JP2005195885A - トナーカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

トナーカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Norifumi Sugimura
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Ryuichi Nakajima
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Abstract

【課題】トナー残量の検出及び管理が可能なトナーカートリッジを提供する。
【解決手段】各検出用電極61、62からなるトナー残量センサとPIC63をトナーカートリッジ22に設けており、トナー残量センサによりトナー残量を検出し、PIC63によりトナー残量を判定して画像形成装置のCPU64に送信している。このため、画像形成装置側にトナー残量センサを設けたり、画像形成装置側でトナー残量を判定する必要がなく、画像形成装置の負担を低減させることができ、画像形成装置のコストダウンを図ることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子写真方式あるいは静電記録方式等の画像形成装置に着脱自在に装着されるトナーカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置に関する。
周知の様に電子写真方式あるいは静電記録方式等の画像形成装置としては、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等がある。この種の画像形成装置においては、静電潜像を感光体上に形成し、トナーを現像装置から感光体へと供給し、トナーにより感光体上の静電潜像を現像して、感光体上にトナー像を形成し、このトナー像を感光体から記録用紙に転写し、記録用紙を加熱及び加圧して、トナー像を記録用紙上に定着させている。
この様な画像形成装置においては、トナーが消費されることから、トナーを補給する必要がある。例えば、現像装置上にホッパーを設け、このホッパー上にトナーカートリッジを着脱自在に取り付け、トナーカートリッジからホッパーへとトナーを落下させ、ホッパーから現像装置へとトナーを供給している。
更に、トナーカートリッジ内のトナー残量を検出し、トナー残量が少なくなったときに、この旨を表示して、トナーカートリッジの交換を促し、これによりトナー供給の中断を未然に防いでいる。
例えば、特許文献1には、発光素子及び受光素子を有するトナー残量センサを用いて、トナーカートリッジ内のトナー残量を検出するという技術が開示されている。より具体的には、トナーカートリッジの底近くに垂直溝を設け、この垂直溝を挟んで、2組の発光素子及び受光素子を対向配置している。トナーが十分にあるときには、トナーが垂直溝に入り込むので、各発光素子の光がトナーにより遮断されて各受光素子で受光されない。また、トナーが少なくなって、垂直溝内のトナーが無くなると、各発光素子の光が各受光素子で受光される。従って、トナーがあるときと少ないときとでは、各受光素子の出力レベルが異なり、各受光素子の出力レベルに基づいて、トナー残量が無くなったと判定することができる。
一方、近年、トナーカートリッジが空になると、このトナーカートリッジを回収して、これにトナーを充填し、これを再利用するというリサイクルが盛んに行われている。このリサイクルに際しては、トナーカートリッジの耐久性等を考慮し、トナーカートリッジのリサイクル回数や寿命等を管理する必要がある。
例えば、特許文献2には、非接触通信ICタグをトナーカートリッジに搭載し、トナーカートリッジのリサイクル回数や寿命等の情報をICタグに書き込んだり、この情報をICタグから読み出し、これによりトナーカートリッジ及びその周辺機器を管理するという技術が開示されている。
特開平07−56431号公報 特開2001−22230号公報
ところで、特許文献1では、トナーカートリッジのトナー残量を検出するための各発光素子及び各受光素子を画像形成装置側に設けており、トナー残量の検出や管理等を画像形成装置側で行なっている。
また、特許文献2では、非接触通信ICタグをトナーカートリッジに搭載し、リサイクル回数や寿命等をトナーカートリッジ側で管理しているものの、トナーカートリッジ内のトナー残量を検出するセンサに関する記述がなく、トナー残量を非接触通信ICタグに記憶して管理することも当然行なわれていない。
従って、従来は、トナーカートリッジ内のトナー残量の検出及び管理に関しては、画像形成装置側で全て行なっていたと言え、トナー残量の検出及び管理をトナーカートリッジ側で行なうまでには至っていない。
