JP2005199960A - 車載機器及び外部機器制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は一段と使い勝手の優れた車載機器及び外部機器制御方法実現する。
【解決手段】
本発明は、車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能なゲーム装置4とカーオーディオ装置3とを接続する接続ケーブル5と、車両2の車内空間における前席側に搭載されたカーオーディオ装置3であって、カーオーディオ装置3に対するユーザからの操作指示信号G1、G2又は車両2から与えられるアクセサリ信号ACC又はイルミネーション信号ILMを検出し、当該操作指示信号G1、G2又はアクセサリ信号ACC又はイルミネーション信号ILMに基づいて、ゲーム装置4の動作状態を強制的に制御する統括制御部31とを設けるようにした。
【選択図】 図2
本発明は一段と使い勝手の優れた車載機器及び外部機器制御方法実現する。
【解決手段】
本発明は、車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能なゲーム装置4とカーオーディオ装置3とを接続する接続ケーブル5と、車両2の車内空間における前席側に搭載されたカーオーディオ装置3であって、カーオーディオ装置3に対するユーザからの操作指示信号G1、G2又は車両2から与えられるアクセサリ信号ACC又はイルミネーション信号ILMを検出し、当該操作指示信号G1、G2又はアクセサリ信号ACC又はイルミネーション信号ILMに基づいて、ゲーム装置4の動作状態を強制的に制御する統括制御部31とを設けるようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は車載機器及び外部機器制御方法に関し、例えば自動車の前席側に搭載されたカーオーディオ装置とゲーム装置とを接続したカーオーディオシステムに適用して好適なものである。
従来、カーオーディオシステムにおいては、ダッシュボード等にカーオーディオ装置本体部が設置され、自動車の前席のユーザに操作させやすいようになされている。
カーオーディオ装置本体部は、ラジオチューナやCD(Compact Disc)プレーヤ等の複数の音源を選択し得るようになされており、さらに外部入力端子に携帯型MD(Mini Disc)プレーヤ等の外部の音源を接続して、当該MDプレーヤを音源として選択し得るようになされたものもある。
またカーオーディオシステムには、例えば4つのスピーカを車内空間の前席側、後席側のそれぞれ左右に配置したものがあり、乗員の前後左右から音声を出力できるようになされている。
さらにカーオーディオシステムは、後席側にヘッドホンを設けて、例えば前席側スピーカからCDの音声を、後席側のヘッドホンからMDプレーヤの音声を出力させる場合のように、前席側スピーカと後席側のヘッドホンとで異なる音源の音声を出力するようになされたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなカーオーディオシステムは、例えば後席側のユーザが単独でも動作可能なゲーム装置等を持ち込んでゲームを楽しむような場合に、当該ゲーム装置を外部機器として外部入力端子に接続し、カーオーディオ装置本体部を操作して音源を適宜切り換えることによって、前席側のスピーカからCDの音声を出力させると同時に後席側のヘッドホンからゲームの音声を出力させることができる。
特開2003−89331公報(第14頁、第1図)
ところでかかる構成のカーオーディオシステムでは、カーオーディオ装置本体部と後から持ち込んだゲーム装置とを接続したとしても、音声信号や映像信号を互いに授受するだけであり、当該カーオーディオ装置本体部と当該ゲーム装置とが互いに連携せず独立して動作することになる。
このためカーオーディオシステムは、例えば後席側のユーザ(子供)が実行中のゲームを、前席側のユーザ(親)が一時停止させたいような場合であっても、カーオーディオ装置とゲーム装置とが連携していないため、後席側に設置されたゲーム装置を前席側から操作することができず、前席側のユーザ(親)が後ろに身を乗り出して当該ゲーム装置を直接操作する等の必要があり、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、一段と使い勝手の優れた車載機器及び外部機器制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の車載機器においては、車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器であって、車載機器に対するユーザからの操作指示信号又は車両から与えられる通知信号を検出する検出手段と、車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と車載機器とを接続する接続手段と、操作指示信号又は通知信号に基づいて、外部機器の動作状態を強制的に制御する制御手段とを設けるようにした。
これにより、前席側の車載機器から後席側の外部装置を強制的に制御することができるので、当該前席のユーザに当該外部装置を直接操作させることなく、当該車載機器から当該外部装置を操作することができる。
また本発明の車載機器においては、車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器であって、車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と車載機器とを接続する接続手段と、外部機器の稼働状態を検出する稼働状態検出手段と、外部機器の稼働状態に応じて、車載機器から送出すべき車載機器用音声信号と外部機器から送出すべき外部機器用音声信号とを、車内空間の前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車内空間の後席側に搭載された後席側スピーカのいずれかから出力するかを制御する音声出力制御手段とを設けるようにした。
これにより、外部機器の稼働状態に応じて車載機器から前席側スピーカ及び後席側スピーカへ送出する車載機器用音声信号又は外部機器用音声信号をそれぞれ自動的に切り換えることができるので、ユーザに当該車載機器及び当該外部機器を操作させることなく、外部機器用音声信号を当該車載機器から送出させることができる。
さらに本発明の外部機器制御方法においては、車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器に対するユーザからの操作指示信号又は車両から与えられる通知信号を検出する検出ステップと、車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と車載機器とを接続する接続ステップと、操作指示信号又は通知信号に基づいて、外部機器の動作状態を強制的に制御する制御ステップとを設けるようにした。
これにより、前席側の車載機器から後席側の外部装置を強制的に制御することができるので、当該前席のユーザに当該外部装置を直接操作させることなく、当該車載機器から当該外部装置を操作することができる。
さらに本発明の外部機器制御方法においては、車両の車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と車内空間における前席側に搭載された車載機器とを接続する接続ステップと、外部機器の稼働状態を検出する稼働状態検出ステップと、外部機器の稼働状態に応じて、車載機器から送出すべき車載機器用音声信号と外部機器から送出すべき外部機器用音声信号とを、車内空間の前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車内空間の後席側に搭載された後席側スピーカのいずれかから出力するかを制御する音声出力制御ステップとを設けるようにした。
これにより、外部機器の稼働状態に応じて車載機器から前席側スピーカ及び後席側スピーカへ送出する車載機器用音声信号又は外部機器用音声信号をそれぞれ自動的に切り換えることができるので、ユーザに当該車載機器及び当該外部機器を操作させることなく、外部機器用音声信号を当該車載機器から送出させることができる。
さらに本発明の車載システムにおいては、車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器と、当該車両の車内空間における後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器とが接続されてなる車載機器システムであって、車載機器は、車載機器に対するユーザからの操作指示信号又は車両から与えられる通知信号を検出する検出手段と、操作指示信号又は通知信号に基づいて、外部機器の動作状態を強制的に制御する制御手段とを設けるようにした。
これにより、前席側の車載機器から後席側の外部装置を強制的に制御することができるので、当該前席のユーザに当該外部装置を直接操作させることなく、当該車載機器から当該外部装置を操作することができる。
さらに本発明の車載システムにおいては、車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器と、当該車両の車内空間における後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と、当該車両の車内空間における前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車両の車内空間における後席側に搭載された後席側スピーカとからなる車載機器システムであって、外部機器は、当該外部機器の稼働状態を車載機器へ通知する通知手段を具え、車載機器は、外部機器の稼働状態を検出する稼働状態検出手段と、外部機器の稼働状態に応じて、車載機器から送出すべき車載機器用音声信号と外部機器から送出すべき外部機器用音声信号とを、車内空間の前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車内空間の後席側に搭載された後席側スピーカのいずれかから出力するかを制御する音声出力制御手段とを設けるようにした。
これにより、外部機器の稼働状態に応じて車載機器から前席側スピーカ及び後席側スピーカへ送出する車載機器用音声信号又は外部機器用音声信号をそれぞれ自動的に切り換えることができるので、ユーザに当該車載機器及び当該外部機器を操作させることなく、外部機器用音声信号を当該車載機器から送出させることができる。
