JP2005199771A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005199771A
JP2005199771A JP2004006007A JP2004006007A JP2005199771A JP 2005199771 A JP2005199771 A JP 2005199771A JP 2004006007 A JP2004006007 A JP 2004006007A JP 2004006007 A JP2004006007 A JP 2004006007A JP 2005199771 A JP2005199771 A JP 2005199771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
door
air passage
vehicle
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004006007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4075809B2 (ja
Inventor
Tomohito Tsunoda
智史 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004006007A priority Critical patent/JP4075809B2/ja
Publication of JP2005199771A publication Critical patent/JP2005199771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4075809B2 publication Critical patent/JP4075809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 仕切られた各空気通路を流れる空気の独立温度コントロール性能の悪化を防止することが可能な車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】 第1空気通路41と第2空気通路42とを区画形成する仕切板30に両空気通路41、42を開閉するフットドア50を組み込むための貫通孔31には、可撓性を有する軟質壁32が形成されており、フットドア50が組み付けられた後には、軟質壁32により貫通孔31を塞ぐことができる。したがって、第1、第2空気通路41、42を流れる空気が貫通孔31を通じて行き来することを防止でき、各空気通路41、42を流れる空気の独立温度コントロール性能の悪化を防止することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、空調ケース内の空気通路が複数の空気通路に仕切られ、それぞれの空気通路を流れる空気を独立して温度調節する車両用空調装置に関する。
従来技術として、例えば、下記特許文献1に開示された車両用空調装置がある。この車両用空調装置では、空調ケース内を仕切板で2つの空気通路に仕切り、空気通路毎に温風と冷風とがそれぞれ独立した所定の割合で導入されて、空気を温度調節するようになっている。これにより、車室内の各領域(例えば前席左右各領域)に、それぞれ独立して温調(温度コントロール)された空気を吹き出すようになっている。
また、各空気通路には、吹出モードドア等の、空気通路を流れる空気の流れを変化させるための配風手段としての板状のドアがそれぞれ取り付けられ、仕切板を挟んで両側に位置する各空気通路のドアが連動するようになっている。
図7に、空調ケース111内に一体構造のドア部材150を配設した場合の要部断面構造の一例を示す。図7に示す空調ケース111内には仕切板130が設けられ、第1空気通路141と第2空気通路142とが形成されている。そして、ドア部材150は、第1空気通路141に配設された第1ドア本体151と第2空気通路142に配設された第2ドア本体152とを、シャフト153で一体的に連結して構成し、両ドア本体151、152が連動するようになっている。
このようなドア部材150を仕切板130の中央部(縁部以外の部分)に設ける場合には、仕切板130に貫通孔131を形成し、この貫通孔131にドア部材150を挿通して、各ドア本体151、152を各空気通路141、142に配設するものが知られている。
特開2001−253223号公報
しかしながら、上記従来技術の車両用空調装置では、仕切板130の貫通孔131を通じて、各空気通路141、142を流れる空気が行き来するため、各空気通路の独立温度コントロール性能が悪化する場合があるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであって、仕切られた各空気通路を流れる空気の独立温度コントロール性能の悪化を防止することが可能な車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
空調ケース(11)と、
空調ケース(11)内に形成される通風路を、第1空気通路(41)と第2空気通路(42)とに仕切る仕切部材(30)と、
第1空気通路(41)を流れる空気を温度調節する第1温調手段(16A)と、
第2空気通路(42)を流れる空気を第1温調手段(16A)に対して独立して温度調節する第2温調手段(16B)と、
第1空気通路(41)内の第1温調手段(16A)より下流側に設けられ、第1空気通路(41)を流れる空気の配風状態を調節する第1ドア本体(51)、第2空気通路(42)内の第2温調手段(16B)より下流側に設けられ、第2空気通路(42)を流れる空気の配風状態を調節する第2ドア本体(52)、および第1ドア本体(51)と第2ドア本体(52)とを一体的に連結するシャフト(53)を有するドア部材(50)と、
仕切部材(30)に設けられ、ドア部材(50)を挿通することが可能な貫通孔(31)とを備え、
