JP2005203500A - Bgaテープキャリア打抜き用金型及びbgaテープキャリアの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金型製作に有利なBGAテープキャリア打抜き用金型及びBGAテープキャリアの製造方法を提供する。
【解決手段】 絶縁基板1上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴4を打ち抜くために、上記絶縁基板1に臨ませた打抜き部材6の表面に、上記絶縁基板1の全幅方向の縦列1列分又は2列分のビア穴に対応する箇所より多数突き出した柱状のパンチ7を形成したので、金型を安価に製作できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体チップを搭載するためのBGAテープキャリアに係り、金型製作に有利なBGAテープキャリア打抜き用金型及びBGAテープキャリアの製造方法に関する。
図3に、半導体チップを搭載したBGAテープキャリア(BGA用TABテープ或いはTABテープともいう)の断面を示す。TABテープは、テープ状の接着剤31を貼り付けたポリイミドテープ32上に、その接着剤31を介して熱と圧力により接着した銅箔等の導体をエッチングすることにより形成された電気配線33を具備する。ポリイミドテープ32と接着剤31には金型パンチ若しくはレーザビームにより打ち抜かれたビアホール(ビア穴ともいう)34が形成される。このビアホール34にはハンダボール(図示せず)が接着され、このハンダボールによって図示しない電気配線板上にTABテープが実装されて半導体装置が構成される。
TABテープ上には、半導体チップ35がAgペースト又は接着剤テープにより固定して搭載される。半導体チップ35のピン36は、Auワイヤ37によりTABテープ上の銅箔等の導体からなるワイヤボンディングパッド38に電気的に接続される。ワイヤボンディングパッド38は、電気配線33により、図示しないハンダボールを接着するハンダボールランド39と電気的に接続される。ワイヤボンディングパッド38は、Auワイヤ37が接続されるので、AuとNiによりメッキされる。
このように、BGA用TABテープは、半導体チップ搭載後のTABテープと電気配線板とを接続するために、TABテープにビアホール34を設け、このビアホール34にハンダボールを接着することにより、TABテープ上に搭載された半導体チップ35と電気配線板との電気的導通を図っている。
ポリイミドテープ等の片面にテープ状の接着剤を貼り付けたものからなる絶縁基板にビアホールを形成する方法として、例えば、ビア穴形成用の打抜き金型を用いる方法がある。ビア穴形成用の打抜き金型は、図4に示されるように、絶縁基板41に臨む平面を有する打抜き部材42に、この平面より突き出した柱状のパンチ43を設け、この打抜き部材42に対向して絶縁基板41に反対側から臨ませた受け側打抜き部材44には、パンチ43を受け入れ可能な開口部45を形成したものである。パンチ43は、図示左右方向(絶縁基板41の幅方向)に所定の間隔をおいて複数個設けられている。この列を縦列と呼ぶことにする。パンチ43は、紙面に直交する方向(絶縁基板41の長手方向)にも所定の間隔をおいて複数個設けられている。この列を横列と呼ぶことにする。つまり、打抜き部材42には縦横それぞれに所定間隔で整列したパンチ43が設けられている。同様に受け側打抜き部材44にも縦横それぞれに所定間隔で整列した開口部45が設けられている。
受け側打抜き部材45は、打抜き部材42に臨む面と平行な面で2つに分割されており、一方を固定部材46、他方を基礎部材47と呼ぶことにする。固定部材46と基礎部材47が同じ配置で開口部45を有するのは勿論である。固定部材46の開口部をガイド用開口部48と呼ぶ。絶縁基板41は固定部材46と基礎部材47との間に挟むことによって固定される。
これら打抜き部材42及び受け側打抜き部材(固定部材46、基礎部材47)44は、パンチ43、開口部45、ガイド用開口部48の配置及び径寸法が高精度に成型された鋳物の金型である。
図4では、既に絶縁基板41が固定部材46と基礎部材47との間に固定され、ガイド用開口部48にはパンチ43の先端が挿入されている。この後、打抜き部材42を所定の速さで絶縁基板41の方へ下降させると、図5のように、パンチ43と開口部45の角部(エッジ)との間にかかる圧力で絶縁基板41が押し切られ、打ち抜きカス49が開口部45の奥へ押し込まれる。その後、打抜き部材42を上昇させてパンチ43をガイド用開口部48の外へ排出し、固定部材46を取り去って絶縁基板を取り出すと、図6に示したような複数のビア穴が形成された絶縁基板を得ることができる。
