JP2005189522A - 鍵位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 A/Dコンバータを用いずに鍵の位置を検出することができるようにする。
【解決手段】 所定の時間関数で振幅変調された赤外LED駆動用電流ILEDを用いて発光ダイオード201を駆動し、鍵101に向けて照射光203を発光する。そして、鍵101からの反射光204をフォトトランジスタ202で受光し、受光量に応じたセンサ出力電圧VEを生成する。比較器804は、このセンサ出力電圧VEと、しきい値電圧VSとを比較し、センサ出力電圧VEのレベルに応じたパルス幅を有するPWM信号を生成する。PCM変換器805は、PWM信号をPCM信号に変換する。駆動回路806は、PCM信号に基づいて、フォトセンサ103と鍵101との間の距離uを、目標値に向けて制御する。これにより、鍵101の位置を検出するためのデジタル信号を、A/Dコンバータを用いずに生成することができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、鍵位置検出装置に関し、特に、光を用いて鍵の位置を検出するために用いて好適なものである。
電子ピアノなどで自動伴奏を行うと、自動伴奏に対応して、鍵盤の鍵が動く。鍵盤の鍵を正確に動かすには、鍵盤の鍵の位置を正確に検出することが必要である。
このような要求に対応するために、下記特許文献1に記載の技術がある。かかる技術では、鍵からの光をセンサで受光し、その受光量に基づくアナログ信号を、A/D(アナログ/デジタル)コンバータでデジタル信号に変換し、そのデジタル信号に基づいて、鍵盤の鍵の位置を検出する。
特開平7−13566号公報
しかしながら、前述した従来の技術では、A/Dコンバータを用いていたので、アナログ回路の部分が多くなってしまう。このため、鍵盤の鍵の位置を検出するための鍵位置検出装置のコストが高くなってしまうという問題点があった。また、A/Dコンバータは、形状が大きく、重量も重いため、鍵位置検出装置を小型化するのが困難であるという問題点もあった。
本発明は前述の問題点に鑑みてなされたものであり、A/Dコンバータを用いずに鍵の位置を検出することができるようにすることを目的とする。
本発明の鍵位置検出装置は、鍵盤の鍵に向けて発光する発光素子と、前記鍵盤の鍵からの反射光を受光し、その反射光を電気信号に変換する受光素子と、前記発光素子に、振幅変調された交流電気信号を供給することにより、前記発光素子を発光させる発光手段と、前記受光素子により変換された電気信号の値と、しきい値とを比較し、比較した結果に基づいて、前記電気信号の値に応じたパルス幅を有するデジタル信号を生成する比較手段と、前記比較手段により生成されたデジタル信号に応じて、前記鍵盤の鍵の位置を検出する検出手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、振幅変調された交流電気信号を用いて発光素子を発光させることにより、鍵盤の鍵から反射される反射光を、受光素子で電気信号に変換し、その変換した電気信号の値と、しきい値とを比較し、比較した結果に基づいて、前記電気信号の値に応じたパルス幅を有するデジタル信号を生成し、その生成したデジタル信号に応じて、前記鍵盤の鍵の位置を検出するようにしたので、鍵の位置を検出するためのデジタル信号を、A/Dコンバータを用いずに生成することができる。これにより、鍵位置検出装置のコストを低減させることができるとともに、鍵位置検出装置を小型化及び軽量化することができる。また、A/Dコンバータを用いる場合よりも早い段階で、アナログ信号をデジタル信号に変換することができるので、受光素子で受光した反射光に基づく電気信号が、電気ノイズの影響を受けることを可及的に防止することができ、鍵の位置を正確に検出することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、受光素子により変換された電気信号に含まれる直流成分を除去するようにしたので、外乱光の影響を可及的に受けずに鍵の位置を正確に検出することができる。
また、本発明のその他の特徴によれば、m次(mは実数)の時間関数で振幅変調された交流電気信号を用いて発光素子を発光させるようにしたので、受光素子と鍵との間の距離と、鍵の位置を検出するためのデジタル信号のデューティとを比例関係にすることができる。これにより、鍵の位置をより正確に検出することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
[自動演奏ピアノの構成]
図1は、本実施形態の鍵位置検出装置が配設された自動演奏ピアノの構成の一例を示す図である。
図1において、自動演奏ピアノは、自動演奏に対応して、鍵盤の鍵101をソレノイドコイル105により動かす。鍵101は、鍵盤として設けられている複数の鍵のうちの1つであり、支点102を中心にして回動可能に支持されている。
ソレノイドコイル105は、鍵101を上下方向に移動させ、鍵101の動きを制御する。
フォトセンサ103は、発光素子及び受光素子を有する。発光素子は、制御部104から電気信号を入力し、鍵101に向けて発光する。受光素子は、鍵101からの反射光を受光し、その反射光を電気信号に変換し、制御部104に出力する。