本発明によれば、前席側の車載機器から後席側の外部装置を強制的に制御することができるので、当該前席のユーザに当該外部装置を直接操作させることなく、当該車載機器から当該外部装置を操作することができ、かくして外部機器との連携によって使い勝手を向上し得る車載機器及び外部機器制御方法を実現できる。
また本発明によれば、外部機器の稼働状態に応じて車載機器から前席側スピーカ及び後席側スピーカへ送出する車載機器用音声信号又は外部機器用音声信号をそれぞれ自動的に切り換えることができるので、ユーザに当該車載機器及び当該外部機器を操作させることなく、外部機器用音声信号を当該車載機器から送出させることができ、かくして外部機器との連携によって使い勝手を向上し得る車載機器及び外部機器制御方法を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)車載機器システムの全体構成
図1に示すように、1は全体として本発明による第1の実施の形態による車載機器システムを示し、車両2の車内空間でそれぞれ単独で動作可能なカーオーディオ装置3及びゲーム装置4が接続ケーブル5によって接続された構成を有している。
(1−1)車載機器システムの全体構成
図1に示すように、1は全体として本発明による第1の実施の形態による車載機器システムを示し、車両2の車内空間でそれぞれ単独で動作可能なカーオーディオ装置3及びゲーム装置4が接続ケーブル5によって接続された構成を有している。
カーオーディオ装置3は、車内空間の前席側に設けられたカーオーディオ装置本体部10が車内空間のダッシュボード(図示せず)に取り付けられ、前席側のユーザから容易に操作されるようになされていると共に、図示しないスピーカから音声を出力するようになされている。
一方ゲーム装置4は後席側に設置されており、後席側のユーザにゲームをプレイさせやすいようになされている。
また図2に示すように、ゲーム装置4では、ゲーム装置本体部20がゲーム用コントローラ22を介してユーザからの操作指示を受け付けると、所定のゲームプログラムに基づいた演算処理を行い、その結果、ゲームの映像をモニタ21に表示するようになされている。
なお車載システム1は、接続ケーブル5を用いてカーオーディオ装置3とゲーム装置4とを接続する以外にも、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11g方式の無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、又は赤外線通信等の無線通信方式で接続させても良い。
(1−2)カーオーディオ装置の回路構成
カーオーディオ装置3のカーオーディオ装置本体部10は、図3に示すように、統括制御部31が全体を統括制御するようになされている。
カーオーディオ装置3のカーオーディオ装置本体部10は、図3に示すように、統括制御部31が全体を統括制御するようになされている。
統括制御部31は、図示しないCPU(Central Processing Unit)構成でなり、図示しないROM(Read Only Memory)から読み出したOS(Operational System)等の基本プログラムや外部機器制御プログラム等の各種アプリケーションプログラムに従って各種処理を実行するようになされている。
操作入力部32は、電源のオン・オフ操作や音源の選択といったユーザからの操作指示を受け付け、これを統括制御部31へ送出する。
ところで車両2は、当該車両2のイグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態にされると、アクセサリ信号ACCを生成し、これをカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31へ供給する。
統括制御部31は、車両2からアクセサリ信号ACCが供給されている間のみ電源管理部40を介して電力を供給するようになされており、操作入力部32を介してユーザによる電源オン又は電源オフの操作を受け付けると、当該電源管理部40を制御することによって、カーオーディオ装置本体部10の電源をオン状態又はオフ状態に切り換えるようになされている。
ちなみにカーオーディオ装置本体部10は、車両2のバッテリ(図示せず)に直接接続されており、当該カーオーディオ装置本体部10の電源がオフ状態であっても一部の回路を動作させているため、電源オンの操作等を受け付け得るようになされている。
また車両2は、当該車両2のライトスイッチ(図示せず)が操作されてライトを点灯することに応じて、イルミネーション信号ILMを生成し、これをカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31へ供給するようになされている。
これにより統括制御部31は、車両2からイルミネーション信号ILMが供給されている間、入力操作入力部32の各操作ボタン(図示せず)に内蔵したライトを点灯させることによって、周囲が暗い場合でもユーザに当該操作ボタンを視認させ得るようになされている。
ところで光学ドライブ33は、図示しないCD(Compact Disc)等の光ディスクから読み出した音声データをアナログ変換することによりCD音声信号S1を生成して、これを音量調節部35へ送出する。
またラジオチューナ34は、車両2に取り付けられたアンテナ6で受信した放送波のうち、操作入力部32を介して設定されたチャンネルの周波数の受信信号のみを抽出してラジオ音声信号S2を生成し、これを音量調節部35へ送出する。
ここで音量調節部35は、音源としてCD又はラジオがユーザに選択されたことに応じてCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を選択し(以下、ここで選択されたCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2の音声をオーディオ音声と呼ぶ)、当該選択されたCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2の音量レベルを調節して、これをパワーアンプ36へ送出する。
パワーアンプ36は、CD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を増幅してスピーカ(図示せず)へ送出することによって、音量調節部35で選択されたオーディオ音声を出力させるようになされている。
表示制御部37は、再生中のCDのトラック番号や演奏時間等の表示内容データを表示部38へ送出して、当該表示部38に当該表示内容データを表示させる。
I/O処理部39は、ゲーム装置4を制御するための電源制御信号C1等(詳しくは後述する)をゲーム装置本体部20へ送出するようになされている。
(1−3)ゲーム装置の構成
ところで図4に示すように、ゲーム装置本体部20は、CPU51によって全体を統括制御するようになされている。
ところで図4に示すように、ゲーム装置本体部20は、CPU51によって全体を統括制御するようになされている。
CPU51は、I/O処理部53及びバス55を介してROM56等から読み出したOS等の基本プログラムや各種アプリケーションプログラムを、RAM(Random Access Memory)52に展開して実行することにより各種処理を行うようになされている。
I/O処理部53は、RAM54をバッファメモリとして用いながら、ゲーム用コントローラ22を介してユーザからの操作指示を受け付けて、これを当該CPU51へ送出する。
電源管理部60は、ゲーム装置本体部20の電源をオン状態又はオフ状態に切り換えるようになされている。
実際上CPU51は、ゲーム装置本体部20の電源がオフ状態のときに、図示しない電源スイッチを介してユーザによる電源投入の操作を認識するか、又は当該ゲーム装置本体部20の電源をオン状態にする指示を表す電源制御信号C1をカーオーディオ装置本体部10から取得すると、電源管理部60を制御することにより、当該ゲーム装置本体部20に電力を供給する。
光学ドライブ57は、図示しないDVD−ROM(Digital Versatile Disc-Read Only Memory)等の光ディスクに記録されたゲームプログラムを読み出し、バス55及びI/O処理部53を介してCPU51へ送出する。
するとCPU51は、取得したゲームプログラムをRAM52に展開して実行し、さらに当該ゲームプログラムに基づいて映像処理部58にゲーム映像信号V1を生成させて、これをモニタ21へ送出させる。
これに応じてモニタ21は、取得したゲーム映像信号V1に基づいてゲーム映像を表示する。
同時にCPU51は、ゲームプログラムに基づいて音声処理部59にゲーム音声信号S3を生成させて、これをゲーム装置本体部20に接続されたヘッドホン(図示せず)へ送出し、ゲームをプレイするユーザにゲーム音声を聴取させる。
ところでCPU51は、図示しないポーズボタンを介してユーザによる一時停止の操作を認識するか、又はカーオーディオ装置本体部10から一時中断の指示を表すポーズ制御信号C2(詳しくは後述する)を取得すると、実行中のゲームプログラムを一時中断するようになされている。
またI/O処理部53には、不揮発性メモリでなるメモリカード24が接続されており、ゲーム装置本体部20のCPU51は、当該メモリカード24を用いてゲームに関するデータの記憶又は読出しを行い得るようになされている。
実際上ゲーム装置本体部20のCPU51は、ユーザからの操作指示に基づいて、電源をオフ状態にする前に実行途中のゲームに関するデータをメモリカード24に記憶させておき、再度電源を投入した際に当該メモリカード24から当該ゲームに関するデータを読出すことによって、当該ゲームに関するデータを記憶させた時点の状態を復元することができ、ユーザに最初からやり直させることなく、前回の続きをプレイさせることができる。
(1−4)カーオーディオ装置によるゲーム装置の制御
ところでカーオーディオ装置本体部10(図3)は、統括制御部31により検出した各種信号に応じてゲーム装置本体部20を制御するようになされている。
ところでカーオーディオ装置本体部10(図3)は、統括制御部31により検出した各種信号に応じてゲーム装置本体部20を制御するようになされている。
(1−4−1)ゲーム装置の電源の制御
実際上カーオーディオ装置本体部10は、図5に示すように、フロントパネルに表示部38及び操作入力部32が設けられており、さらに当該操作入力部32にはゲーム装置制御ボタン32Aが設けられている。