第1空気通路(41)を流れる空気と第2空気通路(42)を流れる空気とが、それぞれ車室内の異なる領域に吹き出される車両用空調装置において、
ドア部材(50)を挿通した後の貫通孔(31)に、第1空気通路(41)と第2空気通路(42)とを隔離する隔離部材(32)が形成されていることを特徴としている。
これによると、隔離部材(32)により第1、第2空気通路(41、42)を流れる空気が貫通孔(31)を通じて行き来することを防止できる。したがって、各空気通路(41、42)を流れる空気の独立温度コントロール性能の悪化を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明では、隔離部材(32)は、貫通孔(31)へのドア部材(50)の挿通に伴なって撓むことが可能な可撓性部材(32)であることを特徴としている。
これによると、隔離部材(32)を貫通孔(31)へのドア部材(50)挿通前に形成したとしても、隔離部材(32)を撓ませて、ドア部材(50)を組み付けることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、隔離部材(32)をなす可撓性部材(32)を熱可塑性エラストマ材料により形成すれば、隔離部材(32)を容易に形成することができる。
また、請求項4に記載の発明では、隔離部材(32)は、仕切部材(30)と一体成形されていることを特徴としている。
これによると、貫通孔(31)への隔離部材(32)の形成が容易である。
また、請求項5に記載の発明では、隔離部材(32)には、シャフト(53)の形状に応じた凹部(34)が形成されていることを特徴としている。
これによると、ドア部材(50)の駆動抵抗を増加することなく、第1ドア本体(51)と第2ドア本体(52)とを一体的に連結するシャフト(53)の周囲において、第1、第2空気通路(41、42)を流れる空気の行き来することを防止できる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態における車両用空調装置の室内ユニットのうち空調ユニット部分の縦断面図であり、図2は、本発明の一実施形態における仕切部材である仕切板を示す平面図(側面視図)である。
本実施形態の車両用空調装置の通風系は、大別して、空調ユニット10と図示しない送風機ユニットとの2つの部分に分かれている。送風機ユニット部は車室内の計器盤下方部のうち、中央部から助手席側へオフセットして配置されており、これに対し、空調ユニット10は車室内の計器盤下方部のうち、左右方向の略中央部に配置されている。
図示しない送風機ユニット部は周知のごとく内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切替導入する内外気切替箱と、この内外気切替箱から導入される空気を送風する送風機とから構成されている。この送風機は周知の遠心多翼ファン(例えばシロッコファン)を電動モータにて回転駆動するものである。
空調ユニット10は、1つの共通の空調ケース11内に蒸発器(冷房用熱交換器)12とヒータコア(暖房用熱交換器)13とを内蔵するタイプのものである。本実施形態の空調ユニット10は、空調ケース11内に、蒸発器12より下流側の通風路を左右略均等に分割して仕切る仕切部材としての仕切板30を備えている。
この仕切板30により、車室内運転席側の空調領域に向けて吹き出す空気を流通する第1空気通路(仕切板30より紙面表側の通路)41と、車室内助手席側の空調領域に向けて吹き出す空気を流通する第2空気通路(仕切板30より紙面裏側の通路)42とが区画形成されている。
空調ケース11はポリプロピレンのような、ある程度弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなり、分割された複数のケースからなる。この分割されたケースは、上記熱交換器12、13、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空調ケース11を構成する。
空調ユニット10は、車室内の計器盤下方部の略中央部に、車両の前後および上下方向に対して、図1に示す形態で配置され、空調ケース11の最も車両前方部の部位には、空気流入口14が配設されており、この空気流入口14には、前述の送風機ユニットから送風される空気が流入する。この空気流入口14は助手席前方の部位に配置される送風機ユニットの空気出口部に接続するために、空調ケース11のうち、助手席側の側面に開口している。
空調ケース11内において、空気流入口14直後の部位に蒸発器12が空気通路の全域を横切るように配置されている。この蒸発器12は周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空気から吸収して、空気を冷却するものである。ここで、蒸発器12は図1に示すように、車両前後方向には薄型で、車両上下方向に長手方向が向く形態で空調ケース11内に設置されている。
また、蒸発器12は周知の積層型のものであって、アルミニウム等の金属薄板等により構成した偏平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものである。そして、蒸発器12の空気流れ下流側(車両後方側)に、所定の間隔を開けてヒータコア13が隣接配置されている。
このヒータコア13は、蒸発器12を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に高温のエンジン冷却水(温水)が流れ、この冷却水を熱源として空気を加熱するものである。このヒータコア13も蒸発器12と同様に、車両前後方向には薄型で、車両上下方向に長手方向が向く形態で空調ケース11内に若干傾斜して設置されている。
ヒータコア13は周知のものであって、アルミニウム等の金属薄板等により構成した偏平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものである。
