JP2005196543A - 光学情報読取装置 - Google Patents

光学情報読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005196543A
JP2005196543A JP2004002941A JP2004002941A JP2005196543A JP 2005196543 A JP2005196543 A JP 2005196543A JP 2004002941 A JP2004002941 A JP 2004002941A JP 2004002941 A JP2004002941 A JP 2004002941A JP 2005196543 A JP2005196543 A JP 2005196543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
optical information
camera shake
preliminary
correction amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004002941A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4306457B2 (ja
Inventor
Kunihiko Ito
邦彦 伊藤
Tadao Nojiri
忠夫 野尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2004002941A priority Critical patent/JP4306457B2/ja
Priority to US11/029,671 priority patent/US7481369B2/en
Publication of JP2005196543A publication Critical patent/JP2005196543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4306457B2 publication Critical patent/JP4306457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10544Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
    • G06K7/10821Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
    • G06K7/10851Circuits for pulse shaping, amplifying, eliminating noise signals, checking the function of the sensing device

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 手ぶれ補正の機能を備えたものにあって、そのための構成を簡単で且つ小形に済ませることができ、しかも情報コードの読取りに要する時間を短く済ませる。
【解決手段】 制御回路は、受光センサ等を備える読取機構により、二次元コードが記録された読取対象の画像を取込み、手ぶれが生じていると推測される場合に、手ぶれの補正をソフトウエア的に行う。手ぶれ補正を行うにあたっては、受光センサの視野の中心部の垂直(縦)方向及び水平(横)方向の1ラインずつ各50画素程度の予備補正領域を設定し、予備補正領域の各画素における明暗値を、補正量(ぶれた画素数)nに応じて補正する。補正後の画像データ(補正値)に対する画像処理を行なうことにより、補正(補正量)が適正であるかを判定し、適正であると判定したときに該当する補正量nを適用して画像データ全体に対する補正を行い、デコード処理を行なう。補正量nが適正でないと判定した場合には、補正量nを1ずつ増やしながら予備補正を繰返す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バーコード、二次元コードなどの情報コードを読取る光学情報読取装置に関する。
バーコードや二次元コード等の例えば紙や商品に印刷された白黒の情報コードを読取るためのハンディタイプの光学情報読取装置においては、近年、使い勝手の良さから、読取対象(例えばバーコード)から離れた位置から読取りができるものが供されてきている。このものは、例えば、手持ち可能に構成された本体ケース内に、CCDエリアセンサなどの受光センサ、結像レンズを有する結像光学部、LEDなどの照明装置等を備えて構成される。そして、ユーザが、本体ケースの先端部の読取口を読取対象に向けた状態で、トリガキーを操作すると、照明装置により読取対象(情報コード)に対して照明光が照射され、その反射光が読取口から入射され、結像光学部を介して受光センサにより撮像されるようになっている。
ところで、この種ハンディタイプの光学情報読取装置は、本体ケースを手で持って操作する関係上、手ぶれが発生する問題があり、特に遠くの読取対象(情報コード)を読取るような場合、手ぶれの影響で良好な読取りができなくなる虞がある。そこで、従来より、例えばデジタルカメラなどの撮像装置においては、手ぶれの影響を軽減するために、手ぶれ補正機能を設けることが行われており、そのような手ぶれ補正機能を光学情報読取装置にも適用することが考えられる。
第1の従来例として、2個の角速度センサによりカメラのぶれ角度を検出し、それに応じて、手ぶれ補正用のレンズ群を、電磁アクチュエータにより水平及び垂直の2方向に動かすようにした構成のものが考えられている(例えば特許文献1参照)。また、第2の従来例として、連続的に複数(2枚)の画像を取込み、それらから各画面の特徴点を抽出し、特徴点の回転及び平行移動を検出して手ぶれベクトルを推定し、その手ぶれベクトルに応じて手ぶれの補正を施すものが考えられている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−57707号公報 特開2000−298300号公報
しかしながら、上記第1の従来例においては、手ぶれ補正用のレンズ群をメカ的に動かすものであるため、その機構や制御が複雑となってコストアップを招いてしまうと共に、構造が大形となる不具合があった。また、上記第2の従来例においては、メカ式ではなく、ソフトウエア的に手ぶれ補正を行うものであるが、複数の画像を取込んで特徴点の抽出を行うため、画像の取込みに比較的時間がかかり、光学情報読取装置に適用した場合に読取速度が遅くなる欠点がある。ちなみに、この第2の従来例においては、画像取込み開始から手ぶれ補正が完了するまでに例えば1秒程度を要するものとなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、手ぶれ補正の機能を備えたものにあって、そのための構成を簡単で且つ小形に済ませることができ、しかも情報コードの読取りに要する時間を短く済ませることができる光学情報読取装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明者等は、黒のバーと白のスペースとを横方向に並べて構成されるバーコードや、黒と白の升目を縦横にマトリクス状に配して構成される二次元コード等の白黒の情報コードは、その画像自体(画像の一部)が、画像処理(手ぶれ補正)を行なう際の特徴点となることに着目した。そして、手ぶれが予想される場合に、画像データ中のごく一部の領域であっても情報コードの画像が存在する領域であれば、その一部の領域に対する手ぶれに関するソフトウエア的な補正を試みることによって、その補正の適否を判定でき、ひいては、その補正量を全体の画像データに適用することによって適切な補正を行うことができることを確認し、本発明を成し遂げたのである。