実際上カーオーディオ装置本体部10は、図5に示すように、フロントパネルに表示部38及び操作入力部32が設けられており、さらに当該操作入力部32にはゲーム装置制御ボタン32Aが設けられている。
カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)は、ゲーム装置本体部20の電源がオフ状態でゲーム装置制御ボタン32Aが2秒以上押下された際に、操作入力部32から送出される操作指示信号G1を検出し、これをゲーム装置本体部20の電源をオン状態にさせる指示として認識して、当該ゲーム装置本体部20の電源を強制的に制御する電源制御信号C1をI/O処理部39から当該ゲーム装置本体部20へ送出させる。
するとゲーム装置本体部20のCPU51(図4)は、I/O処理部53を介して電源制御信号C1を取得し、当該電源制御信号C1に基づき電源管理部60を制御して、当該ゲーム装置本体部20の電源をオン状態にさせる。
ちなみに、ゲーム装置本体部20は、車両2のバッテリ(図示せず)に直接接続されており、電源がオフ状態であっても、当該バッテリからの電力の供給を受けて当該ゲーム装置本体部20の一部の回路のみ稼働させ、電源制御信号C1等を取得できるようになされている。
またカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)は、ゲーム装置本体部20の電源がオン状態でゲーム装置制御ボタン32Aを2秒以上押下されたことを検出した場合、これをゲーム装置本体部20の電源をオフ状態にさせる指示として認識し、I/O処理部39から電源制御信号C1を当該ゲーム装置本体部20へ送出させる。
するとゲーム装置本体部20のCPU51(図4)は、I/O処理部53を介して電源制御信号C1を取得し、当該電源制御信号C1に基づき電源管理部60を制御して、当該ゲーム装置本体部20の電源をオフ状態にさせる。
このようにカーオーディオ装置本体部10は、前席側のユーザに操作入力部32のゲーム装置制御ボタン32Aを操作させるだけで、後席側に設置されたゲーム装置本体部20の電源のオン・オフ状態を強制的に切り換えさせることができるので、特に前席側のユーザが自動車を運転中であっても、後ろへ身を乗り出させる必要なく前席側から容易に操作させることができる。
(1−4−2)ゲーム装置の一時停止制御
またカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)は、ゲーム装置制御ボタン32Aが2秒未満押下された際に、操作入力部32から送出される操作指示信号G2を検出し、これをゲーム装置本体部20で実行中のゲームを一時停止させる指示として認識し、当該ゲーム装置本体部20を強制的に一時停止状態にするか否かを制御する一時停止制御信号C2をI/O処理部39から当該ゲーム装置本体部20へ送出させる。
またカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)は、ゲーム装置制御ボタン32Aが2秒未満押下された際に、操作入力部32から送出される操作指示信号G2を検出し、これをゲーム装置本体部20で実行中のゲームを一時停止させる指示として認識し、当該ゲーム装置本体部20を強制的に一時停止状態にするか否かを制御する一時停止制御信号C2をI/O処理部39から当該ゲーム装置本体部20へ送出させる。
これに応じてゲーム装置本体部20のCPU51(図4)は、I/O処理部53を介して一時停止制御信号C2を取得すると、その時点で実行中のゲームを一時停止させる。
このときゲーム装置本体部20のCPU51は、図6に示すように、映像処理部58を制御することによって、ゲームの映像に重畳させるように「Pause!!」という一時停止メッセージMSG1をモニタ21の表示パネル21Aに表示させるようになされている。
これによりゲーム装置本体部20のCPU51(図4)は、現在実行中のゲームが前席側のユーザの操作によって強制的に一時停止されていることを、後席側でゲームをプレイしているユーザに通知することができる。
なおゲーム装置本体部20のCPU51は、モニタ21の表示パネル21Aに一時停止メッセージMSG1を表示させる以外にも、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31からの制御信号に基づいて、モニタ21の映像を暗く変化させたり、所定の警告音を出力させたり、さらにこれらを適宜組み合わせるようにしても良い。
またカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)は、ゲーム装置本体部20でゲームを一時停止させている際に、ゲーム装置制御ボタン32Aを再度2秒未満押下された場合、ゲーム装置本体部20で一時停止させているゲームを再開させる指示を受け付けたと認識し、I/O処理部39から再度一時停止制御信号C2を当該ゲーム装置本体部20へ送出させる。
これに応じてゲーム装置本体部20のCPU51は、一時停止しているゲームを再開し、同時にモニタ21の表示パネル21Aに表示させていた一時停止メッセージMSG1を消去させる。
このようにカーオーディオ装置本体部10は、前席側のユーザに操作入力部32のゲーム装置制御ボタン32Aを操作させるだけで、後席側に設置されたゲーム装置本体部20で実行中のゲームを一時停止又は再開させることができるので、特に前席側のユーザが自動車を運転中であっても、後ろへ身を乗り出させる必要なく前席側から容易に操作させることができる。
(1−4−3)ゲーム用コントローラのライトの点灯
ところでゲーム装置4のゲーム用コントローラ22は、図7(A)に示すように、多数の操作ボタン22A〜22Dを有しているが、夜間等のように周囲が暗く、ユーザが操作ボタンを視認しづらい場合でも、当該ユーザに当該操作ボタン22A〜22Dを間違えずに操作させることが望ましい。
ところでゲーム装置4のゲーム用コントローラ22は、図7(A)に示すように、多数の操作ボタン22A〜22Dを有しているが、夜間等のように周囲が暗く、ユーザが操作ボタンを視認しづらい場合でも、当該ユーザに当該操作ボタン22A〜22Dを間違えずに操作させることが望ましい。
そこでゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dには、発光ダイオード等でなるライトが組み込まれており、図7(B)に斜線で示すように当該ライトを点灯させることによって、周囲が暗い場合であっても各操作ボタン22A〜22Dを正しく視認できるようになされている。
ちなみにゲーム用コントローラ22は、操作ボタン22A及び22Bのように、ボタン全体を点灯させる以外にも、操作ボタン22Cのようにマークのみを点灯させたり、操作ボタン22Dのようにボタンの外周部分のみを点灯させても良い。
そして操作ボタン22A〜22Dのライトは、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)によって点灯又は消灯が制御されるようになされている。
実際上カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31は、車両2から通知信号としてイルミネーション信号ILMの供給を受けると、車両2のライトが点灯されたと認識して、操作ボタン22A〜22Dのライトを強制的に点灯させるか否かを制御するライト点灯制御信号C3をI/O処理部39からゲーム装置本体部20へ送出させる。
これに応じてゲーム装置本体部20のCPU51(図4)は、I/O処理部53を介してライト点灯制御信号C3を取得すると、当該I/O処理部53を介してゲーム用コントローラ22を制御し、図7(B)に示したように、当該ゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯させる。
ちなみにゲーム装置本体部20のCPU51は、ゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯させるだけでなく、所定の時間間隔で点滅させるようにする等してもよい。
なおカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)は、車両2からのイルミネーション信号ILMの供給が途絶えると、当該車両2のライトが消灯されたと認識して、操作ボタン22A〜22Dのライトを消灯させるべく、I/O処理部39から再びライト点灯制御信号C3をゲーム装置本体部20へ送出させる。
これに応じてゲーム装置本体部20のCPU51(図4)は、I/O処理部53を介してライト点灯制御信号C3を取得し、ゲーム用コントローラ22を制御して操作ボタン22A〜22Dのライトを消灯させる。
このようにカーオーディオ装置本体部10は、車両2のライトが点灯されたことを検出すると、後席側に設置されたゲーム装置4のゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dのライトを自動的に点灯させることができるので、周囲が暗くなって車両2のライトが点灯されたことに連動して、特別な操作を行わせる必要なく、ゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dの視認性を向上させることができる。
(1−4−4)電源の警告の表示
ところでゲーム装置本体部20は、電源を突然オフ状態にされた場合には、それまでプレイされていたゲームに関するデータを保存できないため、後からユーザに再度同じ箇所をプレイさせることになり不便を強いることになってしまう。
ところでゲーム装置本体部20は、電源を突然オフ状態にされた場合には、それまでプレイされていたゲームに関するデータを保存できないため、後からユーザに再度同じ箇所をプレイさせることになり不便を強いることになってしまう。
このためゲーム装置本体部20は、車両2のバッテリ(図示せず)に直接接続されるようになされており、車両2のエンジンが停止されてアクセサリ信号ACCの供給が途絶えても、当該バッテリから電源の供給を受けることができ、電源をオン状態のまま継続させることができる。
しかしゲーム装置本体部20は、車両2がエンジン停止のままバッテリから電源を供給することによるバッテリ上がりを防止するために、できるだけ早く電源をオフ状態にすることを要求される。
そこでカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31(図3)は、通知信号としてのアクセサリ信号ACCの供給が途絶えると、電源管理部40を制御して当該カーオーディオ装置本体部10の電源をオフ状態にすると共に、ゲーム装置本体部20の電源をできるだけ早くオフ状態にさせるべきであると認識し、警告メッセージMSG2(後述する)をモニタ21に強制的に表示させるための電源警告信号C4をI/O処理部39からゲーム装置本体部20へ送出させる。
するとゲーム装置本体部20のCPU51(図4)は、I/O処理部53を介して電源警告信号C4を取得して、図8に示すように、映像処理部58を制御することによって「バッテリーモードになりました。すぐにデータをセーブしてください。」という警告メッセージMSG2を、ゲームの映像に重畳してモニタ21の表示パネル21Aに表示させる。
これによりCPU51は、ゲームをプレイしているユーザに対して、バッテリ上がりを防止するためにできるだけ早くゲームを保存して電源をオフ状態にする必要があることを認識させることができる。
なおCPU51は、モニタ21の表示パネル21Aに警告メッセージMSG2を表示させる以外にも、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31からの制御信号に基づいて、モニタ21の映像を暗く変化させたり、所定の警告音を出力させたり、これらを適宜組み合わせるようにしても良い。
このようにカーオーディオ装置本体部10は、車両2のエンジンが停止されてアクセサリ信号ACCの供給が途絶えると、ゲーム装置本体部20の電源をオン状態にしたまま自動的にバッテリーモードになっていることを示す警告メッセージMSG2を表示させることができるので、ゲームをプレイしているユーザに対してできるだけ早くゲームを保存して電源をオフ状態にするように促すことができる。
なおカーオーディオ装置本体部10の統括制御部31は、アクセサリ信号ACCの供給が途絶えてから、例えば5分間経過したらゲーム装置本体部20の電源を強制的にオフ状態にするようにしても良く、これにより車両2のバッテリ上がりを未然に防止することができる。このときさらに統括制御部31は、モニタ21の表示パネル21Aに、警告メッセージMSG2と共に残り時間を表示させるようにしても良い。
(1−5)動作及び効果
以上の構成において、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31は、ゲーム装置制御ボタン32Aが2秒以上押下されたことを検出した場合、ゲーム装置本体部20へ電源制御信号C1を送出し、当該ゲーム装置本体部20の電源オン・オフ状態を切り換える。
以上の構成において、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31は、ゲーム装置制御ボタン32Aが2秒以上押下されたことを検出した場合、ゲーム装置本体部20へ電源制御信号C1を送出し、当該ゲーム装置本体部20の電源オン・オフ状態を切り換える。
これにより統括制御部31は、前席側のユーザに操作入力部32のゲーム装置制御ボタン32Aを操作させるだけで、後席側に設置されたゲーム装置本体部20の電源のオン・オフ状態を切り換えさせることができるので、特に前席側のユーザが自動車を運転中であっても、後ろへ身を乗り出させる必要なく前席側から容易に操作させることができる。
また統括制御部31は、ゲーム装置制御ボタン32Aが2秒未満押下されたことを検出した場合、ゲーム装置本体部20へ一時停止制御信号C2を送出し、当該ゲーム装置本体部20に実行中のゲームを一時停止させると共にモニタ21の表示パネル21AにメッセージMSG1を表示させるか、又はゲームの一時停止を解除させて当該ゲームを再開させる。
これにより統括制御部31は、前席側のユーザに操作入力部32のゲーム装置制御ボタン32Aを操作させるだけで、後席側に設置されたゲーム装置本体部20で実行中のゲームを一時停止させるか、又は一時停止を解除させて当該ゲームを再開させることができるので、特に前席側のユーザが自動車を運転中であっても、後ろへ身を乗り出させる必要なく前席側から容易に操作させることができる。
このとき統括制御部31は、ゲーム装置本体部20に一時停止メッセージMSG1を表示させることにより、ゲームをプレイしていた後席側のユーザに当該ゲームが一時停止されていることを通知することができ、例えば前席側の親が後席側の子供に対して話しかけたいような場合に、後席側の子供の注意を一時的に当該ゲームから逸らさせることによって、前席側の親の話に集中させることができる。
さらに統括制御部31は、車両2のライトが点灯されてイルミネーション信号ILMが供給された場合、ゲーム装置本体部20へライト点灯制御信号C3を送出し、当該ゲーム装置本体部20にゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯させる。
これにより統括制御部31は、周囲の明るさに応じてユーザに車両2のライトを点灯させるだけで、ゲーム装置4のゲーム用コントローラ22の視認性を向上させることができるので、わざわざ車内灯等を点灯させたり特別な操作をさせる必要なく、ゲームの操作を容易にすることができる。
さらに統括制御部31は、車両2のエンジンが停止されてアクセサリ信号ACCの供給が途絶えると、ゲーム装置本体部20へ電源警告信号C4を送出し、当該ゲーム装置本体部20の電源をオン状態にしたまま警告メッセージMSG2を表示させることができる。
これにより統括制御部31は、車両2のイグニッションスイッチが突然オフ状態にされたとしても、ゲームを突然停止して当該ゲームをプレイしていたユーザを困惑させるようなこと無く、当該イグニッションスイッチがオフ状態にされたことを通知して、当該ユーザに対してできるだけ早くゲームのデータを保存して電源をオフ状態にするように促すことができる。
以上の構成によれば、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31は、ゲーム装置制御ボタン32Aの押下操作を検出することによってゲーム装置本体部20の電源のオン・オフ状態及び一時停止を制御することができ、また車両2からイルミネーション信号ILMが供給されることによってゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯させることができ、さらに車両2からのアクセサリ信号ACCの供給が途絶えるとモニタ21の表示部21Aに警告メッセージMSG2を表示させることができるので、前席側のユーザに後ろへ身を乗り出させる必要なく当該カーオーディオ装置本体部10からゲーム装置本体部20を遠隔制御することができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)車載機器システムの全体構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図9において、70は全体として本発明の第2の実施の形態における車載システムを示し、車両2の車内空間でカーオーディオ装置71及びゲーム装置72が接続ケーブル5によって接続された構成を有している。
(2−1)車載機器システムの全体構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図9において、70は全体として本発明の第2の実施の形態における車載システムを示し、車両2の車内空間でカーオーディオ装置71及びゲーム装置72が接続ケーブル5によって接続された構成を有している。
カーオーディオ装置71は、車内空間の前席側に設けられたカーオーディオ装置本体部80が車内空間のダッシュボード(図示せず)に取り付けられ、前席側のユーザから容易に操作されるようになされている。
またカーオーディオ装置71は、車内空間の前席側に前席側スピーカ81(81L、81R)が、当該車内空間の後席側に後席側スピーカ82(82L、82R)がそれぞれ設置されている。
一方ゲーム装置72は後席側に設置されており、後席側のユーザにゲームをプレイさせやすいようになされている。
さらに図2との対応部分に同一符号を付した図10に示すように、カーオーディオ装置71は、カーオーディオ装置本体部80の制御に基づいて前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82から音声を出力させるようになされている。
またゲーム装置72では、ゲーム装置本体部100がゲーム用コントローラ22を介してユーザからの操作指示を受け付けると、所定のゲームプログラムに基づいた演算処理を実行し、その結果、ゲームの映像をモニタ21に表示すると共に、当該ゲームの音声をヘッドホン23から出力するようになされている。
(2−2)カーオーディオ装置本体部の回路構成
図3との対応部分に同一符号を付した図11に示すように、カーオーディオ装置本体部80は、カーオーディオ装置本体部10と同様に、統括制御部31と対応する統括制御部91が全体を統括制御するようになされている。
図3との対応部分に同一符号を付した図11に示すように、カーオーディオ装置本体部80は、カーオーディオ装置本体部10と同様に、統括制御部31と対応する統括制御部91が全体を統括制御するようになされている。
統括制御部91は、統括制御部31と同様に図示しないCPU構成でなり、図示しないROMから読み出したOS等の基本プログラムや外部機器制御プログラム等の各種アプリケーションプログラムに従って各種処理を実行するようになされている。
操作入力部32は、電源のオン・オフ操作や音源の選択といったユーザからの操作指示を受け付け、これを統括制御部91へ送出する。
音量調節部92は、音量調節部35と同様に、光学ドライブ33からCD音声信号S1を取得し、ラジオチューナ34からラジオ音声信号S2を取得して、音源としてCD又はラジオがユーザに選択されたことに応じて当該CD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を選択するが、例えばパワーアンプ36を介してCD音声信号S1を前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82の両方へ送出するように選択する以外にも、CD音声信号S1を前席側スピーカ81へ、ラジオ音声信号S2を後席側スピーカ82へそれぞれ送出するように選択できるようになされている。
