JP2005184169A - 電子カメラ装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のユーザーにおける双方向のメッセージ伝達に適した電子カメラ装置と、その実現に使用されるプログラムを提供する。
【解決手段】予め設定されたアラーム時刻に音声付き又は音声無しの静止画又は動画、音声等のメッセージを再生し出力した際、メッセージの受信者による所定のキー操作に応じ、自動的にアラーム返信モードに移行する(SB9)。アラーム返信モードは、音声付き動画等を撮影し、それを先に出力されたメッセージの返信メッセージの画像等と関連付けて記憶し、さらに受信者に返信アラーム時刻を指定させ、それを返信メッセージと関連付けて記憶する(SB10〜SB16)。その後、返信アラーム時刻が到来したときには、メッセージの発信者に向けて返信メッセージを出力する(SB18)。メッセージの発信者と受信者と間で、任意の事柄に関する双方向のメッセージ伝達が容易となる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、設定時間にアラームを作動させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置に関するものである。
従来、液晶モニタを備え、撮影操作によって記録した画像等を必要に応じて表示可能な画像表示機能を有するデジタルカメラにおいて、アラーム機能を付加することにより、アラーム音による設定時刻の報知を可能とし、かつその報知に際しては、予め撮影等により記録しておいた画像を液晶モニタに表示できるようにしたものが、下記特許文献1において公知である。係るアラーム機能を用いれば、設定時刻に所望する画像を表示させることにより、設定時刻が到来したこと以外にも、ユーザーが画像による所望のメッセージを他のユーザーに伝達することが可能である。
特開2000−152050号公報
しかしながら、上記のアラーム機能が設けられたデジタルカメラは、アラーム時刻及び画像を設定したユーザー(メッセージの発信者)から他のユーザー(メッセージの受信者)に対する一方通行的なメッセージの伝達に使用するものとしては便利であるが、メッセージの発信者と受信者との間で双方向のメッセージ伝達を行うコミュニケーション手段として使用するには、以下のような問題があった。
すなわち画像によるメッセージを受け取った受信者が、そのメッセージの発信者に向けた返答用の新たなメッセージ、つまり返信メッセージを設定する場合、受信者は、いったんメッセージを設定するため動作モードを設定してから、時刻や画像を設定する作業を行う必要がある。そのため返信メッセージの設定作業が煩雑であるという問題があった。また、返信メッセージを報知させる時刻の設定が不可欠であり、それによっても設定作業が煩雑であるとともに、しかも時刻の設定を廃止してしまうと、メッセージの発信者に返信メッセージや、それ自体の存在を伝えることができなくなるという問題があった。また、受信者は、返信メッセージを設定しなければ、メッセージを受け取ったことを発信者に伝えることができないという問題があった。
係ることから、デジタルカメラが上記アラーム機能を備えていたとしても、メッセージの発信者と受信者との間で双方向のメッセージ伝達を行うコミュニケーション手段として使用するものとしては不向きであった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、複数のユーザーにおける双方向のメッセージ伝達に適した電子カメラ装置と、その実現に使用されるプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、このメッセージ出力手段によるメッセージの出力動作を停止させる停止操作を行うための操作手段と、この操作手段による停止操作に応答し、当該停止操作により出力が停止されたメッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、アラーム機能によってメッセージが出力されたとき、その出力動作を停止させると、それに応答し、そのメッセージに対する返信メッセージの設定処理が制御手段により行われるため、使用者は直ちに返信メッセージの設定作業を開始することができる。したがって、メッセージの受信者は、煩雑な操作を行うことなくメッセージの発信者に対する返信メッセージの設定作業を開始することができる。
また、請求項2の発明にあっては、前記制御手段は、前記設定処理に際し、前記返信メッセージを構成する画像又は音声の少なくともいずれか一方を取得するメッセージ取得手段に、前記返信メッセージの取得を直ちに開始させるものとした。
かかる構成においては、メッセージの受信者は、煩雑な操作を行うことなくメッセージの発信者に対する返信メッセージの準備を直ちに開始することができる。
また、請求項3の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、前記アラーム機能により開始されたメッセージの出力動作を停止させる停止操作に応答し、当該停止操作により出力が停止されたメッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段として機能させるためのプログラムとした。
また、請求項4の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、このメッセージ出力手段によるメッセージの出力が終了することに伴い、当該メッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、アラーム機能によるメッセージの出力が終了すると、それに伴って、そのメッセージに対する返信メッセージの設定処理が制御手段により行われるため、使用者は直ちに返信メッセージの設定作業を開始することができる。したがって、メッセージの受信者は、煩雑な操作を行うことなくメッセージの出力が終了するのを待つだけで、メッセージの発信者に対する返信メッセージの設定作業を開始することができる。
また、請求項5の発明にあっては、前記制御手段は、前記設定処理に際し、前記返信メッセージを構成する画像又は音声の少なくともいずれか一方を取得するメッセージ取得手段に、前記返信メッセージの取得を直ちに開始させるものとした。
かかる構成においては、メッセージの受信者はメッセージの発信者に対する返信メッセージの準備を直ちに、かつ楽に行うことができる。
また、請求項6の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、前記アラーム機能によるメッセージの出力が終了することに伴い、当該メッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段として機能させるためのプログラムとした。
また、請求項7の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、このメッセージ出力手段により出力されたメッセージに対する新たなメッセージであって、画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを記録する記録手段と、この記録手段における返信メッセージの記録に際して、当該返信メッセージと前記メッセージとの関連付けを行う制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、アラーム機能により出力されたメッセージに対する返信メッセージは、制御手段によって、そのメッセージと関連付けられて記録手段に記録される。したがって、返信メッセージを出力させる時間の設定を廃止又は省略しても、メッセージに対応して設定された返信メッセージの存在や内容の確認が可能となる。
また、請求項8の発明にあっては、予め設定されているいずれかの前記メッセージを選択するための選択手段と、この選択手段により選択されたメッセージと関連付けられて前記記録手段に記録されている返信メッセージを前記メッセージ出力手段に出力させる確認制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、予め設定されているいずれかのメッセージを選択するだけで、そのメッセージに応じた返信メッセージを確認することができる。
また、請求項9の発明にあっては、予め設定されているいずれかの前記メッセージの消去に際し、当該メッセージと関連付けられて前記記録手段に記録されている返信メッセージを消去する消去手段を備えたものとした。
かかる構成においては、予め設定されているいずれかのメッセージが不要となり消去したときには、そのメッセージに応じた返信メッセージを自動的に消去ことができる。
また、請求項10の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、前記アラーム機能により出力されたメッセージに対する新たなメッセージであって、画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを、前記メッセージと関連付けて記録手段に記録させる制御手段として機能させるためのプログラムとした。
また、請求項11の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、このメッセージ出力手段により出力されたメッセージが確認されたことを示す確認情報を記憶する確認情報記録手段と、前記メッセージ出力手段によりメッセージの出力が開始された後に所定の確認操作があったとき、当該メッセージに関する前記確認情報を前記確認情報記録手段に記録する制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、アラーム機能によりメッセージが出力されたとき所定期間内に所定の確認操作があれば、そのメッセージが確認されたことを示す確認情報が確認情報記録手段に記録される。したがって、メッセージが出力されたとき、メッセージの発信者により返信メッセージが設定されなくとも、そのメッセージが確認されたか否かを確認情報に基づきメッセージの発信者に知らせることが可能となる。
また、請求項12の発明にあっては、前記制御手段は、前記メッセージ出力手段によりメッセージの出力が開始された後に前記所定の確認操作がなかったとき、当該メッセージを所定時間後に前記メッセージ出力手段に再度出力させるものとした。
かかる構成においては、設定されているメッセージを、その受信者により確実に受け取らせることが可能となる。
また、請求項13の発明にあっては、撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、前記アラーム機能によるメッセージの出力が開始された後に所定の確認操作があったとき、当該メッセージが確認されたことを示す確認情報を確認情報記録手段に記録させる制御手段として機能させるためのプログラムとした。
以上のように本発明においては、メッセージの受信者が、煩雑な操作を行うことなくメッセージの発信者に対する返信メッセージの設定作業を開始することができ、さらには、返信メッセージの準備を直ちに開始することができるようにした。よって、返信メッセージの設定作業が容易となり、複数のユーザーにおける双方向のメッセージ伝達に適した電子カメラ装置を提供することができる。
また、他の発明においては、メッセージの受信者が、煩雑な操作を行うことなくメッセージの出力が終了するのを待つだけで、メッセージの発信者に対する返信メッセージの設定作業を開始することができ、さらには、返信メッセージの準備を直ちに開始することができるようにした。よって、返信メッセージの設定作業が容易となり、複数のユーザーにおける双方向のメッセージ伝達に適した電子カメラ装置を提供することができる。
また、他の発明においては、返信メッセージを出力させる時間の設定を廃止又は省略しても、メッセージに対応して設定された返信メッセージの存在や内容の確認が可能となるようにした。よって、複数のユーザーにおける双方向のメッセージ伝達に適した電子カメラ装置を提供することができる。さらには、予め設定されているいずれかのメッセージを選択するだけで、そのメッセージに応じた返信メッセージを確認することができたり、予め設定されているいずれかのメッセージが不要となり消去したときには、そのメッセージに応じた返信メッセージを自動的に消去ことができるようにした。よって、使い勝手を向上させることが可能となる。
また、他の発明においては、出力されたメッセージが確認されたか否かを確認情報に基づきメッセージの発信者に知らせることが可能となり、さらには設定されているメッセージを、その受信者に確実に受け取らせることが可能となるようにした。よって、複数のユーザーにおける双方向のメッセージ伝達に適した電子カメラ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明に係るデジタルカメラ(電子カメラ装置)1における使用形態の一例を示す外観斜視図である。
本実施の形態のデジタルカメラ1は、予め設定した時刻の到来を報知するアラーム機能を有するものであるとともに、図示したように専用のクレードル51への装着が可能となっている。
クレードル51は、図示しないUSBケーブルを介してパーソナルコンピュータに接続されることにより、装着されているデジタルカメラ1から記録画像の画像データをパーソナルコンピュータへ転送したり、ACアダプタを介して供給された電源をデジタルカメラ1に内蔵された充電池へ供給したりする構成を備えている。そして、クレードル51には、デジタルカメラ1を収容する本体52の正面側に、デジタルカメラ1からパーソナルコンピュータへの画像ファイル等の転送を開始させるUSBボタン53、及び記録されている画像のスライド表示を開始させるPHOTOボタン54と、画像ファイルの転送中に点灯する第1のLED55、及び充電中に点灯する第2のLED56が配置されている。
一方、デジタルカメラ1には、カメラ本体2の上面に電源キー3と、シャッターキー4とが配設され、カメラ本体2の背面に光学ファインダ5と、記録(REC)モードと再生(PLAY)モードとを切り換えるモード切換スイッチ6、記録画像や各種の情報を表示するとともに電子ビューファインダとして機能する液晶モニタ7、メニュー画面を表示させるためのメニュー(MENU)キー8、表示されたメニュー項目等の選択や確定操作に使用する操作キー9が配設されている。
デジタルカメラ1においては、記録モードの下位モードとして通常の静止画撮影モードに加え、動画撮影モード、通常の音声付き静止画撮影モード、通常の音声付き動画撮影モードの各撮影モードが用意されており、操作キー9の操作によって各撮影モードが選択可能となっている。通常の音声付き静止画撮影モードは、シャッターキー4による撮影操作に応じて静止画像を記録するとともに、その時点から所定時間だけ周囲の音響や音声を録音し、それを静止画像に付加して記録するモードである。さらに記録モードの下位には各撮影モードとは別に録音モードが用意されており、録音モードの選択も操作キー9によって行われる。録音モードはカメラ本体2周囲の音響や音声を記録するためのモードである。なお、以下の説明においては、音響と音声の双方を含め単に音声という。
また、本実施形態のデジタルカメラ1には、静止画撮影モードや動画撮影モードにより予め記録されている静止画像や動画像に、任意の時点で録音された音声を後から付加する機能も設けられている。
図2は、デジタルカメラ1の電気的構成の概略を示すブロック図である。デジタルカメラ1は、カメラ本体2の図示しない正面側に配置された撮影レンズ10の光軸後方に配置された撮像手段であるCCD11を備えている。CCD11は、タイミング発生器(TG)12、垂直ドライバ13によって走査駆動され、一定周期で1画面分の撮像信号を出力する。
CCD11の出力信号は、アナログ信号の状態でRGBの原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)14でサンプルホールドされ、A/D変換器15でデジタルデータに変換されカラープロセス回路16に送られる。カラープロセス回路16は画像補間処理を含むカラープロセス処理により、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成し、DMA(Direct Memory Access)コントローラ17に出力する。
DMAコントローラ17は輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、カラープロセス回路16からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ17内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース(I/F)18を介してDRAM19にDMA転送する。制御部20は、上記輝度及び色差信号データ、つまり画像データのDRAM19へのDMA転送終了後に、その画像データをDRAMインタフェース18を介してDRAM19から読み出し、VRAMコントローラ21を介してVRAM22に書き込む。
