JP2005201073A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 筒内噴射用インジェクタと吸気ポート噴射用インジェクタとの切換えの際に、トルク変動を生ずるのを抑制する内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタ11と低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタ12とを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関において、吸気ポート噴射用インジェクタ12を用いた均質燃焼から筒内噴射用インジェクタ11を用いた均質燃焼、またはその逆に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段(スロットル開度または点火時期制御装置)を作動させてトルクを低下または増大させるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタ11と低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタ12とを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関において、吸気ポート噴射用インジェクタ12を用いた均質燃焼から筒内噴射用インジェクタ11を用いた均質燃焼、またはその逆に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段(スロットル開度または点火時期制御装置)を作動させてトルクを低下または増大させるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内燃機関の制御装置に関し、より詳しくは、高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関の制御装置に関する。
一般に、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタと吸気ポート内に向けて燃料を噴射するための吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、機関の運転領域に応じてこれらのインジェクタを切替え使用するようにした内燃機関は、特許文献1等により知られている。
このものは、筒内噴射用インジェクタによる気筒内噴射から吸気ポート噴射用インジェクタによるマニホルト噴射に切換えるとき、筒内噴射用インジェクタの作動状態で、吸気量を減少させるとともに燃料を増量させ、しかる後に吸気ポート噴射用インジェクタの作動状態に切換えトルク変動を抑えるようにしている。また、吸気ポート噴射用インジェクタから筒内噴射用インジェクタに作動切換えするときは、吸気ポート噴射用インジェクタから筒内噴射用インジェクタの作動状態に切換えた後、吸気量を増加させるとともに燃料供給量を減少させるようにしている。
しかしながら、かかる特許文献1に記載の技術を、高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関に適用すると、その切換え時において、かえってトルク変動を生ずるという問題があった。例えば、低・中負荷時の吸気ポート噴射用インジェクタから筒内噴射用インジェクタに切換えられた場合には、筒内噴射用インジェクタから筒内に直接に噴射された燃料の気化潜熱により、吸気ポート噴射による場合に比べて充填効率が向上するので、吸入空気量の変化によりトルク変動が生ずるからである。
そこで、本発明の目的は、かかる従来の問題を解消し、筒内噴射用インジェクタと吸気ポート噴射用インジェクタとの切換えの際に、トルク変動を生ずるのを抑制することのできる内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の一形態に係る内燃機関の制御装置は、高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関において、前記吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼から筒内噴射用インジェクタを用いた均質燃焼に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段を作動させてトルクを低下させるようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の他の形態に係る内燃機関の制御装置は、高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関において、前記筒内噴射用インジェクタを用いた均質燃焼から吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段を作動させてトルクを増大させるようにしたことを特徴とする。
ここで、前記トルクを変更させる手段は、スロットル開度制御手段または点火時期制御手段であってもよい。
なお、前記吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼運転状態において、加速要求があったときには、前記筒内噴射用インジェクタを併用するようにすることが好ましい。
本発明の一形態に係る内燃機関の制御装置によると、高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関において、前記吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼から筒内噴射用インジェクタを用いた均質燃焼に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段が作動されてトルクが低下されるので、トルクの変動(ショック)が抑制される。
