JP2005201109A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

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暁 斉藤
Akira Tsukamoto
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Abstract

【課題】可動スクロールや固定スクロールに応力緩和用の凹所を簡単に形成できるスクロール型圧縮機を提供することにある。
【解決手段】スクロール型圧縮機が流体を圧縮する際、可動側板142の一側面中央寄りで冷媒の圧力値が最大となる。ここで、可動壁142を境に、内側圧縮空間P1の圧力と外側圧縮空間P2の圧力とを比較し、内側圧縮空間P1の圧力の方が非常に高くなっている。これにより、可動壁142の内側から外側に向かって大きな押圧力がかかり、可動側板141と可動壁142の連結部分に応力が集中する。ここで、可動壁142を境に外側圧縮空間P2の高さ寸法より内側圧縮空間P1の高さ寸法が大きくなるよう、可動側板141との中央寄りに可動側凹所144を形成している。これにより、可動側板141と可動壁142との連結部分に作用する応力が緩和される。
【選択図】 図3

Description

本発明は可動スクロールと固定スクロールをかみ合わせ、可動スクロールを公転旋回運動させて流体を圧縮するスクロール型圧縮機に関するものである。
従来、この種のスクロール型圧縮機として、特許文献1に記載されたものが知られている。
このスクロール型圧縮機は、固定側板の一側面に立設した渦巻き状の固定壁を有する固定スクロールと、可動側板の一側面に立設した渦巻き状の可動壁を有する可動スクロールとを備え、可動スクロールの可動壁が固定スクロールの固定壁にかみ合わせた構造となっている。ここで、スクロール型圧縮機を運転するときは、可動スクロールが公転旋回運動を行う。この公転旋回運動により各スクロールの周囲から冷媒が吸入され、更に吸入冷媒が順次圧縮されながら各スクロールの中心に向かって移動し、高圧冷媒となって吐出口から吐出される。
特開2001−55990号公報
ところで、前述の如く各スクロールの中央側では冷媒圧力が非常に高くなるため、可動スクロールでは可動側板と可動壁との連結部分に冷媒圧力による応力集中が発生し、また、固定スクロールでは固定側板と固定壁との連結部分に同じく冷媒圧力による応力集中が発生する。
そこで、このような問題点を解決するため、特許文献1に記載されたスクロール型圧縮機は、固定壁の内側面と吐出口の内側面とを面一に形成した構造となっている。このスクロール型圧縮機によれば、冷媒圧力が吐出口にまで作用して圧力分布が広がるため、その分応力集中が緩和されることとなる。また、同じく特許文献1に記載されたスクロール型圧縮機は、固定側板に吐出口と面一となる凹所を形成した構造が提案されている。このスクロール型圧縮機によれば、冷媒圧力が凹所の内側面及び吐出口の内側面にまで作用して、圧力分布が広がっている。
しかしながら、固定壁の内壁面は冷媒圧縮用に曲率半径等が規定されている一方、吐出口の内壁面は冷媒吐出圧を考慮して流通断面が規定されており、これらを統一して面一にすることは加工上非常に難しい作業となっていた。また、固定スクロールについては面一加工されているが、可動スクロールについては何ら処理されておらず、可動スクロールでの応力集中が回避できないという問題点を有していた。
本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、可動スクロールや固定スクロールに応力緩和用の凹所を簡単に形成できるスクロール型圧縮機を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するため、請求項1の発明は、固定側板の一側面に立設した渦巻き状の固定壁を有する固定スクロールと、可動側板の一側面に立設した渦巻き状の可動壁を有する可動スクロールとを備え、固定壁と可動壁とをかみ合わせた状態で可動スクロールを公転旋回運動させ、各スクロールの周囲から流体を吸入しこれを漸次圧縮しながら各側板の一側面の中央寄りに圧送し固定側板の吐出口から吐出するスクロール型圧縮機において、可動側板の一側面の中央寄りには、可動壁を境に外側の空間高さ寸法より内側の空間高さ寸法が大きくなるよう応力緩和用の可動側凹所を形成した構造となっている。
