JP2005190546A - 記録媒体の搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体保持部材であるトレイを手で筐体内に押し込む操作をした際の操作性を向上させる。
【解決手段】 駆動モータ303によってトレイ103を筐体101から引き出し、かつ筐体内に引き込むように構成された装置において、トレイ103が筐体101から引き出された際に、駆動モータ303に、当該モータ303をトレイ103を筐体101内に引き込む方向に回転させる極性ではあるが、回転を実行させない所定レベルの電圧を供給するように構成した。
【選択図】 図21

Description

本発明は、CD(Compact Disk)プレーヤ、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ、あるいはVTR(Video Tape Recorder)等の再生機器または記録再生機器において、ディスク、あるいはテープカセット等の記録媒体を、機器本体に設けられた少なくともこれら記録媒体に記録された信号を再生するための駆動部へ搬送する記録媒体の搬送装置に関し、特に搬送装置を駆動するモータを操作性よく動作させることを可能にした記録媒体の搬送装置に関する。
映画あるいは音楽情報が記録されたDVD、テープカセットあるいはCD等の記録媒体から、当該記録された情報を再生する映像・音声再生機器としては、機器本体に、それら記録媒体を駆動して記録されている情報を再生するための駆動部が設けられており、記録媒体はその駆動部へ装着されることで再生が可能となる。
このような情報再生機器においては、駆動部が機器本体内部に配設されて通常状態では装置外に露出されることがないため、記録媒体を駆動部へ装着する動作は、搬送専用の機構手段によって実行されるように構成されるのが一般的である。
この搬送手段は、記録媒体が収容される記録媒体保持部材を備え、この保持部材をユーザが記録媒体を装着し、かつ取り出すことが可能な位置と、記録媒体を駆動部に装着する位置との間で移動するように構成されている。
例えば、DVDレコーダでは、トレイによってDVDを保持し搬送する手段が設けられ、DVD収容部を有したトレイを、機器本体の筐体前面から突出してユーザによってDVD収容部にDVDを収容しあるいはDVD収容部からDVDを取り外すことが可能な位置と、機器本体内部の駆動部へDVDを装着するための位置間で駆動モータによって移送されるように構成されるいわゆるディスクローディング機構を備える。
また、VTRでは、カセットを収容して搬送するカセットホルダが設けられ、このカセットホルダを、筐体前面に設けられたカセット挿入口から挿入されるカセットを受けかつカセットを取り出すことが可能な位置と、機器内部のテープ駆動部との間で駆動モータによって移送することでテープカセットを着脱可能な位置と駆動位置との間で搬送するいわゆるカセットローディング機構を備える。
記録媒体としてディスクを用いる機器において、トレイによってディスクを搬送する技術は、例えば特許文献1に開示されており、記録媒体としてテープカセットを用いる機器において、カセットホルダによってカセットを搬送する技術については、例えば特許文献2に示されている。
以上のように、記録媒体を、モータによって駆動される記録媒体保持部材によって搬送する場合、ユーザが違和感なく操作できるようにするために、ユーザが記録媒体保持部材を手動で、記録媒体を駆動部へ搬送する方向に所定量押し込んでから、駆動モータの電源を入れ、それ以降は駆動モータによって記録媒体保持部材を搬送するという機構を設けるのが一般であり、上記特許文献1,2にもその構成が示されている。
しかしながら、記録媒体保持部材を手で押した際に、保持部材が駆動モータと直結されていると、かなりの力で押し込まないと、機器内部方向に移動させることができないという問題が生ずることになり、操作性という点で改善の余地があったが、それを解決した提案は成されていない。上記特許文献には、そのような問題が発生することすら開示されていない。
特開2000−306308号公報(第7,8頁、図17) 特開平10−334551号公報(第4頁、図3)
