JP2005188385A - 過給機付きエンジンの排気温度抑制方法およびシステム - Google Patents

過給機付きエンジンの排気温度抑制方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンから排気される排気の温度を抑制する過給機付きエンジンの排気温度抑制方法およびシステムに関し、排気の温度の上昇を容易,確実に抑制することを目的とする。
【解決手段】 エンジンからの排気の一部をEGRガスとして吸気マニホルドに再循環させる排気再循環手段を設け、排気の温度が、予め定められた許容温度より低い所定温度になった時に、排気再循環手段からEGRガスを吸気マニホルドに供給して排気の温度を抑制することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンから排気される排気の温度を抑制する過給機付きエンジンの排気温度抑制方法およびシステムに関する。
従来、火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンとして、例えば、特開平10−318005号公報に開示されるものが知られている。
特開平10−318005号公報
しかしながら、火花点火エンジンにおいて出力を向上するために、理論空燃比で運転し、かつ、ターボチャージャ等の過給機を使用する場合には、排気の温度が上昇し、エンジンあるいは付属部品の耐久性および耐熱性を確保することが困難になるという問題があった。
そして、特に、長時間にわたり高負荷域を使用する高速道の運転、あるいは、大型商用車の運転等では、排気の温度が高い状態が続くことになる。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、排気の温度の上昇を容易,確実に抑制することができる過給機付きエンジンの排気温度抑制方法およびシステムを提供することを目的とする。
請求項1の過給機付きエンジンの排気温度抑制方法は、空気を加圧して吸気マニホルドに供給する過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンから排気される前記排気の温度を抑制する過給機付きエンジンの排気温度抑制方法において、前記エンジンからの前記排気の一部をEGRガスとして前記吸気マニホルドに再循環させる排気再循環手段を設け、前記排気の温度が、予め定められた許容温度より低い所定温度になった時に、前記排気再循環手段から前記EGRガスを前記吸気マニホルドに供給して前記排気の温度を抑制することを特徴とする。
請求項2の過給機付きエンジンの排気温度抑制方法は、空気を加圧して吸気マニホルドに供給する過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンから排気される前記排気の温度を抑制する過給機付きエンジンの排気温度抑制方法において、前記エンジンからの前記排気の一部をEGRガスとして前記吸気マニホルドに再循環させる排気再循環手段を設け、前記排気の温度が、予め定められた所定温度を超えた時に、前記排気再循環手段から前記吸気マニホルドに供給される前記EGRガスの量を増大して前記排気の温度を前記所定温度以下にし、これによる前記エンジンの出力の低下をスロットル開度の増大により抑制することを特徴とする。
請求項3の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムは、空気を加圧して吸気マニホルドに供給する過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンと、前記エンジンからの前記排気の一部をEGRガスとして前記吸気マニホルドに再循環させる排気再循環手段と、前記エンジンの出力を制御する電子制御スロットルと、前記排気の温度が、予め定められた所定温度を超えた時に、前記排気再循環手段から前記吸気マニホルドに供給される前記EGRガスの量を増大して前記排気の温度を前記所定温度以下にし、これによる前記エンジンの出力の低下を前記電子制御スロットル開度の増大により抑制する制御手段とを有することを特徴とする。
請求項4の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムは、請求項3記載の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムにおいて、前記過給機は、前記エンジンからの排気により排気タービンを駆動してコンプレッサを作動し前記コンプレッサで加圧された空気を前記吸気マニホルドに供給するターボチャージャからなり、前記排気再循環手段は、前記コンプレッサの上流側に前記EGRガスを供給することを特徴とする。
請求項5の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムは、請求項3または請求項4記載の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムにおいて、前記制御手段は、前記排気の温度が予め定められた所定時間にわたり前記所定温度を超えない時に、前記吸気マニホルドに供給される前記EGRガスの量を減少するとともに、前記電子制御スロットル開度を減少することを特徴とする。
