JP2005194010A - 電気駆動型作業車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な回路構成で欠相を検出して三相交流電源を遮断して内部回路を保護する充電装置を有した電気駆動型作業車を提供する。
【解決手段】 車体2上に配設された高所作業装置9と、バッテリユニット41から電源が供給されて高所作業装置9を駆動する油圧アクチュエータ50と、バッテリユニット41を充電するための充電装置45とを有する高所作業車1において、この充電装置45が、三相交流電源から電力を受電する受電部60と、受電部60から供給される三相交流電源の電圧をバッテリユニット41の充電のための電圧に変換する変圧部62と、変圧部62で変圧された電圧をバッテリユニット41に印加することによりこのバッテリユニット41を充電する充電制御部63と、受電部60から変圧部62に供給される三相交流電源のいずれか一つの相の電圧が所定の値より下回ったときに、残りの2つの相と変圧部62との接続を開放する電源遮断部61(第1〜第3リレーR1〜R3)とを有して構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】 車体2上に配設された高所作業装置9と、バッテリユニット41から電源が供給されて高所作業装置9を駆動する油圧アクチュエータ50と、バッテリユニット41を充電するための充電装置45とを有する高所作業車1において、この充電装置45が、三相交流電源から電力を受電する受電部60と、受電部60から供給される三相交流電源の電圧をバッテリユニット41の充電のための電圧に変換する変圧部62と、変圧部62で変圧された電圧をバッテリユニット41に印加することによりこのバッテリユニット41を充電する充電制御部63と、受電部60から変圧部62に供給される三相交流電源のいずれか一つの相の電圧が所定の値より下回ったときに、残りの2つの相と変圧部62との接続を開放する電源遮断部61(第1〜第3リレーR1〜R3)とを有して構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、バッテリユニットから電源が供給されて作動するアクチュエータにより作業装置を駆動させる電気駆動型作業車に関し、特に詳細にはこのバッテリユニットを充電するための充電装置を有する電気駆動型作業車に関する。
このような電気駆動型作業車では、バッテリユニットを充電するための充電装置は、営業所等において商用電源(三相交流電源)に接続して電源を取るように構成されており、この三相交流電源の電圧を変圧器で降変圧するとともに整流して、直流電源に変換した後にバッテリユニットに印加して充電している。そのため、電源を取るためのコンセントプラグの接触不良や電力線の断線等で、三相交流電源のいずれか一つの相が欠落する(以下、「欠相」と呼ぶ)と、変圧器を流れる電流が不平衡となり、内部回路の加熱等が起こる可能性がある。
このような三相交流電源の欠相に対しては、三相交流電源から入力された電圧を監視回路により検出し、欠相を検出した場合には充電装置の内部回路によりこの充電装置に搭載されている入力ブレーカーを開放して電源供給を遮断するように構成されているものや(例えば、特許文献1参照)、欠相の判別方法として、変圧器の2次側を流れる電流をCT(電流センサ)で計測し、その電流値から三相波形が正常であるかをソフトウェア演算により求めることにより行っているものが知られている。
しかしながら、入力ブレーカーを用いた場合、充電装置のコストが高くなるという課題や、欠相した状態からその相が復帰した場合に、自動的に電源を投入することが難しいという課題があった。さらに、変圧器の2次側の電流波形は、商用電源の電圧、バッテリ電源の電圧若しくはバッテリ充電電流の値によって変化し、また、CTは外乱(温度変化やノイズ)の影響を受けやすく、欠相を検出するための監視回路におけるソフトウェアによる判断処理はアルゴリズムが複雑となり、また、誤った判断をする可能性があるという課題もあった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、簡単な回路構成で欠相を検出して三相交流電源を遮断して内部回路を保護する充電装置を有した電気駆動型作業車を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る電気駆動型作業車(例えば、実施形態における高所作業車1)は、車体上に配設された作業装置(例えば、実施形態における高所作業装置9)と、バッテリユニットから電源が供給されて作業装置を駆動するアクチュエータ(例えば、実施形態における油圧アクチュエータ50)と、バッテリユニットを充電するための充電装置とを有して構成され、この充電装置が、三相交流電源から電力を受電する受電部と、受電部から供給される三相交流電源の電圧をバッテリユニットの充電のための電圧に変換する変圧部と、変圧部で変圧された電圧をバッテリユニットに印加することによりこのバッテリユニットを充電する充電制御部と、受電部から変圧部に供給される三相交流電源のいずれか一つの相の電圧が所定の値より下回ったときに、残りの2つの相と変圧部との接続を開放する電源遮断部とを有して構成される。
