JP2005199160A - 気液分離器 - Google Patents

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Toshiyuki Seki
利行 関
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Abstract

【課題】 蒸気管路内周壁面に沿って流下する復水を効率良く分離することによって、高い気液の分離効率を維持することのできる気液分離器を提供する。
【解決手段】 分離器ケーシング3に入口1と出口2を同軸上に形成する。分離器ケーシング3内に旋回羽根15を固定して取り付ける。分離器ケーシング3の内周面9に複数の液体捕捉凹部4を設ける。分離器ケーシング3の低部に入口1側から出口2側へ向かって伸びる直線状の溝通路12を設ける。溝通路12の出口2側端部に液体排出口5を設ける。
蒸気管路の内周壁面を流下してきた復水は、気液分離器6の入口1から内周面9に沿って流入して、液体捕捉凹部4で確実に捕捉され溝通路12と液体排出口5を通過してバルブ14から外部へ排出されることによって、復水と蒸気が分離される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気体管路内を蒸気や圧縮空気や各種ガス等が流下する場合に、混入している復水や凝縮水等の液体を分離する気液分離器に関する。
気液分離器は、気体と液体の混合流体を、フィルターでろ過して両者を分離したり、旋回流を与えて遠心力により分離したり、あるいは、衝突部材に混合流体を衝突させて分離するものである。
この気液分離器においては、気液分離器へ流入して来るまでの管路内で気体と液体が一旦分離されて流下してくる混合流体を、気液分離器の入口部で本来不必要な気体と液体の混合を行い、次いで気液分離器本体内で再度気体と液体の分離を行っていたために、気液の分離効率を所定値以上へ高めることができない問題点があった。
直管状の気体管路内を気体と、気体に比較して少量の液体との混合流体が流下する場合、液体は円筒状の管路内周壁面に沿って流下しており、内周壁面から離れた管路内部ではほとんど気体のみが流下して、水滴状の液体が流下することはない。内周壁面から離れた管路内部では、目視では確認することができない程度のミスト状の液体が少量だけ気体に混入して流下している。また、液体は円筒状の管路内周壁面の底壁面だけに沿って流下するものではなく、気体の流れと共に円筒状内周壁面の側壁部や少量ではあるが上壁部に沿っても流下する。
特開2002−28422号公報
解決しようとする問題点は、気液分離器へ流入して来るまでの管路内で一旦分離されている気体と液体の混合流体を、気液分離器の入口部で混合することなく気液分離器へ流入させてそのまま気液分離することによって、高い気液の分離効率を維持することのできる気液分離器を提供することである。
本発明は、入口と出口を有する分離器ケーシングから成り、気体管路内を流下する気体と液体の混合流体を、液体と気体とにそれぞれ分離するものにおいて、分離器ケーシング内に流下してくる気体を旋回させる旋回羽根を取り付けて、分離器ケーシングの内周壁面に液体を捕捉する液体捕捉凹部を設けると共に、分離器ケーシングの下部に分離した液体を系外へ排出する液体排出口を設けたことを特徴とする。
本発明の気液分離器は、分離器ケーシングに気体を旋回させる旋回羽根を取り付けて、分離器ケーシングの内周壁面に液体を捕捉する液体捕捉凹部を設けたことにより、内周壁面に沿って流下してきた液体が旋回羽根による気体の旋回流でより確実に液体捕捉凹部へ捕捉されることによって液体を液体排出口から排出することができ、気液分離器の入口部に流下してくるまでに直管状の気体管路で既に分離している気体と液体を、気液分離器の入口部で混合してしまうことはなく、且つ、気体管路の内周壁面の底壁面に沿って流下する液体のみならず、気体管路の内周壁面の側壁部や上壁部に沿って流下する液体も含めて液体捕捉凹部によって液体排出口から排出することができ、気体管路内を流下する気体と液体とを確実に分離することができるという利点がある。
