JP2005203721A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】InN結晶層をチャネル層として有する電子デバイスにおいて、信頼性を高める。
【解決手段】本発明の電子デバイスでは、ZnO基板1の上にInN結晶層2がエピタキシャル成長され、InN結晶層2の上部に、MISFET3(半導体素子)が設けられている。本発明では、ZnOとInNとの格子不整合の度合いは小さいため、結晶性の高いInN結晶層2が得られる。また、ZnO基板1の上面がZn面(0001)である場合には、より平坦なInN結晶層2を得ることができる。一方、ZnO基板1の上面がO面(000−1)である場合には、Zn原子がInN結晶層2側には拡散しないため、P型伝導が生じるのを抑制することができる。また、結晶面から数度オフされた面を上面とすることにより、不純物拡散層4等を形成する際のチャネリングを防止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置に関するものであり、特に、InN結晶層をチャネル層として用いる化合物半導体の半導体装置に関するものである。
化合物半導体デバイスの製造においては、下地基板とその上にエピタキシャル成長させる化合物半導体結晶との格子整合の良否が、化合物半導体結晶の品質に重要な影響を与える。特に近年では、化合物半導体材料の多様化に伴い、個々の材料に最適な下地基板が模索され、さらに格子整合の最適化が行われている。
化合物半導体を用いたMISFET等の半導体装置(例えば以下に示す特許文献1〜4参照)において、例えばGaN等のウルツ鉱構造を持つ化合物半導体をチャネル層に用いる場合には、下地絶縁体基板として、ウルツ鉱構造と同様の六方晶系構造を有するサファイア基板が従来から用いられている。しかし、サファイア基板とGaN結晶の格子不整合は約16%と大きいため、基板と結晶との間に低温バッファ層を設け、格子不整合によるひずみを緩和することが行われている。これによりGaNチャネル層の結晶欠陥が減少し、電子デバイスとして利用可能な結晶品質を得ることが出来る。
特開平11−204778号公報 特開2003−332673号公報 特開2003−124514号公報 特開2003−304021号公報 立命館大学21世紀COEプログラム マイクロ・ナノサイエンス・集積化システム 第1回シンポジウム、"Influences of substrate polarity on the growth of InN by RF-MBE"、Y. Nanishi、 F. Matsuda、 Y. Saito、 T. Muramatsu、 T. Yamaguchi and T. Araki (2003年6月6日)
しかし、近年、高速電子デバイス材料として最も着目され、基礎研究が方々で行われているInN結晶をチャネル層として用いた半導体装置の場合には、サファイア基板とInN結晶との格子不整合が約30%とGaN結晶の場合よりもはるかに大きく、低温バッファ層を設けても、十分にひずみを抑えることはできない。そのため、InN結晶の品質は非常に悪く、InN結晶を用いた電子デバイスは特許文献1等に述べられているもののその信頼性は充分でなく、現在まで実用化されていない。また、InNを用いた電子デバイスであるMISFETやMESFETでは、InN結晶がデバイス表面に露出するが、そのInN結晶の表面に対する信頼性対策・電極対策は全く検討されていない。
また、サファイア基板より格子定数がInNに近い基板として、GaN基板が存在する。GaN基板とInNの格子不整合は11%と比較的小さく、N面GaN基板上にInNを形成できることが報告されている(非特許文献1)。しかしながら、N面GaN基板上に成長させたInNの上面はN面の可能性が高い。一般に、窒化物半導体は、V族面よりIII族面のほうが化学的に安定である。したがって、化学的に安定でかつ良好な結晶性を有するIn面InNを得るためには、GaN基板を用いることは不適切であった。
本発明は上記課題を解決するものであって、InN結晶に適した構成を講ずることにより、InN結晶をチャネル層とする信頼性の高い半導体装置を実現することを目的とする。
本発明の半導体装置は、ZnOからなる基板と、前記基板の主面の上方に設けられ、導電性を有するInN層とを備える。ここで、「動作時に導電性を示す」とは、具体的にいうと、半導体装置が動作する際に電流が流れる主な経路となることをいい、例えば、FETであればチャネルとなることをいい、バイポーラトランジスタであればエミッタからコレクタにかけての電流の経路となることをいう。