この結果、前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82は、音量調節部92における音源の選択に応じて、当該前席側スピーカ81と当該後席側スピーカ82とで同一の音声又は異なる音声をそれぞれ出力することができる。
一方I/O処理部93は、ゲーム装置本体部100からの電源オン通知信号N1及びヘッドホン接続通知信号N2(ともに詳しくは後述する)を取得すると、このことを統括制御部91へ通知するようになされている。
またI/O処理部93は、ゲーム装置本体部100からのゲーム音声信号S3を取得すると、これを音量調節部92へ送出する。このとき音量調節部92は、CD音声信号S1やラジオ音声信号S2と同様に、当該ゲーム音声信号S3を音源の1つとして選択できるようになされている。
さらにI/O処理部93は、音量調節部92からCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を取得して、これをゲーム装置本体部100へ送出し得るようになされている。
また表示制御部37は、再生中のCDのトラック番号や演奏時間等の表示内容データを表示部38へ送出して、当該表示部38に当該表示内容データを表示させる。
(2−3)ゲーム装置本体部の回路構成
図4との対応部分に同一符号を付した図12に示すように、ゲーム装置本体部100は、ゲーム装置本体部20と同様に、CPU51と対応するCPU101が全体を統括制御するようになされている。
図4との対応部分に同一符号を付した図12に示すように、ゲーム装置本体部100は、ゲーム装置本体部20と同様に、CPU51と対応するCPU101が全体を統括制御するようになされている。
CPU101は、I/O処理部102及びバス55を介してROM56等から読み出したOS等の基本プログラムや各種アプリケーションプログラムを、RAM52に展開して実行することにより各種処理を行うようになされている。
I/O処理部102は、RAM54をバッファメモリとして用いながら、ゲーム用コントローラ22を介してユーザからの操作指示を受け付けて、これをCPU101へ送出する。
なおCPU101は、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態の間、当該ゲーム装置本体部100の電源がオン状態であることを示す電源オン通知信号N1を、I/O処理部102から所定の時間間隔でカーオーディオ装置本体部80へ送出させ続けるようになされている。
またCPU101は、光学ドライブ57から取得したゲームプログラムをRAM52に展開して実行し、さらに当該ゲームプログラムに基づいて映像処理部58にゲーム映像信号V1を生成させて、これをモニタ21へ送出させてゲーム映像を表示させる。
同時にCPU101は、ゲームプログラムに基づいて音声処理部59にゲーム音声信号S3を生成させて、これをバス55を介してI/O処理部102へ送出させる。
これに応じてI/O処理部102は、当該ゲーム音声信号S3をカーオーディオ装置本体部80へ送出する。
さらに音声処理部59は、ヘッドホン23が接続されている場合、当該ヘッドホン23が接続されていることを認識して、バス55及びI/O処理部102を介してCPU101へ通知すると共に、当該ヘッドホン23へ当該ゲーム音声信号を送出することによって、当該ヘッドホン23を介してゲーム音声をユーザに聴取させることができる。
このときCPU101は、ヘッドホン23が接続されている間、I/O処理部102からヘッドホン接続通知信号N2を所定の時間間隔でカーオーディオ装置本体部80へ送出させ続けるようになされている。
(2−4)スピーカ出力の切換
ところでカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91(図11)は、ゲーム装置本体部100の電源オン・オフ状態やヘッドホンの接続状態に応じて、前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82からそれぞれ出力させる音声を切り換えるようになされている。
ところでカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91(図11)は、ゲーム装置本体部100の電源オン・オフ状態やヘッドホンの接続状態に応じて、前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82からそれぞれ出力させる音声を切り換えるようになされている。
(2−4−1)ゲーム装置の電源がオフの場合
実際上カーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、ゲーム装置本体部100から電源オン通知信号N1及びヘッドホン接続通知信号N2をいずれも検出しない場合、当該ゲーム装置本体部100の電源がオフ状態であることをゲーム装置72の稼働状態として認識する。
実際上カーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、ゲーム装置本体部100から電源オン通知信号N1及びヘッドホン接続通知信号N2をいずれも検出しない場合、当該ゲーム装置本体部100の電源がオフ状態であることをゲーム装置72の稼働状態として認識する。
このときカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、前席側及び後席側のユーザに対して車載機器用音声信号としてのオーディオ音声を聴取させるべきであると判断して、音量調節部92を制御することによって、このとき選択されているオーディオ音声のCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を、パワーアンプ36を介して前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82へ送出させる。
これによりカーオーディオ装置本体部80は、図13に示すように、前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82から共にオーディオ音声(図中に実線で示す)を出力させることができ、前席側及び後席側のユーザに一斉に当該オーディオ音声を聴取させることができる。
(2−4−2)ゲーム装置の電源がオンにされた場合
このようにゲーム装置本体部100の電源がオフ状態のときに、当該ゲーム装置本体部100のCPU101(図12)は、ユーザの操作によって電源がオン状態にされると、I/O処理部102を介して当該ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを表す電源オン通知信号N1を所定の時間間隔でカーオーディオ装置本体部80へ送出し続ける。
このようにゲーム装置本体部100の電源がオフ状態のときに、当該ゲーム装置本体部100のCPU101(図12)は、ユーザの操作によって電源がオン状態にされると、I/O処理部102を介して当該ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを表す電源オン通知信号N1を所定の時間間隔でカーオーディオ装置本体部80へ送出し続ける。
同時にゲーム装置本体部100のCPU101は、ゲーム音声信号S3をI/O処理部102からカーオーディオ装置本体部80へ送出する。
するとカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91(図11)は、I/O処理部93を介して電源オン通知信号N1を検出することによって、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことをゲーム装置72の稼働状態として認識すると共に、ゲーム音声信号S3を取得する。
このとき統括制御部91は、前席側のユーザにはオーディオ音声を聴取させたまま、後席側のユーザには外部機器用音声信号としてのゲーム音声を聴取させるべきであると判断し、音量調節部92を制御することによって、オーディオ音声のCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を前席側スピーカ81へ送出させ続けると共に、CD音声信号S1又はラジオ音声信号S2に代えて、ゲーム音声信号S3を後席側スピーカ82へ送出させるように切り換える。
その結果カーオーディオ装置本体部80は、図14に示すように、前席側スピーカ81からはオーディオ音声を出力させたまま、後席側スピーカ82からはゲーム音声(図中に波線で示す)を出力させる。
このようにカーオーディオ装置本体部80は、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを検出するだけで、前席側のユーザにオーディオ音声を聴取させ続けると共に、後席側のゲームをプレイするユーザにゲーム音声を聴取させるように自動的に切り換えることができる。
なおカーオーディオ装置本体部80は、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを検出した際に、図15に示すように前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82から共にゲーム音声を出力させるようにしても良く、これにより後席側のユーザだけでなく、前席側のユーザにもゲーム音声を聴取させることができる。
さらにカーオーディオ装置本体部80は、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを検出した際に、前席側スピーカ81からオーディオ音声を出力させる(図14)かゲーム音声を出力させる(図15)かを予め選択できるようにしたり、或いは当該前席側スピーカ81から出力させる音声を任意に選択できるようにしても良く、これによりいっそうユーザの希望に合わせることができる。
(2−4−3)ゲーム装置にヘッドホンが接続された場合
このようにゲーム装置本体部100の電源がオン状態のときに、当該ゲーム装置本体部100のCPU101(図12)は、当該ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されたことを音声処理部59によって検出すると、I/O処理部102を介してヘッドホン接続通知信号N2を所定の時間間隔でカーオーディオ装置本体部80へ送出させ続ける。