即ち、本発明の光学情報読取装置は、受光センサにより取込まれ画像メモリに記憶された情報コードの画像データの領域の一部に予備補正領域を設定しその予備補正領域の画像データに対して少なくとも1種類の補正量を適用して手ぶれに関する補正を行う予備補正手段を設け、この予備補正手段における補正が適正であるかどうかを判定手段により評価し、判定手段により補正が適正であると判定されたときに画像補正手段により該当する補正量を適用して画像データ全体に対する補正を行い、画像補正手段により補正された画像データを対象としてデコード手段によりデコード処理を行なうように構成したところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、受光センサにより取込んだ画像データの一部の予備補正領域に対して手ぶれに関する補正を行うことにより補正の適否を判断し、補正量を決定することができ、その補正量を用いて画像データ全体の手ぶれ補正を行ってデコード処理を行なうことができる。この場合、1画面分の画像データを取込むだけで済んで撮影に要する時間が短く済み、これと共に、一部の予備補正領域に対する手ぶれの補正を試みるだけで適切な全体の補正量を決定することができるので、補正量の決定に要する時間も短く済ませることができる。従って、手ぶれ補正に要する時間を短く済まし得て、読取速度を高めることが可能となる。また、ソフトウエア的に補正を行うものであるから、メカ式のものに比べて、構成を簡単で且つ小形に済ませることができる。
このとき、一般に、情報コードの画像データは、一次元又は二次元に配列された各画素における明暗(濃淡)を表す数値(デジタル値)として得られるのであるが、手ぶれが生じている場合には、ある画素において、正しい(手ぶれのない場合の)画像データに対して、ぶれ方向及びぶれ量に応じて、その画素に連続する複数画素分の明暗値を平均した如き(中間的な)明暗値が得られることになる。そこで、上記補正量を手ぶれによりぶれた画素数nを表すものとし、予備補正手段(及び画像補正手段)を、画像データの各画素における画像の明暗を表す数値を、その補正量に応じて補正するように構成することができる(請求項2の発明)。
より具体的には、上記予備補正手段及び画像補正手段を、受光センサにおける、水平方向または垂直方向にN個並んだ画素の明暗値をD(x)とし、補正量を画素数nとしたときに、次の式で求められるD´(x)を補正値とすることができる(請求項3の発明)。
Figure 2005196543
これにより、補正量(画素数n)を手ぶれ量に応じた適切なものとすることによって、画像データの各画素の明暗値を、正しい(手ぶれのない場合の)画像データの明暗値に補正することができる。
ところで、この種の光学情報読取装置にあっては、一般に、情報コードを受光センサの視野の中央部分に入れるようにして読取ることが行われるので、前記予備補正領域を、受光センサの視野の中央部分に設定することが望ましく(請求項4の発明)、これにより、予備補正領域を、情報コードの画像の一部が含まれていて補正量を検出するに適した位置に設定することができる。
受光センサが垂直方向及び水平方向に画素を配列したエリアセンサの場合には、予備補正領域を、中央部分の垂直方向及び水平方向の1ラインずつ各数十画素程度に設定することができる(請求項5の発明)。これにより、情報コードの画像の一部が含まれる適切な位置に予備補正領域を設定することができ、縦方向及び横方向の双方に関して適切な補正量を求めることができ、短時間で手ぶれ補正を行うことができる。このとき、本発明者らの研究によれば、垂直方向及び水平方向の1ラインずつ各数十画素程度に対して予備補正を行うことによって、全体に関する適切な補正量を決定するに十分であることが明らかとなった。ちなみに、約33万画素のCCDエリアセンサの場合でも、垂直方向及び水平方向の1ラインずつ各50画素程度に対して処理を行なうことにより、補正量を決定するに十分であった。
適切な補正量を見つけ出すための一つの手法として、予備補正手段により、予備補正領域の画像データに対して1種類の補正量を適用して手ぶれに関する補正を行い、判定手段がその補正が適正でないと判断した場合に、補正量を他の種類の補正量に変えて補正を行うようにすることができる(請求項6の発明)。これによれば、適正な補正量でない場合には、予備補正手段による予備補正領域の画像データに対する補正が補正量を変えながら繰返されることにより、遂には適正な補正量を得ることができる。
このような構成の場合には、判定手段を、予備補正手段による補正の適否を数値で評価するように構成すると共に、その際の補正量と評価値とが補正値データメモリに記憶されるようにすることができる(請求項7の発明)。このとき、予備補正手段による補正が繰返される際には、その補正値データメモリ内のデータを、評価値がより高いものに書換えていく構成とすることができる(請求項8の発明)。さらに、予備補正手段による補正が、全ての種類の補正量を適用して実施済みの場合に、画像補正手段による補正を、評価値が最も高い補正量を適用して実施するように構成しても良い(請求項9の発明)。
また、予備補正手段により全ての種類の補正量を適用して補正を実施したにも拘わらず、判定手段により適切な補正と判断されなかった場合には、報知手段によりその旨を報知するように構成することもできる(請求項10の発明)。これにより、例えば手ぶれ量が大き過ぎる等の要因により、補正により正しい(手ぶれのない場合の)画像データに戻すことが不可能である場合には、使用者にその旨を報知して、再度の画像取込みの実行等を促すことができる。
適切な補正量を見つけ出すための別の手法として、予備補正手段は、補正量として1画素のぶれがあると想定して補正を行い、以下、ぶれ量が決まるかあるいは補正量の上限に至るまで、画素数nを1ずつ増やしながら補正を行うように構成することもできる(請求項11の発明)。この場合、判定手段を、各補正量で補正した補正値の高周波成分の数を夫々算出し、該補正量とその高周波成分の数との関数において、極小値が現れる補正量を、ぶれ量と判断するように構成することができる(請求項12の発明)。
また、その際の補正値の高周波成分の数を、次の式で算出することができる(請求項13の発明)。
Figure 2005196543
あるいは、補正値の高周波成分の数を、二次微分により算出することも可能である(請求項14の発明)。
そして、上記したような予備補正手段による補正の処理は、手ぶれが生じていると予測される場合にのみ行えばよいので、画像メモリに記憶された画像データに対するデコード処理を実行し、デコード処理に失敗したことを条件に、予備補正手段による補正の処理を実行させるように構成することができる(請求項15の発明)。これにより、必要に応じて手ぶれ補正の処理を行うことができる。
あるいは、情報コードの画像取込み時の手ぶれを検出するための手ぶれ検出センサを設け、その手ぶれ検出センサの検出出力が所定値を越えたことを条件に、予備補正手段による補正の処理を実行させるように構成することができ(請求項16の発明)、同様に、必要に応じて手ぶれ補正の処理を行うことができる。この場合、手ぶれ検出センサの検出出力から手ぶれ量の大きさに応じたものとなるため、補正量推定手段により手ぶれ検出センサの検出出力から補正量を推定し、予備補正手段を、その補正量推定手段の推定された補正量に近い補正量を適用して補正を行うように構成することができる(請求項17の発明)。これによれば、予備補正手段は、最初から、実際の手ぶれ量に近い補正量を適用して補正を行うので、適正な補正量を求める処理を効率的に行うことができる。
また、このように手ぶれ検出センサを備える構成においては、手ぶれ検出センサを、受光センサの受光面に沿って直交する2方向に生じたぶれを、実質的に該受光センサの位置にて検出するように設けることができ(請求項18の発明)、これにより、受光センサ部分における実際の手ぶれを、十分な確かさで検出することが可能となる。このとき、手ぶれ検出センサとしては、ジャイロセンサや加速度センサを採用することができる(請求項19の発明)。
(1)第1の実施例
以下、本発明を手持ち式(ガンタイプ)の二次元コード読取装置に適用した第1の実施例(請求項1、2、3、4、5、6、10、15に対応)について、図1ないし図6を参照しながら説明する。
まず、図5及び図6を参照して、本実施例に係る光学情報読取装置たる二次元コード読取装置の全体構成について述べる。図5に示すように、二次元コード読取装置の本体ケース1は、丸みを帯びた薄型のほぼ矩形箱状をなす主部1aの下面側後部寄りに、ユーザが片手で把持して操作することが可能なグリップ部1bを一体的に有して構成されている。前記本体ケース1(主部1a)の先端面部には、矩形状をなし透光性を有する読取口1cが設けられている。また、前記グリップ部1bの上端部には、読取指示用のトリガスイッチ2が設けられている。
前記本体ケース1(主部1a)内の先端側部分には、商品に付されたラベルやカタログ等の読取対象R(図6参照)に記録された情報コードたる例えばQRコード等の二次元コードを読取るための読取機構6が設けられる。図6にも示すように、この読取機構6は、受光センサ3、結像光学系を構成する結像レンズ4、照明部5(図5では図示省略)などから構成されている。そのうち受光センサ3は、例えば、多数個の画素(例えば約33万画素)を二次元(縦横)に配列して構成されたCCDエリアセンサからなり、本体ケース1(主部1a)内の中央部に前記読取口1cを向いて配設されている。