これにより、ZnOとInNとの格子不整合の度合いは小さいため、InN層における歪みを小さくすることができ、品質を高めることができる。また、ZnOのバンドギャップは3.2eVであり、InNのバンドギャップは0.7〜0.8eVであることから、チャネル層の十分な絶縁が可能であり、正常に高速動作するのが可能になる。
前記基板の前記主面はZn面であってもよく、この場合には、InN層の二次元成長が促進され、InN層の主面をより平坦にすることができる。また、Zn面から2〜10度のオフアングルを有してもよく、この場合には、上記Zn面の効果に加え、不純物拡散層等を形成するためのイオン注入の際に、チャネリングの発生を防止することができる。
前記基板の前記主面はO面であってもよく、この場合には、基板中に含まれるアクセプターとして働くZnがInN層の方に拡散しにくくなるため、InN層内の電子がZnに捉えられP型伝導が生じることを防止することができる。また、O面から2〜10度のオフアングルを有してもよく、この場合には、上記O面の効果に加え、不純物拡散層等を形成するためのイオン注入の際に、チャネリングの発生を防止することができる。
前記基板の上にはAlN層が設けられ、前記AlN層の上に前記InN層が設けられていてもよい。この場合には、AlNはZnOおよびInNの両方と歪みの小さい格子整合をすることができるため、結晶性の高いInN層を得ることができる。また、AlNのバンドギャップは大きいため、基板に含まれるZnがAlN層の方に拡散しても正孔が発生しにくく、正孔がキャリアとなるP型伝導を防止することができる。
前記基板の上にはInxGa1-xN(0≦x<1)からなる層が設けられ、前記InxGa1-xN(0≦x<1)からなる層の上に、前記InN層が設けられていてもよい。この場合には、基板とInN層との間の小さな歪みが緩和され、InN層の品質をさらに高めることができる。特に、In含有率xが22%のInx 前記InxGa1-xN(0≦x<1)からなる層において、In組成xが、前記基板から前記InN層に向かう方向に増加する場合には、InN層に近づくにつれてInxGa1-xNの格子定数がInN層に近い値となるので好ましい。特に、ZnOの基板側ではIn含有率xが22%であって、InN層側でIn含有率xが100%となるグレーデッドInxGa1−xN層を用いた場合には、ZnOからなる基板とInN層との両方に良好に格子整合することが可能となる。
前記基板の上にはZnN層が設けられ、前記ZnN層の上に前記InN層が設けられていてもよい。この場合には、ZnOからなる基板からInN層にかけてなだらかに組成が変化することから、InN層の歪みを低減することができる。
前記基板はサファイア基板の上に設けられていてもよい。この場合には、欠陥が少なく品質の高いZnO基板を低価格で得ることができる。
前記InN層の主面上の一部にシリコン窒化膜が設けられている場合には、InN層の主面が大気に接触しないため、InN層が酸化されて導電性の酸化インジウムになるのを防止することができる。よって、リーク電流が生じず、異常動作を防止することができる。
前記InN層にSnを添加し、前記InN層の主面上の一部に酸化インジウム膜を設けた場合には、これを電極として用いることができる。このような酸化インジウム膜は、例えば水蒸気酸化によって容易に形成することができ、また、InNのネイティブオキサイドであるため、InN層との密着性が高い。つまり、真空蒸着装置等を用いて他の導体膜を電極として形成する場合と比較して、生産性の高い熱酸化炉を用いて容易に密着性の高い電極を形成することができる。これにより、信頼性の向上およびコストの削減が可能となる。
以上のように、本発明の半導体装置では、チャネル層としてInN層を、下地絶縁体基板としてZnO基板を用い、InN結晶層表面に適切な処理を行うことで、欠陥の数が少なく品質の高いInN層を形成することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体層の構造を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の半導体層では、ZnO基板31の上にInN結晶層32がエピタキシャル成長されている。このZnO基板31の上面は、Zn面(0001)あるいはO面(000−1)である。ここで、O面(000−1)における「−」は面方位におけるバーを表す。すなわち、面方位における「−1」は1バーを表す。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図1を再度参照しながら説明する。まず、図1に示すような、清浄なZn面(0001)あるいはO面(000−1)を有する半絶縁性ウルツ鉱構造ZnO基板31を、MBE(Molecular Beam Epitaxy)装置(図示せず)のチャンバ(図示せず)内に導入する。