このようにゲーム装置本体部100の電源がオン状態のときに、当該ゲーム装置本体部100のCPU101(図12)は、当該ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されたことを音声処理部59によって検出すると、I/O処理部102を介してヘッドホン接続通知信号N2を所定の時間間隔でカーオーディオ装置本体部80へ送出させ続ける。
するとカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91(図11)は、I/O処理部93を介してヘッドホン接続通知信号N2を検出することによって、ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されたことをゲーム装置72の稼働状態として認識する。
このとき統括制御部91は、ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されたことにより、後席側のユーザは当該ヘッドホン23を用いてゲーム音声を聴取する意思があることを認識する。
そこで統括制御部91は、後席側スピーカ82からゲーム音声を出力させる必要がないと判断し、音量調節部92を制御することによって、オーディオ音声のCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82の両方へ出力させるように切り換える。
同時に統括制御部91は、ゲーム装置本体部100の音声処理部59によって、ゲーム音声をヘッドホン23から出力させるように制御する。
その結果、統括制御部91は、図16に示すように、ゲーム装置本体部100に接続されたヘッドホン23からゲーム音声を出力させながら、前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82から共にオーディオ音声を出力させる。
このように統括制御部91は、ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されたことを検出するだけで、後席側のゲームをプレイするユーザにヘッドホン23を介してゲーム音声を聴取させることができると共に、前席側のユーザにゲーム音声を聴取させずオーディオ音声だけを聴取させるように自動的に切り換えることができる。
なお、カーオーディオ装置本体部80は、ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されてヘッドホン接続通知信号N2を検出した際に、後席側スピーカ82から出力させるオーディオ音声の音量を小さくさせるようにしたり、或いは後席側スピーカ82から音声を一切出力させないようにしても良く、さらにこれらを任意に選択できるようにしても良く、これによりいっそうユーザの希望に合わせることができる。
またゲーム装置本体部100のCPU101は、当該ゲーム装置本体部100からヘッドホン23が取り外されたことを音声処理部59によって検出すると、I/O処理部102にカーオーディオ装置本体部80へのヘッドホン通知信号N2の送出を停止させる。
このときカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、I/O処理部93を介してヘッドホン接続通知信号N2を検出しなくなったことによって、ゲーム装置本体部100からヘッドホン23が取り外されたことをゲーム装置72の稼働状態として認識し、音量調節部92を制御することによって、ゲーム音声信号S3を後席側スピーカ82へ出力させるように切り換える。
この結果、統括制御部91は、図14に示したように、前席側スピーカ81からはオーディオ音声を出力させたまま、後席側スピーカ82からはゲーム音声を出力させる状態に戻すことができる。
(2−4−4)ゲーム装置の電源がオフにされた場合
その後ゲーム装置本体部100のCPU101は、ユーザの操作によって電源をオン状態からオフ状態に変更されると、I/O処理部102にカーオーディオ装置本体部80への電源オン通知信号N1の送出を停止させる。
その後ゲーム装置本体部100のCPU101は、ユーザの操作によって電源をオン状態からオフ状態に変更されると、I/O処理部102にカーオーディオ装置本体部80への電源オン通知信号N1の送出を停止させる。
するとカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、I/O処理部93を介して電源オン通知信号N1を検出しなくなったことによって、ゲーム装置本体部100の電源がオフにされたことをゲーム装置72の稼働状態として認識する。
これに応じて統括制御部91は、後席側スピーカ82からゲーム音声を出力させるのではなくオーディオ音声を出力させるべきであると判断し、音量調節部92を制御することによって、オーディオ音声のCD音声信号S1またはラジオ音声信号S2を前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82へ送出させるように切り換える。
この結果、統括制御部91は、図13に示したように、前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82から共にオーディオ音声を出力させることができ、前席側及び後席側のユーザにそれぞれ当該オーディオ音声を聴取させることができる。
このように統括制御部91は、ゲーム装置本体部100の電源がオフ状態にされたことを検出するだけで、前席側のユーザにオーディオ音声を聴取させ続けると共に、後席側のユーザにもオーディオ音声を聴取させるように自動的に切り換えることができる。
(2−5)動作及び効果
以上の構成において、カーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、電源オン通知信号N1を検出することによってゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを認識すると、音量調節部92を制御して、CD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を前席側スピーカ81へ出力させ続けると共に、ゲーム音声信号S3を後席側スピーカ82へ出力させるように切り換える。
以上の構成において、カーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、電源オン通知信号N1を検出することによってゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを認識すると、音量調節部92を制御して、CD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を前席側スピーカ81へ出力させ続けると共に、ゲーム音声信号S3を後席側スピーカ82へ出力させるように切り換える。
これにより統括制御部91は、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされたことを検出するだけで、前席側のユーザにオーディオ音声を聴取させ続けると共に、後席側のゲームをプレイするユーザにゲーム音声を聴取させるように自動的に切り換えることができるので、いずれのユーザにも特別な操作をさせることなく、それぞれのユーザの希望に合わせたオーディオ音声又はゲーム音声を聴取させることができる。
また統括制御部91は、ヘッドホン接続通知信号N2を検出することによって、ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されたことを認識すると、当該ゲーム装置本体部100から当該ヘッドホン23を介してゲーム音声を出力さると共に、音量調節部92を制御してオーディオ音声のCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82へ出力させるように切り換える。
これにより統括制御部91は、ゲーム装置本体部100にヘッドホン23が接続されたことを検出するだけで、後席側のゲームをプレイするユーザにヘッドホン23を介してゲーム音声を聴取させることができると共に、前席側のユーザにゲーム音声を聴取させずオーディオ音声だけを聴取させるように自動的に切り換えることができるので、いずれのユーザにも特別な操作をさせることなく、それぞれのユーザの希望に合わせたオーディオ音声又はゲーム音声を聴取させることができる。
さらに統括制御部91は、電源オン通知信号N1を検出しなくなることによってゲーム装置本体部100の電源がオフ状態にされたことを認識すると、音量調節部92を制御することによって、CD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82へ出力させるように切り換える。
これにより統括制御部91は、ゲーム装置本体部100の電源がオフ状態にされたことを検出するだけで、前席側のユーザにオーディオ音声を聴取させ続けると共に、後席側のユーザにもオーディオ音声を聴取させるように自動的に切り換えることができるので、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態にされる前の、前席側及び後席側のユーザにオーディオ音声を聴取させていた状態に戻すことができる。
以上の構成によれば、カーオーディオ装置本体部80の統括制御部91は、ゲーム装置本体部100の電源のオン・オフ状態を検出すること、及び当該ゲーム装置本体部100に対するヘッドホン23の接続状態を検出することによって、オーディオ音声又はゲーム音声を前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82のいずれかから出力するか任意に切り換えることができるので、いずれのユーザにも特別な操作をさせることなく、それぞれのユーザの希望に合わせたオーディオ音声又はゲーム音声を聴取させることができ、かくしてカーオーディオ装置71とゲーム装置72との連携によって格段に使い勝手を向上させることができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の第1の実施の形態においては、ゲーム装置本体部20の電源がオン状態でカーオーディオ装置本体部10のゲーム装置制御ボタン32Aが2秒以上押下された際に、ゲーム装置本体部20の電源を無条件にオフにするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該ゲーム装置制御ボタン32Aが2秒以上押下された際に、当該カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31の制御に基づいて、ゲーム装置本体部20で実行中のゲームに関するデータを自動的にメモリカード24に記憶させてから電源をオフにし、ゲームが次回実行される際に当該メモリカード24から当該データを読み出すようにしてもよい。