デジタルビデオエンコーダ23は、上記画像データをVRAMコントローラ21を介してVRAM22より定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部24に出力する。表示部24は、上記液晶モニタ7とその駆動回路等により構成され、デジタルビデオエンコーダ23からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ21から取り込まれている画像データに基づくスルー画像を表示する。
キー入力部25は、前述したシャッターキー4やモード切換スイッチ6等の各キーを含み、スルー画像が表示されている状態でシャッターキー4が操作されると、撮影開始用のトリガ信号を発生する。
記録モードによる静止画撮影時には、上記トリガ信号に応じて制御部20がCCD11からのDRAM19への経路を停止し、DRAM19に書き込まれている1フレーム分の画像データをDRAMインタフェース18を介して読み出し、JPEG回路26に送る。JPEG回路26では送られた画像データを圧縮符号化し、圧縮された画像データは制御部20によって読み出され、静止画ファイルとして不揮発性メモリであるフラッシュメモリ27に記録される。なお、記録モードによる動画撮影時には、DRAM19からの画像データの読込み、及び画像データの圧縮符号化が連続して行われ、圧縮された複数フレーム分の画像データが、動画ファイルとしてフラッシュメモリ27に記録される。
フラッシュメモリ27に記録された画像(静止画又は動画)ファイルは、再生モードにおいて、前記操作キー9等による選択操作に応じてJPEG回路26に読み込まれ、そこで画像データに復号された後、VRAMコントローラ21を介してVRAM22へ送られ、表示部24で表示される。
音声処理回路28は、カメラ本体2に内蔵されたマイク29、及びスピーカー30が接続されており、通常の音声付き静止画撮影モードや、通常の音声付き動画撮影モード、録音モードの設定時にマイク29に入力した音声をデジタル信号に変換する。変換された音声データは、制御部20により所定のフォーマットの音声ファイルに圧縮されるとともに、通常の音声付き静止画撮影モードや、通常の音声付き動画撮影モードでは、前述したように生成された静止画ファイル又は動画ファイルと関連付けられ、また録音モードでは関連付けを行われることなくフラッシュメモリ27に記録される。なお、静止画ファイル又は動画ファイルと音声ファイルとの関連付けは、例えば両者のファイル名を部分的に一致させることにより行われる。
フラッシュメモリ27に記録された音声ファイルのうち画像(静止画又は動画)ファイルに関連付けられているものは、再生モードでの対応する画像の再生と並行して、また録音モードで記録された音声ファイルは、再生モードで操作キー9等による選択操作に応じて、それぞれ音声処理回路28に読み込まれ、そこで音声データに復号された後、スピーカー30から音声として出力される。なお、音声処理回路28とスピーカー30とが本発明の音声出力手段として機能する。
USBインターフェース31は、カメラ本体2の底面に設けられているUSBコネクタ32を介して、フラッシュメモリ27に記録されている画像ファイルや音声ファイルを前記クレードル51へ出力し、またクレードル51から供給される直流電源を充電制御部33へ送る。充電制御部33は、供給された直流電源の調整を行うとともに、制御部20の指令に従い図示しない充電池への充電を行う。
また、制御部20は、主としてCPU及びその周辺回路と、CPUの作業用メモリであるRAM、及びカレンダ機能を有する内蔵時計から構成されるマイクロコンピュータであり、フラッシュメモリ27に確保されているプログラム領域に格納されているプログラムに基づき動作し、前述した各部の動作を制御する。また、フラッシュメモリ27には、制御部20に後述する処理を行わせるためのプログラムが格納されており、そのプログラムに基づき動作することにより、制御部20が本発明の制御手段として機能する。
また、本実施の形態のデジタルカメラ1においては、主としてCCD11、タイミング発生器12、垂直ドライバ13、サンプルホールド回路(S/H)14、A/D変換器15、カラープロセス回路16からなる撮像系と、または音声処理回路28及びマイク29からなる音声入力系の一方または双方が必要に応じて本発明のメッセージ取得手段として機能する。また、表示部24、または音声処理回路28及びスピーカー30からなる音声出力系の一方または双方が必要に応じて本発明のメッセージ出力手段として機能する。さらに、キー入力部25におけるシャッターキー4等の複数の操作キーが本発明の操作手段として機能し、フラッシュメモリ27が本発明の画像記録手段、確認情報記録手段、記録手段としてそれぞれ機能する。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラ1のアラーム機能に関する動作について説明する。
(アラーム設定モード)
図3は、メッセージの発信者であるユーザーにより、液晶モニタ7に表示された図示しないメニュー画面から、アラーム時刻を追加(又は変更)するための「アラーム設定」が選択されたときにおける制御部20の処理内容を示すフローチャートである。
制御部20は、「アラーム設定」が選択されたことに伴い、液晶モニタ7にアラーム時刻入力画面を表示させ、ユーザーに所望するアラーム時刻を設定させる(ステップSA1)。なお、アラーム時刻の設定は、画面上に表示した年月日と時刻とをキー操作によって変更することにより行う。
次に、画像の選択画面を表示し、設定されたアラーム時刻に液晶モニタ7に表示すべき画像をユーザーに選択させる(ステップSA2)。ここで選択可能な画像は、フラッシュメモリ27に記録されている音声無し静止画、音声無し動画、音声付き静止画、音声付き動画である。また、図示しないが、音声無し静止画や音声無し動画が選択されたときには、ユーザーの希望に応じ、それらの画像に付加する音声を選択させたり録音させたりする。しかる後、設定されたアラーム時刻と、選択された画像とを互いに関連付けてフラッシュメモリ27に記憶する(ステップSA3)。
すなわち本実施の形態では、フラッシュメモリ27の所定領域に、図4に示したようなアラーム設定テーブル100を構築することにより、アラーム時刻と画像との関連付けを行う。アラーム設定テーブル100は、データ管理用の登録番号であるレコード番号101と、アラーム時刻102、画像ファイル名103、音響ファイル名104、確認時間105、返信アラーム時間106、返信画像ファイル名107からなる1又は複数の設定データにより構成される。そして、前述したアラーム設定処理が行われる毎に新たなレコードが追加されるとともに、上記設定データのうち、レコード番号101と、ユーザーにより設定されたアラーム時刻102、画像ファイル名103、及びその画像が音声付きである場合には、それと対応する音響ファイル名104が記憶される。
(アラーム待機モード)
次に、前述したアラーム設定モードにより前記アラーム設定テーブル100に1又は複数の設定データが記憶(設定)された後、アラーム機能がオン状態にあるときのアラーム待機モードにおける動作について説明する。なお、アラーム待機モードは、デジタルカメラ1が、図1に示したようにクレードル51に装着された状態(充電中又は充電完了後)においても有効である。
図5は、アラーム待機モードにおける制御部20の処理内容を示すフローチャートであって、アラーム機能がオン状態にあるとき、制御部20は電源のオン/オフ状態に関係なく現在時刻を更新しており、フラッシュメモリ27に記憶されている前述した設定データにおける、いずれかのアラーム時刻、又は返信アラーム時刻(共に日付を含む)が到来したか否かを逐次判別する(ステップSB1、SB17)。なお、ここでは処理開始当初において返信アラーム時刻が記録されていないものとする。
やがて、いずれかのアラーム時刻が到来したら(ステップSB1でYES)、それと対応して前記アラーム設定テーブル100に示されている画像ファイル及び/又は音声ファイルをフラッシュメモリ27から読み出し、それらをJPEG回路26及び音声処理回路28において再生し、液晶モニタ7に予め選択されていた画像(静止画像又は動画像であるアラーム画像)を表示させるとともに、スピーカー30から音声を出力させる(ステップSB2)。これによりアラーム時刻の到来をユーザー(メッセージの受信者)に知らせる。なお、このときアラーム時刻と共に設定されていた画像が音声付き画像(静止画又は動画)でなく、かつ再生して出力すべき音声が設定されていなかった場合には、設定されていた画像とともに所定のアラーム音を出力させ、また画像と音声のどちらも設定されていない場合には所定のアラーム音のみを出力させる。
引き続き、係る報知動作を行う間において、制御部20は任意のキーが操作されたか、又はステップSB2で報知動作を開始してから60秒が経過したかを確認し、60秒の間にキー操作が無ければ(ステップSB3でNO、SB4でYES)、ステップSB2で開始した画像や音声の出力を停止させるとともに(ステップSB5)、設定されているアラーム時刻を自動的に更新する(ステップSB6)。更新する時刻は、当初設定されていたアラーム時刻から所定時間後(例えば1時間後)の時刻である。
なお、前記報知動作については、メッセージの発信者が動作停止時刻や、動作継続時間を予め設定できるようにしておき、設定された時間だけ継続して行わせるようにしてもよい。その場合、報知動作を開始してから60秒が経過しても、動作停止時刻が到来するまで、あるいは設定時間(動作継続時間)が経過するまでは、ステップSB6のアラーム時刻の自動更新を行わないようにすればよい。また、自動更新の回数をメッセージの発信者が設定できるようにしてもよい。また、前記報知動作において、設定されていた画像が、音声付き動画、又は音声無しの動画であったときには、必ずしも一連の動画再生を行わせなくともよく、例えば動画の先頭画像のみを再生して画面表示させるようにしてもかまわない。
そして、アラーム時刻(当初又は更新後のアラーム時刻)における報知動作中に、メッセージの受信者によっていずれかのキーが操作されたら(ステップSB3でYES)その時点の現在時刻をフラッシュメモリ27に記憶する。すなわち現在時刻を確認時刻として、このときの報知動作に関する設定データ(図4参照)に追加する(ステップSB7)。しかる後、ステップSB2で開始した画像や音声の出力を停止させる(ステップSB8)。
引き続き、自動的にアラーム返信モードに移行し(ステップSB9)、メッセージの受信者による所定の撮影開始操作を待って(ステップSB10でYES)、動画撮影と音声録音を開始する(ステップSB11)。つまり音声付き動画の撮影を開始する。その後、所定の撮影終了操作を待って(ステップSB12でYES)、撮影動作を終了するとともに、このとき撮影した返信メッセージである音声付き動画を、先に表示されたアラーム画像と関連付けて記憶する。すなわち撮影によって取得した動画ファイルをフラッシュメモリ27に記録するとともに、それらのファイル名を返信画像ファイル名として前記設定データに追加する(ステップSB13)。
さらに、自動的にアラーム時刻設定モードに移行し(ステップSB14)、液晶モニタ7にアラーム時刻入力画面を表示させ、メッセージの受信者に所望するアラーム時刻を設定させる(ステップSB15)。そして、それを先に表示されたアラーム画像と関連付けて記憶する。すなわち設定されたアラーム時刻を返信アラーム時刻として前記設定データに追加する(ステップSB16)。