そして、チャンバ内を2×10-10 Torr(2.67×10-8Pa)程度の超高真空になるまで減圧して、ZnO基板31の基板温度を720度まで上昇させ熱クリーニングを行った後、ZnO基板31の基板温度を550℃に保つ。この状態で、InフラックスとNフラックスをZnO基板31に照射し、ZnO基板31の上にInN結晶層32をエピタキシャル成長させる。Inフラックスは、クヌーセンセルを用いて供給する。つまり、固体のInを720℃〜750℃に加熱することにより蒸発させ、フラックス強度7×10-8 Torr(9.33×10-6 Pa)でZnO基板31に照射する。Nフラックスは、RFプラズマ源を用いて供給する。つまり、流量1sccm(標準状態の気体について1ml/s)のN2 ガスをRFプラズマ源に供給し、RFパワー280W〜300Wの高周波電力を印加してNラジカルを発生させ、ZnO基板31に照射する。なお、エピタキシャル成長時のチャンバ内の圧力は1.2×10-5 Torr(1.60×10-3 Pa)である。
図2は、半導体基板のうちO面ZnO基板の上に設けられたInNについて、XRD(X-Ray Diffraction)での(0002)ロッキングカーブを測定した結果を示しており、図2から、このInNのロッキングカーブの半値幅は150arcsecと小さくなっており、特に結晶性が良好となっていることがわかる。また、図3は、Zn面ZnO基板の上に設けられたInNの断面TEM(Transmission Electron Microscope)解析を示しており、図3では、ZnO基板とInNとの界面部に厚さ10nm程度の不規則な結晶配列のInN層が存在するものの、その上からInN最上面に至るまでは原子層レベルで規則的に配列している。このように、本実施形態の半導体層は高い結晶性を保っていることがわかる。
なお、Zn面ZnO基板上のInNの上面はIn面、O面ZnO基板上のInNの上面はN面と予想される。なぜなら、ZnOにおいて、電子はO原子側に片寄って分布しているため、O原子がマイナス、Zn原子がプラスの電荷を持っている。そのため、電子を引き付けやすいN原子はZn原子と結びつく傾向が強く、引き付けにくいIn原子はO原子と結びつく傾向が強い。そして、Zn面ZnO基板の上ではN面からInN層の成長が始まる結果、InN層の上面はIn面になり、O面ZnO基板の上ではIn面からInN層の成長が始まる結果、InN層の上面はO面になるためである。
(第2の実施形態)
本実施形態では、ZnO基板上に設けられたInN層を有するデバイスの例として、金属−絶縁体−半導体電界効果トランジスタ(MISFET)について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
図4に示すように、本実施形態の半導体装置では、動作層となるInN結晶層2が、ZnO基板1の上にエピタキシャル成長することによって設けられている。このZnO基板1は、Zn面(0001)あるいはO面(000−1)から2.5°オフされた上面を有している。
そして、InN結晶層2の上には、シリコン窒化膜からなるゲート絶縁膜5およびゲート電極6が設けられ、InN結晶層2のうちゲート電極6の下側方に位置する領域には、不純物としてSi等が注入され、ソース・ドレイン領域となる不純物拡散層4が設けられている。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図4を再度参照しながら説明する。
まず、図4に示すような、清浄なZn面(0001)あるいはO面(000−1)から2.5°オフされた面を有する、半絶縁性ウルツ鉱構造ZnO基板1を、MBE(Molecular Beam Epitaxy)装置(図示せず)のチャンバ(図示せず)内に導入する。そして、チャンバ内を2×10-10 Torr(2.67×10-8Pa)程度の超高真空になるまで減圧して、ZnO基板1の基板温度を720度まで上昇させ熱クリーニングを行った後、ZnO基板1の基板温度を550度に保つ。この状態で、InフラックスとNフラックスをZnO基板1に照射し、ZnO基板1の上にInN結晶層2をエピタキシャル成長させる。Inフラックスは、クヌーセンセルを用いて供給する。つまり、固体のInを720度〜750度に加熱することにより蒸発させ、フラックス強度7×10-8 Torr(9.33×10-6 Pa)でZnO基板1に照射する。Nフラックスは、RFプラズマ源を用いて供給する。つまり、流量1sccm(1ml/s)のN2 ガスをRFプラズマ源に供給し、RFパワー280W〜300Wの高周波電力を印加してNラジカルを発生させ、ZnO基板1に照射する。なお、エピタキシャル成長時のチャンバ内の圧力は1.2×10-5 Torr(1.60×10-3 Pa)である。