また、詳しい図示及び説明は省略するが、前記結像レンズ4は、鏡筒内に複数枚のレンズを配設して構成され、前記受光センサ3の前方に配設されている。前記照明部5は、詳しく図示はしないが、照明光源となるLEDと、このLEDの前部に配置され光を集光及び拡散する照明用レンズとを、前記結像レンズ4の周囲部に、前記読取口1cに向けて複数組配設して構成されている。これにて、照明部5によって読取口1cを通して読取対象Rに記された二次元コードに照明光が照射され、二次元コードからの反射光が読取口1cを通して入射され、前記結像レンズ4を介して受光センサ3上に結像され、以て、二次元コードの画像が取込まれる(撮影される)ようになっているのである。
そして、図5に示すように、本体ケース1(主部1a)内の後部側には、図6に示す各回路等が実装されている回路基板9が設けられている。さらに、図6に示すように、本体ケース1の外面部(主部1aの上面部)には、ユーザが各種入力指示を行うための操作スイッチ10、報知用のLED11、液晶表示器12などが設けられている。本体ケース1内には報知用のブザー13や外部との通信を行うための通信インタフェイス14、駆動電源となる二次電池15なども設けられている。
図6は、本実施例の二次元コード読取装置の電気的構成を概略的に示しており、前記回路基板9には、マイコンを主体として構成され、全体の制御やデコード処理等を行う制御回路16が設けられている。この制御回路16には、前記トリガスイッチ2及び操作スイッチ10からの信号が入力されるようになっていると共に、制御回路16は、前記受光センサ3及び照明部5を制御するようになっており、以て、読取対象Rに記された二次元コードQの画像の取込み動作を実行するようになっている。また、この制御回路16は、前記LED11、ブザー13、液晶表示器12を制御し、通信インタフェイス14を介して外部(管理コンピュータ等)とのデータ通信を実行する。さらに、前記回路基板9には、増幅回路17、A/D変換回路18、メモリ19、特定比検出回路20、同期信号発生回路21、アドレス発生回路22などが実装され、これらも前記制御回路16により制御されるようになっている。
これにて、受光センサ3による撮像信号が、増幅回路17にて増幅され、A/D変換回路18にてデジタル信号(例えば8ビットで表現される0〜255までの256階調の明暗値)に変換されて画像データとしてメモリ19に記憶される。このメモリ19には、受光センサ3により取込まれた画像データが記憶される第1の画像メモ19a、及び、後述する手ぶれ補正が施された画像データが記憶される第2の画像メモリ19bが含まれている。またこのとき、特定比検出回路20にて画像データ中の特定パターンが検出されるようになっている。前記受光センサ3及び特定比検出回路20、アドレス発生回路22には、同期信号発生回路21から同期信号が与えられるようになっている。
さて、後の作用説明でも述べるように、本実施例では、前記制御回路16は、主としてそのソフトウエア的構成(手ぶれ補正プログラムの実行)により、前記二次元コードの画像取込み時に、手ぶれが生じていると推測される場合に、前記画像データに対して手ぶれに関する補正をソフトウエア的に行う手ぶれ補正機能を実現するようになっている。この場合、本実施例では、まず、第1の画像メモリ19aに記憶された画像データに対するデコード処理を実行し、デコード処理に失敗したときに、手ぶれが生じていたと判断して、手ぶれ補正の処理を実行するようになっている。
この手ぶれ補正機能を実現するにあたっては、制御回路16は、受光センサ3により取込まれ第1の画像メモリ19aに記憶された二次元コードの画像データの領域の一部に予備補正領域を設定しその予備補正領域の画像データに対して1種類ずつの補正量を適用して手ぶれに関する補正を行い、この予備補正が適正であるかどうかを評価(判定)し、補正が適正であると判定したときに該当する補正量を適用して画像データ全体に対する補正を行って補正後の画像データを前記第2の画像メモリ19bに格納し、その第2の画像メモリ19bの画像データを対象として二値化処理した後、デコード処理を行なうようになっている。従って、制御回路16が、本発明にいう予備補正手段、判定手段、画像補正手段、デコード手段として機能するようになっている。
より具体的には、前記予備補正領域は、受光センサ3の視野Fの中央部分に設定されるようになっており、この場合、本実施例では、図2に示すように、予備補正領域Aは、受光センサ3の視野Fの中心部の垂直(縦)方向及び水平(横)方向の1ラインずつ各数十画素程度(各50画素)に設定されるようになっている。予備補正は、垂直(縦)方向のライン、及び水平(横)方向のラインの夫々に関して行われるようになっている。
そして、本実施例では、制御回路16は、予備補正を行うにあたっては、上記補正量を手ぶれによりぶれた画素数nを表すものとし、予備補正領域Aの各ラインを構成する各画素における明暗値を、その補正量(画素数n)に応じて補正するようになっている。より具体的には、水平方向または垂直方向にN個(50個)並んだ各画素の明暗値をD(x)とし、補正量を画素数nとしたときに、次の式(1)で求められるD´(x)を補正値とするようになっている。
Figure 2005196543
また、本実施例では、予備補正が適正であるかどうかの判定は、補正後の画像データ(補正値)を用いて画像処理を行ないデコードの可否を判断することに基づいて行われるようになっている。もし、デコード処理が良好に行えれば、補正(補正量)が適正であると判定される。これに対し、デコード処理が良好に行えなかった場合には、補正(補正量)が不適であると判定され、この場合には、前記補正量(画素数n)が変更(1ずつ増やしていく)されて再度予備補正が行われるようになっている。さらに本実施例では、全ての種類の補正量(上限値kまで)を適用して補正を実施したにも拘わらず、補正が適正であると判断されなかった場合には、前記ブザー13の鳴動及び液晶表示器12の表示により、その旨を報知するようになっている。従って、ブザー13及び液晶表示器12等から本発明にいう報知手段が構成されるようになっている。
次に、上記構成の作用について、図1〜図4も参照して述べる。上記構成の二次元コード読取装置においては、ユーザが読取対象Rに記された二次元コードを読取らせるにあたっては、本体ケース1を読取対象Rから適当な(任意の)距離だけ離し、且つ、読取口1cをその読取対象Rに向け、二次元コードが視野Fの極力中心に配置されるような位置合せ状態とし、トリガスイッチ2をオン操作するようにする。この場合、ユーザが本体ケース1を手で持って操作して離れた読取対象Rの二次元コードの画像を取込む関係上、手ぶれが生ずる虞があり、手ぶれが生じていると、受光センサ3により取込まれた画像データが手ぶれの影響を受けることになる。
ここで、手ぶれが発生した際に、画像データの各画素における明暗値がどのように劣化するかを、図4を参照しながら説明する。この図4は、水平(横)方向の1つのラインに15個並んだ画素(左から順にP1〜P15)に関して、横方向に手ぶれが生じた場合の、手ぶれ量と、各画素の明暗値との関係を示しており、(a)は正しい(手ぶれのない)画像、(b)は1画素分の手ぶれが生じた場合、(c)は2画素分の手ぶれが生じた場合、(d)は3画素分の手ぶれが生じた場合を夫々示している。尚、ここでは、説明の簡単化のために、(a)に示すように、黒の部分の明暗値を0とし、白の部分の明暗値を10としている。
今、横方向に1画素ぶれている場合には、(b)に示すように、各画素において隣(右隣)の1画素分の影響を受けて、その2画素分を平均した如き明暗値となる。例えば、5番目の画素P5においては、画素P6の影響により、(0+10)/2で明暗値が5となる。同様に、8番目の画素P8においても、画素P9の影響により、(10+0)/2で明暗値が5となる。
2画素ぶれている場合には、(c)に示すように、各画素においてその右側の2画素分の影響を受けて、それら3画素分を平均した如き明暗値となる。例えば、5番目の画素P5においては、画素P6、P7の影響により、(10+0+0)/3で明暗値が3.3となる。3画素ぶれている場合には、(d)に示すように、各画素においてその右側の3画素分の影響を受けて、それら4画素分を平均した如き明暗値となる。例えば、5番目の画素P5においては、画素P6、P7、P8影響により、(10+0+0+0)/4で明暗値が2.5となる。
