JP2005194644A - 通気の調節が自由である帽子 - Google Patents

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清 佐藤
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Abstract

【課題】雨水を防ぐことや、防暑、防寒に重点を置くと、頭が蒸れて、頭皮や脳のために良くないし、通気を目的とすると雨に対して無防備となるのが、従来の帽子であり、この欠陥を解消する帽子を提供する。
【解決手段】帽子本体1の頭頂部に開口部2を設け、これを覆うメッシュのカバー3とべた布のカバー5を用意する。又、開口部2と二枚のカバー3、5の周縁には、ファスナー(雌)4、(雄)4’を取付け、これらを介して帽子本体1とカバー3、5とが着脱自在となるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、頭頂に開口部を設け、この開口部に、カバーを付けたり外したりすることの出来る帽子に関するものである。
〔背景技術〕
従来、帽子は、頭頂部が本体と一体型に形成され、分離してはいなかった。又は、目庇(マビザシ)だけのサン・バイザーのような、頭頂部が全くないものであった。
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの帽子には、次のような問題があった。上記の一体型は、長時間かぶっていると、頭皮から発散される水分で頭が蒸れ易く、抜け毛の一因になり、頭皮や脳のためにも良くない影響があった。又、頭帽部なしの場合には眩しさは防げても、雨を防ぐことは当然出来ない。
本発明は、このような欠点を解消するためのものである。
〔課題を解決するための手段〕
手段の要点を述べる。帽子本体の頭頂に大きな開口部を設け、一方でこの開口部にほぼ等しい大きさのカバーを作る。カバーは原則として二種類を用意する。通気のよいメッシュやレース編みのものと、通気はないが雨水を通さぬべたの布のもの、とである。
開口部とカバーは、ファスナー、マジックテープ、ボタン、ホック又は安全ピンなどによつて、着脱が自由になるようにする。
〔発明の効果〕
このように帽子を作るならば、通気の機能と防雨の機能の二つが同時に実現される効果があり、使用時に頭皮や脳への悪影響がない上、急な天候の変化にも対処できる安心感や便利さが生じることとなった。
更に、防水機能を重視する方のカバーは、一枚あれば用が足りるのではあるけれども、もう一枚以上を作り、これらを色彩やデザインなどが変ったものを作っておけば、シーズンやその時の気分に応じて、取り換えてかぶるというファッション性が向上する副次的効果をも産み出した。
〔発明を実施するための最良の形態〕
実施例につき説明する。
帽子本体1の頭頂の開口部2にメッシュのカバー3を縫い着け、同時にフアスナ−(雌)4をも取り付けておく。このファスナー(雌)4に対応するファスナー(雄)4’を周縁に有する、通気に欠けるが防水には役立つべた布のカバー5を作る。
本体1にはポケット6を設ける。ファスナーの引き手4”を引き廻して、布のカバー5の大部分を本体1から引き離し、このポケット6に収納する。
本例ではファスナーを使用したが、マジックテープ、ボタン、ホックでも良く、更には安全ピンでも目的は達成され得る。
本発明の斜視図である。
符号の説明
1 帽子本体 2 開口部 3 メッシュのカバー
4 ファスナー(雌) 4’ ファスナー(雄)
4” ファスナーの引き手 5 布のカバー 6ポケット

Claims (2)

  1. 帽子本体の頭頂に開口部が設けられており、この開口部と、開口部を覆うためのカバーとが、対となる連結、接続用具を介して、着脱自在であることを特徴とする帽子。
  2. (イ)頭頂に開口部を作り、上は防水性カバー、下は通気性カバーの二層構造とする。
    (ロ)通気性カバーのすぐ上に接続、連結用具を、又防水性カバーにも対応する接続、連結用具を周縁に取付ける。
    (ハ)(ロ)の用具同士を合せる時、防水性カバーは帽子の頭頂部となる。
    (ニ)用具の開閉度を調節して、通気性カバーの露出率を変化させる。
    このような構成を特徴とする帽子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008121160A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Yokohama Rubber Co Ltd:The キャップ

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