JP2005202788A - 空間検索方法、空間検索装置、空間検索プログラムおよび空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

空間検索方法、空間検索装置、空間検索プログラムおよび空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【目的】 空間の機能をユーザタイプと関連付けて記述し、それをデータベース化して、ユーザの曖昧な要求に合った空間を検索して提示することのできる、空間検索方法、空間検索装置、空間検索プログラムおよび空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
【構成】 ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を受け付け、入力されたユーザタイプおよびユーザクエリを満足する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する。
【選択図】図7

Description

この出願の発明は、各種施設等における空間が持つ機能をデータベース化しておき、ユーザの要求に合った空間を検索し提示する空間検索方法、空間検索装置、空間検索プログラムおよび空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体システムに関するものである。
近年、多くのコンピュータやセンサが環境や機器に埋め込まれ、多様な情報通信インフラがシームレスに接続されるユビキタスネットワークを実現するための研究開発が盛んに行われている。なかでも、各種のセンサ情報を利用してユーザの状況に応じた情報支援を行うことは、情報弱者に対する支援や個人化された支援を行う上で重要である。そしてこの情報支援において、ユーザの位置を精度良く取得することは、ユーザの状況把握の重要な要素の一つである。
ユーザの位置を取得する技術は着実に進展しており、車や携帯電話では、GPS(Global Positioning System)により十数メートルの誤差で位置情報を取得することが可能であり、さらに高精度のDPGS(Differential Global Positioning System)によれば、誤差が数十センチメートルレベルで、GPSと比較して10倍程度の精度が実現されている。また、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を使ったタグを利用し、マイクロ波により位置情報を得ることも可能である。複数の赤外線カメラと赤外光反射板を用いてユーザの位置を計測するCoBIT(Compact Battery-less Information Terminal)と呼ばれる屋内用通信システムも知られている(非特許文献1参照)。
これら各種技術により取得されたユーザの位置情報を利用することで、目的地までの経路を検索して提示するカーナビゲーションや歩行者ナビゲーション、レストラン等の店舗やイベント会場、建物などの各種施設を検索して提示するレコメンデーションなどの情報支援サービスが実現される。
しかしながら、これらナビゲーションやレコメンデーションは、ユーザに明確な目的地があるときにのみ有効なサービスであって、つまりユーザが目的地や寄りたい施設に関する知識を既に有しており、その自己の知識に基づいて目的地等をはっきり決めて指定した場合にのみ、そこまでの経路や目的地に関する情報を案内できるだけであって、たとえばお店でパンを買って広場で食べたいといったユーザの曖昧な要求を満たす情報支援は困難である。
すなわち、従来のナビゲーション等にて実現されている粒度は地理的地図のレベルであるのに対し、その地理的地図に示されている各種施設には、フロア、部屋、部屋内のスペースなどといった様々な空間が存在し、それぞれに固有の機能があり、利用者は日々自己の行動要求に見合った空間機能を利用しているところ、空間機能に基づいた情報支援は実現されていないのである。
このような状況にあって、近年、XML(eXtensible Markup Language)技術を道路情報等のGIS(Geographic Information System)情報に応用させたG−XML(「JIS X7199 地理情報−地理空間データ交換用XML符号化法」)を、地理情報の記述に用い、「部屋の中」「ある物の周り半径3m」「多角形で囲まれた領域内」といった指定を可能ならしめ、これら細かな指定に従ってより詳細なナビゲーション等を行う技術が研究開発されている。この技術によれば相対的な位置による指定も可能である。
一方、空間の機能をアフォーダンスという側面から捉え、タスクやユーザに応じた空間アフォーダンスモデルをGISに取り入れて、ユーザとシステムとの間のより良いコミュニケーションの実現を図ることが検討されてもいる(非特許文献2参照)。
T. Nishimura et al., "A Compact battery-less information terminal (CoBIT) for location-based support systems," Proc. of SPIE, Vol.4863, [4863-12] (2002) T. Jordan et al., "An Affordance-based model of Place in GIS", 8th International Symposium on Spatial Data Handling (SDH'98)
しかしながら、上記G−XML技術では、従来よりも細かな空間の範囲を指定できるだけであって、空間が有する機能については考慮されていないため、空間機能に基づく情報支援はやはり実現できない。お店でパンを買って広場で食べたいといったユーザの曖昧な要求を満たす情報支援は空間範囲の指定だけでは不可能である。
また、上記非特許文献2に記載の技術では、空間の機能について考慮し、たとえば町、オフィス、レストランなどの空間について"Why, What, and How"という記述を試み、それをGISに取り組むことが検討されてはいるものの、ユーザ毎に適した機能を有する空間またはその組合せの検索提示といった情報支援は実現されておらず、やはりユーザ毎に異なる曖昧な要求に対応できる情報支援は困難である。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、この出願の発明は、空間の機能をユーザタイプと関連付けて記述し、それをデータベース化して、ユーザの曖昧な要求に合った空間を検索して提示することのできる、空間検索方法、空間検索装置、空間検索プログラムおよび空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを課題としている。
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、および前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび前記ユーザクエリを満足する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップを含むことを特徴とする空間検索方法を提供する。
第2には、処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、および前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップを含むことを特徴とする空間検索方法を提供する。
第3には、処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、前記処理部が、変換された前記空間機能データを拡張するステップ、および前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップを含むことを特徴とする空間検索方法を提供する。
