JP2005190026A - 製品の修理支援システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 修理担当者の経験に左右されることなく、製品の修理箇所を推定する。
【解決手段】検査で不良となった製品の修理を支援する製品の修理支援システムに、各製品について製品番号、各種の検査結果、修理箇所を格納する検査結果/修理履歴データベース101と、製品の各種の検査結果として不良検査項目がある場合には不良検査項目を入力しパラメータして検査結果/修理履歴データベースを検索する不良検査項目検索部102Aと、不良検索項目検索部により検索され、入力した製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出する修理箇所抽出部102Bと、修理箇所抽出部により抽出された修理箇所を、件数が多い順番に選択し、入力した製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定する修理箇所推定部102Cと、修理箇所推定部により推定された修理箇所を表示する表示部103とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は製品の検査結果に基づき修理を行う修理支援システム関する。特に、本発明は、修理担当者の経験に頼ることなく製品の修理箇所を推定し修理を支援する機能を有する製品の修理支援システム及びプログラムに関する。
従来の製品データ蓄積装置では、製品の生産で発生する不良を解析するための精度の高いデータを蓄積して、製品不良の発生を確実に解析するために、登録処理部は、入力部から受け取った設計データがデータベースに存在しないとき、このデータを新規データとして登録する。この登録の際、設計データを項目順に適合するかどうかを検索し、項目に適合するデータが存在しなくなると、既に選出したデータの中から、設計データに近似するデータを選択し、このデータと設計データとに基づいて新規データを作成する。不良データを受け取ると、不良が発生した製品に対応するデータに不良データを登録する。判定処理部は、登録処理部が選出したデータから、不良発生の状態を示すデータを取り出し、新規データが登録されるとき、この新規データに基づいて解析された製品の状態を示すデータを、新規データに付加する(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の品質改善システムでは不良現象の調査に要する時間を短縮するため、品質情報記憶部は、各プロセスに配備されたコンピュータによって入力された品質情報をデータベースとして記憶する。品質情報解析部は、品質情報記憶部に記憶された品質情報を解析する。そして、品質情報出力部は、品質情報解析部による解析結果を出力する。したがって、製品の開発・設計、製品の生産・出荷および市場における製品の流通に至る一連のライフプロセスにおいて発生する品質不良が一元管理され、不良現象の調査に要する時間を短縮することが可能となる(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の品質情報システムでは、販売店で発見された不具合事象と製造工場の検査工程での検査結果に基づいて迅速に原因を特定し、その原因に対して行った対策内容・処置方法および不具合事象に関する情報を販売店に開示し、対応が迅速にできるようにするため、
販売店がインターネットを介して参照要求をする。参照要求を受信した参照許可サーバの検索サーバが、本社等のホストコンピュータのデータベース管理ソフトを起動させ、不具合事象に対して行われた対策内容・処置方法を格納した対策内容データベースを検索させる。検索の結果を、製品品質の不具合事象対策状況表として販売店へ返信する(例えば、特許文献3参照)。
また、従来の抜取検査指示システムでは、生産工程で不具合のあった製品につき、検査
員の製品に対する知識、経験に依存せず、不具合が残っているときはこれを検出できるようにするため、エンジンの各組立工程において、不具合履歴等のデータを取得し品質履歴データベースに収納する。そして抜取検査工程で、エンジン番号が読取られ、読取られたエンジン番号に対応する品質履歴データを検索し、その検索結果から、組立工程のいずれかに不具合履歴があるかどうかを判断する。不具合履歴がなければ、通常の抜取検査工程を行う。不具合履歴があると判断されると、不具合に対する検査の検査項目を検索し、検索された検査項目を通常の抜取検査手順に追加し、必要な検査マニュアルも加えて追加検査内容をディスプレイに表示して指示する(例えば、特許文献4参照)。
特開平08−202757号公報 特開2002−109138号公報 特開2002−366689号公報 特開2003−202757号公報
しかしながら、上記の特許文献1、2では不良発生の状態を示すデータ、品質情報のデータに基づき製品の修理を効率的に行う場合には修理担当者の経験を基に製品のどの部分に故障があるかを判定する必要があり、このため修理担当者の経験に左右されるので、修理の経験が無い者が故障を修理しようとすれば、故障の判定に困難が伴い、効率的に不良品の修理を行うことができないという問題がある。
また、上記の特許文献3では、エンジンの各組立工程において検査員の製品に対する知識、経験に依存せずに不具合が残っている場合にはこれを検出できるようにしているが、品質履歴データだけでなく、前述と同様に、修理担当者の経験を基に製品のどの部分に故障があるかを判定する必要がある。このため修理担当者の経験に左右されるので、修理の経験が無い者が故障を修理しようとすれば、故障の判定に困難が伴い、効率的に不良品の修理を行うことができないという問題がある。