請求項1に係るスクロール型圧縮機が流体を圧縮する際、各側板の一側面中央寄りで流体の圧力値が最大となる。ここで、可動壁を境に、内側圧縮空間の圧力と外側圧縮空間の圧力とを比較し、内側圧縮空間の圧力の方が非常に高くなっている。これにより、可動壁の内側から外側に向かって大きな押圧力がかかり、可動側板と可動壁の連結部分に応力が集中する。そこで、請求項1に係るスクロール型圧縮機は、可動壁を境に外側圧縮空間の高さ寸法より内側圧縮空間の高さ寸法が大きくなるよう、可動側板の中央寄りに可動側凹所を形成している。これにより、内側圧縮空間で流体圧力を受ける壁面積が拡大し、可動スクロールのうち可動側板と可動壁との連結部分にかかる応力を緩和することができる。
請求項2の発明は、固定側板の一側面の中央寄りに固定壁を境に外側の空間高さ寸法より内側の空間高さ寸法が大きくなるよう固定側凹所を設けている。これにより、固定側板と固定壁の連結部分にかかる応力が緩和される。また、この凹所が吐出口と隔てて形成されており、固定壁と吐出口とが無関係に形成することができるため、固定壁や吐出口の加工が簡単になる。
請求項3の発明は、請求項1の可動側凹所と請求項2の固定側凹所の両者を備えており、可動スクロール及び固定スクロールの側板と渦巻き状の壁との連結部分にかかる応力を緩和することができる。
請求項4の発明は可動側凹所を可動壁から隔てて形成され、また、請求項5の発明は固定側凹所を固定壁から隔てて形成されている。請求項4及び請求項5の発明によれば、応力集中箇所である可動壁と可動側板の連結部分(固定壁と固定側板の連結部分)に凹所を形成する場合でも、可動壁や固定壁の壁面に傷をつけることなく凹所を形成することができる。
なお、可動側凹所と可動壁との離隔寸法は可動側凹所の深さ寸法よりも小さくて良いし(請求項6の発明)、また、固定側凹所と固定壁との離隔寸法は固定側凹所の深さ寸法よりも小さくて良い(請求項7の発明)。
また、可動側凹所の内側角部をR形状に形成したり(請求項8の発明)、また、固定側凹所の内側角部をR形状に形成するようにしても良い(請求項9の発明)。
本発明によれば、可動側板や固定側板の中央寄りに凹所を形成したので、この凹所を形成した分、可動スクロール内部や固定スクロール内部の応力集中が緩和され、各スクロールの破損が回避され、更には圧縮機の信頼性を向上させることができる。
図1乃至図4は本発明に係るスクロール型圧縮機の第1実施形態を示すもので、図1はスクロール型圧縮機の断面図、図2は固定スクロールと可動スクロールのかみ合わせ状態を示す平面図、図3は図2のA−A線矢視方向の可動スクロールの要部拡大断面図、図4は図2のB−B線矢視方向の固定スクロールの要部拡大断面図である。
まず、図1及び図2を参照して、スクロール型圧縮機の概略構造を説明する。なお、図2において、可動スクロールは実線で示し、固定スクロールは破線で示している。
スクロール型圧縮機1はリアハウジング11とリアハウジング11の開口を閉塞するよう接合したフロントハウジング12とを有している。リアハウジング11の内部には固定スクロール13と可動スクロール14が設置されている。また、フロントハウジング12の内側にはスクロール公転機構15が設置され、フロントハウジング12の外側には電磁クラッチ16が設置されている。
固定クロール13は、図2に示すように、円盤状の固定側板131と、固定側板131の一側面131aから立設された渦巻き状の固定壁132とを有している。ここで、固定側板131の他側面とリアハウジング11の底部との間には、図1に示すように、冷媒の吐出室111を有している。また、固定側板131には吐出口131bが貫通する一方、吐出室111側には吐出口131bを開閉する吐出弁131cが設置されており、固定壁132の中央側で圧縮された冷媒が吐出口131bを通じて吐出室111に吐出されるようになっている。また、固定壁132の先端には、これに沿って固定側チップシール133が填め込まれている。
可動スクロール14は、円盤状の可動側板141と、可動側板141の一側面141aから立設された渦巻き状の可動壁142とを有している。この可動壁142は、図2に示すように、固定スクロール13の固定壁132にかみ合わせるよう配置され、固定壁132と可動壁142との間に圧縮空間が形成されている。また、可動壁142の先端には、これに沿って可動側チップシール143が填め込まれている。なお、図示しないが可動壁142の外側には冷媒の吸入口を有し、各壁132,142の外側周縁側から各壁132,142の内側に冷媒を導くようになっている。
