JP2005201323A - 脈動低減装置又は脈動低減油圧装置 - Google Patents

脈動低減装置又は脈動低減油圧装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、ギアポンプ等を作動油の吐出源とした装置において、油圧管路中に絞り、ベンチュリ等を設け、その上流側と下流側との圧力差(流量増加にともない圧力差も増加)を利用してサイドブランチ型共鳴管の共鳴管路長を変化させることにより、脈動の広い範囲の周波数(回転数)を低減できる脈動低減装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
本発明の脈動低減装置は、液圧回路における管路の途中に設けられた絞り手段と、内部に摺動可能なピストンを有するシリンダと、上記管路の上記絞り手段の一端側と上記シリンダの一端側とを接続する管路分岐手段と、上記管路の上記絞り手段の他端と上記シリンダの他端側とを接続する圧力取出手段と、上記シリンダの一端側内に設けられた弾性手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば油圧式フォークリフト、油圧式ウインチ、油圧クレーン、油圧シリンダー等の流体(油圧、水圧、空気圧等)管路において、管路内に流れる加圧流体による脈動、騒音を低減するために用いられる脈動低減装置、又は脈動低減油圧装置に関する。
一般に、油圧式フォークリフト、油圧式ウインチ、油圧クレーン等の建設機械、船舶の甲板機械等は、走行用、作業用、駆動用のアクチュエータ(油圧モータ、油圧シリンダ等)は、配管、弁類を介して、油圧ポンプから供給された高圧作動油により駆動される。
このような装置においては、油圧ポンプから吐出する高圧の作動油は脈動を生じるため、油圧ポンプとアクチュエータとの配管、特に油圧ポンプの吐出ポートに接続された吐出管路は、その内部を流通する作動油の脈動に伴って振動する。
吐出管路が作動油の脈動に伴って振動すると、この吐出管路が接続されたコントロールバルブ等の油圧機器が破損したり、吐出管路の振動に伴って騒音が発生するという不具合がある。
作動油の脈動を低減するものとして、従来、図5に示すようなサイドブランチ型共鳴管を使用するものが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
図5において、アクチュエータ23は、図示しない原動機によって駆動される油圧ポンプ20から供給される作動油により、吐出管路24、コントロール弁22、負荷管路25を介して駆動される。
そして、油圧ポンプ20の吐出側または吐出管路24の途中には接続管47が介装されている。この接続管47には、吐出管路24に生じる脈動を低減する接続ホース48が接続されている。接続ホース48の先端側には、接続ホース48の全長を含む共鳴管路長Lを調整するために、ねじ調整式の管路長調整機構が設けられている。
上述のねじ調整式の管路長調整機構は、シリンダ40と、シリンダ40内に摺動可能に挿嵌されたピストン41aと、ピストン41aをシリンダ40の長さ方向に移動させるねじ軸42とから構成されている。そして、ねじ軸42を回転させることにより、ねじ軸42に連結されたピストン41aをシリンダ40の長さ方向に移動させ、接続ホース48の全長を含む共鳴管路長Lを調整していると説明されている。なお、43は油孔である。
このような従来のものでは、作業員がその都度、ねじ軸42により共鳴管路長Lを調整する必要がある。
そこで、図6に示すものも提案されている。(例えば、特許文献2参照)
図6に示すものは、接続ホース48の先端側には、接続ホース48の全長を含む共鳴管路長Lを調整するために、ばね調整式の管路長調整機構が設けられている。