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、修理担当者の経験に左右されることなく、製品の修理箇所を推定し修理を支援する機能を有する製品検査システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、検査で不良となった製品の修理を支援する製品の修理支援システムにおいて、各製品について製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する検査結果/修理履歴データベースと、製品の各種の検査結果として不良検査項目がある場合には前記不良検査項目を入力しパラメータして前記検査結果/修理履歴データベースを検索する不良検査項目検索部と、前記不良検索項目検索部により検索され、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出する修理箇所抽出部と、前記修理箇所抽出部により抽出された修理箇所を、件数が多い順番に選択し、入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定する修理箇所推定部と、前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を表示する表示部とを備えることを特徴とする製品の修理支援システムを提供する。
さらに、前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を印刷する印刷部を備える。
さらに、前記修理箇所推定部により推定された順番に製品の修理を繰り返し行う毎に再検査で良、不良の判定を行い、良の判定となった場合には、前記検査結果/修理履歴データベースに修理を行った製品の製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する。
さらに、製品の各種の検査結果として複数の不良検査項目がある場合には不良検査項目毎に、前記不良検査項目検索部は不良検査項目を入力しパラメータして前記検査結果/修理履歴データベースを検索し、前記修理箇所抽出部は前記不良検索項目検索部により検索され、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出し、前記修理箇所推定部は前記修理箇所抽出部により抽出された修理箇所を件数が多い順番に選択し入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定し、前記表示部は前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を表示する。
さらに、製品の各種の検査結果として複数の不良検査項目がある場合には不良検査項目毎に、さらに前記修理箇所推定部により推定された順番に製品の修理を繰り返し行う毎に再検査で良、不良の判定を行い、良の判定となった場合には、前記検査結果/修理履歴データベースに修理を行った製品の製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する。
さらに、本発明は、検査で不良となった製品の修理を支援する製品の修理支援システムにおいて、各製品について製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する検査結果/修理履歴データベースと、製品の各種の検査結果として不良検査項目がある場合には前記不良検査項目を入力しパラメータして前記検査結果/修理履歴データベースを検索する不良検査項目検索部と、前記不良検索項目検索部により検索され、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出する修理箇所抽出部と、前記修理箇所抽出部により抽出された修理箇所を件数が多い順番に選択し入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定する修理箇所推定部とを有し、前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を表示する表示部に接続される複数の製品の修理支援部とを備え、前記検査結果/修理履歴データベースと前記複数の製品の修理支援部がネットワークに接続されることを特徴とする製品の修理支援システムを提供する。
さらに、本発明は、検査で不良となった製品の修理を支援する製品の修理支援プログラムにおいて、各製品について入力される製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データをデータベースに格納する手順と、製品の各種の検査結果として不良検査項目がある場合には入力した前記不良検査項目をパラメータして前記データベースを検索する手順と、検索の結果、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出する手順と、抽出された修理箇所を、件数が多い順番に選択し、入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定する手順と、推定された修理箇所を表示する手順と、推定された順番に製品の修理を繰り返し行う毎に再検査で良、不良の判定を行い、良の判定となった場合には、前記データベースに修理を行った製品の製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する手順とを備えることを特徴とする製品の修理支援プログラムを提供する。
以上説明したように、本発明によれば、修理の経験が無い作業者であっても、経験のある修理担当者と同様に、不良品の修理箇所を決定することが可能になり、効率的な修理が可能になる。
さらに、修理内容をフイードバックしてデータベースを充実することが可能になり、さらに、製品の修理のノウハウを他の作業者に水平展開することが可能になる。
さらに、離れた複数の作業者により、製品の検査結果データ、修理箇所データを一元管理することが可能となり、より効率的な製品の修理支援システム運用が可能となる。
図1は本発明に係る製品の修理支援システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、製品検査システム100には検査結果/修理履歴データベース101が設けられ、検査結果/修理履歴データベース101は製品の各種の検査項目についてOK(合格)、NG(不良)の検査結果データ、NG(不良)の検査項目の製品に対して過去に行われた修理箇所データの実績を履歴データとして集積し格納する。
なお、検査装置、作業員により、1つの製品に対して、複数の検査項目1、2、3、4、…、Nに対して検査が行われる。検査では各検査項目に対してOK(合格)又はNG(不良)の良否の判定が行われる。NG(不良)の判定に対しては、本発明により修理箇所が推定され、最終的に修理箇所が作業員により決定される。
検査結果/修理履歴データベース101には製品の修理支援処理プログラムで形成される製品の修理支援処理部102が接続され、製品の修理支援処理部102は後述する不良検査項目検索部102A、修理箇所抽出部102B、修理箇所推定部102Cとを有し、
製品の検査結果としてNG(不良)の判定が行われた場合には不良検査項目を入力し、修理の経験の無い作業者に対して検査結果がNG(不良)の判定となった製品の修理の支援を行う機能を有する。
不良検査項目検索部102Aは、検索機能を有し、検査結果/修理履歴データベース101に検索指令データを出力し、製品の修理支援処理部102に入力した製品の不良検査項目データをパラメータとして検査結果/修理履歴データベース101の検索を行う。
修理箇所抽出部102Bは、不良検査項目検索部102Aによる検査結果/修理履歴データベース101の検索に基づき、検査結果/修理履歴データベース101に抽出指令データを出力し、検査結果/修理履歴データベース101から不良検査項目検索部102Aに入力した製品の不良検査項目データと同一の不良検査項目に対して行われた製品の修理箇所を抽出する。
修理箇所推定部102Cは、ソート機能を有し、修理箇所抽出部102Bにより抽出された修理箇所に対して、件数の多い修理箇所を順番に並べ、最も多い件数の修理箇所から順番に選択し、入力した前記製品の不良検査項目データに対する修理箇所として類推する。
検査データ処理部102には表示部103が接続され、表示部103は、修理箇所推定部102Bにより類推された修理箇所を表示する。これにより、作業者に対して、表示部103の画面表示により類推される修理箇所が提示される。
さらに、検査データ処理部102には印刷部104が接続され、印刷部104は修理箇所推定部102Bにより類推された修理箇所を印刷する。これにより、作業者に対して、印刷部104の印字により類推される修理箇所が提示される。
図2は図1における検査結果/修理履歴データベース101により格納されるデータ例を説明する図である。本図に示すように、検査結果/修理履歴データベース101には、製品番号1、2、…、nの各々の各種の検査項目1、2、3、4、…、Nに対してOK(合格)又はNG(不良)の検査結果データが集積される。さらに、NG(不良)の検査結果の製品に対して修理箇所データが集積される。
図3、図4は図1の製品の修理支援処理部102における不良検査項目検索部102Aの検索指令データにより検索され、修理箇所抽出部102Bの抽出指令データにより抽出される修理箇所データ例を説明する図である。
本図3(a)に示すように、検査項目1の検査結果データがNG(不良)である場合、検査結果/修理履歴データベース101に対して検査項目1のうち同一のNG(不良)検査結果を持つ製品を検索し、これらの製品以外をフィルタ処理し、同一のNG(不良)検査結果の検査項目1を持つ製品だけの製品番号と共に修理箇所が抽出される。
本図3(b)に示すように、検査項目2の検査結果データがNG(不良)である場合、検査結果/修理履歴データベース101に対して、検査項目2のうち同一のNG(不良)検査結果を持つ製品を検索し、これらの製品以外をフィルタ処理し、同一のNG(不良)検査結果の検査項目2を持つ製品だけの製品番号と共に修理箇所が抽出される。
本図3(c)に示すように、検査項目3の検査結果データがNG(不良)である場合、検査結果/修理履歴データベース101に対して、検査項目3のうち同一のNG(不良)検査結果を持つ製品を検索し、これらの製品以外をフィルタ処理し、同一のNG(不良)検査結果の検査項目3を持つ製品だけの製品番号と共に修理箇所が抽出される。
本図4(d)に示すように、検査項目4の検査結果データがNG(不良)である場合、検査結果/修理履歴データベース101に対して、検査項目4のうち同一のNG(不良)検査結果を持つ製品を検索し、これらの製品以外をフィルタ処理し、同一のNG(不良)検査結果の検査項目4を持つ製品だけの製品番号と共に修理箇所が抽出される。
さらに、本図4(e)に示すように、検査項目Nの検査結果データがNG(不良)である場合、検査結果/修理履歴データベース101に対して、検査項目Nのうち同一のNG(不良)検査結果を持つ製品を検索し、これらの製品以外をフィルタ処理し、同一のNG(不良)検査結果の検査項目Nを持つ製品だけの製品番号と共に修理箇所が抽出される。
図5は図1における製品の修理支援処理部102の修理箇所推定部102Cにより類推される修理箇所のデータ例を説明する図である。
本図に示すように、修理箇所抽出部102Bにより検査結果/修理履歴データベース101から抽出された同一のNG(不良)検査結果データの検査項目1、2、3、4、…、Nの製品に対して、修理箇所推定部102Cのソート機能により過去の修理個所の件数が多い順番に修理箇所データを並べ、過去に件数が最も多い修理箇所から順番に選択し、入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所として推定する。
この推定結果は表示部103又は印刷部104に出力される。作業者は、この出力を参照して、件数が多い修理箇所を順番に修理箇所として修理を行うことが可能になり、修理の経験が無い作業者であっても、経験のある修理担当者と同様に、不良品の修理箇所を決定することが可能になり、効率的な修理が可能になる。
図6は図1における製品の修理支援処理部102の、修理箇所を推定する動作処理例を説明するフローチャートである。ステップS201において、製品の修理支援処理部102では不良検査項目を入力する。
ステップS202において、不良検査項目検索部102Aでは入力した不良検査項目をパラメータとして検査結果/修理履歴データベース101を検索する。
ステップS203において、上記の検索の結果、過去に、上記の入力した不良検索項目と同一の不良検査項目があるか否かを判断する。同一の不良検査項目が無い場合には本発明の適用除外として処理を終了する。
ステップS204において、同一の不良検査項目が有る場合には修理箇所抽出部102Bでは同一の不良検索項目に該当する修理箇所を抽出する。
ステップS205において、修理箇所推定部102Cにより抽出された同一の不良検査項目に該当する修理箇所で件数の多いものを順番に、入力された不良検査項目に対する修理箇所として推定する。
ステップS206において、推定された修理箇所を表示、印刷し、処理を終了する。
図7は図1における製品の修理支援処理部102により推定された修理箇所に対する修理を行い、決定された修理箇所を検査結果/修理履歴データベース101に格納するまでの動作処理を説明するフローチャートである。
ステップS211において、表示、印刷された推定修理箇所を基に作業員が製品の修理を行う。
ステップS212において、修理された製品を再検査する。
ステップS213において、製品の検査で良否(OK又はNG)の判定を行う。
ステップS214において、上記の判定で良(OK)の場合には、製品番号データ、不良検査項目データ、修理箇所データを検査結果/修理履歴データベース101に格納する。
ステップS215において、上記ステップS213の判定で不良(NG)の場合には、修理箇所の修理を元に戻す。
ステップS216において、再検査の結果、良の判定にならずに、推定修理箇所の全てについて修理を行ったか否かを判断する。全ての修理を行った場合には本発明の適用除外として処理を終了する。全ての修理を行っていない場合にはステップS211に戻り上記ステップを繰り返す。
このようにして、修理内容をフイードバックして検査結果/修理履歴データベース101を充実することが可能になり、さらに、製品の修理のノウハウを他の作業者に水平展開することが可能になる。
なお、1つの製品に2つ以上の不良検査項目がある場合には、図4、図5の処理を不良検査項目毎に繰り返し行うことにより、製品の修理支援が可能となる。
図8は図1の変形例であり、検査結果/修理履歴データベース101がネットワーク上に存在する場合の構成例を示すブロック図である。
本図に示すように、製品の修理支援システム100では、ネットワーク105上に検査結果/修理履歴データベース101と、複数の製品の修理支援処理部102−1、102−2、…、102−nが存在するように構成される。
さらに、製品の修理支援処理部102−1には不良検査項目検索部102A−1、修理箇所抽出部102B−1、修理箇所推定部102C−1が設けられ、製品の修理支援処理部102−2には不良検査項目検索部102A−2、修理箇所抽出部102B−2、修理箇所推定部102C−2が設けられ、…、製品の修理支援処理部102−nには不良検査項目検索部102A−n、修理箇所抽出部102B−n、修理箇所推定部102C−nが設けられる。
さらに、製品の修理支援処理部102−1、102−2、…、102−nには表示部103−1、103−2、…、103−n、印刷部104−1、104−2、…、104−nがそれぞれ接続される。
このようにして、製品の修理支援システム100では検査結果/修理履歴データベース101が複数の製品の修理支援処理部102−1、102−2、…、102−nに対して離れた複数の作業者により製品の検査結果データ、修理箇所データを一元管理することが可能となり、より効率的な製品の修理支援システム運用が可能となる。
本発明に係る製品の修理支援システムの概略構成を示すブロック図である。 図1における検査結果/修理履歴データベース101により格納されるデータ例を説明する図である。 図1の製品の修理支援処理部102における不良検査項目検索部102Aの検索指令データにより検索され、修理箇所抽出部102Bの抽出指令データにより抽出される修理箇所データ例を説明する図である。 図1の製品の修理支援処理部102における不良検査項目検索部102Aの検索指令データにより検索され、修理箇所抽出部102Bの抽出指令データにより抽出される修理箇所データ例を説明する図である。 図1における製品の修理支援処理部102の修理箇所推定部102Cにより類推される修理箇所のデータ例を説明する図である。 図1における製品の修理支援処理部102の、修理箇所を推定する動作処理例を説明するフローチャートである。 図1における製品の修理支援処理部102により推定された修理箇所に対する修理を行い、決定された修理箇所を検査結果/修理履歴データベース101に格納するまでの動作処理を説明するフローチャートである。 図1の変形例であり、検査結果/修理履歴データベース101がネットワーク上に存在する場合の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100…製品の修理支援システム
101…検査結果/修理履歴データベース
102、102−1、102−2、…、102−n…製品の修理支援処理部
102A、102A−1、102A−2、102A−n…不良検査項目検索部
102B、102B−1、102B−2、102B−n…修理箇所抽出部
102C、102C−1、102C−2、102C−n…修理箇所推定部
103、103−1、103−2、…、103−n…表示部
104、104−1、104−2、…、104−n…印刷部
105…ネットワーク

Claims (7)

  1. 検査で不良となった製品の修理を支援する製品の修理支援システムにおいて、
    各製品について製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する検査結果/修理履歴データベースと、
    製品の各種の検査結果として不良検査項目がある場合には前記不良検査項目を入力しパラメータして前記検査結果/修理履歴データベースを検索する不良検査項目検索部と、
    前記不良検索項目検索部により検索され、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出する修理箇所抽出部と、
    前記修理箇所抽出部により抽出された修理箇所を、件数が多い順番に選択し、入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定する修理箇所推定部と、
    前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を表示する表示部とを備えることを特徴とする製品の修理支援システム。
  2. さらに、前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を印刷する印刷部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の製品の修理支援システム。
  3. 前記修理箇所推定部により推定された順番に製品の修理を繰り返し行う毎に再検査で良、不良の判定を行い、良の判定となった場合には、前記検査結果/修理履歴データベースに修理を行った製品の製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納することを特徴とする、請求項1に記載の製品の修理支援システム。
  4. 製品の各種の検査結果として複数の不良検査項目がある場合には不良検査項目毎に、前記不良検査項目検索部は不良検査項目を入力しパラメータして前記検査結果/修理履歴データベースを検索し、前記修理箇所抽出部は前記不良検索項目検索部により検索され、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出し、前記修理箇所推定部は前記修理箇所抽出部により抽出された修理箇所を件数が多い順番に選択し入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定し、前記表示部は前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を表示することを特徴とする、請求項1に記載の製品の修理支援システム。
  5. 製品の各種の検査結果として複数の不良検査項目がある場合には不良検査項目毎に、さらに前記修理箇所推定部により推定された順番に製品の修理を繰り返し行う毎に再検査で良、不良の判定を行い、良の判定となった場合には、前記検査結果/修理履歴データベースに修理を行った製品の製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納することを特徴とする、請求項1に記載の製品の修理支援システム。
  6. 検査で不良となった製品の修理を支援する製品の修理支援システムにおいて、
    各製品について製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する検査結果/修理履歴データベースと、
    製品の各種の検査結果として不良検査項目がある場合には前記不良検査項目を入力しパラメータして前記検査結果/修理履歴データベースを検索する不良検査項目検索部と、前記不良検索項目検索部により検索され、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出する修理箇所抽出部と、前記修理箇所抽出部により抽出された修理箇所を件数が多い順番に選択し入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定する修理箇所推定部とを有し、前記修理箇所推定部により推定された修理箇所を表示する表示部に接続される複数の製品の修理支援部とを備え、
    前記検査結果/修理履歴データベースと前記複数の製品の修理支援部がネットワークに接続されることを特徴とする製品の修理支援システム。
  7. 検査で不良となった製品の修理を支援する製品の修理支援プログラムにおいて、
    各製品について入力される製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データをデータベースに格納する手順と、
    製品の各種の検査結果として不良検査項目がある場合には入力した前記不良検査項目をパラメータして前記データベースを検索する手順と、
    検索の結果、入力した前記製品の不良検査項目と同一の製品の不良検査項目に対して行われた修理箇所を抽出する手順と、
    抽出された修理箇所を、件数が多い順番に選択し、入力した前記製品の不良検査項目に対する修理箇所と推定する手順と、
    推定された修理箇所を表示する手順と、
    推定された順番に製品の修理を繰り返し行う毎に再検査で良、不良の判定を行い、良の判定となった場合には、前記データベースに修理を行った製品の製品番号データ、各種の検査結果データ、修理箇所データを格納する手順とを備えることを特徴とする製品の修理支援プログラム。
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