スクロール公転機構15は、カウンタウェイト151が固定された駆動ブッシュ152と、駆動ブッシュ152に偏心ピン153を介して連結したクランク154と、クランク154に連結した主軸155と、主軸155の先端側に固着されたハブ156とを有している。また、駆動ブッシュ152は可動側板141の他側面に軸受け156aを介して填り込んでいる。ここで、主軸155が回転するとき、この回転力がクランク154及び偏心ピン153を通じて駆動ブッシュ152に伝達され、可動スクロール14が公転運動を行なう。なお、157は可動スクロール14の自転を規制する自転規制部材である。
電磁クラッチ16は、環状のロータ161内に巻き付けられた電磁コイル162と、ロータ161に吸着自在のアーマチュア板163と、ハブ156とアーマチュア板163とを連結する板バネ164とを有している。また、電磁クラッチ16のロータ161とフロントハウジング12との間には軸受け165が介在され、ロータ161が回転自在に支承されている。また、ロータ161の外面には図示しない自動車エンジンの回転力が図示しないベルトにより伝達され、ロータ161が常時回転している。ここで、電磁コイル162に通電するときは、ロータ161が磁気化してアーマチュア板163がロータ161に吸着される。これにより、アーマチュア板163が回転し、アーマチュア163の回転力が板バネ164及びハブ156を通じて主軸155に伝達されるようになっている。
以上のような構成は前記従来のスクロール型圧縮機においても同様であり、可動スクロール14の公転運動により各壁132,142間に冷媒が吸入され、更に各壁132,142で取り囲んだ圧縮空間を順次減少させて冷媒の圧力を上昇させるよう構成されている。
本実施形態に係るスクロール型圧縮機1の特徴点は、可動スクロール14及び固定スクロール13に後述する凹所134,144を形成した点にある。
先ず、図2及び図3を参照して可動スクロール14の可動側凹所144を説明する。可動スクロール14において、その一側面141aの中央寄りに可動側凹所144を形成している。可動側凹所144は可動壁142を境として内外に形成される圧縮空間P1,P2のうち内側圧縮空間P1側に形成されており、図2の実線で示すように、可動壁142の内側に沿って断面略半円形状となっている。また、可動側凹所144の深さ寸法h1はその容積の拡大に伴い冷媒圧力が著しく低下しないよう適宜設計されている。このように可動側凹所144を形成することにより、内側圧縮空間P1の高さ寸法が外側圧縮空間P2の高さ寸法h0に深さ寸法h1が加算された値となる。
次に、図2及び図4を参照して固定スクロール13の固定側凹所134を説明する。固定スクロール13において、その一側面131aの中央寄りに固定側凹所134を形成している。固定側凹所134は固定壁132を境として内外に形成される前述の圧縮空間P1,P2のうち内側圧縮空間P1側に形成されており、図2の破線で示すように、固定壁142の内側に沿って略S字の溝で構成されている。また、固定側凹所134の深さ寸法h1は前記可動側凹所144と同様にその容積の拡大に伴い冷媒圧力が著しく低下しないよう適宜設計されている。更に、固定側凹所134の内壁面と吐出口131bの内壁面が面一とならないよう離隔して配置されている。このように固定側凹所134を形成することにより、内側圧縮空間P1の高さ寸法が外側圧縮空間P2の高さ寸法h0に深さ寸法h1が加算された値となる。
本実施形態によれば、スクロール型圧縮機1の駆動により吸入冷媒が各スクロール13,14の周囲から吸入され、各スクロール13,14間で順次圧縮されながらが中央に送られる。そして、吸入冷媒は外側圧縮空間P2で圧縮され、最後には内側圧縮空間P1で最大に圧縮され、吐出口131bに送られる。ここで、内側圧縮空間P1の圧力と外側圧縮空間P2の圧力とを比較し、内側圧縮空間P1の圧力の方が非常に高くなっているため、固定壁132及び可動壁142の内側から外側に向かって大きな押圧力がかかり、各側板131,141と各壁132,142との連結部分に応力が集中する。
そこで、請求項1に係るスクロール型圧縮機1は、可動壁142を境に外側圧縮空間P2の高さ寸法(h0)より内側圧縮空間P1の高さ寸法(h0+h1)が大きくなるよう、可動側板141の中央寄りに可動側凹所144を形成している。また、固定壁132を境に外側圧縮空間P2の高さ寸法(h0)より内側圧縮空間P1の高さ寸法(h0+h1)が大きくなるよう、固定側板131の中央寄りに固定側凹所134を形成している。
これにより、内側圧縮空間P1の高さ寸法が大きくなった分、各側板131,141と各壁132,142との連結部分に集中する応力が小さくなるため、連結部分における応力集中が緩和され、この連結部分にクラック等が発生することがない。
