JP4349153B2 - 撮像機器、動画表示制御方法及び動画表示制御プログラム - Google Patents

撮像機器、動画表示制御方法及び動画表示制御プログラム Download PDF

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本発明は、動画を撮像して記録する機能を備えた撮像機器、この撮像機器に用いる動画表示制御方法及び動画表示制御プログラムに関する。
従来、撮像した所望の画像をオープニング画像等の特定時表示画像として表示するカメラ装置が提案されるに至っている。このカメラ装置は、ユーザがカメラを起動すると、ユーザ登録のオープニング画像を画像記録用メモリから取り出して再生し、表示部にて一定時間表示する。したがって、ユーザが当該カメラ装置で予め撮影して記録した所望の画像をオープニング画像として表示させることができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−50116号公報
しかしながら、前記カメラ装置にあっては、ユーザが撮像した所望の画像をオープニング画像として表示できるとはいえども、表示される画像は静止画であり、ユーザの興趣性を充分に満足させ得るものではない。そこで、ユーザが撮像した所望の動画をオープニング画像として表示させることによって、より興趣性を高めることが考えられる。
しかし、動画の場合、時間的な長さがありその全長で構成される動画には種々シーンが含まれ得ることから、動画全体が当該ユーザにとって好ましいものであるとは限らない。また、ユーザが撮像した動画の場合、その時間長は各動画毎に異なる。
このため、単にユーザが撮像した動画をそのままオープニング画像等の特定時表示画像とすると、当該ユーザにとって好ましくないシーンを含む動画がオープニング画像となったり、オープニング画像としては冗長な動画が表示されることとなり、却って興趣性を低下させてしまう。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが撮像した動画を特定時表示画像として興趣性を高め得るように表示させることのできる撮像機器、動画表示制御方法及び動画表示制御プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明は、複数の特定動作を行う撮像機器において、動画を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画を記録する動画記録手段と、前記動画を再生表示可能な再生表示手段と、前記動画記録手段に記録された動画における所望の部分からなる部分動画を指定する指定手段と、この指定手段によって指定された部分動画と前記複数の特定動作の何れかとを対応付けて記憶する部分動画記憶手段と、前記複数の特定動作の夫々について、その動作が開始されるか否かを繰り返し判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段による判断の結果、前記複数の特定動作の何れかが開始されると判断すると、前記部分動画記憶手段に開始対象の特定動作に対応付けて部分動画が記憶されているか否かを判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により部分動画が記憶されていると判断すると、この部分動画を再生し前記表示手段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の発明において、前記指定手段は、前記動画における所望の部分の開始フレームと終了フレームとの少なくとも一方を示す情報を指定し、前記部分動画記憶手段は、前記指定手段により指定された情報を前記複数の特定動作の何れかと対応付けて記憶し、前記制御手段は、前記部分動画記憶手段に記憶された前記情報に基づき、前記動画記録手段に記録された動画の前記部分動画を読み出して再生表示させることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、前記請求項1又は2記載の発明において、前記制御手段により再生表示される部分画像を含む動画に対し、前記動画記録手段からの削除を禁止するプロテクト処理を実行するプロテクト処理手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、前記請求項1乃至3の何れか記載の発明において、前記動画記録手段に記録されている動画が、前記制御手段により再生表示される部分画像を含む動画であるか否かを判別する判別手段と、この判別手段により前記動画が前記部分動画を含む動画であると判別された場合、前記記録手段に記録されている動画を再生する際に、その旨を報知する報知手段とを更に備えることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、前記請求項4記載の発明において、前記判別手段により前記動画が前記部分動画を含むものであると判別された場合、当該動画の削除を禁止する削除禁止手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、前記請求項1乃至5の何れか記載の発明において、前記特定動作とは、当該機器における電源投入動作、着信検出動作、又は、アラーム時刻検出動作であることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、動画を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画を記録する動画記録手段と、前記動画を再生表示可能再生表示手段とを備え、複数の特定動作を行う撮像機器における動画表示制御方法であって、前記動画記録手段に記録された動画における所望の部分からなる部分動画を指定する指定工