近年、画像形成装置には、カラー画像の記録や多機能が強く要求されており、画像形成装置の負担が増大する一方である。このため、トナーカートリッジ内のトナー残量の検出及び管理等を画像形成装置側で行なうのではなく、トナーカートリッジ側で行なえば、画像形成装置の負担を低減させることができ、画像形成装置のコストダウンも図ることができる。特に、カラー用の画像形成装置では、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)等のトナーを用いることから、複数のトナーカートリッジを有しており、各トナーカートリッジ別に、トナー残量の検出及び管理を行なうので、その負担を軽視することができない。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、トナー残量の検出及び管理が可能なトナーカートリッジ及びそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、画像形成装置に着脱自在に装着されるトナーカートリッジにおいて、トナーカートリッジの底近傍に設けられた複数の検出用電極を有し、各検出用電極間の静電容量に基づいて、トナーカートリッジ内のトナー残量の有無を検出するトナー残量センサと、トナー残量センサにより検出されたトナー残量を外部に送信する通信手段とを備えている。
また、本発明においては、トナーカートリッジに係わる情報を記憶する記憶手段を備えている。
更に、本発明においては、記憶手段は、トナーカートリッジに係わる情報として、トナー残量センサの検出感度、もしくはトナー残量の有無を判定するためにトナー残量センサにより検出されたトナー残量と比較される閾値を記憶している。
また、本発明においては、各検出用電極は、回路基板上の一部に形成されている。
更に、本発明においては、各検出用電極は、トナーカートリッジの内壁面に配置され、絶縁層により覆われている。
また、本発明においては、通信手段は、周辺機器接続制御用ICに含まれている。
一方、本発明の画像形成装置は、上記本発明のトナーカートリッジを用いている。
本発明によれば、トナー残量センサ及び通信手段をトナーカートリッジに設けており、トナー残量センサによりトナー残量を検出し、通信手段によりトナー残量を外部に送信している。このため、画像形成装置側にトナー残量センサを設ける必要がなく、画像形成装置の負担を低減させることができ、画像形成装置のコストダウンを図ることができる。また、トナー残量センサの信号線を短くすることができるので、ノイズの影響を受け難くなる。これに対して、画像形成装置側にトナー残量センサを設けた場合は、トナー残量センサの信号線を引き回す必要があり、ノイズの影響を受け易くなる。
また、トナーカートリッジに係わる情報を記憶する記憶手段を備えている。このため、例えばトナー残量を記憶手段に記憶することができ、トナー残量の管理をトナーカートリッジで行なうことができる。
トナーカートリッジに係わる情報としては、トナー残量センサの検出感度、もしくはトナー残量の有無を判定するためにトナー残量センサにより検出されたトナー残量と比較される閾値等がある。例えば、トナーカートリッジの工場出荷時に、その様なトナー残量センサの検出感度や閾値等を記憶手段に記憶しておけば、トナー残量センサによるトナー残量の検出時に、検出感度や閾値等を参照して、トナー残量の検出を正確に行なうことができる。
尚、トナーカートリッジに係わる情報としては、他に、画像形成装置からの情報がある。例えば、トナーカートリッジ内のトナーの攪拌回数(トナーの劣化程度に対応する)や、記録枚数(トナーの使用量に対応する)等の履歴情報がある。これにより、トナーカートリッジが複数回交換されても、トナーカートリッジ内のトナーの履歴情報を画像形成装置に提供することが可能になる。画像形成装置では、この履歴情報に基づいて、トナー供給動作に関する各種の補正を行ない、トナーの安定供給を行なうことができる。
また、本発明によれば、各検出用電極を回路基板上の一部に形成しているので、各検出用電極と回路基板を一体化することができ、コストダウンを図ることができる。
更に、本発明によれば、各検出用電極をトナーカートリッジの内壁面に配置する場合は、トナーが各検出用電極に直接触れない様に該各検出用電極を絶縁層により覆っている。絶縁層としては、例えば100μmの絶縁エナメルコートがある。仮に、絶縁層が省略されると、トナーが各検出用電極に直接触れてしまい、輸送時等のトナーカートリッジの振動に伴い、トナーと各検出用電極が摩擦帯電して、各検出用電極に接続されている回路が静電破壊する虞がある。
また、本発明によれば、通信手段は、周辺機器接続制御用ICに含まれている。この周辺機器接続制御用ICは、PIC(Peripheral Interface Controller)と称され、CPUと同様に、演算処理機能、データの送受信機能、及びメモリ等を有している。従って、このPICを通信手段だけではなく記憶手段としても利用することができる。このPICは、メインのCPUとは別に周辺機器に設けられ、周辺機器の制御を行なうためのものである。人間にたとえると、頭脳がメインのCPUに相当し、自律神経がPICに相当する。また、このPICが低コストで提供されているため、通信手段や記憶手段等を低コストで実現することができる。
尚、本発明の画像形成装置は、上記本発明のトナーカートリッジと同様の作用及び効果を達成することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。本実施例の画像形成装置は、カラー画像を記録用紙に記録するカラーレーザープリンタであり、露光ユニット1、各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pd、中間転写ベルトユニット2、定着ユニット3、用紙搬送装置4、給紙トレイ5、及び排紙トレイ6等を備えている。