また、空調ケース11内で、ヒータコア13の上方部位には、このヒータコア13をバイパスして空気(冷風)が流れるバイパス通路である冷風バイパス通路15が形成されている。そして、ヒータコア13の上端部の車両前方側の部位に、ヒータコア13を通る空気(温風)と冷風バイパス通路15を通る空気(冷風)の風量割合を調整するエアミックスドア16(第1空気通路41内にエアミックスドア16A、第2空気通路42内にエアミックスドア16B)が配置されている。
エアミックスドア16A、16Bはそれぞれ平板状のものであって、水平方向に配置された回転軸16a、16bと一体に結合されており、この回転軸16a、16bとともに車両上下方向に回動可能になっている。
一方、空調ケース11内において、ヒータコア13の空気下流側(車両後方側の部位)には、ヒータコア13との間に所定間隔をおいて下方から上方に延びる壁部17が設けられている。この壁部17により、ヒータコア13の直後から上方に向かう温風通路18が形成されている。
なお、エアミックスドア16A、16Bの回転軸16a、16bは、空調ケース11および仕切板30に回転自在に支持されるとともに空調ケース11の外部に突出して、それぞれ図示しないリンク機構に結合されて、空調装置の温度制御機構(サーボモータのようなアクチュエータ等)により左右独立して回動操作されるようになっている。
エアミックスドア16Aは、本実施形態における第1温調手段であり、エアミックスドア16Bは、本実施形態における第2温調手段である。
冷風バイパス通路15の下流側(車両後方側)の部位には、冷風バイパス通路15からの冷風と温風通路18からの温風とを合流させて、冷風と温風とを混合させる冷温風混合空間20が形成されている。
空調ケース11の上面部において、車両前方側の部位にはデフロスタ開口部21が開口している。このデフロスタ開口部21は冷温風混合空間20から温度制御された空気が流入するものであって、図示しないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出口に接続され、この吹出口から車両前面窓ガラスの内面に向けて風を吹き出すようになっている。
デフロスタ開口部21はデフロスタドア22により開閉される。このデフロスタドア22は、空調ケース11に回動可能に支持された回転軸22aに結合された平板状ドア部にて形成されている。
空調ケース11の上面部において、デフロスタ開口部21よりも車両後方側の部位には、フェイス開口部23が開口している。このフェイス開口部23も冷温風混合空間20から温度制御された空気が流入するものである。フェイス開口部23は、図示しないフェイスダクトを介して、計器盤左右方向の中央部上方側に配置されているフェイス吹出口に接続され、この吹出口から車室内中央部の乗員頭部に向けて風を吹き出す。
フェイス開口部23はフェイスドア24により開閉される。このフェイスドア24は、空調ケース11および仕切板30に回動可能に支持された回転軸24aに結合された平板状ドア部にて形成されている。
また、空調ケース11のうち、壁部17よりもさらに車両後方側の部位に、フット通風路26が形成されており、このフット通風路26にも冷温風混合空間20から温度制御された空気が連通口25を介して流入する。フット通風路26の下端にはフット開口部27が開口している。フット開口部27は、図示しないフットダクトを介してフット吹出口に接続され、この吹出口から車室内の乗員足元に向けて風を吹き出す。
フット通風路26の上流端に位置する連通口25はフットドア50により開閉される。すなわち、フット開口部27は実質的にフットドア50により開閉される。このフットドア50は、空調ケース11に回動可能に支持された回転軸(シャフト)53に結合された平板状ドア部にて形成されている。なお、フットドア50については後述する。
上記したデフロスタドア22、フェイスドア24およびフットドア50は、吹出モード切替用のモードドアであって、図示しないリンク機構に連結されて、吹出モード切替機構(サーボモータのようなアクチュエータ等)により操作されるようになっている。
なお、上述した各ドア16A、16B、22、24、50は、いずれも単体の状態では同様の構造であり、各回転軸16a、16b、22a、24a、53と一体に結合された樹脂または金属製のドア基板を、回転軸半径方向一方向または両方向に有し、この基板の両面にウレタンフォームのような弾性シール材層を形成した構造である。フェイスドア24およびフットドア50は、ドア本体(ドア基板部)を第1通風路41内、および第2通風路42内にそれぞれ有している。
また、フェイス開口部23およびフット開口部27も、第1通風路41および第2通風路42に対応して2つに分割形成されている。
図1では図示を省略しているが、図2に示すように、樹脂製(本例ではポリプロピレン製)の仕切板30には、空調ケース11内においてフットドア50が配設される部位(連通口25に対応する部位)に、空調ユニット10組立時にフットドア50を挿通するための貫通孔31が形成されている。そして、貫通孔31には、貫通孔31の上下辺部においてそれぞれ接続するように仕切板30に一体成形された一対の軟質壁32が形成されている。
この一対の軟質壁32の間には、貫通孔31の略中央部において先端部同士が略接触状態を形成するようにスリット33が形成されている。そして、軟質壁32のスリット33側の中央部には、フットドア50の回転軸(シャフト)53の形状に対応した凹部34が形成されている。
この軟質壁32は、例えば成形加工性に優れる熱可塑性エラストマ材料からなり、貫通孔31へのフットドア50挿通時には撓むことが可能な可撓性部材である。
図3は、空調ユニット10の、図2におけるA−A線断面を回転図示した図であり、図4は、空調ユニット10の、図2におけるB−B線断面を示した図である。
