JP2005183527A - Cmosイメージセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 その目的とするところは、各画素列毎の特性の非対称性をなくし、細線化、薄肉化等によって配線の微細化を行った場合でも、画像上で一列毎に明るさが変わって横縞状に見えるということのないCMOSイメージセンサを提供することにある。
【解決手段】 複数の画素32a,32b,33,34を二次元的に水平方向、垂直方向に所定ピッチで配列すると共に、垂直方向に隣接する2つの水平画素列36a,36bの各列2つの隣接する4つの画素を、グリーン、レッド、ブルーの3色の色フィルタに対応するよう配置して色ユニットセルCCeを構成し、かつ色ユニットセルCCeのグリーン対応画素32a,32bをそれぞれ奇数画素列36aと偶数画素列36bに配置し、レッド対応画素33とブルー対応画素34とをそれぞれ異なる画素列に配置するようにしたもので、色ユニットセルCCeのグリーン対応画素32a,32bのパターンが、画素の電荷を検出する電荷検出部12に対してレイアウト的に略同一に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば携帯電話のモバイルカメラ等に用いられる受光部、電荷検出部、信号増幅部を有してなるCMOSイメージセンサに関する。
従来技術を図5乃至図10を参照して説明する。図5は概略を示す構成図であり、図6は要素部分の回路図であり、図7は読み出し動作時のタイミング図であり、図8は回路図であり、図9はカラーフィルタの色配列状態を示す図であり、図10はセルパターンを示す図である。
周知の通り、CMOSイメージセンサ1は、図5に概略構成を示すように、1つのユニットセルCeを2つのフォトダイオードでなる画素2と画素アンプ3で構成したものとなっている。そして、1つのユニットセルCeを2つのフォトダイオードでなる画素2と画素アンプ3で構成し、さらに複数のユニットセルCeを二次元的に水平方向、垂直方向にそれぞれ所定の配列ピッチで略格子状に配置し、複数の画素列を設けて画素部4を構成し、また画素部4の周辺部にタイミング発生回路5と、垂直ライン走査回路6、ノイズキャンセル回路7、さらに水平ライン走査回路8、出力アンプ9を有する読み出し部10を配置したものとなっている。
また、CMOSイメージセンサ1の1画素分の要素部分は、図6にその回路図を示し、図7にその読み出し動作時のタイミングを横方向に時間軸を取って示す構成となっている。すなわち、画素2が転送トランジスタ(Tr.)11を介して電荷検出部12を構成する増幅Tr.13のゲートに接続されており、増幅Tr.13のゲートにはリセットTr.14が接続され、リセットTr.14のドレインには、所定の電圧が印加されるようになっている。さらに、増幅Tr.13にはアドレスTr.15が接続され、アドレスTr.15のドレインがドレイン電圧線DLに接続されている。
そして、その読み出し動作は、以下の通りとなる。先ずアドレスTr.15をONして画素2を選択し、次に、リセットTr.14がON(オン)することで、電荷検出部12の電圧をリセットTr.14のVthによって決まる電圧に固定する。さらに、リセットTr.14がOFF(オフ)し、電荷検出部12の電圧を基準電圧としてラッチする。そして、転送Tr.11をONする。これにより、図示しない光学系で画素部4に集光、結像され、画素2で光電変換され出力された電荷が電荷検出部12に移動し蓄積され、電荷検出部12の電位が画素2の電荷に応じた電位となる。こうした電荷検出部12の電位変動を、さらに増幅Tr.13をONして増幅し、さらに電荷検出部12のラッチ電圧を基準にして、画素2の電荷に応じた電位変動部分Sを信号として増幅し、出力する。
また、画素部4は、図8に回路図を示すようになっており、1つのユニットセルCeが、対をなす2つのフォトダイオードでなる画素2a,2bと、2つの画素2a,2bに対応する2つの転送Tr.11a,11bを有し、さらに、リセットTr.14、増幅Tr.13、アドレスTr.15を1つずつ有する構成となっている。そして、画素部4の隣り合う水平方向の画素列の2ラインは、水平方向に配列されたユニットセルCeの一方の画素2aで1ラインを形成し、他方の画素2bで残りの1ラインを形成している。なお、画素2a,2bの水平方向及び垂直方向の配列ピッチ、すなわち画素ピッチは、それぞれ所定のピッチで、画素2a,2bの配列は略格子状となっている。