次に、MBE装置から基板を取り出し、従来の製造方法を用いて、InN結晶層2をチャネル層としたMISFET3を作製する。
具体的には、基板上に、ゲート絶縁膜5としてシリコン窒化膜を形成する。その後、ゲート絶縁膜5の上にゲート電極6を形成する。その後、ゲート電極6の下側方にSi等の不純物を1018cm-3程度の濃度で注入することにより、InN結晶層2の上部に不純物拡散層4を形成する。
ところで、InN結晶層2の表面が大気中に露出すると酸化されてしまうが、これは、InN結晶層2の上にシリコン窒化膜を形成することにより防止することができる。また、InN結晶層2の上部を熱酸化して得られたITO(Indium Tin Oxide)膜は導電性を示すため、これを電極として用いることができる。図5は、図4に示すInN結晶層2の上に形成されたシリコン窒化膜およびITO膜の構造を示す断面図である。図5に示す構造では、ソース・ドレイン領域である不純物拡散層4の上に、ソース電極およびドレイン電極としてITO膜7を設けている。また、InN結晶層2の上のうちゲート電極6およびITO膜7が設けられる領域を除く部分には、シリコン窒化膜8が設けられている。
ここで、図5に示すようなITO膜7およびシリコン窒化膜8を製造する工程について、図6(a)〜(e)を参照しながら説明する。図6(a)〜(e)は、図5に示すシリコン窒化膜およびITO膜の製造工程を示す断面図である。
まず、図6(a)に示す工程で、上述した方法により、ZnO基板1の上にInN結晶層2を形成する。このInN結晶層2には、1〜10%のSnがドーピングされている。この状態のInN結晶層2の上に、図6(b)に示す工程でシリコン窒化膜8aを形成し、図6(c)に示す工程で、シリコン窒化膜8aの上にシリコン窒化膜8aの上面を露出する開口を有するレジスト9を形成する。
次に、図6(d)に示す工程で、レジスト9をエッチングマスクとして用いてエッチングを行うことによりシリコン窒化膜8aのうち露出する部分を除去して、InN結晶層2の上面を露出する開口を有するシリコン窒化膜8を形成する。その後、シリコン窒化膜8の上に残存するレジスト9をリフトオフ法により除去する。次に、図6(e)に示す工程で、500度の温度まで基板を加熱して、InN結晶層2のうちシリコン窒化膜8の開口に露出する部分を熱酸化することにより、ITO膜7を形成する。以上の工程により、電極としてITO膜7を用い、ITO膜7が設けられている部分を除く領域にシリコン窒化膜8が設けられた構造を得ることができる。
ZnO基板1とInN結晶層2との格子不整合は9%と小さいため、本実施形態では、歪みが小さく、十分に高品質なInN結晶層2を成長させることができる。また、ZnOのバンドギャップは3.2eVであり、InNのバンドギャップは0.7〜0.8eVであることから、チャネル層の十分な絶縁が可能であり、正常に高速動作が可能な半導体装置を得ることができる。
また、Zn面(0001)あるいはO面(000‐1)から2〜10度オフされたZnO基板を用いており、これにより、不純物拡散層の制御性が向上している。つまり、不純物のイオン注入を行う際に、チャネリングが防止されるため、不純物拡散層の深さの制御等が容易になる。
また、本実施形態において、上面(主面)がZn面であるZnO基板1を用いると、InN結晶層2の二次元成長が促進され、より平坦なInN結晶層2を得ることができる。この場合には、InN結晶層2の成長前にZnO基板1の表面窒化を行うと、結晶欠陥の数をより低減することができる。これは、ZnO基板1の表面を窒化すると、ZnO基板1の表面上にZnN薄膜(図示せず)が形成されて、より滑らかにInNに組成が変化するためである。このように平坦なInN結晶層2を電子デバイスに用いた場合には、電子走行時の散乱が減少して電子移動度が向上するため、より高周波領域での動作が可能になる。
一方、上面がO面であるZnO基板1を用いると、O原子の上にInN結晶層2が成長するため、ZnO基板1に含まれるZn原子はInN結晶層2と直接結合しない。また、ZnO基板1中に含まれるZn原子は4つのO原子と強く結合している。これらのことから、Zn原子はInN結晶層2側に拡散しにくくなるため、P型伝導が生じるのを抑制することができる。すなわち、このようなInN結晶層2を電子デバイスに用いた場合には、n型半導体のキャリア密度が減少しないため直列抵抗を低減できる。
また、本実施形態において、InN結晶層2の上面のうち露出する部分をシリコン窒化膜8で覆った場合には、InN結晶層2の上面が大気中に露出して酸化されるのを防止することができる。酸化インジウムは導電性であるため、絶縁すべき領域に形成されると、リーク電流が発生して素子の動作が不正確になる。シリコン窒化膜8を形成した場合には、酸化インジウムが形成されないため、素子の異常動作を防止することができる。