また、本発明の他の形態に係る内燃機関の制御装置によると、同じく、前記筒内噴射用インジェクタを用いた均質燃焼から吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段が作動されてトルクが増大されるので、トルクの変動が抑制される。
なお、前記吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼運転状態において、加速要求があったときには、前記筒内噴射用インジェクタを併用するようにした形態によれば、燃料の供給遅れがなく応答性が向上すると共に、気化潜熱による吸気冷却作用による過渡ノックが抑制され、筒内噴射用インジェクタへの堆積デポジットの洗浄効果をも奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明に係る内燃機関の制御装置の概略構成図が示されている図1を参照するに、機関1は4つの気筒1aを備えている。各気筒1aはそれぞれ対応する吸気枝管2を介して共通のサージタンク3に接続されている。サージタンク3は吸気ダクト4を介してエアフローメータ4aに接続され、エアフローメータ4aはエアクリーナ5に接続されている。吸気ダクト4内にはステップモータ6によって駆動されるスロットル弁7が配置されている。一方、各気筒1aは共通の排気マニホルド8に連結され、この排気マニホルド8は三元触媒コンバータ9に連結されている。
まず、本発明に係る内燃機関の制御装置の概略構成図が示されている図1を参照するに、機関1は4つの気筒1aを備えている。各気筒1aはそれぞれ対応する吸気枝管2を介して共通のサージタンク3に接続されている。サージタンク3は吸気ダクト4を介してエアフローメータ4aに接続され、エアフローメータ4aはエアクリーナ5に接続されている。吸気ダクト4内にはステップモータ6によって駆動されるスロットル弁7が配置されている。一方、各気筒1aは共通の排気マニホルド8に連結され、この排気マニホルド8は三元触媒コンバータ9に連結されている。
各気筒1aには、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタ11と吸気ポート内に向けて燃料を噴射するための吸気ポート噴射用インジェクタ12とがそれぞれ取り付けられている。これらインジェクタ11、12は電子制御ユニット30の出力信号に基づいてそれぞれ制御される。また、各筒内噴射用インジェクタ11は共通の燃料分配管13に接続されており、この燃料分配管13は燃料分配管13に向けて流通可能な逆止弁14を介して、機関駆動式の高圧ポンプ15に接続されている。
図1に示すように、高圧ポンプ15の吐出側はスピル電磁弁15aを介して高圧ポンプ15の吸入側に連結されており、このスピル電磁弁15aの開度が小さいとき程、高圧ポンプ15から燃料分配管13内に供給される燃料量が増大され、スピル電磁弁15aが全開にされると、高圧ポンプ15から燃料分配管13への燃料供給が停止されるように構成されている。なお、スピル電磁弁15aは電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
一方、各吸気ポート噴射用インジェクタ12は共通の燃料分配管16に接続されており、燃料分配管16および高圧ポンプ15は共通の燃料圧レギュレータ17を介して、電動モータ駆動式の低圧ポンプ18に接続されている。さらに、低圧ポンプ18は燃料フィルタ19を介して燃料タンク20に接続されている。燃料圧レギュレータ17は低圧ポンプ18から吐出された燃料の燃料圧が予め定められた設定燃料圧よりも高くなると、低圧ポンプ18から吐出された燃料の一部を燃料タンク20に戻すように構成されており、したがって吸気ポート噴射用インジェクタ12に供給されている燃料圧および高圧ポンプ15に供給されている燃料圧が上記設定燃料圧よりも高くなるのを阻止している。さらに、図1に示すように、高圧ポンプ15と燃料圧レギュレータ17との間には流通弁21が設けられている。この流通弁21は通常開弁されており、この流通弁21が閉弁されると低圧ポンプ18から高圧ポンプ15への燃料供給が停止される。なお、この流通弁21の開閉は電子制御ユニット30の出力信号に基づいて制御される。
また、電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31を介して相互に接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具備している。エアフローメータ4aは吸入空気量に比例した出力電圧を発生し、このエアフローメータ4aの出力電圧はAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。機関1には冷却水温度に比例した出力電圧を発生する水温センサ38が取付けられ、この水温センサ38の出力電圧はAD変換器39を介して入力ポート35に入力される。燃料分配管13には燃料分配管13内の燃料圧に比例した出力電圧を発生する燃料圧センサ40が取付けられ、この燃料圧センサ40の出力電圧はAD変換器41を介して入力ポート35に入力される。触媒9上流の排気マニホルド8には排気ガス中の酸素濃度に比例した出力電圧を発生する酸素濃度センサ42が取付けられ、この酸素濃度センサ42の出力電圧はAD変換器43を介して入力ポート35に入力される。アクセルペダル10はアクセルペダル10の踏込み量(以下、アクセル開度と称する)に比例した出力電圧を発生する負荷センサ44に接続され、負荷センサ44の出力電圧はAD変換器45を介して入力ポート35に入力される。また、入力ポート35には機関回転数を表す出力パルスを発生する回転数センサ46および機関1が搭載されている車両の速度を表す出力パルスを発生する車速センサ48が接続されている。電子制御ユニット30のROM32には、上述の負荷センサ44および回転数センサ46により得られる機関負荷および機関回転数に基づき、運転領域に対応させて設定されている燃料噴射量の値が予めマップ化されて記憶されている。