従って、このような手ぶれを含む画像データを、正しい画像データに補正するには、手ぶれ量を表す補正値(画素数n)を求めた上で、上記平均値を求めるものと逆の計算をすれば良い。このことから、補正値D´(x)を求めるのに、上記(1)式が有効であることが理解できる。尚、上記(1)式における但し書きは、計算の際の画素がなくなる場合(図4の例では右端部に位置する画素P15の更に右側)に、更に、白レベルの画素(図4の場合補正値(補正後の明暗値)が10)あるいは黒レベルの画素(補正値が0)が計算に必要な数だけ存在すると仮定するものである。
さて、図1のフローチャートは、トリガスイッチ2がオン操作されたときに、制御回路16が実行する二次元コードの読取りの処理手順を示している。まずステップS1にて、受光センサ3による画像取込み動作(露光)が実行される。このときには、照明部5により照明光がオンされ、読取対象Rに照明光が照射されその反射光(二次元コードの撮影画像)が受光センサ3に取込まれることになる。取込まれたデジタル画像データは、第1の画像メモリ19aに記憶される。
次のステップS2では、第1の画像メモリ19aに記憶された画像データに対するデコード処理が実行される。そして、デコードが行えた場合には(ステップS3にてYes)、そのまま処理を終了する。これに対し、デコードに失敗した場合には(ステップS3にてNo)、以下、手ぶれに関する予備補正の処理が実行される。即ち、ステップS4では、まず画像データの領域の一部に予備補正領域Aが設定される。この場合、上述(図2参照)したように予備補正領域Aは、受光センサ3の視野Fの中心部の垂直(縦)方向及び水平(横)方向の1ラインずつ各50画素程度に設定されるようになっている。ステップS5では、補正量(手ぶれの画素数)nが1とされる。
ステップS6では、補正量nの値が上限値Kを超えたかどうかが判断され、K以下であった場合には(ステップS6にてNo)、次のステップS7にて、予備補正領域Aを構成する1ラインの画素に対する、n画素分の手ぶれ補正の処理が行われる。この補正の処理は、予備補正領域Aの1ラインの各画素の明暗値D(x)を、上記(1)式により補正する(補正値D´(x)を求める)ことにより行われる。
そして、ステップS8では、予備補正領域Aの1ラインにおける補正後の画像データ(補正値D´(x))を用いた画像処理が実行され、ステップS9では、そのデータを用い
たデコードが成功したかどうか、つまり補正量nが適正であるかどうかが判定される。デコードに失敗した場合には(ステップS9にてNo)、ステップS10にて、補正量nの値が1だけインクリメントされ、ステップS6からの処理が繰返される。これに対し、デコードが成功した場合には(ステップS9にてYes)、その際の補正量nが適正であると判定される。
図3は、仮に4画素分(n=4)の手ぶれがあったときに、nを1〜6まで代えて補正を行った場合に、補正値D´(x)がどのようになるかの具体例を示したものである。(
a)は正しい(手ぶれのない)画像、(b)〜(g)は順に1〜6画素分の手ぶれ補正を行った場合を示している。この場合、手ぶれと同時に画像がその画素分だけ図で右側にずれているものとしている。尚、ここでも、説明の簡単化のために、黒の部分の明暗値を0とし、白の部分の明暗値を10としている。また、図の領域の左右両側には黒レベルの画素(補正値が0)が存在すると仮定している。この図3からも明らかなように、4画素分の手ぶれがあった場合には、補正量nを4として補正を行うことにより、正しい画像データに戻すことができ、それ以外の補正量では、正しい画像データが得られないことが理解できる。
詳しく図示はされていないが、上記補正量nを求める処理(ステップS5〜S10)は、垂直(縦)方向及び水平(横)方向のラインに関してそれぞれ実行され、縦方向の補正量と横方向の補正量とが求められるようになっている。ステップS11では、適正と判定された補正量nを用いた全体の画像データに対する補正が実行され、補正後の画像データが第2の画像メモリ19bに記憶される。ステップS12では、その補正後の画像データに対するデコード処理が実行され処理が終了する。また、上記処理において、補正量nの値が上限値Kまでいったにもかかわらず適正な補正量が得られなかった場合には(ステップS6にてYes)、ステップS13にてNGの報知がなされて処理が終了する。
このように本実施例によれば、受光センサ3により取込んだ画像データの一部の予備補正領域Aに対して手ぶれに関する補正を行うことにより補正の適否を判断し、補正量nを決定することができ、その補正量nを用いて画像データ全体の手ぶれ補正を行ってデコード処理を行なうことができる。この場合、上記した第1の従来例のような手ぶれ補正用のレンズ群を移動させて手ぶれ補正を行うメカ式のものと異なり、ソフトウエア的に補正を行うものであるから、構成が複雑化することなく安価に済ませ得ると共に、大形化を防止して小形で済ませることができることは勿論である。
そして、上記した第2の従来例のような、複数画像を取込んで特徴点の抽出及び手ぶれベクトルの推定を行うものと異なり、1画面分の画像データを取込むだけで済んで撮影に要する時間が短く済み、これと共に、一部の予備補正領域Aに対する手ぶれの補正を試みるだけで適切な全体の補正量nを決定することができるので、補正量nの決定に要する時間も短く済ませることができる。
この結果、本実施例によれば、手ぶれ補正の機能を備えたものにあって、そのための構成を簡単で且つ小形に済ませることができ、しかも二次元コードの読取りに要する時間を短く済ませることができるという優れた効果を得ることができるものである。ちなみに、上記第2の従来例における、画像取込みから手ぶれ補正までに要する時間が1秒以上であったのに対し、本実施例においては、その所要時間を約120msに短縮することが可能となった。
また、特に本実施例では、予備補正領域Aを、画像データにおける受光センサ3の視野Fの中央部分の垂直方向及び水平方向の1ラインずつ各50画素程度に設定するようにしたので、二次元コードの画像の一部が含まれる適切な位置に予備補正領域Aを設定することができることは勿論、縦方向及び横方向の双方に関して適切な補正量nを求めるに十分であり、短時間で確実に手ぶれ補正を行うことができた。
更に、本実施例では、予備補正において、補正量nを上限値Kまで適用して補正を実施したにも拘わらず、適切な補正と判断されなかった場合に、その旨を報知するようにしたので、例えば手ぶれ量が大き過ぎる等の要因により、補正により正しい(手ぶれのない場合の)画像データに戻すことが不可能である場合には、使用者にその旨を報知することにより、再度の画像取込みの実行等を促すことができるといったメリットも得ることができるものである。
(2)第2の実施例
図7ないし図9は、本発明の第2の実施例(請求項11、12、13に対応)を示すものである。この第2の実施例においては、二次元コード読取装置のハードウエア構成などは、上記第1の実施例と共通するので、上記第1の実施例と共通する部分については、符号を共通して使用して新たな図示や説明を省略し、以下、上記第1の実施例と異なる点についてのみ述べる。
この実施例が上記第1の実施例と異なる点は、制御回路16のソフトウエア的構成にあり、この実施例では、予備補正において適正な補正量(画素数n)を求めるにあたり、まず補正量として1画素のぶれがあると想定して補正を行い、以下、ぶれ量が決まるかあるいは補正量の上限に至るまで、画素数nを1ずつ増やしながら補正を行うと共に、各補正量nで補正した補正値の高周波成分の数を夫々算出し、該補正量nとその高周波成分の数との関数において、極小値(ディープ点)が現れる補正量nを、ぶれ量(適正な補正量)と判断するようにしている。より具体的には、その際の補正値の高周波成分の数(隣合う画素の補正後の明暗値の差分の絶対値の総和)を、次の式で算出するようにしている。
Figure 2005196543
図7のフローチャートは、トリガスイッチ2がオン操作されたときに、制御回路16が実行する二次元コードの読取りの処理手順を示している。即ち、まずステップS21にて、受光センサ3による画像取込み動作(露光)が実行され、取込まれた画像データが第1の画像メモリ19aに記憶される。次のステップS22では、その画像データの領域の一部(受光センサ3の視野Fの中心部の垂直(縦)方向及び水平(横)方向の1ラインずつ各50画素程度)に予備補正領域Aが設定される。ステップS23では、補正量(手ぶれの画素数)nが1とされる。
ステップS24では、補正量nの値が上限値Kを超えたかどうかが判断され、K以下であった場合には(ステップS24にてNo)、次のステップS25にて、予備補正領域Aを構成する1ラインの画素に対する、n画素分の手ぶれ補正の処理が行われる。この補正の処理は、予備補正領域Aの1ラインの各画素の明暗値D(x)を、上記(1)式により
