し、露出した管路から、タンク70内の湯水を捨てたり、タンク70内に湯水を補給することができる。こうした湯水の交換や補給の際におけるタンク70の持ち運びの便宜を図るため、タンク70には、本体12の前面に露出する部位に、取手75が螺着されている。
【0036】
上記した第1実施例の下肢水浴装置10では、タンク70内の湯水を電動ポンプ60が吐水ノズル40に給水することにより、上部20内部において、吐水ノズル40から足への吐水がなされる。吐水後の飛散湯水は、上部20内の通水孔28からタンク70を通じて電動ポンプ60に循環される。従って、給水設備や排水設備のない一般の室内でも、足浴を行なうことができる。
【0037】
また、第1実施例の下肢水浴装置10では、タンク70の上方に位置する上部20に通水孔28を形成し、この通水孔28を介して上部20内の湯水をタンク70に通水する。従って、飛散湯水を、重力を利用して、上部20からタンク70に簡便かつスムーズに導くことができる。また、上部20は、通水孔28付近が低くなるように傾斜した底面を有するので、上部20内の飛散湯水に吐水された湯水を確実に通水孔28からタンク70に導くことが可能となり、飛散湯水の一部が上部20内に残留することを防止することができる。
【0038】
第1実施例の下肢水浴装置10では、吐水ノズル40から吐水される湯水をタンク70に蓄積する。このように給水源としてタンク70を利用することで、安定した湯水の供給を図ることができる。また、各人の好みに合った性状の湯水をタンク70内に入れて、種々の態様で足浴を楽しむこともできる。こうした湯水としては、殺菌、除菌、消毒、消臭、洗浄、芳香付与や爪の手入れ、角質除去、保湿等のスキンケアなどを目的とした性状の湯水(以下、機能水という)を考えることができる。
【0039】
また、タンク70は本体12に着脱自在とされているので、タンク70内の湯水を交換し易くなる。例えば、下肢水浴装置10の使用に際してタンク70内に湯水を入れる場合や下肢水浴装置10の使用後にタンク70内の湯水を捨てる場合には、給水・給湯設備や排水設備のある場所にタンク70を持って行けばよく、下肢水浴装置10の全体を給水・給湯設備や排水設備のある場所に移動させる必要がない。よって、給排水の手間を軽減することができる。
【0040】
また、第1実施例の下肢水浴装置10では、略円形状に旋回された状態で湯水を吐水する吐水ノズル40を用いたので、吐水される湯水の量が少量でも足に十分な刺激感を与えることが可能となる。従って、タンク70内の湯水を効率的に使うことができる。
【0041】
(2)第2実施例:
図4は第2実施例の下肢水浴装置110の構成を、図2に対応する縦断面で示した説明図であり、図5は下肢水浴装置110において足のサイズに応じてノズルの位置が変化する様子を示す説明図である。図4および図5に示す下肢水浴装置110は、第1実施例において図2に示した下肢水浴装置10とほぼ共通の各部を備える。図4および図5では、この共通の各部につき、符号の十の位以下を図2と同じ数字ないし英字を用いて表わしている。
【0042】
第2実施例の下肢水浴装置110は、足置き台150に載置される足のサイズに拘らず、足の裏の一定の位置(例えば、特定のつぼPT)に吐水ノズル140からの湯水が着水するようにした点に特徴がある。
【0043】
図示するように、下肢水浴装置110は足置き台150の構成で相違する。足置き台150は、足の固有箇所である踵を案内する踵凹所150aを有する。よって、本装置の使用者が足置き台150に足を載せたとき、足の踵は、踵凹所150aに案内されてこの踵凹所150aに入り込む。これにより踵位置が定まる。一方、足指の位置は、図5に示すように、足サイズに応じて足置き台150上で前後する。
【0044】
下肢水浴装置110は、このように足指位置が異なる場合でも、足裏の同じつぼに吐水ノズル140からの湯水を着水できるように、上部20の内底面にスライド機構99が組み込まれている。このスライド機構99は、吐水ノズル140の前後動と左右動とを併用することで、足裏に対する吐水ノズル140の位置を二次元的に移動させて、吐水ノズル140の位置調整を行なうように構成されている。なお、こうした動作は、例えばxyテーブル等を用いて容易に実現できる。
【0045】
次に、第2実施例での吐水ノズル140の動作と吐水の様子について説明する。使用者は、下肢水浴装置110使用に先立って、リモコン装置119のサイズスイッチ119cを操作して、自分の足サイズを、例えば、大中小の3段階や足サイズ数値等で設定する。リモコン装置119は、設定された足サイズのデータを制御装置164に送信する。制御装置164は、受信したデータの足サイズについて制御装置164内に予め格納された対応マップMLを参照し、足置き台150に載置された足のつぼPTの位置を求める。この対応マップMLは、踵からつぼPTまでの距離を足サイズの大きさごとに規定した一覧表である。つぼPTの位置を求めた制御装置164は、つぼPTの位置に対応する位置に吐水ノズル140を移動する。例えば、サイズスイッチ119cの操作により「27センチ」という値が設定された場合には、対応マップMLの「足サイズ:27センチ」の欄を参照して27センチの足における踵からつぼPTまでの距離が特定され、この距離分、踵凹所150aから前方に離間した位置に、吐水ノズル140が移動される。
【0046】
こうして吐水ノズル140の位置が移動された後、吐水スイッチ19aの「ON」ボタンが操作されると、この操作信号を受け取った制御装置164は、電動ポンプ60に対してポンプの駆動を指示する。これにより、吐水ノズル140からつぼPTを指向して湯水が吐水される。このように、第2実施例の下肢水浴装置110によれば、足置き台150に置かれた足の大きさに拘らず、足の裏のつぼPTに湯水を当てることができる。
【0047】
また、第2実施例では、足置き台150上の足におけるつぼPTの位置が踵凹所150aを基準として特定されるので、湯水がつぼPTに当たるような吐水ノズル140の位置を決定し易くなる。
【0048】
この下肢水浴装置110は、次のように変形することができる。まず、足置き台150裏面における貫通穴151の周囲に、樹脂モールドされた足裏センサを設置する。この足裏センサは、圧力検出素子をマトリックス状に配設して構成され、足指の腹および足指つけ根の足裏側での押圧信号を出力する。制御装置164は、この信号に基づいて、足置き台150に載せられた足の足指付近の実際の載置範囲を特定し、これに基づいてつぼPTの位置を直接算出する。この算出結果に基づいて、上記したように吐水ノズル140の位置を移動し、吐水ノズル140からつぼPTを指向した湯水を吐水する。こうすれば、足置き台150に置かれた足の位置に拘らず、足の裏のつぼPTに湯水を当てることができる。
【0049】
(3)変形例:
次に、上記実施例に対する変形例について説明する。以下の各変形例では、上記実施例の下肢水浴装置10,110と共通する各部につき、符号の十の位以下を上記実施例と同じ数字ないし英字を用いて表わしている。
【0050】
上記実施例の下肢水浴装置10,110において、タンク70,170に替えて、各種の機能水を生成するタンクを下部30,130に着脱する構成としても差し支えない。こうしたタンクの一例として、除菌を目的とした性状の湯水(以下、除菌水という)を機能水として生成する除菌水生成タンク470を考えることができる。
【0051】
除菌水生成タンク470の斜視形状を図6に示す。図6に示すように、除菌水生成タンク470の内部の側面には、2枚の銀板477a,477bが、互いに対向する位置関係で装着されている。この銀板477a,477bは、図示しない導線で、電池ボックス476内の電池に接続されている。銀板477a,銀板477bは、それぞれ、電池の正極側,負極側に、スイッチ478を介して接続されている。スイッチ478の操作部は、除菌水生成タンク470の外部側面に露出されている。また、除菌水生成タンク470は、銀板477a,477bが装着された空間の上部に、着脱可能な蓋体479を備える。
【0052】
こうした除菌水生成タンク470内に湯水を給水した後、スイッチ478がONにされると、銀板477a,477bが電池からの電流を通じる端子である電極として機能し、湯水中で銀を電解する。これにより、タンク470内の湯水中には、銀の電離によって銀イオンが生じる。この銀イオンがタンク470内の湯水に溶出することにより、銀イオン水が生成される。銀イオン水は、殺菌や除菌という効能を有するので、こうした銀イオン水を足に浴びせることにより、足の臭いの低減や水虫の予防を図ることができる。このように、上記変形例によれば、除菌水生成タンク470に湯水を入れてスイッチ478をONにするだけで除菌水が生成されるので、除菌用の薬剤を投入する等の作業が不要となり、簡便である。除菌用の薬剤を投入する場合と比較して、除菌水を均一な濃度を生成することができる。除菌水生成タンク470の継続的な使用によって銀板477a,477bが消耗した場合には、蓋体479を取り外して銀板477a,477bを交換することができる。