図6(a),(b)に示されるように、 絶縁基板61上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点にビア穴62が打ち抜かれている。これらのビア穴62のうち、一点鎖線で囲った1群が1個の半導体チップに対応している(これを製品ユニット63と呼ぶ)。1群のビア穴群と他のビア穴群との間にはマージン領域64が形成されている。絶縁基板61は所定幅(図示上下方向)で長尺(図示左右方向)のテープ状に形成され、幅方向両縁にはスプロケットホール65が設けられ、このスプロケットホール65を利用して図示しない絶縁基板搬送装置により長手方向に搬送するようになっている。また、絶縁基板61は、幅方向に複数箇所の半導体チップに対応したビア穴群を形成できる幅を有する。図4に示した金型は図示しない金型搬送装置により絶縁基板61の幅方向に搬送するようになっている。これにより、長尺の絶縁基板61の長手方向及び幅方向に製品ユニット63の1列ピッチ分だけ移動してビア穴群(製品ユニット63)を次々と形成していくことができる。
特開2002−239991号公報
背景技術では、1個の半導体チップ分のビア穴群に対応したパンチ及び開口部を持つ金型によりプレス加工を行っている。従って、金型においてはパンチ及び開口部を完成品におけるビア穴配置に基づいて金型を製作する必要がある。このため、異なるビア穴配置を有する絶縁基板の品種毎に金型を設計製作する必要があり、品種が多様になると金型コストの増大に繋がる。
また、近年の半導体チップの多ピン化及びチップサイズの縮小化に伴い、同一面積内でのビア穴個数が増大しているため、金型においてもパンチ及び開口部の数(密度)が増えると共に径が小さくなる傾向にある。これにより、金型コストの増大に加えて、プレス加工時のパンチの折れなどによる金型損傷が生じやすくなっている。
また、背景技術では、1個の半導体チップ分のビア穴群を持つ金型によりプレス加工を行っているので、絶縁基板の幅方向に複数箇所の半導体チップに対応したビア穴群を形成するためには、金型を絶縁基板の幅方向に搬送する必要があり、プレス加工の作業効率が良くない。
また、詳しくは後述するが、1個の半導体チップ分のビア穴群からなる製品ユニット63の領域の中にはビア穴を形成しない非開口領域を設けることがある。この場合、ビア穴群の全体的サイズとビア穴ピッチ・ビア穴径が同じでも、非開口領域を設けるか否か、或いは非開口領域の大きさにより、異なる金型を製作する必要がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、金型を安価に製作できると共にプレス加工の作業効率を向上させるBGAテープキャリア打抜き用金型及びBGAテープキャリアの製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、1つの金型で複数品種に対応できるBGAテープキャリア打抜き用金型及びBGAテープキャリアの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の金型は、絶縁基板上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を打ち抜くために、上記絶縁基板に臨ませた打抜き部材の表面に、上記絶縁基板の全幅方向の縦列1列分又は2列分のビア穴に対応する箇所より多数突き出した柱状のパンチを形成したものである。
どの縦列にもビア穴を打ち抜く横列に対応する箇所には前記打抜き部材の表面から所定の高さ突き出した第1のパンチを形成し、ビア穴を打ち抜かない縦列を含む横列に対応する箇所には前記打抜き部材の表面からの突き出しの高さが第1のパンチよりも低い第2のパンチを形成してもよい。
第1のパンチと第2のパンチとの高さの差は上記絶縁基板の厚さより大きくてもよい。
上記打抜き部材に対向して上記絶縁基板に反対側から臨ませた受け側打抜き部材には、各格子点に上記パンチを受け入れ可能な開口部を形成し、縦列1列毎又は2列毎に開口部の穴径を異ならせてもよい。
上記打抜き部材に対向して上記絶縁基板に反対側から臨ませた受け側打抜き部材には、上記パンチを受け入れ可能な開口部を形成し、縦列1列毎又は2列毎に開口部を形成する縦方向のピッチを異ならせてもよい。
また、本発明の方法は、絶縁基板上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を打ち抜く際に、上記打抜き部材を上記絶縁基板に向けて下降させて上記絶縁基板の全幅方向の縦列1列分又は2列分のビア穴を打ち抜いた後、上記打抜き部材と上記絶縁基板とを横方向に所定ピッチ相対移動させて次のビア穴を打ち抜くものである。