また、複数のユニットセルCeは、各対応する部位を転送配線TGL,TGL、リセット配線RSL、アドレス配線ADL、ドレイン電圧線DL、信号出力線SLに接続したものとなっている。そして、CMOSイメージセンサ1の概略の動作は、水平方向に配列されたユニットセルCeにおける一方の画素列の各画素2aについて、上記の要素部分の読み出し動作を行った後、他方の画素列の各画素2bについて読み出し動作を行い、さらに、画素部4の複数のユニットセルCeについて繰り返し読み出し動作を行い、こうした読み出し動作で、増幅Tr.13から信号出力線SLを通じて図示しない負荷トランジスタに対応した信号を読み出し、読み出し部10を通じて外部に時系列的に出力するように行われる。
また、カラー画像の撮像を行うCMOSイメージセンサ1では、画素部4の各画素2a,2bの前面側に、グリーン(G)、レッド(R)、ブルー(B)の各単色フィルタによって構成したカラーフィルタを配置したものとなる。そして、こうしたカラー対応のCMOSイメージセンサ1では、G、R、Bの3色を4つの画素2a,2bにそれぞれ対応させ、2組のユニットセルCeで1つの色ユニットセルCCeとしたものがある。
このようなものでは、カラーフィルタの色配列を、例えば図9に示すように、1つの色ユニットセルCCeに2つのグリーン(G)部分16a,16bを設け、これらのG部分16a,16bとレッド(R)部分17、ブルー(B)部分18を二次元的に水平方向、垂直方向に配列したものとなっている。すなわち、水平方向の一方の画素列に対応する奇数列19aをG部分16aとR部分17の繰り返しとし、他方の画素列に対応する偶数列19bをB部分18とG部分16bの繰り返しとして水平方向、垂直方向に隣接するもの同士異なる色となるようになっている。そして、垂直方向に隣接する奇数列19aと偶数列19bの2列、各列2つの隣接する色部分16a,16b,17,18で、1つのカラーユニット20を構成するものとなっている。
また、1つのカラーユニット20に対応する色ユニットセルCCeのパターンは、図10に示すようなもので、色配列の各色部分16a,16b,17,18に対応するグリーン対応画素(G画素)21a,21b、レッド対応画素(R画素)22、ブルー対応画素(B画素)23は、略格子状に配置される。そして、図示しないが半導体基板上には、図9の色配列と同様に、各画素21a,21b,22,23が二次元的に水平方向、垂直方向に配列されており、奇数画素列24aにはG画素21aとR画素22とが繰り返し配列され、偶数画素列24bにはB画素23とG画素21bとが繰り返し配列される。なお、色ユニットセルCCeの一方のユニットセルCeの画素2a,2bは、G画素21aとB画素23に対応し、他方のユニットセルCeの画素2a,2bは、R画素22とG画素21bに対応する。
さらに、垂直方向に繰り返される奇数画素列24aと偶数画素列24bの間には、各色ユニットセルCCeの各画素の配列方向に沿って、G画素21aとR画素22の外方側に略直線状にアドレス配線ADLが、またB画素23とG画素21bの外方側に直線状にリセット配線RSLがそれぞれ配置されている。またさらに、水平方向に配列された各色ユニットセルCCeの奇数画素列24aの画素と偶数画素列24bの画素の間には、各画素の配列方向に沿って直線状に転送配線TGL,TGLが配置されており、さらに転送配線TGL,TGLの間には、各色ユニットセルCCeのG画素21aとB画素23、R画素22とG画素21bの間に転送Tr.11a,11bを各々設けるようにして、電荷検出部12,12がそれぞれ配置されている。
また、奇数画素列24aの水平方向に配列された画素の間には、各色ユニットセルCCeのG画素21aとB画素23、R画素22とG画素21bに対応する各増幅Tr.13のドレインとアドレスTr.15のソースを形成する長方形状のジャンクション部25が配置されている。さらに、偶数画素列24bの水平方向に配列された画素の間には、ジャンクション部25よりも小さい長方形状の各色ユニットセルCCeのG画素21aとB画素23、R画素22とG画素21bに対応する各リセットTr.14が配置されている。そして電荷検出部12とジャンクション部25、リセットTr.14とは、接続配線26によって接続されている。これにより、転送Tr.11a,11bのドレイン、リセットTr.14のソース、増幅Tr.13のゲートが接続されることになる。