(作用)
請求項1の過給機付きエンジンの排気温度抑制方法では、排気の温度が、予め定められた許容温度より低い所定温度になった時に、排気再循環手段からEGRガスが吸気マニホルドに供給され、これにより排気の温度が抑制される。
請求項2の過給機付きエンジンの排気温度抑制方法では、排気の温度が、予め定められた所定温度を超えた時に、排気再循環手段から吸気マニホルドに供給されるEGRガスの量が増大され排気の温度が所定温度以下にされる。そして、これによるエンジンの出力の低下が、スロットル開度を増大することにより抑制される。
請求項3の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムでは、排気の温度が予め定められた所定温度を超えた時に、制御手段により排気再循環手段から吸気マニホルドに供給されるEGRガスの量が増大され排気の温度が所定温度以下にされる。そして、これによるエンジンの出力の低下が、制御手段により電子制御スロットル開度を増大することにより抑制される。
請求項4の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムでは、ターボチャージャのコンプレッサの上流側にEGRガスが供給される。
請求項5の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムでは、制御手段により、排気の温度が予め定められた所定時間にわたり所定温度を超えない時に、吸気マニホルドに供給されるEGRガスの量が減少され、同時に電子制御スロットル開度が減少される。
請求項1の過給機付きエンジンの排気温度抑制方法では、排気の温度が、予め定められた許容温度より低い所定温度になった時に、排気再循環手段からEGRガスを吸気マニホルドに供給するようにしたので、排気の温度の上昇を容易,確実に抑制することができる。
請求項2の過給機付きエンジンの排気温度抑制方法では、排気の温度が、予め定められた所定温度を超えた時に、排気再循環手段から吸気マニホルドに供給されるEGRガスの量を増大して排気の温度を所定温度以下にし、これによるエンジンの出力の低下をスロットル開度の増大により抑制するようにしたので、エンジンの出力を低下することなく排気の温度の上昇を抑制することができる。
請求項3の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムでは、排気の温度が予め定められた所定温度を超えた時に、制御手段により排気再循環手段から吸気マニホルドに供給されるEGRガスの量を増大して排気の温度を所定温度以下にし、これによるエンジンの出力の低下を、制御手段により電子制御スロットル開度を増大することにより抑制するようにしたので、エンジンの出力を低下することなく排気の温度の上昇を抑制することができる。
請求項4の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムでは、ターボチャージャのコンプレッサの上流側にEGRガスを供給するようにしたので、EGRガスを吸気マニホルドに確実に供給することができる。
請求項5の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムでは、制御手段により、排気の温度が予め定められた所定時間にわたり所定温度を超えない時に、吸気マニホルドに供給されるEGRガスの量を減少するとともに、電子制御スロットル開度を減少するようにしたので、燃費を低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されるエンジンを示している。このエンジンは、火花点火により理論空燃比で運転されるタイプのガスエンジンである。
図1において、符号11は、エンジンを示している。このエンジン11の各気筒13には、点火プラグ15が配置されている。
このエンジン11は、エンジン11への吸気を行う吸気マニホルド17、および、エンジン11からの排気を排出する排気マニホルド19を備えている。
エンジン11の吸気マニホルド17の入口には、電子制御スロットル21が配置されている。
この電子制御スロットル21には、吸気マニホルド17に空気を供給するための吸気通路23が開口されている。
この吸気通路23には、上流側から順に、空気フィルタ25,ターボチャージャ27のコンプレッサ29,インタクーラ31が介装されている。
空気フィルタ25は、吸気マニホルド17に供給する空気を浄化する。
ターボチャージャ27のコンプレッサ29は、排気通路33に配置されるターボチャージャ27の排気タービン35により駆動され、吸気を比較的高い圧力まで加圧する。排気通路33は、排気マニホルド19に開口しており、排気通路33の排気タービン35の下流には、消音器37が配置されている。
インタクーラ31は、ターボチャージャ27のコンプレッサ29で加圧され温度の上昇した吸気を冷却する。
電子制御スロットル21は、混合気の吸込量を調整し、出力を調整する。