なお、この電源駆動型作業車において、電源遮断部が、電圧が所定の値より下回ったいずれか一つの相の電圧が所定の値に戻ったときに、残りの2つの相と変圧部とを接続するように構成することが好ましい。
さらに、いずれか一つの相の電圧が所定の値を下回ったときに、警報を発する警報手段(例えば、実施形態における警報部64)を有するように構成されることが好ましい。
本発明に係る電気駆動型作業車を以上のように構成すると、充電装置において、欠相した相の電圧の変化により(電圧が所定の値を下回ることにより)残りの2つの相からの変圧部への電源供給を遮断するように構成されるため、ソフトウェアによる判断処理等が不要になり、簡単な構成で欠相に対するこの充電装置の内部回路の保護を行うことができる。
また、電圧が所定の値に戻ったときに電源供給を自動的に再開するように構成することにより、欠相から復帰したときの充電装置の操作が容易となる。さらに、欠相が発生したときに作業者に警報を発するように構成することにより、欠相によりバッテリの充電を行うことができないことに気付かずに、その後の作業に作業装置等を使用できなくなるということを防止することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明に係る電気駆動型作業車の一例として、車体上に高所作業装置を備える高所作業車1について図2を用いて説明する。高所作業車1は、車両の前方に運転キャビン2aを有し、前後輪3a,3bで走行可能なトラックシャーシをベースに構成される。運転キャビン2aの後方の車体2上には、上方に突出して旋回台4が水平旋回可能に取り付けられており、この旋回台4の下部に設けられた旋回モータ51により駆動される。
旋回台4の上部には、基端部が枢結されてブーム5が取り付けられており、旋回台4とブーム5の下面との間に張り渡された起伏シリンダ52により起伏動される。ブーム5は、基端ブーム5a、中間ブーム5b及び先端ブーム5cを入れ子式に組み合わされて伸縮可能に構成されており、このブーム5に内蔵された伸縮シリンダ53により伸縮動される。
先端ブーム5cの先端部に、ブーム5の起伏作動面と同一面内に揺動可能に垂直ポスト6が枢結され、先端ブーム5cと垂直ポスト6との間に張り渡された上部レベリングシリンダ56bにより揺動される。上部レベリングシリンダ56bは、旋回台4と基端ブーム5aとの間に張り渡された下部レベリングシリンダ56aと連通する油路で結ばれて、いわゆる油圧閉ループ式のレベリング装置が構成されており、垂直ポスト6の上部がブーム5の起伏の如何に拘わらず常に垂直に延びて位置するようにレベリング制御される。このように、常時垂直に保持される垂直ポスト6の上部にアーム7を介して作業台8が水平旋回可能に取り付けられており、この作業台8の床面はブーム5の起伏の如何に拘わらず常に水平に保持される。また、作業台8はアーム7に内蔵された首振りモータ54により旋回動(首振り動)される。
作業台8には、ブーム操作装置10が設けられている。ブーム操作装置10には、旋回台4の旋回操作、ブーム5の起伏・伸縮操作、作業台8の首振り操作等を行う操作レバーが設けられており、作業台8に搭乗する作業者が操作レバーを操作して、旋回台4やブーム5等の作動操作を行えるように構成されている。なお、以降の説明において、旋回台4、ブーム5、垂直ポスト6、アーム7及び作業台8をまとめて「高所作業装置9」と呼ぶこととする。
車体2の前後左右の4箇所に、車体2の車幅方向に拡幅自在で上下方向に伸縮自在なアウトリガジャッキ11,11が設けられている。高所作業装置9により高所作業を行うときには、周囲の障害物との相対位置関係に応じて作業者が左右のアウトリガジャッキ11,11をそれぞれ車幅方向に拡幅伸長させ、下方に張り出させて車体2を持ち上げ支持することにより安定姿勢を確保する。なお、アウトリガジャッキ11,11の操作は車体2に設けられたジャッキ操作装置(図2においては図示せず)により行う。
以上のように構成される高所作業車1において、旋回モータ51、起伏シリンダ52、伸縮シリンダ53及び首振りモータ54等(以下、まとめて「油圧アクチュエータ50」と呼ぶ)には、作動油圧で駆動される油圧モータや油圧シリンダ等が用いられている。この高所作業車1には、これらの油圧アクチュエータ50に作動油を供給する油圧装置40が搭載されるとともに、ブーム操作装置10からの操作信号に基づいて油圧装置40の作動を制御するコントロールユニット30が搭載されている。以下、図3を用いてこれらの油圧制御の構成を説明する。なお、図3において、電気的な信号の流れを実線で示し、作動油の流れを破線で示している。
ブーム操作装置10により高所作業装置9の操作を行うと、このブーム操作装置10からの操作信号がコントロールユニット30に出力される。コントロールユニット30は操作信号が入力されると、予め設定された所定条件の下、操作信号に基づいた指令信号を油圧装置40に出力して油圧アクチュエータ50に作動油を供給し、操作信号に応じた作動速度で高所作業装置9を作動させる。
この油圧装置40は、油圧ポンプPを電気モータMによって駆動する電気駆動型の油圧装置であり、電気モータMによって駆動される油圧ポンプPを備え、油圧アクチュエータ50に作動油を供給する油圧供給ユニット43と、電気モータMを駆動するための電力を蓄えるバッテリユニット41と、このバッテリユニット41から供給される電力を受けて電気モータMの作動を制御し、また、高所作業車1の営業所等への帰還時にバッテリユニット41を充電する電力供給ユニット42等から構成される。
油圧供給ユニット43は、後述する電力供給ユニット42によりその作動が制御される電気モータMと、この電気モータMに接続されて回転駆動される油圧ポンプPとを備えて構成され、油圧ポンプPから供給された作動油を油圧アクチュエータ50に供給する。なお、具体的には、油圧ポンプPから吐出される作動油を、コントロールユニット30によって開閉制御されるコントロールバルブ(電磁比例制御弁)SVを介して各油圧アクチュエータ50(51〜54)に供給制御する。
バッテリユニット41は、複数の電源バッテリからなり、各電源バッテリが相互に直列に接続されて、例えば、電圧48[V]等の所定の電圧で、且つ、1日の高所作業を行うに十分な電力量を充電保持可能な直流電源を構成する。バッテリユニット41は、図2に示すように、上記複数の電源バッテリが車体2の後方下部に左右に分かれて搭載され、図示しない電力ケーブルで接続されている。
電力供給ユニット42は、バッテリユニット41に充電された電力を用いて油圧供給ユニット43内の電気モータMの作動を制御するモータ制御装置44と、バッテリユニット41の電源バッテリを充電する充電装置45とを備えて構成される。モータ制御装置44は、例えば、インバータ制御方式による制御回路などから構成され、バッテリユニット41から供給される直流電力をコントロールユニット30からの指令信号に応じた交流電力に変換して油圧供給ユニット42内の電気モータMに供給し、この電気モータMの回転数(すなわち、油圧ポンプPの回転数)を制御して油圧ポンプPから吐出される作動油の吐出圧及び流量を制御する。よって、コントロールユニット30は、操作信号に対応した回転数で油圧ポンプP(電気モータM)を回転制御するとともに、操作信号に応じたバルブ開度でコントロールバルブSVを開閉制御し、これにより操作信号に応じた作動速度で旋回台4やブーム5等の高所作業装置9を作動させる。
一方、充電装置45は、詳細は後述するが、コンセントプラグ46が営業所等の電源コンセントに接続され、且つ、コントロールユニット30から油圧アクチュエータ50を作動させる指令信号が入力されていない等の所定の条件下に、コンセントプラグ46から供給される三相交流電力を所定電圧・電流の直流電力に変換してバッテリユニット41に供給し、各電源バッテリを充電させる。なお、図2に示した高所作業車1においては、電力供給ユニット42は運転キャビン2aの後方で車体2の上部に配設され、油圧供給ユニット43は、その下方で車体2の下部に配設された場合を示している。
それでは、以上のように構成された高所作業車1における充電装置45について、図1を用いて説明する。充電装置45は、上述のコンセントプラグ46を介して商用の三相交流電源から電力を得る受電部60と、この三相交流電源のうちいずれか一つの相が欠落したとき(欠相したとき)に電源供給を遮断して内部回路を保護する電源遮断部61と、電源遮断部61を介して受電部60から電力を得てその電圧を降変圧するとともに直流に変換する変圧部62と、変圧部62から出力された直流電力をバッテリユニット41に印加してその電源バッテリを充電させる充電制御部63とから構成される。
受電部60は、商用電源から例えば200[V]の三相交流電源を受電する。そして、この3つの相(U相、V相、W相)のそれぞれが、電源遮断部61を介して変圧部62の有するトランスTrの1次側コイルに接続される。ここで、電源遮断部61は、3つのリレー(第1リレーR1,第2リレーR2及び第3リレーR3)から構成されている。このリレーR1,R2,R3は、電磁石等で構成された開閉機構部R1a,R2a,R3aに電圧が加わるとその電圧により発生する磁力等により接点R1b,R2b,R3bを開閉作動してこの接点R1b,R2b,R3bに接続された回路を電気的に接続・切断するものである。この電源遮断部61において、各々の接点R1b,R2b,R3bが、受電部60から変圧部62に接続される3つの相の各々を開閉可能に接続されている(図1においては、第1リレーの接点R1bがW相に接続され、第2リレーの接点R2bがV相に接続され、第3リレーの接点R3bがU相に接続されている)。また、接点R1b〜R3bより電源側において、第1リレーの開閉機構部R1aがU相とV相とを繋ぐように接続され、第2リレーの開閉機構部R2aがU相とW相とを繋ぐように接続され、第3リレーの開閉機構部R3aがV相とW相とを繋ぐように接続されている。なお、リレーR1〜R3は、各々の開閉機構部R1a〜R3aに電圧が印加されているときに、各々の接点R1b〜R3bが閉じられるように(すなわち、受電部60と変圧部62が電気的に接続されるように)設定されている。
変圧部62は、1次側コイルが上述の受電部60と電源遮断部61とを介して三相交流電源に接続されたトランスTrと、このトランスTrの2次側コイルの両端に各々一端が繋がれた整流器D1,D2とから構成されており、整流器D1,D2の他端と、2次側コイルのセンタータップが充電制御部63に接続されている。そのため、変圧部62では、受電部60から受電した三相交流電源の電圧をトランスTrで降変圧し、整流器D1,D2でその電流の流れを一方向に整流して、例えば、直流30[V]に変換する。そして、この変圧部62から出力された直流電源を充電制御部63で昇圧して(例えば、60[V])、バッテリユニット41の電源バッテリを充電する。なお、充電制御部63は、バッテリユニット41が過充電にならないような制御等も行うが、ここではその説明は省略する。
このように構成された充電装置45において、コンセントプラグ46の接触不良や電力線の断線等で、いずれか一つの相が欠相した場合の動作について説明する。例えば、図1において、U相が欠相すると、U相を介して変圧部62に電力は供給されなくなり、同時に、U相−V相間及び、U相−W相間の電圧が低下する。そして、第1リレーR1と第2リレーR2の開閉機構部R1a,R1bに印加される電圧が低下するため、第1リレーR1と第2リレーR2の接点R1b,R2bが開かれる。そのため、U相、V相、W相とも変圧部62には電力が供給されなくなり、バッテリユニット41への充電は停止し、充電装置45の内部回路を保護する。なお、V相が欠相した場合は、第1リレーR1と第3リレーR3が開放され、W相が欠相した場合は、第2リレーR2と第3リレーR3が開放され、U相の場合と同様に、充電は停止する。
このとき、U相の電力供給が復帰すると、U相−V相間及びU相−W相間の電圧も所定の値に戻るため、第1及び第2リレーR1,R2の開閉機構部R1a,R1bにより接点R1b,R2bが閉じられることとなり、復帰したU相と合わせて、U相、V相、W相から正常に変圧部62に電力が供給されてバッテリユニット41に対する充電が自動的に再開する。V相、W相が欠相した後に復帰したときも、対応するリレーが閉じられて充電が自動的に再開する。
なお、第1〜第3リレーR1〜R3の開閉機構部R1a〜R3aの各々に、並列にランプL1〜L3を接続して、このランプL1〜L3で警報部64を構成することにより、このランプL1〜L3の点滅で充電装置45に正常に電源が供給されているか、若しくはいずれかの相が欠相しているかを表示することができる。例えば、正常に電力が供給されている場合は全てのランプL1〜L3が点灯し、U相が欠相したときはランプL1,L2が消灯し、V相が欠相したときはランプL1,L3が消灯し、W相が欠相したときはランプL2,L3が消灯する。そのため、この警報部64を車体2上で作業者の目視できる位置に配設することにより、欠相が起こっていることを作業者に認識させることができる。なお、この警報手段はランプの点滅による方法に限定されることはなく、ブザー等で警報を発するように構成することも可能である。