本発明は、分離器ケーシング内に旋回羽根と液体捕捉凹部と液体排出口を設けることによって、気体管路内を流下してくる蒸気や圧縮空気、あるいは、各種ガス等から混入している復水や凝縮水等の液体を分離するものであり、既設の気体管路の一部を改良するだけですみ、簡単に気液分離器を設置することができる。
本実施例においては、蒸気配管中に混在する蒸気の凝縮水としての復水を蒸気と分離する気液分離器の例を説明する。図1において、入口1と出口2を同軸上に形成した分離器ケーシング3と、分離器ケーシング3内に配置した旋回羽根15と液体捕捉凹部4、及び、分離器ケーシング3の下部に設けた液体排出口5とで気液分離器6を構成する。
入口1には図示しない直管状の入口側蒸気管路を接続し、同様に、出口2には出口側蒸気配管を接続する。この入口側蒸気管路の内径と入口1の内径を同じ径とする。分離器ケーシング3の入口1側で中央部分にプロペラ状の旋回羽根15を固定して取り付ける。分離器ケーシング3の内周壁面9に複数の液体捕捉凹部4を設ける。この液体捕捉凹部4は、円筒状の内周壁面9の全周に渡ってそれぞれ独立した状態で設ける。本実施例においては、入口1側から出口2側へ平行に5本の液体捕捉凹部4を設けた例を示す。
分離器ケーシング3の下部で液体捕捉凹部4の下端に接続して切欠状の溝通路12を設ける。溝通路12は、分離器ケーシング3の入口1側から出口2側へほぼ直線状に設け、その出口2側端部に液体排出口5を連設する。液体排出口5には液体排出管13とバルブ14を取り付ける。バルブ14は、その弁開度を微小開度から全開まで任意に調節できるものが好ましい。
入口1に接続した図示しない入口側蒸気管路内を流下してきた蒸気と復水の混合流体の内の復水は、蒸気管路の内周壁面の底壁面のみならず側壁面あるいは上方壁面等にも沿って流下してくる。このように、蒸気管路の内周壁面に沿って流下してきた復水は、入口1から分離器ケーシング3内の内周面9に至る。一方、蒸気は蒸気管路の中央部分を流下して、同じく分離器ケーシング3内の内周面9から離れた中央部分の旋回羽根15へと至り旋回流となって、内周面9側に緩やかに振り出される。
分離器ケーシング3の内周面9に沿って流下する復水は、旋回羽根15による緩やかな旋回流によって液体捕捉凹部4で確実に捕捉され、重力により下方へ流れ落ちて切欠状の溝通路12に至り集合されて液体排出口5のバルブ14から外部へ排出されることによって、気体としての蒸気と液体としての復水とが気液分離される。気液分離された蒸気は出口2から所定箇所へと流下する。
本実施例においては、液体捕捉凹部4を入出口1,2の中心軸と垂直にそれぞれ独立した状態で配置した例を示したが、液体捕捉凹部はこれに限られることはなく、例えば、入出口1,2の中心軸に垂直ではなく所定の角度で傾けた螺旋状の連続した凹部とすることもできる。
このように、蒸気管路から気液分離器6へ流下する蒸気と復水の混合流体から、蒸気と復水を確実に気液分離することができる。
蒸気管路の内周壁面に沿って流下する復水を、簡単な構成で効率的に分離することができる。
本発明の気液分離器の実施例を示す断面構成図。
符号の説明
1 入口
2 出口
3 分離器ケーシング
4 液体捕捉凹部
5 液体排出口
6 気液分離器
9 内周面
12 溝通路
13 液体排出管
14 バルブ
15 旋回羽根

Claims (1)

  1. 入口と出口を有する分離器ケーシングから成り、気体管路内を流下する気体と液体の混合流体を、液体と気体とにそれぞれ分離するものにおいて、分離器ケーシング内に流下してくる気体を旋回させる旋回羽根を取り付けて、分離器ケーシングの内周壁面に液体を捕捉する液体捕捉凹部を設けると共に、分離器ケーシングの下部に分離した液体を系外へ排出する液体排出口を設けたことを特徴とする気液分離器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106483460A (zh) * 2016-11-30 2017-03-08 伟顺(中国)机电设备有限公司 一种带有石墨烯涂层的发电机负载测试装置
WO2018105563A1 (ja) * 2016-12-08 2018-06-14 臼井国際産業株式会社 気液分離装置

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