このばね調整式の管路長調整機構は、シリンダ40と、シリンダ40内に摺動可能に挿嵌され油圧ポンプ20からの吐出圧に応じて変位することにより管路長を変化させるピストン41bと、ピストン41bを接続ホース48の開口端に向けて常時付勢する圧縮ばね44とから構成されている。
シリンダ40の先端は、ドレン管路49を介して図示しないタンクに接続されている。
なお、46はレデューサ、45は透孔である。
そして、油圧ポンプ20からの吐出圧によってピストン41bが、圧縮ばね44に抗してシリンダ40内を移動し、管路の長さを変化させていると説明されている。
特開2002−5101号公報(図3) 特開2002−5104号公報(図3)
上述のサイドブランチ型共鳴管を使用する場合、共鳴管路長Lの4倍の長さの波長に近い周波数しか低減できないという性質を持っている。
一方、油圧ポンプがギアポンプ等の場合、油圧ポンプの回転数と作動油の流量とは比例するため、作動油の脈動の周波数は、作動油の流量に比例している。
従って、ギアポンプ等の場合、作動油の脈動の周波数と吐出圧とは比例関係にないので、広範囲の油圧ポンプの回転数の変動に対して、十分に作動油の脈動を低減することができないという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するために提案されたもので、ギアポンプ等を作動油の吐出源とした装置において、油圧管路中に絞り、ベンチュリ等を設け、その上流側と下流側との圧力差(流量増加にともない圧力差も増加)を利用してサイドブランチ型共鳴管の共鳴管路長を変化させることにより、脈動の広い範囲の周波数(回転数)を低減できる脈動低減装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、以下に示す手段を採用する。
第1の手段に係る脈動低減装置は、液圧回路における管路の途中に設けられた絞り手段と、内部に摺動可能なピストンを有するシリンダと、上記管路の上記絞り手段の一端側と上記シリンダの一端側とを接続する管路分岐手段と、上記管路の上記絞り手段の他端と上記シリンダの他端側とを接続する圧力取出手段と、上記シリンダの一端側内に設けられた弾性手段とを備えたことを特徴とする。
第2の手段に係る脈動低減油圧装置は、原動機によって吐出油量が制御される油圧ポンプと、該油圧ポンプの吐出側に接続された吐出管路と、該吐出管路の下流側に接続されたアクチュエータと、上記吐出管路の途中に設けられた絞り手段と、内部に摺動可能なピストンを有するシリンダと、上記絞り手段の下流側の上記吐出管路と上記シリンダの一端側とを接続する管路分岐手段と、上記絞り手段の上流側の上記吐出管路と上記シリンダの他端側とを接続する圧力取出手段と、上記シリンダの一端側内に設けられた弾性手段とを備えたことを特徴とする。
第3の手段に係る脈動低減油圧装置は、第2の手段において、上記絞り手段により上記管路分岐手段と圧力取出手段との間に、上記吐出管路内を流れる作動油の流量に応じた圧力差を発生させ、上記圧力差を上記管路分岐手段と上記圧力取出手段とを介して上記シリンダ内のピストンの両面に付加させ、付加された上記圧力差と上記弾性手段の弾性力とにより、上記ピストンから上記管路分岐手段の上記吐出管路の分岐点までの管路長を、上記吐出管路に流れる作動油の流量に応じて変化させる構成としたことを特徴とする。
