JP2005192118A - 携帯型端末機、通話管理装置、通話管理方法、プログラム、およびサーバ - Google Patents

携帯型端末機、通話管理装置、通話管理方法、プログラム、およびサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】保護を要する人に緊急を要する状況が発生した場合に、簡易確実にその家族または保護者に連絡できるとともに、現在の位置を効率的に伝達できるようにする。
【解決手段】携帯型端末機において、地理上の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、所望の通話先への電話の接続を要求する接続要求手段と、上記接続先との通話が終了したときに上記位置情報取得手段により取得された位置情報を所定の通知先へ通知する位置情報通知手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯型端末機と、携帯型端末機からの通話を管理する管理装置とにより、緊急情報や商品の購入予約情報を通知する技術に関する。
高齢化および高齢者の核家族化がますます進行する今日においては、さまざまな問題が発生している。例えば、高齢者が一人で外出しているときに、または、一人で生活しているときに、不測の事態が発生した場合、身内の人間は即座にその事態を把握することができない。そのため、そのような高齢者を身内に持つ人は不安を感じており、また、実際に、取り返しのつかない事態も発生している。
このような状況は、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)等の情報通信機器の発達とともに徐々に軽減される傾向にある。例えば、警備会社のセンタがGPS(Global Positioning System)機能付き携帯電話の位置を検索し、携帯電話を保持する人(
高齢者、子供等)を探索し、家族に通知し、または、救急処置をとるサービスが提供されている。また、携帯型端末機からの緊急通報時に、その場所を特定し、警察/消防署等に通知する技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
しかし、従来の技術においては、携帯電話からの緊急通報をセンタで検知する技術は提案されているものの、その緊急通報を身内等の緊急連絡先に確実に伝達するための配慮はなかった。
また、高齢者においては携帯電話等の普及率が高いとはいえず、高齢者全体で見た場合に必要性が十分に担保されたとはいえない。高齢者の中には、携帯電話等を操作すること自体困難な人もいる。一方、外出、または、一人暮らしが可能な高齢者の場合には、携帯電話を操作できない人は少ないと考えられる。したがって、高齢者が携帯電話を保有しない理由としては、携帯電話が身近にない(身近なところで入手できない)等が推定される。
さらに、高齢者が携帯電話を保有する場合でも、操作が複雑で使い方がよくわからず、携帯電話等を通じた緊急通報サービスや商品購入サービスを確実に享受できない場合もある。
特開2003−198758号公報 特開平3−154469号公報 特開2002−94693号公報 特許公報第3411393号 特許公報第2885777号
本発明の目的は、家族と離れて生活している人、家庭のような生活環境から外出中の人、病院等の施設から外出中の人等、保護を要する人が実効的に利用できる緊急通報技術を提供することにある。さらに具体的には、保護を要する人に緊急を要する状況が発生した場合に、簡易確実にその家族または保護者に連絡できるとともに、現在の位置を効率的に伝達できる技術を提供することにある。またこのような保護を要する人に多く見られる携帯型電話機の扱いが不慣れな人でも簡単に商品が購入予約できるサービスを提供することにある。
本発明は上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、携帯型端末機において、地理上の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、所望の通話先への電話の接続を要求する接続要求手段と、上記通話先との通話が終了したときに上記位置情報取得手段により取得された位置情報を所定の通知先へ通知する位置情報通知手段とを備えるものである。
この携帯型端末機は、上記通話先との通話が終了したときに上記位置情報取得手段により取得された位置情報を所定の通知先へ通知するので、通話時点での携帯型端末機利用者の位置情報を送付することができる。したがって、位置情報を定期的に送信する場合と比較して、時間遅れを少なくして効率的に位置情報を送信できる。
上記接続要求手段は、緊急通話依頼を受け付ける手段と、緊急通話依頼を受け付けたときに所定のセンタ装置に対して所定の緊急連絡先への接続を要求する手段とを有し、上記位置情報通知手段は、上記緊急連絡先との通話が終了したときに上記位置情報を通知するようにしてもよい。
また、本発明は、携帯型端末機からの通話要求を管理する通話管理装置であり、携帯型端末機から当該携帯型端末機の発信者番号とともに緊急通話依頼を受け付ける手段と、上記携帯型端末機の発信者番号に基づいて当該発信者に対応する緊急連絡先電話番号を検索する検索手段と、上記緊急連絡先電話番号で緊急連絡先を呼び出す手段と、上記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに上記携帯型端末機をその緊急連絡先に接続する接続手段と、上記緊急連絡先が呼び出しに応答しないときに上記検索手段により次の緊急連絡先電話番号を検索させる制御手段と、を備えるものである。
本発明によれば、携帯型端末機から上記携帯型端末機の発信者番号とともに緊急通話依頼を受け付け、簡易に緊急連絡先に通話を接続することができる。
上記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに当該応答音声を出力する手段と、上記応答音声に基づく応答の適否の指示をオペレータから受け付ける手段とをさらに備え、上記応答が適性である場合に、上記接続手段は、上記携帯型端末機を当該緊急連絡先に接続し、上記応答が適性でない場合に、上記制御手段は、上記検索手段により次の緊急連絡先電話番号を検索させるようにしてもよい。
本発明によれば、応答音声に対するオペレータの指示を受け付け、携帯型端末機を当該緊急連絡先に接続するか、上記検索手段により次の緊急連絡先電話番号を検索するかを決定する。したがって、上記携帯電話を緊急連絡先へ接続するオペレータ作業を効率的に支援できる。
また、本発明は、ネットワーク上のサーバにアクセスして商品またはサービスを注文する注文画面を表示する手段と、利用者の個人属性情報データベースを参照して、上記注文画面に利用者情報を設定する手段と、利用者の操作に応じて上記注文画面内に注文対象の商品またはサービスを指定する指定情報の設定を受け付ける手段と、上記注文画面に設定された利用者情報および指定情報を上記サーバに送信する手段とを備える携帯型端末機であってもよい。
本発明によれば、携帯型端末機が利用者の個人属性情報データベースを参照して、上記注文画面に利用者情報を設定するので、利用者による入力操作の負担を軽減できる。また、利用者は、簡易な操作で商品またはサービスを注文できる。