【0053】
なお、上記の除菌水生成タンク470において、銀に替えて、白金被覆チタン、白金イリジウム系被覆チタン、白金パラジウム系被覆チタン、ステンレスのうちのいずれかを電極として用いることも可能である。こうしたタンク470内に食塩水を給水してスイッチ478をONにすれば、殺菌や除菌効果のある次亜鉛素酸水を生成することができる。また、湯水の流路に所定の効能成分を含むフィルタを設け、このフィルタに湯水を通過させことによって機能水を生成することとしてもよい。例えば、上記のフィルタが装着された吐水ノズルを機能水専用ノズルとして設け、吐水ノズル40,140と交換可能とすることを考えることができる。
【0054】
次の変形例について説明する。図7は吐水ノズル40,140からの着水範囲を吐水ノズル40,140の首振り駆動により拡大するようにした変形例を示す説明図、図8はノズル首振りを起こす首振り機構の一例を示す説明図、図9は着水範囲拡大をノズルスライドで起こすようにした変形例を示す説明図、図10はノズルスライド機構の一例を示す説明図である。
【0055】
図7に示す変形例は、スイングスライダ機構80を有する。このスイングスライダ機構80は、回転運動を往復直線運動に変換しつつ、この往復運動を吐水ノズル40,140の首振り運動に変換するものである。こうした運動変換を起こすため、スイングスライダ機構80は、例えば図8に示すような構成を有する。
【0056】
図8に示すスイングスライダ機構80は、水力駆動の構成を備え、ギヤ部81と水力駆動部82とを備える。水力駆動部82は、給水機構への給水管86を流れる湯水により水車87を回転させ、この水車回転をギヤ部81に伝える。ギヤ部81は、ギヤ比による回転調整を行いつつ、クランク83のシャフト84をシャフトガイド85に沿って往復動させる。そして、このシャフト往復動は、運動変換器88を経てノズル支持シャフト89の往復揺動とされ、吐水ノズル40,140は、図示するように首振り運動を繰り返す。なお、運動変換器88の機器構成例としては、ラック・ピニオン機構がある。
【0057】
この変形例では、吐水ノズル40,140は、湯水の吐水を行いつつ図7に示すように首振り運動を繰り返すので、足裏の広範囲に亘る領域を走査するようにして湯水を着水させる。よって、つぼPTを含む広範囲の洗浄が可能となり好ましい。なお、吐水ノズル40,140の首振り運動を水力駆動方式のスイングスライダ機構80で行ったが、モータ等の電力駆動機器を用いることもできる。
【0058】
図9に示す変形例は、ノズルスライダ機構90にて吐水ノズル40,140を往復動させることで、吐水ノズル40,140からの着水範囲を足の裏側の広範囲に拡大させる。ノズルスライダ機構90は、図10に示すように、モータ91を回転駆動させ、その回転をクランク83を介してシャフト84の往復動に変換し、当該シャフトを介して吐水ノズル40,140を往復動させる。この変形例であっても、足裏の広範囲に亘る領域を走査するようにして湯水を着水させることができ、つぼPTを含む広範囲の洗浄が可能となり好ましい。なお、このノズルスライダ機構90にあっても、スイングスライダ機構80と同様に水力駆動方式とすることもできる。
【0059】
次の変形例について説明する。図11は変形例としての足置き台350の概略斜視図、図12は足置き台350の要部を断面視して示す説明図である。
【0060】
図示するように、足置き台350は、一方の上面端に足指凹所350gを有する。この足指凹所350gは、統計的数値から算出された成人の足指に合わせて形成されている。このため、成人が足を足置き台350に載せた場合には、足の指は足指凹所350gに案内されてそれぞれの足指凹所350gにほぼ入り込むようになる。
【0061】
この変形例の足置き台350によれば、足置き台350上の足におけるつぼPTの位置が足指凹所350gを基準として特定されるので、第2実施例で踵凹所150aを設けた場合と同様に、湯水がつぼPTに当たるような吐水ノズル140の位置を決定し易くなる。
【0062】