第4の手段に係る脈動低減油圧装置は、原動機によって吐出油量が制御される油圧ポンプと、該油圧ポンプの吐出側に接続された吐出管路と、該吐出管路の下流側に接続されたアクチュエータと、上記吐出管路の途中に設けられたベンチュリと、内部中央部に仕切壁を有するシリンダと、上記仕切壁に穿設された透過孔と、上記シリンダ内の一端側に摺動可能に設けられた共鳴側ピストンヘッドと、上記シリンダ内の他端側に摺動可能に設けられた加圧側ピストンヘッドと、上記透過孔を液密且つ摺動可能に貫通し上記共鳴側ピストンヘッドと上記加圧側ピストンヘッドとを連結する連結棒と、上記仕切壁と上記加圧側ピストンヘッドとの間に設けられた弾性手段と上記ベンチュリの下流側の上記吐出管路と上記シリンダの一端側とを接続する管路分岐手段と、上記ベンチュリの上流側の上記吐出管路と上記シリンダの他端側及び上記シリンダの一端側の仕切壁近傍とを接続する圧力取出手段と、上記ベンチュリの中央部と上記シリンダの他端側の仕切壁近傍とを接続する負圧力取出手段とを備えたことを特徴とする。
第5の手段に係る脈動低減油圧装置は、上記第2乃至4の手段において、上記油圧ポンプが定容量ポンプであることを特徴とする。
第1の手段に係る脈動低減装置によれば、管路の絞り手段に液体が流れると、その液体の流量に応じて上流側と下流側とに圧力差が発生する。
この圧力差は管路分岐手段を介してシリンダの他端側に加圧され、ピストンを介して弾性手段を圧縮する。すると、ピストンはシリンダの一端側に押されて移動し、管路の分岐点からピストン迄の共鳴管路長が変化する。
このようにして、管路に流れる液体の量に対応して共鳴管路長は変化するため、管路に発生した脈動を低減することができる。
第2、3の手段に係る脈動低減油圧装置において、油圧ポンプから吐出する作動油によりアクチュエータを駆動させると、吐出管路に脈動が発生する。
そして、油圧ポンプから吐出した作動油が吐出管路中の絞り手段を通過するとき、吐出油量に応じて上流側と下流側とに圧力差が発生する。この圧力差は圧力取出手段を介してシリンダの他端側に加圧され、ピストンを介して弾性手段を圧縮する。すると、ピストンはシリンダの一端側に押されて移動し、吐出管路の分岐点からピストン迄の共鳴管路長が変化する。
このようにして、吐出管路に流れる吐出油量に対応して共鳴管路長は変化するため、吐出管路に発生した脈動を低減することができる。
この結果、油圧管路に発生する騒音、流体音、噴流、キャビテーションを抑制し、油圧ポンプ、アクチュエータ、制御弁等の各油圧機器の損傷や寿命の低下を防止することができる。
第4の手段に係る脈動低減油圧装置において、油圧ポンプから吐出する作動油によりアクチュエータを駆動させると、吐出管路に脈動が発生する。そして、油圧ポンプから吐出した作動油が吐出管路のベンチュリを通過するとき、吐出油量に応じて上流側と下流側とに圧力差が発生する。この圧力差は圧力取出手段を介してシリンダの他端側に加圧され、加圧側ピストンヘッド及び連結棒により加圧側ピストンヘッドに連結された共鳴側ピストンヘッドを介して圧縮ばねを圧縮する。
更に、吐出油量に応じてベンチュリの中央部にも負圧が発生しており、この負圧は負圧力取出手段を介してシリンダの仕切壁と加圧側ピストンヘッドとの間にも伝達され圧縮ばねを圧縮する。
すると、加圧側ピストンヘッド、連結棒及び共鳴側ピストンヘッドはシリンダの一端側に押されて移動し、吐出管路の分岐点からピストン迄の共鳴管路長が変化する。
このようにして、吐出管路に流れる吐出油量に対応して共鳴管路長は変化するため、吐出管路に発生した脈動を低減することができる。
この結果、油圧管路に発生する騒音、流体音、噴流、キャビテーションを抑制し、油圧ポンプ、アクチュエータ、制御弁等の各油圧機器の損傷や寿命の低下を防止することができる。
第5の手段に係る脈動低減油圧装置によれば、第2乃至4の手段による効果に加えて、油圧ポンプがギアポンプ、ベーンポンプ、ピストンポンプ等の定容量型の油圧ポンプとすることにより、吐出管路に発生する脈動は吐出油量に応じたものとなるので、広範囲の周波数の脈動を抑制することができる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例1〜実施例4に基づき説明する。