この後、アラーム機能がオン状態である間には前述した動作を繰り返す。そして、その間にいずれかの返信アラーム時刻が到来したら(ステップSB17でYES)、それと対応して前記アラーム設定テーブル100に示されている返信メッセージ、すなわちステップSB12で記録された動画ファイルをフラッシュメモリ27から読み出し、再生し出力する(ステップSB18)。
これにより、メッセージの発信者であるユーザーは、所望した時刻に任意の画像や音声によるメッセージを他のユーザーである受信者に伝達するだけでなく、その受信者から、自己が設定したメッセージに対応する音声付き動画による返信メッセージを自動的に受け取ることができる。つまりメッセージの発信者と受信者と間で、任意の事柄に関する双方向のメッセージの授受を簡単に行うことができる。したがって、本実施の形態のデジタルカメラ1においては、メッセージの発信者と受信者との間でコミュニケーションを交わすための手段としての使い勝手がよい。
一例を挙げると、子供が学校から帰宅する以前に、その母親が急用で外出するようなとき、母親が、用意した「3時のおやつ」がどこにあるのかを教えるためのメッセージをアラーム時刻と共に設定しておくことにより、帰宅した子供は、そのメッセージを受け取ることにより「3時のおやつ」がどこにあるのかを知ることができる。同時に、そのメッセージを確認した子供が、その旨を伝える返信メッセージをアラーム時刻と共に設定しておくことにより、子供が遊びに出かけた後に外出先から帰宅した母親は、自分が設定しておいたメッセージが伝わったのか否かを自動的に確認することができ、更にはそれに付随する子供からのメッセージを受け取ることができる。
ここで、図5に示した処理では、アラーム設定モードによって設定されているアラーム時刻にアラーム音とアラーム画像の再生出力を開始した時点から60秒経過する間にキー操作がなかった場合、自動的にアラーム時刻を更新するようにしたが、その更新処理を、アラーム音とアラーム画像の再生出力が終了してから60秒経過する間、キー操作がなかった場合に実施するようにしてもよい。
また、キー操作に応じたアラーム返信モードで記録する返信メッセージを音声付き動画としたが、音声付き静止画や音声無し動画、音声無し静止画としたり、音声のみとしてもよく、さらにはメッセージの受信者がそれらを選択できるようにしてもよい。また、返信メッセージを動画とする場合には、その撮影時間を所定時間に固定し、受信者による撮影終了操作を省略してもよく、さらにはアラーム返信モードに移行したら自動的に撮影を開始させることにより撮影開始操作も省略してもよい。
(返信確認モード)
図6は、メッセージの発信者により、前記メニュー画面から「返信確認」が選択された場合における制御部20の処理内容を示すフローチャートである。
制御部20は、「返信確認」が選択されたことに伴い、液晶モニタ7に所定の選択画面を表示し、ユーザーに任意のアラーム登録番号(アラーム設定テーブル100を構成する設定データのレコード番号101)を選択させる。ここで、いずれかのアラーム登録番号が選択されたら(ステップSC1でYES)、そのアラーム登録番号に返信メッセージが関連付けて記憶されているか否か、つまり当該番号の設定データとして、確認時刻、返信アラーム時刻、返信画像ファイル名の各データが含まれているか否かを確認する。ここで、返信メッセージが記憶されていれば(ステップSC2でYES)、返信メッセージ、つまり画像や音声を再生及び出力して(ステップSC3)、処理を終了する。なお、その際には、当該設定データに含まれる確認時刻も表示する。また、返信メッセージが記憶されていなければ(ステップSC2でNO)、そのまま処理を終了する。なお、その際には、返信メッセージが無い旨を液晶モニタ7に表示する。
これにより、メッセージの発信者は、受信者によって設定された返信アラーム時刻の到来を待つことなく、自分が設定しておいたメッセージに関する返信メッセージを確認することができる。
また、以上の返信確認モードを有することにより、前述したアラーム待機モードにおける処理は以下のように変更することができる。例えば受信者に返信アラーム時刻を設定させる処理(ステップSB14,SB15)を省略したり、メッセージの受信者が希望した場合にのみ返信アラーム時刻を設定させるものとすることができる。また、アラーム出力中(画像や音声、アーム音の出力中)におけるいずれかのキー操作に応じてアラーム返信モードへ移行させるようにしたが、例えばキー操作がなくとも、アラーム出力の終了後、または所定時間後に自動的にアラーム返信モードへ移行させるようにしたり、自動的に返信メッセージ用の撮影を開始させるようにしてもよい。
一方、アラーム待機モードにおいてアラーム返信モードへの移行を自動的に行わせるとともに、前述したように返信メッセージの撮影を自動的に行わせ、かつ返信アラーム時刻の設定を省略した場合には、返信確認モードで返信メッセージを確認したとき、メッセージの発信者は、受信者が本当にメッセージを見たか否かを判断することができなくなる。したがって、アラーム待機モードでは、例えばアラーム出力中又はアラーム出力後にキー操作があったか否かを示すフラグ情報を本発明の確認情報として前記確認時刻に代えて(加えて)記録しておくようにすればよい。また、本実施の形態のようにアラーム待機モードにおいてアラーム返信モードへの移行をキー操作に応じて行わせるときには、アラーム出力を複数回繰り返して行わせるとともに、何回目のアラーム出力時にキー操作があったか、その回数を本発明の確認情報とし前記確認時刻に代えて(加えて)記録させておいてもよい。つまり、本発明の確認情報は、前記確認時刻や前記フラグ情報、前記回数のいずれか1つ又は複数とすることができる。