また、本実施形態において、InN結晶層2の上にITO膜7からなる電極を形成した場合には、ITO膜7はInN結晶層2のネイティブオキサイドであるため、InN結晶層2とITO膜7との密着性を高めることができる。そして、他の導体膜を電極として形成する場合と比較して、生産性の高い熱酸化炉で電極を形成することができるため、信頼性が高く、コストの低い半導体装置を製造することができる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。図7に示すように、本実施形態の特徴は、ZnO基板11とInN結晶層12との間に、AlN結晶層17が介在している点である。それ以外の構造は第2の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図7を再度参照しながら説明する。
まず、図7に示すような、清浄なZn面(0001)あるいはO面(000−1)から2.5°オフされた面を有する、半絶縁性ウルツ鉱構造ZnO基板11を、MBE装置(図示せず)のチャンバ(図示せず)内に導入する。そして、チャンバ内を2×10-10 Torr(2.67×10-8Pa)程度の超高真空になるまで減圧して、ZnO基板11の基板温度を720度まで上昇させ熱クリーニングを行った後、ZnO基板11の基板温度を700度に保つ。この状態で、AlフラックスとNフラックスをZnO基板11に照射し、ZnO基板11の上にAlN結晶層17をエピタキシャル成長させる。Alフラックスは、クヌーセンセルを用いて供給する。つまり、固体のAlを1000度〜1100度に加熱することにより蒸発させ、フラックス強度1×10-7Torr(1.3×10-5 Pa)でZnO基板11に照射する。Nフラックスは、RFプラズマ源を用いて供給する。つまり、ガス流量1sccm〜2sccmのN2 ガスをRFプラズマ源に供給し、RFパワー300W〜400Wの高周波電力を印加してNラジカルを発生させ、ZnO基板11に照射する。その後、Alフラックスの照射を停止して、ZnO基板11の基板温度を550度まで下降させた状態で、第2の実施形態と同様の条件でInフラックスとNフラックスをZnO基板11に向けて照射することで、AlN結晶層17の上にInN結晶層12が形成される。
次に、MBE装置から基板を取り出し、従来の製造方法を用いて、InN結晶層12をチャネル層とするMISFET13を作成する。その工程は第2の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態で用いたAlNは、ZnOおよびInNの両方と歪みの小さい格子整合をすることができる。また、ZnO基板11に含まれるZnは拡散しやすい性質を有しているが、AlNのバンドギャップは大きいため、Znが拡散してもAlN結晶層17内では正孔が発生しにくい。そのため、正孔がキャリアとなるP型伝導を防止することができる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
図8に示すように、本実施形態の特徴は、ZnO基板21とInN結晶層22との間に、InGaNバッファ層27が介在している点である。それ以外の構造は第2の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図8を再度参照しながら説明する。
まず、図8に示すような、清浄なZn面(0001)あるいはO面(000−1)から2.5°オフされた面を有する、半絶縁性ウルツ鉱構造ZnO基板21を、MBE装置(図示せず)のチャンバ(図示せず)内に導入する。そして、チャンバ内を2×10-10 Torr(2.67×10-8Pa)程度の超高真空になるまで減圧して、ZnO基板21の基板温度を720度まで上昇させ熱クリーニングを行った後、ZnO基板21の基板温度を600度に保つ。この状態で、Inフラックス、Gaフラックス、NフラックスをZnO基板21に照射し、ZnO基板21の上にIn含有量が22%のInGaNバッファ層27をエピタキシャル成長させる。Inフラックスは、クヌーセンセルを用いて供給する。つまり、固体のInを650度〜700度に加熱することにより蒸発させ、フラックス強度1.5×10-8 Torr(2.0×10-6 Pa)でZnO基板21に照射する。Gaフラックスも、クヌーセンセルを用いて供給する。つまり、固体のGaを800度〜900度に加熱することにより蒸発させ、フラックス強度5.5×10-8 Torr(7.3×10-6 Pa)でZnO基板21に照射する。Nフラックスは、RFプラズマ源を用いて供給する。つまり、ガス流量1sccm(1ml/s)のN2 ガスをRFプラズマ源に供給し、RFパワー280W〜300Wの高周波電力を印加してNラジカルを発生させ、ZnO基板21に照射する。その後、Gaフラックスの照射を停止して、ZnO基板21の基板温度を550度まで下降させた状態で、第2の実施形態と同様の条件でInフラックスとNフラックスをZnO基板21に向けて照射することで、InGaNバッファ層27の上にInN結晶層22が形成される。