図1は本発明の実施例1に係る騒音低減装置を有する油圧回路図、図2は本発明の実施例2に係る騒音低減装置を示す断面図である。図3は本発明の実施例3に係る騒音低減装置の断面図、図4は本発明の実施例4に係る騒音低減装置の断面図である。
先ず、本発明に係る騒音低減装置の実施例1について、図1に基づき説明する。
図1に示すように、フォークリフト等においては、回転数を制御して吐出油量を変化させるギアポンプ、ベーンポンプ、ピストンポンプ等の定容量型の油圧ポンプ20が設けられている。この油圧ポンプ20は、図示しない原動機(ディーゼルエンジン、電動モータ等)により駆動されている。
そして、ディーゼルエンジンのクラッチ又は燃料スロットル、或いは電動モータの回転数を制御することにより、油圧ポンプ20の回転数は制御される。
この油圧ポンプ20からは、ディーゼルエンジン及び油圧ポンプ20の回転数に比例した高圧の作動油が吐出される。吐出された作動油は、油圧ポンプ20の吐出ポートに接続された上流側の吐出管路24a、吐出管路24aに接続された絞り手段10(絞り、ベンチュリ等)、絞り手段10に接続された下流側の吐出管路24b、及びコントロール弁22、負荷管路25を経由してシリンダ等のアクチュエータ23に供給される。
一方、アクチュエータ23からの戻り油は、負荷管路25、コントロール弁22、下流管路26、ドレン管路27を経由して作動油タンク28に排出される。
なお、下流側の吐出管路24bの途中には、ドレン管路27及びリリーフ弁21が分岐して接続されており、このリリーフ弁21が規定圧力で動作することにより、各機器が保護される。
そして、下流側の吐出管路24bに発生している脈動を低減するために、絞り手段10の下流側の吐出管路24bの途中に、吐出管路24bから分岐する管路分岐手段12が設けられ、その管路分岐手段12の先端にシリンダ1の一端側が接続されている。この管路分岐手段12及びシリンダ1により、サイドブランチ型共鳴管が形成されている。
一方、絞り手段10の上流側の吐出管路24aには、圧力取出手段11が接続され、その圧力取出手段11の先端はシリンダ1の他端側(加圧側)に接続されている。
このシリンダ1内には、ピストン2が摺動可能に設けられており、サイドブランチ型共鳴管の管路長を調整できるようになっている。
そして、シリンダ1の一端側(共鳴側)には、ピストン2を他端側(加圧側)に押すように作用する弾性手段3が挿入されている。
一方、絞り手段10の作用により、上流側の吐出管路24a内の作動油の圧力と下流側の吐出管路24b内の作動油の圧力とには、作動油の流量に応じた圧力差が生じている。
従って、シリンダ1の他端側(加圧側)には、圧力取出手段11にかかる吐出管路24aの作動油の圧力と管路分岐手段12にかかる吐出管路24b内の作動油の圧力との差圧が加圧される。この他端側(加圧側)に加圧された差圧力は、弾性手段3を圧縮する方向に、即ちピストン2を一端側(共鳴側)に押す方向に働く。
このようにして、ピストン2は、シリンダ1の一端側(共鳴側)の弾性手段3の弾性力と他端側(加圧側)にかかる圧力差とが均衡した位置、即ち吐出管路24bに流れる作動油の流量に対応した位置に移動する。
なお、絞り手段10の上流側の圧力取出手段11の位置における作動流体の圧力と、下流側の管路分岐手段12の位置における作動流体の圧力との圧力差(ΔP)、吐出管路24bに流れる作動油の流量(Q)は、次のような関係にある。
Q =K√(ΔP)、Kは定数である。
なお、実機においては、絞り手段10の形状等の要因により、圧力差ΔPは、完全に流量Qの2乗に比例するものではない。
一方、作動油の流量(Q)は、脈動の周波数、即ち油圧ポンプ20の回転数に比例している。
また、サイドブランチ型共鳴管の共鳴管路長であるシリンダ1の一端側の長さと管路分岐手段の長さとの合計の長さ(L)は、作動流体の脈動の波長の1/4とする必要がある。