また、本発明は、携帯型端末機に保持されている利用者を識別する識別情報を提示してネットワーク上のサーバにアクセスする手段と、上記識別情報に関連付けられ、注文予定となっている商品またはサービスに係る情報を上記サーバから取得して画面上に表示する手段と、
ユーザ操作に応じて上記注文予定の商品またはサービスについての注文の確認を上記サーバに送信する手段とを備える携帯型端末機であってもよい。
また、本発明は、ネットワーク上の端末機から利用者を識別する識別情報を提示したアクセスを受け付ける手段と、上記識別情報に関連付けられ、注文予定となっている商品またはサービスに係る情報を上記端末機の画面上に表示させる手段と、上記注文予定の商品またはサービスについての注文確認情報を上記端末機から受信する手段と、上記注文確認情報にしたがい、上記商品またはサービスの受注処理を起動する手段とを備えるサーバであってもよい。
本発明によれば、利用者は、携帯型端末機を介しない経路で商品またはサービスの注文を予定しておき、その後、携帯端末機およびネットワークを介してその注文を確定できる。したがって、例えば、商品またはサービスの内容について対面で説明を受け、その時点で購入を予約しておき、後になって再度検討した上で、注文を確定することができる。そして、注文を確定する場合にも、携帯型端末機が利用者を識別する識別情報を提示して上記サーバにアクセスするので、利用者としては、逐一、そのような情報を記憶し、手入力する必要がない。
また、本発明は、上記いずれかの処理をコンピュータに実行させる方法であってもよい。また、本発明は、以上のいずれかの機能をコンピュータに実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体でもよい。
ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
本発明によれば、保護を要する人に緊急を要する状況が発生した場合に、簡易確実にその家族または保護者に連絡できるとともに、現在の位置を効率的に伝達できる。またこのような保護を要する人に多く見られる携帯型電話機の扱いが不慣れな人でも簡単に商品が購入予約できるサービスを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。
《第1実施形態》
以下、図1から図9の図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る情報システム(この情報システムを健康フォンシステムとも呼ぶ)を説明する。本情報システムは、健康フォン
と呼ばれる携帯電話とセンタに設置されるセンタ装置により保護が必要な利用者(以下、要保護者ともいう)の緊急通報を受け、家族・身内等の保護者に連絡する機能を提供する。
図1は、本情報システムにおける緊急時電話連絡の際のデータフロー図であり、図2は、家族側からの位置情報探索時のデータフロー図であり、図3は、本情報システムが提供する地図情報のイメージ図であり、図4は、本情報システムに利用者を登録するときの新規登録画面のイメージ図であり、図5は、本情報システムの管理者に提供する管理者画面のイメージ図であり、図6は、保護を要する利用者の健康フォンに表示される画面のイメージ図であり、図7は、家族等の保護者に表示される画面のイメージ図であり、図8は、センタ装置の構成図であり、図9は、本情報システムにおける緊急通報処理を示すフローチャートである。
<機能概要>
本情報システムは、老人等の保護を要する人が家族と離れて生活している状態、または、一人で外出している状態で、緊急を要する状態が発生した場合に、その老人等がワンプッシュの簡易操作で家族等の保護者に電話できるともに、効率的に位置情報を通知できる仕組みを提供する。この他に、よく電話を掛ける相手にワンプッシュで電話を掛ける簡易な電話帳機能を提供する。
また、家族側から上記の老人等、保護を要する人が今どこにいるか探索をできる仕組みを提供する。
<データフロー>
図1に本情報システムにおける緊急時電話連絡の際のデータフローを示す。この情報システムは、要保護者が使用する健康フォンと、健康フォンからの通話要求および情報の通知を受けるセンタ装置と、センタ装置を通じて健康フォンからの呼び出しを受ける保護者の端末、薬局の端末、病院の端末、および提携先警備会社の端末から構成される。
健康フォンには、所定のアプリケーションプログラムが搭載され、要保護者に対して簡易操作で保護者の電話と接続するユーザインターフェースを提供する。また、健康フォンは、GPSモジュール(位置情報取得手段に相当)を搭載しており、所定のタイミングで現在の位置情報を保護者に通知する機能を提供する。
保護者の端末、薬局の端末、介護施設の端末、看護施設の端末、病院の端末、および提携先警備会社の端末は、双方向通信機能を持つ機器、例えば、携帯電話、PHS、固定電話、デジタルテレビ、パーソナルコンピュータ等である。
センタ装置は、例えば、CTI(Computer Telephony Integration)装置であり、健康フォンから通話要求を受け付け、保護者に接続する機能を提供する。
まず、緊急事態が発生した場合、要保護者は、ワンプッシュ操作で健康フォンにより緊急通報を要求する。ワンプッシュ操作は、健康フォンの画面上のボタンまたはアイコンの選択により実現すればよい。このワンプッシュ操作により、健康フォンがまずセンタ装置を呼び出す(矢印101)。
センタ装置は、要保護者からの電話を受けると、その発信者電話番号を認識する。そして、センタ装置は、その発信者電話をキーにデータベースを検索し、保護者の端末の電話番号を参照する。そして、センタ装置は、その通話を保護者に転送し、接続する(矢印102)。
データベースには、要保護者の電話番号に対応付けて保護者の電話番号が1以上優先度順に記録されている。そして、最優先で接続すべき接続先が不在または電話に出られない状態の場合、センタ装置は、第2番目以下の接続先を順次検索し、接続を試みる(矢印103)。
このセンタ装置は、接続先が不在または電話に出られない状態か否かを判定するため、音声による通話先の応答を出力する出力装置と、接続先が不在または電話に出られない応答を示した場合に、次の接続先を検索する要求を受け付ける入力装置とを有する。したがって、例えば、センタのオペレータが接続先からの留守番電話の自動応答を聞いたときに、その入力装置を通じて次の接続先の検索を指示できる。その結果、留守にも拘わらず、電話が通じたものと誤って判定する事態を回避でき、緊急通報を接続する確実性を増加できる。センタ装置は、このようなオペレータの作業を支援し、その判断と操作を容易にする。
最終的に、データベースに登録されたいずれの接続先にも接続できない場合、センタ装置は、その電話をセンタのオペレータに接続し、オペレータにより、要保護者と保護者への通話がなされる(矢印104)。
なお、データベースに登録されたいずれかの接続先と通話がなされた場合は、その通話終了後に、オペレータが要保護者および保護者と順次通話を行い、要保護者または保護者から要請があった場合、警備会社を通じて要保護者の探索、救急処置、または搬送等を実施する(矢印105)。