この画像形成装置において、記録用紙は、給紙トレイ5に積載収容されており、ピックアップローラ7-1により1枚ずつ給紙トレイ5から引き出されて、搬送ローラ4-1によりレジストローラ8へと搬送される。あるいは、記録用紙は、手差しトレイ9に載置され、ピックアップローラ7-2により引き出されて、各搬送ローラ4-4〜4-6によりレジストローラ8へと搬送される。レジストローラ8は、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃え、記録用紙の先端が中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト11上に形成されるトナー像の先端に重なるタイミングで、記録用紙を2次転写ローラ33へと搬送する。
各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナー像をそれぞれ形成して、各色のトナー像を中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト11に転写する。これらの画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、各現像器21a〜21d、各トナーカートリッジ22a〜22d、各感光体ドラム23a〜23d、各帯電器24a〜24d、及び各クリーナユニット25a〜25d等を備えている。
各感光体ドラム23a〜23dは、中間転写ベルト11を介してそれぞれの1次転写ローラ26a〜26dに押圧されており、矢印方向Bに回転移動する中間転写ベルト11と同一の周速度で、中間転写ベルト11と共に回転される。また、各1次転写ローラ26a〜26dも、矢印方向Bに回転移動する中間転写ベルト11と同一の周速度で、中間転写ベルト11に追従回転する。
各帯電器24a〜24dは、各感光体ドラム23a〜23dに接触するローラ型やブラシ形のもの、あるいはチャージャー型のものであり、各感光体ドラム23a〜23d表面を一様に帯電させる。
露光ユニット1は、各感光体ドラム23a〜23dへのそれぞれのレーザー光を出射するレーザー光源1a、及び各レーザー光をそれぞれの感光体ドラム23a〜23dに導く複数のミラー1b等を有しており、画像データに応じて各レーザー光を変調しつつ、各レーザー光をそれぞれの感光体ドラム23a〜23d表面に照射して、各感光体ドラム23a〜23d表面にそれぞれの静電潜像を形成する。
尚、露光ユニット1として、ELやLED等の発光素子をアレイ状に並べた書き込みヘッドを用いても良い。
各トナーカートリッジ22a〜22dは、黒、イエロー、マゼンタ、シアンのトナーを収容している。各現像器21a〜21dは、各トナーカートリッジ22a〜22dからそれぞれの色のトナーを供給され、各感光体ドラム23a〜23d表面の静電潜像にそれぞれの色のトナーを付着させて、各感光体ドラム23a〜23d表面にそれぞれの色のトナー像を形成する。これらのトナー像は、各感光体ドラム23a〜23dから中間転写ベルト11に転写されて重ね合わせられる。
中間転写ベルトユニット2は、中間転写ベルト11、各1次転写ローラ26a〜26d、駆動支持ローラ31と従動支持ローラ32、及び2次転写ローラ33等を備えており、中間転写ベルト11を駆動支持ローラ31と従動支持ローラ32に掛け渡して回転移動可能に支持し、各1次転写ローラ26a〜26d及び2次転写ローラ33を中間転写ベルト11に押し付けている。
中間転写ベルト11は、例えば厚さ100μm〜150μm程度の合成樹脂フィルムにより形成される。2次転写ローラ33は、左右に移動可能に支持されており、右方向に移動されたときに、駆動支持ローラ31との間に中間転写ベルト11を挟み込んで、ニップ域を形成する。駆動支持ローラ31は、2次転写ローラ33のバックアップローラとしての役目を果たしつつ、各1次転写ローラ26a〜26dと各感光体ドラム23a〜23d間のそれぞれのニップ域を下流側にして、回転駆動され、中間転写ベルト11を引っ張って矢印方向Bに回転移動させる。これにより、各ニップ域が安定的に維持される。
尚、各1次転写ローラ26a〜26dと各感光体ドラム23a〜23d間のそれぞれのニップ域をより安定的に形成するために、各1次転写ローラ26a〜26d及び各感光体ドラム23a〜23dのうちの一方を硬質材料で形成し、他方を弾性材料で形成するのが好ましい。
各1次転写ローラ26a〜26dは、例えば金属製の直径8mm〜10mmの軸の外周を導電性の弾性材(EPDM、発泡ウレタン等)により被覆したものである。各1次転写ローラ26a〜26dは、該各1次転写ローラ26a〜26dと各感光体ドラム23a〜23d間のニップ域に中間転写ベルト11を挟み込んだ状態で、トナーの帯電極性とは逆極性のバイアス電圧を印加され、それぞれの電界を中間転写ベルト11を介して各感光体ドラム23a〜23d表面のトナーに作用させ、各感光体ドラム23a〜23d表面のトナーを中間転写ベルト11へと引き付けて転写させる。これにより、各色のトナー像が中間転写ベルト11に転写されて重ね合わせられる。
尚、各1次転写ローラ26a〜26dとして、ローラの代わりに、ブラシ等を用いても構わない。
