JP2005189918A - 情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置 - Google Patents

情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005189918A
JP2005189918A JP2003427070A JP2003427070A JP2005189918A JP 2005189918 A JP2005189918 A JP 2005189918A JP 2003427070 A JP2003427070 A JP 2003427070A JP 2003427070 A JP2003427070 A JP 2003427070A JP 2005189918 A JP2005189918 A JP 2005189918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
product
information collecting
data
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003427070A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Asao
千広 浅尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003427070A priority Critical patent/JP2005189918A/ja
Publication of JP2005189918A publication Critical patent/JP2005189918A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】実店舗において販売される衣料品の潜在的な販売可能性などを予測するための情
報を効率的に収集すること。
【解決手段】試着室に設置された情報収集装置100は、バーコードリーダ100aとタ
ッチパネル式のディスプレイ100bを備え、試着室の壁面に配置されたCCDカメラ1
01a〜101d、およびレジなどに設置されたPC102と接続されている。試着室へ
商品を持ち込んだ顧客が、商品に添付されているバーコードをバーコードリーダ100a
に読み取らせ、商品を身に付けた上で撮影を指示すると、CCDカメラ101a〜101
dで撮影された各画像が1枚の全身画像に合成されて、バーコードから読み取られた商品
データとともにディスプレイ100b上に表示される。一方、どの商品が試着されたかは
PC102に随時通知され、各商品の販売可能性を予測する基礎情報として利用される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、商品の潜在的な販売可能性などを予測するための各種情報を収集する情報
収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置に関する。
商品を販売する店舗にとって、売れる商品と売れない商品とを正確に予測できるかどう
かは死活問題である。そこで各店はこぞってPOSシステムを導入し、直近の販売実績を
分析することで売れ筋商品と死に筋商品とを見極め、何をどれだけ仕入れるかなどの判断
に役立てていた。
特開平8−22576号公報
しかしながら従来のシステムで分かるのは、厳密には「どんな商品が売れた/売れてい
るか」であり、「どんな商品が売れそうか」ではない。ある商品の未来における売り上げ
が、過去や現在のそれと同じかそれ以上であるという前提は必ずしも成り立たないため、
従来技術では潜在的な販売可能性の大きい商品を特定できない場合があった。たとえば度
々試着はされていながら、流行前夜でまださほど売れてはいないような衣料品があったと
しても、従来はそうした商品が存在する事実さえ認識することができなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、商品、特に試着室を備え
る店舗において販売される衣料品の潜在的な販売可能性などを予測するための情報を効率
的に収集することが可能な情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置を提供
することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報収集方法は
、商品に添付された商品データを読み取る商品データ読み取り工程と、前記商品データ読
み取り工程で読み取られた商品データをネットワークにより接続された他の情報処理装置
などに送信する商品データ送信工程と、前記商品を身に付けたユーザーにつき撮影された
複数の画像データを合成することで前記ユーザーの全身の画像データを生成する画像デー
タ生成工程と、前記画像データ生成工程で生成された画像データを表示する画像データ表
示工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、試着室での写真撮影サービスを利用するユーザーから、
どの商品がよく試着されているかなどの情報を効率的に収集することができる。
また、請求項2の発明にかかる情報収集方法は、前記請求項1に記載の発明において、
前記画像データ表示工程では、前記画像データ生成工程で生成された複数の画像データを
対比して表示することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、複数の商品を試着した場合、ユーザーはそれぞれの商品