しかし、上記のように構成されたものでは、装置の小型化に伴う各配線の微細化で細線化、薄肉化等を行っていった場合、配線の抵抗増加を招き、例えばアドレスTr.15のゲートに印加される電圧のタイミングに差ができる。その結果、奇数画素列24aと偶数画素列24bとで電荷を読み出す時間が変わってしまい、奇数画素列24aの画素と偶数画素列24bの画素とで明るさに差が生じ、画像上では横縞状に見えることになる。そして、カラー撮像を行うものでは、奇数画素列24aと偶数画素列24bにそれぞれ対応する画素があるグリーンにおいて、G画素21aとG画素21bの形状が、同じ色ユニットセルCCe中で異なったものとなっており、特性に非対称性が生じ、画像上では一列毎に明るさが変わり、横縞状に見えることになる。
上記のような状況に鑑みて本発明はなされたもので、その目的とするところは、各画素列毎の特性の非対称性をなくし、細線化、薄肉化等によって配線の微細化を行った場合でも、画像上で一列毎に明るさが変わって横縞状に見えるということのないCMOSイメージセンサを提供することにある。
本発明のCMOSイメージセンサは、複数の画素を二次元的に水平方向、垂直方向に所定ピッチで配列すると共に、垂直方向に隣接する2つの水平画素列の各列2つの隣接する4つの前記画素を、それぞれ異なる3色の色フィルタに対応するよう配置して色ユニットセルを構成し、かつ前記色ユニットセルの第1色対応画素を両画素列に配置し、第2色対応画素と第3色対応画素とをそれぞれ異なる画素列に配置するようにしたCMOSイメージセンサにおいて、前記色ユニットセルを構成する2つの前記第1色対応画素のパターンが、該第1色対応画素の電荷を検出する電荷検出部に対してレイアウト的に略同一に形成されていることを特徴とするものであり、
さらに、前記4つの画素が、水平方向、垂直方向に隣接するもの同士異なる色対応画素となるようレイアウトされていることを特徴とするものである。
また、所定間隔を間に設けて垂直方向に隣接し対をなす2つの画素と、これら2つの画素に対応する2つの転送トランジスタと、2つの前記画素に対してそれぞれ1つ設けられたリセットトランジスタ、アドレストランジスタ、増幅トランジスタを備えるユニットセルを、二次元的に水平方向、垂直方向にそれぞれ所定ピッチで略格子状に複数配置し、略格子状に配置した前記ユニットセルの水平方向に配列された一方の画素列の前記画素の画素信号を水平方向に順次読み出しを行った後、垂直方向に隣接する他方の画素列の前記画素の画素信号を水平方向に順次読み出しを行うCMOSイメージセンサにおいて、前記ユニットセルの前記リセットトランジスタとアドレストランジスタとを、水平方向に該ユニットセルに隣接する隣接ユニットセルとの間に、垂直方向に所定間隔を間に設けて配置し、かつ水平方向に配列された前記画素の間では、前記リセットトランジスタとアドレストランジスタとが交互に配置されるようにすると共に、前記ユニットセルのリセットトランジスタのゲートが前記隣接ユニットセルのアドレストランジスタのゲートに第1の信号配線により接続されており、前記ユニットセルのアドレストランジスタのゲートが前記隣接ユニットセルのリセットトランジスタのゲートに第2の信号配線により接続されていることを特徴とするものであり、
さらに、前記ユニットセルの読み出し時に、前記第1の信号配線にリセット信号が加えられ、第2の信号配線にアドレス信号が加えられ、前記隣接ユニットセルの読み出し時に、前記第1の信号配線にアドレス信号が加えられ、第2の信号配線にリセット信号が加えられることを特徴とするものであり、
さらに、前記ユニットセルの一方の画素列の前記画素が前記隣接ユニットセルの他方の画素列の前記画素と、また前記ユニットセルの他方の画素列の前記画素が前記隣接ユニットセルの一方の画素列の前記画素と略同一形状となっていることを特徴とするものである。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、各画素列毎の特性の非対称性がなく、細線化、薄肉化等によって配線の微細化を行った場合であっても、画像上で一列毎に明るさが変わって横縞状に見えるという不具合を引き起こす虞がない等の効果を奏する。