そこで、弾性手段3を非線形特性のばね定数のものとすることにより、全或いは広範囲の周波数の脈動を低減できる。
なお、使用領域が限られている場合(アイドリングと全開を頻繁に使用する装置など)、或いは油圧システムにおいて脈動が最も大きくなる周波数域を抑制すれば良い場合には、通常の線形型特性のばね定数の弾性手段3でも、十分に所定の範囲の周波数域において脈動抑制効果が得られる。
上述の構成において、油圧ポンプ20から吐出する作動油をコントロール弁22により制御し、アクチュエータ23を駆動させると、吐出管路24a,24bに脈動が発生する。そして、油圧ポンプ20から吐出した作動油が、吐出管路24a,24bの途中に設けられた絞り手段10を通過するとき、吐出油の流量に応じて絞り手段10の上流側と下流側とに圧力差が発生する。
この圧力差は圧力取出手段11を介してシリンダ1の他端側に加圧され、ピストン2を介して弾性手段3を圧縮する。
すると、ピストン2はシリンダ1の一端側に押されて移動し、吐出管路24bの分岐点からピストン2迄の共鳴管路長、即ち、管路分岐手段12の長さとシリンダ1の弾性手段3が設置されている部分の長さの合計長が変化する。
このようにして、吐出管路24a,24bに流れる吐出油量に対応して共鳴管路長Lは変化するため、吐出管路24a,24bに発生した全或いは広範囲の周波数の脈動は低減される。
この結果、吐出管路24a,24bに発生する騒音、流体音、噴流、キャビテーションを抑制し、油圧ポンプ20、アクチュエータ23、コントロール弁22、各管路24a,24b、25等の各油圧機器の損傷や寿命の低下を防止することができる。
次に、本発明に係る騒音低減装置の実施例2について、図2に基づき説明する。
なお、図2において、油圧ポンプ20、コントロール弁22、アクチュエータ23、リリーフ弁21、各管路等は、実施例1と同じであるので説明を省略する。また、実施例1と同一の部位については同一の符号を付して示している。
そこで、実施例1と異なる点について重点的に説明する。
図2に示すように、吐出管路24aと吐出管路24bとの間には、絞り手段10としての絞り10aが配設されている。そして、絞り10aの下流側の吐出管路24bにシリンダ1aが垂直方向に立設されている。
なお、吐出管路24bとシリンダ1aの共鳴側4(一端側)の下端との接合部には、図示しない管路分岐手段としてのT字型分岐管12dが設けられている。
一方、絞り10aの上流側の吐出管路24aには、圧力取出手段11としての圧力取出管11dが接続されている。この圧力取出管11dの先端は、シリンダ1aの加圧側5(他端側)の上端に接続されている。
シリンダ1a内には、シリンダ1a内を摺動するピストン2aが内蔵されている。
さらに、シリンダ1a内のピストン2aの下方の共鳴側4内には弾性手段3としての圧縮ばね3aが内蔵されている。
また、T字型分岐管12d内には、圧縮ばね3aを保持するためのストッパが設けられている。
上述の構成において、図1に示す油圧ポンプ20から吐出された脈動を伴う高圧作動油が絞り10aを通過する時に、その上流側と下流側との間に作動油の流量の2乗に比例した圧力差が発生する。その圧力差は、圧力取出管11dを介して、シリンダ1aの加圧側5に伝達される。
この圧力差に応じて、ピストン2aを介して圧縮ばね3aは圧縮される。
そして、ピストン1aは下方に移動し、サイドブランチ型共鳴管の共鳴管路長Lは変化する。このようにして、上述の本発明に係る騒音低減装置の実施例1と同様に、吐出管路24bに流れる作動油の流量に比例した共鳴管路長Lとなり、吐出管路24b内に発生した全或いは広範囲の周波数の脈動は抑制させられる。
この結果、吐出管路24a,24bに発生する騒音、流体音、噴流、キャビテーションを抑制し、各油圧機器の損傷や寿命の低下を防止することができる。
