JP2005189446A - 発光素子用レンズ - Google Patents

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Daisuke Kawasaki
大輔 河崎
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Abstract

【課題】発光素子からの光を輝度の分布が一様な平行光でかつ光束の周縁の立ち上がりが急峻となる発光素子用レンズの提供を目的とする。
【解決手段】発光素子からの光を集光して前方に放射するレンズ体2と、一方がレンズ体に固定され他方が発光素子4に掛合する接続部材3とから発光素子用レンズ1を構成し、接続部材の一方の被覆部6は球面収差を生じるレンズ体の外周部分を被覆して掛合することでレンズ体から放射される光束の外周部をマスクして輝度の分布が一様な中央部分の光束を照射させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)等の発光素子と組合されて発光素子の光を集光するレンズに係り、特に発光素子からの光を輝度の分布が一様な平行光として照射することができる発光素子用レンズに関するものである。
従来、エンコーダ等に用いられる発光源としては、相対向するセンサ(受光素子)に向かって一定程度の断面積を有する平行な光束を照射することが求められている。しかし、LED等の発光素子の発光としては点光源や面光源があるが、そのままではどちらも指向性がなく光が拡散してしまい、一定程度の断面積を有する平行な光束を形成できないことから、発光素子前方に光を集光する凸状のレンズを配設している。この発光素子用レンズ11(直径が4〜5mm)はガラス製で、図3に示すごとく、上面に約R2.3の突出した凸状の球面、下面に約R8の緩やかな凸状の球面を形成した短焦点タイプのレンズ体12と、このレンズ体12を発光素子14に取り付けるための接続部材13とから構成され、発光素子からの光を集光して前方へと放射している。
特開2000−332304公報
このレンズ体12にあっては、溶融ガラスを成形型に流し込んで形成されているが、レンズ表面の面粗度をより小さくして特性を向上させるために離型後にレンズ表面を加熱して僅かに溶融させることが通常行われている。これにより、レンズ表面はより平滑になり特性が向上するものの、加熱条件によってはレンズ面の曲率が設計値を外れて誤差を生じる恐れがあった。このようになると、上述した従来の発光素子用レンズにあっては、発光素子の光を収束させ平行光として前方に真っ直ぐ照射するものの、発光素子が点光源の場合には図4に示すごとく、発光素子との距離が短いと、光束の周囲の輝度が中心部よりもきわめて高くなるという配向特性が生じ、また発光素子が面光源の場合には、図5に示すごとく、光束の周縁の立ち上がりが急峻にならずになだらかに裾を引いてしまい、どちらの場合にあっても受光素子が検出する光束を遮るタイミングが不正確になる恐れがあった。
そこで本発明にあっては、上述した課題を解決すべく、発光素子からの光を輝度の分布が一様な平行光でかつ光束の周縁の立ち上がりが急峻となる発光素子用レンズの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の発光素子用レンズは、発光素子からの光を集光して前方に放射するレンズ体と上記発光素子とを接続する接続部材におけるレンズ体との接続部分には、球面収差を生じるレンズ体の外周部分を被覆する被覆部を形成し、レンズ体から放射される光束の外周部をマスクして輝度の分布が一様な中央部分の光束を照射させることを特徴とする。
また、レンズ体は非球面レンズとしたことを特徴とする。
また、レンズ体をガラス製としたことを特徴とする。
本発明の発光素子用レンズによれば、発光素子からの光を集光して前方に放射するレンズ体と上記発光素子とを接続する接続部材におけるレンズ体との接続部分には、球面収差を生じるレンズ体の外周部分を被覆する被覆部を形成することで、レンズ体から放射される光束はそのレンズ体の球面収差によって発光強度ムラが発生する外周部が被覆部により覆い隠されて、輝度の分布が一様な平行光を照射することができる。
また、レンズは非球面レンズとすることで、短焦点であっても球面収差をなくしてさらに一層輝度の分布が一様な平行光を照射することができる。
また、レンズ体をガラス製とすることで、レンズ体の一方の曲面が設計値通りとならずに外周部に球面収差が生じやすくなるものの、この外周部が被覆部により覆い隠されることにより、輝度の分布が一様な平行光を照射することができる。