制御部104は、その電気信号を基にフォトセンサ103と鍵101との間の距離uを検出する。この距離uは、時間tの関数として表現することが可能である。フォトセンサ103と鍵101との間の距離uが小さいほど、フォトセセンサ103が受光する反射光が強く、制御部104が入力する電気信号が大きくなる。
制御部104は、フォトセンサ103から入力した電気信号を基に、フォトセンサ103と鍵101との間の距離uを検出し、ソレノイドコイル105に電気信号を供給する。
ソレノイドコイル105は、制御部104から供給された電気信号に応じて、鍵101の位置(フォトセンサ103と鍵101との間の距離u)を、目標値に向けてフィードバック制御する。
[フォトセンサの機能]
図2は、フォトセンサ103の機能の一例を説明するための図である。
図2において、フォトセンサ103は、発光素子201及び受光素子202を有し、これら発光素子201及び受光素子202を含む集積回路(IC(integrated circuit))により構成される。このようにして構成されるフォトセンサ103は、例えば、鍵101の下面と正対するように、基板206上に配置される。発光素子201は、鍵盤の鍵101に向けて照射光203を発光する。受光素子202は、鍵盤の鍵101からの反射光204を受光し、反射光204を電気信号に変換する。
なお、図2に示すように、受光素子202は、反射光204の他に、外乱光(環境光)205を受光する。この外乱光205は、鍵101の位置を検出する際には不要な成分である。本実施形態では、外乱光205の影響を除去するために、交流電気信号により発光素子201を発光させる。
外乱光205は、受光素子202により電気信号に変換されると、直流成分となって現れるものがほとんどである。仮に直流電気信号により発光素子201を発光させると、鍵101からの反射光204と外乱光205とが混在した電気信号が生成され、それらを分離することが困難になる。これに対し、前述したように、本実施形態では、交流電気信号により発光素子201を発光させるようにしているので、鍵101からの反射光204は交流電気信号に変換され、外乱光205は直流電気信号に変換される。したがって、両者を分離することが容易になる。すなわち、受光素子202により変換された電気信号から直流成分を除去すれば、外乱光205の成分が除去され、正確な鍵101の位置を検出することができる。
なお、図1及び図2では、1つの鍵101に対するフォトセンサ103を示しているが、図3に示すように、例えば、4つの鍵101a〜101dが配設された自動演奏ピアノに鍵位置検出装置を配設する場合には、図2に示したのと同じ構成の4つのフォトセンサ103a〜103dを設けるようにする。すなわち、鍵の数に応じた数のフォトセンサを設けるようにする。
[フォトセンサの概略構成]
図4は、フォトセンサ103の電気回路の一例を示す図である。
図4において、フォトセンサ103は、発光素子201及び受光素子202を有する。発光素子201は、例えば発光ダイオード(LED)である。受光素子202は、例えばフォトトランジスタである。以下の説明では、発光素子201を発光ダイオードと称し、受光素子202をフォトトランジスタと称する。
発振器301は、発光ダイオード201のアノード端子Aと、カソード端子Kとの間に接続され、発光ダイオード201に交流電気信号を供給する。そうすると、発光ダイオード201は、照射光(本実施形態では赤外線)203を鍵101に向けて照射する。鍵101からの反射光204は、フォトトランジスタ202に入射する。そうすると、コレクタ電流IE(t)が、フォトトランジスタ202のコレクタ端子C及びエミッタ端子E間に流れ、このコレクタ電流IE(t)に応じたセンサ出力電圧VE(t)が、図1に示した制御部104に出力される。
[フォトセンサの原理]
ここで、本実施形態のフォトセンサ103の動作原理について説明する。
まず、電流I(t)を、三角波tri(ωt)で振幅変調する。これにより得られる赤外LED駆動用電流ILED(t)は、次の式(1)のように表される。
LED(t)=I(t)tri(ωt)・・・(1)
このような赤外LED駆動用電流ILED(t)が、発振器301から発光ダイオード201に供給される。
一般に、発光ダイオード201から発せられる光の量(光量)は、赤外LED駆動用電流ILED(t)に比例する。また、フォトトランジスタ202には、発光ダイオード201から発せられる光の量に応じたコレクタ電流IE(t)が流れる。このコレクタ電流IE(t)は、フォトセンサ103と鍵101との間の距離uの2乗に反比例する。
以上のことから、コレクタ電流IE(t)、及びエミッタ抵抗REの両端に発生するセンサ出力電圧VE(t)は、それぞれ、次の式(2)及び式(3)のように表される。
E(t)=ρu-2LED(t)・・・(2)
E(t)=ρu-2LED(t)RE・・・(3)
なお、前記式(2)及び式(3)において、ρは、フォトトランジスタ202の感度定数である。
図5は、センサ出力電圧VE(t)の波形の一例を示した図である。なお、前述したように、センサ出力電圧VE(t)は、振幅変調に用いた変調関数(図5の例では三角波tri(ωt))に比例する。
図5において、第1のセンサ出力電圧401は、フォトセンサ103と鍵101との間の距離uが相対的に近い場合のセンサ出力電圧VE(t)である。第2のセンサ出力電圧402は、フォトセンサ103と鍵101との間の距離uが相対的に遠い場合のセンサ出力電圧VE(t)である。
図5に示した例では、センサ出力電圧VE(t)は、次の式(4a)及び式(4b)のように表される。
Figure 2005189522
なお、前記式(4a)及び式(4b)において、Tは、発振器301から発光ダイオード201に供給された交流電気信号の変調周波数の逆数である。nは、0以上の整数(n=0,1,2,・・・)である。また、lは、センサ出力電圧VE(t)における波高値(三角波の頂点の高さ)である。図5に示した例では、第1のセンサ出力電圧401における波高値は、l1であり、第2のセンサ出力電圧402における波高値は、l2である。
そして、センサ出力電圧VE(t)が、しきい値電圧VSよりも大きな値であればハイレベル(=1)とし、しきい値電圧VSよりも小さな値であればローレベル(=0)とする電圧を生成する。以下の説明では、この電圧をPWM(Pulse Width Modulation)出力電圧と称する。図5に示した例では、第1のセンサ出力電圧401と、しきい値電圧VSとを比較することにより第1のPWM出力電圧404が生成され、第2のセンサ出力電圧402と、しきい値電圧VSとを比較することにより第2のPWM出力電圧403が生成される。
そして、しきい値電圧VSを前記式(4a)に代入し、前記式(4a)を時間tについて解くと、時刻0から、センサ出力電圧VE(t)及びしきい値電圧VSが交差するまでの時間tVSが得られる(次の式(5a)及び(5b)を参照)。
Figure 2005189522
前記式(5b)より、時間tVSは、センサ出力電圧VE(t)における波高値(三角波の頂点の高さ)lに反比例することが分かる。なお、図5に示した例では、時刻0から、第1のセンサ出力電圧401及びしきい値電圧VSが交差するまでの時間が、tVS1である。また、時刻0から、第2のセンサ出力電圧402及びしきい値電圧VSが交差するまでの時間が、tVS2である。
前記式(5b)を用いると、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比は、次の式(6)のように表される。
Figure 2005189522
図6は、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比と、フォトトランジスタ202における受光量との関係の一例を示す図である。
図6において、特性線501は、前記式(6)において、しきい値電圧VS=0.05[V]としたときの特性線を示している。また、フォトトランジスタ202における受光量は、相対値で示している。
前記式(6)及び図6から明らかなように、フォトトランジスタ202における受光量と、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比とは、線形の(正比例の)関係にならないことが分かる。したがって、このままでは、フォトトランジスタ202における受光量と、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比とが非線形の関係になり、鍵101の位置を検出するのには非常に不便である。
そこで、前記式(4a)を拡張して、フォトトランジスタ202における受光量、すなわち、センサ出力電圧VE(t)が、時間に対して直線的に増加又は減少するような関数ではなく、曲線的に増加又は減少するような関数で表せるようにする。具体的に説明すると。センサ出力電圧VE(t)が、時間tのm乗(mは任意の実数)に比例するようにする。すなわち、前記式(4a)を以下の式(7)に置き換える。
Figure 2005189522
ただし、フォトトランジスタ202の受光量を制御するのは容易ではないため、本実施形態では、発光ダイオード201を駆動するための赤外LED駆動用電流ILED(t)を制御することにより、センサ出力電圧VE(t)を任意の関数に制御する。
図7に、時間に対して直線的及び曲線的に変化するセンサ出力電圧VE(t)の例を示す。具体的には、前記式(7)において、m=1としたときのセンサ出力電圧601、m=−1としたときのセンサ出力電圧602、及びm=2としたときのセンサ出力電圧VE(t)603を示す。
センサ出力電圧VEmが、しきい値電圧VSmとなるときは、以下の式(8)が成り立つ。
Figure 2005189522
前記式(8)において、tVSmは、図5に示したのと同様に、時刻0から、センサ出力電圧VEm及びしきい値電圧VSmが交差するまでの時間である(例えば、図7の時間tVSm=-1、tVSm=1、tVSm=2)。
前記式(8)より、時間tVSm、及びPWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比は、それぞれ、以下の式(9)及び式(10)のようになる。
Figure 2005189522
ここで、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比(duty)と、センサ出力電圧VE(t)における波高値(三角波の頂点の高さ)lとを線形(正比例)の関係にするために、前記式(10)において、m=−1を代入すると、次の式(11)が得られる。
Figure 2005189522
以上のことから、理論上、m=−1とすれば、センサ出力電圧VE(t)における波高値(三角波の頂点の高さ)lと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比とが線形(正比例)の関係になることが分かる。
なお、前記式(11)では、センサ出力電圧VE(t)における波高値(三角波の頂点の高さ)l(すなわち、フォトトランジスタ202の受光量)と、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比との関係について示したが、鍵101の位置を検出するには、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比との関係が必要になる。
ここで、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、センサ出力電圧VE(t)における波高値(三角波の頂点の高さ)lとは、おおよそ次の式(12)の関係があることが分かっている。
Figure 2005189522
なお、前記式(12)において、ρは、フォトトランジスタ202の感度定数である。
この式(12)を前記式(10)に代入すると、次の式(13)が得られる。
Figure 2005189522
前記式(13)は、時間tが、(nT)以上、[(T/2)+Tn]未満の範囲におけるPWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比であるが、同様に、時間tが、[(T/2)+Tn]以上、[T(n+1)]未満の範囲におけるPWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比を求めると、次の式(14)が得られる。
Figure 2005189522
前記式(13)及び式(14)から、m=2とすれば、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比とが線形(正比例)の関係になることが分かる。そこで、前記式(13)及び式(14)において、m=2とすると、次の式(15)が得られる。
Figure 2005189522
すなわち、時間tの2乗に比例した関数で変調された電流を、赤外LED駆動用電流ILED(t)として発光ダイオード201を駆動し、照射光203を発光させると、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比との関係が線形(正比例)の関係になる。これにより、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比から、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uを、容易に且つ正確に求めることができるようになる。
図8に、赤外LED駆動用電流ILED(t)を生成する際に用いる変調波形(変調関数)701の一例を示す。図8に示すような、周波数1[kHz]の2乗関数を用いて、発光ダイオード201を周期的に発光させるようにすれば、フォトトランジスタ202のセンサ出力電圧VE(t)と、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uとが、線形(正比例)の関係となる。
本願発明者らは、本実施形態のフォトセンサ103が、以上のような原理で動作するかを検証した。その結果を図9に示す。図9は、変調関数として二乗関数及び三角波関数を用いた場合の、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比との関係を示す図である。図9に示すように、変調関数として、二乗関数及び三角波関数の何れを用いても、フォトセンサ103は実用的な精度で動作することを確認できたが、二乗関数を用いた場合の方が、三角波関数を用いた場合よりも、実測値が計算値に、より近いことが分かる。
[鍵位置検出装置の構成]
図10は、本実施形態の鍵位置検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
図10において、鍵位置検出装置は、LED発光波形発生器801と、LED駆動回路802と、発光ダイオード201と、フォトトランジスタ202と、微分器803と、比較器804と、PCM変換器805と、駆動回路806とを有している。
図11に、LED発光波形発生器801の構成の一例を示す。
図11に示すように、LED発光波形発生器801は、LED駆動波形メモリ901と、アドレスカウンタ902と、D/Aコンバータ903とを有している。
LED駆動波形メモリ901には、例えば、図9に示した変調関数701が記憶されている。
なお、LED駆動波形メモリ901に記憶させる変調関数は、図9に示したような時間の2乗に比例した関数でなくてもよく、三角関数や、指数関数などであってもよい。すなわち、前述したように、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、フォトトランジスタ202のセンサ出力電圧VE(t)とを、線形(正比例)の関係にする変調関数であれば、どのような変調関数をLED駆動波形メモリ901に記憶させてもよい。
また、LED駆動波形メモリ901に記憶させる変調関数は、1つであっても複数であってもよい。複数の変調関数をLED駆動波形メモリ901に記憶させれば、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、フォトトランジスタ202のセンサ出力電圧VE(t)とを、線形(正比例)の関係にするのに最も適した変調関数を、複数の変調関数の中から選択するように構成することができ、好ましい。
アドレスカウンタ902は、LED駆動波形メモリ901に記憶されている変調関数を読み出すためのものである。図9に示した変調関数701がLED駆動波形メモリ901に記憶されている場合には、例えば、125[kHz]のサンプリング周波数で、変調関数701を読み出すようにする。
このようにしてアドレスカウンタ902によってLED駆動波形メモリ901から読み出された変調関数は、デジタル信号である。そこで、D/Aコンバータ903により、このデジタル信号をアナログ信号に変換する。
図12に、LED駆動回路802の構成の一例を示す。
図12に示すように、LED駆動回路802は、演算増幅器1001と抵抗R1、R2、Rsとを有している。
演算増幅器1001の正相入力端子には、D/Aコンバータ903からの出力電圧Vi(t)が入力される。また、演算増幅器1001の出力端子には、発光ダイオード201のアノードが接続される。そして、演算増幅器1001の逆相入力端子と、発光ダイオード201のカソードとの間には、抵抗R2が接続される。さらに、演算増幅器1001の逆相入力端子及び抵抗R2の接続点aとグランド電位との間には、抵抗R1が接続される。また、発光ダイオード201のカソード及び抵抗R2の接続点bとグランド電位との間には抵抗R2が接続される。
このような構成のLED駆動回路802によって、発光ダイオード201には、次の式(16)で表される赤外LED駆動用電流ILED(t)が流れる。
Figure 2005189522
以上のようにして赤外LED駆動用電流ILED(t)が流れると、発光ダイオード201から照射光203が発光され、その照射光203の鍵101からの反射光204がフォトトランジスタ202で受光される。フォトトランジスタ202は、受光量に基づいたセンサ出力電圧VE(t)を出力する。
図13に、微分器803と比較器804の構成の一例を示す。
図13に示すように、微分器803は、抵抗Rbと、コンデンサCとを有しており、抵抗Rbには、直流電圧が印加(バイアス)されている。この微分器803は、フォトトランジスタ202から出力された電気信号(センサ出力電圧VE(t))を微分し、直流成分を除去した電気信号を出力する。これにより、外乱光(トレンド光)205成分等の直流成分が除去される。
比較器804は、コンパレータ1101と抵抗Rとを有している。コンパレータ1101は、微分器803で直流成分が除去された電気信号(センサ出力電圧VE(t))と、しきい値電圧VSとを比較する。そして、直流成分が除去された電気信号(センサ出力電圧VE(t))がしきい値電圧VSよりも大きい場合にはハイレベル(=1)、小さい場合にはローレベル(=0)となるデジタル信号(PWM出力電圧VPWM(t))を生成する。
なお、前述したように、このようにして比較器804により生成されたPWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比は、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと正比例の関係になる。
また、PWM出力電圧VPWM(t)は、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uを、パルス幅で表しているので使い勝手がよくない。そこで、図10に示すPCM変換器805により、比較器804により生成されたPWM出力電圧VPWM(t)をPCM(Pulse Code Modulation)信号に変換する。
PCM変換器805の具体的な動作の一例を説明すると、図14に示すように、PWM出力電圧VPWM(t)の波形1201の周期Tの256分の1の周期で、ハイレベル(1)をカウントする。そして、カウントしたハイレベルの数を、周期Tのタイミングで8ビットレジスタにラッチしてPCM信号を生成する。このように、極めて簡単な構成でPCM信号を生成することができる。
なお、サンプリング周波数を上げれば、10ビット以上のPCM信号も容易に得ることができる。また、前述したPCM変換器805の機能は、ハードウェアにより実現することもできるが、ソフトウェアで実現することもできる。
駆動回路806は、DSP(digital Signal Processor)を有し、PCM変換器805で生成されたPCM信号から、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uを求める。そして、求めたフォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uが目標値になるように、ソレノイドコイル105電流に流す。これにより、鍵101が目標値に位置するようになる。
[まとめ]
以上のように本実施形態では、所定の時間関数で振幅変調された赤外LED駆動用電流ILED(t)を用いて発光ダイオード201を駆動し、鍵101に向けて照射光203を発光する。そして、鍵101からの反射光204をフォトトランジスタ202で受光し、受光した反射光の受光量に応じたセンサ出力電圧VE(t)を生成する。比較器804は、このセンサ出力電圧VE(t)と、しきい値電圧VSとを比較し、センサ出力電圧VE(t)がしきい値電圧VSよりも大きい場合にはハイレベル、小さい場合にはローレベルとなるPWM信号(PWM出力電圧VPWM(t))を生成する。PCM変換器805は、PWM信号をPCM信号に変換する。駆動回路806は、PCM信号に基づいて、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uを、目標値に向けて制御する。これにより、鍵101の位置を検出するためのデジタル信号(PWM信号及びPCM信号)を、A/Dコンバータを用いずに生成することができる。
また、A/Dコンバータを用いる場合よりも早い段階で、アナログ信号をデジタル信号に変換することができるので、フォトトランジスタ202で受光した反射光204に基づく電気信号が、電気ノイズの影響を受けることを可及的に防止することができ、鍵101の位置を正確に検出することができる。
また、LED駆動波形メモリ901に記録された変調関数を用いて、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比とを線形(正比例)の関係にするようにしたので、鍵101の位置をより正確に検出することができる。そして、LED駆動波形メモリ901に複数の変調関数を記録し、記録した複数の変調関数の中から、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比とを線形(正比例)の関係にするのに最も適した変調関数を選択するようにすれば、例えば、自動演奏ピアノにおける鍵101の位置が、製造ロット毎にばらつくような場合であっても、鍵101の位置を正確に検出することができる。
なお、今回、本願発明者らは、時間の2乗に比例する変調関数を用いると、フォトセンサ103と鍵101との間の距離(変位)uと、PWM出力電圧VPWM(t)のデューティ比とが、理論上、線形(正比例)の関係になることを見出した。
また、フォトトランジスタ202で生成されたセンサ出力電圧VE(t)を、微分器803を用いて微分するようにしたので、センサ出力電圧VE(t)の直流分、すなわち、外乱光205に基づく成分を除去することができる。これにより、外乱光の影響を可及的に受けずに鍵101の位置をより一層正確に検出することができる。
[変形例]
なお、本実施形態では、デジタル信号を処理する構成の駆動回路806を用いたが、アナログ信号を処理する構成の駆動回路を用いるようにしてもよい。この場合、図10のPCM変換器805の代わりに、例えば、図15に示すようなD/Aコンバータ1301を用いるようにすればよい。図15に示すように、比較器804で生成されたPWM出力電圧VPWM(t)をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ1301は、時定数τ(=RC)を有する不完全積分器、すなわち、伝達関数G(s)が次の式(17)で表されるローパスフィルタを設ければよく、非常に簡単な構成で、アナログ信号を生成することができる。
Figure 2005189522
また、隣接する鍵に対応するフォトセンサにおいて、発光素子を駆動するための赤外LED駆動用電流ILED(t)の周波数が異なるようにしてもよい。例えば、図4に示した例の場合、偶数番目のフォトセンサ103b、103dの変調及び復調の周波数を、奇数番目のフォトセンサ103a,103cの変調及び復調の周波数の2倍にするようにしてもよい。このようにすれば、隣接するフォトセンサ間における光の干渉をより確実に防止し、鍵101a〜101dの位置をさらに正確に検出することができる。