本発明に係る騒音低減装置の実施例3について、図3に基づき説明する。
なお、図3において、油圧ポンプ20、コントロール弁22、アクチュエータ23、シリンダ1a、ピストン2a、圧縮ばね3a等は、実施例1、2と同じであるので説明を省略する。また、実施例1、2と同一の部位については同一の符号を付して示している。
そこで、実施例1、2と異なる点について重点的に説明する。
図3に示すように、シリンダ1aは略水平に設けられている。そして、絞り10aの下流側の吐出管路24bとシリンダ1aの共鳴側4(一端側)とは、管路分岐手段12としての分岐部材12a、管路延長ホース12b及び連結部材12cにより連結されている。
なお、連結部材12c内には、圧縮ばね3aを保持するための図示しないストッパが設けられている。
この場合、共鳴管路長Lは、分岐部材12a、管路延長ホース12b及び連結部材12cの各長さと、シリンダ1aの共鳴側4の長さとを合計したものとなる。
一方、絞り10aの上流側の吐出管路24aとシリンダ1aの加圧側5(他端側)とは、圧力取出手段11としての取出部材11a、接続ホース11b及び連結部材11cにより連結されている。
このような構成により、シリンダ1a、管路等の配置を自由に行うことが可能となる。そして、実施例1、2と同様に、図1に示す油圧ポンプ20から吐出された脈動を伴う高圧作動油が絞り10aを通過する時に、その上流側と下流側との間に作動油の流量の2乗に比例した圧力差が発生する。
その圧力差は、取出部材11a、接続ホース11b及び連結部材11cを介して、シリンダ1aの加圧側5に伝達される。そして、この圧力差に応じて、ピストン2aを介して圧縮ばね3aは圧縮される。
このようにして、ピストン1aは共鳴側4に移動し、サイドブランチ型共鳴管の共鳴管路長Lは変化する。そして、上述の本発明に係る騒音低減装置の実施例1、2と同様に、共鳴管路長Lは、吐出管路24bに流れる作動油の流量に比例した長さとなり、吐出管路24b内に発生した全或いは広範囲の周波数の脈動は抑制させられる。
この結果、吐出管路24a,24bに発生する騒音、流体音、噴流、キャビテーションを抑制し、各油圧機器の損傷や寿命の低下を防止することができる。
次に、本発明に係る騒音低減装置の実施例4について、図4を用いて説明する。
なお、図4において、油圧ポンプ20、コントロール弁22、アクチュエータ23、管路分岐手段、圧力取出手段等は、実施例3と同じであるので説明を省略する。また、実施例3と同一の部位については同一の符号を付して示している。
そこで、実施例3と異なる点について重点的に説明する。
図4に示すように、上流側吐出管路24aと下流側吐出管路24bとの間には、絞り手段10としてのベンチュリ10bが設けられている。即ち、実施例2、3における絞り10aの場合は圧力差分が損失となるが、ベンチュリ10bを採用することにより圧力損失を低減させることができる。
シリンダ1bの中央には仕切壁6が設けられている。この仕切壁6の中心には、透過孔が穿設されている。そして、上記シリンダ1bの共鳴側4(一端側)内には、共鳴側ピストンヘッド7bが摺動可能に設けられ、共鳴側ピストンヘッド7bの図4中の右側は加圧作用側4bが形成され、左側は共鳴作用側4aが形成されている。
一方、シリンダ1bの加圧側5(他端側)内には、加圧側ピストンヘッド7aが摺動可能に設けられ、加圧側ピストンヘッド7aの図4中の右側は加圧作用側5aが形成され、左側は負圧作用側5bが形成されている。
更に、シリンダ1b内において、連結棒7cが、仕切壁6の透過孔を液密且つ摺動可能に貫通して設けられている。この連結棒7cにより、共鳴側ピストンヘッド7bと上記加圧側ピストンヘッド7aが連結されている。
また、仕切壁6と加圧側ピストンヘッド7aとの間の負圧作用側5bには、圧縮ばね3aが配設されている。