図1は、本発明の発光素子用レンズ1を示すものであり、透明なガラスを成形して得られるこの発光素子用レンズ1は、直径が4.64mmで、上面をC=0.5618でK=−0.88の楕円面からなる凸状の非球面とし、下面を約R10の緩やかな凸状の曲面を形成したレンズ体2と、このレンズ体2を発光素子4の前方に取り付けるための接続部材3とから構成され、発光素子4からの光を集光して前方へと放射するものである。本実施例にあっては、例えばレンズとしての特性的要求等からその材料として合成樹脂ではなくガラスを用いる場合について説明するものであり、そして溶融ガラスを成形型に流し込んで形成するガラス製のレンズにあっては、成形型による曲面は上記設計値通りに形成されるものの、下面の約R10の曲面はガラスの表面張力等に依存することから設計値通りに正確に形成することが困難で外周部で球面収差が生じやすいが、本発明はこのような球面収差を好適に解消することができるものである。
上記接続部材3は、金属製の略円筒形状からなり、その下部は発光素子4に掛合する発光素子掛合部5を設けるとともに、上部にはレンズ体2の外周縁から中心に向かって横方向に周回状に掛合する掛合部としての機能を兼ね備えた被覆部6を形成し、レンズ体2の外径を4.64mmとした場合に、上記被覆部6はその開口径が3.7mmとなるように、レンズ体2の外周部をその前面側から幅広くマスクしている。従来の接続部材であれば、その上部の掛合部はレンズ体を掛止するだけの用途であって、できるだけレンズの有効径を大きくするために、その掛合部の開口径は4.0mm程度(周面からの突出寸法は片側0.13mm程度)としていた。しかし、この程度の被覆部の突出量ではレンズ体における球面収差を生じる領域を覆い隠すことはできず、そのためレンズ体2から照射される光束の周囲の輝度が中心部よりもきわめて高くなるという現象に対処することはできなかった。しかし、本実施例の発光素子用レンズ1にあっては、被覆部6はレンズ体2における球面収差を生じる領域をある程度覆うことができる(周面からの突出寸法を片側0.28mm程度とする)ものである。すなわち、レンズ体2の外径を4.64mmとした場合に、被覆部6はレンズ体2の外周部の約36%の面積を被覆するものであり、これよりも被覆部6の突出量を小さくしていった場合には、レンズ体における球面収差により発光強度ムラが発生する外周部を確実に覆い隠すことができなくなり、またこれよりも被覆部6の突出量を大きくしていった場合には、レンズ体をマスクし過ぎて光量が不足する恐れがあるものである。
図2は、このような構成からなる発光素子用レンズ1における配向特性を示し、レンズ体2からの距離Lが近いほど光束の周囲の輝度が高くなる傾向はあるものの、全般的に見ればほぼ平均化されているものである。
本発明の発光素子用レンズを示す断面図である。 本発明の発光素子用レンズの配向特性を示す波形図である。 従来の発光素子用レンズを示す断面図である。 従来の発光素子用レンズの配向特性を示す波形図である。 従来の発光素子用レンズの配向特性を示す他の波形図である。
符号の説明
1 発光素子用レンズ
2 レンズ体
3 接続部材
4 発光素子
5 発光素子掛合部
6 被覆部

Claims (3)

  1. 発光素子からの光を集光して前方に放射するレンズ体と上記発光素子とを接続する接続部材におけるレンズ体との接続部分には、球面収差を生じるレンズ体の外周部分を被覆する被覆部を形成し、レンズ体から放射される光束の外周部をマスクして輝度の分布が一様な中央部分の光束を照射させることを特徴とする発光素子用レンズ。
  2. レンズ体を非球面レンズとしたことを特徴とする請求項1記載の発光素子用レンズ。
  3. レンズ体をガラス製としたことを特徴とする請求項1記載の発光素子用レンズ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7589317B2 (en) 2006-08-29 2009-09-15 Sharp Kabushiki Kaisha Optical encoder having lens integrally molded with housing
JP2011027928A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Stanley Electric Co Ltd 照明用レンズの形状算出方法、照明用レンズ、及び、照明装置

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