図3、図4に示すように、フットドア50は、第1空気通路41の連通口25を開閉する第1ドア本体51と、第2空気通路42の連通口25を開閉する第2ドア本体52とを、回転軸(シャフト)53により一体的に連結したものであり、各ドア本体51、52は連動して各連通口25において同様な開閉状態を形成するようになっている。フットドア50は、本実施形態におけるドア部材である。
一方、仕切板30の貫通孔31に形成された軟質壁32は、図4に示すように、リップ状をなしており、前述した凹部34内の先端が回転軸53に摺接している。軟質壁32は、貫通孔31において第1空気通路41と第2空気通路42とを隔離する本実施形態における隔離部材である。
次に、空調ユニット10の組立方法について説明する。
図5は、空調ケース11へ、仕切板30、各ドア16A、16B、50等を組み付ける手順を説明するための分解斜視図である。なお、図5では、前述した空調ユニット10と若干異なる形状のユニット分解図を用いている。
空調ケース11は右ケース11Aと左ケース11Bとに分割形成されている。空調ユニット10を組み立てるときには、まず、左ケース11Bにエアミックスドア16Bを組み付ける。そして次に、図示を省略したフェイスドアを縁部に組み付けた仕切板30を左ケース11Bに組み付け、さらに、仕切板30の貫通孔31にフットドア50を組み込む。このとき、貫通孔31の軟質壁32は、図6に示すように、フットドア50の第2ドア本体52の挿通に伴なって撓み、挿通が完了すると弾性力により図4に示すように復元する。
フットドア50を組み付けたら、図示しないデフロスタドア、エアミックスドア16Aを組み付けた右ケース11Aを順次左ケース11Bに組み付け、空調ユニット10を完成する。なお、ここでは、両熱交換器12、13、図示しないリンク機構等の組み付けに関しては、従来と同様な周知の方法であるので、説明は省略している。
上述の構成および組立方法によれば、第1空気通路41と第2空気通路42とを区画形成する仕切板30に設けられ、両空気通路41、42を開閉するフットドア50を組み込むための貫通孔31には、エラストマ材料からなる可撓性を有する軟質壁32が形成されている。そして、軟質壁32を撓ませてフットドア50を組み付けることができるとともに、フットドア50が組み付けられた後には、軟質壁32により貫通孔31を塞ぐことができる。
したがって、この軟質壁32により、第1、第2空気通路41、42を流れる空気が貫通孔31を通じて行き来することを防止できる。このようにして、各空気通路41、42を流れる空気の独立温度コントロール性能の悪化を防止することができる。
また、軟質壁32は、仕切板30に対し一体成形されているので、別部材として成形し組み付ける必要がない。
さらに、軟質壁32には、フットドア50の回転軸53の形状に応じた凹部34が形成されている。これにより、軟質壁32が貫通孔31を塞いでいても、フットドア50を抵抗なく回転することができるとともに、回転軸53の周囲のシール性も確保することができる。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、隔離部材として軟質壁32を仕切板30の貫通孔31に一体成形していたが、隔離部材を仕切板30と別体の部材としてもかまわない。可撓性を有する隔離部材をドア部材挿設前に貫通孔31に組み付けるものであってもよいし、リジッドな隔離部材をドア部材挿設後に貫通孔31に組み付けるものであってもよい。
また、上記一実施形態では、第1、第2温調手段は、エアミックスドア16A、16Bであったが、エアミックスドアを設けずに、ヒータコアを空気通路毎に配置して、冷却水通水量を調節することで温度コントロールを行なうものであってもよい。
また、上記一実施形態では、空調ユニット10は、所謂左右独立温度コントロールユニットであったが、車室内の異なる領域を独立して空調するものであれば、本発明を適用して有効である。例えば、前後独立温度コントロールユニットにも適用可能である。
本発明の一実施形態における車両用空調装置の空調ユニット10の縦断面図である。 仕切部材である仕切板30を示す平面図(側面視図)である。 空調ユニット10の、図2におけるA−A線断面図(回転図示)である。 空調ユニット10の、図2におけるB−B線断面図である。 組付け手順を説明するための分解斜視図である。 フットドア50組付け途中状態を示す要部断面図である。 従来の車両用空調装置の要部断面図である。
符号の説明
10 空調ユニット
11 空調ケース
16A エアミックスドア(第1温調手段)
16B エアミックスドア(第2温調手段)
30 仕切板(仕切部材)
31 貫通孔
32 軟質壁(隔離部材、可撓性部材)
34 凹部
41 第1空気通路
42 第2空気通路
50 フットドア(ドア部材)
51 第1ドア本体
52 第2ドア本体
53 回転軸(シャフト)

Claims (5)

  1. 空調ケース(11)と、
    前記空調ケース(11)内に形成される通風路を、第1空気通路(41)と第2空気通路(42)とに仕切る仕切部材(30)と、
    前記第1空気通路(41)を流れる空気を温度調節する第1温調手段(16A)と、
    前記第2空気通路(42)を流れる空気を前記第1温調手段(16A)に対して独立して温度調節する第2温調手段(16B)と、
    前記第1空気通路(41)内の前記第1温調手段(16A)より下流側に設けられ、前記第1空気通路(41)を流れる空気の配風状態を調節する第1ドア本体(51)、前記第2空気通路(42)内の前記第2温調手段(16B)より下流側に設けられ、前記第2空気通路(42)を流れる空気の配風状態を調節する第2ドア本体(52)、および前記第1ドア本体(51)と前記第2ドア本体(52)とを一体的に連結するシャフト(53)を有するドア部材(50)と、
    前記仕切部材(30)に設けられ、前記ドア部材(50)を挿通することが可能な貫通孔(31)とを備え、
    前記第1空気通路(41)を流れる空気と前記第2空気通路(42)を流れる空気とが、それぞれ車室内の異なる領域に吹き出される車両用空調装置において、