緊急通報完了時またはセンタ装置から要求された場合、要保護者の健康フォンは、現在の位置をGPSにより求め、その位置情報をセンタ装置に通知する(矢印106)。センタ装置は、ウェブサーバを通じて家族に要保護者の位置情報を地図情報ともに提供する。なお、要保護者の位置の探索は、保護者からの要求に基づき実行してもよい。この場合、GPSからの現在位置情報の取得は、所定の時間間隔で行ってもよいし、緊急通報完了時またはセンタ装置から要求された時点で行ってもよい。
図2は、要保護者の家族側(保護者)からの位置情報探索時のデータフロー図である。本実施形態では、要保護者の家族も、要保護者と同様に健康フォンを使用する場合を想定する。この場合、家族側には、保護者向けのユーザインターフェースおよび機能が提供される。
家族は、健康フォンを保持する要保護者と連絡をとる場合、直接通話すればよい(110)。健康フォンでは、家族側から要保護者に電話が掛かったときに、その位置情報がGPSにより特定され、センタ装置に装置される(矢印111)。ただし、家族側の電話と要保護者の電話の接続が終了したときに位置情報を送信するようにしてもよい。センタ装置は、要保護者からその携帯電話番号ともに位置情報を受信する。センタ装置は、受信した携帯電話番号から家族の健康フォンに位置情報を提供する(矢印112)。
ただし、本情報システムでは、通話する代わりに健康フォンの位置情報を検索することで要保護者の現在位置を探索することもできる。その場合、家族は、健康フォン、パーソナルコンピュータ等によりセンタ装置の提供するウェブサイトにアクセスし(矢印113)、GPSにより特定される要保護者の位置を受信する(矢印114)。なお、この場合ウェブサイトにアクセスする代わりに電話やファクシミリなどでセンタに連絡して、センタとの通話、あるいはセンタからのファクシミリなどによって要保護者の位置情報を得てもよい。
なお、センタ装置は、家族から要請があった場合、提携する警備会社による要保護者の探索・搬送を指令する。また、本情報システムでは、家族側が健康フォン利用者でない場合には、家族側から要保護者への通話と位置情報検索を同時に行わず、電話による通話とは別個に、位置情報の検索・提供のみをセンタ装置から家族の携帯電話、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ、固定電話等に対して実施する。
<画面とデータベースの構成>
図3に、本情報システムが提供する位置情報提供画面のイメージ図を示す。この位置情報提供画面は、センタ装置の一部を構成するウェブサーバがインターネット上で、要保護者の健康フォン、家族側の健康フォン、家族側のパーソナルコンピュータ等に提供する。また、この位置情報は、ファクシミリ、固定電話等を通じて家族側に提供される。
この位置情報提供画面は、画面左側の情報表示部と、画面中央から画面右側の地図表示部とを有する。情報表示部は、ご利用者欄31、緊急連絡先欄32、地図情報メール送信ボタン33、および、その他の連絡者リストボタン34を含む。ご利用者欄31には、要保護者の氏名、電話番号、電子メールアドレスおよび地図情報表示部に表示される現在位置に対応する現在時刻が表示される。緊急連絡先欄32には、緊急連絡先(保護者)のうちの一人の氏名、電話番号、電子メールアドレス、および優先度ランクが表示される。
地図情報メール送信ボタン33は、現在地図情報表示部に表示されている地図情報を電子メールにて緊急連絡先に送信したい場合に使用される。その他の連絡先リストボタン34を押下すると、緊急連絡先の一覧が表示される。地図情報表示部は、地図情報とともに、要保護者の現在位置を所定のマーク(図3の場合は、星印35)で表示する。
図4は、本情報システムに利用者(要保護者)を登録するときの新規登録画面のイメージ図である。この画面は、要保護者とその緊急連絡先に関する情報を登録する画面である。この画面は、センタ装置の一部を構成するウェブサーバによりインターネット上で、健康フォンの販売店、薬局等に設置されたパーソナルコンピュータ等に提供される。
この画面は、利用者情報入力部41、緊急時連絡先入力部42、クレジットカード情報入力部43、金融機関口座振替情報入力部44および登録確認部45を含む。
利用者情報入力部41は、健康フォンの利用者(要保護者)に関する情報を入力する画面領域である。利用者情報入力部41には、利用者(要保護者)の氏名、住所、電話番号、ファクシミリ、職業、年齢、掛かり付けの薬局名、および健康フォン購入限度額の各入力欄を有し、それぞれの情報が設定される。なお、健康フォン購入限度額は、健康フォンを介して薬局の商品等を購入する際の所定期間(例えば、1ヶ月)の購入限度額である。
緊急時連絡先入力部42は、緊急時の連絡先(以下、緊急連絡先という)を入力する画面領域である。緊急時連絡先入力部42は、表形式で表示され、1つの行が1つの緊急時の連絡先に対応する。各行は、当該緊急連絡先と本人との関係、メールボタン、その緊急連絡先電話番号、電話可能時間の各入力欄を有している。
メールボタンがクリックされると、位置情報転送先のメールアドレス登録画面が表示される。転送先は、1つの緊急連絡先に対して、携帯電話・パーソナルコンピュータ等、複数箇所を登録できる。緊急時に利用者(要保護者)が緊急連絡の操作を実行すると、緊急連絡先の第1行目を第1優先度として、電話が接続され、その緊急連絡先が不在の場合、第2行目以降の緊急連絡先に順次接続される。なお、緊急連絡先が未記入の場合、緊急時には、最初からセンタが接続されることになる。
クレジットカード情報入力部43には、利用者(要保護者)が健康フォンを介した買い物に使用するクレジットカードに関する情報を入力する。クレジットカード情報入力部43は、クレジットカード会社の種類、カード番号、カード名義、および有効期限の各入力欄を有する。
金融機関口座振替情報入力部44には、健康フォンを介した買い物代金の引き落としサービスを受けるため、金融機関口座の口座振替に関する情報を入力する。金融機関口座振替情報入力部44は、口座名義人、金融機関届出印、民間金融機関の名称、支店、口座番号、および郵便局の口座番号入力欄を有している。金融機関は、民間金融機関または郵便局のいずれかを登録すればよい。金融機関届出印は、スキャナによる取り込みが可能であるが、これを省略した場合には、センタ装置からの指令により金融機関届出印提出書が印刷され、別途利用者(要保護者)に送付される。この場合、センタ装置は利用者(要保護者)の住所・氏名を印刷し、規定の金融機関届出印提出書の発送を指示するようにしてもよい。
センタ装置の不図示のデータベースには、この新規登録画面の情報が利用者情報入力部41の情報(例えば、電話番号)をキーにして登録される。したがって、センタ装置は、利用者(要保護者)の電話番号をキーにしてデータベースを検索し、当該利用者(要保護者)の緊急時電話連絡の情報を優先度の高い順に読み出すことができる。
図5に、本情報システムの管理者に提供される管理者画面のイメージ図を示す。この画面は、センタ装置に接続される端末に表示され、センタ装置を管理する管理者に利用者情報を管理する機能を提供する。