以上のように、従来の装置においては、記録媒体を機器内部の記録媒体駆動部に搬送する記録媒体保持部材を駆動するモータが当該保持部材と常時結合している状態においては、ユーザが手で保持部材を押そうとした場合、かなり強い力で、押し込む必要があり、操作性の点で改善の余地があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、記録媒体保持部材が記録媒体を収容あるいは取り出しが可能な位置にある場合に、保持部材を駆動するモータに、当該モータが記録媒体を機器内部方向に移送させる方向に回転する極性でかつ、実質的な回転を与えない電圧を付与するように構成することで、ユーザが記録媒体保持部材を手で押し込んだ場合に、僅かの力で保持部材を動かすことができるようにした記録媒体の搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の記録媒体の搬送装置は、記録媒体を収容する収容部を有し、当該収容部に記録媒体を着脱可能な第1の位置と前記記録媒体に記録された信号を再生する駆動部に当該記録媒体を装着するための第2の位置との間で移動自在に支持された記録媒体保持部材と、前記記録媒体保持部材の前記第1の位置と第2の位置及び第1の位置と第2の位置の間の第3の位置を検出する記録媒体保持部材位置検出手段と、駆動モータを有し、この駆動モータの回転により前記記録媒体保持部材を前記第1の位置と第2の位置間で移送すると共に、当該記録媒体保持部材を少なくとも前記第1の位置から第3の位置まで手動で移送することが可能な記録媒体保持部材移送手段と、前記記録媒体保持部材が前記第1の位置にある場合に、前記駆動モータに前記記録媒体保持部材を前記第1の位置から第2の位置方向に移送させる回転を与える極性であるが実質的な回転を発生させない電圧を供給する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体保持部材が、当該記録媒体保持部材に記録媒体を着脱することが可能な位置にある場合に、駆動モータに、記録媒体保持部材を駆動部方向に移送させる極性であるが実質的な回転を与えない電圧を供給しておくように構成したので、僅かな力で記録媒体保持部材を移送させることができるようになり、操作性が向上するものである。
以下、図面を参照しながら本発明の記録媒体の搬送装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明が搭載されたディスクメディア機器100をその筐体101の前面方向から見た状態を示すものである。筐体101の前面パネル102には、トレイ103の前面板104によって閉塞される開口105が設けられており、トレイ103は、この開口105を介して筐体101から引き出され、また筐体101内に収容される。
また、筐体101の前面パネル102には、トレイ103を筐体101から引き出し、かつ筐体101内に収容させるための操作スイッチ106が設けられ、さらに機器100の電源をオンオフするための電源スイッチ107の他、機器100の動作を切換え、設定するための複数の操作スイッチ108が設けられている。
図2は、トレイ103を筐体101から引き出した状態を機器100の上方から見た図である。トレイ103は、記録媒体としての光ディスクを収容する光ディスク収容部201が設けられた平面板202と、この平面版202の中央部に設けられた開口部203を有し、平面板202の端部に前面板104が形成されている。またトレイ103は請求の範囲における記録媒体保持部を構成する。
光ディスク収容部201は、光ディスクの外形寸法に対応した形状の凹部で構成される。また、開口部203は、後述するディスクドライブ部がせり上がって、光ディスクをそのターンテーブルに装着するために設けられているものである。
図3は、筐体101からトレイ103が引き出された状態を機器100の側面方向から見た図であり、この図3においては、筐体101の外形を点線で示し、内部の機構を実線で示している。また、図4は、筐体101内にトレイ103が引き込まれた状態を機器100の側面方向から見た図であり、この図4においても、筐体101の外形を点線で示し、内部の機構を実線で示している
図3に示すように、トレイ103はベース体301に対して図中左右方向に移動自在に支持されている。ベース体301には、後述するトレイ103の駆動手段が設けられ、さらにディスクドライブ部302が、揺動可能に取り付けられている。
すなわち、ディスクドライブ部302は、トレイが筐体101から引き出されている状態においては、トレイ103の引出し方向側の端が下降しており、トレイ103が筐体101内に収容された状態においては、図4に示すように、トレイ103引出し方向側の端が上昇する。これによって、ディスクドライブ部302の図示しないターンテーブルに記録媒体である光ディスクがクランプされるようになる。ディスクドライブ部302には、駆動モータ303が固定されている。
ディスクドライブ部302の詳細を図5に示す。図5に示すようにディスクドライブ部302は、ベースシャーシ501に取り付けられた図示しないディスク駆動モータの軸に嵌合されたターンテーブル502を有し、ベースシャーシ501の図中右端の端部に一対の突部503が設けられ、この突部503によって図3,4に示すベース体301に揺動自在に支持されており、それによってターンテーブル502側がベースシャーシ501の面と交わる方向に昇降することになる。
このディスクドライブ部302の揺動は、スライドカム504によって成される。すなわち、ベースシャーシ501のターンテーブル502側の端にはベースシャーシ501の面と平行な軸線を有するボス505が形成され、このボス505がスライドカム504の後述するカム溝に挿通されており、スライドカム504がその平面と平行な方向(長手方向)に移動することで、ボス505がカム溝によってベースシャーシ501の面と交わる方向に力を受け、それによってディスクドライブ部302が揺動される。
ディスクドライブ部302のベースシャーシ501には、さらに光ピックアップ506が一対のガイドシャフト507,507によって、ベースシャーシ501の面と平行な方向に摺動自在に支持されている。ガイドシャフト507は、4個の支持部材508によってベースシャーシ501に対して支持されており、4個の支持部材508のうちの例えば3個については、ガイドシャフト507,507とベースシャーシ501の面との距離を調整可能な調整機構が設けられており、その調整により、いわゆる光ピックアップ506のチルト調整が実行される。
光ピックアップ506はこれによって、ターンテーブル502に装着された光ディスクに対してその径方向に移動しつつレーザ光を光ディスの記録面に照射し、かつその反射光を検出することが可能になる。
さらに、ベースシャーシ501には、駆動モータ303が固定されており、光ピックアップ506には、駆動モータ303によって駆動される歯車509と噛合するラック510を有したラック部材511が取り付けられており、光ピックアップ506はこのラック510を介してガイドシャフト507にガイドされつつ移送される。
駆動モータ303は、光ピックアップ506を移送させる他、トレイ103の移送と、ディスクドライブ部302を揺動させるためのスライドカム504の駆動とを行なう。
駆動モータ303による各部の駆動は、それぞれ同時に実行されるものではなく、シーケンシャルに実行されるものであって、そのタイミングをスライドカム504が管理している。
すなわち、光ピックアップ502が、ターンテーブル502に装着される光ディスクの最内周に対応する位置にある状態で、ディスクドライブ部302の揺動(下降)を許容し、ディスクドライブ部302が下降している状態でトレイ103の筐体101からの引出しを許容するようにスライドカム504が制御している。
図6に示すように、スライドカム504には、ベースシャーシ501のボス505が貫通するカム溝601が設けられていると共に、後述する光ピックアップ506を駆動するためのラック部材のカム駆動部によって駆動され、かつ逆にカム駆動部を駆動するカム面を有した溝602が形成されている。
さらにスライドカム504には、スライド方向への駆動力を受けてスライドするためのラック603と、トレイ103および光ピックアップ506の位置を検出するための溝604,605が設けられている。
さらにラック603が形成された辺の中間部にトレイ103を駆動するトレイ駆動部606が形成されている。トレイ駆動部606は、突起部607とピン608で構成されている。なお、図6(a)はスライドカム504を上面から見た図、図6(b)は図5の右方向から見た図、図6(c)は下面から見た図である。
図7は、図5から光ピックアップ506と、ラック部材511を抜き出して示すものであり、光ピックアップ506は、レーザーダイオード及びフォトダイオードを備えた光ピックアップヘッド701と、この光ピックアップヘッド701が取り付けられた印刷配線基板702と、この印刷配線基板702が固定されたホルダ703を有している。ホルダ703には、ガイドシャフト507に摺動自在に係合される支持部材704,705が設けられ、さらにラック部材511が取り付けられている。
ラック部材511は、ホルダ703に固定されたラック支持部706とこのラック支持部706に対して、長手方向(ガイドシャフト507の軸方向)にスライドするように支持されたラック片707を有し、ラック片707にラック510が形成され、その先端(ターンテーブル502側)に、スライドカム504を駆動するための駆動カム部708が形成されている。