第4には、処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、および前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップを含むことを特徴とする空間検索方法を提供する。
第5には、処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張するステップ、および前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップを含むことを特徴とする空間検索方法を提供する。
第6には、処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張するステップ、および
前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ
を含むことを特徴とする空間検索方法を提供する。
第7には、処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張するステップ、前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張するステップ、および前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップを含むことを特徴とする空間検索方法を提供する。
第8には、前記処理部が、ユーザ位置の入力を前記入力部から受け付けるステップ、および前記処理部が、入力された前記ユーザ位置との位置関係が既定条件を満足する前記空間を、マークアップ言語タグにより記述された空間位置データを空間毎に記憶した前記空間意味データベースから検索するステップをさらに含むことを特徴とする前記空間検索方法を提供する。
第9には、前記空間機能データが物理的機能データおよび社会的機能データに分けて記述されていることを特徴とする前記空間検索方法を提供する。
第10には、前記マークアップ言語タグがXMLタグであることを特徴とする前記空間検索方法を提供する。
第11には、ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、入力された前記ユーザタイプおよび前記ユーザクエリを満足する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、および検索された空間を出力する手段を備えたことを特徴とする空間検索装置を提供する。
第12には、ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、および検索された空間を出力する手段を備えたことを特徴とする空間検索装置を提供する。
第13には、ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、変換された前記空間機能データを拡張する手段、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、および検索された空間を出力する手段を備えたことを特徴とする空間検索装置を提供する。
第14には、ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および検索された空間を出力する手段を備えたことを特徴とする空間検索装置を提供する。
第15には、ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張する手段、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および検索された空間を出力する手段
を備えたことを特徴とする空間検索装置を提供する。
第16には、ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張する手段、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および検索された空間を出力する手段を備えたことを特徴とする空間検索装置を提供する。
第17には、ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張する手段、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張する手段、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および検索された空間を出力する手段を備えたことを特徴とする空間検索装置を提供する。
第18には、ユーザ位置を入力する手段、および入力された前記ユーザ位置との位置関係が既定条件を満足する前記空間を、マークアップ言語タグにより記述された空間位置データを空間毎に記憶した前記空間意味データベースから検索する手段をさらに備えたことを特徴とする前記空間検索装置を提供する。
第19には、前記空間機能データが物理的機能データおよび社会的機能データに分けて記述されていることを特徴とする前記空間検索装置を提供する。
第20には、前記マークアップ言語タグがXMLタグであることを特徴とする前記空間検索装置を提供する。
第21には、前記空間検索方法をコンピュータに実行させるための空間検索プログラムを提供する。
第22には、前記空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
上記第1の空間検索方法によれば、空間の機能をユーザタイプと関連付けてタグにより記述し、それを空間意味データとしてデータベース化しておくことで、ユーザの曖昧な要求に合った空間を検索することができる。たとえば病院では医師、看護婦、患者など、博物館ではスタッフ、来館者など、ユーザタイプの違いに応じた空間機能の違いを表現でき、ユーザタイプおよびユーザクエリの両方を満足する機能を有する空間を的確に検索でき、これによってユーザ毎により適切な情報支援を実現できるようになる。
上記第2の空間検索方法によれば、上記第1の方法と同様な効果が得られ、また、ユーザクエリを空間機能に変換して検索することで、ユーザクエリと空間意味データとの一致度をより高めることができる。
上記第3の空間検索方法によれば、上記第1の方法と同様な効果が得られ、また、空間機能データを拡張することで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより柔軟に検索することができる。
上記第4の空間検索方法によれば、上記第1の方法と同様な効果が得られ、また、ユーザタイプおよび空間機能のみならず場所タイプをも用いた空間検索を行うことで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより的確に検索することができる。
上記第5の空間検索方法によれば、上記第1の方法と同様な効果が得られ、また、ユーザタイプおよび空間機能のみならず場所タイプをも用いた空間検索を行うことで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより的確に検索でき、また、場所タイプデータを拡張することで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより柔軟に検索することができる。
上記第6の空間検索方法によれば、上記第1の方法と同様な効果が得られ、また、ユーザタイプおよび空間機能のみならず場所タイプをも用いた空間検索を行うことで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより的確に検索でき、また、空間機能データを拡張することで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより柔軟に検索することができる。