この画面には、利用者(要保護者)ごとに氏名、電話番号、GPS位置情報の前回取得日時、緊急連絡先情報、および現在位置を地図とともに表示する地図情報表示ボタンが一覧で表示される。また、緊急連絡先情報としては、その名前とランク、電子メールアドレス、電話番号が明示される。管理者は、この画面を検索することで利用者(要保護者)の最新情報を閲覧し、確認することができる。また、ランクの設定を変更することで、他のランクの緊急連絡先情報を表示することができる。
図6に、保護を要する利用者の健康フォンに表示される画面のイメージ図を示す。健康フォンでは、電源投入とともに、利用者用のアプリケーションプログラム(接続要求手段に相当)が起動し、そのまま、CPU上のタスクとして常駐する。このとき、健康フォンの画面には、「緊急の電話」「普通の電話」および「サービスを受ける」の各ボタン(またはアイコン)が表示される。
利用者が「緊急の電話」をカーソルで選択し、携帯電話の不図示の決定ボタンを押下すると、「緊急の電話」が選択され、図4に示した緊急時電話連絡先に、電話が発信される。また、この「緊急の電話」機能による通話が終了したとき、GPSにより計測した現在位置を示す情報が所定の緊急連絡先に発信される(この機能が位置情報通知手段に相当する)。
利用者が「普通の電話」をカーソルで選択し、携帯電話の不図示の決定ボタンを押下すると、「普通の電話」が選択され、利用者がよく電話をする電話先電話(「太郎」「花子」等の家族、病院、薬局等)がリスト形式で表示される。利用者がリストからいずれかの電話先をカーソルで選択し、携帯電話の不図示の決定ボタンを押下すると、その電話先の電話番号が参照され、その電話先が呼び出される。
利用者が「サービスを受ける」を選択すると、薬局との連絡、医療機関の検索、健康相談等のサービスを受けることができる。これらのサービスの詳細は、第2実施形態で説明する。
図7に、家族側(緊急連絡先等の保護者等)に表示される画面のイメージ図を示す。家族側の健康フォンでも、電源投入とともに、利用者用のアプリケーションプログラムが起動し、そのまま、CPU上のタスクとして常駐する。そして、図6の利用者の場合と同様、「緊急の電話」「普通の電話」および「サービスを受ける」の各ボタン(またはアイコン)が表示される。
保護者が「緊急の電話」をカーソルで選択し、携帯電話の不図示の決定ボタンを押下すると、このワンプッシュ操作で要保護者の電話番号に電話が発信されるとともに要保護者のGPSによる現在位置情報が取得される。なお、本実施形態では、家族側(保護者側)に登録可能な要保護者の数を所定件数(5件)に制限するようにしてもよい。
保護者が「普通の電話」をカーソルで選択し、携帯電話の不図示の決定ボタンを押下すると、「普通の電話」が選択され、保護者がよく電話をする要保護者(「おじいちゃん」「おばあちゃん」等)がリスト形式で表示される。利用者がリストからいずれかの電話先をカーソルで選択し、携帯電話の不図示の決定ボタンを押下すると、その電話先の電話番号が参照され、その電話先が呼び出される。
保護者が「サービスを受ける」を選択した場合の機能については、図6の場合と同様である。
<センタ装置の構成>
図8に、センタ装置の構成を示す。センタ装置は、いわゆるCTI装置であり、
制御部61、回線交換部62、複数のオペレータ端末63、およびデータ通信部66を有している。
制御部61は、CPU、メモリ、ハードディスク、ディスプレイ装置を含むコンピュータで構成され、センタ装置を制御する。制御部61のハードディスクには、要保護者および緊急連絡先の情報を管理するデータベース、地図データベース、および、利用者(要保護者および保護者の携帯電話、パーソナルコンピュータ等)に表示される画面を定義するHTML(HyperText Markup Language)データが格納されている。
なお、これらのデータベースは、制御部61と連携するデータベースサーバ等の他のサーバに格納しておき、制御部61からの検索要求に対して対応する情報を提供するように構成してもよい。
制御部61のCPU上では、ウェブサーバプログラムが実行され、利用者の携帯電話、パーソナルコンピュータ等にウェブページ形式で各種情報が提供される。また、制御部61のCPU上では、要保護者からの通知により、要保護者の現在位置を取得し、保護者に提供する現在地管理プログラムが実行される。さらに、制御部61のCPU上では、要保護者からの要求、または、オペレータ端末63を介したオペレータからの要求により、回線交換部62を制御して要保護者の電話回線を所定の緊急連絡先に接続する制御プログラムが実行される。
回線交換部62は、いわゆる構内交換機である。また、オペレータ端末63は、電話機能が組み込まれたパーソナルコンピュータである。オペレータ端末63は、電話の音声を出力する音声出力部65およびオペレータの操作する操作部64を有している。また、デ
ータ通信部66は、広域データ通信ネットワークとのインターフェースである。広域データ通信ネットワークとしては、インターネットを使用すればよい。ただし、特定の通信事業者の専用ネットワークを使用してもよい。また、ISDNを使用する場合には、回線交換部62とデータ通信部66を一体で構成してもよい。さらに、ADSLを使用する場合には、回線交換部62とデータ通信部66がともに同一の電話事業会社の電話線に接続するようにすればよい。ただし、データ通信部66は、公衆電話回線以外の通信線、例えば、光ファイバーに接続するインターフェースであってもよい。
外部からの通話要求(着信)があると、回線交換部62は、公衆電話回線からの通話要求を受け付け、その接続状態を維持する。このとき、制御部61は、その発信者電話番号に対する緊急連絡先を検索し、回線交換部62を介してその連絡先電話番号を呼び出す(発信)。その連絡先電話番号が応答したとき、回線交換部62は、その応答を一旦いずれかのオペレータ端末63に接続する。オペレータ端末63は、その応答音声を音声出力部65から出力する。音声出力部65は、例えば、オペレータ用ヘッドフォンである。
操作部64は、センタのオペレータによる操作を受け付ける。このセンタのオペレータは、音声出力部65を通じて出力される緊急連絡先の応答音声を判定し、その応答が留守番用の録音音声であった場合に、操作部64を介して制御部61に次の緊急連絡先への接続を要求する。このようなオペレータの作業を支援するため、操作部64には、不図示の次接続先ボタンが設けられている。次接続先ボタンをワンプッシュすることで、オペレータは、制御部61に次の緊急連絡先を検索させ、接続させることができる。
制御部61は、オペレータ端末63からの次の緊急連絡先の検索要求があったとき、現在の発信者電話番号に対する次の緊急連絡先を検索し、その連絡先電話番号を呼び出し、同様の処理をくり返す。
また、制御部61は、上記緊急連絡先が所定時間応答しない場合も同様に、現在の発信者電話番号に対する次の緊急連絡先を検索し、その連絡先電話番号を呼び出し、同様の処理をくり返す。
そして、上記緊急連絡先が所定時間内に応答し、かつ、オペレータからの次の緊急連絡先の検索要求がなかった場合、制御部61は、回線交換部62を制御し、オペレータ端末63との接続を切断し、当該緊急連絡先の電話を通話要求元(要保護者)の電話に接続する。