以下本発明の一実施形態を、図1乃至図4を参照して説明する。図1はセルパターンを示す図であり、図2は図1のY矢方向視の断面図であり、図3はセルの結線図であり、図4は読み出し動作時のタイミング図である。なお、センサ全体の概略構成及び要素部分、カラーフィルタの色配列状態等は従来と略同じであるため従来図を参照すると共に、従来と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、従来と異なる本発明の構成について説明する。
図1乃至図4において、カラー画像の撮像を行うCMOSイメージセンサの画素部を構成する1つの色ユニットセルCCeは、グリーン(G)、レッド(R)、ブルー(B)の3色を4つの画素2a,2bにそれぞれ対応させ、2組のユニットセルCe,Ceにより構成されている。そして、画素部は、その前面側に配置されるG、R、Bの各単色フィルタによって構成したカラーフィルタの、例えば図9に示した色配列に倣い、色ユニットセル31を二次元的に水平方向、垂直方向に繰り返し配列して構成されている。
また、色ユニットセル31は、2つの水平方向に隣接するユニットセルCe,Ceでなり、それぞれが、対をなす2つのフォトダイオードでなる画素2a,2bと、2つの画素2a,2bに対応する2つの転送Tr.11a,11bを有し、さらに、リセットTr.14、増幅Tr.13、アドレスTr.15を1つずつ有する構成となっている。そして、画素部の隣り合う水平方向の画素列の2ラインは、水平方向に配列されたユニットセルCe,Ceの一方の画素2aで1ラインを形成し、他方の画素2bで残りの1ラインを形成している。なお、画素2a,2bの水平方向及び垂直方向の配列ピッチ、すなわち画素ピッチは、それぞれ所定のピッチで、画素2a,2bの配列は略格子状となっている。
すなわち、1つのカラーユニット20に対応する色ユニットセルCCeのパターンは、色配列の各色部分16a,16b,17,18に対応する方形状または略方形状のグリーン対応画素(G画素)32a,32b、レッド対応画素(R画素)33、ブルー対応画素(B画素)34を略格子状に配置し、カラーフィルタの各単色フィルタに対向させるようにしたものとなる。そのため装置基板である半導体基板35には、図9の色配列と同様に、各画素32a,32b,33,34が二次元的に水平方向、垂直方向に配列され、奇数画素列36aにはG画素32aとR画素33とが繰り返し配列され、偶数画素列36bにはB画素34とG画素32bとが繰り返し配列される。なお、色ユニットセルCCeの一方のユニットセルCeの画素2a,2bは、それぞれG画素32aとB画素34に対応し、同様に、他方のユニットセルCeの画素2a,2bは、それぞれR画素33とG画素32bに対応する。
さらに、垂直方向に繰り返される奇数画素列36aと偶数画素列36bの間には、各色ユニットセルCCeの各画素の配列方向に沿って、G画素32aとR画素33の外方側である図1中の上方側に、略直線状に第1の信号配線ARLが配置され、またB画素34とG画素32bの外方側である図1中の下方側に、配列方向に沿って略直線状に第2の信号配線ARLがそれぞれ配置されている。またさらに、水平方向に配列された各色ユニットセルCCeの奇数画素列36aの画素と偶数画素列36bの画素の間には、各画素の配列方向に沿って直線状に転送配線TGL,TGLが配置されており、さらに転送配線TGL,TGLの間には、各色ユニットセルCCeのG画素32aとB画素34、R画素33とG画素32bの間に転送Tr.11a,11bを各々設けるようにして、電荷検出部12,12がそれぞれ配置されている。
また、奇数画素列36aの水平方向に配列された画素の間には、各色ユニットセルCCeの一方のユニットセルCeのG画素32aとB画素34に対応するリセットTr.14が、図1中の一部を切り欠き略方形状としたG画素32aの右上部に隣接して配置され、他方のユニットセルCeのR画素33とG画素32bに対応する増幅Tr.13のドレインとアドレスTr.15のソースを形成するジャンクション部37が、図1中の方形状R画素33の右側部に隣接して配置されている。
さらに、偶数画素列36bの水平方向に配列された画素の間には、同じく各色ユニットセルCCeの一方のユニットセルCeのG画素32aとB画素34に対応する増幅Tr.13のドレインとアドレスTr.15のソースを形成するジャンクション部37が、図1中の方形状B画素34の右側部に隣接して配置され、他方のユニットセルCeのR画素33とG画素32bに対応するリセットTr.14が、図1中の一部を切り欠き略方形状としたG画素32bの右下部に隣接して配置されている。
そして電荷検出部12とリセットTr.14、ジャンクション部37とは、接続配線38s,38tによって接続されており、これにより、転送Tr.11a,11bのドレイン、増幅Tr.13のゲート、リセットTr.14のソースが接続されることになる。なお、39は接続配線38s,38tと電荷検出部12の接続部分であり、40は接続配線38s,38tとリセットTr.14のソースの接続部分であり、41は接続配線38s,38tとジャンクション部37の接続部分である。また接続配線38s,38tは、図2に断面図を示すように、G画素32aやB画素34、転送配線TGL,TGL等が形成された半導体基板35上に絶縁層42を成層し、これを間に介するようにして形成されている。
また、上記のように構成したものでは、一方のユニットセルCeと他方のユニットセルCeとは、片方のパターンを水平方向の対称軸を中心に反転させることで両ユニットセルCe,Ceのパターンは同一のものとなり、G画素32aとG画素32bのパターンは、それぞれの電荷を検出する電荷検出部12に対してレイアウト的に同一に形成され、略同一形状をしたものとなる。すなわち、隣接して設けられるリセットTr.14やジャンクション部37等の形状に対応して、奇数画素列36aではG画素32aを一部切り欠き略方形状とし、同様に偶数画素列36bではG画素32bを一部切り欠き略方形状としたり、また第1の信号配線ARLと第2の信号配線ARLのリセットTr.14との交差部分をそれぞれ折曲し、折曲部分をリセットTr.14のゲートとの接続部分としたりするなどして各部を形成、配置することで、奇数画素列36aと偶数画素列36bとは、水平方向に配列された画素のパターンや各部のパターンが、1ピッチずらした状態で鏡映対称の形態を有するものとなる。
さらにまた、上記構成の色ユニットセルCCeの結線状態は、図3に示す通りであって、一方のユニットセルCeは、G画素32aとB画素34が、それぞれ対応する転送Tr.11a,11bのソースに接続されており、両転送Tr.11a,11bのゲートには、画素信号を読み出すための転送パルスがそれぞれ転送配線TGL,TGLから印加可能となっている。また両転送Tr.11a,11bのドレインは、リセットTr.14のソースと増幅Tr.13のゲートに接続されている。さらにリセットTr.14には、ドレインがドレイン電圧線DLに接続され、ゲートが第1の信号配線ARLに接続されており、ゲートに電荷検出部12を所定の電圧にリセットするためのリセットパルスを第1の信号配線ARLを通じて印加することが可能となっている。
さらに増幅Tr.13は、ソースが対応する信号出力線SLに接続され、ジャンクション部37を介してアドレスTr.15のソースに接続されている。またアドレスTr.15は、ドレインがドレイン電圧線DLに接続され、ゲートが第2の信号配線ARLに接続されており、ゲートに水平方向に配列されたアドレスTr.15を選択するためのアドレスパルスが第2の信号配線ARLを通じて印加可能となっている。そして、アドレスTr.15の選択によって、対応する増幅Tr.13を通じて信号出力線SLに画素信号が出力され、読み出しが行われる。
また、他方のユニットセルCeは、R画素33とG画素32bが、それぞれ対応する転送Tr.11a,11bのソースに接続されており、両転送Tr.11a,11bのゲートには、画素信号を読み出すための転送パルスがそれぞれ転送配線TGL,TGLから印加可能となっている。また両転送Tr.11a,11bのドレインは、リセットTr.14のソースと増幅Tr.13のゲートに接続されている。さらにリセットTr.14には、ドレインがドレイン電圧線DLに接続され、ゲートが第2の信号配線ARLに接続されており、ゲートに電荷検出部12を所定の電圧にリセットするためのリセットパルスを第2の信号配線ARLを通じて印加することが可能となっている。
さらに増幅Tr.13は、ソースが対応する信号出力線SLに接続され、ジャンクション部37を介してアドレスTr.15のソースに接続されている。またアドレスTr.15は、ドレインがドレイン電圧線DLに接続され、ゲートが第1の信号配線ARLに接続されており、ゲートに水平方向に配列されたアドレスTr.15を選択するためのアドレスパルスが第1の信号配線ARLを通じて印加可能となっている。そして、アドレスTr.15の選択によって、対応する増幅Tr.13を通じて信号出力線SLに画素信号が出力され、読み出しが行われる。