以上のように、この充電装置45は、バッテリユニット41の充電のための三相電源のいずれかの相の欠相を、第1〜第3リレーR1〜R3を用いることにより各相間の電圧値で検出して電力供給を遮断するように構成しているため、欠相発生時には確実に電源供給を遮断して充電装置45の内部回路を保護することができる。また、第1〜第3リレーR1〜R3を用いることにより、欠相した相の電圧が復帰したときには、その電圧により自動的に開放していたリレーが閉じられて電力供給が再開するため、作業者は充電装置45に対して特別な操作をすることなく、バッテリユニット41の充電を再開させることができる。
さらに、欠相が発生したことを警告する警報部64を用いることにより、作業者は欠相が発生してバッテリユニット41の充電ができないことを知ることができる。このため、バッテリユニット41の充電が行われていないことを知らずに、その後の高所作業装置9を用いた作業ができなくなるということを回避することができる。なお、この充電装置45は、上述の通り、簡単な回路構成であるため安価に製造することができる。
以上の実施例においては、バッテリユニット41が、高所作業装置9を作動させる油圧アクチュエータ50に作動油を供給するための油圧ポンプPを駆動する電気モータMに電力を供給するように構成した場合について説明したが、例えば、車体2を走行させる動力源として電気モータを用い、この電気モータにバッテリユニット41から電力を供給するように構成することも可能である。また、高所作業装置9を直接電気モータ等で駆動するように構成して、この電気モータ等にバッテリユニット41から電力を供給することも可能である。
1 高所作業車(電気駆動型作業車)
2 車体
9 高所作業装置(作業装置)
41 バッテリユニット
45 充電装置
50 油圧アクチュエータ(アクチュエータ)
60 受電部
61 電源遮断部
62 変圧部
63 充電制御部
64 警報部
R1 第1リレー
R2 第2リレー
R3 第3リレー
2 車体
9 高所作業装置(作業装置)
41 バッテリユニット
45 充電装置
50 油圧アクチュエータ(アクチュエータ)
60 受電部
61 電源遮断部
62 変圧部
63 充電制御部
64 警報部
R1 第1リレー
R2 第2リレー
R3 第3リレー
Claims (3)
- 車体上に配設された作業装置と、バッテリユニットから電源が供給されて前記作業装置を駆動するアクチュエータと、前記バッテリユニットを充電するための充電装置とを有する電気駆動型作業車であって、
前記充電装置が、
三相交流電源から電力を受電する受電部と、
前記受電部から供給される前記三相交流電源の電圧を前記バッテリユニットの充電のための電圧に変換する変圧部と、
前記変圧部で変圧された電圧を前記バッテリユニットに印加して前記バッテリを充電する充電制御部と、
前記受電部から前記変圧部に供給される前記三相交流電源のいずれか一つの相の電圧が所定の値より下回ったときに、残りの2つの相と前記変圧部との接続を開放する電源遮断部とを有して構成されることを特徴とする電気駆動型作業車。 - 前記電源遮断部が、電圧が所定の値より下回った前記いずれか一つの相の電圧が所定の値に戻ったときに、前記残りの2つの相と前記変圧部とを接続するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電気駆動型作業車。
- 前記いずれか一つの相の電圧が所定の値を下回ったときに、警報を発する警報手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電気駆動型作業車。
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JP2011241080A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Toyota Industries Corp | フォークリフトの荷役用油圧回路装置 |
CN107954383A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-04-24 | 徐州海伦哲专用车辆股份有限公司 | 一种电动高空作业车 |
WO2020035990A1 (ja) * | 2018-08-14 | 2020-02-20 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 電動作業車両 |
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2004
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