図8は、図7を裏側から見た図であり、図7と同じ構成部分に同じ番号を付す。ラック片707は、ラック支持部706に対して引っ張りバネ709によってラック510が歯車509に噛合する方向に付勢されている。さらにラック片707には、カム部801が形成されており、このカム部801によって、後述するスイッチ駆動部材が駆動され、それによって切換えられるスイッチによって、駆動部の状態を検出することが可能となる。
図9に示すように、ラック片707のカム部801に対応して、スイッチ駆動部材901が、軸902を介してベース体301に回動可能に取り付けられている。また、スイッチ903がベース体301に固定されており、スイッチ駆動部材901は、引っ張りスプリング904によって、図中半時計方向に付勢され、そのスイッチ駆動面905によって、スイッチ903は通常時はオン状態に駆動される。
さらに、スイッチ駆動部材901には、光ピックアップ506が移動した際にラック片707のカム部801に当接するピン906と、スライドカム504のスライドによって駆動される突部907が設けられている。
次に、駆動モータ303によって、各駆動部が順次駆動される状態を説明する。
図9の状態は、光ピックアップ506が光ディスクの最内周の位置よりも外周寄りに位置している状態であり、この状態から駆動モータ303が回転すると、歯車509が回転し、それによって光ピックアップ506がターンテーブル502に近付き、光ディスクの最も内周の位置に到達すると、図10に示すように、ラック部材511のカム駆動部708は、その先端がカムスライダ504の溝602中に位置するようになるがこの状態では、カム駆動部708は溝602のカム面1001に当接することなくカムスライダ504を駆動するに至らない。
このとき、スイッチ駆動部材901のピン906がラック片707のカム部801に当接し、検出スイッチ駆動部材901が付勢部材904の弾性力に抗して時計方向に回動するため、検出スイッチ903はオフ状態に切換えられる。これによって光ピックアップ506が光ディスクの最も内周の位置にあることが検出される。
図10に示すように、歯車509と同軸に形成された歯車1002と、この歯車1002に噛合する歯車1003がベースシャーシ501に設けられ、さらに歯車1003と噛合する歯車1004が、ベース体301に設けられている。歯車1004は歯の一部が取り除かれており、光ピックアップ506が、駆動モータ303の回転によって、図9に示す位置と図10に示す位置の間で駆動される状態においては、歯車1002,1003は駆動されるが、歯車1004は、その歯が歯車1003と噛合されておらず回転しない。
図10に示す状態からさらに駆動モータ303が光ピックアップ506をターンテーブル502に近付ける方向に回転すると、光ピックアップ506が図示しないストッパによって移動が停止され、ラック片707のみが移動してその先端のカム駆動部708によって、スライドカム504が駆動され図示左方向にスライドする。
この状態を図11に示す。この状態では、スライドカム504のラック603と歯車1004が噛合して歯車1004が回転し、それによって歯車1004が歯車1003と噛合し、駆動モータ303の回転が伝達されて、スライドカム504がさらに図示左方向にスライドされる。図11の状態では、検出スイッチ駆動部材901は、ラック片707のカム部801によって引き続き駆動されており、検出スイッチ903はオフのままである。
その後、スライドカム504が引き続きスライド駆動されることにより、ラック片707のカム駆動部708が、スライドカム504のカム面1001に駆動されて、ラック片707がさらにスライドカム504の厚み方向に移動させられて、その先端がスライドカム504の裏面に係止されることになる。
この状態を図12示す。図に示すように、ラック510と歯車509との噛合が解かれ、ラック片707は駆動されなくなる。さらにスライドカム504のスライドによってベースシャーシ501は、そのボス505がスライドカム504のカム溝601によって下降する方向の力を受けて下降することになる。