補正する(補正値D´(x)を求める)ことにより行われる。
次のステップS26では、補正値D´(x)の高周波成分の数、即ち隣合う画素の補正
後の明暗値の差分の絶対値の総和が、上記した式により算出される。ステップS27では、高周波成分のディープ点(極小値)が現れたかどうかが判断される。未だディープ点が現れていない場合には(ステップS27にてNo)、ステップS28にて、補正量nの値を1だけインクリメントし、補正量nの値が上限値Kを越えていない場合には(ステップS24にてNo)、ステップS25からの計算を繰返す。
そして、高周波成分のディープ点(極小値)が現れたと判断された場合(高周波成分の数が一旦減少してその後増加した場合)には(ステップS27にてYes)、ステップS29にて、そのディープ点におけるずれ量(補正量n)が補正量として決定される。図示はしないが、この場合も、上記補正量nを求める処理は、垂直(縦)方向及び水平(横)方向のラインに関してそれぞれ実行される。この後、ステップS30にて、求められた補正量nにて全体の画像データが補正され、ステップS31にてデコード処理が実行されるのである。尚、補正量nの値が上限値Kまでいったにもかかわらず適正な補正量が得られなかった場合には(ステップS24にてYes)、ステップS32にてNGの報知がなされて処理が終了する。
図8には、上記第1の実施例(図3)と同様の、仮に4画素分(n=4)の手ぶれがあった場合の各画素の明暗値の具体例を示したものである。ここでは、補正量nを1〜6まで代えて補正を行った場合の、補正値D´(x)と併せて、隣合う画素の補正後の明暗値
の差分(絶対値)を示している。この差分の総和が高周波成分の数となる。また、図9は、この具体例における、横軸に補正量nをとり、縦軸に高周波成分の数をとってプロットしたものであり、この図から、補正量n=4のときにディープ点(極小値)が現れることが理解できる。この場合には、補正量n=5における高周波成分の計算が済んだところで、ディープ点があることが判明することになる。
このような第2の実施例においても、上記第1の実施例と同様に、1画面分の画像データを取込んで、その画像データの一部の予備補正領域Aに対して手ぶれに関する補正をソフトウエア的に行うことにより補正の適否を判断し、補正量nを決定することができ、その補正量nを用いて画像データ全体の手ぶれ補正を行ってデコード処理を行なうことができる。この結果、この第2の実施例によれば、手ぶれ補正の機能を備えたものにあって、そのための構成を簡単で且つ小形に済ませることができ、しかも二次元コードの読取りに要する時間を短く済ませることができ、更には、高周波成分の数を求めることに基づいて、補正量nが適正かどうかの判断を容易に行なうことができるという優れた効果を得ることができる。
尚、この第2の実施例で、補正値D´(x)の高周波成分の数を、隣合う画素の補正後
の明暗値の差分の絶対値の総和を計算することにより求めるようにしたが、高周波成分の数を求める手段として、二次微分により算出することも可能であり(請求項14に対応)、同様に実施することができる。
(3)第3の実施例、その他の実施例
図10及び図11は、本発明の第3の実施例(請求項16、17、18、19に対応)を示すものである。この第3の実施例が上記第1の実施例と異なるところは、二次元コードの画像取込み時の手ぶれを検出するための手ぶれ検出センサ31,32を設け、これら手ぶれ検出センサ31,32の検出に基づいて、手ぶれ補正の処理を実行するように構成した点にある。
即ち、図11に示すように、読取機構6は、基板33の表面側に受光センサ3や結像レンズ4などを実装して構成されているのであるが、本実施例では、前記基板33の裏面側に、横(水平)方向の手ぶれを検出する手ぶれ検出センサ31、及び、縦(垂直)方向の手ぶれを検出する手ぶれ検出センサ32が実装されている。これら手ぶれ検出センサ31,32は、共に例えばジャイロセンサからなり、受光センサ3の受光面に沿って直交する2方向に生じたぶれを、実質的に該受光センサ3の位置にて検出するようになっている。これら手ぶれ検出センサ31,32の検出信号は、制御回路16に入力されるようになっている。
そして、次のフローチャート説明でも述べるように、制御回路16は、そのソフトウエア的構成により、画像取込み時の手ぶれ検出センサ31,32の検出出力が所定値を越えた場合(手ぶれ補正が必要となる場合)に、上記第1の実施例と同様に、画像データの一部に予備補正領域Aを設定して、その予備補正領域Aに対して手ぶれに関する補正をソフトウエア的に行うことにより補正量nを決定し、その補正量nを用いて画像データ全体の手ぶれ補正を行ってデコード処理を行なうようになっている。またこのとき、手ぶれ検出センサ31,32の検出出力から、横方向及び縦方向の補正量n(手ぶれ量)をそれぞれ推定し、推定された補正量に近い補正量nから順に適用して予備補正を行うようになっている。従って、制御回路16は補正量推定手段として機能する。
図10のフローチャートは、制御回路16が実行する二次元コードの読取りの処理手順を示している。即ち、まずステップS41にて、受光センサ3による画像取込み動作(露光)が実行されると、次のステップS42にて、画像取込み時に、補正が必要な程度の手ぶれが生じていたかどうか(手ぶれ検出センサ31,32の検出出力が所定値を越えたかどうか)が判断される。手ぶれがないと判断されたときには(ステップS42にてNo)、そのままステップS49に進み全体のデコード処理が実行される。
手ぶれが生じていると判断されたときには(ステップS42にてYes)、ステップS43にて、横方向及び縦方向の手ぶれ量が夫々推定され、続くステップS44にて、画像データの領域の一部に予備補正領域Aが設定される。尚、この場合も、予備補正領域Aは、受光センサ3の視野Fの中心部の垂直(縦)方向及び水平(横)方向の1ラインずつ各50画素程度に設定されるのであるが、手ぶれがいずれか一方向にのみ生じていると判断された場合には、その方向のみに予備補正領域Aが設定され、以下の補正の処理についても、手ぶれが生じた一方向のみについて行われる。
次のステップS45では、前記ステップS43にて推定された補正量nを適用して、予備補正領域Aを構成する各画素に対する、n画素分の手ぶれ補正の処理(補正値D´(x)を求める処理)が行われる。そして次のステップS46では、その補正が適正であるかどうかが判定される。適正でないと判断された場合には(ステップS46にてNo)、ステップS47にて、補正量nが次に近い補正量nに変更され、ステップS45に戻って補正が繰返される。補正が適正であると判断された場合には(ステップS46にてYes)、次のステップS48にて、適正であると判定された補正量nにて全体の画像データが補正され、ステップS49にてデコード処理が実行される。
このような第3の実施例においても、手ぶれ補正の機能を備えたものにあって、そのための構成を簡単で且つ小形に済ませることができ、しかも二次元コードの読取りに要する時間を短く済ませることができる。そして、この第3の実施例では、手ぶれ検出センサ31,32を設けたことにより、手ぶれ補正の処理を必要に応じて行うことができ、しかもその際に、手ぶれ検出センサ31,32の検出出力から補正量nを推定することができるので、最初から、実際の手ぶれ量に近い補正量nを適用して補正を行うことができ、適正な補正量nを求める処理を効率的に行うことができるものである。
尚、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張、変更が可能である。
即ち、上記各実施例では、本発明の光学情報読取装置を、情報コードとしての二次元コード、特にQRコードの読取りに適用したが、他の種類の二次元コードの読取りに適用したり、バーコードなどの一次元コードの読取りに適用したりすることもできる。この場合、バーコード等の一次元コードを読取る場合には、手ぶれ補正も水平(横)方向に関してのみ行えば良いから、予備補正領域を横方向に延びるラインに沿って設定すれば良い。一次元コードを読取る装置の場合、多数個の画素を一次元に配列したラインセンサを採用することもできる。
また、上記第1の実施例では、予備補正領域Aに対する補正後に補正値D´(x)に対
するデコード処理を実行することにより補正量nが適正であるかどうかを判定するように構成したが、判定手段を、予備補正手段による補正の適否を数値で評価するように構成すると共に、その際の補正量と評価値とをメモリ19の補正値データメモリに記憶させるように構成することもできる(請求項7に対応)。このとき、予備補正手段による補正が繰返される際には、その補正値データメモリ内のデータを、評価値がより高いものに書換えていく構成とすることができる(請求項8に対応)。さらに、予備補正手段による補正が、全ての種類の補正量(n=1から上限値Kまで)を適用して実施済みの場合に、評価値が最も高い補正量を適用して画像データ全体に対する補正を行うように構成しても良い(請求項9に対応)。