次に、MBE装置から基板を取り出し、従来の製造方法を用いて、InN結晶層22をチャネル層とするMISFET23を形成する。その工程は第2の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態で用いたIn含有量が22%のInGaNは、ZnO基板21と完全に格子整合するため、このInGaNを緩衝層として用いることで、InN結晶層22とZnO基板21との間の小さな歪みが緩和され、InN結晶層22の品質をさらに高めることができる。また、InGaNバッファ層27として、In含有率が均一に22%の層の代わりに、ZnO基板21側でIn含有量が22%であってInN結晶層22側でIn含有量が100%となるグレーデッドInGaN層を用いてもよい。このグレーデッドInGaN層は、ZnO基板21およびInN結晶層22のそれぞれと格子整合するため、InN結晶層22を完全にひずみのない高品質な状態にすることができる。
(第5の実施形態)
本実施形態では、ZnO基板上に設けられたInN層を有するデバイスの例として、金属−半導体電界効果トランジスタ(MESFET)について説明する。図9は、第5の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
図9に示すように、本実施形態の半導体装置では、ZnO基板51の上に、InNバッファ層52と、InNチャネル層53と、n型AlGaInNキャリア供給層54とが順次設けられている。InNバッファ層52、InNチャネル層53およびn型AlGaInNキャリア供給層54はMBE法によって形成されているが、MBEによる層の作成方法については第1の実施形態に詳述しているので、ここでは説明を省略する。また、n型AlGaInNキャリア供給層54の上には、金属のゲート電極55、ソース電極56およびドレイン電極57が設けられており、これらはそれぞれスパッタにより形成されている。
本実施形態のMESFETのうちZnO基板51のZn面の上に設けられたInNバッファ層52を有するMESFETでは、InNバッファ層52がZn面の上に形成されることで極めて平坦となる。したがって、その上に形成されるInNチャネル層53およびn型AlGaInNキャリア供給層54の平坦性も高いものとなるため、キャリアの散乱が減少し、良好な特性のMESFETが得られると考えられる。
また、本実施形態のMESFETのうちZnO基板51のO面の上に設けられたInNバッファ層52を有するMESFETでは、InNバッファ層52がO面上に形成されることで、Zn原子が、InNバッファ層52、InNチャネル層53およびn型AlGaInNキャリア供給層54へ拡散するのが抑制される。したがって、キャリア密度が減少することがなく、MESFET動作時の直列抵抗を低減できる。
なお、本実施形態では、InNバッファ層52の代わりにAlN層を用いてもよい。
(第6の実施形態)
本実施形態では、ZnO基板上に設けられたInN層を有するデバイスの例として、バイポーラトランジスタについて説明する。図10は、第6の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
図10に示すように、本実施形態の半導体装置では、ZnO基板61と、ZnO基板61の上に設けられたn型InNコレクタ層62と、n型InNコレクタ層62の一部の上に設けられたp型InNベース層63と、p型InNベース層63の上に設けられたn型InNエミッタ層64とが順次積層されている。n型InNコレクタ層62、p型InNベース層63およびn型InNエミッタ層64はMBE法によって形成されているが、MBEによる層の作成方法については第1の実施形態に詳述しているので、ここでは説明を省略する。そして、MBE法によってZnO基板61の上面上の全体にn型InNコレクタ層62、p型InNベース層63およびn型InNエミッタ層64が形成された後に、ドライエッチングによって、まずn型InNエミッタ層64の一部を除去することによりp型InNベース層63が露出され、さらに、露出するp型InNベース層63の一部を除去することによりn型InNコレクタ層62が露出されている。
n型InNエミッタ層64の上にはエミッタ電極66が設けられ、露出するp型InNベース層63の上にはベース電極67が設けられ、露出するn型InNコレクタ層62の上にはコレクタ電極65が設けられている。これらの電極は、それぞれスパッタにより形成される。