なお上述の第1の実施の形態においては、ゲーム装置本体部20の電源がオン状態でカーオーディオ装置本体部10のゲーム装置制御ボタン32Aが2秒以上押下された際に、ゲーム装置本体部20の電源を無条件にオフにするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該ゲーム装置制御ボタン32Aが2秒以上押下された際に、当該カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31の制御に基づいて、ゲーム装置本体部20で実行中のゲームに関するデータを自動的にメモリカード24に記憶させてから電源をオフにし、ゲームが次回実行される際に当該メモリカード24から当該データを読み出すようにしてもよい。
これによりゲーム装置本体部20は、ユーザに最初から当該ゲームをやり直させることなく、当該ゲームの前回の続きをプレイさせることができる。
また上述の第1の実施の形態においては、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31がイルミネーション信号ILMの供給を受けると、ゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該イルミネーション信号ILMの供給を受けると、モニタ21の表示パネル21Aに、例えば「周囲が暗くなったのでゲームを中止しましょう」等の警告メッセージを表示させるようにしても良い。
これにより統括制御部31は、操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯させることで周囲が暗くなったことを間接的に通知する場合と比べて、警告メッセージを表示して周囲が暗くなったことを積極的にユーザに通知することにより、後席側のユーザに暗い環境でゲームをプレイさせないように促すことができる。なお統括制御部31は、警告メッセージを表示させる以外にも、警告音を出力させたり、所定時間後にゲーム装置本体部20の電源を強制的にオフ状態にするようにしても良い。
さらに上述の第1の実施の形態においては、カーオーディオ装置本体部10の統括制御部31がイルミネーション信号ILMの供給を受けるとゲーム用コントローラ22の操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯させる用にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばカーオーディオ装置本体部10に現在時刻を取得可能なクロック回路を設けておき、当該現在時刻に応じて当該操作ボタン22A〜22Dのライトを点灯又は消灯させるようにしても良い。
さらに上述の第2の実施の形態においては、ゲーム装置本体部100の電源がオン状態でありヘッドホン23が接続された際に、ゲーム装置本体部100からヘッドホン23を介してゲーム音声を出力させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ゲーム装置本体部100の電源がオフ状態のときにオーディオ音声を当該ヘッドホン23から出力させるようにしても良い。
すなわちカーオーディオ装置本体部80は、ゲーム装置本体部100の電源がオフ状態であり電源オン通知信号N1を検出していないときに、ヘッドホン接続通知信号N2を検出したことに応じて、I/O処理部93からオーディオ音声のCD音声信号S1又はラジオ音声信号S2を当該ゲーム装置本体部100へ送出させて、当該ゲーム装置本体部100からヘッドホン23を介してCD又はラジオの音声を出力させる。
このときカーオーディオ装置本体部80は、敢えて前席側スピーカ81及び後席側スピーカ82からは音声を出力させないようにしても良く、例えば眠っているユーザがいる場合に、起きているユーザにだけヘッドホン23を介してオーディオ音声を聴取させ、当該眠っているユーザを起こさないようにさせることができる。
さらに上述の第2実施の形態においては、後席側スピーカ82から出力させる音声を、オーディオ音声またはゲーム音声に切り換えるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、後席側スピーカ82から出力させる音声を、オーディオ音声とゲーム音声の効果音とを混合した音声(以下、これを混合音声と呼ぶ)とするようにしても良い。
すなわち、例えばゲーム音声は、ゲームの再生中に流れ続けるBGM(Back Ground Music)と、爆発音のような瞬間的に流れる効果音とから構成されているものがある。そこでカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91(図11)は、電源オン通知信号N1を検出した際に、ゲーム装置本体部100に対してゲーム音声のうちBGMだけを停止させるように所定の制御信号を送出する。
これに応じてゲーム装置本体部100のCPU101(図12)は、音声処理部59を制御することによって、ゲーム音声のうちBGMだけを停止させて効果音だけをゲーム音声信号S3としてカーオーディオ装置本体部80へ出力させるようにする。
ここでカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91(図11)は、ゲーム音声信号S3として効果音だけを取得し、音量調節部92を制御することによって、前席側スピーカ81からオーディオ音声を出力させたまま、オーディオ音声と効果音とを混合した混合音声を生成して後席側スピーカ82から出力させる。
これにより統括制御部91は、オーディオ音声とゲームのBGMとを同時に出力してユーザを混乱させること防止すると同時に、オーディオ音声を前席及び後席のユーザに聴取させながら、瞬間的に流れるゲームの効果音を後席のユーザに聴取させることができる。
この結果、統括制御部91は、できるだけオーディオ音声を聴取したい前席側のユーザの希望と、少なくともゲームの効果音だけは聴取したい後席側のユーザの希望とを同時に満たすことができ、特に後席側のユーザがオーディオ音声を聴取しながらゲームの効果音を聴取したい場合に、当該後席側のユーザの希望を最も良く満たすことができる。
なお、このとき統括制御部91は、前席側スピーカ81からも混合音声を出力させるようにしたり、ヘッドホン23から当該混合音声を出力させるようにしても良い。
さらに上述の第2の実施の形態においては、ゲーム装置本体部100のCPU101にゲーム音声をそのままゲーム音声信号S3として出力させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ゲーム音声のうち例えば自動車のクラクション音や緊急自動車のサイレン音など、ドライバーによる車両2の運転に支障を来すような効果音の音量を小さくさせたり、或いは全く出力させないようにしても良い。
すなわちカーオーディオ装置本体部80の統括制御部91(図11)は、電源オン通知信号N1を検出した際に、ゲーム装置本体部100に対してゲーム音声のうち車両2の運転に支障を来すような効果音(以下、これを危険効果音と呼ぶ)だけを停止させるように所定の制御信号を送出する。
ここで、ゲームプログラムが所定の識別データ等によって予め危険効果音を通常の効果音やBGMとは明確に識別し得るように構成されることにより、ゲーム装置本体部100のCPU101(図12)は、当該危険効果音だけを容易に停止し得るようになされている。
このためゲーム装置本体部100のCPU101は、音声処理部59を制御することによって、ゲーム音声のうち危険効果音だけを停止させてBGMや通常の効果音だけをゲーム音声信号S3としてカーオーディオ装置本体部80へ出力させるようにする。
この結果カーオーディオ装置本体部80は、ゲーム音声のうち危険効果音以外のBGMや通常の効果音を出力させることができるので、ドライバーによる車両2の運転に支障を来すことを防止しながら、ゲーム音声のBGMや通常の効果音だけを後席のユーザに聴取させることができる。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、カーオーディオ装置3又は71に外部機器としてのゲーム装置4又は72を接続するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、携帯型DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤやPDA(Personal Data Assistant)等の種々の電子機器を接続するようにしても良い。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、本発明をカーオーディオ装置本体部10及び80に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、カーナビゲーションシステム等の他の車載機器に適用するようにしても良い。
さらに上述の第1の実施の形態においては、接続手段としての接続ケーブル5と、検出手段及び制御手段としての統括制御部31とによって車載機器としてのカーオーディオ装置本体部10を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる接続手段と、検出手段と、制御手段とによって車載機器を構成するようにしても良い。
さらに上述の第2の実施の形態においては、接続手段としての接続ケーブル5と、稼働状態検出手段及び音声出力制御手段としての統括制御部91とによって車載機器としてのカーオーディオ装置本体部80を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる接続手段と、稼働状態検出手段と、音声出力制御手段とによって車載機器を構成するようにしても良い。
本発明は、カーオーディオ装置以外にも、カーナビゲーションシステム等の他の車載機器でも利用できる。