その他、例えば本発明の光学情報読取装置は、ガンタイプのものに限らず、ハンディタイプ(縦長形状の本体ケースを上から握って使用するタイプ)のものであっても良く、また、手ぶれ検出センサとしては加速度センサを採用することもでき、さらには、報知手段の構成(報知の手段や形態)などについても様々な変更が可能である等、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
本発明の第1の実施例を示すもので、二次元コードの読取りの処理手順を示すフローチャート 予備補正領域を示す図 4画素分ぶれている場合の明暗値及び補正値の具体例を示す図 手ぶれと各画素の明暗値との関係を示す図 二次元コード読取装置の構成を概略的に示す縦断側面図 二次元コード読取装置の電気的構成を概略的に示すブロック図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 差分を示す図3相当図 補正量と高周波成分の数との関係を示す図 本発明の第3の実施例を示す図1相当図 読取機構部分の構成を概略的に示す縦断側面図(a)及び背面図(b)
符号の説明
図面中、1は本体ケース、1cは読取口、2はトリガスイッチ、3は受光センサ、4は結像レンズ、5は照明部、6は読取機構、16は制御回路(予備補正手段、判定手段、画像補正手段、デコード手段)、19はメモリ、19aは第1の画像メモリ、Rは読取対象、Aは予備補正領域、Fは撮影視野を示す。

Claims (19)

  1. 多数個の画素を一次元または二次元に配列して構成された受光センサを備え、その受光センサにより情報コードの画像を取込むようにした光学情報読取装置であって、
    前記受光センサにより取込まれた画像データを記憶する画像メモリと、
    前記画像データの領域の一部に予備補正領域を設定し、その予備補正領域の画像データに対して少なくとも1種類の補正量を適用して手ぶれに関する補正を行う予備補正手段と、
    この予備補正手段における補正が適正であるかどうかを評価する判定手段と、
    この判定手段により補正が適正であると判定されたときに該当する補正量を適用して前記画像データ全体に対する補正を行う画像補正手段と、
    この画像補正手段により補正された画像データを対象としてデコード処理を行なうデコード手段とを具備することを特徴とする光学情報読取装置。
  2. 前記補正量は、手ぶれによりぶれた画素数nを表すものであり、前記予備補正手段は、画像データの各画素における画像の明暗を表す数値を、前記補正量に応じて補正することを特徴とする請求項1記載の光学情報読取装置。
  3. 前記予備補正手段及び画像補正手段は、前記受光センサにおける、水平方向または垂直方向にN個並んだ画素の明暗値をD(x)とし、前記補正量を画素数nとしたときに、次の式で求められるD´(x)を補正値とすることを特徴とする請求項2記載の光学情報読取装置。
    Figure 2005196543
  4. 前記予備補正領域は、前記受光センサの視野の中央部分に設定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光学情報読取装置。
  5. 前記受光センサは、垂直方向及び水平方向に画素を配列したエリアセンサであり、前記予備補正領域は、中央部分の垂直方向及び水平方向の1ラインずつ各数十画素程度に設定されることを特徴とする請求項4載の光学情報読取装置。
  6. 前記予備補正手段は、予備補正領域の画像データに対して1種類の補正量を適用して手ぶれに関する補正を行い、前記判定手段がその補正が適正でないと判断した場合に、補正量を他の種類の補正量に変えて補正を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の光学情報読取装置。
  7. 前記判定手段は、前記予備補正手段による補正の適否を数値で評価するようになっており、その際の補正量と評価値とが補正値データメモリに記憶されることを特徴とする請求項6記載の光学情報読取装置。
  8. 前記予備補正手段による補正が繰返される際には、前記補正値データメモリ内のデータが、評価値がより高いものに書換えられていくことを特徴とする請求項7記載の光学情報読取装置。
  9. 前記予備補正手段による補正が、全ての種類の補正量を適用して実施済みの場合に、前記画像補正手段による補正は、評価値が最も高い補正量を適用して実施されることを特徴とする請求項7又は8記載の光学情報読取装置。
  10. 前記予備補正手段により全ての種類の補正量を適用して補正を実施したにも拘わらず、前記判定手段により適切な補正と判断されなかった場合には、その旨を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載の光学情報読取装置。
  11. 前記予備補正手段は、前記補正量として1画素のぶれがあると想定して補正を行い、以下、ぶれ量が決まるかあるいは補正量の上限に至るまで、画素数nを1ずつ増やしながら補正を行うことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の光学情報読取装置。
  12. 前記判定手段は、各補正量で補正した補正値の高周波成分の数を夫々算出し、該補正量とその高周波成分の数との関数において、極小値が現れる補正量を、ぶれ量と判断することを特徴とする請求項11記載の光学情報読取装置。
  13. 前記補正値の高周波成分の数は、次の式で算出されることを特徴とする請求項12記載の光学情報読取装置。
    Figure 2005196543
  14. 前記補正値の高周波成分の数は、二次微分により算出されることを特徴とする請求項12記載の光学情報読取装置。
  15. 前記画像メモリに記憶された画像データに対するデコード処理を実行し、デコード処理に失敗したことを条件に、前記予備補正手段による補正の処理が実行されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の光学情報読取装置。
  16. 前記情報コードの画像取込み時の手ぶれを検出するための手ぶれ検出センサを備え、その手ぶれ検出センサの検出出力が所定値を越えたことを条件に、前記予備補正手段による補正の処理が実行されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の光学情報読取装置。
  17. 前記手ぶれ検出センサの検出出力から前記補正量を推定する補正量推定手段を備え、前記予備補正手段は、その補正量推定手段の推定された補正量に近い補正量を適用して補正を行うことを特徴とする請求項16記載の光学情報読取装置。
  18. 前記手ぶれ検出センサは、前記受光センサの受光面に沿って直交する2方向に生じたぶれを、実質的に該受光センサの位置にて検出するように構成されていることを特徴とする請求項16又は17記載の光学情報読取装置。
  19. 前記手ぶれ検出センサは、ジャイロセンサ又は加速度センサであることを特徴とする請求項16ないし18のいずれかに記載の光学情報読取装置。

JP2004002941A 2004-01-08 2004-01-08 光学情報読取装置 Expired - Fee Related JP4306457B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002941A JP4306457B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 光学情報読取装置
US11/029,671 US7481369B2 (en) 2004-01-08 2005-01-06 Method and apparatus for optically picking up an image of an information code

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002941A JP4306457B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 光学情報読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005196543A true JP2005196543A (ja) 2005-07-21