を試着したときの姿を並べて画面表示させることができる。
また、請求項3の発明にかかる情報収集方法は、前記請求項1または請求項2に記載の
発明において、さらに、前記画像データ表示工程で表示された画像データを他の情報処理
装置などに送信する画像データ送信工程を含むことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、ユーザーは試着時の自分の姿を他の端末に転送しておく
ことで、その商品を買うべきか否かを後日検討したり、友人・家族などに相談したりする
ことができる。
また、請求項4に記載の発明にかかる情報収集方法は、前記請求項1〜請求項3のいず
れか一つに記載の発明において、前記商品データが、商品に添付されたバーコードまたは
ICタグに記録されていることを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、商品データは商品に添付のバーコードあるいはICタグ
から読み取られる。
また、請求項5の発明にかかる情報収集プログラムは、前記請求項1〜請求項4のいず
れか一つに記載された方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、コンピュータを用いて前記請求項1〜請求項4のいずれ
か一つに記載された方法を実行できるようになる。
また、請求項6の発明にかかる情報収集装置は、商品に添付された商品データを読み取
る商品データ読み取り手段と、前記商品データ読み取り手段により読み取られた商品デー
タをネットワークにより接続された他の情報処理装置などに送信する商品データ送信手段
と、前記商品を身に付けたユーザーにつき撮影された複数の画像データを合成することで
前記ユーザーの全身の画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成
手段により生成された画像データを表示する画像データ表示手段と、を備えることを特徴
とする。
この請求項6の発明によれば、試着室での写真撮影サービスを利用するユーザーから、
どの商品がよく試着されているかなどの情報を効率的に収集することができる。
また、請求項7の発明にかかる情報収集装置は、前記請求項6に記載の発明において、
前記画像データ表示手段が、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データ
を対比して表示することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、複数の商品を試着した場合、ユーザーはそれぞれの商品
を試着したときの姿を並べて画面表示させることができる。
また、請求項8の発明にかかる情報収集装置は、前記請求項6または請求項7に記載の
発明において、さらに、前記画像データ表示手段により表示された画像データを他の情報
処理装置などに送信する画像データ送信手段を含むことを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、ユーザーは試着時の自分の姿を他の端末に転送しておく
ことで、その商品を買うべきか否かを後日検討したり、友人・家族などに相談したりする
ことができる。
また、請求項9の発明にかかる情報収集装置は、前記請求項6〜請求項8のいずれか一
つに記載の発明において、前記商品データが、商品に添付されたバーコードまたはICタ
グに記録されていることを特徴とする。
この請求項9の発明によれば、商品データは商品に添付のバーコードあるいはICタグ
から読み取られる。
本発明にかかる情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置によれば、商品
、特に試着室を備える店舗において販売される衣料品の潜在的な販売可能性などを予測す
るための情報を効率的に収集することが可能な情報収集方法、情報収集プログラムおよび
情報収集装置が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報収集方法、情報収集プログラムおよ
び情報収集装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかる情報収集装置を含む、情報収集システムの概観
図を示す説明図である。
図中、100が本発明にかかる情報収集装置である。情報収集装置100は従来型の試
着室に設置され、商品に添付されたバーコードを光学的に読み取るためのバーコードリー
ダ100a、および操作ガイドや撮影画像などを表示するタッチパネル式のディスプレイ
100bを備えている。また、101a〜101dは試着室の壁面に設置されたCCDカ
メラであり、図示しないケーブルにより情報収集装置100と接続されている。
また、102は一般的なPC(パーソナル・コンピュータ)であり、店舗内のレジなど
に設置されている。情報収集装置100とPC102とはLANにより接続され、このL
ANはさらにインターネットに接続されているものとする。なお、インターネット上には
多数のPOPサーバ103やFTPサーバ104が存在する。
試着室の情報収集装置100は、そのバーコードリーダ100aに商品添付のバーコー
ドを読み取らせることで操作可能になる。そして顧客が、ディスプレイ100b上の操作
ガイドにしたがって全身像の撮影を指示すると、その指示から数秒後にCCDカメラ10
1a〜101dが作動して、試着室内の顧客を撮影する。
一般的な試着室では、カメラが1台のみであると焦点距離が近すぎて、全身像を撮影す
ることができない。そこでここでは101a〜101dの4台のカメラを設置し、各カメ
ラにより撮影された4枚の画像を情報収集装置100で合成して、1枚の全身画像を作成
する。したがってカメラの個数は、試着室のサイズなどに依存する。なお、以下に説明す
る実施の形態では一方向からの撮影のみを考えるが、正面に加えて背面や側面など、複数
の方向から同時に撮影を行うようにしてもよい。
合成後の全身画像は、情報収集装置100のディスプレイ100bに表示させたり、任
意のメールアドレスへ送信(すなわちPOPサーバ103へ送信)させたり、あるいはW
ebサーバにアップロード(すなわちFTPサーバ104へ送信)させたりすることがで
きる。
従来は、気に入った商品がいくつもある場合、たとえば商品Aを試着したときの自分の
姿と商品Bを試着したときの自分の姿とを簡単に比較することができない(一部記憶に頼
ることになる)ので、選択に迷った場合は先に着た服を再度着てみるなど、試着に手間や
時間がかかっていた。しかしながら本発明では、商品Aを試着したときの姿と商品Bを試
着したときの姿とを画面上で同時に見比べられるので、顧客は自分で納得のいく試着をす
ることができる。また、自己完結型で店員とかかわる必要がないので、安心して試着をす
ることができる。
また、試着時の自分の姿を電子メールやホームページで友人・家族などに見せることが
できるので、一人で来店したときや別の用で近くに来たときの「ついで」撮影が増える。
いわゆる「プリクラ」での記念撮影と同様の感覚・動機で来店したり、試着室を利用した
りする顧客も増えることが予想される。しかも店舗内の商品は随時入れ替わるので、顧客
を飽きさせることがない。このように本発明によれば、顧客に来店のインセンティブを与
えるとともに、試着室の稼働率も向上させることができる。
また、試着室の情報収集装置100で商品のバーコードが読み取られた時点で、そこに
記録された商品データ(価格や品番などの文字列データ)がLANを介してPC102に
送信されるので、店舗側では各商品の試着回数や試着される商品の傾向(形や色など)を
分析することで、購入に至る前の潜在的な需要を把握できる。そして、これをもとに商品
の仕入れやディスプレイを工夫することで、売り上げ向上につなげることができる。
次に、図2はこの発明の実施の形態にかかる情報収集装置100のハードウエア構成を
示す説明図である。なお、バーコードリーダ100aおよびディスプレイ100bは図1
の概観図に示したものと同一である。
図中、201は装置全体を制御するCPUを、202は後述する各種処理を実行するた
めの情報収集プログラムを記憶したROMを、203はCPU201のワークエリアとし
て使用されるRAMを、それぞれ示している。
また、204はCCDカメラ101a〜101dに接続され、各カメラに撮影を指示す
るとともに、各カメラで取り込まれた画像データを受信してCPU201に引き渡す周辺
機器I/F(インターフェース)を、205はLANを介してインターネットに接続され
、CPU201から引き渡された商品データや画像データを指定された宛先に送信するネ
ットワークI/F(インターフェース)を、200は上記各部を接続するバスを、それぞ
れ示している。
次に、図3はこの発明の実施の形態にかかる情報収集装置100の機能構成を示す説明
図である。
300はユーザーI/F(インターフェース)部であり、ディスプレイ100bに操作
ガイドなどを表示するとともに、ユーザーである顧客からの入力に応じて、以下で説明す
る各機能部へ処理を振り分ける機能部である。このユーザーI/F部300は、具体的に
はROM202内の情報収集プログラムを読み出して実行するCPU201と、CPU2
01から制御されるディスプレイ100bにより実現される。
301は商品データ読み取り部であり、商品に添付されたバーコードを光学的に読み取
るとともに、そこに記録された商品データをPC102および後述するデータ記憶部30
4に出力する機能部である。この商品データ読み取り部301は、具体的にはROM20
2内の情報収集プログラムを読み出して実行するCPU201と、CPU201から制御
されるバーコードリーダ100aおよびネットワークI/F205により実現される。
302は撮影制御部であり、本装置に接続されたCCDカメラ101a〜101dを制
御して、試着室内の顧客を撮影させるとともに、撮影された画像データを受信する機能部
である。この撮影制御部302は、具体的にはROM202内の情報収集プログラムを読
み出して実行するCPU201と、CPU201から制御される周辺機器I/F204に
より実現される。
303は画像合成部であり、CCDカメラ101a〜101dにより撮影された複数の
画像データを合成して、顧客の全身が写った単一の画像データ(全身画像)を作成すると
ともに、ユーザーI/F部300に指示して合成後の画像データをディスプレイ100b
に表示させる機能部である。なお、このとき画像合成部303は、商品データ読み取り部
301で読み取られたバーコード内の商品データ(たとえばそのうちの価格)を合成後の
画像データに挿入する。画像合成部303による画像データの合成の様子を図4に模式的
に示す。この画像合成部303は具体的には、ROM202内の情報収集プログラムを読
み出して実行するCPU201により実現される。
304はデータ記憶部であり、撮影制御部302により受信された画像データや画像合
成部303により合成された画像データ、あるいは商品データ読み取り部301により読
み取られた商品データなどを保存する機能部である。データ記憶部304は、具体的には
RAM203により実現される。
305はインターネット接続部であり、データ記憶部304に保存された画像データを
特定のメールアドレスやURLで特定されるサーバに送信する機能部である。このインタ
ーネット接続部305は、具体的にはROM202内の情報収集プログラムを読み出して
実行するCPU201と、CPU201から制御されるネットワークI/F205により
実現される。
次に、図5はこの発明の実施の形態にかかる情報収集装置100における、情報収集処
理の手順を示すフローチャートである。
ユーザーI/F部300が表示する操作ガイド(「試着する商品のバーコードを入力し
てください」など)にしたがって、顧客の提示したバーコードを商品データ読み取り部3
01が読み取ると(ステップS501:Yes)、当該バーコードで表現される商品デー
タがPC102に送出されるとともに(ステップS502)、データ記憶部304に保存
される(ステップS503)。
また、これを受けたユーザーI/F部300が、ディスプレイ100bに「準備ができ
たら「撮影」ボタンをタッチしてください。タッチから5秒後に撮影します」などの操作
ガイドを表示する。そして、顧客が画面上の上記ボタンをタッチすると(ステップS50
4:Yes)、ユーザーI/F部300からの指示を受けた撮影制御部302が、所定時
間(上記の例では5秒)経過後にCCDカメラ101a〜101dへ撮影指示を送信する
とともに(ステップS505)、各カメラから撮影された画像データを受信する(ステッ
プS506)。
次に画像合成部303が、いったんデータ記憶部304に保存された上記各データを合
成し(ステップS507)、この合成後の画像データを再度データ記憶部304に保存す
るとともに、ユーザーI/F部300によりディスプレイ100bに表示させる(ステッ
プS508)。図6は、合成後の画像データの表示の一例を示す説明図である。図中、顧
客の全身画像の右横には「メール」ボタン600、「アップロード」ボタン601、「続
けて試着」ボタン602、「比較」ボタン603、「終了」ボタン604の5つのボタン
が表示されるものとする。
そして、図中「メール」ボタン600がタッチされた場合(ステップS509:Yes
)、ユーザーI/F部300はさらにソフトウェアキーボードなどを表示して、送信先の
メールアドレスや本文を顧客に入力させた後(ステップS510)、表示中の画像データ
をデータ記憶部304から読み出して、インターネット上のPOPサーバ103へ電子メ
ールとして送信する(ステップS511)。
また、図6の画面で「アップロード」ボタン601がタッチされた場合(ステップS5
09:No、ステップS512:Yes)、ユーザーI/F部300はさらにソフトウェ
アキーボードなどを表示して、アップロード先のURLを顧客に入力させた後(ステップ
S513)、表示中の画像データをデータ記憶部304から読み出して、インターネット
上のFTPサーバ104へ送信する(ステップS514)。なお、このアップロード先は
固定的であってもよい。すなわち、本装置の納入元があらかじめWebサーバを開設して
おき、店舗で撮影された画像は一律にこのサーバにアップロードされるものとする。
また、図6の画面で「続けて試着」ボタン602がタッチされた場合(ステップS50
9:No、ステップS512:No、ステップS515:Yes)、そのままステップS
501へ移行して、続けて試着する商品のバーコード入力待ちとなる(ステップS501
)。
また、図6の画面で「比較」ボタン603がタッチされた場合(ステップS509:N
o、ステップS512:No、ステップS515:No、ステップS516:Yes)、
ユーザーI/F部300はデータ記憶部304内にある、合成後の画像データをすべて読
み出して(ステップS517)、ディスプレイ100bに表示する(ステップS518)
。「比較」ボタン603をタッチしたのが2回目の試着時であったとすると、その時点で
データ記憶部304内には2枚の全身画像が保存されているので、このときの画面は図7
に示すようになる。すなわち、それぞれの試着時の画像が対比して画面表示される。
また、図6の画面で「終了」ボタン604がタッチされた場合(ステップS509:N
o、ステップS512:No、ステップS515:No、ステップS516:No、ステ
ップS519:Yes)、ユーザーI/F部300はデータ記憶部304に指示して、そ
こに保持された商品データや画像データを消去させた後(ステップS520)、本フロー
チャートによる処理を終了する。なお、ボタン600〜604のいずれかがタッチされな
い限りは(ステップS509:No、ステップS512:No、ステップS515:No
、ステップS516:No、ステップS519:No)、ステップS508で図6の画面
を表示したまま顧客の入力待ちとなる。
以上説明した実施の形態によれば、複数回の試着時の全身像を、画面上で簡単に見比べ
ることができる。また、撮影した画像を自己のメールボックスに送信しておいたり、ホー
ムページにアップロードしておいたりすることで、後日、人の意見も聞きながら購入可否
をじっくり検討することができる。また、自宅のプリンタによる印刷出力も当然可能であ
る。
なお、上述した実施の形態では、単に撮影した画像に商品データ(価格など)を付加し
て表示するのみであるが、このほか商品の色のみを変えるなどの画像処理を加えてもよい
。同型で色違いの商品が複数あるような場合は、一点だけ試着すれば残りのものは着てみ
なくても、上記処理により試着イメージを容易に得ることができる。また、背景画像を任
意のものに差し替えられるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、表示中の全身画像をそのままPOPサーバ103やF
TPサーバ104へ転送するようにしたが、このとき当該画像に、撮影場所となった店舗
の所在地や営業時間など、店舗の宣伝となる文言を差し込むようにしてもよい。言い換え
れば、CCDカメラ101a〜101dで取り込んだ複数の画像を一つに連結した上、表
示時には価格などの商品データ、転送時には住所などの店舗データを合成するようにする
。このように、転送する画像に店舗データを挿入することで、買わずに帰った顧客を再度
来店させる誘引効果・告知効果が期待できる。
なお、画像の転送先は上述のPOPサーバ103やFTPサーバ104に限らず、たと
えば携帯電話などであってもよい。この場合は情報収集装置100に、インターネット接
続部305のほか携帯電話接続部を設け、無線または有線で接続された携帯電話との間で
ピアツーピア通信を行うようにする。これにより、顧客は撮影された全身像を自己の携帯
電話に気軽にダウンロードして、自宅などへ持ち帰ることができる。
また、図5のステップS502で情報収集装置100からPC102に商品データが送
出されると、PC102ではたとえば図8に示すようなアラート画面を表示する。これに
より、店舗側ではよく試着される人気商品や流行を特定でき、これを効果的なセールスに
結びつけることができる。
また、上述した実施の形態では商品データはバーコードに記録されるものとしたが、こ
のほかICタグに記録することも可能である。この場合、図1や図2のバーコードリーダ
100aをICタグリーダに置き換え、図3中の商品データ読み取り部301はICタグ
リーダにより実現することになる。
なお、上述した実施の形態ではすべての顧客が試着写真の出力サービスを受けられるよ
うにしたが、たとえばメンバーズカードの会員に利用を限定するようにし、商品データの
ほか会員番号の入力(あるいは会員カードのカードリーダによる読み取り)を必須とする
ようにしてもよい。これにより、全体的な流行だけでなく、個々の会員がどんな商品に関
心を持っているかをピンポイントで把握することができる。なお、情報収集装置100で
入力された会員データと商品データとは対応づけてPC102に送信され、PC102が
保持している顧客基本情報DB(各会員の氏名や購入履歴などを保持)に試着情報として
蓄積される。
なお、上記実施の形態で説明した情報収集方法は、あらかじめ用意されたプログラムを
CPU201で実行することにより実現される。このプログラムはROM202のほか、
ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のプロセッサで
読み取り可能な記録媒体に記録され、プロセッサによって記録媒体から読み出されること
によって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して
配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置
は、商品の潜在的な販売可能性などを予測する用途に有効であり、特にその商品が、試着
室を備える店舗において販売される衣料品である場合に適している。
この発明の実施の形態にかかる情報収集装置を含む、情報収集システムの概観図を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる情報収集装置100のハードウエア構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる情報収集装置100の機能構成を示す説明図である。 画像合成部303による画像データの合成の様子を模式的に示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる情報収集装置100における、情報収集処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザーI/F部300による合成後の画像データの表示の一例を示す説明図である。 ユーザーI/F部300による合成後の画像データの表示の他の一例を示す説明図である。 PC102で表示されるアラート画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 情報収集装置
100a バーコードリーダ
100b ディスプレイ
101a〜101d CCDカメラ
102 PC
103 POPサーバ
104 FTPサーバ
200 バス
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 周辺機器I/F
205 ネットワークI/F
300 ユーザーI/F部
301 商品データ読み取り部
302 撮影制御部
303 画像合成部
304 データ記憶部
305 インターネット接続部

Claims (9)

  1. 商品に添付された商品データを読み取る商品データ読み取り工程と、
    前記商品データ読み取り工程で読み取られた商品データをネットワークにより接続され
    た他の情報処理装置などに送信する商品データ送信工程と、
    前記商品を身に付けたユーザーにつき撮影された複数の画像データを合成することで前
    記ユーザーの全身の画像データを生成する画像データ生成工程と、
    前記画像データ生成工程で生成された画像データを表示する画像データ表示工程と、
    を含むことを特徴とする情報収集方法。
  2. 前記画像データ表示工程では、前記画像データ生成工程で生成された複数の画像データ
    を対比して表示することを特徴とする前記請求項1に記載の情報収集方法。
  3. さらに、前記画像データ表示工程で表示された画像データを他の情報処理装置などに送
    信する画像データ送信工程を含むことを特徴とする前記請求項1または請求項2に記載の
    情報収集方法。
  4. 前記商品データは、商品に添付されたバーコードまたはICタグに記録されていること
    を特徴とする前記請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の情報収集方法。
  5. 前記請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させる
    情報収集プログラム。
  6. 商品に添付された商品データを読み取る商品データ読み取り手段と、
    前記商品データ読み取り手段により読み取られた商品データをネットワークにより接続
    された他の情報処理装置などに送信する商品データ送信手段と、
    前記商品を身に付けたユーザーにつき撮影された複数の画像データを合成することで前
    記ユーザーの全身の画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ生成手段により生成された画像データを表示する画像データ表示手段と

    を備えることを特徴とする情報収集装置。
  7. 前記画像データ表示手段は、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像デー
    タを対比して表示することを特徴とする前記請求項6に記載の情報収集装置。
  8. さらに、前記画像データ表示手段により表示された画像データを他の情報処理装置など
    に送信する画像データ送信手段を含むことを特徴とする前記請求項6または請求項7に記
    載の情報収集装置。
  9. 前記商品データは、商品に添付されたバーコードまたはICタグに記録されていること
    を特徴とする前記請求項6〜請求項8のいずれか一つに記載の情報収集装置。
JP2003427070A 2003-12-24 2003-12-24 情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置 Withdrawn JP2005189918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003427070A JP2005189918A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003427070A JP2005189918A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005189918A true JP2005189918A (ja) 2005-07-14

Family

ID=34786434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003427070A Withdrawn JP2005189918A (ja) 2003-12-24 2003-12-24 情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005189918A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008003192A1 (fr) * 2006-06-29 2008-01-10 The Hong Kong Polytechnic University Système et procédé d'adaptation intelligents
JP2010113716A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Palo Alto Research Center Inc 比較ショッピングのためのビデオマッチングの方法
JP2011024235A (ja) * 2010-08-23 2011-02-03 Non-Grid Inc インタラクティブミラーの表示制御プログラム
JP2011048461A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Toshiba Tec Corp 仮想試着装置及びプログラム
JP2011100458A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Palo Alto Research Center Inc 商品に対する消費者の購買嗜好を収集するためのコンピュータにより実施される方法
US7954707B2 (en) 2008-05-20 2011-06-07 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Fitting room terminal, job supporting system, and information acquiring method
JP2012113583A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Blue Bear Co Ltd 撮影画像管理システム
JPWO2013147004A1 (ja) * 2012-03-30 2015-12-14 日本電気株式会社 デジタルサイネージシステム、デジタルサイネージ、物品情報提示方法及びプログラム
JP2018023406A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008003192A1 (fr) * 2006-06-29 2008-01-10 The Hong Kong Polytechnic University Système et procédé d'adaptation intelligents
US7954707B2 (en) 2008-05-20 2011-06-07 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Fitting room terminal, job supporting system, and information acquiring method
US8297500B2 (en) 2008-05-20 2012-10-30 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Fitting room terminal, job supporting system, and information acquiring method
JP2010113716A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Palo Alto Research Center Inc 比較ショッピングのためのビデオマッチングの方法
JP2011048461A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Toshiba Tec Corp 仮想試着装置及びプログラム
JP2011100458A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Palo Alto Research Center Inc 商品に対する消費者の購買嗜好を収集するためのコンピュータにより実施される方法
JP2011024235A (ja) * 2010-08-23 2011-02-03 Non-Grid Inc インタラクティブミラーの表示制御プログラム
JP2012113583A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Blue Bear Co Ltd 撮影画像管理システム
JPWO2013147004A1 (ja) * 2012-03-30 2015-12-14 日本電気株式会社 デジタルサイネージシステム、デジタルサイネージ、物品情報提示方法及びプログラム
JP2018023406A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101756840B1 (ko) 촬영 이미지를 이용한 의사 전달 방법 및 장치
JP2014241123A (ja) コーディネート情報提供システム及び読取情報管理システム
US20170293965A1 (en) Shopping support device and shopping support method
JP2010277580A (ja) サーバ装置、コンテンツ配信システム、及びゲートウェイサーバ装置
WO2018181954A1 (ja) 店舗システム、電子棚札、店舗システムの処理方法及びプログラム
TW201222443A (en) Cooperative Personalized Promotion method according to consumer-store transaction history and system using the same
KR20150052890A (ko) 의류 제품 판매 지원 장치와 이와 통신 가능한 의류 제품 정보 관리 서버, 의류 연관 제품 추천 서버 및 의류 제품 정보 제공 방법
JP2005189918A (ja) 情報収集方法、情報収集プログラムおよび情報収集装置
JP7415390B2 (ja) 購入商品管理システム、ユーザ端末、サーバ、購入商品管理方法、及びプログラム
KR20160087091A (ko) 사용자 기반 온라인 쇼핑몰의 운영시스템 장치 및 프로그램 저장매체
JP2016009416A (ja) 販売促進システム、販売促進管理装置および販売促進管理プログラム
JP2011138367A (ja) 商品関連情報を提供するサーバ、方法及びシステム
JP2006209178A (ja) 情報提供システム、情報提供サーバ等
EP3217348A1 (en) Tax-free processing system and related information processing apparatus and program
JP6438878B2 (ja) 広告情報提供システム
JP2005099956A (ja) 映像情報処理装置、映像情報処理システム、映像情報出力方法、およびプログラム
JP4386050B2 (ja) 占い処理システム、占い処理方法、写真占いシステム、占い処理プログラム、および記録媒体
JP6912436B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
TW201108135A (en) Visual security for point of sale terminals
JP2002325160A (ja) 撮影・配信システム
WO2015164652A1 (en) Improved retail automation platform
JP2007323588A (ja) 注文受付装置
JP2019192185A (ja) 表示制御システム及び表示制御装置
JP2019168773A (ja) 衣装提供システム及び衣装提供プログラム
JP7190620B2 (ja) 情報処理装置、情報配信方法、及び情報配信プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306