また、第1,第2実施例において、上部20,120の内部に、足の指や指間を指向して湯水を吐水する吐水ノズル40,140が設置された場合には、以下のような効果を有する。足指凹所350gによる足指の案内により、足置き台350における足指の位置は、足サイズに拘わらずほぼ同じ位置に来る。このため、吐水ノズル40,140の位置、詳しくは足置き台350に対する前後位置を足サイズに応じて調整変更しなくても、吐水ノズル40,140と使用者の足の指間箇所との隔たりをほぼ同じにできる。よって、吐水ノズル40,140の位置を調整しなくても、吐水ノズル40,140から吐水された湯水を足の指や指間に確実に当てて指や指間を洗浄することができる。しかも、種々の足サイズに対応した足の指や指間の洗浄を行うに当たり、足指凹所350gを有する足置き台350を上部20,120の底面に設置するだけでよいので、構成が簡略化できるほか、吐水ノズル40,140の位置移動に関する制御も不要となり、簡便である。
【0063】
次の変形例について説明する。第1,第2実施例では、上部20,120内の飛散湯水を電動ポンプ60,160に循環させる循環経路を有する循環機構JSを、通水孔28,128、クイックコネクタ74,174、タンク70,170、クイックコネクタ73,173によって構成したが、こうしたクイックコネクタ74,174、タンク70,170、クイックコネクタ73,173を設けることなく、通水孔28,128と電動ポンプ60,160とを配管で直接に接続することにより循環機構JS1を構成することも可能である。この循環機構JS1では、通水孔28,128および配管によって循環経路が形成される。
【0064】
このように構成された下肢水浴装置では、使用者は、装置を使用する前に、前カバー21,121や後カバー22,122を開いて上部20,120内に所望の量の湯水を入れておき、この後、リモコン装置19,119の吐水スイッチ19a,119aを操作する。これにより、上部20,120内、通水孔28,128および配管に溜まっていた湯水が電動ポンプ60,160の駆動によって吐水ノズル40,140に供給され、吐水ノズル40,140から足への吐水がなされる。
【0065】
次の変形例について説明する。図13は変形例としての下肢水浴装置510の構成を、図2に対応する縦断面で示した説明図である。下肢水浴装置510は、上述した循環機構JS1を採用して、循環経路(通水孔528および配管574)を通じた飛散湯水の循環を可能としつつ、一定の場合には、飛散湯水を循環経路外に排出するようにした点に特徴がある。
【0066】
図示するように、下肢水浴装置510の本体512の下部530には、電動ポンプ560よりも下方の位置に、電動ポンプ560と排水管536で接続された排水容器537が収納されている。電動ポンプ560は、通水孔528,配管574から電動ポンプ560に流入した湯水を可撓管561,吐水ノズル540に圧送する吐水モードと、通水孔528,配管574から電動ポンプ560に流入した湯水を排水管536を通じて排水容器537に流出する排水モードとを備える。この吐水モードと排水モードとの切り替えは、制御装置564が電動ポンプ560内の流路開閉弁の開閉を制御することによって実現される。吐水モードから排水モードに切り替えるタイミングとしては、例えば、制御装置564が使用者の操作に基づく所定の操作信号を受け取ったとき、制御装置564が循環経路に設けられたフィルタの目詰まりを検出したとき、制御装置564が下肢水浴装置510の所定時間以上の継続使用を検出したとき等を考えることができる。
【0067】
上記の下肢水浴装置510によれば、飛散湯水が、適宜、排水容器537に排出されるので、飛散湯水が過度に循環されることを防止することができる。これにより、汚れた湯水が足に吐水されることや、汚れた湯水によって電動ポンプ560等の循環機構JS1が正常に動作しなくなることを、未然に防止することができる。また、上記の排水容器537を本体512の下部530に着脱自在に構成すれば、下部530から排水容器537を取り出して排水容器537内の汚れた湯水を捨てることが可能となり、排水の手間を軽減することができる。例えば、汚れた湯水を捨てる際に、下肢水浴装置510の全体を排水設備のある場所に移動させる必要がない。
【0068】
上記の下肢水浴装置510において、循環機構JS1に替えて、第1実施例において説明した、上部20内の飛散湯水をタンク70を通じて電動ポンプ60に循環させる循環機構JSを採用することも可能である。このようにタンク670付きで構成された下肢水浴装置610を、他の変形例として図14に示した。
【0069】
以上、本発明の実施の形態を実施例,変形例に基づいて説明したが、本発明はこうした実施例等に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる様態で実施し得ることは勿論である。
【0070】