程と、この指定工程にて指定された部分動画と前記複数の特定動作の何れかとを対応付けて所定のメモリに記憶させる部分動画記憶工程と、前記複数の特定動作の夫々について、その動作が開始されるか否かを繰り返し判断する第1の判断工程と、この第1の判断工程での判断の結果、前記複数の特定動作の何れかが開始されると判断すると、前記所定のメモリに開始対象の特定動作に対応付けて部分動画が記憶されているか否かを判断する第2の判断工程と、この第2の判断工程にて部分動画が記憶されていると判断すると、この部分動画を再生し前記表示手段に表示させる制御工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項記載の発明は動画を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画を記録する動画記録手段と、前記動画を表示可能な表示手段とを備え、複数の特定動作を行うる撮像機器が有するコンピュータを、前記動画記録手段に記録された動画における所望の部分からなる部分動画を指定する指定手段、この指定手段によって指定された部分動画と前記複数の特定動作の何れかとを対応付けて所定のメモリに記憶させる部分動画記憶手段、前記複数の特定動作の夫々について、その動作が開始されるか否かを繰り返し判断する第1の判断手段、この第1の判断手段による判断の結果、前記複数の特定動作の何れかが開始されると判断すると、前記所定のメモリに開始対象の特定動作に対応付けて部分動画が記憶されているか否かを判断する第2の判断手段、この第2の判断手段によって部分動画が記憶されていると判断すると、この部分動画を再生し前記表示手段に表示させる制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の特定動作の何れかと対応させて、ユーザが撮像した動画における所望の部分からなる部分動画を記憶し、複数の特定動作の夫々について、その動作が開始されるか否かを繰り返し判断し、何れかが開始されると判断し、且つ、この開始対象の特定動作に対応付けて部分動画が記憶されている場合に対応する部分動画を再生させるので、当該ユーザにとって好ましくないシーンを排除して、好ましいシーンのみをしかも適切な時間長をもって、複数の特定動作時に再生させることができる。その結果、ユーザが撮像した動画を特定動作時再生動画として興趣性を高め得るように再生されることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る携帯電話1の外観図(開状態:正面図及び背面図)であり、携帯電話1は、蓋部と本体部とからなる二つ折りの構造である。アンテナ103は、本体部の背面に設けられており、伸縮自在となっている。スピーカ101は、蓋部の前面側に設けられており、音声出力を行う。表示部102は、カラー液晶であり、蓋部の前面略中央部に配置されている。
本体部の前面には、カメラキー104、メールキー105、十字キー107、決定キー106、電源キー108、アドレスキー109、クリアキー110、オンフックキー111とオフフックキー112、テンキー113が設けられている。カメラキー104は、動画撮影モードへの移行時に操作され、メールキー105はメールモード移行時及びメールプログラムロード時に操作される。決定キー106は、動画撮影時には撮影開始させる撮影開始キーとして機能し、且つ動画撮影を終了させる撮影終了キーとして機能するとともに、各種モードの決定時に操作される。十字キー107は、カーソル及びフォーカス移動時に操作される。電源キー108は、この携帯電話1の電源をオン又はオフする際に操作され、アドレスキー109は、アドレス帳データを表示する際に操作される。クリアキー110は、キャンセル指示用のキー及び記録された動画ファイルの消去用キーであり、テンキー113は、文字入力及びダイアル入力用として使用される。
マイク114は、本体部の下部に設けられており、通話時において音声入力を行う。
また、蓋部の背面には、着信の際、発光する報知用LED117、撮像レンズ118、及びフラッシュ用LED119が配置されている。また、本体部の裏面には報知用スピーカ120が配置されている。この報知用スピーカ120は、着信などを報知するものであり、蓋部を本体部に閉じた状態でも報知音が聞こえるように、本体部の裏面に配置されている。
図2は、携帯電話1の電気的構成の概略を示すブロック図である。携帯電話1は、前記撮像レンズ118の光軸後方に配置された撮像素子であるCCD11を備えている。CCD11は、タイミング発生器(TG)12、垂直ドライバ13によって走査駆動され、一定周期で1画面分の撮像信号を出力する。
CCD11の出力信号は、アナログ信号の状態でRGBの原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)14でサンプルホールドされ、A/D変換器15でデジタルデータに変換されカラープロセス回路16に送られる。カラープロセス回路16は画像補間処理を含むカラープロセス処理により、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成し、DMA(Direct Memory Access)コントローラ17に出力する。
DMAコントローラ17は輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、カラープロセス回路16からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ17内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース(I/F)18を介してDRAM19にDMA転送する。制御部20は、前記輝度及び色差信号データ、つまり画像データのDRAM19へのDMA転送終了後に、その画像データを、DRAMインタフェース18を介してDRAM19から読み出し、VRAMコントローラ21を介してVRAM22に書き込む。