そして、ベンチュリ10bの上流側の吐出管路24aとシリンダ1bの加圧作用側5aとは、圧力取出手段11としての取出部材11a、接続ホース11b、11g及び連結部材11cにより連結されている。
一方、ベンチュリ10bの上流側の吐出管路24aとシリンダ1bの加圧作用側4bとも、接続ホース11bから分岐した接続ホース11e及び連結部材11fにより連結されている。
更に、本発明の実施例4においては、ベンチュリ10bの中央部とシリンダ1bの負圧作用側5bの仕切壁6近傍とは、負圧取出手段13としての、取出部材13a、接続ホース13b、連結部材13cにより接続されている。
本発明に係る騒音低減装置の実施例4は上述のごとく構成されており、油圧ポンプ20から吐出する作動油によりアクチュエータ23を駆動させると、吐出管路24a,24bに脈動が発生する。
そして、油圧ポンプ20から吐出した作動油が吐出管路24a,24bのベンチュリ10bを通過するとき、吐出油量に応じてベンチュリ10bの上流側と下流側とに圧力差が発生する。この圧力差は、圧力取出手段11を介してシリンダの加圧作用側4b、5aに加圧され、加圧側ピストンヘッド7a及び、連結棒7cにより加圧側ピストンヘッド7aに連結された共鳴側ピストンヘッド7bを介して圧縮ばね3aを圧縮する。
更に、吐出油量に応じてベンチュリ10bの中央部に負圧が発生しており、この負圧は負圧取出手段13を介してシリンダ1bの仕切壁6と加圧側ピストンヘッド7aとの間の負圧作用側5bにも伝達され圧縮ばね3aを圧縮する。
すると、加圧側ピストンヘッド7a、連結棒7c及び共鳴側ピストンヘッド7bはシリンダ1bの一端側に押されて移動し、吐出管路24bの分岐点から共鳴側ピストンヘッド7b迄の長さ、即ち管路分岐手段12の長さとシリンダ1bの共鳴側4の長さとの合計長であるの共鳴管路長Lは変化する。
このようにして、上述の本発明に係る騒音低減装置の実施例1と同様に、吐出管路24bに流れる作動油の流量に比例した共鳴管路長Lとなり、吐出管路24b内に発生した全或いは広範囲の周波数の脈動は抑制させられる。
この結果、吐出管路24a,24bに発生する騒音、流体音、噴流、キャビテーションを抑制し、各油圧機器の損傷や寿命の低下を防止することができる。
以上、本発明を図示の各実施例について説明したが、本発明は上記の各実施例に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
例えば、図2〜図4に示すものにおいて、吐出管路24a、24bの両端に接続ジョイントを設けたものをユニット化しておけば、既存の油圧装置に簡単に挿入、接続し、脈動低減対策を行うことができる。
また、図2のものにおいて、シリンダ1aは吐出管路24bに垂直方向に立設したものに限定されるものではなく、斜め方向でも、下方に設けるようにしても良い。
更には、図2のものにおいて、上流側の吐出管路24a及び絞り10aと同一直線状にシリンダ1aを接続し、下流側の吐出管路24bを直角に分岐して接続するようにしても良い。
弾性手段としては、圧縮式のものに限らず、シリンダ1aの加圧側5に設けることも可能である。この弾性手段も、コイルばねに限らず、板ばねを積層したもの、等も使用可能である。
更に、各実施例に係る脈動低減装置は、油圧装置に限らず、空気圧装置等、各種の流体圧装置に採用可能である。
本発明の実施例1に係る騒音低減装置を有する油圧回路図である。 本発明の実施例2に係る騒音低減装置の断面図である。 本発明の実施例3に係る騒音低減装置の断面図である。 本発明の実施例4に係る騒音低減装置の断面図である。 従来の脈動低減用のばね式管路長調整機構を示す断面図である。 従来の脈動低減用のねじ式管路長調整機構を示す断面図である。
符号の説明
1、1a、1b シリンダ
2、2a、2b ピストン
3 弾性手段
3a 圧縮ばね