例えば、給水機構KSや循環機構JS,JS1が有する湯水の経路に、飛散湯水に混入したゴミを取り除く布や不織布等のフィルタを設けてもよい。また、足置き台50,150,350,550,650は、他の形状としても差し支えない。例えば、足が載置される部位をネット状や穴あき状とすれば、台上の水はけがより良好となる。
【0071】
上記実施例および変形例において、給水機構JS,JS1に瞬間式のヒータを設けることも可能である。こうすれば、タンク70,170,670内や上部20,120,520,620内に入れられた水は、ヒータで温水化されて吐水ノズル40,140,540,640に供給される。従って、給湯設備がない場所においても足に温水を得ることができる。
【0072】
上記実施例および変形例において、上部20,120,520,620にシーズヒータを埋め込む構成を採ることも可能である。例えば、シーズヒータを足置き台50,150,350,550,650に埋め込んだ場合には、下肢水浴装置の使用中に足裏を暖めることができる。また、シーズヒータを上部20,120,520,620の底部に埋め込んだ場合には、上部20,120,520,620の底面を流れる飛散湯水を暖めながら通水孔28,128,528,628に導くことが可能となり、循環中における湯水の温度低下を抑制することができる。また、通水孔28,128,528,628に栓を装着して吐水ノズル40,140,540,640から吐水された湯水を上部20,120,520,620内に溜める場合には、溜められた湯水の温度低下を抑制することができる。
【0073】
また、上部20,120,520,620内への送風を行なう送風機を設ければ、足浴後の足を乾かすことが可能となり好適である。特に、送風機による送風を足指間に向けて行なえば、股状で乾きにくい足指間を早期に乾かすことができる。
【0074】
なお、上記実施例や変形例では、足に湯水を吐水する吐水ノズル40,140,540,640を設けたが、こうした吐水ノズル40,140,540,640に替えて、霧状の湯水を噴霧するノズルを設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての下肢水浴装置10の概略構成を示す説明図である。
【図2】下肢水浴装置10における湯水の吐水の様子を示す説明図である。
【図3】吐水ノズルの作動の様子を説明する説明図である。
【図4】第2実施例としての下肢水浴装置110の構成を示す説明図である。
【図5】下肢水浴装置110において足のサイズに応じてノズルの位置が変化する様子を示す説明図である。
【図6】除菌水生成タンク470を示す説明図である。
【図7】吐水ノズル40,140からの着水範囲を吐水ノズル40,140の首振り駆動により拡大するようにした変形例を示す説明図である。
【図8】ノズル首振りを起こす首振り機構の一例を示す説明図である。
【図9】着水範囲拡大をノズルスライドで起こすようにした変形例を示す説明図である。
【図10】ノズルスライド機構の一例を示す説明図である。
【図11】変形例としての足置き台350を示す説明図である。
【図12】足置き台350を用いたときの湯水の吐水の様子を示す説明図である。
【図13】変形例としての下肢水浴装置510の構成を示す説明図である。
【図14】他の変形例としての下肢水浴装置610の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10,110,510,610…下肢水浴装置
12…本体
13,14…点検口カバー
19,119…リモコン装置
19a,119a…吐水スイッチ
19b…カバー開閉スイッチ
20,120,520,620…上部
21,121…前カバー
22,122…後カバー
23,24…ゴム部材
25,26…穴部
28,128,528,628…通水孔
30,130,530,630…下部
38…収納室
40,140,540,640…吐水ノズル
41…ノズルブロック
42…流入室
44…ノズル体
45…吐水孔
46…開口
48…ガイド部
50,150,350,550,650…足置き台
51,151…貫通穴
60,160,560,660…電動ポンプ
61…可撓管
62…給水孔
64,164,564,664…制御装置
70,170,670…タンク
71…供給孔
72…流入孔
73,74,173,174…クイックコネクタ
75…取手
80…スイングスライダ機構
81…ギヤ部
82…水力駆動部
83…クランク
84…シャフト
85…シャフトガイド
86…給水管
87…水車
350g…足指凹所
88…運動変換器
89…ノズル支持シャフト
90…ノズルスライダ機構
91…モータ
99…スライド機構
119c…サイズスイッチ
150a…踵凹所
470…除菌水生成タンク
477a,477b…銀板
476…電池ボックス
478…スイッチ
479…蓋体
536…排水管
537…排水容器
574…配管
JS,JS1…循環機構
KS…給水機構
ML…対応マップ
NW…ノイズ超音波
X…接触箇所

Claims (11)

  1. 下肢に湯水を浴びせる下肢水浴装置であって、
    足が載せられる足置き台と、
    該足置き台を取り囲んで水浴対象となる下肢部分を覆う本体と、
    該本体の内部において、前記足置き台に載せられた足に湯水を浴びせかけるノズルと、
    該ノズルに前記湯水を給水する給水機構と、
    前記ノズルから飛水され、前記本体内に飛散した湯水を、前記本体内から前記給水機構に循環させる循環経路を有する循環機構と
    を備えた下肢水浴装置。
  2. 請求項1に記載の下肢水浴装置であって、
    前記給水機構に給水するための湯水を貯留するタンクを備え、
    前記循環機構は、前記循環経路に前記タンクを組み込んで、前記飛散した湯水を前記給水機構に循環させる機構である
    下肢水浴装置。
  3. 請求項2に記載の下肢水浴装置であって、
    前記本体は、前記タンクの上方に位置し、
    前記循環機構は、前記循環経路の一部として、前記本体から前記タンクへの湯水の通水を図る管路を有する
    下肢水浴装置。
  4. 前記本体は、前記管路の本体側接続箇所が低くなるよう傾斜した底面を有する請求項3に記載の下肢水浴装置。
  5. 前記タンクが前記本体に着脱可能とされた請求項2ないし4のいずれかに記載の下肢水浴装置。
  6. 前記タンクは、貯留する湯水を、足への飛水に望まれる性状を有する機能水とする湯水機能水化手段を有する請求項2ないし5のいずれかに記載の下肢水浴装置。
  7. 前記ノズルから飛水された湯水が前記足置き台上の足の裏に当たる位置が、前記足置き台上の足の位置に拘わらずほぼ同じ位置に来るように、前記足置き台と前記ノズルとの位置関係を調整する調整手段を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の下肢水浴装置。
  8. 請求項7に記載の下肢水浴装置であって、
    前記足置き台上の足の位置と足のサイズとに基づいて前記ノズルから飛水された湯水を当てる足の裏の位置を決定する位置決定手段を備え、
    前記調整手段は、該決定された足の裏の位置に前記ノズルから飛水された湯水が到達するよう、前記位置関係を調整する手段である
    下肢水浴装置。
  9. 前記足置き台は、足の固有箇所が載置される固有箇所載置部を備える請求項7または8に記載下肢水浴装置。
  10. 前記給水機構は、前記ノズルから飛水する湯水の水勢を調整する水勢調整手段を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の下肢水浴装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の下肢水浴装置であって、
    前記循環機構は、
    所定の条件下では、前記本体内に飛散した湯水を前記循環経路外に排出する排出手段と、
    該排出された湯水を貯留する容器と
    を備えた下肢水浴装置。
JP2002378906A 2002-12-27 2002-12-27 下肢水浴装置 Pending JP2004208746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002378906A JP2004208746A (ja) 2002-12-27 2002-12-27 下肢水浴装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002378906A JP2004208746A (ja) 2002-12-27 2002-12-27 下肢水浴装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004208746A true JP2004208746A (ja) 2004-07-29

Family