上記第7の空間検索方法によれば、上記第1の方法と同様な効果が得られ、また、ユーザタイプおよび空間機能のみならず場所タイプをも用いた空間検索を行うことで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより的確に検索でき、また、場所タイプデータおよび空間機能データを拡張することで、ユーザの曖昧な要求を満足する空間をより一層柔軟に検索することができる。
上記第8の空間検索方法によれば、上記第1〜第7の方法と同様な効果が得られ、また、ユーザの位置から適切な位置にある空間を検索できるようになる。
上記第9の空間検索方法によれば、上記第1〜第7の方法と同様な効果が得られ、また、空間の機能を物理的機能および社会的機能という点に分けて記述していることにより、たとえば「コンビニの場所が知りたい」というように明確な目的地が指定される場合のみならず、「のどが渇いた」「タバコが吸いたい」といったユーザの曖昧な要求に対してもより一層柔軟に対応できるのであって、空間の記述を詳細化していくことにより、より柔軟な検索推論処理が可能となる。
上記第10の空間検索方法によれば、上記第1〜第9の方法と同様な効果が得られ、また、XMLタグを用いることでより柔軟に、より適切且つ詳細にデータ記述を実現できるようになる。
上記第11〜第20の空間検索装置によれば、上記第1〜第10の空間検索方法と同様な効果が得られる装置が実現される。
上記第21の空間検索プログラムおよび上記第22の記録媒体によれば、上記第1〜第10の空間検索方法と同様な効果が得られるコンピュータプログラムおよびそれを記録したフレキシブルディスクやCD、DVDなどの記録媒体が実現される。
<空間の意味表現>
この出願の発明では、まず、空間の機能をユーザタイプと関連付けてタグにより記述する。これは、空間が「どのようなユーザタイプに」「どのような機能を提供するか」という観点から空間の意味を記述する、とも言える。したがって、ユーザタイプの表現と空間機能の表現とから構成される空間の意味表現を行うのである。
<ユーザタイプの表現>
ユーザタイプは、ユーザの持つ属性名と属性値との組によって記述する。
まず、ユーザ属性としては、物理的属性および社会的属性を考える。
物理的属性は、「もの」の有無に関わる属性で、カードキー、身分証、チケット等のユーザが所持する所持品や、PDA、携帯電話、CoBIT等のユーザが情報を受け取る手段として用いることができる所持デバイスなどが挙げられる。
社会的属性は、ユーザに付与された、またはユーザが持つ抽象的な属性で、身分や性別、興味、履歴、許可などが挙げられる。
そして、これら物理的属性および社会的属性それぞれの名称および値をXML(eXtensible Markup Language)タグにより記述する。
より具体的には、たとえば、ユーザの物理的属性については、
・<usr><pattr name="属性名" value="属性値"/></usr>
・<usr><pattr name="属性名">属性値</pattr></usr>
などと記述することができる。usrがユーザ、pattrが物理的属性を定義するタグである。
属性名は、
・所持品(belongings) 一例:<usr><pattr name="所持品">身分証 </aattr></usr>
・所持デバイス(device) 一例:<usr><pattr name="所持デバイス">PDA </aattr></usr>
などを考慮できる。カッコ内は属性名を英語表記する場合の一例である。
ユーザの社会的属性については、
・<usr><aattr name="属性名" value="属性値"/></usr>
・<usr><aattr name="属性名">属性値</aattr></usr>
などと記述することができる。aattrが社会的属性を定義するタグである。
属性名は、
・名前(name) 一例:<usr><aattr name="名前">松尾豊</aattr></usr>
・身分(position) 一例:<usr><aattr name="身分">研究員</aattr></usr>
・性別(gender) 一例:<usr><aattr name="性別">男</aattr></usr>
・支払状態(payment) 一例:<usr><aattr name="支払状態">未払い</aattr></usr>
・健康状態(health) 一例:<usr><aattr name="健康状態">良好</aattr></usr>
・興味(interest) 一例:<usr><aattr name="興味"></aattr>ユビキタス</usr>
・知っている情報(information) 一例:<usr><aattr name="知っている情報">連絡先</aattr></usr>
などを考慮できる。
なお、これらは次述する空間機能の条件部として記述することもでき、たとえば、
・<cond><usr>・・・</usr> </cond>
・<condition type="user">・・・</condition>
などと記述できる。
<空間機能の表現>
空間は、ある境界で区切られた3次元上の連結領域であり、その内部にさらに部分空間を内包するという階層構造をしばしば有している。このときもちろん、1つの部分空間の上位空間が1つであるという厳密な階層構造である必要はない。また、空間は、物を内部に含む。したがって、空間は、部分空間や物を内部に含むコンテナとしての役割がある。
通常、部屋や展示室、仕事のスペースなどの空間は、特定の目的に寄与するための機能を果たすように、設計もしくは使用される。機能とは、ある目的を達成するために、適切な構造により与えられた特別な性質である。
したがって、人工物として作られた空間に対して容易で自然な記述は、空間の機能に着目した記述を行うことである。空間の機能は、空間の性質、つまり空間自体の性質ならびにその部分空間の性質および内部に含む物の性質、を用いて達成される。
このような空間の持つ機能と性質については、少なくとも次のような点が考えられる。
・空間は、何に用いられるかという機能の側面からラベル付けされることが多い。たとえば、会議室や救護室といったラベル付けはその空間が提供する機能に基づいたものである。
・しかし、一方で、会議室でなくとも会議はできるし、救護室でなくとも横になることはできる場合があろう。これらは、空間の性質を利用して、ある目的を達成しているのである。
・したがって、記述のコストという点からは機能に着目した方が良く、汎用的な利用可能性という点では性質に着目した方が良いと言えるが、両者を用いることで、ユーザにとってより丁寧で優れた情報支援を実現することができるのである。
以上の観点から、この出願の発明では、空間機能の表現として、空間の機能だけでなく空間の性質をも考慮する。すなわち、空間自体の機能(狭義の機能と呼べる)および性質、部分空間の機能および性質、空間内に含む「もの」の機能および性質を記述することで、空間機能(広義の機能と呼べる)の表現とするのである。
そして、これら機能および性質は、物理的側面および社会的側面から記述することができる。このように物理的側面および社会的側面という点に分けてタグにより記述することで(各々物理的機能および社会的機能と呼べる)、許可があれば使用が可能である、喫煙可能場所であれば喫煙できるなどといった、社会的な制約を物理的な制約と分けて分類整理し記述することができ、ユーザの曖昧な要求に対してより自然に柔軟な対応が可能となる。また、災害時などの緊急時には、常時は社会的な制約がある空間から、その社会的制約を外して考えることもできる。またもちろん、物理的機能・性質および社会的機能・性質との複合的な機能・性質を有する空間も考えられ、その記述も当然考慮できる。