    前記ドア部材(50)を挿通した後の前記貫通孔(31)に、前記第1空気通路(41)と前記第2空気通路(42)とを隔離する隔離部材(32)が形成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記隔離部材(32)は、前記貫通孔(31)への前記ドア部材(50)の挿通に伴なって撓むことが可能な可撓性部材(32)であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記可撓性部材(32)は、熱可塑性エラストマ材料により形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記隔離部材(32)は、前記仕切部材(30)と一体成形されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記隔離部材(32)には、前記シャフト(53)の形状に応じた凹部(34)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
JP2004006007A 2004-01-13 2004-01-13 車両用空調装置 Expired - Fee Related JP4075809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006007A JP4075809B2 (ja) 2004-01-13 2004-01-13 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006007A JP4075809B2 (ja) 2004-01-13 2004-01-13 車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005199771A true JP2005199771A (ja) 2005-07-28
JP4075809B2 JP4075809B2 (ja) 2008-04-16

Family

ID=34820125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004006007A Expired - Fee Related JP4075809B2 (ja) 2004-01-13 2004-01-13 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4075809B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160125561A (ko) * 2015-04-21 2016-11-01 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101758722B1 (ko) 2011-11-16 2017-07-31 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치
KR102157690B1 (ko) * 2014-11-20 2020-09-21 한온시스템 주식회사 차량용 좌우 독립 공조장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160125561A (ko) * 2015-04-21 2016-11-01 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치
KR102312075B1 (ko) 2015-04-21 2021-10-14 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4075809B2 (ja) 2008-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4432992B2 (ja) 車両用空調装置
JP2007182206A (ja) 加熱用熱交換器および空調装置
JP4894447B2 (ja) 車両用空調装置
JP4395796B2 (ja) 車両用空調装置
JP4085769B2 (ja) 車両用空調装置
JP3894157B2 (ja) 車両用空調装置
JP2007137140A (ja) 空気通路切替装置および車両用空調装置
US20070158047A1 (en) Air conditioner for vehicle
JP4310905B2 (ja) 車両用空調装置
JP2009001169A (ja) 空気通路切替装置および車両用空調装置
JP2000289440A (ja) 車両用空調装置
JP4075809B2 (ja) 車両用空調装置
CN108778794B (zh) 车辆用空调装置
JP3931672B2 (ja) 車両用空調装置
JP3760582B2 (ja) 車両用空調装置用ドア手段の駆動回転軸組付機構
WO2021084988A1 (ja) 空調ユニット
JP2002096620A (ja) 車両用空調装置
JP2006001378A (ja) 車両用空調装置
JPH10181336A (ja) 車両用空調装置
JP2009006896A (ja) 車両用空調装置
JP5532545B2 (ja) 空調装置
JP3678211B2 (ja) 車両用空調装置
JP4624773B2 (ja) 車両用空調装置
JP4013688B2 (ja) 車両用空調装置
JP3873433B2 (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060322

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070821

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080121

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees