JP2005195790A - トナーカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

トナーカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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満 徳山
Toshiaki Ino
利昭 井野
Yasuhiro Nishimura
泰浩 西村
Kiyobumi Morimoto
清文 森本
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Abstract

【課題】トナーカートリッジにおけるトナー残量の検出感度の管理を行なうことが可能なトナーカートリッジを提供する。
【解決手段】トナーカートリッジ22にICタグ81を設け、トナー残量センサ53に係わる情報をICタグ81のメモリに書き込んだり該メモリから読み出している。このため、例えばトナーカートリッジ22のリサイクルに際し、トナーカートリッジ22のリサイクル回数や、トナーカートリッジ22に装着された状態でのトナー残量センサ53の検出感度等を容易に管理することができ、トナーカートリッジ22内のトナーの残量の判定を常に正確に行なうことが可能になる。
【選択図】図15

Description

本発明は、電子写真方式あるいは静電記録方式等の画像形成装置に着脱自在に装着されるトナーカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置に関する。
周知の様に電子写真方式あるいは静電記録方式等の画像形成装置としては、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等がある。この種の画像形成装置においては、静電潜像を感光体上に形成し、トナーを現像装置から感光体へと供給し、トナーにより感光体上の静電潜像を現像して、感光体上にトナー像を形成し、このトナー像を感光体から記録用紙に転写し、記録用紙を加熱及び加圧して、トナー像を記録用紙上に定着させている。
この様な画像形成装置においては、トナーが消費されることから、トナーを補給する必要がある。例えば、現像装置上にホッパーを設け、このホッパー上にトナーカートリッジを着脱自在に取り付け、トナーカートリッジからホッパーへとトナーを落下させ、ホッパーから現像装置へとトナーを供給している。
更に、トナーカートリッジ内のトナー残量を検出し、トナー残量が少なくなったときに、この旨を表示して、トナーカートリッジの交換を促し、これによりトナー供給の中断を未然に防いでいる。
例えば、特許文献1には、発光素子及び受光素子を有するトナー残量センサを用いて、トナーカートリッジ内のトナー残量を検出するという技術が開示されている。より具体的には、トナーカートリッジの底近くに垂直溝を設け、この垂直溝を挟んで、2組の発光素子及び受光素子を対向配置している。トナーが十分にあるときには、トナーが垂直溝に入り込むので、各発光素子の光がトナーにより遮断されて各受光素子で受光されない。また、トナーが少なくなって、垂直溝内のトナーが無くなると、各発光素子の光が各受光素子で受光される。従って、トナーがあるときと少ないときとでは、各受光素子の出力レベルが異なり、各受光素子の出力レベルに基づいて、トナー残量が無くなったと判定することができる。
一方、近年、トナーカートリッジが空になると、このトナーカートリッジを回収して、これにトナーを充填し、これを再利用するというリサイクルが盛んに行われている。このリサイクルに際しては、トナーカートリッジの耐久性等を考慮し、トナーカートリッジのリサイクル回数や寿命等を管理する必要がある。
例えば、特許文献2には、非接触通信ICタグをトナーカートリッジに搭載し、トナーカートリッジのリサイクル回数や寿命等の情報をICタグに書き込んだりICタグから読み出し、これによりトナーカートリッジ及びその周辺機器を管理するという技術が開示されている。
特開平07−56431号公報 特開2001−22230号公報
ところで、特許文献1では、トナーカートリッジのトナー残量を検出するための各発光素子及び各受光素子を画像形成装置側に設けており、トナーカートリッジを画像形成装置に装着したときに、トナーカートリッジ底近くの垂直溝を挟んで、各発光素子及び各受光素子が対向する。従って、トナーカートリッジ底近くの垂直溝の壁は、各発光素子から各受光素子へと光を透過する。
一方、トナーカートリッジのトナーが無くなる度に、トナーカートリッジを交換する必要がある。これらのトナーカートリッジを比較すると、寸法や形状が一致する筈であるが、微妙な差異があり、トナーカートリッジ底近くの垂直溝の壁の透光率にも差異があり、各発光素子と各受光素子間の光伝達効率に差が生じる。
また、トナーカートリッジのリサイクルを繰り返すと、トナーカートリッジ本体表面に多数の傷が付く。これに伴って、トナーカートリッジ底近くの垂直溝の壁にも傷が付き、これにより壁の透光率が低下して、各発光素子と各受光素子間の光伝達効率が低下する。
この様に各発光素子と各受光素子間の光伝達効率が変化すると、トナー残量の検出感度が変化し、トナー残量の誤判定を招く。
しかしながら、特許文献1には、トナーカートリッジとトナー残量の検出感度との関わり合いについては全く記述されていない。
また、特許文献2では、非接触通信ICタグをトナーカートリッジに搭載し、リサイクル回数や寿命等をトナーカートリッジ側で管理しているものの、トナーカートリッジ内のトナー残量の検出に関する記述がなく、トナーカートリッジとトナー残量の検出感度との関わり合いについても全く記述されていない。
従って、従来は、トナーカートリッジにおけるトナー残量の検出感度を管理するまでには至っていないと言える。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、トナーカートリッジにおけるトナー残量の検出感度の管理を行なうことが可能なトナーカートリッジ及びそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、画像形成装置に着脱自在に装着され、画像形成装置側の光学式トナー残量センサの発光素子を点灯したときの該光学式トナー残量センサの受光素子の受光出力に基づいて、トナー残量を検出されるトナーカートリッジにおいて、光学式トナー残量センサに係わる情報を記憶する記憶手段と、前記情報を外部に対して送受する通信手段とを備えている。
また、本発明においては、トナーカートリッジは、リサイクルされて、繰り返し用いられるものである。
更に、本発明においては、光学式トナー残量センサに係わる情報は、トナーカートリッジ内のトナーの透光率を示している。
一方、本発明は、上記本発明のトナーカートリッジを着脱自在に装着される画像形成装置において、画像形成装置に対するトナーカートリッジの着脱に伴い、トナーカートリッジに着脱される光学式トナー残量センサと、トナーカートリッジ内の光学式トナー残量センサに係わる情報を該トナーカートリッジの通信手段から受信する受信手段と、受信手段により受信された情報に基づいて、光学式トナー残量センサを制御する制御手段とを備えている。
本発明は、画像形成装置へのトナーカートリッジの装着に伴って、画像形成装置側の光学式トナー残量センサがトナーカートリッジに装着されることを前提とし、トナーカートリッジに、光学式トナー残量センサに係わる情報を記憶する記憶手段及び該情報を外部に対して送受する通信手段を設けている。例えば、工場からのトナーカートリッジの出荷に際し、光学式トナー残量センサに係わる情報として、このトナーカートリッジに装着された状態での光学式トナー残量センサの検出感度を記憶手段に記憶する。そして、画像形成装置への該トナーカートリッジの装着に伴って、画像形成装置側の光学式トナー残量センサが該トナーカートリッジに装着されたときに、通信手段により記憶手段内の検出感度を画像形成装置へと送信する。画像形成装置では、この検出感度を受信し、この受信した検出感度に応じて光学式トナー残量センサの検出感度を調整しつつ、光学式トナー残量センサによりトナーカートリッジ内のトナーの残量を検出する。従って、トナーカートリッジの交換等により、トナーカートリッジに装着された状態での光学式トナー残量センサの検出感度が変化しても、記憶手段内の検出感度に応じて光学式トナー残量センサの検出感度を調整することができ、トナーの残量の判定を常に正確に行なうことが可能になる。
尚、記憶手段及び通信手段としては、無線通信が可能なICタグ、一般的なIC、近年になって普及しつつある周辺機器接続制御用IC等がある。周辺機器接続制御用ICは、PIC(Peripheral Interface Controller)と称され、CPUと同様に、演算処理機能、データの送受信機能、及びメモリ等を有している。従って、このPICを通信手段だけではなく記憶手段としても利用することができる。このPICは、メインのCPUとは別に周辺機器に設けられ、周辺機器の制御を行なうためのものである。人間にたとえると、頭脳がメインのCPUに相当し、自律神経がPICに相当する。また、このPICが低コストで提供されているため、通信手段や記憶手段等を低コストで実現することができる。
また、トナーカートリッジは、リサイクルされて、繰り返し用いられる。この場合は、トナーカートリッジ本体表面に多数の傷が付き、光学式トナー残量センサの発光素子から受光素子へと至る光がその途中で通過するトナーカートリッジの壁にも傷が付き、この壁の透光率が変化し、光学式トナー残量センサの検出感度が変化する。このため、先に述べた様にトナーカートリッジに装着された状態での光学式トナー残量センサの検出感度を記憶手段に記憶し、通信手段により記憶手段内の検出感度を画像形成装置に送信し、画像形成装置側で光学式トナー残量センサの検出感度を調整することが極めて有効となる。
更に、トナーの色等によりトナーの透光率が異なり、これが光学式トナー残量センサの検出感度の変化の原因となる。そこで、光学式トナー残量センサに係わる情報として、トナーカートリッジ内のトナーの透光率を画像形成装置に送信し、画像形成装置側で、この透光率に応じて光学式トナー残量センサの検出感度を調整すれば、トナーの残量の判定を正確に行なうことができる。
尚、本発明の画像形成装置は、上記本発明のトナーカートリッジと同様の作用及び効果を達成することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。本実施例の画像形成装置は、カラー画像を記録用紙に記録するカラーレーザープリンタであり、露光ユニット1、各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pd、中間転写ベルトユニット2、定着ユニット3、用紙搬送装置4、給紙トレイ5、及び排紙トレイ6等を備えている。
この画像形成装置において、記録用紙は、給紙トレイ5に積載収容されており、ピックアップローラ7-1により1枚ずつ給紙トレイ5から引き出されて、搬送ローラ4-1によりレジストローラ8へと搬送される。あるいは、記録用紙は、手差しトレイ9に載置され、ピックアップローラ7-2により引き出されて、各搬送ローラ4-4〜4-6によりレジストローラ8へと搬送される。レジストローラ8は、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃え、記録用紙の先端が中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト11上に形成されるトナー像の先端に重なるタイミングで、記録用紙を2次転写ローラ12へと搬送する。
各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナー像をそれぞれ形成して、各色のトナー像を中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト11に転写する。これらの画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、各現像器21a〜21d、各トナーカートリッジ22a〜22d、各感光体ドラム23a〜23d、各帯電器24a〜24d、及び各クリーナユニット25a〜25d等を備えている。
各感光体ドラム23a〜23dは、中間転写ベルト11を介してそれぞれの1次転写ローラ26a〜26dに押圧されており、矢印方向Bに回転移動する中間転写ベルト11と同一の周速度で、中間転写ベルト11と共に回転される。また、各1次転写ローラ26a〜26dも、矢印方向Bに回転移動する中間転写ベルト11と同一の周速度で、中間転写ベルト11に追従回転する。
各帯電器24a〜24dは、各感光体ドラム23a〜23dに接触するローラ型やブラシ形のもの、あるいはチャージャー型のものであり、各感光体ドラム23a〜23d表面を一様に帯電させる。
露光ユニット1は、各感光体ドラム23a〜23dへのそれぞれのレーザー光を出射するレーザー光源1a、及び各レーザー光をそれぞれの感光体ドラム23a〜23dに導く複数のミラー1b等を有しており、画像データに応じて各レーザー光を変調しつつ、各レーザー光をそれぞれの感光体ドラム23a〜23d表面に照射して、各感光体ドラム23a〜23d表面にそれぞれの静電潜像を形成する。
尚、露光ユニット1として、ELやLED等の発光素子をアレイ状に並べた書き込みヘッドを用いても良い。
各トナーカートリッジ22a〜22dは、黒、イエロー、マゼンタ、シアンのトナーを収容している。各現像器21a〜21dは、各トナーカートリッジ22a〜22dからそれぞれの色のトナーを供給され、各感光体ドラム23a〜23d表面の静電潜像にそれぞれの色のトナーを付着させて、各感光体ドラム23a〜23d表面にそれぞれの色のトナー像を形成する。これらのトナー像は、各感光体ドラム23a〜23dから中間転写ベルト11に転写されて重ね合わせられる。
中間転写ベルトユニット2は、中間転写ベルト11、各1次転写ローラ26a〜26d、駆動支持ローラ31と従動支持ローラ32、及び2次転写ローラ33等を備えており、中間転写ベルト11を駆動支持ローラ31と従動支持ローラ32に掛け渡して回転移動可能に支持し、各1次転写ローラ26a〜26d及び2次転写ローラ33を中間転写ベルト11に押し付けている。
中間転写ベルト11は、例えば厚さ100μm〜150μm程度の合成樹脂フィルムにより形成される。2次転写ローラ33は、左右に移動可能に支持されており、右方向に移動されたときに、駆動支持ローラ31との間に中間転写ベルト11を挟み込んで、ニップ域を形成する。駆動支持ローラ31は、2次転写ローラ33のバックアップローラとしての役目を果たしつつ、各1次転写ローラ26a〜26dと各感光体ドラム23a〜23d間のそれぞれのニップ域を下流側にして、回転駆動され、中間転写ベルト11を引っ張って矢印方向Bに回転移動させる。これにより、各ニップ域が安定的に維持される。
尚、各1次転写ローラ26a〜26dと各感光体ドラム23a〜23d間のそれぞれのニップ域をより安定的に形成するために、各1次転写ローラ26a〜26d及び各感光体ドラム23a〜23dのうちの一方を硬質材料で形成し、他方を弾性材料で形成するのが好ましい。
各1次転写ローラ26a〜26dは、例えば金属製の直径8mm〜10mmの軸の外周を導電性の弾性材(EPDM、発泡ウレタン等)により被覆したものである。各1次転写ローラ26a〜26dは、該各1次転写ローラ26a〜26dと各感光体ドラム23a〜23d間のニップ域に中間転写ベルト11を挟み込んだ状態で、トナーの帯電極性とは逆極性のバイアス電圧を印加され、それぞれの電界を中間転写ベルト11を介して各感光体ドラム23a〜23d表面のトナーに作用させ、各感光体ドラム23a〜23d表面のトナーを中間転写ベルト11へと引き付けて転写させる。これにより、各色のトナー像が中間転写ベルト11に転写されて重ね合わせられる。
尚、各1次転写ローラ26a〜26dとして、ローラの代わりに、ブラシ等を用いても構わない。
クリーニングユニット34は、例えば中間転写ベルト11表面に摺接するクリーニングブレードであり、中間転写ベルト11表面に残留したトナーを除去して、次回に印字される画像のカブリ等を防止する。
こうして中間転写ベルト11に転写され重ね合わせられた各色のトナー像は、該中間転写ベルト11の回転移動に伴い、駆動支持ローラ31と2次転写ローラ33間のニップ域へと搬送される。そして、中間転写ベルト11上の各色のトナー像の先端とレジストローラ8により搬送されて来た記録用紙の先端が重ねられ、各色のトナー像と記録用紙が重ね合わせられて、各色のトナー像が記録用紙に転写される。
引き続いて、記録用紙は、定着ユニット3へと搬送され、ここで加圧ローラ3aと加熱ローラ3b間に挟み込まれる。これにより、記録用紙上の各色のトナーが加熱余裕されて混合され、各色のトナー像が記録用紙上にカラー画像として定着される。
更に、記録用紙は、用紙搬送装置4により排紙トレイ6へと搬送されて、ここにフェイスダウンで排出される。
尚、画像形成ステーションPaだけを用いて、モノクロ画像を形成し、モノクロ画像を中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト11に転写することも可能である。このモノクロ画像も、カラー画像と同様に、中間転写ベルト11から記録用紙に転写され、記録用紙上定着される。
また、記録用紙の表面だけではなく、両面の印字を行なう場合は、記録用紙の表面の画像を定着ユニット3により定着した後に、記録用紙を用紙搬送装置4の搬送ローラ4-3により搬送する途中で、搬送ローラ4-3を停止させてから逆回転させ、記録用紙を用紙搬送装置4の反転経路4rに通して、記録用紙の表裏を反転させてから、記録用紙をレジストローラ8へと導き、記録用紙の表面と同様に、記録用紙の裏面に画像を記録して定着し、記録用紙を排紙トレイ6に排出する。
次に、各トナーカートリッジ22a〜22dについて詳述する。ここでは、図2に示す様に各トナーカートリッジ22a〜22dを各現像器21a〜21dから取り外すことができ、各トナーカートリッジ22a〜22dを新たなものに交換することにより、各色のトナーを補給している。
図3は、トナーカートリッジ22(各トナーカートリッジ22a〜22dの共通符号を22とする)を現像器21(各現像器21a〜21dの共通符号を21とする)に装着する前の状態を正面側から見て示す斜視図である。また、図4は、装着前のトナーカートリッジ22及び現像器21を裏面側から見て示す斜視図である。更に、図5は、装着後のトナーカートリッジ22及び現像器21を裏面側から見て示す斜視図である。また、図6は、装着前のトナーカートリッジ22及び現像器21を側方から見て示す縦断面図であり、図7は、装着後のトナーカートリッジ22及び現像器21を側方から見て示す縦断面図である。また、図8は、装着後のトナーカートリッジ22及び現像器21を正面側から見て拡大して示す断面図であり、図9は、現像器21を正面側から見て拡大して示す斜視図である。
トナーカートリッジ22は、その奥行きtを現像器21の奥行きTよりも十分に短くされているものの、その高さhを奥行きtよりも十分に長くされて、その容積を確保されている。トナーカートリッジ22の奥行きtを短くしたことから、トナーカートリッジ22を画像形成装置の前面寄りに装着した状態では、トナーカートリッジ22が画像形成装置の奥の部品に干渉することはない。また、画像形成装置のフロントドアを開けると、トナーカートリッジ22が最も手前にあるので、トナーカートリッジ22の交換が容易である。
トナーカートリッジ22は、図8に示す様にその底のトナー供給口22f、及びトナー供給口22f周囲の鍔22gを有している。また、現像器21は、その天板のトナー受け入れ口21f、及びトナー受け入れ口21f両側の案内溝21gを有しており、図9に示す様に各案内溝21gにガイド板41を挿入し、ガイド板41をバネ(図示せず)により画像形成装置の手前の方(矢印方向C)に付勢して、ガイド板41の一端41aをトナー受け入れ口21fの縁に当接させ、ガイド板41を閉じている。
トナーカートリッジ22を装着するときには、トナーカートリッジ22を現像器21の天板に載せて、トナーカートリッジ22の鍔22gを現像器21の案内溝21gに差し込んで、トナーカートリッジ22を画像形成装置の奥の方(図3の矢印方向D)へとスライドさせ、ガイド板41をトナーカートリッジ22の鍔22gにより押して、ガイド板41を開き、トナーカートリッジ22のトナー供給口22fと現像器21のトナー受け入れ口21fを重ね合わせる。この後、図7に示す様にトナーカートリッジ22のトナー供給口22fを封止している二つ折りのシール42を引っ張り剥して除去し、トナーカートリッジ22のトナー供給口22fと現像器21のトナー受け入れ口21f間を通じさせて、トナーカートリッジ22から現像器21へのトナー供給を可能にする。
トナーカートリッジ22内のトナーが無くなったときには、トナーカートリッジ22を画像形成装置の手前の方へとスライドさせて取り外す。
こうしてトナーカートリッジ22が装着及び取り外されて、その交換が行なわれる。
また、トナーカートリッジ22の側壁には、上凹部22i及び下凹部22jを形成し、上凹部22i及び下凹部22j間に清掃部材43を突設している。トナーカートリッジ22内部では、上凹部22i及び下凹部22jが内向きに突出しており、上凹部22iの下面に透明板44を取付け、下凹部22jの上面に透明板45を取付け、各透明板44、45を対向配置し、各透明板44、45間にスペースS1を設けている。
図10(a)及び(b)は、清掃部材43を示す平面図及び側面図である。図10(a)及び(b)から明らかな様に清掃部材43は、一対の支持片43bをトナーカートリッジ22の側壁に突設し、各支持片43bにより弾性片43aを支持したものであり、弾性片43aとトナーカートリッジ22の側壁間にスペースS2を設けている。
更に、トナーカートリッジ22では、従動軸46を一対の軸受け47により回転自在に支持し、従動軸46に攪拌部材48を固定支持している。従動軸46の一端は、トナーカートリッジ22の側壁から突出しており、その端面に十字溝46aを形成している。攪拌部材48は、各棒体48aを略矩形状に組み合わせて相互に固定したものである。各棒体48aのうちの従動軸46に平行な1本は、トナーカートリッジ22の側壁近傍まで突出しており、この棒体48aの一端に可撓性フィルム片49を取付けている。図11に拡大して示す様に、この棒体48aの一端にスリット48bを形成し、このスリット48bに可撓性フィルム片49を差し込んで接着剤で固定し、この棒体48aの回転軌跡である円柱周面に対して可撓性フィルム片49を垂直に交差させている。
従動軸46が回転すると、攪拌部材48が回転され、トナーカートリッジ22内のトナーが攪拌される。また、攪拌部材48の回転に伴い、可撓性フィルム片49も回転する。このとき、トナーカートリッジ22の側壁近傍まで突出した棒体48aは、図12に示す様にその回転途中で各透明板44、45間のスペースS1を通過し、可撓性フィルム片49もスペースS1を通過する。
一方、現像器21上方の画像形成装置の本体側には、カートリッジ駆動部51を設けている。カートリッジ駆動部51では、駆動軸52を軸支し、駆動軸52の十字型先端52aを画像形成装置の手前側に突出させている。駆動軸52は、モータ及びギヤユニット(図示せず)により回転駆動される。また、カートリッジ駆動部51の側壁にトナー残量センサ53を取付けている。
トナー残量センサ53は、カートリッジ駆動部51の側壁に固定された基部54、発光部55、及び受光部56を備えており、発光部55及び受光部56を基部54に突設して対向配置している。発光部55は、発光ダイオード57を内蔵し、発光ダイオード57の光を受光部56へと出射する。受光部56は、フォトトランジスタ58を内蔵し、発光ダイオード57からの光をフォトトランジスタ58に受光する。
先に述べた様にトナーカートリッジ22を現像器21の天板に載せて画像形成装置の奥の方へとスライドさせ装着し、トナーカートリッジ22のトナー供給口22fと現像器21のトナー受け入れ口21fを重ね合わせた状態では、カートリッジ駆動部51の駆動軸52の十字型先端52aがトナーカートリッジ22の従動軸46の十字溝46aに嵌合し、駆動軸52と従動軸46が相互に連結され、かつトナー残量センサ53の発光部55及び受光部56がトナーカートリッジ22の上凹部22i及び下凹部22jに嵌合する。
そして、駆動軸52の十字型先端52aと従動軸46の十字溝46aが嵌合すると、駆動軸52と従動軸46間が連結され、駆動軸52の回転が従動軸46に伝達される。従って、カートリッジ駆動部51の駆動軸52が回転駆動されると、トナーカートリッジ22の従動軸46が回転し、攪拌部材48も回転する。この攪拌部材48の回転によりトナーカートリッジ22内のトナーが攪拌され、可撓性フィルム片49も回転して各透明板44、45間のスペースS1を周期的に通過する。
また、トナー残量センサ53の発光部55及び受光部56がトナーカートリッジ22の上凹部22i及び下凹部22jに嵌合した状態では、発光部55の発光ダイオード57と受光部56のフォトトランジスタ58が上凹部22iの透明板44、下凹部22jの透明板45、及びスペースS1を介して対向する。
先に述べた様にトナーカートリッジ22を現像器21の天板に載せて画像形成装置の奥の方へとスライドさせ装着するに際し、図13(a)〜(d)に示す様にトナー残量センサ53の発光部55の光出射面及び受光部56の光入射面が清掃部材43の弾性片43aに摺接して、この弾性片43aにより光出射面及び光入射面のトナーの汚れが掻き落とされる。このため、発光部55の光出射面及び受光部56の光入射面の汚れにより、後で述べる発光部55及び受光部56によるトナーの検出が阻害されることがない。
ここで、図14(a)に示す様にトナーカートリッジ22内のトナーが十分にあり、各透明板44、45間のスペースS1がトナーで満たされているときには、発光部55の発光ダイオード57の光がスペースS1のトナーにより遮蔽され、この光が受光部56のフォトトランジスタ58で受光されることはない。また、可撓性フィルム片49は、攪拌部材48と共に回転し、トナーに侵入して、トナー内で抵抗を受けて棒体48aの両側で撓み、略二つ折りの状態になる。このため、各透明板44、45間のスペースS1を通過するに際し、可撓性フィルム片49が各透明板44、45に接触することはなく、可撓性フィルム片49の摺接によりトナーが各透明板44、45の表面に擦り付けられることがなく、各透明板44、45の表面に傷が付かなくて済む。
また、図14(b)に示す様にトナーカートリッジ22内のトナーが減少して、トナーのレベルが各透明板44、45間にあるときには、下側の透明板44がトナーで覆われるので、発光部55の発光ダイオード57からの光がスペースS1のトナーによりある程度吸収され、弱い光が受光部56のフォトトランジスタ58で受光される。また、可撓性フィルム片49は、各透明板44、45間のスペースS1を通過するに際し、棒体48aの両側で撓んで、その下側縁がトナーを均し、その上側縁が上側の透明板44表面に摺接して該表面のトナーの汚れを掻き落とす。
更に、図14(c)に示す様にトナーカートリッジ22内のトナーがより減少して、トナーのレベルが下側の透明板45以下になったときには、スペースS1のトナーが無くなり、発光部55の発光ダイオード57の光が各透明板44、45を通過して、この光が受光部56のフォトトランジスタ58で受光される。従って、発光ダイオード57の光が殆ど弱められずにフォトトランジスタ58で受光されることになる。また、可撓性フィルム片49は、各透明板44、45間のスペースS1を通過するに際し、棒体48aの両側で撓んで、その両側縁が各透明板44、45表面に摺接して該各表面のトナーの汚れを掻き落とす。このため、各透明板44、45表面の汚れにより発光部55の発光ダイオード57の光が弱められることがなく、発光ダイオード57の光がフォトトランジスタ58で確実に受光される。また、攪拌部材49の回転により僅かに残っているトナーが攪拌され、トナーが上方に跳ね上げられてから下方に落下するものの、各透明板44、45近傍に落下したトナーがトナーカートリッジ22の内向き突出した上凹部22iに引っ掛かるので、この落下したトナーにより各透明板44、45表面が汚れることはない。つまり、上凹部22iは、トナーが各透明板44、45に降り掛かることを防止する屋根の役目を果たす。
この様にトナーカートリッジ22内のトナーのレベルが下側の透明板45を超えるときには、光がフォトトランジスタ58で受光されず、トナーのレベルが各透明板44、45間にあるときには、弱い光がフォトトランジスタ58で受光され、トナーのレベルが下側の透明板45以下のときには、発光ダイオード57の光が殆ど弱められずにフォトトランジスタ58で受光される。このため、フォトトランジスタ58の受光出力レベルに基づいて、トナーカートリッジ22内のトナー残量レベルを判定することができる。
また、トナーカートリッジ22内のトナーのレベルが下側の透明板45以下のときには、可撓性フィルム片49により各透明板44、45表面の汚れが掻き落とされ、かつ上凹部22iが各透明板44、45の屋根となって、トナーが各透明板44、45に降り掛かることが防止されるので、各透明板44、45表面の汚れにより発光部55の発光ダイオード57の光が弱められず、トナー残量センサ53によるトナー残量レベルの検出を確実に行なうことができる。
更に、トナーが各透明板44、45間のスペースS1に降り掛ることがないので、スペースS1でトナーのレベルが安定する。その上、可撓性フィルム片49がスペースS1で略水平方向に通過するので、スペースS1でトナーが均される。また、トナーカートリッジ22の奥行きtを現像器21の奥行きTよりも十分に短く設定していることから、攪拌部材49の攪拌によるトナーカートリッジ22内のトナーの均しが容易になり、トナーカートリッジ22全体のトナーの偏りが少なくなる。このため、トナー残量センサ53によるトナー残量レベルの検出を正確に行なうことができる。
また、トナー残量センサ53を攪拌部材49の攪拌中心の直下に配置しているので、トナーカートリッジ22内のトナーが攪拌部材49により攪拌されつつ攪拌中心の直下に落下し、トナーのレベルがトナー残量センサ53近傍で安定する。このため、トナー残量が極めて少なくなったときでも、トナー残量センサ53による検出が確実に行なわれる。尚、攪拌部材49の攪拌中心の直下ではなくても、トナー残量センサ53を攪拌中心の下方に配置すれば、略同様の効果が得られる。
更に、可撓性フィルム片49が各透明板44、45の表面に摺接しても、該各表面が軽くなでられるだけであり、該各表面に傷が付き難い。また、可撓性フィルム片49と該各表面との間の摩擦が小さく、攪拌部材49に加わる負荷の増大を抑えることができ、攪拌部材49の回転むらが発生せずに済む。
図15は、本実施例の画像形成装置におけるトナー残量検出装置を示すブロック図である。このトナー残量検出装置において、発光ダイオード57aとフォトトランジスタ58a、発光ダイオード57bとフォトトランジスタ58b、発光ダイオード57cとフォトトランジスタ58c、発光ダイオード57dとフォトトランジスタ58dは、各トナーカートリッジ22a、22b、22c、22dのトナー残量を検出するそれぞれのトナー残量センサ53である。
制御部61は、各発光ダイオード57a〜57dを別々に駆動制御し、各フォトトランジスタ58a〜58dの受光出力をワイヤードオアを介して入力し、各フォトトランジスタ58a〜58dの受光出力レベルに基づいて、各トナーカートリッジ22a〜22dのトナー残量レベルを検出する。また、制御部61は、各発光ダイオード57a〜57dの駆動電流を調節すると共に、各フォトトランジスタ58a〜58dの負荷抵抗を調節し、これにより各トナー残量センサ53のトナー検出感度を校正して一致させる。この校正は、各発光ダイオード57a〜57d及び各フォトトランジスタ58a〜58dの特性のバラツキを補償するために行われる。
ここでは、各発光ダイオード57a〜57dと各トランジスタ62a〜62dをそれぞれ対応付けて直列接続している。そして、各発光ダイオード57a〜57dのアノードをライン63により共通接続し、また各トランジスタ62a〜62dのエミッタを共通接続し、各トランジスタ62a〜62dのベースをそれぞれのライン64a〜64dを通じて制御部61の各端子Sy、Sm、Sc、Skに接続している。制御部61は、各ライン64a〜64dを通じて、各トランジスタ62a〜62dのいずれかを選択してオンにする。各トランジスタ62a〜62dのいずれかが選択されてオンにされると、選択されたトランジスタと該トランジスタに対応する発光ダイオードの直列回路が導通状態となる。
制御部61は、規定の駆動電流に対応するデューティー比の矩形波出力を生成し、この矩形波出力を端子PWMから平滑回路65に出力する。平滑回路65は、各抵抗、コンデンサ、及び第1演算増幅器66からなり、矩形波出力を平滑化して、矩形波出力の平均的な電圧を第2演算増幅器67に出力する。第2演算増幅器67は、平滑回路65からの電圧を非反転入力端子に入力すると共に、選択され導通状態となったトランジスタと発光ダイオードの直列回路からの電流を反転入力端子に入力し、非反転入力端子の電圧と反転入力端子の電圧との差を出力する。これにより、選択され導通状態となったトランジスタと発光ダイオードの直列回路に、制御部61の端子PWMからの矩形波出力のデューティー比に対応する規定の駆動電流が流れ、該発光ダイオードが規定の駆動電流に対応する光強度で発光する。すなわち、制御部61の端子PWMから矩形波出力が出力されると、この矩形波出力の平均的な電圧が平滑回路65で生成され、この電圧が第2演算増幅器67で電圧電流変換されて、矩形波出力のデューティー比に対応する規定の駆動電流が生成され、選択され導通状態となったトランジスタと発光ダイオードの直列回路に規定の駆動電流が流れて、該発光ダイオードが規定の駆動電流に対応する光強度で発光する。従って、端子PWMからの矩形波出力のデューティー比を調節することにより、発光ダイオードの光強度を制御することができる。
また、各フォトトランジスタ58a〜58dのエミッタをライン68によりワイヤードオア接続し、各抵抗71a〜71dと各トランジスタ72a〜72dをそれぞれ対応付けて直列接続し、各抵抗71a〜71dをライン68に接続し、各トランジスタ72a〜72dのエミッタを接地し、各トランジスタ72a〜72dのベースをそれぞれのライン73a〜73dを通じて制御部61の各端子G0、G1、G2、G3に接続している。
制御部61は、各ライン73a〜73dを通じて、各トランジスタ72a〜72dのうちの0乃至4個を選択的にオンにする。これにより、ライン68と接地間に、各抵抗71a〜71dのうちの0乃至4個が選択的に挿入されて、ライン68と接地間の抵抗値が調節設定され、各フォトトランジスタ58a〜58dの抵抗負荷が設定される。例えば、各抵抗71a〜71dの抵抗値R3、R2、R1、R0の比を8:4:2:1に設定し、各抵抗71a〜71dのうちの0乃至4個を選択的に挿入することにより、ライン68と接地間の抵抗値を調節する。
この様な回路構成において、制御部61は、先に述べた様に規定の駆動電流を平滑回路65及び第2演算増幅器67を通じて出力しつつ、各トランジスタ62a〜62dのいずれかを選択しオンにして、この選択しオンにしたトランジスタと発光ダイオードの直列回路に駆動電流を流し、1つのトナー残量センサ53の該発光ダイオードを発光させる。このとき、このトナー残量センサ55が装着されたトナーカートリッジ内のトナー残量レベルに応じて、このトナー残量センサ55のフォトトランジスタの受光レベルが決まる。制御部61は、このトナー残量センサ53のフォトトランジスタの受光出力をライン68のワイヤードオアを介して端子A/Dに入力して、この受光出力を監視しており、この受光出力レベルに基づいて、このトナーカートリッジ内のトナー残量レベルを判定する。
このとき、制御部61は、図16に示す様な校正データテーブルDに基づいて、各トナー残量センサ53別に、トナー検出感度の校正を行なってから、トナー残量センサ53の検出出力に基づくトナー残量レベルの判定を行なう。この校正とは、先に述べた様に各発光ダイオード57a〜57dの駆動電流を調節すると共に、各フォトトランジスタ58a〜58dの負荷抵抗を調節し、これにより各トナー残量センサ53のトナー検出感度を校正して一致させることである。より具体的には、制御部61は、校正データテーブルDに基づいて、トナー残量センサ53の発光ダイオードの駆動電流に対応するデューティー比を求め、このデューティー比の矩形波出力を生成して出力することにより、この駆動電流を平滑回路65及び第2演算増幅器67を通じて発光ダイオードに流す。同時に、制御部61は、校正データテーブルDに基づいて、各トランジスタ72a〜72dのうちの0乃至4個を選択し、各ライン73a〜73dを通じて、各トランジスタ72a〜72dのうちの選択したものをオンにして、トナー残量センサ53のフォトトランジスタの抵抗負荷を設定する。この結果、各トナー残量センサ53による各トナーカートリッジ22a〜22dのトナー残量レベルの判定をバラツキなく正確に行なうことが可能になる。
また、制御部61は、同一のトナー残量センサ53による検出を一定周期に規定回数だけ繰り返して、それぞれの検出結果を得た後、同一となった複数の検出結果を抽出し、異なる検出結果を除去し、同一となった複数の検出結果に基づいて、トナーカートリッジ内のトナー残量レベルを判定する。例えば、図17のグラフに示す様に攪拌部材48と共に回転する可撓性フィルム49の回転周期をTとし、トナー残量センサ53による検出周期をTsとすると、Ts=7T/6と設定して、トナー残量センサ53による検出を一定周期7Tで6回だけ繰り返し、同一となる筈の5回の検出結果を抽出して、異なる1回の検出結果を除去し、同一となった5回の検出結果に基づいて、トナーカートリッジ内のトナー残量レベルを判定する。あるいは、Ts=7T/8と設定して、トナー残量センサ53による検出を一定周期7Tで8回だけ繰り返し、同一となる筈の7回の検出結果を抽出して、異なる1回の検出結果を除去し、同一となった7回の検出結果に基づいて、トナーカートリッジ内のトナー残量レベルを判定する。
これは、可撓性フィルム49が各透明板44、45間のスペースS1を通過するときには、トナー残量センサ53の発光ダイオードとフォトトランジスタ間の光路が可撓性フィルム49により遮られて、トナー残量センサ53によるトナー残量の検出が困難になることから、可撓性フィルム49の回転周期Tとトナー残量センサ53による検出周期Tsを僅かにずらして、可撓性フィルム49がスペースS1を通過していないときに行なわれるトナー残量センサ53の検出回数を増やすと共に、可撓性フィルム49がスペースS1を通過しているときに行なわれるトナー残量センサ53の検出回数を減らし、その上で、同一となった複数の検出結果を抽出して、異なる1回の検出結果を除去することにより、可撓性フィルム49がスペースS1を通過していないときの検出結果だけを得るためである。これにより、トナー残量レベルの判定を正確に行なうことが可能になる。
この様な判定は、各現像器21a〜21dのトナー残量センサ55が順次選択される度に、繰り返して行われる。そして、制御部61は、各トナーカートリッジ22a〜22dのいずれかのトナー残量レベルが低くなったと判定すると、このトナー残量レベルが低くなったトナーカートリッジ内の色のトナー像について、印字ドット数(該色のトナーの消費量に対応する)の計数を開始し、この印字ドット数が既定値に達すると、このトナーカートリッジ内のトナーが無くなったものとみなし、このトナー残量が無くなったトナーカートリッジを表示ユニット(図示せず)に表示したり、音声メッセージをスピーカ(図示せず)により発音して、このトナーカートリッジの交換を促し、これによりトナー供給の中断を未然に防ぐ。
次に、図16の校正データテーブルDについて詳述する。まず、校正データテーブルDは、画像形成装置の工場出荷時に設定される。これは、各トナー残量センサ53の発光ダイオード及びフォトトランジスタの特性のバラツキを補償するためである。
例えば、制御部61は、各トナーカートリッジ22a〜22dが取り外されている状態で、各現像器21a〜21dのトナー残量センサ53を順次選択し、トナー残量センサ53を選択する度に、選択したトナー残量センサ53の発光ダイオードに駆動電流を流し、このトナー残量センサ53のフォトトランジスタの受光出力を入力しつつ、矩形波出力のデューティー比の変更により駆動電流を変更すると共に、各トランジスタ72a〜72dのオンオフによりトナー残量センサ53のフォトトランジスタの抵抗負荷を変更して、フォトトランジスタの受光出力レベルを規定値に調節する。そして、受光出力レベルが規定値となったときの矩形波出力のデューティー比及び各トランジスタ72a〜72dのオンオフ状態を求めて、これらの矩形波出力のデューティー比及び各トランジスタ72a〜72dのオンオフ状態を校正データテーブルDに記憶する。これにより、各現像器21a〜21dのトナー残量センサ53毎に、トナー検出感度を校正して一致させるための矩形波出力のデューティー比及び各トランジスタ72a〜72dのオンオフ状態が校正データテーブルDに記憶される。
この様にトナー残量センサ53の発光部55及び受光部56をトナーカートリッジ22の上凹部22i及び下凹部22jに嵌合させ、発光ダイオード57及びフォトトランジスタ58を各透明板44、45を介して対向させている。これにより、発光ダイオード57の光が各透明板44、45を通じてフォトトランジスタ58に入射するという光路が形成される。そして、トナーカートリッジ22内のトナーのレベルが下側の透明板45を超えるときには、光がフォトトランジスタ58で受光されず、トナーのレベルが各透明板44、45間にあるときには、弱い光がフォトトランジスタ58で受光され、トナーのレベルが下側の透明板45以下のときには、発光ダイオード57の光が殆ど弱められずにフォトトランジスタ58で受光される。このため、フォトトランジスタ58の受光出力レベルに基づいて、トナーカートリッジ22内のトナー残量レベルを判定することができる。
また、上凹部22i及び下凹部22jに配置しているので、トナーが上方から落下してきても、上凹部22iが屋根となって、トナーが各透明板44、45に直接降り掛かることが防止され、各透明板44、45が汚れ難い。これにより、トナー残量レベルの判定を常に正確に行なうことができる。また、トナーが各透明板44、45間のスペース1に直接降り掛かることがないので、スペース1でのトナーのレベルが安定し、トナー残量レベルの判定をより正確に行なうことができる。
また、カラー画像形成装置では、各色のトナーを収容した各トナーカートリッジ22a〜22d及び各色のトナー像を形成する各現像器21a〜21dをタンデムに配置するため、画像形成装置の小型化が困難である。ところが、各トナーカートリッジをフロントドア近傍に配置していることから、各トナーカートリッジをフロントドアに接近させることが可能になり、画像形成装置の小型化が可能である。特に、トナーカートリッジの高さhを該トナーカートリッジの奥行きtよりも長く設定し、更にトナーカートリッジの幅を狭くすれば、トナーカートリッジが小型化され、画像形成装置もより小型化することができる。また、画像形成装置に対する各トナーカートリッジの着脱を容易に行ない得る。
ところで、本実施例の画像形成装置では、図4及び図5に示す様にトナーカートリッジ22の裏面側にICタグ81を貼り付けている。このICタグ81は、周知の非接触通信ICタグであり、アンテナと、メモリを含む集積回路とを備え、アンテナを通じての情報通信、メモリに対する情報の読み書き、及び情報の処理等を行なうことができる。しかも、アンテナで受信した電磁波から電力を生成して、この電力を用いて動作するので、格別な電力供給を必用としない。
トナーカートリッジ22を画像形成装置の現像器21に装着した状態では、図15に示す様に制御部61は、アンテナ69を通じて、情報をトナーカートリッジ22のICタグ81に対して送受し、この情報をICタグ81のメモリに対して読み書きする。
また、トナーカートリッジ22のリサイクル工場では、トナーカートリッジ22の出荷に際し、リーダライタ(図示せず)を用いて、情報をトナーカートリッジ22のICタグ81に対して送受し、この情報をICタグ81のメモリに対して読み書きしている。
図18は、トナーカートリッジ22のICタグ81のメモリに対して読み書きされる情報の種類等を示す図表である。この図表によれば、ICタグ81のメモリに対して読み書きされる情報として、トナーカートリッジ22の製品コードCdと製造番号Cn、トナーカートリッジ22のリサイクル回数Rc、トナーカートリッジ22の交換パーツのリサイクル回数Rp、トナーカートリッジ22の各透明板44、45を通じてのトナー残量センサ53の検出感度Cc、トナーカートリッジ22内のトナーに対するトナー残量センサ53の検出感度Ct、画像形成装置本体製品コードMc、画像形成装置本体製造番号Mn、及びトナーカートリッジ22からのトナー供給により印刷された記録用紙の累積記録枚数P等がある。
例えば、トナーカートリッジ22の製品コードCd、製造番号Cn、リサイクル回数Rc、及び交換パーツのリサイクル回数Rpは、リサイクル工場のリーダライタのみにより書き込まれ、画像形成装置の制御部61による書き込みが禁止され、またリサイクル工場のリーダライタ及び画像形成装置の制御部61により読み出される。
リサイクル工場では、リーダライタにより、回収されたトナーカートリッジ22の製品コードCd、製造番号Cn、リサイクル回数Rc、交換パーツのリサイクル回数Rpを該トナーカートリッジ22のICタグ81のメモリから読み出すと、製品コードCd及び製造番号Cnがそれぞれの規定値に一致するか否かを判定し、一致しなければ、あるいは製品コードCd及び製造番号Cnが無ければ、回収されたトナーカートリッジ22が規定のものではないとみなして、回収されたトナーカートリッジ22のリサイクルを行なわない。
また、製品コードCd及び製造番号Cnがそれぞれの規定値に一致すれば、回収されたトナーカートリッジ22が規定のものであるとみなして、リサイクル回数Rcを参照する。そして、リサイクル回数Rcが「10」以下であれば、ICタグ81のメモリ内のリサイクル回数Rcを歩進して更新し、回収されたトナーカートリッジ22の清掃及びトナーの充填を行なう。また、交換パーツのリサイクル回数Rpを参照し、リサイクル回数Rpが「3」に達していれば、ICタグ81のメモリ内のリサイクル回数Rpを「0」に戻し、回収されたトナーカートリッジ22の消耗部品を交換する。消耗部品としては、トナーカートリッジ22の各透明板44、45及び可撓性フィルム片49等がある。これにより、トナーカートリッジ22がリサイクルされ出荷される。
更に、リサイクル回数Rcが「10」を超えていれば、トナーカートリッジ22をマテリアルリサイクルの工場に回す。
画像形成装置では、制御部61により、装着されたトナーカートリッジ22の製品コードCd、製造番号Cn、リサイクル回数Rc、交換パーツのリサイクル回数Rpを該トナーカートリッジ22のICタグ81のメモリから読み出すと、製品コードCd及び製造番号Cnがそれぞれの規定値に一致するか否かを確認し、一致しなければ、あるいは製品コードCd及び製造番号Cnが無ければ、装着されたトナーカートリッジ22が規定のものではないとみなして、この旨を該画像形成装置のユーザに報知する。また、リサイクル回数Rc及び交換パーツのリサイクル回数Rpを参照し、リサイクル回数Rcが「10」以下であり、かつリサイクル回数Rpが「3」以下であるか否かを確認し、否であれば、この旨を報知する。
また、トナーカートリッジ22の各透明板44、45を通じてのトナー残量センサ53の検出感度Cc、及びトナーカートリッジ22内のトナーに対するトナー残量センサ53の検出感度Ctは、リサイクル工場のリーダライタにより書き込まれ、画像形成装置の制御部61により読み出される。
トナーカートリッジ22のリサイクルを繰り返すと、トナーカートリッジ22本体表面に傷が付き、トナーカートリッジ22の各透明板44、45にも傷が付く。また、トナーカートリッジ22の交換の度に、先に述べた様に各透明板44、45が清掃部材43に摺接することから、これによっても各透明板44、45に傷が付く。このため、トナーカートリッジ22の各透明板44、45を通じてのトナー残量センサ53の検出感度が変化する。
また、トナーカートリッジ22に充填されるトナーの色や材質等によりトナーの透光率が異なり、トナーカートリッジ22内のトナーに対するトナー残量センサ53の検出感度が変化する。
そこで、リサイクル工場では、回収されたトナーカートリッジ22を清掃し、空のトナーカートリッジ22に画像形成装置のトナー残量センサ53と同等のものを装着してから、トナー残量センサ53の発光ダイオードの駆動電流を調節すると共に、トナー残量センサ53のフォトトランジスタの負荷抵抗を調節して、フォトダイオードの受光出力レベルを規定値に調節した上で、トナーカートリッジ22の各透明板44、45を通じてのトナー残量センサ53の検出感度Ccを求め、リーダライタにより、検出感度Ccをトナーカートリッジ22のICタグ81のメモリに書き込む。
また、トナーカートリッジ22内のトナーを適宜に充填し、トナーが下側の透明板45を僅かに覆う状態にしてから、トナー残量センサ53の発光ダイオードの駆動電流を調節すると共に、トナー残量センサ53のフォトトランジスタの負荷抵抗を調節して、フォトダイオードの受光出力レベルを他の規定値に調節した上で、トナーカートリッジ22内のトナーに対するトナー残量センサ53の検出感度Ctを求め、リーダライタにより、検出感度Ctを該トナーカートリッジ22のICタグ81のメモリに書き込む。
尚、各検出感度Cc、Ctは、発光ダイオードの駆動電流及びフォトトランジスタの負荷抵抗に対応する。
画像形成装置では、制御部61により、トナーカートリッジ22の各透明板44、45を通じてのトナー残量センサ53の検出感度Cc、及びトナーカートリッジ22内のトナーに対するトナー残量センサ53の検出感度Ctを該トナーカートリッジ22のICタグ81のメモリから読み出す。そして、先に述べた校正データテーブルDにおける矩形波出力のデューティー比及び各トランジスタ72a〜72dのオンオフ状態に対応するトナー残量センサ53の検出感度をCsとすると、各検出感度Cs、Cc、Ctを掛け合わせて、補償済み検出感度Cs・Cc・Ctを求め、この補償済み検出感度Cs・Cc・Ctに対応する矩形波出力のデューティー比及び各トランジスタ72a〜72dのオンオフ状態を設定して、トナー残量センサ53の検出感度を補償済み検出感度Cs・Cc・Ctに調節する。
これにより、トナー残量センサ53の発光ダイオード及びフォトトランジスタの特性のバラツキが補償されるだけではなく、トナーカートリッジ22の各透明板44、45の傷及びトナーカートリッジ22内のトナーの透光率によるトナー残量センサ53の検出感度のずれが補償され、トナー残量センサ53によるトナー残量の検出をより高精度で行なうことが可能になる。
また、画像形成装置本体製品コードMc、画像形成装置本体製造番号Mn、及びトナーカートリッジ22からのトナー供給により印刷された記録用紙の累積記録枚数Pは、画像形成装置の制御部61により書き込まれ、リサイクル工場のリーダライタにより読み出されてクリアされる。
画像形成装置では、制御部61により、画像形成装置本体製品コードMc、画像形成装置本体製造番号Mn、及び記録用紙の累積記録枚数Pをトナーカートリッジ22のICタグ81のメモリに書き込む。
リサイクル工場では、リーダライタにより、画像形成装置本体製品コードMc、画像形成装置本体製造番号Mn、及び記録用紙の累積記録枚数Pをトナーカートリッジ22のICタグ81のメモリから読み出すと、画像形成装置本体製品コードMc及び画像形成装置本体製造番号Mnがそれぞれの規定値に一致するか否かを判定し、一致しなければ、あるいは画像形成装置本体製品コードMc及び画像形成装置本体製造番号Mnが無ければ、回収されたトナーカートリッジ22が想定外の状態で使用されたものとみなし、トナーカートリッジ22の異常の有無を検査する。また、累積記録枚数Pが規定値を超えるか否かを判定し、超えていれば、やはり回収されたトナーカートリッジ22が想定外の状態で使用されたものとみなし、トナーカートリッジ22の異常の有無を検査する。
この様に本実施例では、トナーカートリッジ22にICタグ81を設け、トナー残量センサ53に係わる情報をICタグ81のメモリに書き込んだり該メモリから読み出している。このため、例えばトナーカートリッジ22のリサイクルに際し、トナーカートリッジ22のリサイクル回数や、トナーカートリッジ22に装着された状態でのトナー残量センサ53の検出感度等を容易に管理することができ、トナーカートリッジ22内のトナーの残量の判定を常に正確に行なうことが可能になる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、可撓性フィルム片49を透明材料で形成し、かつトナー残量センサ55の発光ダイオードとフォトダイオード間の光路の幅よりも可撓性フィルム片49を支持する棒体48aの一端の幅を狭くしても良い。この場合は、可撓性フィルム片49及び棒体48aの一端が各透明板44、45間のスペースS1を通過するに際し、可撓性フィルム片49及び棒体48aの一端により該光路が完全に遮断されずに済み、トナー残量の判定が可能になる。従って、先に述べた様な可撓性フィルム49の回転周期Tとトナー残量センサ55による検出周期Tsを僅かにずらして、同一となった複数の検出結果を抽出しなくても良い。
また、トナー残量センサ53の発光ダイオードの駆動電流を変更すると共に、トナー残量センサ53のフォトトランジスタの抵抗負荷を変更して、トナー残量センサ53のトナー検出感度を校正する代わりに、各トナー残量センサ53別に、トナー残量の判定のためにフォトトランジスタの受光出力と比較される基準値を変更して、トナー残量センサ53のトナー検出感度を校正しても良い。
更に、トナー残量センサ53として、発光ダイオード57とフォトトランジスタ58を対向配置した透過式のものを例示しているが、この代わりに図19(a)、(b)に示す様な発光ダイオード57とフォトトランジスタ58を並設し、発光ダイオード57とフォトトランジスタ58を各透明板44、45、及びスペースS1を介して白板59と対向配置させた反射式のものを適用しても構わない。
この反射式のトナー残量センサ53Aでは、発光ダイオード57の光が白板59で反射され、この反射光がフォトトランジスタ58に入射するという往復光路を形成しており、トナーがスペースS1にあるときには、往復光路が遮断されて、フォトトランジスタ58が受光せず、トナーがスペースS1に無いときには、往復光路が通じて、フォトトランジスタ58が受光する。このため、フォトトランジスタ58の受光出力レベルに基づいて、トナーカートリッジ22内のトナー残量が無くなったか否かを判定することができる。
また、ICタグの代わりに、一般的なIC、近年になって普及しつつある周辺機器接続制御用IC等をトナーカートリッジに設け、IC及び周辺機器接続制御用IC等をコネクタ等を通じて画像形成装置の制御部61に接続しても良い。周辺機器接続制御用ICは、PIC(Peripheral Interface Controller)と称され、CPUと同様に、演算処理機能、データの送受信機能、及びメモリ等を有している。従って、このPICを通信手段だけではなく記憶手段としても利用することができる。このPICは、メインのCPUとは別に周辺機器に設けられ、周辺機器の制御を行なうためのものである。人間にたとえると、頭脳がメインのCPUに相当し、自律神経がPICに相当する。
本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。 図1の画像形成装置における各トナーカートリッジを取り外した状態を示す側面図である。 トナーカートリッジを現像器に装着する前の状態を正面側から見て示す斜視図である。 装着前のトナーカートリッジ及び現像器を裏面側から見て示す斜視図である。 装着後のトナーカートリッジ及び現像器を裏面側から見て示す斜視図である。 装着前のトナーカートリッジ及び現像器を側方から見て示す縦断面図である。 装着後のトナーカートリッジ及び現像器を側方から見て示す縦断面図である。 装着後のトナーカートリッジ及び現像器を正面側から見て拡大して示す断面図である。 現像器を正面側から見て拡大して示す斜視図である。 (a)及び(b)は、トナーカートリッジの清掃部材を示す平面図及び側面図である。 トナーカートリッジの攪拌部材に取り付けられた可撓性フィルム片を拡大して示す正面図である。 トナーカートリッジの攪拌部材の攪拌に伴い、可撓性フィルム片が各透明板間のスペースを通過する様子を示す正面図である。 (a)〜(d)は、トナーカートリッジの着脱に際し、トナー残量センサの発光部の光出射面及び受光部の光入射面がトナーカートリッジの清掃部材により清掃される様子を示す正面図である。 (a)〜(c)は、トナー残量センサによるトナーカートリッジ内のトナー残量の検出を説明するために用いた正面図である。 本実施例の画像形成装置におけるトナー残量検出装置を示すブロック図である。 トナー残量センサの校正に用いられる校正データテーブルDを示す概念図である。 トナーカートリッジの攪拌部材と共に回転する可撓性フィルムの回転周期T、及びトナー残量センサによる検出周期Tsを示すグラフである。 トナーカートリッジのICタグのメモリに対して読み書きされるトナー残量センサに係わる情報の種類等を示す図表である。 (a)及び(b)は、トナー残量センサの他の例を示す正面図及び側面図である。
符号の説明
1 露光ユニット
2 中間転写ベルトユニット
3 定着ユニット
4 用紙搬送装置
5 給紙トレイ
6 排紙トレイ
21、21a〜21d 現像器
22、22a〜22d トナーカートリッジ
44、45 透明板
48 攪拌部材
49 可撓性フィルム
53 トナー残量センサ
57 発光ダイオード
58 フォトトランジスタ
61 制御部
81 ICタグ
Pa、Pb、Pc、Pd 画像形成ステーション

Claims (4)

  1. 画像形成装置に着脱自在に装着され、画像形成装置側の光学式トナー残量センサの発光素子を点灯したときの該光学式トナー残量センサの受光素子の受光出力に基づいて、トナー残量を検出されるトナーカートリッジにおいて、
    光学式トナー残量センサに係わる情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報を外部に対して送受する通信手段と
    を備えることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. トナーカートリッジは、リサイクルされて、繰り返し用いられることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 光学式トナー残量センサに係わる情報は、トナーカートリッジ内のトナーの透光率を示すことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のトナーカートリッジを着脱自在に装着される画像形成装置において、
    画像形成装置に対するトナーカートリッジの着脱に伴い、トナーカートリッジに着脱される光学式トナー残量センサと、
    トナーカートリッジ内の光学式トナー残量センサに係わる情報を該トナーカートリッジの通信手段から受信する受信手段と、
    受信手段により受信された情報に基づいて、光学式トナー残量センサを制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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