たとえば、空間の機能としては、次のものが挙げられる。
・具体物入手:具体物を入手することができる機能。これにより、上記ユーザの物理的属性の一部を書き換えることができる。物理的属性を変化させる効果を持つ機能とも言える。物理的機能。
・抽象物入手:抽象物を入手することができる機能。これにより、上記ユーザの社会的属性の一部を書き換えることができる。社会的属性を変化させる効果を持つ機能とも言える。社会的機能。
・行為を物理的に可能にする:空間・部分空間の物理的性質および空間内にあるものの物理的性質によって、ある行為が可能になる機能。たとえば、「会議をする」「診察を受ける」などである。物理的機能。
・行為を社会的に可能にする:禁止されている行為を社会的に許可する機能。たとえば、喫煙可能、飲食可能などである。社会的機能。
・サービス:人が介在し、ユーザの要求に対して、文脈に応じて適切な空間機能を提供することで解決する機能。複合的機能。
・移動:他の空間に移動できることを示す空間の機能。物理的機能。
また、空間の性質としては次のものが挙げられる。
・内部の媒体の性質。物理的性質。
・他との連結性に関する性質。複合的性質。
・社会的性質:所有者、利用者、占有可否など。社会的性質。
そして、これら空間の機能および性質をXML(eXtensible Markup Language)タグにより記述する。
より具体的には、たとえば、具体物入手機能については、
・<space><pprov name="属性名" value="属性値"/></space>
・<space><pprov name="属性名">属性値</pprov></space>
などと記述することができる。spaceが空間、pprovがこの機能を定義するタグである。入手した/しないの2値のときは、属性値は記述しなくてもよい。
抽象物入手機能については、
・<space><sprov name="属性名" value="属性値"/></space>
・<space><sprov name="属性名">属性値</sprov></space>
などと記述することができる。pprovがこの機能を定義するタグである。
行為を物理的に可能にする機能については、
・<space><enable name="属性名" value="属性値"/></space>
・<space><enable name="属性名">属性値</enable></space>
などと記述することができる。enableがこの機能を定義するタグである。
行為を社会的に可能にする機能については、
・<space><permit name="属性名" value="属性値"/></space>
・<space><permit name="属性名">属性値</permit></space>
などと記述することができる。permitがこの機能を定義するタグである。
サービス機能については、
・<space><service name="属性名" value="属性値"/></space>
・<space><service name="属性名">属性値</service></space>
などと記述することができる。serviceがこの機能を定義するタグである。
移動機能については、
・<space><access name="属性名" value="属性値"/></space>
・<space><access name="属性名">属性値</access></space>
などと記述することができる。accessがこの機能を定義するタグである。
内部の媒体の性質については、
・<space><property><filled name="属性名" value="属性値"/></property></space>
・<space><property><filled name="属性名">属性値</filled></property></space>
などと記述することができる。filledがこの性質を定義するタグである。たとえば、温度が22度程度であることは、
・<space><property><filled name="温度" value="22度程度"/></property></space>と記述する。
他との連結性に関する性質については、
・<space><property><access value="closed"/></property></space>
などと記述することができる。accessがこの性質を定義するタグであり、外から入れないことを意味するclosed、中から出られないことを意味するconfined、外から入れるかどうかをコントロールできることを意味するlockableなどの値をとる。
社会的性質については、
・<space><property><owner>松尾豊</owner></space>
・<space><property><ex-possession><usr>来客</user></ex-possession></property></space>
などと記述することができ、所有者、占有可否などの各性質毎に適した記述を用いる。property、ownerが所有者を、property、ex-possessionが占有可否を定義するタグである。
なお、これら各機能および性質は、たとえば、
・<function type="機能・性質名">機能・性質値</function>
・<condition type="機能・性質名">機能・性質値</condition>
などといった統一した記述もできる。
<空間意味データベース>
後は、上記のとおりにXMLタグにより記述されたユーザタイプおよび空間機能とで構成される空間意味表現をデータベース化しておけばよい。図1〜図5は、その一具体例を示したものである。
まず、図1では、ある建物に「1F玄関ホール」などといった様々な空間が存在することが記述されている。<space label>は各空間の名称を定義するタグである。ここでは空間名称タグと呼ぶこととする。
続いて、図2では、「1F玄関ホール」についての記述を展開しており、1F玄関ホール空間が内包する「受け付け」などの部分空間の名称をはじめ、建物1階における位置座標や、その空間全体の意味、その空間全体の大まかな説明が、部分空間名称タグ<space label>、位置座標タグ<loc>、空間意味タグ<afford>、空間説明タグ<description>により記述されている。ここで、空間意味タグは、<condition type="user">というユーザの社会的属性を定義するユーザタイプタグと、<function type="access" target="・・・">という空間の移動機能を定義する空間機能タグとから構成されており、訪問者等は喫煙/喫茶スペース等へ移動できることが記述されている。すなわち、空間機能とユーザタイプとが関連付けて記述された空間意味表現となっているのである。
図3では、部分空間についての記述をさらに展開しており、たとえば、「受け付け」では訪問者および見学者が受け付けサービスや研究所内案内情報、来客カードを得られるという「受け付け」部分空間の意味が、ユーザタイプタグおよび空間機能タグにより記述されている。内部者は「受け付け」で受け付けサービス等の機能を利用することはないので、ユーザタイプから外されている。同様に「東玄関」「南玄関」についてもユーザタイプおよび空間機能との組で記述されているが、利用時間条件を示す空間機能タグも付されている。