4 共鳴側
4a 共鳴作用側
4b 加圧作用側
5 加圧側
5a 加圧作用側
5b 負圧作用側
6 仕切壁
7a 加圧側ピストンヘッド
7b 共鳴側ピストンヘッド
7c 連結棒
10 絞り手段
10a 絞り
10b ベンチュリ
11 圧力取出手段
11a 取出部材
11b、11g、11e 接続ホース
11c、11f 連結部材
11d 圧力取出管
12 管路分岐手段
12a 分岐部材
12b 管路延長ホース
12c 連結部材
12d T字型分岐管
13 負圧取出手段
13a 取出部材
13b 接続ホース
13c 連結部材
20 油圧ポンプ
21 リリーフ弁
22 コントロール弁
23 アクチュエータ
24、24a、24b 吐出管路
25 負荷管路
26 下流管路
27 ドレン管路
28 作動油タンク
40 シリンダ
41a、41b ピストン
42 ねじ軸
43 油孔
44 圧縮ばね
45 透孔
46 レデューサ
47 接続管
48 接続ホース
49 ドレン管路
L 共鳴管路長

Claims (5)

  1. 液圧回路における管路の途中に設けられた絞り手段と、内部に摺動可能なピストンを有するシリンダと、上記管路の上記絞り手段の一端側と上記シリンダの一端側とを接続する管路分岐手段と、上記管路の上記絞り手段の他端と上記シリンダの他端側とを接続する圧力取出手段と、上記シリンダの一端側内に設けられた弾性手段とを備えたことを特徴とする脈動低減装置。
  2. 原動機によって吐出油量が制御される油圧ポンプと、該油圧ポンプの吐出側に接続された吐出管路と、該吐出管路の下流側に接続されたアクチュエータと、上記吐出管路の途中に設けられた絞り手段と、内部に摺動可能なピストンを有するシリンダと、上記絞り手段の下流側の上記吐出管路と上記シリンダの一端側とを接続する管路分岐手段と、上記絞り手段の上流側の上記吐出管路と上記シリンダの他端側とを接続する圧力取出手段と、上記シリンダの一端側内に設けられた弾性手段とを備えたことを特徴とする脈動低減油圧装置。
  3. 上記絞り手段により上記管路分岐手段と圧力取出手段との間に、上記吐出管路内を流れる作動油の流量に応じた圧力差を発生させ、上記圧力差を上記管路分岐手段と上記圧力取出手段とを介して上記シリンダ内のピストンの両面に付加させ、付加された上記圧力差と上記弾性手段の弾性力とにより、上記ピストンから上記管路分岐手段の上記吐出管路の分岐点までの管路長を、上記吐出管路に流れる作動油の流量に応じて変化させる構成としたことを特徴とする請求項2に記載の脈動低減油圧装置。
  4. 原動機によって吐出油量が制御される油圧ポンプと、該油圧ポンプの吐出側に接続された吐出管路と、該吐出管路の下流側に接続されたアクチュエータと、上記吐出管路の途中に設けられたベンチュリと、内部中央部に仕切壁を有するシリンダと、上記仕切壁に穿設された透過孔と、上記シリンダ内の一端側に摺動可能に設けられた共鳴側ピストンヘッドと、上記シリンダ内の他端側に摺動可能に設けられた加圧側ピストンヘッドと、上記透過孔を液密且つ摺動可能に貫通し上記共鳴側ピストンヘッドと上記加圧側ピストンヘッドとを連結する連結棒と、上記仕切壁と上記加圧側ピストンヘッドとの間に設けられた弾性手段と、上記ベンチュリの下流側の上記吐出管路と上記シリンダの一端側とを接続する管路分岐手段と、上記ベンチュリの上流側の上記吐出管路と上記シリンダの他端側及び上記シリンダの一端側の仕切壁近傍とを接続する圧力取出手段と、上記ベンチュリの中央部と上記シリンダの他端側の仕切壁近傍とを接続する負圧力取出手段とを備えたことを特徴とする脈動低減油圧装置。
  5. 上記油圧ポンプが定容量ポンプであることを特徴とする請求項2乃至4に記載の脈動低減油圧装置。
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