そして、この実施形態では、エンジン11には、エンジン11からの排気を再循環させる排気再循環(EGR:exhaust gas recirculation)手段39が配置されている。
この排気再循環手段39は、エンジン11の排気マニホルド19を吸気通路23に連通するための排気還流通路41を有している。
排気還流通路41には、排気マニホルド19からの排気を冷却するためのEGRクーラ43が配置されている。EGRクーラ43の下流には、吸気通路23に供給される排気の量を調整するEGRバルブ45が配置されている。
図1において、符号47は、エンジンコントロールユニット(ECU)からなる制御手段を示している。
この制御手段47は、エンジン11の全体的な制御を行うとともに、EGRバルブ45の開度、電子制御スロットル21の開度等を制御する。また、この制御手段47には、排気マニホルド19に配置される排気温度センサ49からの温度信号が入力される。排気温度センサ49は、排気マニホルド19を介して排気の温度を間接的に測定する。
上述したエンジン11では、空気フィルタ25で浄化された空気が、ターボチャージャ27のコンプレッサ29により加圧され、インタクーラ31および電子制御スロットル21を介してエンジン11の吸気マニホルド17に供給される。
一方、エンジン11の排気マニホルド19からの排気が、排気還流通路41に流入され、EGRクーラ43で冷却され、EGRバルブ45を介して吸気通路23に導かれる。
図2は、上述したエンジン11においてEGRバルブ45の開度を変更した場合の燃焼温度と燃焼室内混合気の状態を同一出力の状態で示している。
燃焼室内混合気の空気と燃料の量は、EGRバルブ45の開度に関係なく一定である。そして、EGRバルブ45の開度を全閉の状態から、開度1,開度2のように順次増大すると、EGRガスの量が順次増大する。一方、燃焼温度は、曲線aで示すようにEGRガスの量の増大に従って順次低下する。
図3は、上述したエンジン11の出力と排気温度との関係をエンジン11の回転数一定の状態で示している。
EGRガスの供給が行われない場合には、図3に一点鎖線bで示すように、出力の増大にともない、排気温度が許容温度を超え、最終的には限界温度に達し出力の増大が停止される。
そこで、本発明の第1の実施形態では、図3に実線cで示すように、排気の温度が、予め定められた許容温度より低い所定温度dになった時に、EGRバルブ45を開きEGRガスを吸気マニホルド17に供給することにより排気温度の抑制が行われる。
すなわち、図2に示したように、EGRガスの増大に従って燃焼温度が低下するため、EGRガスを供給することにより、排気温度を効果的に抑制することができる。
そして、この第1の実施形態では、出力の増大に従ってEGRバルブ45の開度が増大されている。これにより、矢符eで示す出力向上効果および矢符fで示す温度抑制効果を得ることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。
この実施形態では、先ず、制御手段47は、ステップS1において排気温度センサ49からの信号に基づいて、許容温度を超えた運転が予め定められた所定時間を超えているか否かを判断する。すなわち、図5に示すように、許容温度を超えたA点での運転が、予め定められた所定時間を超えているか否かを判断する。
次に、予め定められた所定時間を超えている場合には、ステップS2において、EGRバルブ45の開度を増大する。すなわち、EGRバルブ45の開度を、例えば、図2に示した開度1から開度2に増大することにより、排気温度が、図5に示すように、許容温度より低いB点まで低下する。
次に、ステップS3において、電子制御スロットル21のスロットル開度を増大する。すなわち、図5に示したB点では、図6に示すように出力が低下してしまうため、A点と同一の出力になるようにスロットル開度をC点まで増大する。なお、C点で許容温度に達してしまう場合には、さらに、EGRバルブ45の開度が増大される。
次に、ステップS4において排気温度センサ49からの信号に基づいて、許容温度以下の運転時間が予め定められた所定時間を経過したか否かを判断する。
そして、予め定められた所定時間を経過している場合には、ステップS5において、許容温度を超えない範囲でEGRバルブ45の開度を減少する。
次に、ステップS6において、電子制御スロットル21のスロットル開度を減少する。すなわち、ステップS5において、許容温度を超えない範囲でEGRバルブ45の開度を減少すると出力が増大するため、出力が増大しないようにスロットル開度を減少する。
なお、この実施形態では、スロットル開度が全開の状態で制御が停止され、また、スロットル開度が全閉の状態で制御がリセットされる。
この第2の実施形態では、排気の温度が予め定められた許容温度を超えた時に、制御手段47によりEGRバルブ45の開度を増大し、EGRガスの量を増大して排気の温度を許容温度以下にし、これによるエンジン11の出力の低下を、制御手段47により電子制御スロットル21の開度を増大することにより抑制するようにしたので、エンジン11の出力を低下することなく排気の温度の上昇を抑制することができる。