また、本発明の別の方法は、所定幅で長尺のテープ状に形成された絶縁基板に対し、縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を配したビア穴群を絶縁基板の長手方向及び幅方向に所定間隔で複数群打ち抜く際に、上記打抜き部材の縦列を絶縁基板の全幅に亘り形成しておき、複数のビア穴群の縦列1列分又は2列分のビア穴を同時に打ち抜いた後、上記打抜き部材と上記絶縁基板とを横方向に所定ピッチ相対移動させて次のビア穴を打ち抜くものである。
また、本発明の別の方法は、絶縁基板上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を打ち抜く際に、ある縦列を打ち抜くときには請求項2又は3記載の打抜き部材を上記絶縁基板に向けて第2のパンチが上記絶縁基板を打ち抜くのに十分な距離下降させて第1及び第2のパンチでビア穴を打ち抜き、別の縦列を打ち抜くときには上記打抜き部材を上記絶縁基板に向けて第2のパンチが上記絶縁基板に届かない距離だけ下降させて第1のパンチでのみビア穴を打ち抜くものである。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)請求項1,6の発明によれば、1個の製品ユニット製造に必要なパンチの個数が少ないので金型製作費用が少なくてよい。
(2)請求項2,8の発明によれば、非開口領域を設けるか否かには関わらず、同じ金型を使用することができ、金型製作費用が節約できる。
(3)請求項7の発明によれば、複数個の製品ユニットを同時に加工でき、作業効率が向上する。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1(a)に本発明に係る金型の打抜き部材を示し、図1(b)に絶縁基板を示す。絶縁基板1は、ポリイミド等の絶縁素材を所定幅(図示上下方向)で長尺(図示左右方向)のテープ状に形成した材料の片面にテープ状の接着剤を貼り付けたものからなる。この絶縁基板1は、その幅方向両縁にスプロケットホール2が設けられ、このスプロケットホール2を利用して図示しない絶縁基板搬送装置により長手方向に搬送するようになっている。また、絶縁基板1は、幅方向に複数箇所の半導体チップに対応したビア穴群(これを製品ユニットと呼ぶ)3を形成できる幅を有する。図1(b)では、説明を分かりやすくするために、既にビア穴が打ち抜かれたものを示してある。図示のように、絶縁基板1上の縦横(縦は幅方向、横は長手方向に相当)それぞれに所定間隔で整列する格子点にビア穴4が打ち抜かれている。これらのビア穴4のうち、ここでは縦横8列分のビア穴の1群が1個の半導体チップに対応して製品ユニット3を構成している。1群のビア穴群と他のビア穴群との間にはマージン領域5が形成されている。
一方、上記のビア穴を打ち抜くための金型のうちの打抜き部材6は、絶縁基板1の表面に臨ませた打抜き部材6の表面に、絶縁基板1の幅方向全てのビア穴群について共通する縦列1列分のビア穴に対応する箇所より突き出した柱状のパンチ7を形成したものである。
受け側打抜き部材については特に説明しないが、少なくとも打抜き部材の全てのパンチに対向した開口部が形成されるのは言うまでもない。
プレス加工は次のように行われる。
まず最初に絶縁基板1の搬送方向(打抜き部材を移動させてもよい)の先頭の縦列1列(破線P1で囲んで示す)にパンチ7の位置を合わせ、打抜き部材6を絶縁基板1に向けて下降させると、当該1列分のビア穴4を打ち抜くことができる。打抜き部材6を上昇させた後、絶縁基板1を搬送方向(横方向)にビア穴ピッチ分移動させ、次の縦列1列のビア穴を打ち抜く。この繰り返しにより、図示したビア穴4が全て打ち抜かれていく。この例では、1個の半導体チップ分のビア穴群(製品ユニット3)が縦列8列のビア穴4で構成されているので、8回の繰り返しで2個の製品ユニットが完成する。
背景技術では、1個の製品ユニットに相当する金型を用いていたので、図1の例ならば打抜き部材に8×8=64個のパンチを形成しており、そのうち1個でもパンチが損傷すると新しく金型を製作する必要があり多額の金型製作費用が発生したが、本実施の形態ではパンチの個数が少ないので金型製作費用が少なくてよい。
また、背景技術では、1個の製品ユニットに相当する金型を用いていたので、打抜き部材を絶縁基板の幅方向に移動させる必要があり、プレス加工の作業効率がよくなかったが、本実施の形態では、打抜き部材の縦列を絶縁基板の全幅に亘り形成したので、打抜き部材を絶縁基板の幅方向に移動させずとも同時に複数個の製品ユニットを加工でき、作業効率が向上する。