クリーニングユニット34は、例えば中間転写ベルト11表面に摺接するクリーニングブレードであり、中間転写ベルト11表面に残留したトナーを除去して、次回に印字される画像のカブリ等を防止する。
こうして中間転写ベルト11に転写され重ね合わせられた各色のトナー像は、該中間転写ベルト11の回転移動に伴い、駆動支持ローラ31と2次転写ローラ33間のニップ域へと搬送される。そして、中間転写ベルト11上の各色のトナー像の先端とレジストローラ8により搬送されて来た記録用紙の先端が重ねられ、各色のトナー像と記録用紙が重ね合わせられて、各色のトナー像が記録用紙に転写される。
引き続いて、記録用紙は、定着ユニット3へと搬送され、ここで加圧ローラ3aと加熱ローラ3b間に挟み込まれる。これにより、記録用紙上の各色のトナーが加熱溶融されて混合され、各色のトナー像が記録用紙上にカラー画像として定着される。
更に、記録用紙は、用紙搬送装置4により排紙トレイ6へと搬送されて、ここにフェイスダウンで排出される。
尚、画像形成ステーションPaだけを用いて、モノクロ画像を形成し、モノクロ画像を中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト11に転写することも可能である。このモノクロ画像も、カラー画像と同様に、中間転写ベルト11から記録用紙に転写され、記録用紙上定着される。
また、記録用紙の表面だけではなく、両面の印字を行なう場合は、記録用紙の表面の画像を定着ユニット3により定着した後に、記録用紙を用紙搬送装置4の搬送ローラ4-3により搬送する途中で、搬送ローラ4-3を停止させてから逆回転させ、記録用紙を用紙搬送装置4の反転経路4rに通して、記録用紙の表裏を反転させてから、記録用紙をレジストローラ8へと導き、記録用紙の表面と同様に、記録用紙の裏面に画像を記録して定着し、記録用紙を排紙トレイ6に排出する。
ところで、本実施例の画像形成装置では、図2に示す様に各トナーカートリッジ22a〜22dを各現像器21a〜21dから取り外すことができ、各トナーカートリッジ22a〜22dを新たなものに交換することにより、各色のトナーを補給している。
次に、各トナーカートリッジ22a〜22dについて詳述する。図3は、トナーカートリッジ22(各トナーカートリッジ22a〜22dの共通符号を22とする)を現像器21(各現像器21a〜21dの共通符号を21とする)に装着する前の状態を正面側から見て示す斜視図である。また、図4は、装着前のトナーカートリッジ22及び現像器21を裏面側から見て示す斜視図である。更に、図5は、装着後のトナーカートリッジ22及び現像器21を裏面側から見て示す斜視図である。また、図6は、装着前のトナーカートリッジ22及び現像器21を側方から見て示す縦断面図であり、図7は、装着後のトナーカートリッジ22及び現像器21を側方から見て示す縦断面図である。また、図8は、装着後のトナーカートリッジ22及び現像器21を正面側から見て拡大して示す断面図であり、図9は、現像器21を正面側から見て拡大して示す斜視図である。
トナーカートリッジ22は、その奥行きtを現像器21の奥行きTよりも十分に短くされているものの、その高さhを奥行きtよりも十分に長くされて、その容積を確保されている。トナーカートリッジ22の奥行きtを短くしたことから、トナーカートリッジ22を画像形成装置の前面寄りに装着した状態では、トナーカートリッジ22が画像形成装置の奥の部品に干渉することはない。また、画像形成装置のフロントドアを開けると、トナーカートリッジ22が最も手前にあるので、トナーカートリッジ22の交換が容易である。
トナーカートリッジ22は、図8に示す様にその底のトナー供給口22f、及びトナー供給口22f周囲の鍔22gを有している。また、現像器21は、その天板のトナー受け入れ口21f、及びトナー受け入れ口21f両側の案内溝21gを有しており、図9に示す様に各案内溝21gにガイド板41を挿入し、ガイド板41をバネ(図示せず)により画像形成装置の手前の方(矢印方向C)に付勢して、ガイド板41の一端41aをトナー受け入れ口21fの縁に当接させ、ガイド板41を閉じている。
トナーカートリッジ22を装着するときには、トナーカートリッジ22を現像器21の天板に載せて、トナーカートリッジ22の鍔22gを現像器21の案内溝21gに差し込んで、トナーカートリッジ22を画像形成装置の奥の方(図3の矢印方向D)へとスライドさせ、ガイド板41をトナーカートリッジ22の鍔22gにより押して、ガイド板41を開き、トナーカートリッジ22のトナー供給口22fと現像器21のトナー受け入れ口21fを重ね合わせる。この後、図7に示す様にトナーカートリッジ22のトナー供給口22fを封止している二つ折りのシール42を引っ張り剥して除去し、トナーカートリッジ22のトナー供給口22fと現像器21のトナー受け入れ口21f間を通じさせて、トナーカートリッジ22から現像器21へのトナー供給を可能にする。
トナーカートリッジ22内のトナーが無くなったときには、トナーカートリッジ22を画像形成装置の手前の方へとスライドさせて取り外す。
こうしてトナーカートリッジ22が装着及び取り外されて、その交換が行なわれる。