<処理フロー>
図9は、本情報システムにおける緊急通報処理を示すフローチャートである。これらの処理は、健康フォンに搭載される健康フォン用アプリケーションプログラムと、センタ装置の制御部61で実行されるサーバ用プログラムの連携により実現される。
この処理では、緊急事態が発生した場合、要保護者は自身の健康フォンの緊急電話の専用スイッチをオンに操作する(S1)。これは、例えば、携帯電話画面上のボタン、アイコン等をポインティングデバイスで選択する操作である。
健康フォンの制御プログラムは、緊急電話の専用スイッチがオンになったことを検知すると、センタに通話要求を送信する(S2)。
すると、センタ装置は、その通話要求を受信する(S3)。そして、センタ装置は、その発信者電話番号から発信者を認識する(S4)。そして、センタ装置は、その発信者番号をキーにしてデータベースを検索し、発信者別応答登録リストをデータベース(または
、データベースサーバ)から読み出す(S5)。この発信者別応答登録リストは、図4の利用者情報入力部41から入力された利用者(要保護者)ごとの緊急連絡先に対応する。そして、センタ装置は、その発信者別応答登録リストの第1番目の連絡先電話番号を参照し、その電話番号に電話を掛ける(S6)。
次に、センタ装置は、電話を掛けた緊急連絡先からの応答を待つ。応答があった場合(S7でYESの場合)、その応答が一時的にオペレータ端末63に接続され、応答内容が音声出力部65から出力される(S9)。応答内容が適切な応答の場合、その応答者の電話と要保護者の健康フォン(携帯電話)が接続され、両者の通話が可能になる(S10)。
ここで、適切でない応答とは、留守番電話の録音音声による応答、判断のつかない幼児や高齢者による応答等をいう。この場合、応答者の電話と要保護者の健康フォンとの接続は、オペレータの接続指示操作によって行ってもよいし、所定時間オペレータからの入力がないことをセンタ装置が検知して接続操作を行ってもよい。
このとき、健康フォンは、通話中の保護者側健康フォンまたはセンタ装置からの緊急音出力要求があるか否か、および、要保護者の通話が終了するか否かを監視している(S11、S13)。ここで、緊急音とは、保護者またはセンタのオペレータが、通話中の要保護者に異常事態が発生したと判断した場合に要保護者の健康フォンの周囲に出力するサイレン、アナウンスメッセージ等である。
緊急音出力要求がないまま要保護者の通話が終了すると、健康フォンは、GPSにより得た現在位置を示す位置情報をセンタ装置に送信し、通話を終了する(S14)。このとき、健康フォンの画面は、待ち受け画面に戻る(S15)。センタ装置は、S14で送信された位置情報を受信し(S16)、上記緊急連絡先にその位置情報を送信する(S17)。送信するときの通信媒体は、電子メール、ファクシミリ等、緊急連絡先に指定されたものが使用される。この場合、位置情報を上記要保護者の通話先にだけ送信してもよいし、データベースに登録された発信者別応答登録リスト中のすべての緊急連絡先に送信してもよい。また、特定の緊急連絡先を送信先として設定しておき、その事前に設定された緊急連絡先に位置情報を送信するようにしてもよい。
一方、S7の判定で所定時間応答がなかった場合(S7でNOの場合)、センタ装置は、電話を掛けた先が発信者別応答登録リストの最後の連絡先か否かを判定する(S18)。電話を掛けた先が上記リストの最後の連絡先の場合、センタ装置は、オペレータ端末63の電話と要保護者の健康フォンを接続して通話可能にする(S19)。これにより、要保護者は、少なくともセンタのオペレータと通話することができる。その後の処理は、S11、S13以降で説明した場合と同様である。
また、電話を掛けた先が上記リストの最後の連絡先でない場合、センタ装置は、リストの次の連絡先に電話を掛け(S20)、制御をS7に戻し、同様の処理をくり返す。
さらにまた、S9の判定で応答内容が不適切な応答の場合(S9で不適の場合)、オペレータが操作部64の次接続先ボタンにより次の接続先への接続を要求する。この接続要求を検知すると、センタ装置は、制御をS18に進める。以降の処理は、S7の判定で応答がなかった場合と同様である。
なお、上述のように要保護者と保護者(またはセンタのオペレータ)との通話中に要保護者の状態が急変して通話不能になることも考えられる。その場合に備えて、通話中に通話要求元(要保護者)から応答がなくなった場合、あるいは通話の内容で保護者(または
センターのオペレータ)が緊急事態だと判断した場合は、保護者(またはセンタのオペレータ)が端末で所定の操作を行うことにより、要保護者の健康フォンから緊急を告げる音声信号(サイレンやアナウンスメッセージなど)を周囲に十分聞こえるような音量で発するようにしておけばよい。この場合、要保護者の位置情報を早急に知らせることが急務となるので、音声信号を発したら速やかに要保護者の健康フォンは通話終了状態にするのが望ましい。健康フォン側では、緊急音の出力要求信号を受信した場合に(図9のS11でYESの場合)、サイレン、アナウンスメッセージ等の緊急音を出力し(S12)、通話を終了するようにすればよい(S13でYESを選択する)。
以上述べたように、本情報システムによれば、要保護者は、携帯電話に対するボタンのワンプッシュ等の単純な操作で、緊急連絡先に電話を掛けることができる。その場合、従来の携帯電話のように複雑な電話帳情報検索操作を必要としない。したがって、従来、携帯電話を使うことが困難であった老人、幼児等でも簡易に緊急連絡先に通話することができる。
また、本情報システムによれば、上記緊急連絡先への通話要求を一旦センタ装置で受けた状態で、緊急連絡先に順次電話を掛け、不在か否かを判定するオペレータに応答音声を出力する。そして、そのときオペレータ操作を検知して、緊急連絡先と要保護者の携帯電話を接続するか否かを判定する。このため、本情報システムによれば、緊急連絡先の応答が留守番電話の録音音声であった場合、あるいは、判断のつかない幼児や高齢者による応答であった場合に、要保護者の携帯電話に接続してしまう事態を回避することが可能になる。
また、そのような判定と操作を従来の電話交換オペレータのようにマニュアルで行ったのでは、オペレータ負荷が大きくなる。そこで、応答音声が留守番電話の録音音声であった場合にオペレータ入力を検知する操作部を設け、応答音声に対して所定時間オペレータ入力がない場合、その応答先を要保護者の携帯電話に接続すればよい。また、オペレータのワンプッシュ操作を検知する入力手段(押しボタン、画面上のアイコン等)を設け、そのような操作を検知したときに上記応答先を要保護者の携帯電話に接続するようにしてもよい。このような機能により、センタのオペレータ作業の負担を軽減できる。
また、本情報システムによれば、要保護者が事前に登録した複数の緊急連絡先に対して優先度順に電話を掛けることができる。
また、本情報システムの携帯電話(健康フォン)によれば、緊急連絡先との通話またはセンタとの通話が終了したときに、現在位置を示す位置情報を送信する。このような制御によれば、所定の時間間隔で位置情報を送信する場合に比較して、時間遅れを少なくしてリアルタイムで、要保護者に緊急事態が発生した場所により近い位置情報を送信できる。所定の時間間隔で位置情報を送信する場合に時間遅れを少なくするためには、時間間隔を短くしなければならず、携帯電話の電池の消耗につながる。しかし、本実施形態の携帯電話のように、通話終了とともに位置情報を送信するのであれば、そのような電池の消耗を抑制できる。