さらに、図2には気筒1aの側断面図が示されている。図2を参照するに、61はシリンダブロック、62は頂面上に凹部62aが形成されたピストン、63はシリンダブロック61上に固締されたシリンダヘッド、64はピストン62とシリンダヘッド63間に形成された燃焼室、65は吸気バルブ、66は排気バルブ、67は吸気ポート、68は排気ポート、69は点火プラグをそれぞれ示している。吸気ポート67は燃焼室64内に流入した空気がシリンダ軸線周りの旋回流を発生するように形成されている。凹部62aは筒内噴射用インジェクタ11側に位置するピストン62の周縁部からピストン62中央部に向かって延び、また点火プラグ69の下方において上方に延びるように形成されている。
また、吸気バルブ65および排気バルブ66は、それぞれ、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71に連係されている。吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71は、励磁電流が印加されたときに発生する電磁力を利用して、それぞれ、吸気バルブ65と排気バルブ66とを進退駆動する電磁駆動機構から構成され、電子制御ユニット30の信号に基づき、開閉のタイミングおよびリフト量が任意に制御可能に構成されている。従って、例えば電子制御ユニット30からの信号に基づいて吸気バルブ駆動機構70および/または排気バルブ駆動機構71が作動されると、吸気バルブ65および/または吸気バルブ65の開閉時期、延いては開期間が長く或いは短く可変制御されることになる。
ここで、電子制御ユニット30の出力ポート36は対応する駆動回路47を介して、ステップモータ6、各筒内噴射用インジェクタ11、各吸気ポート噴射用インジェクタ12、スピル電磁弁15a、流通弁21、吸気バルブ駆動機構70および排気バルブ駆動機構71、および点火時期制御装置49に接続されている。
次に、上記構成を有する本発明の実施形態の制御の一例について以下に説明する。まず、一般に制御が開始されると、電子制御ユニット30は所定時間毎に、アクセル開度を検出する負荷センサ44および回転数センサ46により得られる機関負荷と機関回転数とにより機関の運転状態ないしは領域を判断する。そして、機関負荷が低・中負荷の場合には、図3に示すように、吸気ポート噴射用インジェクタ12による噴射(以下、ポート噴射と称す)を選択し、高負荷の場合には、筒内噴射用インジェクタ11による噴射(以下、直噴と称す)を選択する。同時に、機関負荷と機関回転数とをパラメータとしてマップに記憶されている燃料噴射量を求め、筒内噴射用インジェクタ11および吸気ポート噴射用インジェクタ12の選択されたいずれかからこの求めた燃料量を噴射するように制御する。
ここで、図4のタイムチャートに示すように、アクセル開度が増大し、ポート噴射領域から直噴領域に移行すると、吸気ポート噴射用インジェクタ12を用いた均質燃焼から筒内噴射用インジェクタ11を用いた均質燃焼に切換えられるが、本実施の形態においては、この切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段として、図4(b)に実線で示すようにスロットル開度が減少される。すると、吸入空気量が減少される結果、これに対応する燃料噴射量が直噴用マップから求められ、同じく図4(c)に実線で示すように筒内噴射用インジェクタ11から直噴される燃料噴射量が減少される。なお、燃料噴射量マップは、直噴用マップおよびポート噴射用マップとして別々に用意されている。
通常、直噴による均質燃焼の場合にはポート噴射による均質燃焼よりも吸気の充填効率が向上することから、同一燃料噴射量のときには、ポート噴射による均質燃焼に比べトルクが大きくなる(図4(d)に充填効率の差によるトルク差Tdとして示されている)。ところが、本実施の形態では、スロットル開度が減少されてトルクが低下されるので、図4(d)に実線で示すように、切換えの前後が段差なく滑らかにつながりトルクの変動が抑制されるのである。
上述の場合と逆に、図4のタイムチャートに示すように、アクセル開度が減少し、直噴領域からポート噴射領域に移行すると、筒内噴射用インジェクタ11を用いた均質燃焼から吸気ポート噴射用インジェクタ12を用いた均質燃焼に切換えられる。本実施の形態においては、この切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段として、図4(b)に実線で示すようにスロットル開度が増大され、吸入空気量が増大される。すると、ポート噴射から直噴への移行の場合と同様に、これに対応する燃料噴射量がポート噴射用マップから求められる。そして、同じく図4(c)に実線で示すように吸気ポート噴射用インジェクタ12からポート噴射される燃料噴射量が増大される。これにより、上述の場合と同じく図4(d)に実線で示すように、切換えの前後が段差なく滑らかにつながりトルクの変動が抑制される。
なお、本発明の他の実施の形態として、機関のトルクを変更させる手段としての上述のスロットル開度制御に替えて、点火時期制御装置によってもよい。すなわち、アクセル開度が増大し、ポート噴射領域から直噴領域に移行するときには、点火時期の遅角制御を行わせてトルクを低下させる。一方、アクセル開度が減少し、直噴領域からポート噴射領域に移行するときには、点火時期の進角制御を行わせてトルクを増大させるのである。