また、トナーカートリッジ22の側壁に凹部22iを形成し、凹部22iの上縁に庇22jを突設している。図10は、トナーカートリッジ22内側に突出した凹部22i近傍を拡大して示す縦断面図である。図10に示す様にトナーカートリッジ22の底には、凹部22iからトナーカートリッジ22の壁を介して該トナーカートリッジ22内側に至る範囲で、プリント基板43を貼り付けている。プリント基板43は、その上面に配線パターン43bを有しており、凹部22i側で配線パターン43bの一部により複数の接続用パッド43aを形成し、凹部22i側で配線パターン43b上に周辺機器接続制御用IC63を搭載し、またトナーカートリッジ22内側で配線パターン43bの一部により複数の検出用電極61、62を形成している。絶縁層44は、例えば100μmの絶縁エナメルコートがあり、各接続用パッド43aを除くプリント基板43の部分を覆い、かつトナーカートリッジ22内側の各検出用電極61、62を覆っている。このため、各検出用電極61、62は、トナーカートリッジ22内のトナーに直接接触しない。仮に、絶縁層44が省略されると、トナーが各検出用電極61、62に直接触れてしまい、輸送時等のトナーカートリッジ22の振動に伴い、トナーと各検出用電極61、62が摩擦帯電して、各検出用電極61、62に接続されている周辺機器接続制御用IC63等の回路が静電破壊する虞がある。
庇22jは、プリント基板43の各検出用電極61、62の上方に配置されており、庇22jと各検出用電極61、62間にスペースS1を設けている。
更に、トナーカートリッジ22では、従動軸46を一対の軸受け47により回転自在に支持し、従動軸46に攪拌部材48を固定支持している。従動軸46の一端は、トナーカートリッジ22の側壁から突出しており、その端面に十字溝46aを形成している。攪拌部材48は、各棒体48aを略矩形状に組み合わせて相互に固定したものである。各棒体48aのうちの従動軸46に平行な1本は、トナーカートリッジ22の側壁近傍まで突出しており、この棒体48aの一端に可撓性フィルム片49を取り付けている。図11に拡大して示す様に、この棒体48aの一端にスリット48bを形成し、このスリット48bに可撓性フィルム片49を差し込んで接着剤で固定し、この棒体48aの回転軌跡である円柱周面に対して可撓性フィルム片49を垂直に立てている。
可撓性フィルム片49は、例えば厚みが0.1mmの可撓性を有するフィルムであり、その材質としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリアミド等がある。
従動軸46が回転すると、攪拌部材48が回転され、トナーカートリッジ22内のトナーが攪拌される。また、攪拌部材48の回転に伴い、可撓性フィルム片49も回転する。このとき、トナーカートリッジ22の側壁近傍まで突出した棒体48aの一端は、図12に示す様にその回転途中で庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1を略水平方向に通過し、可撓性フィルム片49もスペースS1を通過する。
一方、現像器21上方の画像形成装置の本体側には、カートリッジ駆動部51を設けている。カートリッジ駆動部51では、駆動軸52を軸支し、駆動軸52の十字型先端52aを画像形成装置の手前側に突出させている。駆動軸52は、モータ及びギヤユニット(図示せず)により回転駆動される。また、カートリッジ駆動部51の側壁にコネクタ55を突設し、コネクタ55を駆動軸52下方に配置している。コネクタ55は、複数のコネクタピン55aを有している。
先に述べた様にトナーカートリッジ22を現像器21の天板に載せて画像形成装置の奥の方へとスライドさせ装着し、トナーカートリッジ22のトナー供給口22fと現像器21のトナー受け入れ口21fを重ね合わせた状態では、カートリッジ駆動部51の駆動軸52の十字型先端52aがトナーカートリッジ22の従動軸46の十字溝46aに嵌合し、駆動軸52と従動軸46が相互に連結され、かつコネクタ55がトナーカートリッジ22の凹部22iに嵌合する。
そして、駆動軸52の十字型先端52aと従動軸46の十字溝46aが嵌合すると、駆動軸52と従動軸46間が連結され、駆動軸52の回転が従動軸46に伝達される。従って、カートリッジ駆動部51の駆動軸52が回転駆動されると、トナーカートリッジ22の従動軸46が回転し、攪拌部材48も回転する。この攪拌部材48の回転によりトナーカートリッジ22内のトナーが攪拌され、可撓性フィルム片49も回転して庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1を周期的に通過する。
また、コネクタ55がトナーカートリッジ22の凹部22iに嵌合した状態では、コネクタ55の各コネクタピン55aがプリント基板43の各接続用パッド43aに接触する。
ここで、図13(a)に示す様にトナーカートリッジ22内のトナーが十分にあり、庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1がトナーで満たされているものとする。このとき、各検出用電極61、62がトナーで覆われる。また、可撓性フィルム片49は、攪拌部材48と共に回転し、トナーに侵入して、トナー内で抵抗を受けて撓んで吹き流される。このため、庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1の通過のときにも、可撓性フィルム片49が吹き流され、可撓性フィルム片49がプリント基板43に接近することはない。
また、図13(b)に示す様にトナーカートリッジ22内のトナーが減少して、トナーレベルが庇22jと各検出用電極61、62間にあるものとする。このとき、各検出用電極61、62がトナーで覆われる。また、庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1の通過のときに、可撓性フィルム片49が撓んで各検出用電極61、62上のトナーをなでて行くので、スペースS1のトナーレベルが均される。
更に、図13(c)に示す様にトナーカートリッジ22内のトナーがより減少して、トナーレベルが各検出用電極61、62以下になると、スペースS1のトナーが殆ど無くなる。また、庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1の通過のときに、可撓性フィルム片49が適宜に撓み、可撓性フィルム片49が各検出用電極61、62上の絶縁層44部分に摺接して、この部分のトナーを払い除く。このため、各検出用電極61、62上のトナーが無くなる。また、攪拌部材49の回転により僅かに残っているトナーが攪拌され、トナーが上方に跳ね上げられてから下方に落下するものの、庇22jが該庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1の屋根となって、トナーがスペースS1に降り掛かることが防止される。
この様にトナーカートリッジ22内のトナーレベルが各検出用電極61、62を超える場合は、各検出用電極61、62がトナーで覆われ、またトナーレベルが各検出用電極61、62以下の場合は、可撓性フィルム片49が各検出用電極61、62上の絶縁層44部分のトナーを払い除き、各検出用電極61、62上のトナーが無くなる。
ここで、各検出用電極61、62は、プリント基板43上で離間して対向配置されており、該各検出用電極61、62間に静電容量を形成している。また、トナーは、合成樹脂等の誘電体成分を含む。このため、トナーレベルが各検出用電極61、62を超え、各検出用電極61、62がトナーで覆われているときと、トナーレベルが各検出用電極61、62以下となり、各検出用電極61、62上のトナーが無くなったときとでは、各検出用電極61、62間の静電容量が変化する。従って、各検出用電極61、62間の静電容量の変化を検出すれば、トナーカートリッジ22内のトナー残量を判定することができる。
このため、各検出用電極61、62は、トナーカートリッジ22内のトナー残量を検出するトナー残量センサを構成していると言える。
また、庇22jが屋根となって、トナーが庇22jと各検出用電極61、62間のスペースS1に降り掛ることが防止されるので、スペースS1でトナーレベルが安定する。その上、可撓性フィルム片49がスペースS1で略水平方向に通過するので、スペースS1でトナーが均される。また、トナーカートリッジ22の奥行きtを現像器21の奥行きTよりも十分に短く設定していることから、攪拌部材49の攪拌によるトナーカートリッジ22内のトナーの均しが容易になり、トナーカートリッジ22全体のトナーの偏りが少なくなる。このため、各検出用電極61、62によるトナー残量の検出を正確に行なうことができる。
更に、各検出用電極61、62を攪拌部材49の攪拌中心の直下に配置しているので、トナーカートリッジ22内のトナーが攪拌部材49により攪拌されつつ攪拌中心の直下に落下し、トナーレベルが各検出用電極61、62近傍で安定する。このため、トナー残量が極めて少なくなったときでも、各検出用電極61、62によるトナー残量の検出が確実に行なわれる。尚、攪拌部材49の攪拌中心の直下ではなくても、各検出用電極61、62を攪拌中心の下方に配置すれば、略同様の効果が得られる。
図14は、トナーカートリッジ22のプリント基板43上の各検出用電極61、62及び周辺機器接続制御用IC63を示す回路図である。
周辺機器接続制御用IC63(以下PICと称す(PIC;Peripheral Interface Controller))は、画像形成装置のCPU64と同様に、演算処理機能、データの送受信機能、及びメモリ等を有している。このPIC63は、画像形成装置のCPU64とは別に、トナーカートリッジ22に設けられ、トナーカートリッジ22内のトナー残量の判定や管理等を行なうためのものである。
PIC63は、複数の端子ピンRA0〜RA4、RB0〜RB7、VDD、OSC等を有している。各端子ピンRA0〜RA4、RB0〜RB5、VDD、OSCは、プリント基板43上で各接続用パッド43aに接続されており、各接続用パッド43aとコネクタ55の各コネクタピン55a間の接触により、少なくともPIC63の各端子ピンRB0〜RB2が画像形成装置のCPU64に接続され、PIC63と画像形成装置のCPU64間のデータ通信が可能になる。同時に、PIC63の端子VDDが画像形成装置の電源に接続され、画像形成装置の電源からPIC63へと電力が供給され、またPIC63の端子OSCが画像形成装置のクロック発生部に接続され、画像形成装置のクロック発生部からPIC63へとクロックが供給される。
また、PIC63の端子ピンRB6を検出用電極61に接続し、端子ピンRB7を抵抗65を介して検出用電極61に接続し、検出用電極62を接地している。
さて、PIC63は、その端子ピンRB7から方形波信号Sgを周期的に出力して、この方形波信号Sgを抵抗65を介して検出用電極61に印加しつつ、その端子ピンRB6に入力した検出用電極61の電圧Vgを監視している。
図15は、端子ピンRB7から出力される方形波信号Sg、及び端子ピンRB6に入力される検出用電極61の電圧Vgを示す信号波形図である。図15から明らかな様に、検出用電極61に印加される方形波信号Sgが立ち上がると、検出用電極61の電圧Vgが徐々に立ち上がる。そして、方形波信号Sgが立ち下がると、検出用電極61の電圧Vgが徐々に低下して行く。
ここで、方形波信号Sgの立ち上がり時点t1から電圧Vgが一定値Vhに達する時点t2までの時間をT1とする。この時間T1は、抵抗65と各検出用電極61、62間の静電容量からなる直列回路の時定数に依存しており、各検出用電極61、62間の静電容量が大きくなる程、この時間T1が長くなり、各検出用電極61、62間の静電容量と時間T1が対応関係にある。
一方、先に述べた様にトナーレベルが各検出用電極61、62を超え、各検出用電極61、62がトナーで覆われているときと、トナーレベルが各検出用電極61、62以下となり、各検出用電極61、62上のトナーが無くなったときとでは、各検出用電極61、62間の静電容量が変化することから、各検出用電極61、62間の静電容量の変化を検出すれば、トナーカートリッジ22内のトナー残量を判定することができる。
そこで、PIC63は、その端子ピンRB7から方形波信号Sgを出力しつつ、その端子ピンRB6に入力した検出用電極61の電圧Vgを監視して、方形波信号Sgの立ち上がり時点t1から電圧Vgが一定値Vhに達する時点t2までの時間T1を計時し、時間T1に対応する各検出用電極61、62間の静電容量を求める。
そして、PIC63は、各検出用電極61、62間の静電容量を求めると、この静電容量と該PIC63のメモリに予め記憶されている閾値を比較し、この静電容量が閾値を超えれば、トナーカートリッジ22内のトナーレベルが各検出用電極61、62を超えると判定し、また、この静電容量が閾値以下であれば、トナーレベルが各検出用電極61、62以下になったと判定する。そして、PIC63は、このトナーレベルの判定結果を該PIC63のメモリに記憶しておく。
尚、PIC63のメモリ内の閾値は、トナーカートリッジ22の工場出荷に際して求められて設定されたものであり、トナーカートリッジ22が空のときの各検出用電極61、62間の静電容量よりも適宜に低く設定されたものである。これにより、複数のトナーカートリッジ22間のトナー残量センサの検出精度のバラツキを抑えることができる。
また、閾値の代わりに、トナーカートリッジ22のトナー残量センサの検出感度をPIC63のメモリに記憶しておき、このトナー残量センサの検出感度を参照して、トナーレベルの判定を行なっても良い。トナー残量センサの検出感度は、例えばトナーカートリッジ22が空のときの各検出用電極61、62間の静電容量そのものであり、この静電容量とトナーカートリッジ22の使用中にトナー残量センサにより検出された静電容量を比較することにより、トナーレベルの判定を行なう。
あるいは、各検出用電極61、62間の静電容量と時間T1が対応関係にあることから、時間T1が予め設定された閾値以下になったときに、トナーレベルが各検出用電極61、62以下になったと判定しても良い。この場合は、時間T1と比較される閾値をPIC63のメモリに記憶しておく。
また、この閾値の代わりに、トナーカートリッジ22が空のときの時間T1そのものをトナー残量検出センサの検出感度としてPIC63のメモリに記憶しておき、この時間T1とトナーカートリッジ22の使用中に計時された時間T1を比較することにより、トナーレベルの判定を行なっても良い。
この様なトナーレベルの判定及び記憶は、画像形成装置における各トナーカートリッジ22a〜22d別に、該各トナーカートリッジ22a〜22dのPIC63により行われる。画像形成装置のCPU64は、各トナーカートリッジ22a〜22dのPIC63の端子ピンRB2にそれぞれのデータ要求信号を送信して、各トナーカートリッジ22a〜22dのPIC63を順次繰り返し呼び出し、各トナーカートリッジ22a〜22dのPIC63によるトナーレベルの判定結果を要求する。各トナーカートリッジ22a〜22dのPIC63は、データ要求信号を順次受信して、それぞれの端子RB1から画像形成装置のCPU64へとトナーレベルの判定結果を順次送信する。
画像形成装置のCPU64は、トナーレベルの判定結果として、トナーレベルが各検出用電極61、62以下になったという判定結果を受信すると、このトナーレベルが低下したトナーカートリッジ内の色のトナー像について、印字ドット数(該色のトナーの消費量に対応する)の計数を開始し、この印字ドット数が既定値に達すると、このトナーカートリッジ内のトナーが無くなったものとみなし、このトナー残量が無くなったトナーカートリッジを表示ユニット(図示せず)に表示したり、音声メッセージをスピーカ(図示せず)により発音して、このトナーカートリッジの交換を促し、これによりトナー供給の中断を未然に防ぐ。