また、こうした構成の色ユニットセルCCeにおける読み出し動作は、次のように行われる。先ず水平方向に配列されたユニットセルCe,Ceにおける一方の奇数画素列36aの各G画素32a、R画素33について、配列方向に順に読み出しが行われ、最初のユニットセルCeのG画素32aでの読み出し動作は、図4に示すようにアドレスTr.15のゲートに第2の信号配線ARLを通じてアドレスパルスを印加し、アドレスTr.15をONし、G画素32aを選択する。
次に、リセットTr.14のゲートに第1の信号配線ARLを通じてリセットパルスを印加する。それによりリセットTr.14はON(オン)し、電荷検出部12の電圧をリセットTr.14のVthによって決まる電圧に固定し、さらに、リセットTr.14がOFF(オフ)することで、電荷検出部12の電圧を基準電圧としてラッチする。続いて、転送Tr.11aのゲートに転送配線TGLを通じて転送パルスを印加し、印加転送Tr.11をONする。これにより、図示しない光学系で集光、結像がなされ、G画素32aで光電変換され出力された電荷が電荷検出部12に移動し蓄積され、電荷検出部12の電位がG画素32aの電荷に応じた電位となる。こうした電荷検出部12の電位変動を、ゲートが電荷検出部12に接続されている増幅Tr.13をONして増幅し、さらに電荷検出部12のラッチ電圧を基準にして、G画素32aの電荷に応じた電位変動部分Sを信号として増幅し、信号出力線SLに画素信号が出力され、読み出しが行われる。
そして、ユニットセルCeのG画素32aでの読み出しが終了すると、水平方向に並ぶ次のユニットセルCeのR画素33での読み出し動作に移る。R画素33での読み出しは、アドレスTr.15のゲートに第1の信号配線ARLを通じてアドレスパルスを印加し、アドレスTr.15をONし、R画素33を選択する。
次に、リセットTr.14のゲートに第2の信号配線ARLを通じてリセットパルスを印加する。それによりリセットTr.14はONし、電荷検出部12の電圧をリセットTr.14のVthによって決まる電圧に固定し、さらに、リセットTr.14がOFFすることで、電荷検出部12の電圧を基準電圧としてラッチする。続いて、転送Tr.11aのゲートに転送配線TGLを通じて転送パルスを印加し、印加転送Tr.11をONする。これにより、図示しない光学系で集光、結像がなされ、R画素33で光電変換され出力された電荷が電荷検出部12に移動し蓄積され、電荷検出部12の電位がR画素33の電荷に応じた電位となる。こうした電荷検出部12の電位変動を、ゲートが電荷検出部12に接続されている増幅Tr.13をONして増幅し、さらに電荷検出部12のラッチ電圧を基準にして、R画素33の電荷に応じた電位変動部分Sを信号として増幅し、信号出力線SLに画素信号が出力され、読み出しが行われる。
以降、上記を繰り返すことによって奇数画素列36aの各G画素32a、R画素33についての読み出しを終了した後、偶数画素列36bの各B画素34、G画素32bについての読み出しを行う。偶数画素列36bにおける読み出し動作も、奇数画素列36aにおける読み出し動作と同様に、ユニットセルCeのB画素34の読み出動作では、第1の信号配線ARLを通じてリセットパルスを印加し、第2の信号配線ARLを通じてアドレスパルスを印加する。またユニットセルCeのG画素32bの読み出動作では、第2の信号配線ARLを通じてリセットパルスを印加し、第1の信号配線ARLを通じてアドレスパルスを印加する。そして、画素部の垂直方向に並ぶ他の奇数画素列36aの各G画素32a、R画素33や偶数画素列36bの各B画素34、G画素32bについても、同様に繰り返すようにして読み出しを行う。
以上、説明した通り、上記構成とすることで、奇数画素列36aと偶数画素列36bとが、水平方向に配列されたそれぞれの画素のパターンや各部のパターンが、対称な形態をなすものであるから、各配線の微細化で細線化、薄肉化等を行った場合でも、奇数画素列36aと偶数画素列36bとで明るさに差が生じるということがなくなり、画像上で横縞状に見えるといったことがなくなる。また、奇数画素列36aと偶数画素列36bとに同色のグリーンに対応する画素のG画素32aとG画素32bを有するものの、両G画素32a,32bのパターンが、同一の電荷検出部12に対してレイアウト的に同一に形成されており、特性の非対称性がなく、同一色内で差が生じるといったこともなくなる。