以上のような本実施の形態での情報システムの場合と比較して、例えば、緊急通話の開始ともに、あるいは、緊急通話中に上記位置情報を送信するような方式では、通話による音声情報と位置情報との多重化が必要となり、システムが複雑になる。さらに、システムがフリーズするなどのトラブルが増加する可能性がある。一方、通話前に位置情報を送信する方式では、位置情報送信完了まで通話開始が遅延し、緊急通話のためのシステムとして好ましくない。
さらに、通話終了時に位置情報を送信するのであれば、要保護者が意図したときに位置情報が送信されるので、定期的に位置情報を通知するシステムと比較してプライバシを保護しやすい。
《第2実施形態》
本発明の第2実施形態に係る情報システムを図10から図18の図面に基づいて説明する。上記第1実施形態では、健康フォンとセンタ装置とにより、緊急時に利用者とその緊急連絡先とを電話接続し、かつ、利用者の位置情報を緊急連絡先に提供する情報システムを説明した。本実施形態では、そのような情報システムにより、利用者の掛かり付けの機関・施設、例えば、薬局との情報を授受し、商品・サービス等を利用者に提供する処理を説明する。本情報システムは、高齢者がよく訪れる、いわゆる掛かり付けの薬局を直接的または間接的に介して、健康関連・福祉関連の商品の販売、レンタル、または健康関連・福祉関連のサービス等をワンプッシュの簡易操作で提供し、高齢者の生活の利便性を高める。また、可処分所得の多い有閑な富裕高齢者を対象に、生活の質の向上を目的とした諸々のサービスをワンプッシュで提供することで、元気な高齢者の要求を満たす。
図10および図11は、健康フォンの販売時の情報の授受を示すデータフロー図であり、図12は、健康フォン利用者に対する薬局のサービスを示す図であり、図13は、利用者が健康フォンによりサービスを受けるときの画面のイメージ図であり、図14は、薬局に備え付けられたパーソナルコンピュータに表示される画面のイメージ図であり、図15は、本情報システムにより、商品を購入する場合の健康フォンの画面例であり、図16から図18は、本情報システムにより、商品の購入、サービスの提供を申し込んだ場合の代金支払いの流れを示す図である。
<機能概要>
本情報システムでは、高齢者が掛かり付けの薬局と連絡をとることで、自身の求めている健康関連・介護関連のサービスを簡単に受けられる仕組みを提供する。薬局側には老人が求める健康関連・介護関連をはじめとした諸々のサービスを提供することで、掛かり付け薬局としての機能を強化し、強固な事業基盤を確立する仕組みを提供する。
以下に係り付け薬局サービスの機能を例示する。
(1)薬局を介した商品・サービスの提供機能
(1−1)健康関連商品の販売・レンタル
(1−2)介護事業者の斡旋
(1−3)ホームメイド、すなわち、介護以外の身の回りのお手伝いサービスの提供
(1−4)在宅配食サービスの提供
(1−5)健康診断サービスの提供
(1−6)健康関連情報の提供
(1−7)医療関連情報の提供、例えば、地図による医療機関所在地の検索・案内
(1−8)電話による健康相談サービス
(2)可処分所得の多い富裕層を対象とする生活におけるクオリティ向上サービス
(2−1)旅行の斡旋
(2−2)スポーツクラブの斡旋
(2−3)投資・貯蓄の斡旋
(2−4)料理・ガーデニング・アウトドア活動に関する情報の提供
(2−5)高齢者向けフォーラムの提供
(3)在宅測定機器提供サービス
(3−1)デジタルモバイル心電図測定装置の提供サービス
(3−2)血糖値測定装置の提供サービス
(3−3)在宅健康管理
(3−4)生活習慣病改善プログラムの提供
<システム運用例>
図10に、健康フォンの販売時の情報の授受を示すデータフローの一例を示す。まず、健康フォン利用者(健康フォンユーザともいう。以下、同様)は、電話または来店により、薬局に健康フォンの購入を申し込む。本実施形態のサービスでは、基本的には、薬局には健康フォンの在庫を置かないことを想定する。
購入申込みを受けた薬局は、パーソナルコンピュータがある場合には、薬局の職員がインターネット上のウェブサイトを通じてセンタに健康フォンを注文する。また、薬局にパーソナルコンピュータがない場合には、薬局の職員が電話・ファクシミリにてセンタに健康フォンを注文する。
注文を受けたセンタは、健康フォンのアプリケーションプログラムをインターネット上のサーバからダウンロードし、健康フォンにインストールする。センタは、アプリケーションプログラムの搭載された健康フォンを薬局を通じて利用者に納入する。
図11に、健康フォンの販売時の情報の授受を示すデータフローの他の例を示す。図11は、健康フォン購入を申し込んだ健康フォン購入薬局と、利用者に健康フォンを実際に提供する健康フォン利用薬局が異なる場合の例である。この例では、健康フォン利用者の家族が利用者(要保護者)のために健康フォンの購入を申し込む場合を示している。
図10の場合と同様の手順で、利用者の家族は最寄りのA薬局を介して健康フォンの購入を申し込む。ただし、その場合の納入先として健康フォン利用者宅を指定する。注文を受けたセンタは、アプリケーションプログラムを搭載した健康フォンを健康フォン利用者最寄りのB薬局を通じて、その利用者に納入する。
図12に、健康フォン利用者に対する薬局のサービスを示す。この図は、健康フォン利用者が掛かり付け薬局を通じて商品・サービス(サービスを役務ともいう)を受ける場合の流れを示す。
本実施形態のサービスでは、センタが定期的(例えば、3ヶ月に1回程度)サービスの案内としてパンフレットを利用者と薬局に送付する。利用者は、パンフレットを参照し、購入する商品・サービスを検討する。そして、利用者は携帯電話によりウェブサイトを通じて直接センタにその商品・サービスを注文してもよい。また、利用者は、薬局に対して電話または来店することにより必要な商品・サービスの購入を申し込んでもよい。薬局からセンタへの注文は、図10、11と同様に実施できる。
商品またはサービスの注文を受けたセンタは、提携する製造業者・販売業者にその商品またはサービスを注文する。注文を受けた製造業者・販売業者は、申込みを行った健康フォン利用者にその商品またはサービスを提供する。
<画面構成例>
図13は、利用者が健康フォンによりサービスを受けるときに画面のイメージ図である。第1実施形態の場合と同様、健康フォンでは、電源投入とともに、利用者用のアプリケーションプログラムが起動し、そのまま、CPU上のタスクとして常駐する。このとき、健康フォンの画面には、「緊急の電話」「普通の電話」および「サービスを受ける」の各ボタン(またはアイコン)が表示される(図13の左側画面参照)。
利用者が「サービスを受ける」をカーソルで選択し、携帯電話の不図示の決定ボタンを押下すると、「サービスを受ける」が選択され、図13の右側に示したメニューが表示さ
れる。このメニューには、「○×薬局へ電話」「注文を入れる」「注文を確認する」「医療機関を探す」「健康を相談する」等がある。なお、家族が使用する健康フォンにも同様のプログラムが常駐しており、同様の機能を利用することができる。