デジタルビデオエンコーダ23は、前記画像データを、VRAMコントローラ21を介してVRAM22より定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して、前記表示部102に出力する。表示部102は、本発明における画像表示手段であって、液晶パネルとその駆動回路等により構成され、デジタルビデオエンコーダ23からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ21から取り込まれている画像情報に基づくスルー画像を表示部102に表示する。
キー入力部25は、前記カメラキー104〜テンキー113等の各キーを含み、スルー画像が表示されている状態で決定キー106が操作されると、動画撮影開始用のトリガ信号を発生し、動画撮影中に決定キー106が操作されると、動画撮影終了用のトリガ信号を発生する。動画撮影時には、前記トリガ信号に応じて制御部20がCCD11からのDRAM19への経路を停止し、DRAM19に書込まれている画像データを1フレーム分ずつ連続的にDRAMインタフェース18を介して読み出し、JPEG回路26に送る。JPEG回路26では送られた画像データを連続して圧縮符号化し、圧縮された画像データは制御部20によって読み出され、動画ファイルとして不揮発性メモリであるフラッシュメモリ27に設けられている動画メモリ270に記録される。
動画メモリ270に記録された動画ファイルは、再生モードにおいて、前記十字キー107等による選択操作に応じてJPEG回路26に読み込まれ、そこで画像データに復号された後、VRAMコントローラ21を介してVRAM22へ送られ、表示部102で表示される。無線部33は、アンテナ103に接続されており、PSK方式に基づく変復調と、CDMA方式に基づく端末認証処理を含む通信処理を行う。音声処理回路28は、制御部20で処理される音声信号の入出力を行うものであって、スピーカ101、報知用スピーカ120、マイク114が接続されている。表示系ドライバ31は、前記報知用LED117、及びフラッシュ用LED119を駆動するものである。
また、制御部20は、当該機器を制御するとともにWWW接続制御を行うものであって、主としてCPU及びその周辺回路と、CPUの作業用メモリであるRAM、及びカレンダ機能を有する内蔵時計から構成されるマイクロコンピュータであり、フラッシュメモリ27に確保されているプログラム領域に格納されているプログラムに基づき動作し、前述した各部の動作を制御する。
図3は、フラッシュメモリ27に設けられている動画メモリ270の詳細を示す概念図である。この動画メモリ270には、レコード番号271毎に、動画ファイル名を各々格納する動画ファイル名領域272、当該動画ファイルを格納する動画ファイル領域273が設けられている。
図4は、第1の実施の形態における部分動画データメモリ24の詳細を示す概念図である。この部分動画データメモリ24には、当該部分動画を再生する時点を記憶する再生時領域241、再生する動画ファイルのファイル名を記憶する動画ファイル名領域242、及び再生する動画ファイルの部分を示すデータを記憶する部分動画領域243とが設けられている。部分動画領域243には、再生する動画ファイルの再生を開始するフレームを示すスタートフレームと、再生を終了するフレームを示すエンドフレームとが記憶されるように構成されている。
以上の構成に係る本実施の形態において、動画撮影を行うに際しては、電源キー108をオンにした後カメラキー104を操作して動画撮影モードを設定する。すると、制御部20はプログラムに従って、図5のフローチャートに示す処理を実行する。すなわち、撮像レンズ118によりCCD11上に結像された被写体像を表示部102にスルー画像表示させる(ステップS101)。次に、決定キー106の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS102)。検出されたならば、画像データを1フレーム分ずつ連続的に取り込んで(ステップS103)、圧縮処理し(ステップS104)、決定キー106の操作が再度検出されるまで(ステップS105)、ステップS103及びS104の処理を繰り返す。そして、決定キー106の操作が再度検出されたならば(ステップS105;YES)、複数の連続したフレームで構成される動画ファイルを動画メモリ270に日付をファイル名にして格納し(ステップS106)、リターンする
したがって、この図5に示したフローチャートに従った処理が複数回実行されることにより、動画メモリ270には、図3に示したように、任意の複数フレームからなり任意の時間長からなる動画ファイルがファイル名とともに複数記憶されることとなる。
図6は、ユーザーが、表示部102に表示されたメニュー画面から、「部分動画設定モード」を選択したときの制御部20による部分動画設定処理の内容を示すフローチャートである。
制御部20は「部分動画設定モード」が選択されたことに伴い、表示部102に再生時設定選択画面を表示させる(ステップS201)。ここで、再生時設定選択画面とは、部分動画を再生する際のトリガーとなる条件であって、本実施の形態においては「電源ON時」「着信時」「アラーム時」を表示させる。そして、この3個の再生時のいずれかが選択されるまで待機し(ステップS202)、いずれかが選択されたならば(ステップS202;YES)、当該再生時を部分動画データメモリ24の再生時領域241に記憶させる(ステップS203)。
なお、このとき「アラーム時」が選択された場合には、引き続き入力されたアラーム時刻も再生時領域241に記憶させる(図4参照)。
次に、動画選択画面表示処理を行って、動画メモリ270の動画ファイル名領域272に記憶されている全ての動画ファイル名又はインデックス画像を表示部102に表示させる(ステップS204)。そして、全ての動画ファイル名からいずれかが選択されるまで待機し(ステップS205)、いずれかが選択されたならば(ステップS205;YES)、前記再生時を記憶させた再生時領域241に対応する動画ファイル名領域242に、選択された動画ファイル名を記憶させる(ステップS206)。
引き続き、選択されたファイル名の動画ファイルの再生を開始して動画を表示部102に表示させる(ステップS207)。しかる後に、本実施の形態において部分動画の始点を指示するためのキーであるテンキー113における「1」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS207)。この間、ユーザは表示部102に再生表示されている動画を見ながら、所望のシーンが動画再生開始点となるまで待機する。そして、表示部102に所望の再生開始点画像が表示された時点で、「1」キーを操作するとステップS208の判断がYESとなり、「1」キーが操作された時点で表示部102に表示されていたフレームを示す情報(当該動画ファイルの何フレーム目等)を、対応する部分動画領域243にスタートフレームとして記憶させる(ステップS209)。
次に、本実施の形態において部分動画の終点を指示するためのキーであるテンキー113における「2」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS210)。この間、ユーザは表示部102に再生表示されている動画を見ながら、所望のシーンが動画再生終了点となるまで待機する。そして、表示部102に所望の再生終了点画像が表示された時点で、「2」キーを操作するとステップS210の判断がYESとなり、「2」キーが操作された時点で表示部102に表示されていたフレームを示す情報を、部分動画領域243にエンドフレームとして記憶させる(ステップS211)。また、この時点で動画再生は不要となったことから、動画再生を終了させる(ステップS212)。
したがって、このフローに従った処理が複数回なされた場合には、図4に例示したように、再生時「電源ON時」「着信時」「アラーム時」毎に動画ファイル名と、その部分動画のスタートフレーム及びエンドフレームを示す情報が部分動画データメモリ24に記憶されることとなる。
次に、本実施の形態における部分動画再生機能に関する動作について説明する。
制御部20は、図7のフローチャートに示す処理を一定時間間隔で繰り返し実行する。すなわち、電源キー108の操作に伴って電源がオフからオンに変化したか否かを判断する(ステップS301)。電源がオフからオンに変化したならば、部分動画データメモリ24の再生時領域241に「電源ON時」が記憶されているか否かを判断する(ステップS302)。記憶されている場合には、「電源ON時」のファイル名領域242に記憶されているファイル名が示す動画ファイルの、部分動画領域243に記憶されているスタートフレームからエンドフレームまでを動画メモリ270から読み出して、表示部102にて部分動画を再生する(ステップS303)。
また、着信があったか否かを判断する(ステップS304)。着信があったならば、部分動画データメモリ24の再生時領域241に「着信時」が記憶されているか否かを判断する(ステップS305)。記憶されている場合には、「着信時」のファイル名領域242に記憶されているファイル名が示す動画ファイルの、部分動画領域243に記憶されているスタートフレームからエンドフレームまでを動画メモリ270から読み出して、表示部102にて部分動画を再生する(ステップS306)。
また、現在時刻が部分動画データメモリ24の再生時領域241に記憶されているアラーム時刻となったか否かを判断する(ステップS307)。アラーム時刻となったならば、「アラーム時」のファイル名領域242に記憶されているファイル名が示す動画ファイルの、部分動画領域243に記憶されているスタートフレームからエンドフレームまでを動画メモリ270から読み出して、表示部102にて部分動画を再生する(ステップS308)。
よって、この実施の形態によれば、電源ON時、着信時、アラーム時において、所望の動画の所望部分を再生表示させることができる。
なお、本実施の形態においては、部分動画データメモリ24の部分動画領域243に、再生する動画ファイルの再生を開始するフレームを示すスタートフレームと、再生を終了するフレームを示すエンドフレームとを記憶させるようにしたが、部分動画領域243を設けることなく、動画メモリ270に記憶されている動画ファイルにスタートフレームとエンドフレームを示すフラグ等の識別データを付し、この識別データ間のフレームを部分動画として再生するようにしてもよい。
図8は、ユーザーが再生(PLAY)モードに切り換えたときの制御部20による再生モード処理の内容を示すフローチャートである。制御部20は、動画メモリ270に記録されている所定の動画ファイル、例えばレコード番号271の値が最も小さい動画ファイルをJPEG回路26にて再生し表示部102に動画を表示させる(ステップS401)。引き続き、十字キー107の上部又は下部が押下されたか否かを判断し(ステップS402)、操作された場合にはステップS401に戻って、操作された方向に対応する次の動画ファイルを再生する。また、十字キー107が操作されない場合には、クリアキー110が操作されたか否かを判別する(ステップS403)。クリアキー110が操作された場合には、このとき表示部102に再生表示されている動画ファイルのファイル名が部分動画データメモリ24に記憶されているか否かを判別する(ステップS404)。当該動画ファイルのファイル名が部分動画データメモリ24に記憶されていない場合には、ステップS405及びステップS406の処理を行うことなく、ステップS407に進み、動画メモリ270から当該動画ファイルをファイル名とともに削除する。
しかし、当該動画ファイルのファイル名が部分動画データメモリ24に記憶されている場合には、この動画ファイルを削除すると、前述した図7の部分動画再生処理において、部分動画を再生表示させることが不可能となる。したがって、この場合には警告報知処理を実行する(ステップS405)。ここで、警告報知処理とは、表示部102の再生表示されている画像の一部に「この動画は部分動画として登録されている画像です。削除すると部分動画の表示が不可能となります。」等の警告表示を行ったり、報知用スピーカ120から所定の警報音を発生させる等である。したがって、この警告報知処理によりユーザは、消去しようとした動画は部分動画再生時において表示される動画であって、これを削除すると、部分動画再生機能の発現が不可能となることを認識することができる。
そして、これを認識したユーザが再度のクリアキー110の操作を思いとどまると(ステップS406;NO)、リターンする。したがって、削除を指定された動画ファイルは削除されることなく、動画メモリ270に記録された状態に維持される。
他方、何らかの事情により、部分動画であっても動画メモリ270から削除したい場合には、ユーザは前記警告表示等を確認した上で再度クリアキー110を押下する。すると、ステップS406からステップS407に進み、削除指定された動画ファイルを動画メモリ270から削除する。
なお、実施の形態においては、部分動画の開始点であるスタートフレームと終了点であるエンドフレームとの双方をユーザが指定するようにしたが、いずれか一方を指定するようにしてもよい。スタートフレームのみを指定した場合には、スタートフレームから当該動画ファイルの最後までの部分動画、又はスタートフレームから所定時間(所定フレーム数)分の部分動画を再生し、エンドフレームのみを指定した場合には、当該動画ファイルの最初からエンドフレームまでの部分動画、又はエンドフレームの所定時間(所定フレーム数)前のフレームからエンドフレームまでの部分動画を再生するようにすればよい。この場合であっても、予め撮像記録された動画の最初から指定されたフレームまで、あるいは指定されたフレームから撮像記録された動画の最後までの所望のシーン及び時間長からなる部分動画の再生が可能となる。
また、実施の形態においては、動画の削除が指定された場合に警告報知処理を実行するようにしたが、部分動画再生時において表示される動画が再生動画として選択された場合、動画再生と同時に部分動画再生時において表示される動画である旨を表示、音声等で報知するようにしてもよい。
(第1の実施の形態の変形例)
図9は、本発明の第1の実施の形態の変形例において、表示部102に表示されたメニュー画面から、「部分動画設定モード」を選択したときの制御部20による部分動画設定処理の内容を示すフローチャートである。このフローチャートにおいて、ステップS201〜ステップS212は、前述した図6のフローチャートと同様であり、その処理内容は前述した通りである。そして、この変形例においては、ステップS213のみが加えられている。このステップS213では、ステップS206で部分動画データメモリ24に記憶させたファイル名に対応する動画メモリ270の動画ファイルに対し、その削除を禁止するプロテクト処理を実行し、該動画ファイルをプロテクト設定する。
図10は、本発明の第1の実施の形態の変形例において、ユーザーが再生(PLAY)モードに切り換えたときの制御部20による再生モード処理の内容を示すフローチャートである。制御部20は、動画メモリ270に記録されている所定の動画ファイル、例えばレコード番号271の値が最も小さい動画ファイルをJPEG回路26にて再生し表示部102に動画を表示させる(ステップS501)。引き続き、十字キー107の上部又は下部が押下されたか否かを判断し(ステップS502)、操作された場合にはステップS501に戻って、操作された方向に対応する次の動画ファイルを再生する。また、十字キー107が操作されない場合には、クリアキー110が操作されたか否かを判別する(ステップS503)。クリアキー110が操作された場合には、このとき表示部102に再生表示されている動画ファイルがプロテクト設定されているか否かを判別する(ステップS504)。プロテクト設定されていない場合には、動画メモリ270から当該動画ファイルをファイル名とともに削除する(ステップS505)。
しかし、ステップS504での判断の結果、当該動画ファイルがプロテクト設定されている場合には、ステップS505での処理を行うことなくリターンする。すなわち、部分動画データメモリ24に記憶されている場合には、この動画ファイルを削除すると、前述した図7の部分動画再生処理において、部分動画を再生表示させることが不可能となる。したがって、この場合にはリターンし、削除を指定された動画ファイルは削除されることなく、動画メモリ270に記録された状態に維持される。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の第2の実施の形態における部分動画再生処理を処理内容を示すフローチャートである。制御部20は、このフローチャートに示す処理を一定時間間隔で繰り返し実行する。すなわち、電源キー108の操作に伴って電源がオフからオンに変化したか否かを判断する(ステップS601)。電源がオフからオンに変化したならば、部分動画データメモリ24の再生時領域241に「電源ON時」が記憶されているか否かを判断する(ステップS602)。記憶されている場合には、「電源ON時」のファイル名領域242に記憶されているファイル名が示す動画ファイルの、部分動画領域243に記憶されているスタートフレームからエンドフレームまでを動画メモリ270から読み出して、制御部20が有するCPUの作業用メモリである前記RAMにコピーする(ステップS603)。そして、このコピーした部分動画を再生する(ステップS604)。
また、着信があったか否かを判断する(ステップS605)。着信があったならば、部分動画データメモリ24の再生時領域241に「着信時」が記憶されているか否かを判断する(ステップS606)。記憶されている場合には、「着信時」のファイル名領域242に記憶されているファイル名が示す動画ファイルの、部分動画領域243に記憶されているスタートフレームからエンドフレームまでを動画メモリ270から読み出して、前記RAMにコピーする(ステップS607)。そして、このコピーした部分動画を再生する(ステップS608)。
また、現在時刻が部分動画データメモリ24の再生時領域241に記憶されているアラーム時刻となったか否かを判断する(ステップS609)。アラーム時刻となったならば、「アラーム時」のファイル名領域242に記憶されているファイル名が示す動画ファイルの、部分動画領域243に記憶されているスタートフレームからエンドフレームまでを動画メモリ270から読み出して、前記RAMにコピーする(ステップS607)。そして、このコピーした部分動画を再生する(ステップS608)。
よって、この実施の形態によっても同様に、電源ON時、着信時、アラーム時において、所望の動画の所望部分を再生表示させることができる。
(第3の実施の形態)
図12は、本発明の第3の実施の形態における部分動画データメモリ24の詳細を示す概念図である。この部分動画データメモリ24には、当該部分動画を再生する時点を記憶する再生時領域241、再生する部分動画ファイルのファイル名を記憶する部分動画ファイル名領域244、及び再生する部分動画ファイルを記憶する部分動画ファイル領域245とが設けられている。
図13は、本実施の形態においてユーザーが、表示部102に表示されたメニュー画面から、「部分動画設定モード」を選択したときの制御部20による部分動画設定処理の内容を示すフローチャートである。
制御部20は「部分動画設定モード」が選択されたことに伴い、表示部102に再生時設定選択画面を表示させる(ステップS701)。ここで、再生時設定選択画面とは、部分動画を再生する際のトリガーとなる条件であって、本実施の形態においては「電源ON時」「着信時」「アラーム時」を表示させる。そして、この3個の再生時のいずれかが選択されるまで待機し(ステップS702)、いずれかが選択されたならば(ステップS702;YES)、当該再生時を部分動画データメモリ24の再生時領域241に記憶させる(ステップS703)。
なお、このとき「アラーム時」が選択された場合には、引き続き入力されたアラーム時刻も再生時領域241に記憶させる(図12参照)。
次に、動画選択画面表示処理を行って、動画メモリ270の動画ファイル名領域272に記憶されている全ての動画ファイル名又はインデックス画像を表示部102に表示させる(ステップS704)。そして、全ての動画ファイル名からいずれかが選択されるまで待機し(ステップS705)、いずれかが選択されたならば(ステップS705;YES)、当該動画ファイル名に対応する動画ファイルの再生を開始して動画を表示部102に表示させる(ステップS706)。しかる後に、本実施の形態において部分動画の始点を指示するためのキーであるテンキー113における「1」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS707)。この間、ユーザは表示部102に再生表示されている動画を見ながら、所望のシーンが部分画像再生開始点となるまで待機する。そして、表示部102に所望の再生開始点画像が表示された時点で、「1」キーを操作するとステップS707の判断がYESとなり、「1」キーが操作された時点で表示部102に表示されていたフレームをスタートフレームと決定し(ステップS708)、当該フレーム示す情報(当該動画ファイルの何フレーム目等)を前記RAMに記憶させる。
次に、本実施の形態において部分動画の終点を指示するためのキーであるテンキー113における「2」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS709)。この間、ユーザは表示部102に再生表示されている動画を見ながら、所望のシーンが部分画像再生終了点となるまで待機する。そして、表示部102に所望の再生終了点画像が表示された時点で、「2」キーを操作するとステップS710の判断がYESとなり、「2」キーが操作された時点で表示部102に表示されていたフレームをエンドフレームと決定し(ステップS710)、当該フレーム示す情報(当該動画ファイルの何フレーム目等)を前記RAMに記憶させる。また、この時点で動画再生は不要となったことから、動画再生を終了させる(ステップS711)。
引き続き、今回選択された動画ファイルにおいて、前記ステップS708で決定したスタートフレームと前記ステップS710で決定したエンドフレーム間の部分動画をコピーして、当該部分動画からなる部分動画ファイルを作成する(ステップS712)。さらに、この作成した部分動画ファイルにファイル名を付し、ファイル名を対応する部分動画ファイル名領域244に記憶させるとともに、部分動画ファイルを部分動画ファイル領域245に記憶させる。
したがって、このフローに従った処理が複数回なされた場合には、図12に例示したように、再生時「電源ON時」「着信時」「アラーム時」毎に部分動画ファイル名と、このファイル名により示される部分動画ファイルとが部分動画データメモリ24に記憶されることとなる。
次に、本実施の形態における部分動画再生機能に関する動作について説明する。
制御部20は、図14のフローチャートに示す処理を一定時間間隔で繰り返し実行する。すなわち、電源キー108の操作に伴って電源がオフからオンに変化したか否かを判断する(ステップS801)。電源がオフからオンに変化したならば、部分動画データメモリ24の再生時領域241に「電源ON時」が記憶されているか否かを判断する(ステップS802)。記憶されている場合には、「電源ON時」の部分動画ファイル名領域244に記憶されているファイル名であって、対応する部分動画ファイル領域245に記憶されている部分動画ファイルを再生して、表示部102にて部分動画を表示させる(ステップS803)。
また、着信があったか否かを判断する(ステップS804)。着信があったならば、部分動画データメモリ24の再生時領域241に「着信時」が記憶されているか否かを判断する(ステップS805)。記憶されている場合には、「着信時」の部分動画ファイル名領域244に記憶されているファイル名であって、対応する部分動画ファイル領域245に記憶されている部分動画ファイルを再生して、表示部102にて部分動画を表示させる(ステップS806)。
また、現在時刻が部分動画データメモリ24の再生時領域241に記憶されているアラーム時刻となったか否かを判断する(ステップS807)。アラーム時刻となったならば、「アラーム時」の部分動画ファイル名領域244に記憶されているファイル名であって、対応する部分動画ファイル領域245に記憶されている部分動画ファイルを再生して、表示部102にて部分動画を表示させる(ステップS806)。
つまり、本実施の形態においては、前述した第1及び第2の実施の形態とは異なり、動画メモリ270に記録されている動画ファイルに基づき部分動画再生を実行することなく、部分動画データメモリ24に記憶された部分動画ファイルに基づき部分動画再生を実行する。したがって、ユーザが動画メモリ270に記録されているファイルを整理した際に、「電源ON時」「着信時」「アラーム時」に表示させる部分動画に対応する動画ファイルを削除しても、これに左右されることなく、「電源ON時」「着信時」「アラーム時」に所望のシーン及び時間長からなる部分動画の再生を確実に発現させることができる。
なお、この第3の実施の形態においても、部分動画の開始点であるスタートフレームと終了点であるエンドフレームとの双方をユーザが指定し、この間の部分動画からなる部分動画ファイルを作成して記憶させるようにしたが、いずれか一方を指定するようにしてもよい。スタートフレームのみを指定した場合には、スタートフレームから当該動画ファイルの最後までの部分動画ファイル、又はスタートフレームから所定時間(所定フレーム数)分の部分動画ファイルを作成し、エンドフレームのみを指定した場合には、当該動画ファイルの最初からエンドフレームまでの部分動画ファイル、又はエンドフレームの所定時間(所定フレーム数)前のフレームからエンドフレームまでの部分動画ファイルを作成するようにすればよい。この場合であっても、予め撮像記録された動画の最初から指定されたフレームまで、あるいは指定されたフレームから撮像記録された動画の最後までの所望のシーン及び時間長からなる部分動画の再生が可能となる。
また、実施の形態においては、動画を再生し再生中におけるキー操作によりスタートフレームやエンドフレームを指定するようにしたが、十字キー107の操作に応じて、動画フレームを一枚ずつスクロール表示し、所望のフレームが表示された時点での決定キー106の操作により、スタートフレームやエンドフレームを指定するようにしてもよい。このうようにすれば、ユーザは各フレームを確実に視認することができ、所望のスタートフレームやエンドフレームを指定する際の操作が容易となり、確実に所望のスタートフレームやエンドフレームを指定することが可能となる。
また、本発明を動画撮像機能を有する携帯電話に適用した場合を示したが、これに限ることなく動画撮像機能を備えたデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付きPDA等の他の装置にも採用することができる。また、実施の形態においては、特定動作時として「電源ON時」「着信時」「アラーム時」を示したが、これらの場合に限ることなく他の動作時において動画を再生表示する場合にも適用することができる。
本発明の各実施の形態に係る携帯電話の外観図である。 同実施の形態の実施の形態に係る携帯電話の電気的構成の概略を示すブロック図である。 動画メモリの詳細を示す概念図である。 第1の実施の形態における部分動画データメモリの詳細を示す概念図である。 動画撮影モード時の処理手順を示すフローチャートである。 部分動画設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 部分動画再生処理の処理手順を示すフローチャートである。 再生モード時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の変形例における部分動画設定モードの処理手順を示すフローチャートである。 同変形例における再生モードの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における部分動画再生処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における部分動画データメモリの詳細を示す概念図である。 同実施の形態における部分動画設定モードの処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態における部分動画再生処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話
20 制御部
24 部分動画データメモリ
25 キー入力部
26 JPEG回路
27 フラッシュメモリ
33 無線部
102 表示部
103 アンテナ
104 カメラキー
105 メールキー
106 決定キー