また、固定側凹所134の内壁面と吐出口131bの内壁面が面一とならないよう離隔して配置されているため、固定壁132及び吐出口131bを形成する際に互いに影響を受けることがなく、それぞれ所望の形状等に簡単に形成することができる。
なお、本実施形態では固定側凹所134と可動側凹所144の両者を有しているが、いずれか一方のみを有する場合であっても応力集中を緩和することができる。
図5及び図6は本発明に係るスクロール型圧縮機の第2実施形態を示すもので、図5は可動スクロールの要部拡大断面図、図6は固定スクロールの要部拡大断面図である。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一の符号をもって表し、その説明を省略する。
本実施形態に係るスクロール型圧縮機は、可動スクロールの可動側凹所144の角部145(可動側板141と可動壁142との連結部分)をR形状に形成している。また、固定スクロールの固定側凹所134の角部135(固定側板131と固定壁132との連結部分)をR形状に形成している。
本実施形態によれば、応力が集中しがちな角部135,145をそれぞれR形状に形成しているため、角部135,145における応力集中が更に緩和される。
なお、本実施形態では固定スクロールの角部135と可動スクロールの角部145の両者をR形状としているが、いずれか一方のみをR形状にするようにしても良い。その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様となっているため、その説明を省略する。
図7及び図8は本発明に係るスクロール型圧縮機の第3実施形態を示すもので、図7は可動スクロールの要部拡大断面図、図8は固定スクロールの要部拡大断面図である。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一の符号をもって表し、その説明を省略する。
本実施形態に係るスクロール型圧縮機は、前記第1実施形態に係る可動側凹所144を可動壁142からW寸法離隔して形成し、また、固定側凹所134を固定壁132から同じくW寸法離隔して形成している。なお、離隔寸法Wは深さ寸法hよりも小さく設定されている。
可動側凹所144は可動側板141を切削等することにより形成され、また、固定側凹所134は固定側板131を切削等することにより形成される。ここで、可動側凹所144を形成する際に可動壁142と面一に形成するときは誤っ可動壁142の内面を損壊するおそれがある。このような問題点は固定側凹所134を固定壁142と面一に形成する場合においても同様である。
本実施形態は前述の如く各凹所134,144を各壁132,142からW寸法に亘って離隔して形成するため、各凹所134,144を形成する際に切削工具等が各壁132,142の内壁面に接触することがなく、可動壁142や固定壁132が破損することがない。
なお、本実施形態では可動スクロール及び固定スクロールの各凹所134,144の両者をW寸法離隔して形成しているが、いずれか一方のみをW寸法離隔して形成するようにしても良い。その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様となっているため、その説明を省略する。
図9及び図10は本発明に係るスクロール型圧縮機の第4実施形態を示すもので、図9は可動スクロールの要部拡大断面図、図10は固定スクロールの要部拡大断面図である。なお、前記第3実施形態と同一構成部分は同一の符号をもって表し、その説明を省略する。
本実施形態は前記第3実施形態の各凹所134,144の角部135,145(各側板131,141と可動壁132,142との連結部分)を前記第2実施形態と同様にR形状に形成している。
本実施形態によれば、前記第3実施形態と同様に、各凹所134,144を各壁132,142からW寸法に亘って離隔して形成するため、各凹所134,144を形成する際に可動壁142や固定壁132が破損することがないし、また、前記第2実施形態と同様に、角部135,145における応力集中が更に緩和される。
なお、本実施形態では固定スクロールの角部135と可動スクロールの角部145の両者をR形状としているが、いずれか一方のみをR形状にするようにしても良い。その他の構成、作用は前記第1実施形態及び第3実施形態と同様となっているため、その説明を省略する。