本発明の実施形態を示し、鍵位置検出装置が配設された自動演奏ピアノの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、フォトセンサの機能の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態を示し、隣接する4つの鍵及びそれに対応する4つのフォトセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、フォトセンサの電気回路の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、センサ出力電圧の波形の一例を示した図である。 本発明の実施形態を示し、PWM出力電圧のデューティ比と、フォトトランジスタにおける受光量との関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、時間に対して直線的及び曲線的に変化するセンサ出力電圧の具体例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、赤外LED駆動用電流を生成する際に用いる変調波形の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、変調波形として二乗関数及び三角波関数を用いた場合の、フォトセンサと鍵との間の距離と、PWM出力電圧のデューティ比との関係を示す図である。 本発明の実施形態を示し、鍵位置検出装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、LED発光波形発生器801の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、LED駆動回路の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、微分器と比較器の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、PCM変換器の具体的な動作の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態を示し、D/Aコンバータの構成の一例を示す図である。
符号の説明
101 鍵
102 支点
103 フォトセンサ
104 制御部
105 ソレノイドコイル
201 発光素子
202 受光素子
203 照射光
204 反射光
205 外乱光
206 基板
301 発振器
801 LED発光波形発生器
802 LED駆動回路
803 微分器
804 比較器
805 PCM変換器
806 駆動回路
901 LED駆動波形メモリ
902 アドレスカウンタ
903 D/Aコンバータ
1301 D/Aコンバータ

Claims (8)

  1. 鍵盤の鍵に向けて発光する発光素子と、
    前記鍵盤の鍵からの反射光を受光し、その反射光を電気信号に変換する受光素子と、
    前記発光素子に、振幅変調された交流電気信号を供給することにより、前記発光素子を発光させる発光手段と、
    前記受光素子により変換された電気信号の値と、しきい値とを比較し、比較した結果に基づいて、前記電気信号の値に応じたパルス幅を有するデジタル信号を生成する比較手段と、
    前記比較手段により生成されたデジタル信号に応じて、前記鍵盤の鍵の位置を検出する検出手段とを有することを特徴とする鍵位置検出装置。
  2. 前記受光素子により変換された電気信号に含まれる直流成分を除去する直流成分除去手段を有し、
    前記比較手段は、前記直流成分除去手段により直流成分が除去された電気信号の値と、しきい値とを比較し、比較した結果に基づいて、前記電気信号の値に応じたパルス幅を有するデジタル信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の鍵位置検出装置。
  3. 前記直流成分除去手段は、微分器を含むことを特徴とする請求項2に記載の鍵位置検出装置。
  4. 前記検出手段は、前記比較手段により生成されたデジタル信号のハイレベルを一定期間カウントし、そのカウント値に基づいた第2のデジタル信号を生成するデジタル信号生成手段を有し、
    前記デジタル信号生成手段により生成された第2のデジタル信号に基づいて、前記鍵盤の鍵の位置を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の鍵位置検出装置。
  5. 前記検出手段は、前記比較手段により生成されたデジタル信号をアナログ信号に変換する変換手段を有し、
    前記変換手段により変換されたアナログ信号に基づいて、前記鍵盤の鍵の位置を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の鍵位置検出装置。
  6. 前記変換手段は、ローパスフィルタを含むことを特徴とする請求項5に記載の鍵位置検出装置。
  7. 前記発光手段は、m次(mは実数)の時間関数で振幅変調された交流電気信号を前記発光素子に供給することにより、前記発光素子を発光させることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の鍵位置検出装置。
  8. 前記比較手段は、前記受光素子により変換された電気信号の値と、しきい値とを比較し、前記受光素子により変換された電気信号の値が、しきい値よりも大きいときにハイレベルの信号を出力し、前記受光素子により変換された電気信号の値が、しきい値よりも小さいときにローレベルの信号を出力することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の鍵位置検出装置。
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