図14は、薬局に備え付けられたパーソナルコンピュータに表示される画面のイメージ図である。薬局に備えられたパーソナルコンピュータからセンタのウェブサイトにアクセスすると、図14の画面が表示される。
この画面の上部には、メニューバーが設けられ、健康・介護、販売/レンタル、健康・介護関連サービス、健康・介護情報/相談等のメニューが表示されている。図14は、これらのうち、健康・介護関連サービスを選択した例であり、健康関連商品の販売/レンタル、介護事業者の斡旋サービス、ホームメイドサービス、在宅配食サービス、健康診断サービス、健康情報、医療機関情報、健康相談、ユーザID情報等のメニュー(ボタン)が表示されている。なお、本情報システムでは、ウェブサイトに登録されたメニューのうち当該センタが提供可能なメニューが選択可能に表示され、当該センタが提供できないメニューは保護された状態で選択不可能に表示される(図14のハッチング部分が該当)。したがって、このようなセンタを地域ごとに設け、複数の薬局およびユーザをとりまとめてサービスを限定して提供することができる。
図15は、本情報システムにより、商品を購入する場合の健康フォンの画面例である。本システムで商品を購入する場合は、まず利用者が事前に購入予約を行い、センタが購入予約を受け付けると、その後利用者とセンタとで購入確認が行われて、正式な売買契約成立となる。
購入予約の方法としては健康フォンからセンタに直接購入予約する方法と、健康フォン利用者が薬局を通じて購入予約する方法がある。
図15の左側に利用者がセンタに直接注文する場合の画面例が示されている。この場合利用者は、センタから送付されたサービス案内のパンフレットを参照し、必要な商品またはサービスの注文番号を確認する。
そして、利用者は、健康フォンの注文画面を表示する。健康フォンには、利用者のプロフィールが記録されており、利用者が注文画面を表示すると、そのプロフィールに基づき、携帯電話番号、氏名等の個人情報が設定される。次に、利用者は、必要な商品またはサービスの注文番号を設定し、「送信する」ボタンを押下することにより、注文情報がセンタに送信される。一方、利用者が「削除する」ボタンを押下すると、注文番号の設定が削除され、注文する画面から上位のメニュー画面に制御が移動する。
一方、薬局を通じて購入予約する場合は、利用者が薬局に直接出向く、または健康フォンあるいは別の電話などで薬局と通話することにより購入予約を行う。この場合、購入予約をする前に事前に商品説明などを薬局の担当者から受けて購入予約できる。
購入予約を受けた薬局では購入予約情報を薬局のパーソナルコンピュータからセンタに送信する、あるいはファクシミリ、郵便などの別途通信手段を用いてセンタ側に購入予約情報を送り、センタのオペレータが購入予約情報を入力してもよい。
このような種々の方法によりセンタに購入予約情報が到達すると、センタは図15の右側に示されているような購入確認画面を利用者の健康フォンに表示できるよう、利用者を識別する情報(携帯電話番号等)とともに、その商品またはサービスを指定する情報を確認待ち状態で格納する。
その後、利用者が、不図示の購入確認メニューを選択すると、利用者の携帯電話は、利用者を識別する情報を提示して注文確認要求とともにセンタ装置にアクセスする。センタ装置は、利用者を識別する情報を提示した注文確認要求を受け付けると、注文確認画面を構成するウェブページ情報を生成し、携帯電話に送信する。このようにして、携帯電話には、購入確認画面が表示される。また、この購入確認画面とともに、薬局からの注文を受け付けて利用者の購入確認待ちの状態にある注文情報がセンタからダウンロードされ、利用者の携帯電話に表示される。
この画面には、利用者の氏名、電話番号、商品名、購入金額、購入確認ボタン(「はい」「いいえ」)が表示される。利用者が「はい」を選択すると、注文が正式に受け付けられ、売買契約締結が確定する。一方、利用者が「いいえ」を選択すると、注文がキャンセルされ、確認する画面から上位のメニュー画面に制御が移動する。
利用者が「はい」を選択すると、注文を確定するための注文確認情報がセンタ装置に送信される。センタ装置は、この注文確認情報を受信すると、上記確認待ち状態の商品またはサービスの注文を確定する。この確定により、センタ装置は、受注処理を起動し、利用者の受注データベースへの登録、提携する製造業者・販売業者に対する発注処理等を実行する。なお、受注処理以降の処理を他の基幹コンピュータ等に依頼するようにしてもよい。
このように、本情報システムによれば、利用者は、単に購入確認メニューを選択するだけで、すでに注文依頼済みの商品またはサービスについて、その注文を確定することができる。
本情報システムによれば、利用者は健康フォンから直接購入予約できる以外にも、電話による問い合わせあるいは店舗、展示場等において、商品またはサービスの内容について対面で説明を受け、その時点で購入を予約しておき、後になって再度検討した上で、注文を確定することができる。このようなステップを踏むことにより店舗側としては、注文を躊躇する利用者に気軽に購入の予約を入れさせることができる。
図16から図18に、健康フォンにより、商品の購入、サービスの提供を申し込んだ場合の代金支払いの流れを示す。図16は、健康フォン販売時の代金支払いの流れを示す。
健康フォンを購入した利用者は、薬局の店頭で代金を決済してもよい。そのような場合、定価の2〜3パーセント程度を値引きするようにしてもよい。薬局は、その売り上げの20パーセント程度を手数料とし、手数料を差し引いた残り80パーセントをセンタに送金すればよい。また、センタは、携帯電話を販売する通信事業者に対して、上記代金の40パーセント程度を支払うようにすればよい。なお、健康フォンを購入した利用者は、代引きまたはカード決済により、センタに直接代金を支払うようにしてもよい。
図17は、利用者がセンタを介して商品を購入する場合の代金支払いの流れであり、図18は、特定のサービスを受ける場合の代金支払いの流れである。この場合にも、薬局での決済、代引き、またはカード決済によりセンタに代金が蓄積され、商品提供の製造・販売業者またはサービス事業者に所定の額が支払われる。
<変形例>
上記では、健康フォンとセンタシステムとにより、利用者の掛かり付けの機関・施設、例えば、薬局と情報を授受し、商品・サービス等を利用者に提供する処理を説明した。しかし、本発明の実施はこのような構成には限定されない。例えば、健康フォンにIC(Inte
grated Circuit)チップを搭載し、RFID(無線認証)による電子決済、購買履歴の作成、薬歴管理の実施等を行ってもよい。このような構成により、健康フォン利用者の購買活動の簡素化、医薬品の重複投与にようる副作用の予防の仕組みを提供でき、高齢化社会におけるさらなる健康の増進に寄与できる。