歯車1004は、図13に示すように、軸方向に3段に一体的に形成された複合歯車の中間部に位置する歯車であり、軸方向の一端には、大径の歯車1301が形成され、他端には歯車1302が形成されている。歯車1301は後述するトレイ103のラックを駆動する歯車であり、トレイのラックに噛合可能な歯車と噛合している。歯車1004は、ベースシャーシ501が上昇している状態において、スライドカム504がスライドしてそのラック603と噛合して回転することで歯車1003と噛合する。歯車1302は、ベースシャーシ501が下降している状態で歯車1003と噛合するように構成されている。なお、図13(a)は、歯車1004,1301,1302の全体を側面から見た図。図13(b)は歯車1004を軸方向から見た平面図。図13(c)は全体を歯車1302の軸方向から見た図である。
ベースシャーシ501が下降されるにしたがって、歯車1003と噛合する歯車が1004から1302に切換るが、歯車1004は歯車1302と同体であるので歯車1302も歯車1004と同様に回転する。歯車1004とラック603が噛合しているスライドカム504は、ベースシャーシ501が下降されることで、後述する駆動モータ303の回転が伝達されるように切換えられるトレイ103のカム部で図中左方向にスライドされ、スライドカム504のラック603と歯車1004の噛合が解かれ、スライドカム504は、駆動モータ303によっては、もはや駆動されなくなる。図14はその状態を示すものである。
スライドカム504は、後述するトレイ103のカム部によって、トレイ103がその引出しを完了する位置で、さらに図示左方向に駆動され、最終的に図15に示すような状態になる。
なお、図12,14においては、スイッチ駆動部材901は、そのピン906がラック片707のカム部801から離れるが、突部907がスライドカム504に当接して、依然として時計方向に回動したままの状態を保ち、検出スイッチ903はオフのままである。
また、図15においては、スイッチ駆動部材901は、その突部907がスライドカム504の溝604に入り、スイッチ駆動部材901が図中反時計方向に回動するため検出スイッチ903はオンに切換わる。なお、図10,11,12,14,15において、スイッチ駆動部材901に図中半時計方向の付勢力を付与する引っ張りスプリング904は、省略しているが、図9に示すと同様に配設されているものである。
スライドカム504のスライドによってベースシャーシ501の下降が完了するのと略同時にトレイ103も歯車1301(図13参照)によって駆動されるべく、スライドカム504によって移動される。
トレイ103の駆動動作について、図16〜19を参照して説明する。図16は、スライドカム504とラック片707の関係が図10に示す状態にある場合を示すものである。図16において、トレイ103のラック1601を直接駆動する歯車1602が設けられ歯車1301と常時噛合している。また、歯車1004が歯車1003と噛合していない状態にある(図10参照)ため、歯車1301も回転駆動されることなく、よって歯車1602も回転せず、トレイ103のラック1601も駆動されないためトレイ103は、筐体101内に収容されたままである。また、この状態において、スライドカム504のトレイ駆動部606の突起部607とピン608が、トレイ103のカム突部1603を跨ぐように配設される。カム突部1603はトレイ103の幅方向に延びる部位1604と、第1のカム部1605とトレイ103の駆動方向に延びる部位1606とトレイ103の端部において形成された第2のカム部1607とが連続的に形成されるようにトレイ103と一体的に成形されている。
次に、前述のようにスライドカム504がスライドすると、スライドカム504のトレイ駆動部606の突起部607が、トレイ103の第1のカム部1604に当接してトレイ103を筐体101から引き出す方向に駆動する。これによって、歯車1602がトレイ103のラック1601に噛合するようになる。この状態を図17に示す。このときの歯車1003と歯車1004の関係は図12に示す状態と同一であり、両者が噛合するため、駆動モータ303の回転力が歯車1003、1004を介して歯車1301に伝達されて歯車1602が回転駆動され、それがトレイ103のラック1601に伝達されてトレイ103が筐体101から引き出される方向(図中下方向)に駆動される。
さらにスライドカム504がスライド駆動され、図14に示すようにベースシャーシ501が下降されると、図18に示すように、歯車1003が歯車1302と噛合するようになり、引き続き、駆動モータ303の回転によってトレイ103が引き出されていく。このとき、スライドカム504のトレイ駆動部606の突起部607とピン608は、トレイ103のカム突部1603の部位1606に沿う状態にある。
トレイ103が最も引き出された状態を図19に示し、この状態は図15の状態と同じである。図19においては、トレイ103の駆動によってスライドカム504のトレイ駆動部606のピン608がトレイ103のカム突部1603の第2のカム部1607に当接して、スライドカム504がさらに図示左方向にスライドした状態である。このスライドカム504のスライドによって、スイッチ駆動部材901の突部907がスライドカム504の溝604に位置するようになり、スイッチ駆動部材901が反時計方向に回動するため、検出スイッチ903が再びオンとなって、トレイ103が筐体101から完全に引き出されたことが検出される。
以上述べた、光ピックアップ506の駆動、ベースシャーシ501の駆動、トレイ103の駆動は、駆動モータ303の一方向の回転によってシーケンシャルに連続して実行される。また、図15,19に示す状態から、駆動モータ303を逆方向に回転させることによって、逆に、トレイ103の筐体101への収容、ベースシャーシ501の上昇、光ピックアップ506の光ディスク径方向への駆動が実行されるものである。
トレイ103を筐体101から引き出すための駆動モータ303の起動と、筐体101内部へトレイ103を収容するための駆動モータ303の起動は、図1に示すスイッチ106をユーザが操作することで可能となるが、トレイ103を筐体101内に収容させる操作は、トレイ103が筐体101から完全に引き出された状態において、ユーザがトレイ103を手で筐体101内に押し込む処理を行なうことでも可能である。
すなわち、トレイ103が、その引き出された位置からユーザによって筐体101に収容される方向に駆動された際に、トレイ103の第2のカム部1607によってスライドカム504のトレイ駆動部606の突起部607が押されてスライドカム504が図18の右方向にスライドする。これによって、スイッチ駆動部材901の突部907が、スライドカム504の溝906から脱してスライドカム504の内壁に当接するようになり、スイッチ駆動部材901が時計方向に回動するため検出スイッチ903はオフとなる。
このスイッチ903がオフとなったことで発せられる信号によって、駆動モータ303に電源を供給してトレイ103を筐体101内に収容する方向に回転させることが可能である。
トレイ103が図17に示す位置まで、筐体101に収容された際には、スライドカム504のトレイ駆動部606の突起部607がトレイ103のカム部1605に当接し、トレイ103が筐体101に収容されることでスライドカム504のラック603と噛合した歯車1004が歯車1003と噛合して、スライドカム504が駆動モータ303の駆動力を受けてさらに右方向にスライドする。
これによって、トレイ103はそのカム部1605がスライドカム504のトレイ駆動部606のピン608によって、さらに筐体101に収容される方向に駆動されることで、図16に示すようにトレイ103のラック1601と歯車1602の噛合が解除されトレイ103はもはや駆動されなくなる。
駆動モータ303が回転を続けることで、図14に示す状態から図12に示す状態に移行する間、スイッチ駆動部材901の突部907がスライドカム504の壁面に当接するためスイッチ903はオフのままであり、図11に示す状態では、スイッチ駆動部材901の突部907はスライドカム504の溝605に挿入可能な位置にあるが、ラック片707のカム部801がスイッチ駆動部材901のピン906に当接するため、スイッチは依然としてオフのままである。
図11の状態から図10、図9と経過する過程で、カム部801とピン906の当接状態が解かれ、スイッチ駆動部材901の突部907がスライドカム504の溝605に入ることで、スイッチ903がオフとなり、ディスクドライブ部302が上昇し、光ピックアップ506が光ディスクの内周に対応する位置になったことが検出される。
トレイ103をユーザが筐体101内に押し込む際にも、駆動モータ303とトレイ103は結合されている状態であるため、駆動モータ303が負荷として加わることになって操作性がよくない。
そこで本発明では、トレイ103が筐体101から引き出された状態において、駆動モータ303が大きな負荷とならないように構成したことを特徴とすものであり、駆動モータ303に、トレイ103を筐体101内部に収容する方向の回転を与える極性でかつ、実質的に回転させない値を有する電圧を加えるようにしたものである。それによって、トレイ103を筐体101内部に押す際に駆動モータ303が大きな負荷とならないため、僅かな力で、トレイ103を駆動モータ303が起動する位置まで押し込むことができるようになるものである。
図20は、駆動モータ303を駆動する回路構成を示すものであり、マイクロプロセッサで構成される制御部2001と、モータ駆動部2002を主体に構成される。
制御部2001には、電源供給端子2003との間に、トレイ103を引き出したり、収容したりするための操作スイッチ106と、駆動部の状態を検出するためのスイッチ903が接続される端子が設けられている他、モータ駆動部2002に制御信号を供給するための端子が設けられている。
モータ駆動部2002は、駆動モータ303用の電源Vmと、制御部2001からの制御信号を受ける端子が設けられている。制御信号は、駆動モータ303に供給され電源Vmの極性を切換える信号と、その電圧を調整する信号と、駆動モータ303を起動させかつ停止させる信号である。
スイッチ903は、各駆動部の一連の動作の中で2回切換えられて、信号を出力するもので、どの位置による信号かは、機器100に最初に電源を投入した際に、駆動モータ303を一定方向に回転させ、スイッチ903が何回切換わったかで、位置を判別することが可能である。その情報は、制御部2001内のメモリに記憶させておくことができる。操作スイッチ106は、制御部2001内のメモリに記憶された情報に基づいて、操作される毎に、駆動モータ303の例えば正転と逆転を繰返すものである。
トレイ103が筐体101から完全に引き出された状態においては、制御部2001は、駆動モータ303に、トレイ103を筐体101内に収容させる方向の回転を与える極性でかつ回転させない電圧を供給するようにモータ駆動部2002を制御する。それによって、駆動モータ303がトレイ103を手動で押し込む際の大きな負荷になることがなく、操作性が向上するものである。なお、駆動モータ303に供給する電圧は、あまり大きな電圧であると、何らかの衝撃によって駆動モータ303が回転してしまってトレイ103が自動的に筐体101に引きこれたりすることも想定されるので、トレイ103を確実に引き出した状態に保持し、かつ軽い力で押し込むことができるような値に設定する。
図21は、トレイ103を筐体101から引き出す際の、制御部2001の処理を説明するためのフローチャートである。
図21において、ステップS2101は、トレイ103が筐体101内に収容されている状態であり、次にステップS2102において、トレイ排出スイッチ(操作スイッチ106)が操作されたか否かが、判別され、操作スイッチ106が操作されたら、ステップS2103で駆動モータ303をトレイ103を引き出す方向に回転(逆回転)させる極性の電圧(例えば−4V)を供給する。
次いでステップS2104で、トレイ位置検出スイッチ(スイッチ903)から出力される信号がロー(L)からハイ(H)に切換わったか(スイッチ903がオフ状態からオン状態に切換わったか)の判定が行なわれ、スイッチが切換わったら、ステップS2105で駆動モータ303にブレーキを掛けて停止させ、次いでステップS2106で駆動モータ303に、ステップS2103とは逆極性で、回転させることのない電圧(例えば+0.5V)を供給してステップS2106でトレイの引き出し処理を完了とする。
以上のように本発明の記録媒体の搬送装置によれば、記録媒体保持部材を手で筐体内に押し込む際に、強い力を必要とせず、操作性を向上させることができるようになるものである。
なお、トレイ103が筐体101から引き出された状態において、駆動モータ303に供給する電圧としては、純粋な直流電圧ではなく、パルス状の電圧であってもよい。すなわち、図21のフローチャートにおいて、ステップS2103で、駆動モータ303を例えば+0.5Vのパルス状電圧でパルス駆動とするように構成してもよい。
なお、以上説明した実施の形態においては、光ピックアップの位置、ディスクドライブ部の状態及びトレイの位置の検出を1個のスイッチで行なっているが、複数のスイッチでそれらを検出するように構成してもよいことは述べるまでもない。
また、記録媒体としての光ディスクをトレイで搬送する機器に適用したものとして説明したが、本発明は、VTR、CDプレーヤ等の機器にも適用できるものである。
本発明に係る記録媒体の搬送装置を適用した機器の正面図。 図1に示す機器において、記録媒体保持部材であるトレイを筐体外に引き出した状態を上面から見た図。 図2の状態における機器の内部構造を側面から見た図。 図1に示す機器において、トレイを筐体内に収容した状態の内部構造を側面から見た図。 本発明が適用される機器の要部を上面から見た図。 図5に示す構成の要部を示す図。 図5に示す構成のさらに他の要部を示す図。 図7に示す構成を裏面から見た図。 図5に示す構成の動作を説明するため図。 図5に示す構成の動作を説明するため図。 図5に示す構成の動作を説明するため図。 図5に示す構成の動作を説明するため図。 図10に示す構成の要部を示す図。 図5に示す構成の動作を説明するため図。 図5に示す構成の動作を説明するため図。 図2に示す機器の動作を説明するため図。 図2に示す機器の動作を説明するため図。 図2に示す機器の動作を説明するため図。 図2に示す機器の動作を説明するため図。 本発明の記録媒体の搬送装置を構成する回路のブロック図。 図20に示す回路の動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
100…ディスクメディア機器
101…筐体
103…トレイ
106…操作スイッチ
201…光ディスク収容部
203…開口部
301…ベース体
302…ディスクドライブ部
303…駆動モータ
501…ベースシャーシ
502…ターンテーブル
503…突部
504…スライドカム
505…ボス
506…光ピックアップ
507…ガイドシャフト
508…支持部材
510…ラック
511…ラック部材
601,602…カム溝
603…ラック
604,605…溝
606…トレイ駆動部
607…突起部
608…ピン
701…光ピックアップ
702…印刷配線基板
703…ホルダ
704,705…支持部材
706…ラック支持部
707…ラック片
708…駆動カム部
801…カム部
901…スイッチ駆動部材
902…軸
903…スイッチ
904…引っ張りスプリング
905…スイッチ駆動面
906…ピン
907…突部
1001…カム面
1601…ラック
1603…カム突部

Claims (5)

  1. 記録媒体を収容する収容部を有し、当該収容部に記録媒体を着脱可能な第1の位置と前記記録媒体に記録された信号を再生する駆動部に当該記録媒体を装着するための第2の位置との間で移動自在に支持された記録媒体保持部材と、
    前記記録媒体保持部材の前記第1の位置と第2の位置及び第1の位置と第2の位置の間の第3の位置を検出する記録媒体保持部材位置検出手段と、
    駆動モータを有し、この駆動モータの回転により前記記録媒体保持部材を前記第1の位置と第2の位置間で移送すると共に、当該記録媒体保持部材を少なくとも前記第1の位置から第3の位置まで手動で移送することが可能な記録媒体保持部材移送手段と、
    前記記録媒体保持部材が前記第1の位置にある場合に、前記駆動モータに前記記録媒体保持部材を前記第1の位置から第2の位置方向に移送させる回転を与える極性であるが実質的な回転を発生させない電圧を供給する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする記録媒体の搬送装置。
  2. 前記制御手段は、前記駆動モータに、前記記録媒体保持部材が前記第1の位置にある場合に当該記録媒体保持部部材を前記第2の方向に移送する回転を与える電圧を供給し、前記記録媒体保持部材が前記第2の位置にある場合に当該記録媒体保持部部材を前記第1の方向に移送する回転を与える電圧を供給する第1のスイッチ手段と、記録媒体保持部材位置検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の位置および第2の位置で当該モータの回転を停止させる第2のスイッチ手段を具備していることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体の搬送装置。
  3. 前記制御手段は、前記記録媒体保持部材が前記第1の位置から第3の位置まで手動で移送された場合に、前記記録媒体保持部材位置検出手段の検出結果に基づいて、前記前記駆動モータに当該記録媒体保持部材を前記第2の位置方向に移送させる回転を与える電圧を供給するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒体の搬送装置。
  4. 前記記録媒体保持部材は、トレイであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録媒体の搬送装置。
  5. 前記記録媒体が光ディスクであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の記録媒体の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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