ID=32815581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002378906A Pending JP2004208746A (ja) 2002-12-27 2002-12-27 下肢水浴装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004208746A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101856460B1 (ko) * 2017-03-29 2018-06-19 송철기 금속이온을 이용한 살균수의 생성 기능을 갖는 족욕기
GB2590940A (en) * 2020-01-08 2021-07-14 Cet Ltd Cryotherapy device
WO2021165845A1 (en) * 2020-02-18 2021-08-26 Jk-Holding Gmbh Structure for therapeutic applications
CN113854884A (zh) * 2021-11-04 2021-12-31 杭州氧屋东西科技有限公司 泡脚桶及卫生系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101856460B1 (ko) * 2017-03-29 2018-06-19 송철기 금속이온을 이용한 살균수의 생성 기능을 갖는 족욕기
GB2590940A (en) * 2020-01-08 2021-07-14 Cet Ltd Cryotherapy device
WO2021139913A1 (en) * 2020-01-08 2021-07-15 Cet Limited Cryotherapy device
GB2590940B (en) * 2020-01-08 2022-01-26 Cet Ltd Cryotherapy device
WO2021165845A1 (en) * 2020-02-18 2021-08-26 Jk-Holding Gmbh Structure for therapeutic applications
CN113854884A (zh) * 2021-11-04 2021-12-31 杭州氧屋东西科技有限公司 泡脚桶及卫生系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6602212B1 (en) Foot massage apparatus
KR102416611B1 (ko) 좌식변기 부착형 발 세척 장치
US5951511A (en) Colon cleansing apparatus and method
KR100585485B1 (ko) 비데 변좌 및 변기 제균장치
KR200406632Y1 (ko) 족욕기
JP2004208746A (ja) 下肢水浴装置
JPH10309242A (ja) シャワー浴装置
JPH05317380A (ja) 足洗浄器
KR200399659Y1 (ko) 족탕기
JP2004208748A (ja) 下肢水浴装置
JP2001046459A (ja) 人体洗浄方法および人体洗浄装置
KR200406633Y1 (ko) 족욕기용 가열관
KR200358759Y1 (ko) 좌훈욕 및 얼굴스팀기
KR101512591B1 (ko) 기포발생모터가 내장된 좌욕기
JP3936301B2 (ja) 上肢用部分浴槽
JP2001057999A (ja) 人体洗浄装置
KR102338403B1 (ko) 발 세척 장치 및 방법
CN2096383U (zh) 多功能保健洗澡机
JPH0593441U (ja) 収納型足洗浄器
KR200196500Y1 (ko) 인체세정장치
JPH09108245A (ja) 動物用浴槽
NL1033001C1 (nl) Inrichting voor het masseren cq. behandelen van huidoppervlakken met waterstraaltjes, hydro massage-apparaat genoemd.
KR200380623Y1 (ko) 각탕장치
KR200449701Y1 (ko) 월풀욕조의 잔물 제거장치
JP2007268067A (ja) 下肢吐水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20051227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20081216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090519