本情報システムにおける緊急時電話連絡の際のデータフロー図 家族側からの位置情報探索時のデータフロー図 地図情報のイメージ図 利用者を登録するときの新規登録画面のイメージ図 情報システムの管理者に提供する管理者画面のイメージ図 利用者の健康フォンに表示される画面のイメージ図 家族等の保護者に表示される画面のイメージ図 センタ装置の構成図 緊急通報処理を示すフローチャート 健康フォンの販売時の情報の授受を示すデータフロー図(1) 健康フォンの販売時の情報の授受を示すデータフロー図(2) 健康フォン利用者に対する薬局のサービスを示す図 健康フォンによりサービスを受けるときに画面のイメージ図 薬局に備え付けられたパーソナルコンピュータに表示される画面のイメージ図 本情報システムにより、商品を購入する場合の健康フォンの画面例 代金支払いの流れを示す図(1) 代金支払いの流れを示す図(2) 代金支払いの流れを示す図(3)
符号の説明
61 制御部
62 回線交換部
63 オペレータ端末
64 操作部
65 音声出力部
66 データ通信部

Claims (13)

  1. 地理上の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    所望の通話先への電話の接続を要求する接続要求手段と、
    前記通話先との通話が終了したときに前記位置情報取得手段により取得された位置情報を所定の通知先へ通知する位置情報通知手段とを備える携帯型端末機。
  2. 前記接続要求手段は、緊急通話依頼を受け付ける手段と、緊急通話依頼を受け付けたときに所定のセンタ装置に対して所定の緊急連絡先への接続を要求する手段とを有し、
    前記位置情報通知手段は、前記緊急連絡先との通話が終了したときに前記位置情報を通知する請求項1に記載の携帯型端末機。
  3. 携帯型端末機から当該携帯型端末機の発信者番号とともに緊急通話依頼を受け付ける手段と、
    前記携帯型端末機の発信者番号に基づいて当該発信者に対応する緊急連絡先電話番号を検索する検索手段と、
    前記緊急連絡先電話番号で緊急連絡先を呼び出す手段と、
    前記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに前記携帯型端末機をその緊急連絡先に接続する接続手段と、
    前記緊急連絡先が呼び出しに応答しないときに前記検索手段により次の緊急連絡先電話番号を検索させる制御手段と、を備える通話管理装置。
  4. 前記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに当該応答音声を出力する手段と、
    前記応答音声に基づく応答の適否の指示をオペレータから受け付ける手段とをさらに備え、
    前記応答が適性である場合に、前記接続手段は、前記携帯型端末機を当該緊急連絡先に接続し、
    前記応答が適性でない場合に、前記制御手段は、前記検索手段により次の緊急連絡先電話番号を検索させる請求項3に記載の通話管理装置。
  5. コンピュータが、携帯型端末機から当該携帯型端末機の発信者番号とともに緊急通話依頼を受け付けるステップと、
    前記携帯型端末機の発信者番号に基づいて当該発信者に対応する緊急連絡先電話番号を検索するステップと、
    前記緊急連絡先電話番号で緊急連絡先を呼び出すステップと、
    前記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに前記携帯型端末機をその緊急連絡先に接続するステップと、
    前記緊急連絡先が呼び出しに応答しないときに次の緊急連絡先電話番号を検索するステップと、を実行する通話管理方法。
  6. 前記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに当該応答音声を出力するステップ
    と、
    前記応答音声に基づく応答の適否の指示をオペレータから受け付けるステップとをさらに実行し、
    前記応答が適性である場合に、前記携帯型端末機を当該緊急連絡先に接続し、前記応答が適性でない場合に、次の緊急連絡先電話番号を検索する請求項5に記載の通話管理方法。
  7. コンピュータに、地理上の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    所望の通話先への電話の接続を要求する接続要求ステップと、
    前記通話先との通話が終了したときに前記取得された位置情報を所定の通知先へ通知する位置情報通知ステップとを実行させるプログラム。
  8. 前記接続要求ステップは、緊急通話依頼を受け付けるステップと、緊急通話依頼を受け付けたときに所定のセンタ装置に対して所定の緊急連絡先への接続を要求するステップとを有し、
    前記位置情報通知ステップは、前記緊急連絡先との通話が終了したときに実行される請求項7に記載のプログラム。
  9. コンピュータに、携帯型端末機から当該携帯型端末機の発信者番号とともに緊急通話依頼を受け付けるステップと、
    前記携帯型端末機の発信者番号に基づいて当該発信者に対応する緊急連絡先電話番号を検索するステップと、
    前記緊急連絡先電話番号で緊急連絡先を呼び出すステップと、
    前記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに前記携帯型端末機をその緊急連絡先に接続するステップと、
    前記緊急連絡先が呼び出しに応答しないときに次の緊急連絡先電話番号を検索するステップと、を実行させるプログラム。
  10. 前記緊急連絡先が呼び出しに応答したときに当該応答音声を出力するステップと、
    前記応答音声に基づく応答の適否の指示をオペレータから受け付けるステップとをさらに実行させ、
    前記応答が適性である場合に、前記携帯型端末機を当該緊急連絡先に接続させ、前記応答が適性でない場合に、次の緊急連絡先電話番号を検索させる請求項9に記載のプログラム。
  11. ネットワーク上のサーバにアクセスして商品またはサービスを注文する注文画面を表示する手段と、
    利用者の個人属性情報データベースを参照して、前記注文画面に利用者情報を設定する手段と、
    利用者の操作に応じて前記注文画面内に注文対象の商品またはサービスを指定する指定情報の設定を受け付ける手段と、
    前記注文画面に設定された利用者情報および指定情報を前記サーバに送信する手段とを備える携帯型端末機。
  12. 携帯型端末機に保持されている利用者を識別する識別情報を提示してネットワーク上のサーバにアクセスする手段と、
    前記識別情報に関連付けられ、注文予定となっている商品またはサービスに係る情報を前記サーバから取得して画面上に表示する手段と、
    ユーザ操作に応じて前記注文予定の商品またはサービスについての注文の確認を前記サーバに送信する手段とを備える携帯型端末機。
  13. ネットワーク上の端末機から利用者を識別する識別情報を提示したアクセスを受け付ける手段と、
    前記識別情報に関連付けられ、注文予定となっている商品またはサービスに係る情報を前記端末機の画面上に表示させる手段と、
    前記注文予定の商品またはサービスについての注文確認情報を前記端末機から受信する手段と、
    前記注文確認情報にしたがい、前記商品またはサービスの受注処理を起動する手段とを
    備えるサーバ。
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