107 十字キー
108 電源キー
110 クリアキー
111 オンフックキー
112 オフフックキー
113 テンキー
118 撮像レンズ
120 報知用スピーカ
241 再生時領域
242 ファイル名領域
242 動画ファイル名領域
243 部分動画領域
244 部分動画ファイル名領域
245 部分動画ファイル領域
270 動画メモリ
271 レコード番号
272 動画ファイル名領域
273 動画ファイル領域

Claims (8)

  1. 複数の特定動作を行う撮像機器において、
    動画を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された動画を記録する動画記録手段と、
    前記動画を再生表示可能な再生表示手段と、
    前記動画記録手段に記録された動画における所望の部分からなる部分動画を指定する指定手段と、
    この指定手段によって指定された部分動画と前記複数の特定動作の何れかとを対応付けて記憶する部分動画記憶手段と、
    前記複数の特定動作の夫々について、その動作が開始されるか否かを繰り返し判断する第1の判断手段と、
    この第1の判断手段による判断の結果、前記複数の特定動作の何れかが開始されると判断すると、前記部分動画記憶手段に開始対象の特定動作に対応付けて部分動画が記憶されているか否かを判断する第2の判断手段と、
    この第2の判断手段により部分動画が記憶されていると判断すると、この部分動画を再生し前記表示手段に表示させる制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像機器。
  2. 前記指定手段は、前記動画における所望の部分の開始フレームと終了フレームとの少なくとも一方を示す情報を指定し、
    前記部分動画記憶手段は、前記指定手段により指定された情報を前記複数の特定動作の何れかと対応付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記部分動画記憶手段に記憶された前記情報に基づき、前記動画記録手段に記録された動画の前記部分動画を読み出して再生表示させることを特徴とする請求項1記載の撮像機器。
  3. 前記制御手段により再生表示される部分画像を含む動画に対し、前記動画記録手段からの削除を禁止するプロテクト処理を実行するプロテクト処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像機器。
  4. 前記動画記録手段に記録されている動画が、前記制御手段により再生表示される部分画像を含む動画であるか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段により前記動画が前記部分動画を含む動画であると判別された場合、前記記録手段に記録されている動画を再生する際に、その旨を報知する報知手段と
    更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の撮像機器。
  5. 前記判別手段により前記動画が前記部分動画を含むものであると判別された場合、当該動画の削除を禁止する削除禁止手段を更に備えることを特徴とする請求項記載の撮像機器。
  6. 前記特定動作とは、当該機器における電源投入動作、着信検出動作、又は、アラーム時刻検出動作であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の撮像機器。
  7. 動画を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画を記録する動画記録手段と、前記動画を再生表示可能再生表示手段とを備え、複数の特定動作を行う撮像機器における動画表示制御方法であって、
    前記動画記録手段に記録された動画における所望の部分からなる部分動画を指定する指定工程と、
    この指定工程にて指定された部分動画と前記複数の特定動作の何れかとを対応付けて所定のメモリに記憶させる部分動画記憶工程と、
    前記複数の特定動作の夫々について、その動作が開始されるか否かを繰り返し判断する第1の判断工程と、
    この第1の判断工程での判断の結果、前記複数の特定動作の何れかが開始されると判断すると、前記所定のメモリに開始対象の特定動作に対応付けて部分動画が記憶されているか否かを判断する第2の判断工程と、
    この第2の判断工程にて部分動画が記憶されていると判断すると、この部分動画を再生し前記表示手段に表示させる制御工程と
    を含むことを特徴とする動画表示制御方法。
  8. 動画を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画を記録する動画記録手段と、前記動画を表示可能な表示手段とを備え、複数の特定動作を行うる撮像機器が有するコンピュータを、
    前記動画記録手段に記録された動画における所望の部分からなる部分動画を指定する指定手段、
    この指定手段によって指定された部分動画と前記複数の特定動作の何れかとを対応付けて所定のメモリに記憶させる部分動画記憶手段、
    前記複数の特定動作の夫々について、その動作が開始されるか否かを繰り返し判断する第1の判断手段、
    この第1の判断手段による判断の結果、前記複数の特定動作の何れかが開始されると判断すると、前記所定のメモリに開始対象の特定動作に対応付けて部分動画が記憶されているか否かを判断する第2の判断手段、
    この第2の判断手段によって部分動画が記憶されていると判断すると、この部分動画を再生し前記表示手段に表示させる制御手段
    して機能させることを特徴とする動画表示制御プログラム。
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