JP2005189398A - 光路遮断装置及びその光路遮断装置を備える顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光路の切換とフィルタ等の交換とを同時に行うことができるようにして、作業性を向上させることができる光路遮断装置及びその光路遮断装置を備える顕微鏡を提供する。
【解決手段】 光路を遮断する遮断板10をねじりコイルばね30によって光路遮断位置に保持させる。ダイクロイックミラー51が光路に挿入されたとき、ダイクロイックミラー51の挿入に連動して遮断板10を光路開放方向へ動かす突起部11を遮断板10に設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は光路遮断装置及びその光路遮断装置を備える顕微鏡に関する。
光学顕微鏡やレーザ顕微鏡を用いて標本の観察を行うとき、励起フィルタ、蛍光フィルタ、ダイクロイックミラー等を交換する必要がある。フィルタ等を交換するには、フィルタ等を顕微鏡の筐体から引き抜かなければならない。
しかし、フィルタ等が引き抜かれると、筐体に開口部が形成されるため、光源が点灯している場合、筐体の開口部を通じて光が見える。レーザ光源や水銀ランプから紫外光が射出されている場合、誤って筐体の開口部に指等を入れると、紫外光が外部に漏れるおそれがある。
光源の出力が数mWの場合には、紫外光によって目や皮膚に障害が生じるおそれがあるため、紫外光が外部へ漏れないように光路を遮断する光路遮断装置が必要である。
従来、この種の光路遮断装置としては特許第3364509号公報に開示されたものが知られている。この光路遮断装置は、第1の遮光片及び第2の遮光片を有するシャッタ体が第1の位置から第2の位置まで移動すると、最初に第2の遮光片がレーザ加工光学系からのレーザ光を完全に遮るとともに、第1の遮光片が直接観察光学系からの光を遮り、その後第1の遮光片が直接観察光学系の光路を開放する構成である。
この光路遮断装置ではレーザ加工光学系の光路を遮断してレーザ光の漏れを防止することができる。
特許第3364509号公報
しかし、前述の光路遮断装置ではフィルタ等を交換するために、光路遮断装置とは別に専用の機構が必要だった。
したがって、光路の遮断・非遮断動作とフィルタ等の交換とをそれぞれ別個に行なわなければならず、作業性が悪かった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は光路の遮断・非遮断動作とフィルタ等の光学素子の交換とを同時に行うことができるようにして、作業性を向上させることができる光路遮断装置及びその光路遮断装置を備える顕微鏡を提供することである。
上記課題を解決すべく請求項1に記載の発明は、光路を遮断する遮断部材と、この遮断部材を光路遮断位置に保持させる保持部材と、光学素子が光路に挿入されたとき、前記保持部材の保持力に抗して前記遮断部材を光路開放方向へ動かす光路開放部材とを備え、前記保持部材は、前記光学素子が光路から脱出するとき、前記遮断部材を光路遮断位置に動かすことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の光路遮断装置において、前記保持部材は前記遮断部材を光路遮断方向へ付勢するばねであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の光路遮断装置において、前記光路開放部材は前記遮断部材に一体に成形された突起部であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の光路遮断装置を備えていることを特徴とする顕微鏡。
この発明の光路遮断装置及びその光路遮断装置を備える顕微鏡によれば、光路の遮断・非遮断動作とフィルタ等の光学素子の交換とを同時に行うことができ、作業性を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図、図2は図1のA矢視図、図3は図2のB矢視図である。
図1〜図3はダイクロイックミラー(光学素子)51(図4〜図6参照)を筐体40から引き出した状態を示す。
この光路遮断装置は遮光板(遮断部材)10とねじりコイルばね(保持部材)30と突起部(光路開放部材)11とを備えている。
光路を遮断する遮光板10はステンレス板等の板材で形成されている。この遮光板10は回転支持部12に支持された回転軸20に支持され、回転軸20を中心に回転する。回転支持部12は筐体40に取り付けられている。
ねじりコイルばね30は回転軸20に支持されている。ねじりコイルばね30の一端は筐体40に当接し、ダイクロイックミラー51が筐体40から引き出されている場合、他端は遮光板10に当接している。遮光板10の一端はコイル31の弾性力(保持力)によって制限部15に押し付けられている(光路遮断位置)。
遮光板10はダイクロイックミラー51が筐体40内に挿入されるまでねじりコイルばね30によって光路遮断位置に保持される。
突起部11は遮光板10の他端をほぼ直角に折り曲げて形成されている。
この突起部11はダイクロイックミラー51を出し入れするために筐体40に形成された開口部41に位置する。ダイクロイックミラー51が開口部41から筐体40に挿入されたとき、突起部11、遮光板10は回転軸20をほぼ中心として回転し、光路が開放される。
遮光板10が光路遮断位置にあるとき、矢印に示すように進行した光は遮光板10によって遮断され、開口部41に達しない。
図4はこの発明の第1実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図、図5は図4のC矢視図、図6は図5のD矢視図である。
図4〜図6はダイクロイックミラー51を筐体40に挿入した状態を示す。
ダイクロイックミラー51はミラーホルダ50に保持されている。特性の異なるダイクロイックミラー51に交換するときには、ミラーホルダ50が交換される。ミラーホルダ50を保持する筐体としては、リニアスライダやターレットがある。
例えば複数のダイクロイックミラーを保持するリニアスライダがある。なお、他のミラーホルダとしては複数のダイクロイックミラーを保持するターレットがある。
ミラーホルダ50を開口部41から筐体40内に挿入する。ミラーホルダ50の先端部で突起部11が押され、遮光板10がねじりコイルばね30の弾性力に抗して反時計方向へ回転する。
ミラーホルダ50が所定の位置まで挿入されたとき、突起部11、遮光板10は回転軸20を中心としてほぼ90°回転し、遮光板10は光路から退避した光路退避位置に達する(図4参照)。
遮光板10が光路退避位置にあるとき、矢印aに示すように進行した光はダイクロイックミラー51に入射する。ダイクロイックミラー51に入射した光は所定の波長の光だけが矢印bに示すように反射される。
この実施形態によれば、光路の遮断・非遮断動作とダイクロイックミラー51の交換とを同時に行うことができ、作業性を向上させることができる。
また、ダイクロイックミラー51が光路上に配置されたときだけ光路が開放されるので、紫外光が外部に漏れるおそれがない。
図7はこの発明の第2実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図、図8は図7のE矢視図、図9は図8のF矢視図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図7〜図9はダイクロイックミラー(光学素子)51(図4〜図6参照)を筐体40から引き出した状態を示す。
この光路遮断装置は遮光板(遮断部材)110と引張りばね(保持部材)130と垂直壁部(光路開放部材)111とを備えている。
光路を遮断する遮光板110は筐体40内に設けられたガイド112に支持され、ガイド112に沿って図7の左右方向へ移動する。ガイド112には光路開口窓116が形成されている。
一対の引張りばね130はダイクロイックミラー51の幅より大きい間隔で互いに平行に配置されている(図9参照)。引張りばね130は遮光板110を図7の右方向に引っ張っている。
引張りばね130の一端は筐体40の開口部141の近傍に支持され、他端は遮光板110に支持されている。
垂直壁部111は遮光板110の一端部に直角に設けられている。垂直壁部111と遮光板110とはステンレス板等の板材で一体に形成されている。
図示したダイクロイックミラー51が筐体40から引き出されているとき、遮光板110は引張りばね130のばね力(保持力)によって光路開口窓116を塞ぐ位置に保持されている(光路遮断位置)。
遮光板110が光路遮断位置にあるとき、矢印に示すように進行した光は遮光板110によって遮断され、開口部141に達しない。
図10はこの発明の第2実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図、図11は図10のG矢視図、図12は図11のH矢視図である。
図10〜図12はダイクロイックミラー51を筐体40に挿入した状態を示す。
ダイクロイックミラー51はミラーホルダ50に保持されている。
ミラーホルダ50を開口部141から筐体40に挿入する。ミラーホルダ50の先端部で垂直壁部111が押されて図10の左方向に移動し、遮光板110が引張りばね130の引張力に抗して左方向へ移動する。
ミラーホルダ50が所定の位置まで挿入されたとき、遮光板110は光路から退避した光路退避位置に達し、光路上にダイクロイックミラー51が配置される(図10参照)。
遮光板110が光路退避位置にあるとき、矢印に示すように進行した光はダイクロイックミラー51に入射する。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
図13はこの発明に係る光路遮断装置を備えるレーザ顕微鏡の構成を示すブロック図である。
このレーザ顕微鏡は顕微鏡310とレーザ顕微鏡本体320とレーザユニット330とを備えている。