これにより、「1F玄関ホール」空間は、建物1階において100,250という座標位置に存在し、「受け付けでは、訪問者に来客カードをお渡しします。また館内の案内等を受けることができます。」という空間であって、「訪問者、見学者、内部者」は「喫煙/喫茶スペース」「エレベータ」「研究紹介コーナー」へ行くことができ、さらに「受け付け」「東玄関」「南玄関」という部分空間を有しており、その「受け付け」では「訪問者、見学者」が「受け付け」サービス等を受けることができ、「東玄関」では「訪問者、見学者、内部者」が「9:00〜24:00」まで「外」へ出ることができ、「南玄関」では「訪問者、見学者、内部者」が「9:00〜19:00」まで「外」へ出ることができる、ということが的確に記述されているのである。
このような空間意味表現が、「1F研究紹介コーナー」等のその他の空間それぞれについて行われている。
そのいくつかを例示すると、図4では、4階にある研究センターの受け付けの意味表現が行われており、訪問者および見学者(<condition type="user">:ユーザタイプタグであり、ここでは物理的属性/社会的属性の区別は記述していない)は、案内や受け付けサービスを受けたり(<function type="service">:サービス機能を表わす空間機能タグ)、デモスペースへ移動したり(<function type="access">:移動機能を表わす空間機能タグ)することが可能で、内部者は、コピーなどを行えたり(<function type="enable">:行為を物理的に可能にする機能を表わす空間機能タグ)、コーヒーなどを入手したり(<function type="provide">:入手機能を表わす空間機能タグであり、ここでは具体物/抽象物の区別は記述していない)することが可能となっている。また、訪問者、見学者、内部者は、アポイントメントがあれば(<condition type="have">:行為を物理的に可能にする機能に関連する条件を記述し、空間機能タグの一種である)、中島居室・橋田居室へ入ることができる(<function type="access">:移動機能を表わす空間機能タグ)。
図5では、橋田居室の意味表現が行われており、橋田浩一(<user><aattr name>:ユーザタイプ社会的属性を表わすユーザタイプタグ)は仕事を行うことができ(<enable>:行為を物理的に可能にする機能を表わす空間機能タグ)、それは机、パソコンという「もの」によって実現される(<realizedby><object>:行為を物理的に可能にする機能に関連する「もの」を記述し、空間機能タグの一種である)。また、橋田許可のあるユーザ(<user><aattr name>:ユーザタイプ社会的属性を表わすユーザタイプタグであり、ここでは上記haveのような空間機能の条件記述ではなく、ユーザタイプの記述としている)は、橋田居室へ入り(<permit>:行為を社会的に可能にする機能を表わす空間機能タグ)、打合せを行うことができる(<enable>:行為を物理的に可能にする機能を表わす空間機能タグ)。
図6は、○○○○という店名を持つレストランの空間意味表現を行ったものである。この場合では、レストランは、空間の名称ではなく、場所のタイプとして場所タイプタグに<place type>により記述されており、そのレストラン固有の店名○○○○が、空間の名称として空間名称タグ<space label>により記述されている。そして、それが許容するユーザタイプおよび提供する空間機能が、ユーザタイプタグ<user><aattr name>および空間機能タグ<permit>・<enable>・<realizedby><enable><pprov>とから構成される空間意味タグ<space>によって的確に記述されている(<user><aattr name>:ユーザタイプタグ,:空間機能タグ)。
なお、これらのタグは一例に過ぎず、様々なタグ表現を用いることができるのは言うまでもない。たとえば、ユーザタイプタグを例にとっても、
・<usr><pattr name="属性名" value="属性値"/></usr>
・<usr><pattr name="属性名">属性値</pattr></usr>
・<usr><aattr name="属性名" value="属性値"/></usr>
・<usr><aattr name="属性名">属性値</aattr></usr>
・<cond><usr>・・・</usr> </cond>
・<condition type="user">・・・</condition>
などの様々な表現が可能なのである。属性名や属性値の表現についても、上記は一例に過ぎず、物理的・社会的・複合的な属性およびその値を表現できれば特に限定されない。
これはXMLがタグ定義の柔軟性に富んでいるためである。
この出願の発明では、空間機能をユーザタイプと関連付けて記述することにより空間の意味を表現すること、つまりXMLタグにより記述したユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データのデータベースを構築することが重要な特徴であるため、それが可能になるタグ表現であればよいのである。
またもちろん、XMLだけでなく、上記ユーザタイプおよび空間機能の記述が可能であれば様々なマークアップ言語のタグを用いることも可能である。
<空間検索システム>
そして、以上のとおりに構築された空間意味データベースを用いることで、ユーザの曖昧な要求を満たす空間を的確に検索することができる。
たとえば、ユーザが「のどが渇いた」と思ったときに、コンビニまでの経路を知りたいと思い、目的地をコンビニと入力することで経路を提示するナビゲーションは従来からある。しかし、「のどが渇いた」というユーザの問題を解消する手段は他にも、自動販売機の場所を提示する、カフェの場所を提示する、無料の給湯設備の場所を提示するなど複数考えられる。ナビゲーションを利用するユーザはその場所に不慣れな場合も多いわけであるから、具体的にユーザの要求を解消できる場所や設備をユーザが知っているとは限らない。特に、初めて都心に上京した老人や、他の国を訪問する外国人などは、「のどが渇いた」ときにどうすればいいのか、「疲れた」けれどもどうすればいいのか、よく分からない状況もあるだろう。
この出願の発明では、上述の空間意味データベースを用いることで、上記のようなユーザの曖昧な要求に応えられる機能を持つ空間を検索し提示できるのである。
ここで、空間検索をより柔軟に且つ精度良く行うべく、次の2つの処理を実行することが好ましい。
1.ユーザの要求を解釈し、検索すべき空間機能を求める。
2.その空間機能を空間データベースから検索し、プランを生成する。
これらには、さらに、簡単なものから順に、次のフェーズの実行が考えられる。
A.直接検索フェーズ:
ユーザの要求を、場所に変換し、検索する。ユーザの要求に直接応える場所を検索するのである。ここでの「場所」とは、ユーザの要求に応える典型的な空間の機能・性質の複合体として一般的に認知されているものをいう。すなわち、「空間」はある境界で区切られた領域であり、「場所」はその「空間」に機能・性質が付加されたものである。
B.機能への変換−検索フェーズ:
ユーザの要求を、必要となる空間機能に変換し、検索する。ここでの「機能」とは、前述した狭義の機能+性質のことをいう。
C.場所・機能への変換−場所・機能拡張−検索フェーズ:
ユーザの要求を、必要となる場所や空間機能に変換し、それらを拡張した上で検索する。たとえば、場所の変換−拡張−検索では、変換された「場所」のデフォルト知識を利用して、その「場所」が含まれているであろう別の「場所」を検索する。機能の変換−拡張−検索では、対象物のオントロジーを利用して、入手するものの上位概念のものを入手できる「空間」を探す。
以下、この空間検索について、図7および図8を適宜参酌しながらより詳細に説明する。図7は検索処理のフローチャートであり、図8は検索処理を実行する空間検索装置のシステム構成図である。