また、前述したアラーム待機モードにおいて上記のような確認情報(本実施の形態では確認時刻)を記録させておく場合には、それに基づき、受信者がメッセージを見たか否かは発信者に伝えることができる。したがって、アラーム待機モードにおけるアラーム返信モードに関する処理(ステップSB9〜SB16)は省略してもよく、その場合であってもメッセージの発信者と受信者との間でコミュニケーションを交わすための手段として使用する場合の使い勝手を確保することができる。
なお、返信確認モードでは、ユーザーにアラーム登録番号を選択させるようにしたが、アラーム登録番号ではなく、アラーム時刻や、メッセージとして設定されているアラーム画像を液晶モニタ7に順送り表示や一覧表示させて、アラーム画像を選択させるようにしてもよい。
また、前述したアラーム返信モードは必ずも設けなくともよい。その場合、例えば通常の再生モードにおいて、フラッシュメモリ27に記憶されている任意の画像又は音声を選択したり、再生したりする際、それがメッセージとして設定されていれば、それと関連付けられている画像又は音声(返信メッセージ)の有無を確認し、それが存在したときには、使用者よる所定のキー操作に応じて関連付けられている画像又は音声を再生するようにしてもよい。また、メッセージとして設定されている画像又は音声が選択されたり、再生したりするとき、前述した確認情報に基づき、そのメッセージが既に確認されているか否かを示す旨の表示を行うようにしてもよい。
(消去モード)
図7は、ユーザーにより、前記メニュー画像から、フラッシュメモリ27に記録されている画像や音声を消去するための消去モードが選択された場合における制御部20の処理内容を示すフローチャートである。
制御部20は、まず液晶モニタ7に所定の選択画面を表示し、フラッシュメモリ27に記録されている画像や音声をユーザーに選択させる(ステップSD1)。そして、いずれかの画像等が選択された状態で、所定の消去キーが操作されたら(ステップSD2でYES)、選択されている画像と関連付けられている画像(以下、関連画像という。)の有無を確認する。すなわち選択画像のファイル名が、アラーム設定テーブル100のいずれかの設定データに画像ファイル名103(又は音響ファイル名104)として含まれ、かつその設定データに返信画像ファイル名107のデータが含まれるか否かを確認する。そして、関連画像が存在していれば(ステップSD3でYES)、選択された画像(又は音声)、及び関連画像のファイルをフラッシュメモリ27から消去し(ステップSD4)、関連付けられている画像が存在していなければ(ステップSD3でNO)、選択された画像(又は音声)のファイルのみを消去する(ステップSD5)。
これにより、メッセージの発信者は、例えば前述した返信確認モードによって、自分が設定しておいたメッセージに関する返信メッセージを確認した後、設定しておいたメッセージ(画像又は音声)を消去するときには、それと同時に返信メッセージ(関連画像)を消去することができる。したがって、返信メッセージを消去する操作が不要であるため便利である。
なお、前述した処理中には、任意の画像等が選択された時点、又は消去キーが操作された時点で関連画像の有無を確認し、関連画像がある場合にはその旨を画面表示や音声によってユーザーに報知するようにしてもよい。さらに、関連画像がある旨を報知した後、確定キーの操作を待ってから選択画像等と関連画像とを消去するようにしてもよい。また、関連画像がある場合にはユーザーに、その関連画像を消去するか否かを選択させ、消去することが選択されたときにだけ、関連画像の消去を実施するようにしてもよい。
また、以上説明した本実施の形態では、メッセージ又は返信メッセージとして記録される音声付き静止画や音声付き動画が、画像ファイルと音声ファイルとに分けて記録されるものとしたが、当然それらは単一のファイルとして記録される構成であってもかまわない。また、本発明は、本実施の形態のように主として静止画の記録を目的としたデジタルカメラに限らず、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機、カメラ付きPDA等の他のカメラ装置にも採用することができる。
また、本実施の形態では、予め設定した時刻の到来を報知するアラーム機能を備えたものについて説明したが、これ以外にも、時刻でなく所望する時間、例えば1時間後や2時間後といったような時間を予め設定しておくと、その時間が到来(経過)した時点で、その旨を報知するアラーム機能、つまりタイマー機能を備えたものに本発明を採用してもよい。
デジタルカメラの使用状態の一例を示す外観斜視図である。 デジタルカメラのブロック図である。 制御部によるアラーム設定モードでの処理内容を示すフローチャートである。 フラッシュメモリの所定領域に構築されるアラーム設定テーブルのデータ構成を示す模式図である。 制御部によるアラーム待機モードでの処理内容を示すフローチャートである。 制御部による返信確認モードでの処理内容を示すフローチャートである。 制御部による消去モードでの処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
4 シャッターキー
6 モード切換スイッチ
7 液晶モニタ
9 操作キー
20 制御部
25 キー入力部
27 フラッシュメモリ
28 音声処理回路
29 マイク
30 スピーカー
51 クレードル
100 アラーム設定テーブル

Claims (13)

  1. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、
    前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