本実施形態のバイポーラトランジスタのうちZnO基板61のZn面の上に設けられたn型InNコレクタ層62を有するバイポーラトランジスタでは、n型InNコレクタ層62がZn面上に形成されることで極めて平坦となる。したがって、その上に形成されるp型InNベース層63およびn型InNエミッタ層64の平坦性も高いものとなるため、キャリアの散乱が減少し、良好な特性のバイポーラトランジスタが得られると考えられる。
また、本実施形態のバイポーラトランジスタのうちZnO基板61のO面の上に設けられたn型InNコレクタ層62を有するバイポーラトランジスタでは、n型InNコレクタ層62がO面上に形成されることで、Zn原子が、n型InNコレクタ層62へ拡散するのが抑制される。したがって、n型InNコレクタ層62のn型特性が劣化することがなく,設計通りのバイポーラトランジスタの動作を実現することができる。
なお、本実施形態では、p型InNベース層63の代わりにp型AlGaInN層を用いてもよい。また、本実施形態ではnpn型トランジスタを例にして説明したが、pnp型トランジスタであっても同様な効果が得られる。
(第7の実施形態)
本実施形態では、ZnO基板上に設けられたInN層を有するデバイスの例として、半導体レーザ素子について説明する。図11は、第7の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
図11に示すように、本実施形態の半導体装置では、n型のZnO基板71の上に、n型InN層72と、n型AlGaInNクラッド層73と、InN活性層74と、p型AlGaInNクラッド層75と、p型InNコンタクト層76とが順次積層されている。これらの層はMBE法により形成されているが、MBEによる作成方法については第1の実施形態に詳述しているので、ここでは説明を省略する。
絶縁層77にはストライプ状の開口78が設けられ、絶縁層77の上には、開口78を埋めるp型電極79が設けられている。ZnO基板71の裏面上には、n型電極80が設けられている。なお、開口78は、p型InNコンタクト層76の上全体に絶縁層77を形成した後に、ウェットエッチングにより一部を除去することにより設けられる。p型電極79およびn型電極80は、それぞれスパッタにより形成される。
本実施形態の半導体レーザ素子のうちZnO基板71のZn面上に形成されたn型InN層72を有する半導体レーザ素子では、n型InN層72がZn面上に形成されることで極めて平坦となる。したがって、その上に形成されるn型AlGaInNクラッド層73、InN活性層74およびp型AlGaInNクラッド層75の平坦性も高いものとなるため、キャリアの散乱が減少する。よって、内部量子効率が高い、優れた特性の半導体レーザ素子が得られると考えられる。
また、本実施形態の半導体レーザ素子のうちZnO基板71のO面上に形成されたn型InN層72を有する半導体レーザ素子では、Zn原子が、n型InN層72、n型AlGaInNクラッド層73およびInN活性層74へ拡散するのが抑制される。したがって、n型InN層72およびn型AlGaInNクラッド層73のn型特性と、InN活性層74のバルク特性とが劣化することがなく、設計通りの半導体レーザ素子の動作を実現することができる。
なお、ZnO基板71のZn面上およびO面上のいずれにn型InN層72が設けられている場合でも、InNのバンドギャップは約0.8eVであるから、半導体レーザ素子の発光波長は約1.6μmになる。
なお、本実施形態では、InN活性層74として、膜厚が50nmのいわゆるバルクの活性層を用いる例について説明したが、バルクの活性層以外に、InNの単一量子井戸活性層や、InN量子井戸層とAlGaInNバリア層とを多層設けた多重量子井戸構造の活性層を用いた場合にも同様の効果が得られる。
(その他の実施形態)
上述の第1〜第7の実施形態で用いたZnO基板として、サファイア基板の上にエピタキシャル成長されたZnO基板を用いてもよい。この場合には、欠陥が少なく品質の高いZnO基板を低価格で得ることができる。ZnO基板の品質が高まると、InN結晶層の品質も高くなるため、より高速に正常動作することが可能な半導体装置を作成することができるようになる。
また、上述の第1〜第7の実施形態ではMBE装置を用いてZnO基板の上にInN結晶層を成長させたが、そのかわりとしてMOCVD装置を用いてもよい。
また、上記第5〜第7の実施形態において用いたAlGaInN層のかわりとして、AlGaInN層にBを加えた層、すなわちBAlGaInN(組成でいえばBzAlxGayIn1-x-y-zN(0≦x≦1、0≦y≦1、0<x+y+z<1)層を用いてもよい。