次に、本発明のさらに他の実施の形態を図5を参照して説明する。この実施の形態は、吸気ポート噴射用インジェクタ12を用いたポート噴射均質燃焼運転状態において、加速要求があったときには、筒内噴射用インジェクタ11を併用するようにしたものである。すなわち、図3に示すポート噴射領域においては、吸気ポート噴射用インジェクタ12からのみ燃料が噴射されている(図5の0〜t0)が、この領域における定常運転状態において、アクセルペダル10が踏み込まれアクセル開度が増大したことが検出されると、加速要求があったとして、筒内噴射用インジェクタ11からもこの加速中に所定の燃料を直噴するのである。
図5(a)に示す形態では、ある定常運転状態における加速開始時点t0から所望の定常運転状態である加速終了時点t1に移行する加速中に、吸気ポート噴射用インジェクタ12からは要求加速量の大きさに応じて所定の割合で増量されつつポート噴射が行われるのに対し、筒内噴射用インジェクタ11からは一定の燃料量が直噴される。また、図5(b)に示す形態では、この加速中に、吸気ポート噴射用インジェクタ12からは所定の割合で増量されつつポート噴射が行われるのに対し、筒内噴射用インジェクタ11からは燃料量が次第に減少されつつ直噴される。さらに、図5(c)に示す形態では、この加速中に、吸気ポート噴射用インジェクタ12からは所定の割合で増量されつつポート噴射が行われるのに対し、筒内噴射用インジェクタ11からは燃料量が次第に増大されつつ直噴される。このように、直噴される燃料量が一定もしくは増減されるのは、加速開始時点t0の定常運転状態や要求加速量(アクセル開度変化量)に応じて、適正な応答性を得るためである。
このように、加速要求があったときに、筒内噴射用インジェクタ11による直噴を併用するようにすると、燃料の供給遅れがなく応答性が向上すると共に、気化潜熱による吸気冷却作用による過渡ノックが抑制される。さらに、ポート噴射領域での運転時に休止される筒内噴射用インジェクタへの堆積デポジットの洗浄効果を奏することができる。
11 筒内噴射用インジェクタ
12 吸気ポート噴射用インジェクタ
30 電子制御ユニット
38 水温センサ
44 負荷センサ
46 回転数センサ
49 点火時期制御装置
12 吸気ポート噴射用インジェクタ
30 電子制御ユニット
38 水温センサ
44 負荷センサ
46 回転数センサ
49 点火時期制御装置
Claims (4)
- 高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関において、
前記吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼から筒内噴射用インジェクタを用いた均質燃焼に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段を作動させてトルクを低下させるようにしたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 高負荷時に筒内に向けて燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタと低・中負荷時に吸気ポート内に向けて燃料を噴射する吸気ポート噴射用インジェクタとを備え、運転状態に応じて両者を切換えて用いる内燃機関において、
前記筒内噴射用インジェクタを用いた均質燃焼から吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼に切換えられるときは、該切換えに際し、機関のトルクを変更させる手段を作動させてトルクを増大させるようにしたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記トルクを変更させる手段は、スロットル開度制御手段または点火時期制御手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記吸気ポート噴射用インジェクタを用いた均質燃焼運転状態において、加速要求があったときには、前記筒内噴射用インジェクタを併用するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005201073A true JP2005201073A (ja) | 2005-07-28 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010053717A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
CN104088708A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-08 | 长城汽车股份有限公司 | 用于双燃料发动机的主动减振方法 |
-
2004
- 2004-01-13 JP JP2004005624A patent/JP2005201073A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010053717A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
CN104088708A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-08 | 长城汽车股份有限公司 | 用于双燃料发动机的主动减振方法 |
CN104088708B (zh) * | 2014-06-30 | 2017-02-15 | 长城汽车股份有限公司 | 用于双燃料发动机的主动减振方法 |
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