なお、上記の実施形態においてはカラーフィルタを画素の前面側に対向配置したカラー画像の撮像を行うイメージセンサについて説明したが、モノクロ画像の撮像を行うイメージセンサであってもよい。
本発明の一実施形態におけるセルパターンを示す図である。 図1におけるY矢方向視の断面図である。 本発明の一実施形態におけるセルの結線図である。 本発明の一実施形態における読み出し動作時のタイミング図である。 CMOSイメージセンサの概略を示す構成図である。 CMOSイメージセンサの要素部分の回路図である。 CMOSイメージセンサの要素部分の読み出し動作時のタイミング図である。 従来技術の回路図である。 カラーフィルタの色配列状態を示す図である。 従来技術のセルパターンを示す図である。
符号の説明
11a,11b…転送トランジスタ
12…電荷検出部
13…増幅トランジスタ
14…リセットトランジスタ
15…アドレストランジスタ
32a,32b…グリーン対応画素(G画素)
33…レッド対応画素(R画素)
34…ブルー対応画素
36a…奇数画素列
36b…偶数画素列
ARL…第1の信号配線
ARL…第2の信号配線
CCe…色ユニットセル
Ce,Ce…ユニットセル

Claims (5)

  1. 複数の画素を二次元的に水平方向、垂直方向に所定ピッチで配列すると共に、垂直方向に隣接する2つの水平画素列の各列2つの隣接する4つの前記画素を、それぞれ異なる3色の色フィルタに対応するよう配置して色ユニットセルを構成し、かつ前記色ユニットセルの第1色対応画素を両画素列に配置し、第2色対応画素と第3色対応画素とをそれぞれ異なる画素列に配置するようにしたCMOSイメージセンサにおいて、前記色ユニットセルを構成する2つの前記第1色対応画素のパターンが、該第1色対応画素の電荷を検出する電荷検出部に対してレイアウト的に略同一に形成されていることを特徴とするCMOSイメージセンサ。
  2. 前記4つの画素が、水平方向、垂直方向に隣接するもの同士異なる色対応画素となるようレイアウトされていることを特徴とする請求項1記載のCMOSイメージセンサ。
  3. 所定間隔を間に設けて垂直方向に隣接し対をなす2つの画素と、これら2つの画素に対応する2つの転送トランジスタと、2つの前記画素に対してそれぞれ1つ設けられたリセットトランジスタ、アドレストランジスタ、増幅トランジスタを備えるユニットセルを、二次元的に水平方向、垂直方向にそれぞれ所定ピッチで略格子状に複数配置し、略格子状に配置した前記ユニットセルの水平方向に配列された一方の画素列の前記画素の画素信号を水平方向に順次読み出しを行った後、垂直方向に隣接する他方の画素列の前記画素の画素信号を水平方向に順次読み出しを行うCMOSイメージセンサにおいて、前記ユニットセルの前記リセットトランジスタとアドレストランジスタとを、水平方向に該ユニットセルに隣接する隣接ユニットセルとの間に、垂直方向に所定間隔を間に設けて配置し、かつ水平方向に配列された前記画素の間では、前記リセットトランジスタとアドレストランジスタとが交互に配置されるようにすると共に、前記ユニットセルのリセットトランジスタのゲートが前記隣接ユニットセルのアドレストランジスタのゲートに第1の信号配線により接続されており、前記ユニットセルのアドレストランジスタのゲートが前記隣接ユニットセルのリセットトランジスタのゲートに第2の信号配線により接続されていることを特徴とするCMOSイメージセンサ。
  4. 前記ユニットセルの読み出し時に、前記第1の信号配線にリセット信号が加えられ、第2の信号配線にアドレス信号が加えられ、前記隣接ユニットセルの読み出し時に、前記第1の信号配線にアドレス信号が加えられ、第2の信号配線にリセット信号が加えられることを特徴とする請求項3記載のCMOSイメージセンサ。
  5. 前記ユニットセルの一方の画素列の前記画素が前記隣接ユニットセルの他方の画素列の前記画素と、また前記ユニットセルの他方の画素列の前記画素が前記隣接ユニットセルの一方の画素列の前記画素と略同一形状となっていることを特徴とする請求項3記載のCMOSイメージセンサ。
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