図8のシステム構成では、表示部(1)、入力部(2)、処理部(CPU)(3)、主記憶部(メインメモリ)(4)、空間意味データベース(5)、クエリ変換用データベース(6)、オントロジーデータベース(7)およびバス(8)を備えている。主記憶部(4)には、空間検索プログラムや各種データが記憶されている。空間意味データベース(5)には、上述したとおりのXMLタグにより記述された空間意味データが予め蓄積されている。クエリ変換用データベース(6)には、ユーザクエリと場所タイプおよび空間機能とが互いに対応付けて予め蓄積されている。オントロジーデータベース(7)には、ユーザクエリについて構築されたオントロジーデータが予め蓄積されている。これら主記憶部(4)、空間意味データベース(5)、クエリ変換用データベース(6)およびオントロジーデータベース(7)とバス(8)により接続されている処理部(3)は、空間検索プログラムの指令を受けて、空間検索処理を実行する。また、処理部(4)は、入力画面や空間データ、経路データ等を表示するディスプレイなどの表示部(1)と、ユーザタイプやユーザクエリ、ユーザ位置等を入力するキーボードやマウス、センサ、リーダなどの入力部(2)とも、バス(8)により接続されている。
<ステップS1>
まず、処理部(3)により、ユーザタイプおよびユーザクエリ、ならびにユーザ位置の入力を入力部(2)から受け付ける。
より具体的には、たとえば、ユーザクエリは、ユーザがキーボードやマウスなどを操作して入力できる。音声入力ももちろん考慮できる。ユーザタイプは、同様にキーボード等の操作で手動入力できるが、ユーザが所持する磁気カードやICカード、RF−IDタグなどを予め設置されたセンサやリーダなどで検出し、それらに予め記憶されているユーザタイプデータを読み取って自動入力することもできる。ユーザ位置についても、同様にキーボード等を介した手動入力、センサ等を介した自動入力を考慮できる。無線送受信機能を有する携帯電話やPDAなどをユーザが所持している場合には、それらから発信する各種データをシステム側で受信したり、その発信位置からユーザ位置を割り出したりしてもよい。
<ステップS2>(上記フェーズAに対応)
続いて、処理部(3)により、入力されたユーザクエリを場所タイプに変換する。
より具体的には、たとえば、ユーザクエリと場所タイプとを予め対応付けて記憶したクエリ変換用データベース(6)を構築しておき、本変換処理時に、入力されたユーザクエリに対応する場所タイプをクエリ変換用データベース(6)から検索する。また、クエリ変換用データベース(6)に記憶されているユーザクエリと全く同一でない入力ユーザクエリであっても、オントロジーなどを用いることで、似た意味を持つユーザクエリについて類似語検索を実行することもできる。
図9および図10は、各々、このクエリ変換用データベース(6)に蓄積されるクエリテーブルデータの一例を示したものである。たとえば、「喉が渇いた」というユーザクエリに対して「喫茶店」という場所タイプが対応付けられており、このとき、入力ユーザクエリが「喉が渇いた」であればそのまま「喫茶店」を検索し、「喉を潤したい」であれば、オントロジーデータベース(7)に蓄積されているオントロジーを用いて「喉が渇いた」という類似クエリに変換し、検索を実行する。
<ステップS3>(上記フェーズAに対応)
処理部(3)は、変換した場所タイプと一致した場所タイプを有し、且つ上記入力されたユーザタイプと一致するユーザタイプが関連付けられている空間であって、ユーザ位置から到達可能な位置にある空間を、空間意味データベース(5)から検索する。
一具体例で説明すると、たとえば、大人のユーザから、「コーヒーが飲みたい」というクエリが入力されると、システムは、まずこれをクエリ変換用データベース(6)を用いて「喫茶店」と変換し、空間意味データベース(5)から、「喫茶店」という場所タイプを有し、且つ大人というユーザタイプが関連付けられている空間であって、ユーザ位置から到達可能な位置にある空間を検索する。たとえば図11のように記述された空間が空間意味データベース(5)から検索されることとなる。
ここで、ユーザ位置と空間位置との対比は、たとえば座標間距離に関する閾値を予め設定しておき、その閾値内の距離関係となる空間位置を有する空間を検索したり、また、距離閾値内に納まるとしても、ユーザがその空間位置まで辿り着ける経路や移動手段が存在するか、移動時間等の必要条件を満たしているかなどを判断し、それに見合った空間を検索したりすればよい。これら距離閾値や移動条件等をユーザ位置との位置関係に関する既定の条件としてデータベース等に予め記憶させておき、これを検索時に読み出す。
<ステップS4(No)→ステップS5>(上記フェーズBに対応)
次に、対応する空間が検索できなかった場合には、処理部(3)は、場所タイプではなく、ユーザクエリに対応する空間機能を提供する空間を検索するために、入力されたユーザクエリを空間機能に変換する。
この空間機能変換処理についても、上記場所変換処理と同様に、たとえば、ユーザクエリと空間機能とを予め対応付けて記憶したクエリ変換用データベース(6)を構築しておき、本変換処理時に、入力されたユーザクエリに対応する空間機能をクエリ変換用データベース(6)から検索する。またオントロジーなどを用いた類似語検索が実行可能であることも同様である。図9および図10に例示したクエリテーブルデータでは、ユーザクエリに対して場所タイプとともに空間機能も対応付けられている。
<ステップS6>(上記フェーズBに対応)
処理部(3)は、変換した空間機能と一致した空間機能を有し、且つ上記入力されたユーザタイプと一致するユーザタイプが関連付けられている空間であって、ユーザ位置から到達可能な位置にある空間を、空間意味データベース(5)から検索する。
たとえば上記具体例では、「コーヒーが飲みたい」という入力ユーザクエリを、
サービス:喫茶、{具体物入手:コーヒー、社会的性質:飲食可}
と変換し(図9参照)、これら機能を有する空間を検索する。
ここで、複数の機能に変換された場合、各機能はOR検索することが原則ルールであり、括弧{ }で囲まれた機能のみAND検索する。たとえば、
・A、B=A+B
・{A、B}=A*B
・A、{B、C}=A+(B*C)
・{A、B}、C=(A*B)+C
・{A、B}、{C、D}=(A*B)+(C*D)
などとなる。
また、AND検索については、同一空間内でAND検索しても、異空間間でAND検索してもよい。異空間間AND検索によれば、一つの空間では要求を満たすことができなくても、複数空間によって要求を満たすことができる場合もあり得るため、そのような複数空間の組合せを検索して提示できるようになる。
したがって、上記具体例では、サービス:喫茶+{具体物入手:コーヒー*社会的性質:飲食可}の検索を実行する。
これにより、たとえば図12や図13のようにタグ記述された空間が空間意味データベース(5)から検索されることとなる。図12は<function type="service">喫茶</function>と記述された場所タイプ「レストラン」の空間、図13は<enable>飲食</enable>、<realizedby><pprov>コーヒー</pprov></realizedby>と記述された場所タイプ「自動販売機前スペース」の空間のものである。
喫茶店という場所タイプの空間でなくても、「サービス:喫茶」という機能を有していれば、つまりレストランやフードコートなどで喫茶というサービスが提供されていれば、それらの空間でも要求を満足できる。また、喫茶店やレストラン等でなくても、「{具体物入手:コーヒー、社会的性質:飲食可}」という機能を有していれば、つまり誰でも使える自動販売機やコーヒーサーバがあってその前に飲食可能なスペースがある空間などのようにコーヒーを飲食可能な空間であれば、「コーヒーを飲みたい」という曖昧な要求を満足できる。本処理では、これらの空間を的確に検索して提示できるのである。