1、70……車載機器システム、3、71……カーオーディオ装置、4、72……ゲーム装置、5……接続ケーブル、10、80……カーオーディオ装置本体部、20、100……ゲーム装置本体部、21……モニタ、22……ゲーム用コントローラ、22A〜22D……操作ボタン、23……ヘッドホン、31、91……統括制御部、35、92……音量調節部、39、53、93、102……I/O処理部、40、60……電源管理部、51、101……CPU、58……映像処理部、59……音声処理部、81……前席側スピーカ、82……後席側スピーカ。
Claims (18)
- 車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器であって、
上記車載機器に対するユーザからの操作指示信号又は上記車両から与えられる通知信号を検出する検出手段と、
上記車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と上記車載機器とを接続する接続手段と、
上記操作指示信号又は上記通知信号に基づいて、上記外部機器の動作状態を強制的に制御する制御手段と
を具えることを特徴とする車載機器。 - 上記制御手段は、上記操作指示信号に基づいて上記外部機器の電源をオン状態又はオフ状態に切り換える
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。 - 上記制御手段は、上記操作指示信号に基づいて上記外部機器を一時停止させ、又は当該一時停止を解除させる
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。 - 上記制御手段は、上記操作指示信号に基づいて上記外部機器を一時停止させた際に、当該外部機器を介して一時停止中であることをユーザに通知させる
ことを特徴とする請求項3に記載の車載機器。 - 上記車載機器及び上記外部機器は上記車両のバッテリから直接電力の供給を受け、
上記検出手段は、上記車両のイグニッションスイッチに連動したアクセサリ信号を上記通知信号として検出し、
上記制御手段は、上記外部機器の電源投入中に上記アクセサリ信号が切断されたことを認識すると、上記バッテリから供給される電力により上記外部機器を所定時間だけ稼働させたまま、当該外部機器の処理中データを保存すべき旨を当該外部機器を介して画像又は音声により通知させる
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。 - 上記制御手段は、上記車両のライトが点灯されたことを示すイルミネーション信号を上記通知信号として上記検出手段により検出すると、上記外部機器に接続されたコントローラの操作ボタンを点灯又は点滅させる
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。 - 上記制御手段は、上記車両のライトが点灯されたことを示すイルミネーション信号を上記通知信号として上記検出手段により検出すると、上記外部機器を介して警告メッセージを画像又は音声によってユーザに通知させる
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。 - 上記外部機器はゲーム装置である
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。 - 車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器であって、
上記車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と上記車載機器とを接続する接続手段と、
上記外部機器の稼働状態を検出する稼働状態検出手段と、
上記外部機器の稼働状態に応じて、上記車載機器から送出すべき車載機器用音声信号と上記外部機器から送出すべき外部機器用音声信号とを、上記車内空間の前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車内空間の後席側に搭載された後席側スピーカのいずれかから出力するかを制御する音声出力制御手段と
を具えることを特徴とする車載機器。 - 上記稼働状態検出手段は、上記外部機器の電源がオン状態又はオフ状態のいずれであるかを検出し、
上記音声信号制御手段は、上記外部機器の電源がオン状態であることを検出した場合、
上記車載機器用音声信号を前席側スピーカから出力し、上記外部機器用音声信号を上記後席側スピーカから出力する
ことを特徴とする請求項9に記載の車載機器。 - 上記稼働状態検出手段は、上記外部機器の電源がオン状態又はオフ状態のいずれであるかと、上記外部機器にヘッドホンが接続されているか否かとを検出し、
上記音声信号制御手段は、上記外部機器の電源がオン状態であり、且つ当該外部機器にヘッドホンが接続されていることを検出した場合、上記車載機器用音声信号を上記前席側スピーカ及び上記後席側スピーカから出力し、さらに上記外部機器用音声信号を上記ヘッドホンからのみ出力する
ことを特徴とする請求項9に記載の車載機器。 - 上記音声信号制御手段は、上記外部機器用音声信号の音量を小さくして上記後席側スピーカから出力するか、又は当該後席側スピーカから一切出力しない
ことを特徴とする請求項11に記載の車載機器。 - 上記稼働状態検出手段は、上記外部機器の電源がオン状態又はオフ状態のいずれであるかを検出し、
上記音声信号制御手段は、上記車載機器用音声信号が上記前席側スピーカ及び上記後席側スピーカから出力されていない状態で上記外部機器の電源がオン状態であることを検出した場合、上記外部機器用音声信号を上記前席側スピーカ及び上記後席側スピーカから出力する
ことを特徴とする請求項9に記載の車載機器。 - 上記外部機器はゲーム装置である
ことを特徴とする請求項9に記載の車載機器。 - 車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器に対するユーザからの操作指示信号又は上記車両から与えられる通知信号を検出する検出ステップと、
上記車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と上記車載機器とを接続する接続ステップと、
上記操作指示信号又は上記通知信号に基づいて、上記外部機器の動作状態を強制的に制御する制御ステップと
を具えることを特徴とする外部機器制御方法。 - 車両の車内空間の後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と上記車内空間における前席側に搭載された車載機器とを接続する接続ステップと、
上記外部機器の稼働状態を検出する稼働状態検出ステップと、
上記外部機器の稼働状態に応じて、上記車載機器から送出すべき車載機器用音声信号と上記外部機器から送出すべき外部機器用音声信号とを、上記車内空間の前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車内空間の後席側に搭載された後席側スピーカのいずれかから出力するかを制御する音声出力制御ステップと
を具えることを特徴とする外部機器制御方法。 - 車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器と、当該車両の車内空間における後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器とが接続されてなる車載機器システムであって、
上記車載機器は、
上記車載機器に対するユーザからの操作指示信号又は上記車両から与えられる通知信号を検出する検出手段と、
上記操作指示信号又は上記通知信号に基づいて、上記外部機器の動作状態を強制的に制御する制御手段と
を具えることを特徴とする車載機器システム。 - 車両の車内空間における前席側に搭載された車載機器と、当該車両の車内空間における後席側に搭載され単独で動作可能な外部機器と、当該車両の車内空間における前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車両の車内空間における後席側に搭載された後席側スピーカとからなる車載機器システムであって、
上記外部機器は、
当該外部機器の稼働状態を上記車載機器へ通知する通知手段
を具え、
上記車載機器は、
上記外部機器の稼働状態を検出する稼働状態検出手段と、
上記外部機器の稼働状態に応じて、上記車載機器から送出すべき車載機器用音声信号と上記外部機器から送出すべき外部機器用音声信号とを、上記車内空間の前席側に搭載された前席側スピーカ及び当該車内空間の後席側に搭載された後席側スピーカのいずれかから出力するかを制御する音声出力制御手段と
を具えることを特徴とする車載機器システム。
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---|---|---|---|
JP2004010743A JP2005199960A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 車載機器及び外部機器制御方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100728505B1 (ko) * | 2006-06-21 | 2007-06-14 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 착탈식 자동차용 멀티미디어 재생 장치 프론트 패널을이용한 게임 장치 |
JP2008279915A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Alpine Electronics Inc | ゲートウェイ装置、制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2014060690A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Nintendo Co Ltd | 音声出力システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および音声出力制御方法 |
US8977330B2 (en) | 2010-12-06 | 2015-03-10 | Fujitsu Ten Limited | In-vehicle apparatus |
-
2004
- 2004-01-19 JP JP2004010743A patent/JP2005199960A/ja active Pending
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