なお、打抜き部材6に形成するパンチ7は、縦列1列分ではなく縦列2列分のビア穴に対応する箇所に設けてもよい。この場合、1個の製品ユニットにおける縦列の本数は2の整数倍となる。
次の実施形態を図2により説明する。
図2(b)に示した絶縁基板21は、図1(b)に示した絶縁基板1と異なり、1個の半導体チップ分のビア穴群(製品ユニット23)の中にビア穴24を形成しない非開口領域28が設けてある。即ち、縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点の全てではなく、格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴24を打ち抜いたものである。破線P2で囲った縦列に注目すると、ビア穴24を打ち抜く横列と打ち抜かない横列がある。破線P2で囲った縦列の左隣の縦列では全ての横列についてビア穴を打ち抜くことになる。図示左右方向に延びた複数の横列に着目すると、どの縦列にもビア穴を打ち抜く横列と、ビア穴を打ち抜く縦列もあるがビア穴を打ち抜かない縦列をも含んでいる横列とが存在する。
図2(a)に示されるように、図2(b)の絶縁基板21を打ち抜くための打抜き部材26は、どの縦列にもビア穴を打ち抜く横列に対応する箇所においては、打抜き部材26の表面から所定の高さ突き出した第1のパンチ27を形成し、ビア穴を打ち抜かない縦列を含む横列に対応する箇所には打抜き部材26の表面からの突き出しの高さが第1のパンチ27よりも低い第2のパンチ29を形成したものである。第1のパンチ27の高さをh1、第2のパンチ29の高さをh2、両者の差をdとする。この差dは、絶縁基板21の厚さより大きい。これら2種類のパンチの配列は、絶縁基板21の上辺に対応する一端から順に、第1のパンチ、第1のパンチ、第2のパンチ、第2のパンチ、第2のパンチ、第2のパンチ、第1のパンチ、第1のパンチとなっている。
プレス加工は次のように行われる。
絶縁基板21の搬送方向の先頭の縦列及び2列目の縦列の加工においては、打抜き部材26を絶縁基板21に向けて下降させるとき、第2のパンチ29が絶縁基板21を打ち抜くのに十分な距離下降させる。これにより、第1及び第2のパンチが共にビア穴24を打ち抜くことになる。破線P2で囲った3列目の縦列の加工においては、打抜き部材26を第2のパンチ29が絶縁基板21に届かない距離だけ下降させる。よって、第1のパンチ27のみがビア穴24を打ち抜き、第2のパンチ29のところにはビア穴は打ち抜かれない。この動作を6列目の縦列の加工まで繰り返し、7列目、8列目は先頭の縦列のときと同じにする。これにより、非開口領域28を有する2個の製品ユニットが完成する。
ここで、もし非開口領域を持たない図1(b)のような製品ユニットを生産したいときには、全ての縦列のプレス加工において第2のパンチ29が絶縁基板21を打ち抜くのに十分な距離下降させるようにすればよい。つまり、金型を変更する必要はない。
背景技術では、非開口領域の有無により別々の金型を使用することになるが、本実施の形態では、ビア穴群の全体的サイズとビア穴ピッチ・ビア穴径が同じであれば、非開口領域を設けるか否には関わらず、同じ金型を使用することができ、金型製作費用が節約できる。パンチの高さを2段階ではなく、3段階以上とし、打抜き部材を下降させる距離も同様に3段階以上にすれば、非開口領域の大きさが異なる製品ユニットにも対応することができる。
上記2つの実施形態では、絶縁基板としてポリイミドテープを考えたが、ポリイミドテープ以外にも例えばカプトンテープのようなTABテープ好適材料に適用できる。
スプロケットホールは予め形成されているものとしたが、ビア穴と同時にプレス成形してもよい。
ビア穴のピッチは同じであっても径が異なる品種を製造したいときには、そのビア穴径にパンチの径を合わせた打抜き部材を用意しなければならない。しかし、受け側打抜き部材については、縦横全ての格子点に開口部を形成し、打抜き部材の縦列数に合わせて縦列1列毎又は2列毎に開口部の穴径を異ならせておく。つまり、パンチの径の違いに合わせそれぞれの径のパンチを受け入れ可能な開口部を縦列1列毎又は2列毎に形成しておけば、プレス加工を実施する位置を横方向にずらすことにより、パンチと開口部とが適合する。これにより、1個の受け側打抜き部材がより多品種に使用できる。