この様に本実施例では、各検出用電極61、62からなるトナー残量センサとPIC63をトナーカートリッジ22に設けており、トナー残量センサによりトナー残量を検出し、PIC63によりトナー残量を判定して画像形成装置のCPU64に送信している。このため、画像形成装置側にトナー残量センサを設けたり、画像形成装置側でトナー残量を判定する必要がなく、画像形成装置の負担を低減させることができ、画像形成装置のコストダウンを図ることができる。また、各検出用電極61、62とPIC63間の配線を極めて短くすることができるので、ノイズの影響を受け難く、トナー残量検出の信頼性が高くなる。これに対して、画像形成装置側にトナー残量センサを設けた場合は、各トナーカートリッジ22a〜22dのトナー残量センサからCPU64へとそれぞれの信号線を引き回す必要があり、ノイズの影響を受け易くなる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、トナーレベルの判定結果、トナーレベルの判定に用いられる閾値やトナー残量センサの検出感度をPIC63内のメモリに記憶するだけではなく、トナーカートリッジ22に係わる他の種類の情報を記憶しても良い。この他の種類の情報としては、画像形成装置からの情報がある。例えば、トナーカートリッジ22内のトナーの攪拌回数(トナーの劣化程度に対応する)や、記録枚数(トナーの使用量に対応する)等の履歴情報がある。これにより、トナーカートリッジ22が複数回交換されても、トナーカートリッジ22内のトナーの履歴情報を画像形成装置に提供することが可能になる。画像形成装置では、この履歴情報に基づいて、トナー供給動作に関する各種の補正を行ない、トナーの安定供給を行なうことができる。
本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。 図1の画像形成装置における各トナーカートリッジを取り外した状態を示す側面図である。 トナーカートリッジを現像器に装着する前の状態を正面側から見て示す斜視図である。 装着前のトナーカートリッジ及び現像器を裏面側から見て示す斜視図である。 装着後のトナーカートリッジ及び現像器を裏面側から見て示す斜視図である。 装着前のトナーカートリッジ及び現像器を側方から見て示す縦断面図である。 装着後のトナーカートリッジ及び現像器を側方から見て示す縦断面図である。 装着後のトナーカートリッジ及び現像器を正面側から見て拡大して示す断面図である。 現像器を正面側から見て拡大して示す斜視図である。 トナーカートリッジ内側に突出した凹部近傍を拡大して示す縦断面図である。 トナーカートリッジの攪拌部材に取り付けられた可撓性フィルム片を拡大して示す正面図である。 トナーカートリッジの攪拌部材の攪拌に伴い、可撓性フィルム片が庇と各検出用電極間のスペースを通過する様子を示す正面図である。 (a)〜(c)は、トナー残量センサによるトナーカートリッジ内のトナー残量の検出を説明するために用いた正面図である。 トナーカートリッジのプリント基板上の各検出用電極及び周辺機器接続制御用ICを示す回路図である。 図14の周辺機器接続制御用ICの入出力信号を示す信号波形図である。
符号の説明
1 露光ユニット
2 中間転写ベルトユニット
3 定着ユニット
4 用紙搬送装置
5 給紙トレイ
6 排紙トレイ
21、21a〜21d 現像器
22、22a〜22d トナーカートリッジ
43 プリント基板
44 絶縁層
48 攪拌部材
49 可撓性フィルム
55 コネクタ
61、62 検出用電極
63 周辺機器接続制御用IC(PIC)
64 CPU
65 抵抗
Pa、Pb、Pc、Pd 画像形成ステーション

Claims (7)

  1. 画像形成装置に着脱自在に装着されるトナーカートリッジにおいて、
    トナーカートリッジの底近傍に設けられた複数の検出用電極を有し、各検出用電極間の静電容量に基づいて、トナーカートリッジ内のトナー残量の有無を検出するトナー残量センサと、
    トナー残量センサにより検出されたトナー残量を外部に送信する通信手段と
    を備えることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. トナーカートリッジに係わる情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 記憶手段は、トナーカートリッジに係わる情報として、トナー残量センサの検出感度、もしくはトナー残量の有無を判定するためにトナー残量センサにより検出されたトナー残量と比較される閾値を記憶することを特徴とする請求項2に記載のトナーカートリッジ。
  4. 各検出用電極は、回路基板上の一部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  5. 各検出用電極は、トナーカートリッジの内壁面に配置され、絶縁層により覆われたことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  6. 通信手段は、周辺機器接続制御用ICに含まれることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のトナーカートリッジを用いた画像形成装置。
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