また、上述の第2〜第7の実施形態では半導体装置の例としてMISFET、MESFET、バイポーラトランジスタ、半導体レーザを挙げたが、この限りではなく、本発明は、J−FET(Junction FET)およびHEMTなどにも適応できる。
本発明の半導体装置は、高品質なInN結晶層をチャネル層として用いることにより正確な高速動作が可能となる点で産業上の利用可能性は高い。
本発明の第1の実施形態に係る半導体層の構造を示す断面図である。 半導体基板のうちO面ZnO基板の上に設けられたInNについて、XRD(X-Ray Diffraction)での(0002)ロッキングカーブを測定した結果を示すグラフ図である。 Zn面ZnO基板の上に設けられたInNの断面TEM(Transmission Electron Microscope)解析結果を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 図4に示すInN結晶層2の上に形成されたシリコン窒化膜およびITO膜の構造を示す断面図である。 (a)〜(e)は、図5に示すシリコン窒化膜およびITO膜の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 ZnO基板
2 InN結晶層
3 MISFET
4 不純物拡散層
5 ゲート絶縁膜
6 ゲート電極
7 ITO膜
8、8a シリコン窒化膜
9 レジスト
11 ZnO基板
12 InN結晶層
13 MISFET
17 AlN結晶層
21 ZnO基板
22 InN結晶層
23 MISFET
27 InGaNバッファ層
31 ZnO基板
32 InN結晶層
51 ZnO基板
52 InNバッファ層
53 InNチャネル層
54 AlGaInNキャリア供給層
55 ゲート電極
56 ソース電極
57 ドレイン電極
61 ZnO基板
62 n型InNコレクタ層
63 p型InNベース層
64 n型InNエミッタ層
65 コレクタ電極
66 エミッタ電極
67 ベース電極
71 ZnO基板
72 n型InN層
73 n型AlGaInNクラッド層
74 InN活性層
75 p型AlGaInNクラッド層
76 p型InNコンタクト層
77 絶縁層
78 開口
79 p型電極
80 n型電極

Claims (10)

  1. ZnOからなる基板と、
    前記基板の主面の上方に設けられ、動作時に導電性を示すInN層と
    を備える、半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記基板の前記主面は、Zn面からの傾きが10度以内の面である、半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記基板の前記主面は、O面からの傾きが10度以内の面である、半導体装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記基板の上にはAlN層が設けられ、
    前記AlN層の上に前記InN層が設けられている、半導体装置。
  5. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記基板の上にはInxGa1-xN(0≦x<1)からなる層が設けられ、
    前記InxGa1-xN(0≦x<1)からなる層の上に、前記InN層が設けられている、半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置であって、
    前記InxGa1-xN(0≦x<1)からなる層において、In組成xは、前記基板から前記InN層に向かう方向に増加する、半導体装置。
  7. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記基板の上にはZnN層が設けられ、
    前記ZnN層の上に前記InN層が設けられている、半導体装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記基板はサファイア基板の上に設けられている、半導体装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記InN層の主面上の一部にシリコン窒化膜が設けられている、半導体装置。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか1項に記載の半導体装置であって、
    前記InN層にはSnが添加され、
    前記InN層の主面上の一部に酸化インジウム膜が設けられている、半導体装置。
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