ビア穴のピッチが異なる品種を製造したいときには、そのビア穴ピッチにパンチのピッチを合わせた打抜き部材を用意しなければならない。しかし、受け側打抜き部材については、打抜き部材の縦列数に合わせて縦列1列毎又は2列毎に開口部を形成する縦方向のピッチを異ならせておく。プレス加工を実施する位置を横方向にずらすことにより、パンチピッチと開口部ピッチとが適合する。これにより、1個の受け側打抜き部材がより多品種に使用できる。
BGAテープキャリアは薄型化及びファインピッチ化が可能であるという利点があるにもかかわらず、多品種量産のためには多くの金型が必要であることから、リジッド基板が大勢を占めていた。本発明の採用により金型製作が安価になることから、BGAテープキャリアの利用が促進される。
本発明の一実施形態を示す図であり、(a)は打抜き部材の横面図、(b)は絶縁基板の平面図である。 本発明の一実施形態を示す図であり、(a)は打抜き部材の横面図、(b)は絶縁基板の平面図である。 導体チップを搭載したBGAテープキャリアの断面図である。 金型の断面図である。 金型(プレス加工実行時)の断面図である。 背景技術における絶縁基板の図であり、(a)は平面図、(b)はD−D’断面図である。
符号の説明
1,21 絶縁基板
3,23 製品ユニット
4,24 ビア穴
6,26 打抜き部材
7 パンチ
27 第1のパンチ
29 第2のパンチ

Claims (8)

  1. 絶縁基板上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を打ち抜くために、上記絶縁基板に臨ませた打抜き部材の表面に、上記絶縁基板の全幅方向の縦列1列分又は2列分のビア穴に対応する箇所より多数突き出した柱状のパンチを形成したことを特徴とするBGAテープキャリア打抜き用金型。
  2. どの縦列にもビア穴を打ち抜く横列に対応する箇所には前記打抜き部材の表面から所定の高さ突き出した第1のパンチを形成し、ビア穴を打ち抜かない縦列を含む横列に対応する箇所には前記打抜き部材の表面からの突き出しの高さが第1のパンチよりも低い第2のパンチを形成したことを特徴とする請求項1記載のBGAテープキャリア打抜き用金型。
  3. 第1のパンチと第2のパンチとの高さの差は上記絶縁基板の厚さより大きいことを特徴とする請求項2記載のBGAテープキャリア打抜き用金型。
  4. 上記打抜き部材に対向して上記絶縁基板に反対側から臨ませた受け側打抜き部材には、各格子点に上記パンチを受け入れ可能な開口部を形成し、縦列1列毎又は2列毎に開口部の穴径を異ならせたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のBGAテープキャリア打抜き用金型。
  5. 上記打抜き部材に対向して上記絶縁基板に反対側から臨ませた受け側打抜き部材には、上記パンチを受け入れ可能な開口部を形成し、縦列1列毎又は2列毎に開口部を形成する縦方向のピッチを異ならせたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のBGAテープキャリア打抜き用金型。
  6. 絶縁基板上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を打ち抜く際に、請求項1〜3いずれか記載の打抜き部材を上記絶縁基板に向けて下降させて上記絶縁基板の全幅方向の縦列1列分又は2列分のビア穴を打ち抜いた後、上記打抜き部材と上記絶縁基板とを横方向に所定ピッチ相対移動させて次のビア穴を打ち抜くことを特徴とするBGAテープキャリアの製造方法。
  7. 所定幅で長尺のテープ状に形成された絶縁基板に対し、縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を配したビア穴群を絶縁基板の長手方向及び幅方向に所定間隔で複数群打ち抜く際に、請求項1〜3いずれか記載の打抜き部材の縦列を絶縁基板の全幅に亘り形成しておき、複数のビア穴群の縦列1列分又は2列分のビア穴を同時に打ち抜いた後、上記打抜き部材と上記絶縁基板とを横方向に所定ピッチ相対移動させて次のビア穴を打ち抜くことを特徴とするBGAテープキャリアの製造方法。
  8. 絶縁基板上の縦横それぞれに所定間隔で整列する格子点のうちの任意の複数箇所にビア穴を打ち抜く際に、ある縦列を打ち抜くときには請求項2又は3記載の打抜き部材を上記絶縁基板に向けて第2のパンチが上記絶縁基板を打ち抜くのに十分な距離下降させて第1及び第2のパンチでビア穴を打ち抜き、別の縦列を打ち抜くときには上記打抜き部材を上記絶縁基板に向けて第2のパンチが上記絶縁基板に届かない距離だけ下降させて第1のパンチでのみビア穴を打ち抜くことを特徴とするBGAテープキャリアの製造方法。
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