スクロール型圧縮機の断面図 第1実施形態に係る固定スクロールと可動スクロールのかみ合わせ状態を示す平面図 図2のA−A線矢視方向の可動スクロールの要部拡大断面図 図2のB−B線矢視方向の固定スクロールの要部拡大断面図 第2実施形態に係る可動スクロールの要部拡大断面図 第2実施形態に係る固定スクロールの要部拡大断面図 第3実施形態に係る可動スクロールの要部拡大断面図 第3実施形態に係る固定スクロールの要部拡大断面図 第4実施形態に係る可動スクロールの要部拡大断面図 第4実施形態に係る固定スクロールの要部拡大断面図
符号の説明
1…スクロール型圧縮機、13…固定スクロール、14…可動スクロール、131…固定側板、131b…吐出口、132…固定壁、134…固定側凹所、135,145…角部、141…可動側板、142…可動壁、144…可動側凹所。

Claims (9)

  1. 固定側板の一側面に立設した渦巻き状の固定壁を有する固定スクロールと、可動側板の一側面に立設した渦巻き状の可動壁を有する可動スクロールとを備え、該固定壁と該可動壁とをかみ合わせた状態で該可動スクロールを公転旋回運動させ、該各スクロールの周囲から流体を吸入しこれを漸次圧縮しながら該各側板の一側面の中央寄りに圧送し該固定側板の吐出口から吐出するスクロール型圧縮機において、
    前記可動側板の一側面の中央寄りには、前記可動壁を境に外側の空間高さ寸法より内側の空間高さ寸法が大きくなるよう応力緩和用の可動側凹所を形成した
    ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 固定側板の一側面に立設した渦巻き状の固定壁を有する固定スクロールと、可動側板の一側面に立設した渦巻き状の可動壁を有する可動スクロールとを備え、該固定壁と該可動壁とをかみ合わせた状態で該可動スクロールを公転旋回運動させ、該各スクロールの周囲から流体を吸入しこれを漸次圧縮しながら該各側板の一側面の中央寄りに圧送し該固定側板の吐出口から吐出するスクロール型圧縮機において、
    前記固定側板の一側面の中央寄りには、前記固定壁を境に外側の空間高さ寸法より内側の空間高さ寸法が大きくなるよう前記吐出口と隔てて応力緩和用の固定側凹所を形成した
    ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  3. 固定側板の一側面に立設した渦巻き状の固定壁を有する固定スクロールと、可動側板の一側面に立設した渦巻き状の可動壁を有する可動スクロールとを備え、該固定壁と該可動壁とをかみ合わせた状態で該可動スクロールを公転旋回運動させ、該各スクロールの周囲から流体を吸入しこれを漸次圧縮しながら該各側板の一側面の中央寄りに圧送し該固定側板の吐出口から吐出するスクロール型圧縮機において、
    前記可動側板の一側面の中央寄りには、前記可動壁を境に外側の空間高さ寸法より内側の空間高さ寸法が大きくなるよう応力緩和用の可動側凹所を形成し、
    前記固定側板の一側面の中央寄りには、前記固定壁を境に外側の空間高さ寸法より内側の空間高さ寸法が大きくなるよう前記吐出口と隔てて応力緩和用の固定側凹所を形成した応力緩和用の固定側凹所を形成した
    ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  4. 前記可動側凹所は前記可動壁から隔てて形成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3記載のスクロール型圧縮機。
  5. 前記固定側凹所は前記固定壁から隔てて形成した
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のスクロール型圧縮機。
  6. 前記可動側凹所と前記可動壁との離隔寸法は該可動側凹所の深さ寸法よりも小さくした
    ことを特徴とする請求項1,3,4のいずれか一項記載のスクロール型圧縮機。
  7. 前記固定側凹所と前記固定壁との離隔寸法は該固定側凹所の深さ寸法よりも小さくした
    ことを特徴とする請求項2,3,5のいずれか一項記載のスクロール型圧縮機。
  8. 前記可動側凹所の内側角部をR形状に形成した
    ことを特徴とする請求項1,3,4,6のいずれか一項記載のスクロール型圧縮機。
  9. 前記固定側凹所の内側角部をR形状に形成した
    ことを特徴とする請求項2,3,5,7のいずれか一項記載のスクロール型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013130141A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スクロール型圧縮機

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