JP2005191994A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 偽造される可能性のない場合においては、イエロードット或いは電子透かしによる不正追跡情報の付加を行わないことで、インクの省資源化、および印刷される画像の劣化の軽減をはかる。
【解決手段】 用紙を給紙する給紙手段と、印刷対象画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み取った画像を印刷する印刷手段と、該印刷される画像に不正追跡情報を付加する不正追跡情報付加手段とを備えた画像形成装置において、前記給紙手段にて給紙される用紙の一方の面に印字があるか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果に基づいて前記不正追跡情報の付加または付加禁止を実行する前記不正追跡情報付加手段とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 用紙を給紙する給紙手段と、印刷対象画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み取った画像を印刷する印刷手段と、該印刷される画像に不正追跡情報を付加する不正追跡情報付加手段とを備えた画像形成装置において、前記給紙手段にて給紙される用紙の一方の面に印字があるか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果に基づいて前記不正追跡情報の付加または付加禁止を実行する前記不正追跡情報付加手段とを備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に偽造行為を防止するための不正追跡情報を付加する技術に関する。
近年、カラープリンタやカラー複写機等の画像形成装置においては、その性能の向上が著しく、高画質な画像形成が可能となりつつある。このような状況下において、紙幣や有価証券等と略同画質の画像を複製することも可能であるため、今後、紙幣や有価証券等の偽造や著作権侵害等の問題が増加していくことが考えられる。
上記問題の抑制対策として、従来、画像形成装置にてカラー画像を印刷出力する場合に、該印刷されるカラー画像に対して、該画像形成装置に関する情報(不正追跡情報)を示すドットパターンを人間の目に識別しにくいイエロードットで付加するといった、ドットパターン付加方式が知られている。
上記のように、カラー画像に対してドットパターンが付加されることにより、画像形成を禁止すべき画像、或いは複写が禁止されるべき複写画像が発見された場合に、スキャナなどを用いてこれらの画像からドットの配置を検出し、付加情報を解読することによって当該画像を形成した装置を特定することが可能となる(特許文献1参照)。
また近年、ディジタル情報の著作権保護のための電子透かしと呼ばれる技術が知られている。一般的な電子透かし技術は、ディジタル化されたデータの値を密かに変換することよって著作権情報や利用者情報、及び種々の識別番号などを埋め込むものである。この電子透かしをデータから抽出することにより、著作権情報や利用者情報、及び識別情報などを得ることができ、不正コピーを追跡することが可能である(特許文献2、3参照)。
特開2003−234886号公報
特開2001−309155号公報
特開2002−368992号公報
しかしながら、従来の技術では、カラー画像を印刷する場合には、常に当該カラー画像に対してイエロードット或いは電子透かしにて不正追跡情報を付加していた。
このため、例えば、一般に慣行されているように一方の面は既に印字使用されているような用紙、すなわち偽造等が行われる可能性のない用紙を印刷に使用するに際しても、イエロードットにて不正追跡情報を付加してしまっていたため、無駄にイエローインクを消費してしまうという事態を引き起こしていた。
さらに、上記したように、電子透かしにて不正追跡情報を付加する場合においては、電子透かし情報の情報量が多ければ多いほど、すなわち暗号の強度を高めれば高めるほど印刷される画像の劣化を引き起こしていた。
そこで、本発明は、上述した問題に鑑み、偽造される可能性のない用紙を使用する場合においては、イエロードット或いは電子透かしにて不正追跡情報の付加を行わないことで、インクの省資源化、および印刷される画像の劣化の軽減をはかることを目的とする。
本発明は、用紙を給紙する給紙手段と、印刷対象画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み取った画像を印刷する印刷手段と、該印刷される画像に不正追跡情報を付加する不正追跡情報付加手段とを備えた画像形成装置を前提としている。
本発明は、前記給紙手段にて給紙される用紙の一方の面に印字があるか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果に基づいて前記不正追跡情報の付加または付加禁止を実行する前記不正追跡情報付加手段とを備えた構成としている。
また、前記判定手段が前記用紙の一方の面に印字があると判定した場合、更に、該印字の形式がカラー印字であるか否かを判定する構成としてもよい。
また、前記判定手段が、更に、前記給紙される用紙に前記不正追跡情報が付加されているのか否かを判定する構成としてもよい。
また、前記不正追跡情報付加手段は前記不正追跡情報としてイエロードットを付加する構成としてもよい。
また、前記不正追跡情報付加手段は前記不正追跡情報として電子透かし情報を付加する構成としてもよい。
上述したようにすれば、偽造される可能性のない用紙を使用する場合においては、イエロードット或いは電子透かしによる不正追跡情報の付加を行わないことで、インクの省資源化、および印刷される画像の劣化の軽減をはかることができる。
偽造される可能性のない用紙を使用する場合においては、イエロードット或いは電子透かしによる不正追跡情報の付加を行わないことで、インクの省資源化、および印刷される画像の劣化の軽減をはかることができる。
以下、本発明を画像形成装置としての複写機に適用した場合を例にとって説明する。
図1は本発明の実施の形態における複写機の全体構成を示す機能ブロック図であり、図2は不正追跡情報の付加の禁止動作を示すフロー図である。
複製対象となる原稿をADF(自動読み取り装置)にセットしてスタートキーをONすると、読み取り手段1が原稿に印字されている画像を読み取る(S1)。そして、上記読み取りの手順と共に、給紙手段3が起動し用紙を給紙する(S2)。
上記読み取り手段1が読み取った画像情報はメモリ2に一旦格納され、画像処理手段5に入力される。