    このメッセージ出力手段によるメッセージの出力動作を停止させる停止操作を行うための操作手段と、
    この操作手段による停止操作に応答し、当該停止操作により出力が停止されたメッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ装置。
  2. 前記制御手段は、前記設定処理に際し、前記返信メッセージを構成する画像又は音声の少なくともいずれか一方を取得するメッセージ取得手段に、前記返信メッセージの取得を直ちに開始させることを特徴とする請求項1記載の電子カメラ装置。
  3. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、
    前記アラーム機能により開始されたメッセージの出力動作を停止させる停止操作に応答し、当該停止操作により出力が停止されたメッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段として機能させるためのプログラム。
  4. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、
    前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
    このメッセージ出力手段によるメッセージの出力が終了することに伴い、当該メッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ装置。
  5. 前記制御手段は、前記設定処理に際し、前記返信メッセージを構成する画像又は音声の少なくともいずれか一方を取得するメッセージ取得手段に、前記返信メッセージの取得を直ちに開始させることを特徴とする請求項4記載の電子カメラ装置。
  6. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、
    前記アラーム機能によるメッセージの出力が終了することに伴い、当該メッセージに対する新たなメッセージであって画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを設定するための設定処理を実施する制御手段として機能させるためのプログラム。
  7. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、
    前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
    このメッセージ出力手段により出力されたメッセージに対する新たなメッセージであって、画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを記録する記録手段と、
    この記録手段における返信メッセージの記録に際して、当該返信メッセージと前記メッセージとの関連付けを行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ装置。
  8. 予め設定されているいずれかの前記メッセージを選択するための選択手段と、
    この選択手段により選択されたメッセージと関連付けられて前記記録手段に記録されている返信メッセージを前記メッセージ出力手段に出力させる確認制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項7記載の電子カメラ装置。
  9. 予め設定されているいずれかの前記メッセージの消去に際し、当該メッセージと関連付けられて前記記録手段に記録されている返信メッセージを消去する消去手段を備えたことを特徴とする請求項7又は8記載の電子カメラ装置。
  10. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、
    前記アラーム機能により出力されたメッセージに対する新たなメッセージであって、画像又は音声の少なくともいずれか一方を含む返信メッセージを、前記メッセージと関連付けて記録手段に記録させる制御手段として機能させるためのプログラム。
  11. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置であって、
    前記設定時間の到来に伴い前記メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
    このメッセージ出力手段により出力されたメッセージが確認されたことを示す確認情報を記憶する確認情報記録手段と、
    前記メッセージ出力手段によりメッセージの出力が開始された後に所定の確認操作があったとき、当該メッセージに関する前記確認情報を前記確認情報記録手段に記録する制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ装置。
  12. 前記制御手段は、前記メッセージ出力手段によりメッセージの出力が開始された後に前記所定の確認操作がなかったとき、当該メッセージを所定時間後に前記メッセージ出力手段に再度出力させることを特徴とする請求項11記載の電子カメラ装置。
  13. 撮像手段により撮像した被写体画像を画像記録手段に記録するとともに、所望の設定時間に、予め設定した画像又は音声の少なくともいずれか一方を含むメッセージを出力させるアラーム機能を備えた電子カメラ装置が有するコンピュータを、
    前記アラーム機能によるメッセージの出力が開始された後に所定の確認操作があったとき、当該メッセージが確認されたことを示す確認情報を確認情報記録手段に記録させる制御手段として機能させるためのプログラム。
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