なお、前述した図6もレストランについての記述であるが、喫茶というサービスは記述されていないので、本ステップでは検索されない。このレストランは喫茶のみのサービスは行っておらず、つまり必ず食事をしなくてはならず、「コーヒーを飲みたい」という要求のみには応えることができないためである。
<ステップS7(No)→ステップS8,S9>(上記フェーズCに対応)
次に、要求を満たす空間がまだ検索できない場合には、処理部(3)は、上記ステップS2にて変換した場所タイプを拡張し、拡張した場所タイプと一致した場所タイプを有し、且つ上記入力されたユーザタイプと一致するユーザタイプが関連付けられている空間であって、ユーザ位置から到達可能な位置にある空間を、空間意味データベース(5)から検索する。
たとえば上記具体例では、ステップS3にて入力ユーザクエリ「コーヒーが飲みたい」に対して場所タイプ「喫茶店」の空間を直接検索するようにしたが、本拡張検索処理では、場所タイプ「喫茶店」の部分空間(子空間と呼べる)を有する空間(親空間と呼べる)を検索する。
図14はその一例であり、親空間は場所タイプ「美術館」であるため、ステップS3では検索されないが、その中に場所タイプ「喫茶店」の子空間があるため、本ステップで検索されることとなる。すなわち、「喫茶店」を「美術館」に拡張して検索することに他ならず、喫茶店が館内にあるもしくは併設されている美術館というように、要求を満たすことのできる空間を内包する空間を的確に検索できるのである。
<ステップS10(No)→ステップS11,S12>(上記フェーズCに対応)
次に、要求を満たす空間が依然検索できない場合には、処理部(3)は、上記ステップS5にて変換した空間機能を拡張し、拡張した空間機能と一致した空間機能を有し、且つ上記入力されたユーザタイプと一致するユーザタイプが関連付けられている空間であって、ユーザ位置から到達可能な位置にある空間を、空間意味データベース(5)から検索する。
たとえば上記具体例では、ステップ6にて入力ユーザクエリ「コーヒーが飲みたい」に対して空間機能「サービス:喫茶+{具体物入手:コーヒー*社会的性質:飲食可}」の検索を実行するようにしたが、本拡張検索処理では、これら各空間機能をオントロジー等を用いて上位概念に変換し、その上位概念とした拡張空間機能を有する空間を実行する。
図15はその一例であり、図13と同様に「自動販売機前スペース」という空間ではあるが、具体物入手機能<pprov>が「コーヒー」ではなく「飲み物」として記述されており、この空間が本ステップで検索されることとなる。すなわち、「コーヒー」を「飲み物」に拡張して検索しており、少なくとも飲み物を飲める空間があることをユーザに提示できるのである。もちろん「喫茶」についても何らかの上位概念に拡張して検索すればよい。
<ステップS4(Yes),S7(Yes),S13(Yes)→ステップS14>
そして、以上のとおりに検索された空間に関する情報をユーザに提示する。
空間に関する情報としては、たとえば、名称、位置、機能をはじめ、ユーザ位置から空間位置までの経路情報などを考慮できる。
名称等については、対応するタグで記述されている各種データを空間意味データベース(5)から読み出して、表示部(1)等によって提示すればよい。たとえば上記具体例において、図14のような空間が検索された場合には、その空間名称タグ、空間位置座標タグ、ユーザタイプタグ、空間機能タグで記述された「○○美術館」、「○,○」、「見学者」、「9:00〜17:00」、「展示コーナー」をはじめ、部分空間場所タイプタグで記述された「喫茶店」というデータを表示させる。これにより、ユーザは「○○美術館」に行けばコーヒーが飲めるというナビゲーション情報を得られるのである。
もちろん、写真データや地図データなどの空間情報を空間毎に予め記憶したデータベースを別途構築しておき(図示なし)、検索された空間に該当するそれら空間情報を当該データベースから読み出して表示等させるようにもできる。
また、経路情報については、入力されたユーザ位置から検索された空間位置への経路探索処理を別途実行し、それを上記地図データなどとともに表示等させればよい。たとえば空間位置座標タグで記述された空間位置データ、ユーザ位置データ、ならびに地図データとに基づいて経路探索する。このとき、ユーザが自動車で移動可能な場合にはVICS情報などを受信して道路混雑状況をも提示したり、あるいは建物内にて歩行移動する場合には通行不可能な通路や休止状態のエレベータなどを考慮した適切な経路案内を提示したりすることももちろん可能である。
<緊急時処理>
なお、前述したように災害時などの緊急時には空間から社会的な制約を外すといった処理を実行することも考慮でき、この場合の具体的処理としては、たとえば、上述した検索処理の際にユーザタイプの社会的属性のマッチングを実行せず、場所や機能のマッチングのみで空間検索を行うようにする。これにより、たとえばスタッフのみが利用できる空間、つまり「スタッフ」という社会的属性ユーザタイプがタグ記述された空間について、緊急時にそのユーザタイプを無視した検索を行って提示することで、緊急時一般開放するという要求に対応できるようになる。
この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。たとえば、上記ステップS1からS13までの一連の処理フローは一実施形態であって、S1〜S4、S5〜S7、S8〜S10、S11〜S13をそれぞれ一つの処理グループとして適宜組み合わせてもよく、場所タイプ変換検索を抜かして、空間機能変換検索+空間機能拡張検索のみとするなど、様々な全体処理フローを考慮できる。
以上詳しく説明した通り、この出願の発明によって、空間の機能をユーザタイプと関連付けて記述し、それをデータベース化して、ユーザの曖昧な要求に合った空間を検索して提示することのできる、空間検索方法、空間検索装置、空間検索プログラムおよび空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体が提供される。
XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 この出願の発明の一実施形態について説明するための処理フローチャートである。 この出願の発明の一実施形態について説明するためのシステム構成図である。 クエリ変換用データベースのクエリテーブルデータの一例を示した図である。 クエリ変換用データベースのクエリテーブルデータの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。 XMLタグにより構築された空間意味データベースの一例を示した図である。
符号の説明
1 表示部
2 入力部
3 処理部(CPU)
4 主記憶部(メインメモリ)
5 空間意味データベース
6 クエリ変換用データベース
7 オントロジーデータベース
8 バス

Claims (22)

  1. 処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび前記ユーザクエリを満足する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ
    を含むことを特徴とする空間検索方法。
  2. 処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ
    を含むことを特徴とする空間検索方法。
  3. 処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、
    前記処理部が、変換された前記空間機能データを拡張するステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ
    を含むことを特徴とする空間検索方法。
  4. 処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ
    を含むことを特徴とする空間検索方法。
  5. 処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張するステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ
    を含むことを特徴とする空間検索方法。
  6. 処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張するステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ
    を含むことを特徴とする空間検索方法。
  7. 処理部が、ユーザタイプおよびユーザクエリの入力を入力部から受け付けるステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張するステップ、
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ、
    前記処理部が、前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張するステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索するステップ
    を含むことを特徴とする空間検索方法。
  8. 前記処理部が、ユーザ位置の入力を前記入力部から受け付けるステップ、および
    前記処理部が、入力された前記ユーザ位置との位置関係が既定条件を満足する前記空間を、マークアップ言語タグにより記述された空間位置データを空間毎に記憶した前記空間意味データベースから検索するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の空間検索方法。
  9. 前記空間機能データが物理的機能データおよび社会的機能データに分けて記述されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の空間検索方法。
  10. 前記マークアップ言語タグがXMLタグであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の空間検索方法。
  11. ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび前記ユーザクエリを満足する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、および
    検索された空間を出力する手段
    を備えたことを特徴とする空間検索装置。
  12. ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、
    入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、および
    検索された空間を出力する手段
    を備えたことを特徴とする空間検索装置。
  13. ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、
    入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、
    変換された前記空間機能データを拡張する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、および
    検索された空間を出力する手段
    を備えたことを特徴とする空間検索装置。
  14. ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、
    入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および
    検索された空間を出力する手段
    を備えたことを特徴とする空間検索装置。
  15. ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、
    入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張する手段、
    入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および
    検索された空間を出力する手段
    を備えたことを特徴とする空間検索装置。
  16. ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、
    入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および
    検索された空間を出力する手段
    を備えたことを特徴とする空間検索装置。
  17. ユーザタイプおよびユーザクエリを入力する手段、
    入力された前記ユーザクエリを場所タイプデータに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ変換された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、マークアップ言語タグにより記述されたユーザタイプデータおよび空間機能データとで構成される空間意味データならびに場所タイプデータを空間毎に記憶した空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、入力された前記ユーザクエリを空間機能データに変換する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび変換された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記場所タイプデータを拡張する手段、
    入力された前記ユーザタイプと一致するユーザタイプデータを有し、且つ拡張された前記場所タイプデータと一致する場所タイプデータを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、
    前記空間が検索されなかった場合に、変換された前記空間機能データを拡張する手段、
    入力された前記ユーザタイプおよび拡張された前記空間機能データと一致する空間意味データを有する空間を、前記空間意味データベースから検索する手段、および
    検索された空間を出力する手段
    を備えたことを特徴とする空間検索装置。
  18. ユーザ位置を入力する手段、および
    入力された前記ユーザ位置との位置関係が既定条件を満足する前記空間を、マークアップ言語タグにより記述された空間位置データを空間毎に記憶した前記空間意味データベースから検索する手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項11ないし17のいずれかに記載の空間検索装置。
  19. 前記空間機能データが物理的機能データおよび社会的機能データに分けて記述されていることを特徴とする請求項11ないし17のいずれかに記載の空間検索装置。
  20. 前記マークアップ言語タグがXMLタグであることを特徴とする請求項11ないし19のいずれかに記載の空間検索装置。
  21. 請求項1ないし10のいずれかに記載の空間検索方法をコンピュータに実行させるための空間検索プログラム。
  22. 請求項21に記載の空間検索プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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