ところで、上記一方の面に既に印字がなされた用紙にコピーする場合、偽造等の不正行為が行われる可能性は低い。
このため、本発明では、不正行為が行われる可能性がない用紙を使用していることを確認するためにコピーに使用する用紙の状態を判定するする判定手段4を設けている。
上記判定手段4は上記用紙の一方の面に既に印字使用されているのかどうかを判定し、当該判定結果に基づいて、不正追跡情報付加手段6は不正追跡情報の付加または付加禁止を実行する構成としている。
この判定手段については、例えば、給紙手段3から給紙された用紙の搬送経路上に、印字読取り装置(CCD、CIS等)を設ければよい。
上記判定手段4が上記用紙の一方の面に既に印字使用されていないと判定した場合、不正行為が行われる可能性があるので、当該判定手段4の判定結果に基づいて、不正追跡情報付加手段6はイエロードットによる不正追跡情報の付加をする(S3→S6)。
具体的には、上記画像処理手段5に入力された画像情報に対して不正追跡情報付加手段6はイエロードットの不正追跡情報を付加することとなる。
上記不正追跡情報付加手段6は上記不正追跡情報として、複写機の製造メーカを特定するための“メーカID”、複写機を特定するための例えば装置のシリアル番号等の“個別ID”、“ユーザID”、プリントが行われた月日及び時刻を表す“プリント日時”等を保持する。
上記付加されるドットパターンとしては通常、複数画素からなる所定ドットが所定サイズ内に複数配置されており、二次元あるいは一次元のドットパターンが示す付加情報の内容は、この所定サイズ内のドットの配置方法によって表現される。
また、ドットパターンは画像全体に周期的にもしくは一箇所に印刷されることとなる。さらに、人間の目に識別しにくくするために、イエローのインクでドットパターンを付加する。
一方、上記判定手段4が上記用紙の一方の面に既に印字使用されていると判定した場合は、不正行為が行われる可能性はないが、上記不正追跡情報の付加を適切なものとするために、更に上記判定手段4は、上記印字がカラー印字であるか否かを判定する(S3→S4)。
上記印字がカラー印字ではなくモノクロであると判定した場合には、不正行為が行われる可能性はないので、上記判定手段4の判定結果に基づいて不正追跡情報付加手段6はイエロードットによる不正追跡情報の付加を禁止する(S4→S7)。
一方、上記印字がカラー印字であると判定した場合は不正行為が行われる可能性があるが、上記不正追跡情報の付加を適切なものとするために、更に上記判定手段4は上記カラー印字画像に対して不正追跡情報が既に付加されているのか否かを判定する(S4→S5)。
上記不正追跡情報の付加がなされているのか否かの判定処理S5で、付加がされていると判定した場合、不正行為が行われる可能性はないので、上記判定手段4の判定結果に基づいて上記不正追跡情報付加手段6は上記イエロードットによる不正追跡情報の付加を禁止する(S5→S7)。
一方、上記不正追跡情報の付加がされていないと判定した場合、不正行為が行われる可能性があるので、上記判定手段4の判定結果に基づいて不正追跡情報付加手段6は、当該不正追跡情報の付加をする(S5→S6)。
上記不正追跡情報の付加判定処理を経て付加処理を終えた画像情報は印刷手段7にて印刷処理され、排紙手段8にて排紙されることとなる(S8→S9)。
このようにすれば、偽造される可能性のない用紙を使用した場合においては、イエロードットにて不正追跡情報の付加を行わないことで、インクの省資源化をはかることができる。
なお、本実施の形態では不正追跡情報としてイエロードットを付加する技術に関して説明したが、著作権情報や利用者情報、及び種々の識別番号などを保持した電子透かし情報を不正追跡情報として付加する構成としてもよい。
このようにすれば、偽造される可能性のない用紙を使用した場合においては、電子透かしによる不正追跡情報の付加を行わないことで、印刷される画像の劣化の軽減をはかることができる。
上記実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
偽造される可能性のない用紙を使用する場合においては、イエロードット或いは電子透かしによる不正追跡情報の付加を行わないことで、インクの省資源化、および印刷される画像の劣化の軽減をはかることができるので有用である。
1 読み取り手段
3 給紙手段
4 判定手段
6 不正追跡情報付加手段
7 印刷手段
3 給紙手段
4 判定手段
6 不正追跡情報付加手段
7 印刷手段
Claims (5)
- 用紙を給紙する給紙手段と、印刷対象画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み取った画像を印刷する印刷手段と、該印刷される画像に不正追跡情報を付加する不正追跡情報付加手段とを備えた画像形成装置において、
前記給紙手段にて給紙される用紙の一方の面に印字があるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段の判定結果に基づいて前記不正追跡情報の付加または付加禁止を実行する前記不正追跡情報付加手段とを備えた画像形成装置。 - 前記判定手段が前記用紙の一方の面に印字があると判定した場合、更に、該印字の形式がカラー印字であるか否かを判定する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記判定手段が、更に、前記給紙される用紙に前記不正追跡情報が付加されているのか否かを判定する請求項2記載の画像形成装置。
- 前記不正追跡情報付加手段は前記不正追跡情報としてイエロードットを付加する請求項1、2または3記載の画像形成装置。
- 前記不正追跡情報付加手段は前記不正追跡情報として電子透かし情報を付加する請求項1、2または3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
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US7957469B2 (en) | 2003-08-20 | 2011-06-07 | Thomson Licensing | Video comfort noise addition technique |
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2003
- 2003-12-26 JP JP2003432114A patent/JP2005191994A/ja active Pending
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