また、制御手段47により、排気の温度が予め定められた所定時間にわたり許容温度を超えない時に、EGRバルブ45の開度を減少しEGRガスの量を減少するとともに、電子制御スロットル21の開度を減少するようにしたので、効率的な運転を行い燃費を低減することができる。
そして、上述した排気温度抑制システムでは、ターボチャージャ27のコンプレッサ29の上流側にEGRガスを供給するようにしたので、EGRガスを吸気マニホルド17に確実に供給することができる。
なお、上述した第2の実施形態では、予め定められた排気の所定温度を許容温度に設定した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、予め定められた排気の所定温度を許容温度より低く設定するようにしても良い。
また、上述した実施形態では、本発明を理論空燃比で運転されるタイプのガスエンジンに適用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、希薄燃焼タイプのガスエンジンあるいはガソリンエンジンにも適用することができる。
本発明が適用されるエンジンを示す説明図である。 EGRバルブの開度による燃焼温度と燃焼室内混合気の状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の動作を示す説明図である。 スロットル開度と排気温度との関係をエンジンの回転数一定の状態で示す説明図である。 スロットル開度と出力との関係をエンジンの回転数一定の状態で示す説明図である。
符号の説明
11 エンジン
13 気筒
15 点火プラグ
17 吸気マニホルド
19 排気マニホルド
21 電子制御スロットル
23 吸気通路
25 空気フィルタ
27 ターボチャージャ
29 コンプレッサ
31 インタクーラ
33 排気通路
35 排気タービン
37 消音器
39 排気再循環手段
41 排気還流通路
43 EGRクーラ
45 EGRバルブ
47 制御手段
49 排気温度センサ

Claims (5)

  1. 空気を加圧して吸気マニホルドに供給する過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンから排気される前記排気の温度を抑制する過給機付きエンジンの排気温度抑制方法において、
    前記エンジンからの前記排気の一部をEGRガスとして前記吸気マニホルドに再循環させる排気再循環手段を設け、前記排気の温度が、予め定められた許容温度より低い所定温度になった時に、前記排気再循環手段から前記EGRガスを前記吸気マニホルドに供給して前記排気の温度を抑制することを特徴とする過給機付きエンジンの排気温度抑制方法。
  2. 空気を加圧して吸気マニホルドに供給する過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンから排気される前記排気の温度を抑制する過給機付きエンジンの排気温度抑制方法において、
    前記エンジンからの前記排気の一部をEGRガスとして前記吸気マニホルドに再循環させる排気再循環手段を設け、前記排気の温度が、予め定められた所定温度を超えた時に、前記排気再循環手段から前記吸気マニホルドに供給される前記EGRガスの量を増大して前記排気の温度を前記所定温度以下にし、これによる前記エンジンの出力の低下をスロットル開度の増大により抑制することを特徴とする過給機付きエンジンの排気温度抑制方法。
  3. 空気を加圧して吸気マニホルドに供給する過給機を備え火花点火により理論空燃比で運転されるエンジンと、
    前記エンジンからの前記排気の一部をEGRガスとして前記吸気マニホルドに再循環させる排気再循環手段と、
    前記エンジンの出力を制御する電子制御スロットルと、
    前記排気の温度が、予め定められた所定温度を超えた時に、前記排気再循環手段から前記吸気マニホルドに供給される前記EGRガスの量を増大して前記排気の温度を前記所定温度以下にし、これによる前記エンジンの出力の低下を前記電子制御スロットル開度の増大により抑制する制御手段と、
    を有することを特徴とする過給機付きエンジンの排気温度抑制システム。
  4. 請求項3記載の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムにおいて、
    前記過給機は、前記エンジンからの排気により排気タービンを駆動してコンプレッサを作動し前記コンプレッサで加圧された空気を前記吸気マニホルドに供給するターボチャージャからなり、前記排気再循環手段は、前記コンプレッサの上流側に前記EGRガスを供給することを特徴とする過給機付きエンジンの排気温度抑制システム。
  5. 請求項3または請求項4記載の過給機付きエンジンの排気温度抑制システムにおいて、
    前記制御手段は、前記排気の温度が予め定められた所定時間にわたり前記所定温度を超えない時に、前記吸気マニホルドに供給される前記EGRガスの量を減少するとともに、前記電子制御スロットル開度を減少することを特徴とする過給機付きエンジンの排気温度抑制システム。
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