JP4306457B2 JP4306457B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=34805316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004002941A Expired - Fee Related JP4306457B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 光学情報読取装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7481369B2 (ja)
JP (1) JP4306457B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334478A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JP2008242828A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Casio Comput Co Ltd バーコード読取装置及びプログラム
JP2009542120A (ja) * 2006-06-21 2009-11-26 株式会社オプトエレクトロニクス 画像安定化装置の制御方法
JP2012174215A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Denso Wave Inc 撮像装置
JP2015126373A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 ダンロップスポーツ株式会社 像振れ補正システム、プログラム及び方法
CN112651401A (zh) * 2020-12-30 2021-04-13 凌云光技术股份有限公司 一种喷码字符自动校正方法和系统
JP7485933B2 (ja) 2020-06-26 2024-05-17 株式会社デンソーウェーブ 二次元コード読取装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4306457B2 (ja) * 2004-01-08 2009-08-05 株式会社デンソーウェーブ 光学情報読取装置
JP4254628B2 (ja) * 2004-06-21 2009-04-15 株式会社デンソーウェーブ 光学的情報読取装置
EP1975849B1 (en) 2007-03-27 2011-04-27 Casio Computer Co., Ltd. Bar-code reading apparatus and computer-readable medium
CN105488869A (zh) * 2014-09-16 2016-04-13 深圳富泰宏精密工业有限公司 密码锁开锁系统及方法
US9915965B2 (en) * 2015-03-16 2018-03-13 The Florida International University Board Of Trustees Flexible, secure energy management system
US9805239B2 (en) 2015-08-31 2017-10-31 Pixart Imagine Inc. QR code detecting device and operation method thereof
TWI545504B (zh) * 2015-08-31 2016-08-11 原相科技股份有限公司 利用圖樣進行解碼的方法及其系統
US9600700B1 (en) 2015-08-31 2017-03-21 Pixart Imaging Inc. Portable electronic device and operation method thereof
CN106529634B (zh) * 2015-09-10 2019-10-01 原相科技股份有限公司 利用图样进行编码与解码的方法及其系统
US10607047B2 (en) 2017-12-06 2020-03-31 Cognex Corporation Local tone mapping for symbol reading

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5144426A (en) * 1989-10-13 1992-09-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motion compensated prediction interframe coding system
DE69128163T2 (de) * 1990-03-30 1998-06-18 Sanyo Electric Co Bildaufnahmevorrichtung mit einer Kamera-Erschütterungsdetektionsfunktion
US5196684A (en) * 1991-03-25 1993-03-23 Opticon, Inc. Method and apparatus for improving the throughput of a CCD bar code scanner/decoder
US5249242A (en) * 1991-12-23 1993-09-28 Adobe Systems Incorporated Method for enhancing raster pixel data
US5902988A (en) * 1992-03-12 1999-05-11 Norand Corporation Reader for decoding two-dimensional optically readable information
US5694224A (en) * 1994-12-08 1997-12-02 Eastman Kodak Company Method and apparatus for tone adjustment correction on rendering gray level image data
US5691773A (en) * 1995-09-12 1997-11-25 Metanetics Corporation Anti-hand-jittering dataform readers and methods
US6388768B2 (en) * 1996-04-22 2002-05-14 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus which excels in reproducibility of colors, fine lines and gradations even in a copy made from a copied image
CN1697522B (zh) * 1996-11-07 2010-11-24 松下电器产业株式会社 图像编码装置和图像解码装置
EP0978817A1 (en) * 1998-08-07 2000-02-09 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Method and apparatus for processing video pictures, especially for false contour effect compensation
JP4345940B2 (ja) 1999-04-13 2009-10-14 株式会社リコー 手ぶれ画像補正方法、記録媒体及び撮像装置
US7128270B2 (en) * 1999-09-17 2006-10-31 Silverbrook Research Pty Ltd Scanning device for coded data
US6606421B1 (en) * 2000-05-25 2003-08-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Geometric deformation correction method and system for dot pattern images