レーザユニット330はG−HeNeレーザ光源331とArレーザ光源332とシャッタ333,334とダイクロイックミラー335,336と集光レンズ337とを備え、G−HeNeレーザ光源331とArレーザ光源332とを切り換えることによって波長の異なる複数のレーザ光を出射する。
顕微鏡310は蛍光照明ユニット311と鏡筒312とレボルバ313とステージ314とを備える。
顕微鏡310には鏡筒312を介してレーザ顕微鏡本体320が接続されている。
ステージ314はレボルバ313に取り付けられた対物レンズ316の光軸に沿って上下動する。ステージ314には標本315が載置されている。
レーザ顕微鏡本体320は集光レンズ321〜324とダイクロイックミラー51とガルバノスキャナ325と第5集光レンズ326と検出器327とを備える。ダイクロックミラー51は上述したようにミラーホルダ50に保持され(図1〜図12参照)、ミラーホルダ50の挿入口には上述した光路遮断が設けられている。
レーザユニット330から光ファイバ340を介してレーザ顕微鏡本体320に導かれたレーザ光は、第3集光レンズ323を通り、ダイクロイックミラー51で反射された後、ガルバノスキャナ325で2次元に振られ、第2集光レンズ322、第1集光レンズ321、第5集光レンズ326及び対物レンズ316を通り標本315に集光される。標本315から発せられた蛍光は対物レンズ316、第5集光レンズ326、第1集光レンズ321、第2集光レンズ322、ガルバノスキャナ325へと逆行し、ダイクロイックミラー51でレーザ光と分離される。ダイクロイックミラー51を透過した光は第4集光レンズ324によって検出器327の受光面に集光される。検出器327は受光した光を電気信号に変換し、その電気信号をモニタ(図示せず)に送出する。
なお、上記各実施形態では保持部材としてねじりコイルばねや引張りばねを用いて光路の遮断・非遮断動作を行ったが、これらに限られるものではなく、例えば保持部材として磁石を用いてもよい。光路を遮断するときには、磁力によって遮断板10(110)をダイクロイックミラー51を保持するミラーホルダ50にくっつけて遮光板10(110)を光路まで移動させる。
なお、上記各実施形態では光学素子としてダイクロイックミラー51を用いた場合を説明したが、光学素子としては、例えば調光フィルタ、蛍光フィルタ、励起フィルタ等を用いることもできる。
図1はこの発明の第1実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図である。 図2は図1のA矢視図である。 図3は図2のB矢視図である。 図4はこの発明の第1実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図である。 図5は図4のC矢視図である。 図6は図5のD矢視図である。 図7はこの発明の第2実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図である。 図8は図7のE矢視図である。 図9は図8のF矢視図である。 図10はこの発明の第2実施形態に係る光路遮断装置の断面を示す概念図である。 図11は図10のG矢視図である。 図12は図11のH矢視図である。 図13はこの発明に係る光路遮断装置を備えるレーザ顕微鏡の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,110 遮断板(遮断部材)
30 ねじりコイルばね(保持部材)
51 ダイクロイックミラー(光学素子)
11 突起部(光路開放部材)
111 垂直壁部(光路開放部材)
130 引張りばね(保持部材)

Claims (4)

  1. 光路を遮断する遮断部材と、この遮断部材を光路遮断位置に保持させる保持部材と、光学素子が光路に挿入されたとき、前記保持部材の保持力に抗して前記遮断部材を光路開放方向へ動かす光路開放部材とを備え、
    前記保持部材は、前記光学素子が光路から脱出するとき、前記遮断部材を光路遮断位置に動かすことを特徴とする光路遮断装置。
  2. 前記保持部材は前記遮断部材を光路遮断方向へ付勢するばねであることを特徴とする請求項1記載の光路遮断装置。
  3. 前記光路開放部材は前記遮断部材に一体に成形された突起部であることを特徴とする請求項1又は2記載の光路遮断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の光路遮断装置を備えていることを特徴とする顕微鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113495351A (zh) * 2020-04-03 2021-10-12 卡尔蔡司显微镜有限责任公司 用于显微镜的光遮挡装置和包括其的显微镜

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