JP2005193540A - 露光装置及び画像形成装置 - Google Patents

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宏克 鈴木
Koichi Kato
弘一 加藤
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一己 鈴木
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洋志 中井
Hideki Kosugi
秀樹 小杉
Ichiro Kadota
一郎 門田
Hiroshi Yasutomi
啓 安富
Jun Yura
純 由良
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Abstract

【課題】 紙繊維の露出による画像の粒状性の悪化を抑制しつつトナー付着量を低減することができる露光装置及び画像形成装置を提供することである。
【解決手段】 入力画像情報に応じて像担持体を露光することでその表面に静電潜像を形成する露光装置を、入力画像情報から得た入力画像面積を画像面積判断部40により所定値と比較し、入力画像面積が所定値よりも小さい場合、露光エネルギー変調部31により単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくするように構成した。これにより、紙繊維の露出を抑制するような適正な付着量を得ることができ、その結果として、紙繊維の露出による画像の粒状性の悪化を抑制しつつトナー付着量を低減することができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、露光装置及び画像形成装置に関する。
近年、複写機やプリンタなどの画像形成装置は市場に広く普及しており、またドキュメントのカラー化に伴ってカラー画像形成装置も市場に広く普及しつつある。画像形成装置として広く普及している電子写真方式の画像形成装置においては、代表的な画像形成プロセスとして以下のプロセスが実行されている。まず、像担持体である感光体を帯電器によって一様に帯電させ、帯電した感光体に対して画像情報に応じた露光を行い、非画像部と画像部との間に電位差を生じさせる。次に、現像器によって画像部にのみトナー粒子を付着させ、これを記録紙やOHPなどの記録媒体に直接、あるいは中間転写体を介して転写する。
カラー画像形成装置においては、上述したような画像形成プロセスを色毎に実施し、感光体上に順次各色のトナー像を形成してこれを順次転写する、あるいは感光体上に複数色のトナー像を重ねて形成してこれを一括して転写する、あるいは複数の感光体上にそれぞれの色のトナー像を形成してこれを転写時に重ね合わせる、など公知の種々の方法で各色のトナー像を重ね合わせる。記録媒体上に形成された単色あるいはカラーのトナー像は定着器によって記録媒体上に定着させられる。
ところで、単色画像と比べてカラー画像は背景部も着色されている場合が多く、1枚の画像形成あたりに消費するトナーの量が多くなりがちである。トナー消費量の増大は環境負荷低減の観点から好ましくない。また、画質の面からは、1つの画素に対して多くのトナーを付着させると1画素あたりのトナー層厚みが厚くなるため転写時にトナーのチリが発生しやすくなり、また、定着時にトナー像のドット面積が拡大しやすくなる。これらの現象は単色画像においても発生し、カラー画像においては特に顕著に発生する。これにより、画像の鮮鋭性が阻害され、画質の劣化につながる。
さらに、カラー画像においては、1画素に付着するトナーの色数は画素毎に異なるため画素毎にトナー層の厚みが変化し、定着時のドット面積拡大率も変化する。1画素あたりのドット面積が異なると画像の粒状性が悪化する、すなわち画像にざらつき感を与えることとなり、画質の劣化につながる。ここで、露光エネルギーの制御による画像の粒状性の改善の従来技術としては、特許文献1のように感光体の光電位減衰特性に注目し、露光装置の光ビームの出力エネルギーを制御する方式や特許文献2のようにハイライト部において露光パターンを選択使用する方式などが提案されている。
上述したような問題を解決するための有力な手段としては、画像部の単位面積あたりに付着するトナーの量を低くすることが有効である。トナー付着量の低減はトナー消費量の低減につながり環境負荷を低減させる効果があり、また、トナー付着量の低下によって転写チリ、定着時のドット面積の拡大が抑制され、画素間でのドット面積差も縮小される。さらに、トナー層の厚みに起因する記録媒体の変形やカール等の不具合も大幅に軽減される。
特開2000−118036公報 特開2003−54026公報
しかしながら、トナー付着量を低減させる画像形成プロセスにおいては、記録媒体である記録紙の種類毎に画像の粒状性の悪化が顕著に発生する。より詳細には、一部の記録紙においては、擬似中間調画像での粒状性が悪化する。このように粒状性が悪化した画像では、定着したトナー層の間から記録紙の表面繊維が露出していることが顕微鏡観察により確認された。この表面繊維の露出によってドット形状に欠けが発生し、記録紙によっては露出した繊維とトナー層との互いの光沢が異なるために画像の均一感が失われ、これが画像の粒状性の悪化を招いている。このような表面繊維の露出は、形成する画像によっても発生の仕方が異なる。すなわち、記録紙の全面にトナーを付着させた場合には、小さな孤立ドット画像を形成した場合に比べ、同じ画像形成条件であっても記録紙の繊維が露出しにくい。
ここで、画像の粒状性の悪化をさらに解析するために以下の実験を行なった。この実験においては、解像度1200dpi、帯電電位−630V、現像バイアス−500V、トナー径5.5μm、キャリア径35μmとし、記録紙の全面にトナーを付着させた場合におけるM/Aが0.45[mg/cm]となるように実験条件を設定した。ここで、画像部の単位面積あたりに付着するトナーの重量をM/Aと呼び、単位面積あたりに付着するトナーの量を表わす特性として用いる。
(1)デジタル画像情報の段階における画像面積率(全画素数に占める着色画素数の割合)を25%に保ち、個々のドット径を変化させて画像形成を行ない、形成された画像の記録紙上でのM/Aを測定した。具体的には、図1に示すように、個々のドットを1画素×1画素で形成した場合(ドットパターンA)、2画素×2画素で形成した場合(ドットパターンB)、3画素×3画素で形成した場合(ドットパターンC:図示せず)、4画素×4画素で形成した場合(ドットパターンD:図示せず)のそれぞれについて画像面積率25%で画像を形成し、M/Aを測定した。
(2)画像面積率を100%(いわゆるベタ画像)にして画像形成を行ない、形成された画像のM/Aを測定した。
画像面積率25%の画像で得られたM/Aを画像面積率100%で得られたM/Aで割って得られた値をプロットした結果が図2である。図2において、横軸は画像面積率25%の画像を作成する時に用いた孤立ドットの面積(ドット面積)であり、ドットパターンA、ドットパターンB、ドットパターンC、ドットパターンDの順に値が大きくなる。また、縦軸は、ドットパターンA、ドットパターンB、ドットパターンC及びドットパターンDのそれぞれの場合において、画像面積率25%で画像を形成して得られたM/Aを画像面積率100%で得られたM/Aで割って得られた値である。すなわち、縦軸の値は、画像面積率25%の場合と画像面積率100%の場合とで着色画素のみに関するM/Aを比較した値である。
図2から分かるように、着色画素のみに関するM/Aについて比較すると、ドットパターンAでは、画像面積率100%の画像に比較して画像面積率25%の画像の方が低く、縦軸の値は1を下回っている。ドットパターンBでは、縦軸の値は1に近い。ドットパターンCでは、着色画素のみに関するM/Aを比較すると画像面積率100%の画像よりも画像面積率25%の画像の方が高く、縦軸の値は1を越えている。ドットパターンDでは、着色画素のみに関するM/AはドットパターンCに比べれば低いものの画像面積率100%の場合を上回り、縦軸の値は1を越えている。
この現象について以下のようなメカニズムが考えられる。まず、ドットパターンAのように孤立ドットの大きさが1画素×1画素と小さな場合には、露光時の積分光量が少ないために充分な現像ポテンシャルを得られず、トナー付着量が低くなって紙繊維が露出する。これに対して、ドットパターンCのように孤立ドットの大きさが3画素×3画素となり着色画素が集中している場合には、積分光量が大きくなって画像面積率100%の場合に近いあるいは同等な現像ポテンシャルを得ることができる。さらに、エッジ効果によってドットのエッジ部でのトナー付着量が多くなることにより、着色画素におけるM/Aは画像面積率100%の場合よりも高くなる。ドットパターンDのように孤立ドットの大きさが十分に大きくなると、孤立ドットの面積が広くなるためにエッジ効果によるトナー付着量の増加による寄与率が少なくなり、着色画素におけるM/AはドットパターンCの場合よりも低下して画像面積率100%での値に近づく。
もちろん、以上の現象は解像度、感光体特性、現像条件、記録紙の種類等によって変動するため、紙繊維が露出しない条件もケース毎に変動する。しかしながら、トナー付着量を低減していくに従い、画像の粒状性の悪化を防止するために紙繊維の露出に対する対策を講じる必要性が高くなる。
したがって、本発明の目的は、紙繊維の露出による画像の粒状性の悪化を抑制しつつトナー付着量を低減することである。
請求項1記載の発明は、光を出射する光源により入力画像情報に応じて像担持体を露光することでその表面に静電潜像を形成する露光装置において、前記入力画像情報に応じて単位画素あたりの露光エネルギーを制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、前記入力画像情報から入力画像面積を取得し、その入力画像面積を所定値と比較し、入力画像面積が所定値よりも小さい場合、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の露光装置において、前記制御手段は、前記光源の発光強度を変更することで、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の露光装置において、前記制御手段は、X及びYを入力画像の主走査及び副走査の画素数とし、Rx及びRyを主走査方向及び副走査方向の画像解像度とすると、入力画像面積がX×Y<(Rx×Ry)/600の関係式を満たす場合、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載の露光装置において、前記制御手段は、前記入力画像情報として、主走査及び副走査方向の少なくともどちらか一方の画像解像度が1200[dpi]以上である情報に応じて単位画素あたりの露光エネルギーを制御することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載の露光装置において、前記制御手段は、前記入力画像情報として、擬似中間調処理であるディザ処理が行なわれディザ処理の線数が200[lpi]以上である情報に応じて、単位画素あたりの露光エネルギーを制御することを特徴とする。
請求項6記載の発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電装置と、入力画像情報に応じて、帯電する前記像担持体を露光することでその表面に静電潜像を形成する請求項1ないし5のいずれか一記載の露光装置と、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する現像装置と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体上に移動させる転写装置と、前記記録媒体上のトナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置と、を具備する。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の画像形成装置において、前記像担持体と、前記帯電装置と、前記現像装置と、前記像担持体上をクリーニングするクリーニング装置とから選ばれる少なくとも2つを一体に支持し、着脱自在に設けられたプロセスカートリッジを具備する。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の画像形成装置において、前記記録媒体に対する単色ベタの単位面積あたりのトナー付着量が0.50[mg/cm]以下であることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項6、7又は8記載の画像形成装置において、前記現像装置は、トナー体積平均粒径が6.0[μm]以下であるトナーを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、画像のハイライト部において紙繊維の露出が発生し、画像の粒状性が悪化するような場合においても、露光エネルギーを制御することによって紙繊維の露出を抑制するような適正な付着量を得ることができ、その結果として、紙繊維の露出による画像の粒状性の悪化を抑制しつつトナー付着量を低減することができる。
請求項2記載の発明によれば、露光エネルギーの発光強度を変調することによって、紙繊維の露出を抑制し、効率的にドットの付着量を増加することができる。
請求項3記載の発明によれば、ベタ画像書き込み時よりも露光エネルギーを増加させるときの入力画像面積の条件を示すことによって、よりハイライト部では紙繊維の露出を抑制するように付着量を増加させるとともに、入力画像面積の大きいところでの過剰な付着量の増加を防ぐことができるため、粒状性と階調性がともに優れた画像を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、主走査及び副走査方向の少なくともどちらか一方の画像解像度が1200[dpi]以上であることによって、画質において粒状性と階調性がともに優れた画質を得ることができる。
請求項5記載の発明によれば、擬似中間調処理であるディザ処理の線数が200[lpi]以上であることによって、特に階調性に優れた良好な画質を得ることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5のいずれか一記載の発明と同様な効果を奏する。
請求項7記載の発明によれば、例えば画像形成装置の本体に着脱自在なプロセスカ−トリッジを設けることにより、装置のライフサイクルをさらに伸ばすことができるため、省エネルギー化による環境負荷の低減ができ、かつ良好な画質を長期間にわたり得ることができる。
請求項8記載の発明によれば、単色のベタの単位面積あたりの付着量が0.50[mg/cm]以下であることによって、粒状性と階調性に優れた画質を得られるとともに、定着装置における省エネルギー化を行うことができるため、環境負荷の低減にも効果を発揮する。
請求項9記載の発明によれば、トナーの体積平均粒径が6.0[μm]以下であることによって、画質において粒状性と階調性がともに優れた画質を得ることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図3ないし図9に基づいて説明する。図3は本実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す縦断正面図、図4は画像形成装置が備える露光装置の概略構成を示す斜視図である。
図3に示すように、タンデム方式のカラー画像形成装置である画像形成装置1は、色毎のプロセスカートリッジ2が直列に配置された構成になっている。色毎のプロセスカートリッジ2は、像担持体である感光体3、その感光体3を帯電させる帯電装置4、感光体3上にトナーを供給する現像装置5及び感光体3上をクリーニングするクリーニング装置6などから構成されている。帯電装置4、現像装置5及びクリーニング装置6は、感光体3の周囲に静電写真プロセスの順に配置されている。さらに、画像形成装置1は、色毎のプロセスカートリッジ2の感光体3にレーザ光を照射する露光装置7、中間転写装置8、用紙搬送部9、転写装置である紙転写装置10、定着装置11などを備えている。なお、本実施の形態においては、感光体3、帯電装置4、現像装置5及びクリーニング装置6等をプロセスカートリッジ2として一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジ2を複写機やプリンタ等の画像形成装置1の本体に対して着脱可能に構成する。なお、プロセスカートリッジ2は、感光体3、帯電装置4、現像装置5及びクリーニング装置6を一体に支持してユニット化しているが、これに限るものではなく、少なくともそれらのうちの2つを一体に支持していれば良い。
感光体3は、積層型電子写真感光体であり、導電性支持体(導電性基体)上に感光層(いずれも図示せず)が設けられているもので、この感光層は、電荷発生材料を主成分とする電荷発生層と電荷輸送材料を主成分とする電荷輸送層とを積層することで形成されている。そして、感光体3の表層として保護層なども形成されている。本実施の形態の感光体3の全膜厚は、例えば20μmであり、特に電荷輸送層が15μmである。
露光装置7は、色毎の入力画像情報(画像データ)に対応するレーザ光を各感光体3の表面に向けて照射し、各感光体3の表面に静電潜像を形成する。露光装置7は、図4に示すように、光源であるレーザ発光素子20、コリメータレンズ21、アパーチャ22、シリンドリカルレンズ23、ポリゴンミラー24、及びf−θレンズ25等から構成されている、いわゆるレーザ光学系である。レーザ発光素子20から出射したレーザ光は、コリメータレンズ21により平行光束となり、シリンドリカルレンズ23に入射する。入射したレーザ光はシリンドリカルレンズ23により副走査方向に集光されて、ポリゴンミラー24に入射する。レーザ光はポリゴンミラー24により感光体3の回転軸方向に平行な主走査方向に走査される。主走査方向に走査されたレーザ光は、f−θレンズ25によって走査角と走査距離とが比例するように調整され、かつ副走査方向に集光されて感光体3上に結像する。なお、このようなレーザ光学系を用いた場合は、ポリゴンミラー24の回転速度を変え、主走査方向のレーザ照射のクロックを変えることで、容易に画像の記録密度の変更を行うことができる。また、ポリゴンミラー24の回転速度を変える代わりに、感光体3の線速を変更することでも同様の記録密度変更が可能である。
中間転写装置8は、中間転写体である中間転写ベルト12、中間転写ベルト12を回転可能に支持する複数の支持ローラ13a,13b,13c、各感光体3の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト12に転写するための4つの転写ローラ14等から構成されている。紙転写装置10は、中間転写ベルト12上のトナー像を転写紙に転写する。また、用紙搬送部9は、用紙Sを収容する用紙収納部である給紙カセット(図示せず)から紙転写装置10に記録媒体である用紙Sを供給し、紙転写装置10によりトナー像が転写された用紙Sを定着装置11まで搬送する。定着装置11は、定着ローラ11aと加圧ローラ11bとを備え、トナー像が転写された転写紙に熱と圧力とを加えることによりそのトナー像を用紙Sに定着させる。
なお、本実施の形態では、トナー粒子は少なくとも結着樹脂、着色剤、離型剤からなる混合物を、熱ロールミルで溶融混練した後、冷却固化せしめ、これを粉砕分級して得られる母体粒子に、添加剤をヘンセルミキサー等で混合付着させることによって得られる。この場合の結着樹脂及び着色剤としては、従来からトナー用結着樹脂として利用されてきたものの全てが適用される。結着樹脂では軟化点90〜150℃、ガラス転移温度50〜70℃、数平均分子量2000〜6000、重量平均分子量8000〜150000を示すものが特に好ましい。また、着色剤のトナー粒子における含有量は2〜12%程度が着色力、帯電性維持のバランスを考慮すると最適である。一方、離型剤としては、公知のもの全てが使用できるが、特にカルナウバワックス、モンタンワックス及び酸化ライスワックスを単独、又は組み合わせで用いることが好ましい。離型剤の使用量としては、トナー樹脂成分に対して1〜10%の範囲が良く、トナーバインダー中に分散させる前の離型剤の平均体積粒径は特に10〜300μmが好ましい。また、トナー粒子に外部添加される添加剤としては、酸化チタンやシリカ等の無機微粉体が好ましく、より効率的な帯電付与を与える効果がある。なお、トナーの製法としては、粉砕法に限るものではなく、乳化重合法や溶解懸濁法などの重合法を用いても良い。
このような構成において、カラー画像の形成動作について説明する。色毎のプロセスカートリッジ2において、図3中の矢印方向に回転駆動する感光体3は、帯電装置4により表面が一様に帯電された後、入力画像信号に基づき駆動点灯する露光装置7により露光される。これにより、静電潜像が感光体3の表面に形成され、現像装置5によってトナーが感光体3上の静電潜像に供給され、感光体3上に各色のトナー像が形成される。すなわち、静電潜像がトナー像として感光体3上に顕像化される。色毎のプロセスカートリッジ2の感光体3上に形成されたトナー像が中間転写装置8の中間転写ベルト12上に順次転写されることで、色毎のトナー像は中間転写ベルト上に重ねられる。また、中間転写ベルト12に転写されずに感光体3上に残留したトナーはクリーニング装置6によって回収される。一方、用紙Sは、用紙搬送部9により給紙カセットから紙転写装置10に搬送され、中間転写ベルト12上に重ねられたトナー像は、紙転写装置10により用紙Sに転写される。用紙S上のトナー像は定着装置11により定着される。これにより、カラー画像が得られる。
次に、入力画像情報である入力画像信号に応じた露光エネルギーの変調方法について図5を参照して説明する。図5は露光装置7が備える一部の電気的接続を示すブロック図である。
レーザ発光素子20はレーザ光発生のための発光信号を発生するレーザドライバ30に接続されて点滅動作を行う。レーザドライバ30は、パルス幅変調(PWM)部と光量変調(PM)部(いずれも図示せず)とからなる変調手段である露光エネルギー変調部31に接続されている。露光エネルギー変調部31のパルス幅変調部はレーザ発光素子20の発光時間を制御する。具体的には、三角波信号と入力画像信号とをコンパレータにて比較することにより所望のパルス幅信号を形成することが可能となる。一方、露光エネルギー変調部31の光量変調部はレーザ発光素子20の発光強度を制御する。画像信号に対応してレーザ発光素子20に入力する電流値を設定する強度信号を形成する。したがって、露光エネルギー変調部31においては、入力画像信号に応じてパルス幅信号と強度信号とがレーザドライバ30に送られるが、例えば入力画像が8bitである場合には、パルス幅信号と強度信号とを組み合わせて256段階の露光エネルギーを設定することができる。その設定方法はレーザドライバ30に依存するが、例えばパルス幅変調を3bit、強度変調を5bitとし、画像信号に対しそれらをテーブル化することで変調を行うことなどができる。
また、入力画像信号に応じて単位画素あたりの露光エネルギーを制御する方法について図6を参照して説明する。図6は3種類(a,b,c)の入力画像面積に対する露光エネルギーの設定方法を示し、(a)は入力画像面積によらず露光エネルギーが一定である設定を示す説明図、(b)は4画素以下の入力画像面積のみ露光エネルギーを増加させる設定を示す説明図、(c)は9画素以下の入力画像面積のみ露光エネルギーを増加させる設定を示す説明図である。図6において、横軸は孤立ドット面積[画素]を示し、縦軸は画素あたりの露光エネルギーを示す。ここで、画像解像度は1200[dpi]であり、孤立ドットの各画素の入力信号は最大値(例えば8bitであればFF)である。図6に対応する各設定によるトナー付着量を図7に示す。ここで、図7は図6の3種類の露光エネルギーの設定に基づいて画像形成した場合のトナー付着量を示す説明図である。図7において、横軸は孤立ドット面積を示し、縦軸はベタ時のトナー付着量に対するトナー付着量の比を示す。なお、比較のため図7(a)及び図7(c)には、図7(a)のグラフを点線で示す。
画素あたりの露光エネルギーが一定である図7(a)の場合には、入力画像面積が小さい領域(ここでは4画素以下)においては付着量が少ない。このとき、定着後の画像においては、ドット部において紙繊維の露出部分が多く、画像の粒状性が著しく悪化していた。一方、画素あたりの露光エネルギーを面積が小さい領域においてのみ増加させた図7(b)及び(c)においては、入力画像面積が小さい領域でも付着量の減少を抑制することができる。しかしながら、図7(c)においては、波形の凸部のように付着量が過剰に増加する部分が見られる。この部分ではドット画像の高さも増大しており、定着プロセスにおいてドット画像に圧力がかかることで画像がつぶれてドット面積が増大してしまうため、連続的な中間濃度を安定して得ることができなくなり、濃度の連続性である階調性が損なわれることになる。以上の検討により、ハイライト部における紙繊維の露出を抑制し、かつ階調性に優れた画像を得るためには、ある所定の入力画像面積以下において露光エネルギーを増加させることによって効果が得られることがわかる。
さらに、画像解像度を変化させて同様の検討を行ったところ、露光エネルギーを増加させる画像領域(入力画像面積)がX×Y<(Rx×Ry)/600の関係式で示すような領域である場合に、ハイライト部における紙繊維の露出を抑制し、かつ階調性に優れた画像を得ることができることを見出した。ここで、X及びYは入力画像の主走査及び副走査の画素数、Rx及びRyは主走査方向及び副走査方向の画像解像度をそれぞれ表す。なお、本実施の形態では、露光エネルギーの設定は不連続な2段階の設定としているが、これに限るものではなく、例えば、複数の設定段数を設けても良いし、連続的な制御を行っても良い。これにより、正確な制御を行うことが可能となる。
また、図6(b)のような露光エネルギー設定(4画素以下の入力画像面積のみ露光エネルギーを増加させる設定)をパルス幅変調のみで行った場合と光量変調のみで行った場合とについて、入力画像面積に対するトナー付着量の変化を図8に示す。なお、図8においては、図6(b)のような露光エネルギー設定をパルス幅変調のみで行った場合を一点鎖線、図6(b)のような露光エネルギー設定を光量変調のみで行った場合を実線、変調設定を行なわない場合(露光エネルギー一定)を点線でそれぞれ示す。パルス幅変調による露光エネルギーの増加方法では、トナー付着量増加の寄与が小さく、画質においては紙繊維の露出の抑制効果が小さかった。これは、パルス幅変調が露光時間(レーザ発光素子20の発光時間)を増加させることで露光エネルギーを増加させるが、その際にはポリゴンモータによってレーザは走査されているためにドット部の面積はその時間分は増大することになり、単位面積あたりのトナー付着量としては増加分が小さいためである。したがって、露光エネルギーの変調においては、光量変調(レーザ発光素子20の発光強度)を用いることで、露光部分である微小ドットに対しより露光エネルギーを集中することができ、ハイライト部におけるトナー付着量を効率的に増加させることができる。これにより、画質においては紙繊維の露出を抑制でき、粒状性が改善し高画質化が実現される。
次に、入力画像信号に応じて単位画素あたりの露光エネルギーを制御する制御手段について図9を参照して説明する。図9は露光装置7が備える一部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。制御手段は、画像面積判断部40とセレクタ41と露光エネルギー変調部31とからなり、レーザドライバ30に接続されている。ここでは、露光エネルギー変調部31は2つのモードを持ち、ハイライト部において露光エネルギーを増加させる変調部31aと通常の変調を行う変調部31bとから構成されている。入力画像信号は中間調処理(擬似中間調処理であるディザ処理)などがなされた状態で画像面積判断部40に入力される。そこでは、連続するドットの集合体であるディザ面積などが計算されることで、孤立するドット面積(入力画像面積)が計算される。ここで、そのドット面積がある所定値より小さいか否かが判断される。ドット面積が所定値よりも小さくハイライト部であると判断された場合は、露光エネルギーを増加させる変調部31aが選択され、ドット面積が所定値以上である場合には通常の変調である変調部31bが選択されるようにセレクタ41が制御される。露光エネルギーを増加させる変調部31aは、セレクタ41により選択されると、レーザ発光素子20の発光強度を変更することで、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きく設定する。
このように制御手段は、入力画像面積が所定値よりも小さい場合に、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくするように制御することによって、画像のハイライト部において紙繊維の露出が発生し、粒状性が悪化するような場合においても、紙繊維の露出を抑制するような適正な付着量を得ることができる。その結果として、紙繊維の露出による画像の粒状性の悪化を抑制しつつトナー付着量を低減することができる。特に、入力画像面積がX×Y<(Rx×Ry)/600の関係式を満たす場合、よりハイライト部では紙繊維の露出を抑制するように付着量を増加させるとともに、入力画像面積の大きいところでの過剰な付着量の増加を防ぐことができるため、粒状性と階調性とがともに優れた画像を得ることができる。
本実施の形態の露光エネルギー制御の処理を用い、画像解像度[dpi]、中間調処理の線数[lpi]、単色ベタの単位面積あたりのトナー付着量[mg/cm]、トナー体積平均粒径[μm]の4つの項目について条件を変えて画像形成を行った。そのときの各項目における3水準(A,B,C)の条件を表1に示す。ここで、画像解像度は主走査×副走査を表す。また、トナー体積平均粒径はコールターカウンタ(Multisizer3:ベックマンコールター社製)を用いて計測した。
Figure 2005193540
得られた画像については画質評価を行い、その粒状性及び階調性について評価を行った。粒状性は画像のざらつき感を表し、階調性は濃度の連続性とダイナミックレンジをそれぞれ表す。一方、省エネルギー化の代用特性として、定着性能を評価した。具体的には、定着下限温度を評価し、より低い定着下限温度であれば定着装置11で消費されるエネルギーがより少ないと判断した。評価は、良好な順から◎、○、△、×の4段階にて行い、△、×は許容されないレベルとした。結果を表2に示す。
Figure 2005193540
<実施例1から4について>
実施例1から4において、トナー粒径が5.5[μm]で、付着量が0.45[mg/cm]であるとき、画像解像度が1200[dpi]×1200[dpi]又は1200[dpi]×600[dpi]で、かつ線数が240[lpi]又は200[lpi]である場合には、粒状性及び階調性ともに良好なレベルであり、定着性も問題がなかった。一方、比較例1において、画像解像度が600[dpi]×600[dpi]である場合には、粒状性及び階調性が許容レベルに達していない。すなわち、主走査及び副走査の少なくともどちらか一方の画像解像度が1200[dpi]以上である場合には、本実施の形態の露光エネルギーの制御を用いて満足のいく画質を得ることができる。また、比較例2において、線数が175[lpi]である場合には、粒状性及び階調性が許容レベルに達せず、特に階調性が損なわれていた。すなわち、中間調処理の線数が少なくとも200[lpi]以上である場合には、本実施の形態の露光エネルギーの制御を用いて特に階調性について満足のいく画質を得ることができる。
<実施例5から7について>
実施例5から7において、画像解像度が1200[dpi]×600[dpi]、線数が200[lpi]であるとき、トナー付着量が0.30又は0.45[mg/cm]で、かつトナー粒径が5.5又は4.0[μm]である場合には、粒状性及び階調性ともに良好なレベルであり、定着性においても問題がなかった。一方、比較例3において、トナー付着量が0.65[mg/cm]である場合には、定着性が悪く、定着装置11においては必要以上に消費電力が必要になり、省エネルギーの観点から好ましくない。また、トナーの消費量が増加することでプロセスカートリッジ2の寿命が短命化するために好ましくない。すなわち、トナー付着量が0.50[mg/cm]以下である場合には、本実施の形態の露光エネルギーの制御を用いて画質と省エネルギーの両立を実現することができる。また、比較例4において、トナー粒径が7.0[μm]である場合には、粒状性及び階調性が非常に悪く、画質は許容レベルに達していない。すなわち、トナー粒径が6.0[μm]以下である場合には、本実施の形態の露光エネルギーの制御を用いて満足のいく画質を得ることができる。
個々のドットを1画素×1画素で形成した場合(ドットパターンA)を概略的に示す模式図、2画素×2画素で形成した場合(ドットパターンB)を概略的に示す模式図である。 画像面積率25%の画像で得られたM/A(単位面積あたりに付着するトナーの量を表わす)を画像面積率100%で得られたM/Aで割って得られた値をプロットした結果を示す説明図である。 本発明の一実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す縦断正面図である。 本発明の一実施の形態の画像形成装置が備える露光装置の概略構成を示す斜視図である。 露光装置が備える一部の電気的接続を示すブロック図である。 3種類(a,b,c)の入力画像面積に対する露光エネルギーの設定方法を示し、(a)は入力画像面積によらず露光エネルギーが一定である設定を示す説明図、(b)は4画素以下の入力画像面積のみ露光エネルギーを増加させた設定を示す説明図、(c)は9画素以下の入力画像面積のみ露光エネルギーを増加させた設定を示す説明図である。 図6の3種類の露光エネルギーの設定に基づいて画像形成した場合のトナー付着量を示し、(a)は入力画像面積によらず露光エネルギーが一定である設定によるトナー付着量を示す説明図、(b)は4画素以下の入力画像面積のみ露光エネルギーを増加させる設定によるトナー付着量を示す説明図、(c)は9画素以下の入力画像面積のみ露光エネルギーを増加させる設定によるトナー付着量を示す説明図である。 図6(b)のような露光エネルギー設定をパルス幅変調のみで行った場合と光量変調のみで行った場合とについて、入力画像面積に対するトナー付着量の変化を説明するための説明図である。 露光装置が備える一部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 プロセスカートリッジ
3 像担持体(感光体)
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
7 露光装置
10 転写装置(紙転写装置)
11 定着装置
20 光源(レーザ発光素子)
31,40,41 制御手段(露光エネルギー変調部、画像面積判断部、セレクタ)

Claims (9)

  1. 光を出射する光源により入力画像情報に応じて像担持体を露光することでその表面に静電潜像を形成する露光装置において、
    前記入力画像情報に応じて単位画素あたりの露光エネルギーを制御する制御手段を具備し、
    前記制御手段は、前記入力画像情報から入力画像面積を取得し、その入力画像面積を所定値と比較し、入力画像面積が所定値よりも小さい場合、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくすることを特徴とする露光装置。
  2. 前記制御手段は、前記光源の発光強度を変更することで、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくすることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記制御手段は、X及びYを入力画像の主走査及び副走査の画素数とし、Rx及びRyを主走査方向及び副走査方向の画像解像度とすると、入力画像面積がX×Y<(Rx×Ry)/600の関係式を満たす場合、単位画素あたりの露光エネルギーをベタ画像書込み時の単位画素あたりの露光エネルギーよりも大きくすることを特徴とする請求項1又は2記載の露光装置。
  4. 前記制御手段は、前記入力画像情報として、主走査及び副走査方向の少なくともどちらか一方の画像解像度が1200[dpi]以上である情報に応じて単位画素あたりの露光エネルギーを制御することを特徴とする請求項1、2又は3記載の露光装置。
  5. 前記制御手段は、前記入力画像情報として、擬似中間調処理であるディザ処理が行なわれディザ処理の線数が200[lpi]以上である情報に応じて、単位画素あたりの露光エネルギーを制御することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の露光装置。
  6. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体を帯電させる帯電装置と、
    入力画像情報に応じて、帯電する前記像担持体を露光することでその表面に静電潜像を形成する請求項1ないし5のいずれか一記載の露光装置と、
    前記像担持体上に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する現像装置と、
    前記像担持体上のトナー像を記録媒体上に移動させる転写装置と、
    前記記録媒体上のトナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置と、
    を具備する画像形成装置。
  7. 前記像担持体と、前記帯電装置と、前記現像装置と、前記像担持体上をクリーニングするクリーニング装置とから選ばれる少なくとも2つを一体に支持し、着脱自在に設けられたプロセスカートリッジを具備する請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記記録媒体に対する単色ベタの単位面積あたりのトナー付着量が0.50[mg/cm]以下であることを特徴とする請求項6又は7記載の画像形成装置。
  9. 前記現像装置は、トナー体積平均粒径が6.0[μm]以下であるトナーを有することを特徴とする請求項6、7又は8記載の画像形成装置。


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