US7031393B2 (en) * 2000-10-20 2006-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Block distortion detection method, block distortion detection apparatus, block distortion removal method, and block distortion removal apparatus
US20030098352A1 (en) * 2000-11-24 2003-05-29 Metrologic Instruments, Inc. Handheld imaging device employing planar light illumination and linear imaging with image-based velocity detection and aspect ratio compensation
JP4271378B2 (ja) * 2001-01-30 2009-06-03 富士通株式会社 撮像装置
FR2828315B1 (fr) * 2001-07-31 2005-08-05 Sagem Stabilisation des images d'une scene, correction des offsets de niveaux de gris, detection d'objets mobiles et harmonisation de deux appareils de prise de vues fondes sur la stabilisation des images
JP2003057707A (ja) 2001-08-08 2003-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像ぶれ補正装置
JP3703414B2 (ja) * 2001-09-06 2005-10-05 キヤノン株式会社 プリンタ付カメラ、通信装置、その制御方法、制御プログラム及び記憶媒体
CA2412703C (en) * 2001-11-23 2008-02-05 Imaging Dynamics Company Ltd. Balancing areas of varying density in a digital image
US6845914B2 (en) * 2003-03-06 2005-01-25 Sick Auto Ident, Inc. Method and system for verifying transitions between contrasting elements
JP4306457B2 (ja) * 2004-01-08 2009-08-05 株式会社デンソーウェーブ 光学情報読取装置
US7083098B2 (en) * 2004-08-24 2006-08-01 Symbol Technologies, Inc. Motion detection in imaging reader
FR2885717B1 (fr) * 2005-05-16 2007-08-03 Gen Electric Procede d'estimation de correction d'une image et dispositif d'angiographie le mettant en oeuvre
US7460774B2 (en) * 2006-06-21 2008-12-02 Optoelectronics Co., Ltd. Method to control image stabilizer
US7843604B2 (en) * 2006-12-28 2010-11-30 Ricoh Company, Limited Image correcting device, image forming apparatus, and image correcting method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334478A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JP2009542120A (ja) * 2006-06-21 2009-11-26 株式会社オプトエレクトロニクス 画像安定化装置の制御方法
JP2008242828A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Casio Comput Co Ltd バーコード読取装置及びプログラム
JP2012174215A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Denso Wave Inc 撮像装置
JP2015126373A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 ダンロップスポーツ株式会社 像振れ補正システム、プログラム及び方法
JP7485933B2 (ja) 2020-06-26 2024-05-17 株式会社デンソーウェーブ 二次元コード読取装置
CN112651401A (zh) * 2020-12-30 2021-04-13 凌云光技术股份有限公司 一种喷码字符自动校正方法和系统
CN112651401B (zh) * 2020-12-30 2024-04-02 凌云光技术股份有限公司 一种喷码字符自动校正方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4306457B2 (ja) 2009-08-05
US20050167498A1 (en) 2005-08-04
US7481369B2 (en) 2009-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4306457B2 (ja) 光学情報読取装置
KR101370145B1 (ko) 화상 회복 장치, 카메라, 프로그램
KR101246738B1 (ko) 화상처리장치 및 화상처리방법, 및, 데이터 처리장치 및 데이터 처리 방법
JP2005267457A (ja) 画像処理装置、撮影装置、画像処理方法及びプログラム
JP2006295626A (ja) 魚眼像処理装置及びその方法並びに魚眼像撮像装置
JP4389812B2 (ja) 光学情報読取装置
JP2007201948A (ja) 撮像装置、画像処理方法及びプログラム
JP6338424B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、プログラム
JP2006209208A (ja) 光学情報読取装置
JP2006277315A (ja) パターン認識装置、パターン認識方法およびそのパターン認識装置をもつ電子機器
JPWO2009088053A1 (ja) 測定装置および方法、並びに、プログラム
JP2008242828A (ja) バーコード読取装置及びプログラム
JP5851206B2 (ja) 追尾装置及び追尾方法
JP6564284B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2013012940A (ja) 追尾装置及び追尾方法
JP4182937B2 (ja) 撮影装置、撮影装置の画像処理方法及びプログラム
CN109388986A (zh) 条码读取装置、控制方法及计算机可读取存储介质
JP4238749B2 (ja) 画像処理装置、画像投影装置、画像処理方法及びプログラム
US20030210343A1 (en) Image shift correcting device, image capturing device, and digital camera using same
JP5125774B2 (ja) カメラ
JP6172973B2 (ja) 画像処理装置
JP2014126943A (ja) 画像中の対象物を検出するために画像処理を行う画像処理装置及び方法
JP2007279950A (ja) 光学情報読取装置
CN109858296B (zh) 发票处理装置、发票处理方法以及存储介质
JP5786784B2 (ja) 情報コード読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080715

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090202

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees