JP2005189584A - 定着装置用加圧ローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ローラ周辺の部品へのオイルの付着を防ぐことのできる定着装置用加圧ローラを提供する。
【解決手段】 転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部16の外周面のうち、定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に、周方向に沿って溝17が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部16の外周面のうち、定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に、周方向に沿って溝17が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は加圧ローラに係り、特に、プリンタや複写機等の画像形成装置内の定着装置に搭載される定着装置用加圧ローラに関するものである。
プリンタや複写機等の画像形成装置には、転写紙上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置が設けられている。このような定着装置は、通常、定着ローラ若しくは定着ベルトと、定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する加圧ローラとを備えている。そして、定着ローラ若しくは定着ベルトとの間に転写紙を挟持して搬送し、熱と圧力でトナー像を転写紙上に定着させる。加圧ローラの内部には、熱源として例えばハロゲンランプが設けられている。そのため、省電力及び立ち上がり時間の短縮という観点から、最近は薄肉の熱容量の小さな加圧ローラが用いられつつある。
また、定着装置においては、搬送された転写紙が定着ローラ若しくは定着ベルトや加圧ローラに巻き付くのを防ぐため、定着ローラ若しくは定着ベルトにシリコーンオイル(以下、単にオイルという)を塗布するオイル塗布装置が設けられている。このオイル塗布装置は、転写紙の最大通紙幅に対応して、定着ローラ若しくは定着ベルトの表面にオイルを塗布する。そして、塗布されたオイルは、定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する加圧ローラのローラ胴部表面に付着していくこととなる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−91195号公報
しかしながら、上記従来の技術では、加圧ローラのローラ胴部両端よりオイルが漏れて、加圧ローラ周辺の部品をオイルで汚すという問題がある。すなわち、加圧ローラのローラ胴部両端にはジャーナルが設けられており、ローラ胴部表面に付着したオイルはジャーナルを伝って、加圧ローラを保持している玉軸受、玉軸受を保持しているフレーム、及びフレームを保持している下ケースといった部品に付着する。そして、オイルが付着すると、メンテナンスの際に手が汚れやすく、その手で他の部品を触れば、その部品もオイルで汚してしまうことになる。また、オイルが大量に付着している場合は、定着装置を持った際にオイルが床にこぼれることもある。さらに、定着装置の下ケースには大量のフェルトが使用されているが、このようなフェルトはオイル漏れが発生しなければ必要のないものである。
本発明の課題は、ローラ周辺の部品へのオイルの付着を防ぐことのできる定着装置用加圧ローラを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の外周面のうち、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に、周方向に沿って溝が設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、オイルがローラ胴部の両端の方に流れてきたとき、そのオイルは溝内に流れ込む。そして、溝内に流れ込んだオイルは溝内に溜まり、やがてオイルは自重で下方のオイルパン上に滴下する。これにより、オイルがローラ周辺の部品へ流れることはなく、他の部品へのオイルの付着を防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の両端面のジャーナルに、リング状の弾性部材が挿通され、さらに前記ジャーナルに、フランジを有するリング状のオイル漏れ防止部材が挿通されて、前記オイル漏れ防止部材と前記ローラ胴部の両端面との間に周方向に沿って溝が形成され、前記溝は、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に配置されていることを特徴としている。
近年、加圧ローラは省電力及び立ち上がり時間の短縮という観点から薄肉芯金になっており、請求項1のようにローラ胴部に溝を設けるのが難しい場合もあるが、上記構成によれば、溝はローラ胴部ではなく、オイル漏れ防止部材とローラ胴部の両端面との間に形成されているので、加圧ローラが薄肉芯金になっても、容易に溝を設けることができる。また、オイル漏れ防止部材とローラ胴部の両端面とで溝を設けただけの構成では、オイル漏れ防止部材とジャーナルとの間の隙間からオイル漏れが発生してしまうので、上記構成においては、オイル漏れ防止部材とローラ胴部の端面との間に弾性部材を挿通して、オイル漏れを防止している。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記弾性部材がシリコーンゴムであることを特徴としている。
定着装置は150度を超える高温となるが、シリコーンゴムは耐熱性に優れているため、脆くなりにくい。その結果、弾性部材はパッキンとしての役割を長期間果たすことができる。
請求項4に記載の発明は、転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の両端部に、該ローラ胴部よりも直径が大きなフランジが形成され、前記フランジは、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に配置されていることを特徴としている。
上記構成によれば、オイルがローラ胴部の端部の方に流れてきたとき、ローラ胴部の端部にローラ胴部よりも直径が大きなフランジが形成されているので、オイルはフランジにより塞き止められ、フランジ内側に溜まって行く。そして、オイルは自重によりフランジ内側から下方のオイルパン上に滴下する。これにより、オイルがローラ周辺の部品へ流れることはなく、他の部品へのオイルの付着を防ぐことができる。
請求項5に記載の発明は、転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の両端面のジャーナルに、リング状の弾性部材が挿通され、さらに前記ジャーナルに、該ローラ胴部よりも直径が大きなリング状のオイル塞き止め部材が設けられ、前記オイル塞き止め部材は、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に配置されていることを特徴としている。
請求項4においてはローラ胴部に直接フランジが形成されているため、直径の大きなフランジの場合、その分、芯金を大きい材料から切削する必要がある。これに対し、上記構成では、ローラ胴部とは別部材のオイル塞き止め部材であるから、芯金を必要最小限の大きさから作ることができ、材料の無駄がなくなる。また、ジャーナルにオイル塞き止め部材を挿通しただけの構成では、オイル塞き止め部材とジャーナルとの間の隙間からオイル漏れが発生してしまうので、上記構成においては、オイル塞き止め部材とローラ胴部の端面との間に弾性部材を設けて、オイル漏れを防止している。
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記弾性部材がシリコーンゴムであることを特徴としている。このように構成によれば、請求項3の場合と同様な作用効果を得ることができる。
請求項7に記載の発明は定着ローラの発明であり、請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置用加圧ローラを搭載したことを特徴としている。
上記構成の定着装置においては、加圧ローラ周りのオイル漏れがないので、メンテナンス時にオイルで手を汚すことがなく、また他の部品を手で触った際にも、その部品がオイルで汚されるということはない。
請求項8に記載の発明は画像形成装置の発明であり、請求項7に記載の定着装置を搭載したことを特徴としている。
上記構成の画像形成装置においても、請求項7の場合と同様、加圧ローラ周りのオイル漏れがないので、メンテナンス時にオイルで手を汚すことがなく、また他の部品を手で触った際にも、その部品がオイルで汚されるということはない。
本発明によれば、ローラ胴部の両端に流れてきたオイルは下方のオイルパンに滴下するため、ローラ周辺の部品へのオイルの付着を未然に防ぐことができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
まず、定着装置の概略構成を図9及び図10を用いて説明する。図9において、定着装置1は転写紙2上の未定着トナーを定着させるための装置で、転写紙2は定着ベルト3と加圧ローラ4に圧接された部分を通過する際に、圧力と熱を受けることによりトナーが定着される。この定着装置1は画像形成装置に搭載される。
定着装置1には、加圧ローラ4に対向して定着ローラ5が、この定着ローラ5の横方には従動ローラ6がそれぞれ設けられ、定着ベルト3は定着ローラ5と従動ローラ6との間に張架されている。従動ローラ6は中空円筒形状をしており、その内部には定着ベルト3を温めるためのハロゲンランプ7が取り付けられている。
また、定着ベルト3の表面には、搬送される転写紙2が定着ベルト3や加圧ローラ4に巻き付かないようにするため、オイル(シリコーンオイル)が塗布される。このオイルを塗布する装置は、定着ベルト3に接触し且つ回転自在に設けられたオイル塗布ローラ8と、オイル塗布ローラ8に接触し且つ回転自在に設けられたオイル供給ローラ9と、オイル供給ローラ9に接触する塗布フェルト10とを備えている。
そして、オイルは、塗布フェルト10からオイル供給ローラ9に、さらにオイル供給ローラ9からオイル塗布ローラ8へと供給されて、このオイル塗布ローラ8によって定着ベルト3に塗布される。定着ベルト3に塗布されたオイルのうち、転写時に転写紙2に付着しなかった余剰のオイルは、加圧ローラ4のローラ胴部両端に付着する。
加圧ローラ4の下方にはオイルパン11が設置されており、加圧ローラ4のローラ胴部両端に付着したオイルはオイルパン11に滴下し回収される。なお、加圧ローラ4は、中空円筒形状の芯金4Aと、芯金4Aの外周面に形成されたシリコーンゴム層4Bとを備えている。
加圧ローラ4は、図10に示すように、その両端のジャーナル12(図11参照)が玉軸受13を介してフレーム14に回転自在に支持されている。フレーム14の下方には下ケース15が設けられ、フレーム14を含めて定着ローラ5、従動ローラ6、オイル塗布ローラ8、及びオイル供給ローラ9等は下ケース15にはめ込まれている。また、オイル塗布ローラ8やオイル供給ローラ9の上方には、下ケース15と対になる上ケース(図示省略)が設けられる。なお、図10では、定着ベルト3と塗布フェルト10は省略されている。
本実施例の加圧ローラ4では、図1に示すように、定着ベルト3に接触するローラ胴部16の外周面のうち、定着ローラ3の両端部より外側の位置に、周方向に沿って溝17が設けられている。
上記加圧ローラ4を図9及び図10の定着装置に取り付けて通紙を行い、ローラ周辺の部品にオイルが付着しているか否かの実験を行った。加圧ローラ4としては、芯金4Aの肉厚が3mmで、シリコーンゴム層4Bの肉厚が3mmのものを使用した。そして、ローラ胴部16の端面16Aよりも内側に2mmの所に深さ5mm、幅2mmの溝17を設けた。
実験の結果、溝17を設けている所まではオイルは付着していたが、溝17を越えて付着していることはなかった。そのため、他の部品へのオイル付着は発生しなかった。これは、溝17内にオイルが溜まり、さらにオイルは自重で下方のオイルパン11上に滴下したためである。
ここで、比較のために、図11に示す従来の加圧ローラ4を図9及び図10の定着装置に取り付けて通紙を行い、ローラ周辺の部品にオイルが付着しているか否かの実験を行った。その結果、ローラ周辺の部品にオイルが付着しているのが確認された。付着していたのは、加圧ローラ4両端のジャーナル12、ジャーナル12を支持する玉軸受13、玉軸受13を固定するフレーム14、フレーム14下方の下ケース15であった。このようにローラ周辺の部品にオイルが付着する原因は、オイルの一部がローラ胴部16の端面16Aを伝ってジャーナル12にオイル漏れを起こしたためである。また、オイルの付着状況から見て、オイルは、加圧ローラ4のジャーナル12を伝って玉軸受13、フレーム14、下ケース15といった順で付着したものと推測する。
次に、実施例2について説明する。本実施例の加圧ローラ4には、図2に示すように、ローラ胴部16の端面16A側に、弾性部材18とオイル漏れ防止部材19が設けられている。弾性部材18はリング状をなし、シリコーンゴムで形成されている。オイル漏れ防止部材19は、図4のようにリング状をなし、大径部19Aと小径部19Bとからなっている。ここでは、大径部19Aがフランジを形成している。
弾性部材18とオイル漏れ防止部材19は、図3のように配置され、加圧ローラ4のジャーナル12に挿通される。すなわち、ジャーナル12に対して、まず弾性部材18が挿通され、次にオイル漏れ防止部材19が小径部19Bを先にして挿通される。さらに、C型止め20がジャーナル12に挿通され、C型止め20によってオイル漏れ防止部材19がジャーナル12に固定される。ここで、オイル漏れ防止部材19をジャーナル12に固定したとき、オイル漏れ防止部材19の大径部19A(フランジ)及び小径部19Bとローラ胴部16の端面16Aとにより溝22が形成される。また、ジャーナル12には玉軸受13が挿通され、この玉軸受13はジャーナル12に挿通されたC型止め21によって固定される。
本実施例の加圧ローラ4を図9及び図10の定着装置に取り付けて通紙を行い、ローラ周辺の部品にオイルが付着しているか否かの実験を行った。オイル漏れ防止部材19の小径部19Bの長さL(図4参照)は2mmに、ローラ胴部16表面からの深さD(図3参照)は5mmにそれぞれ設定した。また加圧ローラ4としては、芯金4Aの肉厚が1mmで、シリコーンゴム層4Bの肉厚が3mmのものを使用した。また、オイル漏れ防止部材19の直径はローラ胴部16の直径と同じかそれ以上とした。
実験の結果、溝22が形成された所まではオイルは付着していたが、溝22を越えて付着していることはなかった。また、加圧ローラ4のジャーナル12とオイル漏れ防止部材19との間を弾性部材18で密封していたために、オイル漏れが発生していないことも確認できた。その結果、他の部品へのオイル付着は発生しなかった。これは、溝22内にオイルが溜まり、さらにオイルが自重で下方のオイルパン11上に滴下したためである。
また、本実施例では、加圧ローラ4の芯金4Aが実施例1と比べると薄いので、定着装置の立ち上がり時間が早いというメリットもあった。
次に、実施例3について説明する。本実施例の加圧ローラには、図5に示すように、ローラ胴部16の両端にフランジ23が設けられている。フランジ23は円形をなし、ローラ胴部16よりも直径が大きい。
本実施例の加圧ローラ4を図9及び図10の定着装置に取り付けて通紙を行い、ローラ周辺の部品にオイルが付着しているか否かの実験を行った。ここでは、フランジ23の直径がローラ胴部16の直径よりも6mm大きなものを用いた。
実験の結果は、フランジ23の外側にオイルが付着するということはなかった。その結果、他の部品へのオイル付着は発生しなかった。これは、オイルが流れてきてもフランジ23でオイルが塞き止められフランジ23の内側に溜まり、やがてオイルが自重で下方のオイルパン11上に滴下したためである。
次に、実施例4について説明する。本実施例の加圧ローラには、図6に示すように、ローラ胴部16の端面16A側に、弾性部材24とオイル塞き止め部材25が設けられている。弾性部材24はリング状をなし、シリコーンゴムで形成されている。オイル塞き止め部材25は、図8のようにリング状をなしている。
弾性部材24とオイル塞き止め部材25は、図7のように配置され、加圧ローラ4のジャーナル12に挿通される。すなわち、ジャーナル12に対して、まず弾性部材24が挿通され、次にオイル塞き止め部材25が挿通される。さらに、C型止め26がジャーナル12に挿通され、C型止め26によってオイル塞き止め部材25がジャーナル12に固定される。ここで、オイル塞き止め部材25をジャーナル12に固定したとき、オイル塞き止め部材25はローラ胴部16に設けられたフランジとして機能する。また、ジャーナル12には玉軸受13が挿通され、この玉軸受13はジャーナル12に挿通されたC型止め27によって固定される。
本実施例の加圧ローラ4を図9及び図10の定着装置に取り付けて通紙を行い、ローラ周辺の部品にオイルが付着しているか否かの実験を行った。ここでは、オイル塞き止め部材25として、その直径がローラ胴部16の直径よりも6mm大きなものを用いた。
実験の結果は、オイル塞き止め部材25の外側にオイルが付着するということはなかった。また、ジャーナル12とオイル塞き止め部材25との間を弾性部材24で密封していたために、オイル漏れが発生していないことも確認できた。その結果、他の部品へのオイル付着は発生しなかった。これは、オイルが流れてきてもオイル塞き止め部材25でオイルが塞き止められオイル塞き止め部材25の内側に溜まり、やがてオイルが自重で下方のオイルパン11上に滴下したためである。
上記実施例1〜4では加圧ローラ4が圧接する相手は定着ベルト3であったが、本発明は、加圧ローラ4が定着ローラに直接圧接するタイプの定着装置にも適用できる。
1 定着装置
2 転写紙
3 定着ベルト
4 加圧ローラ
5 定着ローラ
8 オイル塗布ローラ
9 オイル供給ローラ
10 塗布フェルト
11 オイルパン
12 ジャーナル
13 玉軸受
14 フレーム
15 下ケース
16 ローラ胴部
17 溝
18 弾性部材
19 オイル漏れ防止部材
22 溝
23 フランジ
24 弾性部材
25 オイル塞き止め部材
2 転写紙
3 定着ベルト
4 加圧ローラ
5 定着ローラ
8 オイル塗布ローラ
9 オイル供給ローラ
10 塗布フェルト
11 オイルパン
12 ジャーナル
13 玉軸受
14 フレーム
15 下ケース
16 ローラ胴部
17 溝
18 弾性部材
19 オイル漏れ防止部材
22 溝
23 フランジ
24 弾性部材
25 オイル塞き止め部材
Claims (8)
- 転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、
前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の外周面のうち、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に、周方向に沿って溝が設けられていることを特徴とする定着装置用加圧ローラ。 - 転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、
前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の両端面のジャーナルに、リング状の弾性部材が挿通され、
さらに前記ジャーナルに、フランジを有するリング状のオイル漏れ防止部材が挿通されて、前記オイル漏れ防止部材と前記ローラ胴部の両端面との間に周方向に沿って溝が形成され、
前記溝は、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に配置されていることを特徴とする定着装置用加圧ローラ。 - 請求項2に記載の定着装置用加圧ローラにおいて、
前記弾性部材はシリコーンゴムであることを特徴とする定着装置用加圧ローラ。 - 転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、
前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の両端部に、該ローラ胴部よりも直径が大きなフランジが形成され、
前記フランジは、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に配置されていることを特徴とする定着装置用加圧ローラ。 - 転写紙の未定着画像を定着する定着装置に設置され、該定着装置内の定着ローラ若しくは定着ベルトに圧接する定着装置用加圧ローラであって、
前記定着ローラ若しくは定着ベルトに接触するローラ胴部の両端面のジャーナルに、リング状の弾性部材が挿通され、
さらに前記ジャーナルに、該ローラ胴部よりも直径が大きなリング状のオイル塞き止め部材が設けられ、
前記オイル塞き止め部材は、前記定着ローラ若しくは定着ベルトの両端部より外側の位置に配置されていることを特徴とする定着装置用加圧ローラ。 - 請求項5に記載の定着装置用加圧ローラにおいて、
前記弾性部材はシリコーンゴムであることを特徴とする定着装置用加圧ローラ。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置用加圧ローラを搭載したことを特徴とする定着装置。
- 請求項7に記載の定着装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003431994A JP2005189584A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 定着装置用加圧ローラ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018146850A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | 富士ゼロックス株式会社 | ベルト状部材の潤滑装置、定着装置及び画像形成装置 |
JP2020076910A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003431994A patent/JP2005189584A/ja active Pending
Cited By (3)
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JP2018146850A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | 富士ゼロックス株式会社 | ベルト状部材の潤滑装置、定着装置及び画像形成装置 |
JP2020076910A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
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